JP4715952B2 - フロッグレッグ型移載装置 - Google Patents

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本発明は、移載装置、特に、ワークを同一水平面内で直線移動させて移載するフロッグレッグ型移載装置に関する。
半導体基板や液晶表示板などを製造する工場においては、その素材となる平板状素材(半導体ウエハや、ガラス板)に、クリーンルーム内で各種処理が施される。平板状素材を収容したトレイは、搬送車によって、各処理装置間を搬送される。搬送車にはフロッグレッグ型移載装置が搭載されている。フロッグレッグ型移載装置は、多関節のアームからなるスカラーアームを有しており、トレイを同一水平面内で直線移動させる。スカラーアームを用いることで、クリーンルーム内でのパーティクルの発生が少なくなる。
一方、ワークである平板状素材は、近年ますます大型化し、重量も増えている。そのため、移載装置もこれに対応できるものが要求されている。
そこで、フロッグレッグ型移載装置において、スカラーアームの一対のフリーアームの移載アームを共通化して、各フリーアームを鏡像同期駆動させるような二連直結タイプのフリーアームを含むものが採用されている。
しかし、二連直結タイプのフリーアームでは、それぞれのアーム内には同期回転駆動と、差動連動機構が組み込まれており、それぞれのわずかなずれにより、移載アームが横揺れする現象が生じる。
そこで、そのような問題を解決するために、一対のフリーアームの先端側に固定された連結軸相互間を同期機構により連結した移載装置が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2008−74550号公報
特許文献1に記載の移載装置では、同期機構によって一対のフリーアームの横揺れを大幅に低減できる。しかし、同期機構にギアを用いているため、パーティクルの発生を十分に抑えられない。
また、横揺れ防止のためには左右のアームの間隔を大きく取ることが好ましい。しかし、特許文献1に記載のスカラーアームのようにギアを用いた同期機構において左右のアームの間隔を広げると、ギアの枚数が増えるという問題がある。
本発明の課題は、ワークを同一水平面内で直線移動させて移載するフロッグレッグ型移載装置において、横揺れ防止を抑制すると共に、パーティクルの発生を減らすことにある。
本発明に係るフロッグレッグ型移載装置は、基台と、2本のアームと、載置部と、横揺れ抑制機構とを備えている。2本のアームは、基台に一端が第1回動機構を介して取り付けられている。載置部は、2本のアームの他端に第2回動機構を介して連結され、物品を載置するための部材である。横揺れ抑制機構は、2本のアーム同士を連結して横揺れを抑制するための機構である。横揺れ抑制機構は、テーブルと、回動部材と、2本のロッド部材とを有している。テーブルは、載置部の移動方向にスライド自在に支持されている。回動部材は、テーブルに回動自在に支持されている。2本のロッド部材は、第1回動機構または第2回動機構と一体に回動する部位に回動中心から離れた位置で軸支された第1端と、回動部材に回動中心から離れた位置で軸支された第2端とを有する。
この移載装置では、横揺れ抑制機構によって2本のアームの横揺れが抑制される。具体的には、2本のアームの回動軸に同一方向に回転するような力が作用すると、2本のロッド部材が回動部材に対して力が拮抗するような方向に荷重を与える。したがって、2本のアームの回動軸が回転するのが妨げられる。なお、載置部を移動させるために回動軸が回動するときは、テーブルが載置部の移動方向に移動して回動部材を移動させる。これにより、回動軸の通常の回動時に、ロッド部材や回動部材に大きな荷重が作用することがない。
この移載装置では、歯車を用いておらず、部材同士の接触部分には軸受による転がり接触を用いることができるので、発塵を低減できる。また、ロッド部材の長さを変更することで、2本のアームの間隔の変更にも容易に対応できる。
横揺れ抑制機構は第2回動機構の回動軸同士を連結していてもよい。
この場合、第1回動機構ではなく第2回動機構の回動軸同士を連結しているので、2本アームの横揺れ防止効果が大きい。これは、2本のアームの先端側ほど横揺れの影響が大きいからである。
テーブルと、回動部材と、2本のロッド部材は、2本のアームの間側に配置されていてもよい。
この場合、移載装置全体がコンパクトになる。
回動部材と2本のロッド部材は、回動部材の回動中心を基準にして点対称の形状・配置であってもよい。
この場合、回動部材の両側で同じ種類の部品を用いることができる。また、回動部材の両側で各部材に作用する荷重が同じになる。
