JP2007331852A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両を持ち上げた際にフレームが浮き上がることを防止できる搬送装置を提供すること。
【解決手段】本願発明の搬送装置1によれば、補助輪6とアーム部材4との間に介設される伸縮部材7が伸長してアーム部材4を上昇させるように構成されているので、車両100の荷重がフレーム2の走行方向一端側から張り出したアーム部材4にかかった場合に、伸縮部材7がアーム部材4を地面に対して支持して、フレーム2の走行方向他端側が浮き上がることを防止できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、搬送装置に関し、特に、車両を持ち上げた際にフレームが浮き上がることを防止できる搬送装置に関するものである。
一般に、コンテナを搭載した車両をX線検査する場合には、車両を搬送するための搬送装置が用いられる。かかる搬送装置は、車両の前輪又は後輪を持ち上げつつ自走可能に構成されるものであり、車両及びコンテナをX線が照射される遮蔽室内を通過させて、車両及びコンテナのX線検査が行われる。
例えば、特開2003−287507号公報には、上部に上下動可能な乗用車用フォーク(フォーク部材)が配設されるタイプの搬送台車(搬送装置)が開示されている。
かかる搬送台車は、遮蔽室の地下に形成された台車用通路に配置され、乗用車用フォークを上昇させることにより地上の車両の前輪を持ち上げる。そして、車両の前輪を持ち上げた状態で、搬送台車が台車用通路内を自走することで、車両及びコンテナが遮蔽室を通過して、車両及びコンテナのX線検査が行われる。
しかしながら、上述した搬送台車では、車両の前輪を持ち上げるための乗用車用フォークが搬送台車の上部に配設されているので、遮蔽室の地下に台車用通路を形成し、その台車用通路に搬送台車を配置する必要がある。これにより、台車用通路を形成するためのコストがかかるという問題点があった。
そこで、図7に示すような搬送装置500が開発された。即ち、搬送装置500は、走行モータ502により自走するフレーム501と、そのフレーム501の走行方向一端側(図7右側)に軸支されるアーム部材503と、そのアーム部材503に水平方向(図7左右方向)に揺動可能に軸支される一対のフォーク部材504とを備えて構成されている。
かかるアーム部材503は、略L字状に形成され、その角部がフレーム501に軸支されると共に上端部がシリンダ505の先端に固定されている。また、アーム部材503の張り出し方向先端側(図7右側)には、一対のフォーク部材504が軸支されている。
そして、フォーク部材504が車両100の前輪100aを挟持した状態で、シリンダ505が縮むことにより、アーム部材503が角部を中心に揺動して車両100の前輪100aを持ち上げることができる。これにより、車両100を搬送することができるので、車両100の前輪100aを持ち上げるために遮蔽室の地下に台車用通路を形成することを不要として、その分、コストの低減を図ることができる。
特開2003−287507号公報(段落[0013]、図2など)
ところで、上述した搬送装置500は、車両100及びコンテナ101のX線検査時にフレーム501が投影されることを防止するために、アーム部材503及びフォーク部材504がフレーム501の走行方向一端側(図7右側)から張り出して構成されている。
しかしながら、アーム部材503がフレーム501の走行方向一端側から張り出していると、アーム部材503及びフォーク部材504が車両100の前輪100aを持ち上げた際のフレーム501に作用する回転モーメントが大きくなるので、フレーム501の走行方向他端側(図7左側)が浮き上がり、十分な駆動力が得られないため走行できないという問題点があった。
そのため、フレーム501の走行方向他端側が浮き上がることを防止するために、フレーム501の走行方向他端側にウエイト部材506を配設する必要があり、その分、現地据付の手間やコストが増大するという問題点があった。
また、ウエイト部材506を配設することで、フレーム501の重量が増大するので、フレーム501を走行させる走行モータ502の駆動容量が増大するという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、車両を持ち上げた際にフレームが浮き上がることを防止できる搬送装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の搬送装置は、フレームと、そのフレームに軸支される車輪と、その車輪に回転駆動力を付与する第1駆動装置と、前記フレームの走行方向一端側から張り出す一対のアーム部材と、それら一対のアーム部材の互いに対向する側に張り出す一対のフォーク部材とを備え、前記フォーク部材で車両の車輪を保持しつつ前記アーム部材を上昇させて前記車両の車輪を持ち上げた状態で前記車両を搬送するものであり、地面に敷設されるレール上を転動する補助輪と、その補助輪と前記アーム部材との間に介設されると共に伸縮可能に構成される伸縮部材と、その伸縮部材を少なくとも伸長させるための駆動力を前記伸縮部材に付与する第2駆動装置とを備え、前記第2駆動装置の駆動により伸長した前記伸縮部材が前記アーム部材を上昇させる。
請求項2記載の搬送装置は、請求項1記載の搬送装置において、前記伸縮部材は、一端側が前記アーム部材に軸支される第1リンク部材と、その第1リンク部材の他端側に一端側が軸支されると共に他端側が前記補助輪を軸支する第2リンク部材と、その第2リンク部材又は前記補助輪と前記アーム部材とを連結する連結部材とを備え、前記第1リンク部材及び前記第2リンク部材が前記アーム部材の昇降に伴い屈伸するように構成され、前記第2駆動装置は、伸縮式のアクチュエータとして構成され、前記第2駆動装置の駆動力を前記第1リンク部材又は前記第2リンク部材に付与することで前記第1リンク部材及び前記第2リンク部材を屈伸させて前記アーム部材を昇降させる。
請求項3記載の搬送装置は、請求項1又は2に記載の搬送装置において、前記補助輪は、少なくとも2つ以上で構成され、前記補助輪同士の離間寸法は、前記レールに形成される隙間の隙間寸法よりも大きく設定されている。
請求項1記載の搬送装置によれば、地面に敷設されるレール上を転動する補助輪とフレームの走行方向一端側から張り出すアーム部材との間に介設される伸縮部材が、第2駆動装置の駆動力により伸長され、その伸長した伸縮部材により上昇されるアーム部材が車両の前輪を持ち上げる。
このように、補助輪とアーム部材との間に介設される伸縮部材が伸長してアーム部材を上昇させるように構成されているので、車両の荷重がフレームの走行方向一端側から張り出したアーム部材にかかった場合に、伸縮部材がアーム部材を地面に対して支持して、フレームの走行方向他端側が浮き上がることを防止することができるという効果がある。
これにより、従来品のように、ウエイト部材を配設することを不要として、その分、現地据付の手間を省くと共にコストの低減を図ることができるという効果がある。
更に、ウエイト部材を配設することが不要となるので、フレームの重量が増大することを抑制して、フレームを走行させるための第1駆動装置の駆動容量が増大することを抑制できるという効果がある。
請求項2記載の搬送装置によれば、請求項1記載の搬送装置の奏する効果に加え、第2リンク部材又は補助輪が連結部材を介してアーム部材に固定された状態で、第1リンク部材又は第2リンク部材に付与される伸縮式の第2駆動装置の駆動力により第1リンク部材及び第2リンク部材が屈伸され、それら第1リンク部材及び第2リンク部材の屈伸によりアーム部材が上昇される。
即ち、第2駆動装置を略水平方向に伸縮させ、その略水平方向の駆動力により第1リンク部材及び第2リンク部材を屈伸させてアーム部材を上昇させることができるので、第2駆動装置が略鉛直方向に伸縮してアーム部材を上昇させる場合と比較して、アーム部材を上昇させるための機構を略鉛直方向において小さくすることができるという効果がある。
また、第1リンク部材及び第2リンク部材が伸長して第1リンク部材及び第2リンク部材のなす形状が略直線状となった場合には、それら第1リンク部材及び第2リンク部材がアーム部材を支持して荷重を分担することができるので、その分、アーム部材を支持するために必要な第2駆動装置の駆動力を小さくすることができるという効果がある。
請求項3記載の搬送装置によれば、請求項1又は2に記載の搬送装置の奏する効果に加え、地面に敷設されるレール上を転動する補助輪は、少なくとも2つ以上で構成され、補助輪同士の離間寸法がレールに形成される隙間の隙間寸法よりも大きく設定されている。
ここで、車両のX線検査を行う場合では、X線が照射される遮蔽室内からX線が漏出することを防止するために、遮蔽室を密閉する必要がある。そのため、搬送装置の搬送経路上に開閉可能な扉が配設され、その扉を開閉するために扉の厚み分の隙間がレールに形成される。
更に、X線を照射した際にレールが投影されることを防止する、即ち、レールが投影されることにより車両の積載物が確認できなくなることを防止するために、X線の照射装置の照射方向延長線上においてレールに隙間が形成される。
そこで、上述したように、補助輪を2つ以上で構成し、その補助輪同士の離間寸法をレールの隙間の隙間寸法よりも大きく設定することで、一の補助輪がレールから脱落した際に、他の補助輪がレールから脱落することを防止できる。その結果、少なくとも一の補助輪が常にレール上に位置する、即ち、少なくとも一の伸縮部材がアーム部材を支持することができるので、全ての補助輪がレールから脱落してアーム部材の支持位置が下がり、車両の車輪が接地することを防止することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施の形態における搬送装置1の側面図である。また、図2(a)は、搬送装置1の正面図であり、図2(b)は、搬送装置1の上面図である。
なお、図1及び図2(b)では、車両100及びコンテナ101の一部のみが図示されている。また、理解を容易とするために、図1では、フォーク用シリンダ9及び回転部材93,94の図示が省略され、図2では、伸縮部材7及びアーム用シリンダ8の図示が省略され、図2(b)では、衝突防止部材24の図示が省略されている。また、図1及び図2では、車両100及びコンテナ101が2点鎖線で図示されている。
まず、図1及び図2を参照して搬送装置1の全体構成について説明する。図1及び図2に示すように、搬送装置1は、車両100の前輪100aを持ち上げた状態で自走して車両100を所定位置に搬送するためのものであり、略門状に形成されるフレーム2と、そのフレーム2に軸支される車輪3と、フレーム2の走行方向一端側(図1及び図2(b)右側)から張り出す一対のアーム部材4と、そのアーム部材4に揺動可能に軸支される一対のフォーク部材5と、地面に敷設されるレール111上を転動する補助輪6と、その補助輪6とアーム部材4との間に介設される伸縮部材7と、その伸縮部材7を伸縮させる駆動力を付与するアーム用シリンダ8と、フォーク部材5を揺動させる駆動力を付与するフォーク用シリンダ9と、アーム部材4をフレーム2に対して支持するための支持装置10を主に備えて構成されている。
フレーム2は、図1及び図2に示すように、フレーム2の走行方向両端側(図1及び図2(b)左右側、図2(a)紙面垂直方向手前側及び奥側)に形成される略門状の一対の門部2aと、それら一対の門部2aの上部を互いに連結する上側連結部2bと、一対の門部2aの中央を互いに連結する中央連結部2cと、一対の門部2aの下部を互いに連結する下側連結部2dとを備えて構成されている。
なお、門部2aは、その高さ寸法が車両100に搭載されたコンテナ101の高さ寸法よりも大きく設定されると共に幅寸法が車両100及びコンテナ101の幅寸法以上に設定され、コンテナ101を搭載した車両100が門部2aを通過可能に構成されている。
そして、門部2aのフレーム2の走行方向と直交する方向(図1紙面垂直方向奥側、図2(a)左側及び図2(b)上側)には、後述する走行モータ22及び油圧ユニット23を制御するための制御盤21が張り出し固定され、門部2aのフレーム2の走行方向一端側(図1右側)であって幅方向両側には、後述する衝突防止部材24及び張出部材26が張り出し固定されている。
また、下側連結部2dの上面には、後述する走行モータ22及び油圧ユニット23が載置され、下側連結部2dの下面には、車輪3を挟持するための挟持部材25が固定されている。
制御盤21は、図1及び図2に示すように、走行モータ22及び油圧ユニット23を制御するためのものであり、例えば、走行モータ22を制御してフレーム2の走行速度を設定したり、油圧ユニット23を制御してアーム用及びフォーク用シリンダ8,9の伸縮を行う。