2本のアームの最伸長時でも、2本のロッド部材は直線上に並ばないようになっていてもよい。
この場合、2本のアームが最も伸長した状態になっても、2本のロッド部材が直線上に並んでいないので、2本のアームが縮退する際にスムーズに2本のロッド部材が回動部材を回動して元の状態に戻ることができる。
移載装置は、回動部材の回動中心を、2本のロッド部材の第1端が軸支された部分同士を結ぶ直線上に配置するための移動規制機構をさらに備えていてもよい。
この移載装置では、2本のロッド部材によって、回動部材の移載方向への移動と第1回動機構または第2回動機構の回動は連動している。そのうえ、移動規制機構によって、回動部材の回動中心が、2本のロッド部材の第1端が軸支された部分同士を結ぶ直線上に配置されているので、横揺れ抑制機構による2本のアームの横揺れが抑制する機能がさらに高くなっている。
移動規制機構は、テーブルに連結された第1部材と、2本のロッド部材の第1端が軸支された部分に回動自在に連結された2つの第2部材と、第1部材に対して2つの第2部材を直線上にのみ移動可能に連結する連結機構とを有していてもよい。
この移載装置では、第2部材は第1部材に対して連結機構によって直線上にのみ移動可能になっている。このようにして、簡単な構造によって、アームの横揺れ抑制効果が高くなっている。
本発明に係るフロッグレッグ型移載装置では、横揺れ防止を実現すると共に、パーティクルの発生を減らせる。
本発明の一実施形態としてのフロッグレッグ型移載装置を有する搬送システムの外観斜視図。 移載装置の平面図。 移載装置および回転部の背面図。 移載装置の動作状態を順番に示す平面図。 移載装置の動作状態を順番に示す平面図。 移載装置の動作状態を順番に示す平面図。 移載装置の動作状態を順番に示す平面図。 移載装置の動作状態を順番に示す平面図。 同期機構の平面図。 同期機構の縦断面図。 同期機構の部分拡大平面図。 同期機構の部分拡大縦断面図。 同期機構の動作状態を順番に示す平面図。 同期機構の動作状態を順番に示す平面図。 同期機構の動作状態を順番に示す平面図。 同期機構および移動規制機構の平面図(第2実施形態)。 同期機構および移動規制機構の縦断面図(第2実施形態)。 移動規制機構の部分縦断面図(第2実施形態)。 移動規制機構の部分縦断面図(第2実施形態)。 移動規制機構の部分縦断面図(第2実施形態)。 同期機構の動作状態を順番に示す平面図(第2実施形態)。 同期機構の動作状態を順番に示す平面図(第2実施形態)。
(1)搬送システム
図1を用いて、搬送システム1について説明する。図1は、本発明の第1実施形態としてのスカラーアームまたはフロッグレッグ型の移載装置2を有する搬送システム1の外観斜視図である。
搬送システム1は、移載装置2と、回転部3と、昇降台4と、昇降装置5と、走行台車6と、軌道7とを有している。
回転部3は、移載装置2を回転駆動可能である。昇降台4は回転部3を支持している。昇降装置5は、昇降台4を昇降可能である。走行台車6には昇降装置5が搭載されている。
移載装置2は、図2に示すように、主に、一対の基台21と、一対のフリーアーム22と、移載アーム23と、駆動機構24(図3)を有している。移載装置2の詳細については後述する。
図3を用いて、回転部3について説明する。図3は、移載装置2および回転部3の背面図である。
回転部3は、旋回モータ26と、旋回減速機27と、旋回台28と、ベルト29とを有している。旋回モータ26は、ベルト29を介して旋回減速機27に動力を伝達可能である。旋回減速機27は、旋回台28の中心下面に連結されている。
昇降装置5は、走行台車6の上に、走行方向の前後端に設けられた一対の装置であり、その間に昇降台4が掛け渡されている。昇降装置5は、内部に昇降駆動機構(図示せず)を有しており、これにより昇降台4を昇降させる。
昇降装置5の天頂部分は、上部フレーム15によって連結されている。それにより、走行台車6、一対の昇降装置5、上部フレーム15で構成される構造体が実現されている。
走行台車6は4つの車輪12を有している。
軌道7は、一対の走行レール13を有している。走行台車6の車輪12は、一対の走行レール13の上に載っている。走行台車6は、昇降装置5、昇降台4、回転部3および移載装置2を、走行レール13に沿って直線移動させる。
ワーク14は、移載装置2の移載アーム23上に載置されて、駆動機構24により前進後退され(矢印P1)、回転部3により回転される(矢印P2)。また、ワーク14は、移載装置2に載置された状態で、昇降台4および昇降装置5により上下昇降され(矢印P3)、また、走行台車6の走行により直線方向に移動される(矢印P4)。