走行モータ22は、図1に示すように、後述する駆動輪3c,3dを駆動させるためのものであり、駆動ローラ22aを時計方向及び反時計方向(図1右回り方向及び左回り方向)に回転させる。そして、駆動ローラ22aの回転により、駆動ローラ22a及び後述する車輪側ローラ3d1に巻回された駆動チェーン22bを介して駆動輪3dを回転させ、フレーム2を走行させる。なお、レール111の隙間部でも走行可能とするため、駆動輪3cと駆動輪3dとをチェーン22cにより駆動させている。
油圧ユニット23は、図1に示すように、アーム用及びフォーク用シリンダ8,9の伸縮を行うためのものであり、油圧ユニット23とアーム用及びフォーク用シリンダ8,9とを連結するケーブル(図示せず)を介してアーム用及びフォーク用シリンダ8,9内の油圧を変化させ、アーム用及びフォーク用シリンダ8,9を伸縮させる。
衝突防止部材24は、図1に示すように、2本の支持部材24aを介して門部2aのフレーム2の走行方向一端側(図1右側)であって幅方向両端側の側面に固定されており、車両100が左右いずれかに限界以上に寄せたまま移動させた後、フレーム2を後退させた場合の衝突防止用である。
挟持部材25は、図1及び図2(a)に示すように、車輪3の両側面に配置されつつ車輪3を挟持して、車輪3を回転可能に軸支する。
張出部材26は、図1及び図2(b)に示すように、門部2aについてフレーム2の走行方向と直交する方向(図1紙面垂直方向及び図2(b)上下方向)の両端にそれぞれ張り出し固定され、支持装置10を軸支する。
車輪3は、図1及び図2(a)に示すように、レール111上を転動するものであり、各挟持部材25に4つの車輪3がそれぞれ配置される。
また、フレーム2の走行方向一端側であって幅方向両端側に配置される駆動輪3c,3dは、上述したように、走行モータ22により回転駆動し、駆動輪3c,3d以外の車輪3である従動輪3a,3bは、フレーム2の走行に従動して回転する。
なお、フレーム2の走行方向他端側(図1左側)に配置される従動輪3a,3b同士の離間寸法、及び、フレーム2の走行方向一端側に配置される駆動輪3c,3d同士の離間寸法は、後述するレール111の隙間寸法d1〜d3(図3参照)よりも大きく設定されている。
アーム部材4は、図1及び図2(b)に示すように、支持装置10を介してフレーム2に支持される一対の略L字状部材であり、門部2aについてフレーム2の走行方向と直交する方向(図1紙面垂直方向及び図2(b)上下方向)の両端にそれぞれ配置されつつ、フレーム2と対向する側(図1及び図2(b)右側)へ向けて張り出している。
また、アーム部材4の張り出し方向先端側(図1及び図2(b)右側)には、略円筒状の先端部材41が配設され、その先端部材41よりも小径に設定されつつ先端部材41に外嵌される当接部材42がフレーム2の走行方向(図1及び図2(b)左右方向)に伸縮可能に構成されている。かかる当接部材42が縮むことにより、後述するストッパ部材111aと当接部材42との当接による衝撃を吸収することができる。
フォーク部材5は、図1及び図2(b)に示すように、アーム部材4の下面に揺動可能に軸支される2本の第1及び第2フォーク部材51,52で構成されるものであり、第1フォーク部材51がアーム部材4の張り出し方向先端側(図1及び図2(b)右側)に配置され、第2フォーク部材52が第1フォーク部材51よりもフレーム2側(図1及び図2(b)左側)に配置されている。
そして、第1及び第2フォーク部材51,52は、後述するフォーク用シリンダ9の伸縮により揺動して、所定位置に配置された車両100の前輪100aを挟持する。なお、アーム部材4が下降した状態では、第1及び第2フォーク部材51,52と地面との間に小さな隙間が形成され、第1及び第2フォーク部材51,52がフォーク用シリンダ9の伸縮により容易に揺動可能となる。
補助輪6は、図1に示すように、アーム部材4毎に2つ設けられると共に後述する2本の第2リンク部材72にそれぞれ軸支されるものであり、レール111(図2(a)参照)上を転動可能に構成されている。
伸縮部材7は、図1に示すように、アーム部材4と補助輪6との間に介設されつつ伸縮可能に構成されるものであり、アーム部材4の側面に所定距離を隔てて軸支される2本の第1リンク部材71と、その各第1リンク部材71に軸支されつつ各補助輪6をそれぞれ軸支する2本の第2リンク部材72と、各補助輪6の軸を連結する第1連結部材73と、その第1連結部材73のフレーム2側(図1左側)端部を軸支する第2連結部材74と、第1及び第2リンク部材71,72の連結部同士を連結する第3連結部材75とを備えて構成されている。
第1リンク部材71は、第1及び第2フォーク部材51,52の間に配置され、一端側(図1上側)がアーム部材4の側面に軸支されると共に他端側(図1下側)が第2リンク部材72を軸支する。
第2リンク部材72は、その一端側(図1上側)が第1リンク部材71に軸支され、他端側(図1下側)が補助輪6を軸支する。
なお、第1及び第2リンク部材71,72の長さ寸法は、アーム部材4が下降した状態で、各第1及び第2リンク部材71,72のなす形状がフレーム2側(図1左側)に角部を有する略くの字状となるように設定されている。
第1連結部材73は、各補助輪6の軸同士を連結するためのものであり、その両端部に各補助輪6を軸支するための穴が穿設されている。なお、かかる穴同士の離間寸法は、後述するレール111の隙間寸法d1〜d3(図3参照)よりも大きく設定されており、その各穴に軸支される各補助輪6同士の離間寸法がレール111の隙間寸法d1〜d3よりも大きくなる。
第2連結部材74は、各補助輪6のフレーム2の走行方向(図1左右方向)における動きを規制するためのものであり、一端側(図1左側)がアーム部材4の側面に軸支されると共に他端側(図1右側)が第1連結部材73のフレーム2側(図1左側)端部を軸支して、第1連結部材73の動きを規制している。
第3連結部材75は、第1及び第2リンク部材71,72の連結部同士を連結するためのものであり、その両端部には、第1及び第2リンク部材71,72を軸支するための穴が穿設されている。なお、かかる穴同士の離間寸法は、アーム部材4に対する各第1リンク部材71の取付け位置同士の離間寸法と略同等に設定されており、各第1リンク部材71の地面に対する傾斜角が略同等となる。
アーム用シリンダ8は、図1に示すように、アーム部材4の第1リンク部材71が配設される側面に配設され略水平方向(図1左右方向)に伸縮するものであり、一端側(図1左側)がアーム部材4の側面に軸支されると共に他端側(図1右側)が第3連結部材75のフレーム2側(図1左側)端部に軸支されている。