(2)移載装置の構造
図2を用いて、移載装置2について説明する。図2は、移載装置2の平面図である。図3は、移載装置2の背面図である。なお、図2は、ワーク14が待機状態にあるときの移載装置2を示している。
移載装置2は、例えば、半導体基板や液晶表示板などを製造する工場において、ワーク14を移載する際に用いられるものである。ワーク14は、例えば、平板状素材(半導体ウエハや、ガラス板)を一枚ずつ収容したトレイである。半導体ウエハ等は、クリーンルーム内で種々の処理を施される。
移載装置2は、前述のように、一対の基台21と、一対のフリーアーム22と、移載アーム23と、駆動機構24(図3)を有している。
一対の基台21は、回転部3の旋回台28に搭載されている。
フリーアーム22は、基端側アーム31と、先端側アーム32とから構成されている。基端側アーム31の基端側にある第1回動軸33が基台21に回動自在に取り付けられている。先端側アーム32の先端側にある第2回動軸34が移載アーム23に回動自在に連結されている。第1回動軸33と第2回動軸34については後に詳細に説明する。
駆動機構24は、基台21に設けられ、基端側アーム31の第1回動軸33を回転駆動するための機構である。駆動機構24は、図3に示すように、スカラーアーム用モータ59と、スカラーアーム用減速機60とを有している。スカラーアーム用減速機60は、第1回動軸33に連結されている。
移載装置2は、同期機構35をさらに有している。同期機構35は、移載アーム23の直線移動を円滑かつ確実に実現するために採用された機構である。同期機構35は、移載アーム23内で、先端側アーム32の先端側に固定された第2回動軸34相互間を同期するように連結している。同期機構35については、後に詳細に説明する。
図2に示すように、回転部3は、2点鎖線で模式的に示された昇降台4の上に載置されている。これにより、移載装置2および回転部3は昇降可能となっている。
移載アーム23は、基部36と、一対の受けアーム37とを有している。基部36には、一対の先端側アーム32の先端が第2回動軸34を介して回動自在に連結されている。一対の受けアーム37は、基部36から一方向に延びている。
図2の状態では、移載装置2の移載アーム23の延びる方向が昇降台4の長手方向に一致しており、これは移載装置2が待機状態にあることを示している。回転部3によって移載装置2が反時計回りに90度回転すると、図4の状態になる。この図4の状態において、基台21の軸中心を結んだ線の中点において、この軸中心を結んだ線に直交する線を対称中心線X−Xとする。対称中心線X−Xの延びる方向はワーク14の移載される方向とも一致しているので、以下、このX−X方向を移載方向という。また、X−X方向に直角な方向をY−Y方向とする。
(3)移載装置の動作
続いて図4〜図8を用いて、移載装置2の前進・後退動作について説明する。図4、図5、図6、図7および図8は、移載装置2の前進動作を順番に示す平面図である。具体的には、図4はフリーアーム22の最大縮退状態を示している。図5〜図6はフリーアーム22の伸びている途中の中間状態を示している。図7はフリーアーム22の棚搭載動作時の状態を示している。図8はフリーアーム22の最大伸長状態を示している。
ワーク14を載置すべき載置場所は、一対の走行レール13の両側に設けられている。ワーク14の移載動作は、図4の状態から開始される。
図4〜図8では、移載装置2が作動して、移載アーム23がワーク14を載せた状態で順に前進している。具体的には、移載装置2の駆動機構24が基端側アーム31の第1回動軸33を回動させて、先端側アーム32および移載アーム23を移載方向前側に移動させる。第1回動軸33の回動方向は、図4において、右側が反時計回りであり(矢印R1)、左側が時計回りである(矢印R2)。
図4では、基端側アーム31が移載方向後側でかつ外側に延びており、先端側アーム32が移載方向後側でかつ内側に延びている。したがって、移載アーム23は最も移載方向後側に配置されている。
図5では、図4に比べて、基端側アーム31および先端側アーム32の角度が小さくなっており、移載アーム23は移載方向前側に移動している。
図6では、基端側アーム31が移載方向前側でかつ外側に延びており、先端側アーム32が移載方向前側でかつ内側に延びている。したがって、移載アーム23は図5の状態よりも移載方向前側に移動している。
図7では、図6に比べて、基端側アーム31および先端側アーム32の角度が大きくなっており、移載アーム23は移載方向前側に移動している。この状態で、昇降台4が下降して、移載装置2は、ワーク14を目的の載置場所に載置する。