そして、アーム用シリンダ8がアーム部材4の張り出し方向(図1右方向)へ向けて伸長することにより、フレーム2側に位置する第1及び第2リンク部材71,72の連結部と第3連結部材75をアーム部材4の張り出し方向へ向けて押出する。その結果、各第1及び第2リンク部材71,72のなす形状が略直線状となる、即ち、伸縮部材7が略鉛直方向(図1上下方向)に伸長して、アーム部材4を上昇させる。
フォーク用シリンダ9は、図2(b)に示すように、アーム部材4の上面に2つ設けられるものであり、アーム部材4の張り出し方向先端側(図2(b)右側)に配置される第1フォーク用シリンダ91と、その第1フォーク用シリンダ91よりもフレーム2側(図2(b)左側)に配置される第2フォーク用シリンダ92とを備えて構成されている。
第1フォーク用シリンダ91は、アーム部材4の上面に固定される固定部材4aに軸支されるものであり、その先端部がアーム部材4の上面に回転可能に軸支される略L字状の第1回転部材93に軸支されている。
なお、第1回転部材93は、第1フォーク部材51の軸を固定しており、第1回転部材93の回転に追動して第1フォーク部材51が揺動する。
即ち、フレーム2の走行方向と直交する方向(図2(b)上下方向)の一端側(図2(b)上側)に配設されるアーム部材4において、第1フォーク用シリンダ91が縮んだ状態では、第1フォーク部材51は、対向するアーム部材4側(図2(b)下側)へ向けて張り出している。そして、第1フォーク用シリンダ91が伸長することで、第1回転部材93を反時計方向(図2(b)左回り方向)に約90°回転させ、第1フォーク部材51を先端部材41の下方(図2(b)紙面奥方)まで反時計方向に約90°揺動させる。
同様に、フレーム2の走行方向と直交する方向の他端側(図2(b)下側)に配設されるアーム部材4において、第1フォーク用シリンダ91が縮んだ状態では、第1フォーク部材51は、対向するアーム部材4側(図2(b)上側)へ向けて張り出している。そして、第1フォーク用シリンダ91が伸長することで、第1回転部材93を時計方向(図2(b)右回り方向)に約90°回転させ、第1フォーク部材51を先端部材41の下方まで時計方向に約90°揺動させる。
第2フォーク用シリンダ92は、アーム部材4の上面に軸支されるものであり、その先端部がアーム部材4の上面に回転可能に軸支される略L字状の第2回転部材94に軸支されている。
なお、第2回転部材94は、第2フォーク部材52の軸を固定しており、第2回転部材94の回転に追動して第2フォーク部材52が揺動する。
即ち、フレーム2の走行方向と直交する方向の一端側(図2(b)上側)に配設されるアーム部材4において、第2フォーク用シリンダ92が縮んだ状態では、第2フォーク部材52は、対向するアーム部材4側(図2(b)下側)へ向けて張り出している。そして、第2フォーク用シリンダ92が伸長することで、第2回転部材94を時計方向に約90°回転させ、第2フォーク部材52をアーム部材4の下方(図2(b)紙面奥方)まで時計方向に約90°揺動させる。
同様に、フレーム2の走行方向と直交する方向の他端側(図2(b)下側)に配設されるアーム部材4において、第2フォーク用シリンダ92が縮んだ状態では、第2フォーク部材52は、対向するアーム部材4側(図2(b)上側)へ向けて張り出している。そして、第2フォーク用シリンダ92が伸長することで、第2回動部材94を反時計方向に約90°回転させ、第2フォーク部材52をアーム部材4の下方まで反時計方向に約90°揺動させる。
以上のように構成されたフォーク部材5を第1及び第2フォーク用シリンダ91,92が伸長した状態、即ち、第1フォーク部材51を先端部材41の下方に配置し、かつ、第2フォーク部材52をアーム部材4の下方に配置した状態で、車両100を所定位置に配置する。その後、第1及び第2フォーク用シリンダ91,92を縮ませる、即ち、第1及び第2フォーク部材51,52を対向するアーム部材4側へ張り出すように揺動させることにより、第1及び第2フォーク部材51,52が車両100の前輪100aを挟持する。
更に、第1及び第2フォーク部材51,52が前輪100aを挟持した状態で、アーム用シリンダ8(図1参照)を伸長させることで、アーム部材4が上昇して、車両100が持ち上げられる。
支持装置10は、図1及び図2(b)に示すように、フレーム2とアーム部材4との間に介設されてアーム部材4と地面との間隔を平行に保ったまま移動させるものであり、張出部材26及びアーム部材4に軸支される上側及び下側リンク部材10a,10bを備える平行リンク機構として構成されている。
上側リンク部材10aは、上側第1軸支ピン10a1により張出部材26に軸支されると共に上側第2軸支ピン10a2によりアーム部材4に軸支される。同様に、下側リンク部材10bは、下側第1軸支ピン10b1により張出部材26に軸支されると共に下側第2軸支ピン10b2によりアーム部材4に軸支される。
なお、上側第1軸支ピン10a1と上側第2軸支ピン10a2との離間寸法は、下側第1軸支ピン10b1と下側第2軸支ピン10b2との離間寸法と略同等に設定されている。また、上側第1軸支ピン10a1と下側第1軸支ピン10b1との離間寸法は、上側第2軸支ピン10a2と下側第2軸支ピン10b2との離間寸法と略同等に設定されている。
その結果、上側第1及び上側第2軸支ピン10a1,10a2と下側第1及び下側第2軸支ピン10b1,10b2とがなす形状が略平行四辺形となる。これにより、アーム部材4は、フレーム2に対して平行移動する、即ち、地面に対しても平行移動する。
次に、図3を参照してX線検査装置110について説明する。図3(a)は、X線検査前の車両100が配置されるX線検査装置110を模式的に示す上面図であり、図3(b)は、X線検査中の車両100が配置されるX線検査装置110を模式的に示す上面図であり、図3(c)は、X線検査後の車両100が配置されるX線検査装置110を模式的に示す上面図である。なお、図3では、車両100及びコンテナ101が2点鎖線で図示され、また、理解を容易とするために、遮蔽室120の天井に配設されるX線照射装置の図示が省略されている。
図3(a)に示すように、X線検査装置110は、車両100及びコンテナ101のX線検査を行う装置であり、地面に敷設されるレール111と、そのレール111上を自走して車両100を搬送する搬送装置1(1号機1A及び2号機1B)と、その搬送装置1に搬送される車両100にX線を照射するX線照射装置121と、そのX線照射装置121が配設されると共に区画形成される遮蔽室120と、レール111に並設される走行集電装置124とを主に備えて構成されている。
レール111は、搬送装置1が自走するために地面に敷設される搬送路であり、その両端側(図3(a)左右側)には、当接部材42の高さ寸法よりも大きな高さ寸法を有するストッパ部材111a,111bが地面から立設され、搬送装置1の走行を規制している。
また、後述する進入扉122及び退出扉123と対応する位置には、隙間寸法d1,d3を有する隙間が形成され、進入扉122及び退出扉123が搬送装置1の走行方向と直交する方向(図3(a)上下方向)にスライド可能に構成されている。
更に、後述するX線照射装置121のX線照射方向(図3(a)下方向)延長線上には、隙間寸法d2を有する隙間が形成され、X線検査時にレール111が投影されることを防止している。
搬送装置1は、フレーム2の側面に配設される集電装置(図示せず)と走行集電装置124とが係合しつつ走行集電装置124から供給される電気によりレール111上を自走可能に構成されるものであり、本実施の形態では、遮蔽室120進入側(図3(a)右側)に配置される1号機1Aと遮蔽室120の退出側(図3(a)左側)に配置される2号機1Bとがレール111上に設けられている。
X線照射装置121は、遮蔽室120の側壁及び天井に配置されつつX線を照射する装置であり、水平方向(図3(a)上下方向)及び鉛直方向(図3(a)紙面垂直方向)にX線が照射される。照射されたX線により、画像処理装置(図示せず)で画像処理される。
遮蔽室120は、搬送装置1の搬送経路の中央付近に配設されるものであり、搬送装置1の進入側(図3(a)右側)及び退出側(図3(a)左側)に開閉可能な進入扉122及び退出扉123がそれぞれ配設され、それら進入扉122及び退出扉123が閉まることにより区画形成される。
また、遮蔽室120内には、X線照射装置121、X線検出器等が配設されており、X線の照射時に進入扉122及び退出扉123が閉じられて、X線が外部に漏出することを防止している。
走行集電装置124は、搬送装置1に電気を供給し、搬送装置1と地上制御盤(図示せず)との信号変換を可能とするためのものであり、進入扉122及び退出扉123と対応する位置に隙間寸法d1,d3を有する隙間が形成され、進入扉122及び退出扉123が搬送装置1の走行方向と直交する方向にスライド可能に構成されている。また、X線照射装置121のX線照射方向延長線上に隙間寸法d2を有する隙間が形成され、X線検査時に走行集電装置124が投影されることを防止している。
なお、走行集電装置124と係合して電気を確保する集電装置は、フレーム2の側面に複数配設され、各集電装置のフレーム2の走行方向(図3(a)左右方向)における離間寸法が隙間寸法d1〜d3よりも大きく設定されている。これにより、一の集電装置が走行集電装置124の隙間に位置する場合でも、他の集電装置が走行集電装置124と係合して、電気を確保することができる。
以上のように構成されたX線検査装置110において、図3(a)に示すように、X線検査が行われる車両100が搬入される前の状態では、1号機1Aは、遮蔽室120の進入側(図3(a)右側)に待機し、2号機1Bは、遮蔽室120の退出側(図3(a)左側)に待機している。
そして、待機している1号機1Aのアーム部材4に挟まれる位置に車両100を移動させ、1号機1Aのフォーク部材5を揺動させて車両100の前輪100aを挟持する。フォーク部材5が前輪100aを挟持した状態でアーム部材4を上昇させて、前輪100aを持ち上げ車両100を搬送する。
次に、図3(b)に示すように、前輪100aを持ち上げた1号機1Aは、車両100がX線照射装置121と進入扉122との間に位置するように車両100を搬送し、アーム部材4を下降させた後に、フォーク部材5を揺動させて車両100をX線照射装置121と進入扉122との間に配置する。車両100を降ろした1号機1Aは、遮蔽室120の進入側(図3(b)右側)へ向けて走行して、当接部材42とストッパ部材111aとが当接する位置まで移動する。
また、遮蔽室120の退出側(図3(b)左側)で待機した2号機1Bは、遮蔽室120の進入側へ向けて走行して、アーム部材4がX線照射装置121と進入扉122との間に位置する車両100を挟む位置まで移動する。なお、2号機1Bが遮蔽室120へ進入した際に進入扉122及び退出扉123が閉じられ、遮蔽室120内が閉塞される。
そして、2号機1Bは、フォーク部材5を揺動させて車両100の前輪100aを挟持し、アーム部材4を上昇させて前輪100aを持ち上げる。その後、X線照射装置121からX線が照射された状態で、2号機1Bを退出扉123手前まで等速移動させて、X線を等間隔で車両100及びコンテナ101に照射する。
次に、図3(c)に示すように、進入扉122及び退出扉123が開放され、前輪100aを持ち上げた2号機1Bは、遮蔽室120の退出側(図3(c)左側)へ向けて走行して、フレーム2とストッパ部材111bとが当接する位置まで移動する。そして、アーム部材4を下降させた後に、フォーク部材5を揺動させて車両100を降ろし、車両100及びコンテナ101のX線検査を終了する。
一方、当接部材42とストッパ部材111aとが当接する位置で待機した1号機1Aは、次にX線検査を行う車両100の前輪100aを持ち上げた状態で待機している。そして、前輪100aを持ち上げた状態で遮蔽室120へ向けて移動して、上述した検査工程を繰り返す。
次に、図4を参照してアーム部材4の昇降動作について説明する。図4(a)は、アーム部材4が上昇する前の状態を示す部分拡大図であり、図4(b)は、アーム部材4が上昇した後の状態を示す部分拡大図である。なお、図4では、理解を容易とするために、フォーク用シリンダ9及び回転部材93,94(図2(b)参照)の図示が省略されている。また、図4では、フレーム2、先端部材41、車両100の一部のみが図示されると共に、車両100が2点鎖線で図示されている。
図4(a)に示すように、アーム部材4が上昇する前の状態では、第1及び第2フォーク部材51,52により車両100の前輪100aが挟持されており、前輪100aが接地している。
また、アーム用シリンダ8は縮んだ状態に保持されており、各第1及び第2リンク部材71,72のなす形状がフレーム2側(図4(a)左側)に角部を有する略くの字状に形成されている。
次に、図4(b)に示すように、アーム用シリンダ8がアーム部材4の張り出し方向先端側(図4(b)右側)へ向けて伸長することにより、アーム用シリンダ8の先端に軸支されるフレーム2側(図4(b)左側)の第1及び第2リンク部材71,72の連結部がアーム部材4の張り出し方向先端側へ押出される。