図8では、基端側アーム31および先端側アーム32が移載方向前側に延びており、すなわち一直線に延びている。つまり、フリーアーム22が完全に伸びきった状態となっている。
ワーク14を降ろした後は、移載装置2は、移載アーム23を高速で後退させる。つまり、移載アーム23に負荷のない時には、移載アーム23をより早く移動させ、動作時間を短縮することができる。
なお、移載アーム23の後退動作は、各部材が前進動作と反対向きに動くことで実行される。
(4)同期機構の構造
図9〜図12を用いて、同期機構35を説明する。図9は、同期機構35の平面図である。図10は、同期機構35の縦断面図である。図11は、同期機構35の部分拡大平面図である。図12は、同期機構35の部分拡大縦断面図である。
同期機構35は、一対のフリーアーム22の動作の同期を取ることで、横揺れを防止するための機構である。より具体的には、同期機構35は、先端側アーム32の第2回動軸34同士の同期を取るための機構である。
先端側アーム32の第2回動軸34は、先端側アーム32の先端側と、移載アーム23の基部36とを回転自在に連結するものである。第2回動軸34は、先端側アーム32の先端側に固定されて先端側アーム32に対して回転せず、移載アーム23側に設けられた第1軸受41によって回転自在に支持されている。
同期機構35は、移載アーム23の基部36のカバー42内に配置された複数の部材から構成されている。また、同期機構35は、平面視で2本のフリーアーム22の内側、より具体的には2つの第2回動軸34の間に配置されている。
同期機構35は、主に、リンク機構38と荷重逃し機構39とを有している。リンク機構38は第2回動軸34同士を連結して同期をとるための機構であり、一対の回転部材44と、一対のロッド部材45(45A,45B)と、回動部材48とを有している。荷重逃し機構39は、第2回動軸34が通常回動動作を行うときにリンク機構38に作用する荷重を逃すための機構であり、一対の直線ガイドレール46と、直線移動部材47と、回動部材48とを有している。同期機構35は、さらに、プレート43を有している。なお、荷重逃し機構は、リンクの支点が移動し追従するための機構であるので、リンク支点可変機構ともいる。
プレート43は、一対の第2回動軸34間に配置された平板部材である。プレート43は、移載アーム23の本体フレーム49に固定されている。
一対の回転部材44は、一対の第2回動軸34それぞれに同期回転するように固定されている。回転部材44は、第2回動軸34の上端に固定された環状の部材である。
一対のロッド部材45は、細長く延びる棒状の部材であり、第1端57が回転部材44の一箇所に回動自在に支持されている。より詳細には、回転部材44には、図10に示すように、上方に延びる軸部材44aが設けられており、第1端57は軸部材44aに対して回転自在に係合している。図9において、ロッド部材45の第1端57が回転部材44に固定された位置は、移載アーム23の対称中心線X−X上で移載アーム23から離れる側である。
一対の直線ガイドレール46は、プレート43の中心部上面に固定されている。直線ガイドレール46は、移載方向に延びている。
直線移動部材47は、テーブル50と、一対のガイド部51と、シャフト52とを有している。テーブル50は、プレート43の中心部において移載方向に直角に延びている。一対のガイド部51は、テーブル50の両端下部に設けられており、一対の直線ガイドレール46に係合している。直線ガイドレール46とガイド部51によって、ボールの転がりによって移動を実現するリニアガイド61が構成されている。シャフト52は、回動部材48の中心部から上方に延びている。
回動部材48は、直線移動部材47に回転自在に支持されると共に、一対のロッド部材45にも回動自在に支持されている。回動部材48は、筒状部材53と、フランジ部材54と、一対の回動支持部材55とを有している。筒状部材53は、直線移動部材47のシャフト52の回りに配置されており、第2軸受56によって回転自在に支持されている。フランジ部材54は、筒状部材53の下端から半径方向外側に延びるフランジ部分を有している。一対の回動支持部材55は、フランジ部材54の上部に設けられており、ロッド部材45の第2端58を回動自在に支持している。
同期機構35においては、以上の構成により、第2回動軸34が回動すると、ロッド部材45が回動部材48を回動させる。このとき、回動部材48から作用する力によって、一対の直線ガイドレール46に沿って直線移動部材47が移載方向に移動する。つまり、回動部材48を直線移動部材47に搭載することで、第2回動軸34が回動するときに同期機構35に作用する荷重を逃すことができる。