その結果、第1及び第2リンク部材71,72のなす形状が略直線状となる、即ち、第1及び第2リンク部材71,72が略鉛直方向(図4(b)上下方向)に伸長して、アーム部材4を上昇させる。
また、アーム部材4の張り出し方向先端側に位置する第1及び第2リンク部材71,72は、アーム用シリンダ8が伸長することにより、アーム用シリンダ8の先端に軸支される第3連結部材75を介してアーム部材4の張り出し方向先端側へ押出される。
その結果、アーム部材4の張り出し方向先端側に位置する第1及び第2リンク部材71,72のなす形状が略直線状となる、即ち、第1及び第2リンク部材71,72が略鉛直方向に伸長して、アーム部材4を上昇させる。
以上のように、アーム用シリンダ8が伸長することにより、伸縮部材7がアーム部材4を上昇させ、フォーク部材5に挟持された前輪100aを持ち上げる。
このように、伸縮部材7がアーム部材4を地面に対して支持しつつアーム部材4を上昇させるように構成されているので、車両100の荷重がアーム部材4にかかった際に、伸縮部材7がアーム部材4を地面に対して支持して、フレーム2の走行方向他端側(図4(b)左側)が浮き上がることを防止することができる。
ここで、従来の搬送装置500では、図7に示すように、走行モータ502により自走するフレーム501と、そのフレーム501に軸支され走行方向一端側(図7右側)から張り出すアーム部材503と、そのアーム部材503に揺動可能に軸支されるフォーク部材504とを備えて構成されている。
そして、フレーム501に固定されると共にアーム部材503の一端側(図7上側)に軸支されるシリンダ505が縮むことにより、アーム部材503の角部を中心として回動させて車両100の前輪100aを持ち上げる。
このように、フレーム2の走行方向一端側から張り出したアーム部材503及びフォーク部材504が車両100の前輪100aを持ち上げるので、車両100の荷重がかかるフォーク部材504の配置位置である力点とフレーム501を地面に対して支持する車輪507に配置位置である支点との離間距離が大きくなる。
その結果、フレーム501にかかる回転モーメントが大きくなり、フレーム501の走行方向他端側(図7左側)が浮き上がるおそれがあるため、フレーム501の走行方向他端側が浮き上がることを防止するためのウエイト部材506を配設する必要があった。
これに対し、本発明の搬送装置1では、図4(b)に示すように、アーム部材4と補助輪6との間に介設される第1及び第2リンク部材71,72がアーム部材4を地面に対して支持して、フレーム2の走行方向他端側が浮き上がることを防止できるので、フレーム2の浮き上がり防止用のウエイト部材506(図7参照)を配設することを不要として、その分、現地据付の手間を省くと共にコストの低減を図ることができる。
また、フレーム2にウエイト部材506を配設することが不要となるので、フレーム2全体の重量が増大することを抑制して、フレーム2を走行させるための走行モータ22の駆動容量が増大することを抑制することができる。
また、各第1及び第2リンク部材71,72は、搬送装置1の走行方向(図4(b)左右方向)において、第1及び第2フォーク部材51,52の間に配置されているので、車両100の重量がかかる第1及び第2フォーク部材51,52の配置位置である力点とアーム部材4を支持する伸縮部材7の配置位置である支点との距離寸法を小さくすることができる。その結果、フレーム2にかかる回転モーメントを小さくして、フレーム2の走行方向他端側が浮き上がることを確実に防止することができる。
更に、各第1及び第2リンク部材71,72は、搬送装置1の走行方向における第1及び第2フォーク部材51,52の中心から同一間隔を隔ててそれぞれ配置されているので、各第1及び第2リンク部材71,72にかかる車両100の荷重を均等に分散することができる。
また、上述したように、アーム用シリンダ8の先端がフレーム2側(図4(b)左側)に位置する第1及び第2リンク部材71,72の連結部に軸支され、アーム用シリンダ8が略水平方向(図4(b)左右方向)に伸縮して伸縮部材7を略鉛直方向(図4(b)上下方向)に伸縮させる。これにより、アーム用シリンダ8が略鉛直方向に伸縮してアーム部材4を上昇させる場合と比較して、アーム部材4を上昇させる機構を略鉛直方向において小さくすることができる。
また、第1及び第2リンク部材71,72が伸長して第1及び第2リンク部材71,72のなす形状が略直線状となった場合には、それら第1及び第2リンク部材71,72がアーム部材4を支持して荷重を分担することができるので、その分、アーム部材4を支持するために必要なアーム用シリンダ8の駆動力を小さくすることができる。
更に、アーム用シリンダ8の先端はフレーム2側に位置する第1及び第2リンク部材71,72の連結部に軸支されているので、アーム用シリンダ8の先端が第1リンク部材71又は第2リンク部材72に軸支される場合と比較して、第1及び第2リンク部材71,72を伸長させるための駆動力を小さくすることができる。
また、2つの伸縮部材7は第3連結部材75により連結され、フレーム2側の伸縮部材7の伸縮に追動して、アーム部材4の張り出し方向先端側の伸縮部材7が伸縮するように構成されているので、1つのアーム用シリンダ8で2つの伸縮部材7を伸縮させることができる。その結果、複数の伸縮部材7を伸縮するために複数のアーム用シリンダ8を配設することを不要として、その分、コストの低減を図ることができる。
また、各補助輪6同士の離間寸法は、レール111の隙間の隙間寸法d1〜d3(図3参照)よりも大きく設定されている。これにより、一の補助輪6がレール111の隙間から脱落した際に、他の補助輪6がレール111の隙間から脱落することを防止できる。
その結果、少なくとも他の補助輪6がレール111上に位置する、即ち、少なくとも他の補助輪6を軸支する伸縮部材7がアーム部材4を支持することができるので、全ての補助輪6がレール111の隙間から脱落してアーム部材4の支持位置が下がり、車両100の車輪100aが接地することを防止することができる。
同様に、フレーム2に軸支される車輪3は、上述したように、従動輪3a,3b(図1参照)同士の離間寸法、及び、駆動輪3c,3d同士の離間寸法がレール111の隙間の隙間寸法d1〜d3よりも大きくなるように設定されている。これにより、一の車輪3がレール111の隙間から脱落した際に、他の車輪3がレール111の隙間から脱落することを防止できる。
また、アーム部材4は、上述したように、平行リンク機構で構成される支持装置10によりフレーム2に接続されている。
ここで、アーム部材4がフレーム2に軸支される回転タイプで構成される場合では、アーム部材4がフレーム2を中心に回転するため、アーム部材4の上昇時において、フレーム2から離間するに従いアーム部材と地面との離間距離が大きくなる。そのため、各第1及び第2リンク部材71,72は、アーム部材4に軸支される軸支位置に応じて伸縮寸法を変化させる必要がある。
これに対し、アーム部材4がフレーム2に対して平行移動する場合では、アーム部材4と地面との離間距離を平行に保ったままアーム部材4を移動させることができる。即ち、各第1及び第2リンク部材71,72の伸縮寸法をアーム部材4に軸支される軸支位置にかかわらず同一にすることができるので、各第1及び第2リンク部材71,72の部品を共通化して、部品コストの低減を図ることができる。
次に、図5を参照して、第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、伸縮部材7が伸縮可能に構成された第1及び第2リンク部材71,72を備えて構成される場合を説明したが、第2実施の形態では、伸縮部材207が伸縮可能な伸縮シリンダ271を備えて構成されている。なお、上記した第1実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図5は、第2実施の形態における搬送装置201の部分拡大図である。なお、図5では、理解を容易とするために、フォーク用シリンダ9及び回転部材93,94(図2(b)参照)の図示が省略されている。また、図5では、フレーム2、先端部材41、車両100の一部のみが図示されると共に、車両100が2点鎖線で図示されている。
図5に示すように、伸縮部材207は、アーム部材4と補助輪6との間に介設されると共に油圧ユニット23(図1参照)により伸縮可能な伸縮シリンダ271と、各補助輪6の軸を連結する第1連結部材73と、その第1連結部材73のフレーム2側(図5左側)端部を軸支する第2連結部材74とを備えて構成されている。
伸縮シリンダ271は、その上端側(図5上側)がアーム部材4の側面に軸支されると共に下端側(図5下側)が補助輪6を軸支し、油圧ユニット23により略鉛直方向(図5上下方向)に伸長してアーム部材4を上昇させる。
このように、伸縮シリンダ271は、アーム部材4を地面に対して支持する支持機能とアーム部材4を上昇させる上昇機能との2つの機能の両立を図っている。これにより、支持機能を担う部品及び上昇機能を担う部品をそれぞれ配設することを不要とする、即ち、部品点数を減少させて、その分、部品コストの低減を図ることができる。
なお、第2実施の形態における搬送装置201では、フレーム2とアーム部材4との間に介設される支持装置10により、アーム部材4が略鉛直方向に移動可能に構成されているが、必ずしもこれに限られるものではなく、アーム部材4をフレーム2に軸支して回転可能に構成しても良い。
なぜならば、第2実施の形態の搬送装置201では、伸縮シリンダ271が伸長してアーム部材4を上昇させるように構成されているので、油圧ユニット23が各伸縮シリンダ271内の油圧をそれぞれ変化させて、伸縮シリンダ271の伸縮寸法をそれぞれ変化させることができる。
その結果、アーム部材4がフレーム2に軸支される回転タイプのように、フレーム2から離間するに従いアーム部材4と地面との離間距離が大きくなる、即ち、伸縮シリンダ271の軸支位置に応じて伸縮寸法が異なる場合においても、各伸縮シリンダ271の伸縮寸法をそれぞれ変化させて、伸縮シリンダ271の軸支位置に応じて異なる伸縮シリンダ271をそれぞれ配設することが不要となるからである。
このように、アーム部材4がフレーム2に軸支される回転タイプで構成することにより、複雑な平行リンク機構で構成された支持装置10で構成される場合と比較して、フレーム2とアーム部材4との接続機構を簡略化して、コストの低減を図ることができる。
また、第2実施の形態における搬送装置201では、2つの伸縮シリンダ271が2つの補助輪6をそれぞれ軸支するように構成されているが、一本の伸縮シリンダ271をアーム部材4と第1連結部材73との間に介設してもよい。これにより、2つの補助輪6に対して1つの伸縮シリンダ271を配設するだけでよく、補助輪6と同数の伸縮シリンダ271を配設することを不要として、その分、部品コストの低減を図ることができる。
次に、図6を参照して、第3実施の形態について説明する。第1実施の形態では、2つの第1及び第2リンク部材71,72が2つの補助輪6をそれぞれ軸支して構成される場合を説明したが、第3実施の形態では、1つの第1及び第2リンク部材371,372が第1連結部材73を介して2つの補助輪6を軸支するように構成されている。なお、上記した第1実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図6は、第3実施の形態における搬送装置301の部分拡大図である。なお、図6では、理解を容易とするために、フォーク用シリンダ9及び回転部材93,94(図2(b)参照)の図示が省略されている。また、図6では、フレーム2、先端部材41、車両100の一部のみが図示されると共に、車両100が2点鎖線で図示されている。
図6に示すように、門部2aの下方には、フレーム2の走行方向一端側(図6右側)から張り出した回転支持装置310が配設されており、その回転支持装置310は、略直線状のアーム部材304を軸支する。
伸縮部材307は、アーム部材304と補助輪6との間に介設されつつ伸縮可能に構成されるものであり、アーム部材304の側面に軸支される第1リンク部材371と、その第1リンク部材371に軸支されつつ第1連結部材73を軸支する第2リンク部材372と、各補助輪6の軸を連結する第1連結部材73と、その第1連結部材73のフレーム2側(図6左側)端部を軸支する第2連結部材74とを備えて構成されている。
第1リンク部材371は、フレーム2の走行方向(図6左右方向)において第1フォーク部材51と第2フォーク部材52との間に配置されつつアーム部材304の側面に軸支される。また、第2リンク部材372は、その一端側(図6上側)が第1リンク部材371に軸支され、他端側(図6下側)が第1連結部材73を軸支する。
なお、第1及び第2リンク部材371,372の長さ寸法は、アーム部材304が下降した状態で、第1及び第2リンク部材371,372のなす形状がフレーム2側(図6左側)に角部を有する略くの字状となるように形成されている。
そして、アーム用シリンダ8の先端が第1及び第2リンク部材371,372の連結部に軸支され、アーム用シリンダ8が伸長することにより第1及び第2リンク部材371,372の連結部がアーム部材304の張り出し方向先端側(図6右側)へ押出される。
その結果、第1及び第2リンク部材371,372のなす形状が略直線状となる、即ち、第1及び第2リンク部材371,372が略鉛直方向(図6上下方向)に伸長して、アーム部材304を上昇させる。
以上のように、第3実施の形態における搬送装置301では、1つの第1及び第2リンク部材371,372が第1連結部材73を介して2つの補助輪6を軸支するように構成されている。
即ち、2つの補助輪6に対して1つの第1及び第2リンク部材371,372を配設するだけでよく、補助輪6と同数の第1及び第2リンク部材を設けて各第1及び第2リンク部材が各補助輪6を軸支する場合と比較して、第1及び第2リンク部材371,372の本数を減少させて、その分、部品コストの低減を図ることができる。
また、1つの第1及び第2リンク部材371,372がアーム部材304を支持するように構成されているので、アーム部材304が回転支持装置310に軸支される回転タイプで構成される場合においても、各補助輪6が地面から離間することなくアーム部材304を上昇させることができる。その結果、複雑な平行リンク機構でアーム部材304を支持する場合と比較して、フレーム2とアーム部材304との接続機構を簡略化して、コストの低減を図ることができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施の形態における補助輪6は2つで構成されているが、必ずしもこれに限られるものではなく、3つ以上配設してもよい。
また、本実施の形態におけるフォーク部材5は、2本の第1及び第2フォーク部材51,52が揺動して車両100の前輪100aを挟持するように構成されているが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、平板に溝を凹設し、その溝と前輪100aとを係合させて前輪100aを保持するように構成してもよい。
これにより、一対のフォーク部材5が車両100の前輪100aを挟持するタイプのように、フォーク部材5を揺動させるためのフォーク用シリンダ9を配設することを不要として、その分、コストの低減を図ることができる。
また、上記第1及び第2実施の形態における支持装置10は、平行リンク機構で構成されているが、鉛直方向にスライドしつつ水平方向の動きを規制するスライドレールでフレーム2とアーム部材4とを接続してもよい。
また、本実施の形態における第2連結部材74は、アーム部材4と補助輪6とを連結するように構成されているが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、アーム部材4,304及び第2リンク部材72,272を連結するように構成してもよい。
本発明の第1実施の形態における搬送装置の側面図である。 (a)は、搬送装置の正面図であり、(b)は、搬送装置の上面図である。 (a)は、X線検査前の車両が配置されるX線検査装置を模式的に示す上面図であり、(b)は、X線検査中の車両が配置されるX線検査装置を模式的に示す上面図であり、(c)は、X線検査後の車両が配置されるX線検査装置を模式的に示す上面図である。 (a)は、アーム部材が上昇する前の状態を示す部分拡大図であり、(b)は、アーム部材が上昇した後の状態を示す部分拡大図である。 第2実施の形態における搬送装置の部分拡大図である。 第3実施の形態における搬送装置の部分拡大図である。 従来の搬送装置を示す側面図である。
符号の説明
1,201,301 搬送装置
2 フレーム
3 車輪
4,304 アーム部材
5 フォーク部材
6 補助輪
7,207,307 伸縮部材
8 アーム用シリンダ(第2駆動装置)
22 走行モータ(第1駆動装置)
71,371 第1リンク部材
72,372 第2リンク部材
73 第1連結部材(連結部材の一部)
74 第2連結部材(連結部材の一部)
100 車両
100a 前輪(車両の車輪)
111 レール
d1 隙間寸法
d2 隙間寸法
d3 隙間寸法

Claims (3)

  1. フレームと、そのフレームに軸支される車輪と、その車輪に回転駆動力を付与する第1駆動装置と、前記フレームの走行方向一端側から張り出す一対のアーム部材と、それら一対のアーム部材の互いに対向する側に張り出す一対のフォーク部材とを備え、前記フォーク部材で車両の車輪を保持しつつ前記アーム部材を上昇させて前記車両の車輪を持ち上げた状態で前記車両を搬送する搬送装置において、
    地面に敷設されるレール上を転動する補助輪と、
    その補助輪と前記アーム部材との間に介設されると共に伸縮可能に構成される伸縮部材と、
    その伸縮部材を少なくとも伸長させるための駆動力を前記伸縮部材に付与する第2駆動装置とを備え、
    前記第2駆動装置の駆動により伸長した前記伸縮部材が前記アーム部材を上昇させることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記伸縮部材は、一端側が前記アーム部材に軸支される第1リンク部材と、その第1リンク部材の他端側に一端側が軸支されると共に他端側が前記補助輪を軸支する第2リンク部材と、その第2リンク部材又は前記補助輪と前記アーム部材とを連結する連結部材とを備え、前記第1リンク部材及び前記第2リンク部材が前記アーム部材の昇降に伴い屈伸するように構成され、
    前記第2駆動装置は、伸縮式のアクチュエータとして構成され、
    前記第2駆動装置の駆動力を前記第1リンク部材又は前記第2リンク部材に付与することで前記第1リンク部材及び前記第2リンク部材を屈伸させて前記アーム部材を昇降させることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記補助輪は、少なくとも2つ以上で構成され、
    前記補助輪同士の離間寸法は、前記レールに形成される隙間の隙間寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の搬送装置。
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