(5)同期機構の動作
同期機構35の動作については、図9、図13、図14および図15によって順番に示してある。図9はフリーアーム22が縮退している状態であり、図4に対応している。図13はフリーアーム22が延びている途中の状態であり、図5と図6の中間に対応している。図14はフリーアーム22がさらに延びている途中の状態であり、図7に対応している。図15はフリーアーム22が最も延びている状態であり、図8に対応している。
図9の状態では、先端側アーム32が第2回動軸34から移載方向前側でかつ外側に延びている。また、直線移動部材47および回動部材48は移載方向の最も後側に位置しており、フランジ部材54に対してロッド部材45の第2端58が連結された位置は、回動部材48の中心に対して移載方向前後いずれか側でかつ連結されたロッド部材45側である。先端側アーム32が移動して第2回動軸34が移載アーム23に対して回動することで、移載アーム23が(すなわち、同期機構35も)移載方向前側に移動する。具体的には、第2回動軸34は、図9において、右側が時計回りに回動して(矢印R2)、左側が反時計回りに回動する(矢印R1)。
図13の状態では、先端側アーム32が第2回動軸34から移載方向に直角に延びている。また、直線移動部材47および回動部材48は移載方向の中間に位置しており、フランジ部材54に対してロッド部材45の第2端58が連結された位置は、回動部材48の中心に対して移載方向前後側である。具体的には、右側ロッド部材45Aの第2端58が連結されたフランジ部分は移載方向後側に位置しており、左側ロッド部材45Bの第2端58が連結されたフランジ部分は移載方向前側に位置している。
図14の状態では、先端側アーム32が第2回動軸34から移載方向後側にかつ外側に延びている。また、直線移動部材47および回動部材48は移載方向の前側に位置しており、フランジ部材54に対してロッド部材45の第2端58が連結された位置は、回動部材48の中心に対して移載方向前後いずれか側でかつ連結されたロッド部材45側である。
図15の状態では、先端側アーム32が第2回動軸34から移載方向後側に延びている。また、直線移動部材47および回動部材48は移載方向の最前側に位置しており、フランジ部材54に対してロッド部材45の第2端58が連結された位置は、回動部材48の中心に対して概ね移載方向に直角側である。しかし、一対のロッド部材45の第2端58の移載方向位置はずれており、一対のロッド部材45が一直線上に並んでいない。より具体的には、右側ロッド部材45Aの第2端58は左側ロッド部材45Bの第2端58より移載方向後側に位置している。
さらに、このような構成の同期機構35によれば、以下のような優れた効果が得られる。
例えば、移載アーム23に対して移載方向に交差する方向に外力が作用したとする。例えば、図14において、移載アーム23に対して図右側から力が作用すると、移載アーム23の基部全体を回転方向R1へ回転させようとして、第2回動軸34には相対的に回転方向R2へ回転させる力が作用する。一方、移載アーム23に対して図左側から力が作用すると、移載アーム23の基部全体を回転方向R2へ回転させようとして、第2回動軸34には相対的に回転方向R1へと回転させる力が作用する。
後者の場合、右側の第2回動軸34は右側ロッド部材45Aを右側に移動させようとし、さらに回動部材48を回転方向R1側に回転させようとする。一方、左側の第2回動軸34は、左側ロッド部材45Bを右側に移動させようとし、さらに回動部材48を回転方向R2側に回転させるようとする。このようにして、回動部材48に両側のロッド部材45から反対方向で同じ大きさのトルクが作用して、回動部材48は回動不能となる。この結果、移載アーム23の横揺れが抑制される。
移載アーム23に対して前述したのと反対側の力が作用した場合も、リンク機構38によって、回動部材48に対して拮抗する力が作用し、移載アーム23の横揺れが抑制される。
以上の結果、移載アーム23は、横揺れが抑えられた状態で、移載方向に円滑にかつ確実に直線移動する。
リンク機構38を用いた同期機構35では、歯車を用いておらず、部材同士の接触部分にはリニアガイド61および第2軸受56による転がり接触を用いることができるので、発塵を低減できる。また、ロッド部材45の長さを変更することで、2本のフリーアーム22の間隔の変更にも容易に対応できる。
また、リンク機構38を用いた同期機構35では、長いロッド部材45を用いるだけで2本のフリーアーム22の間隔を広がったタイプの移載装置に対応できる。したがって、2本のフリーアーム22の間隔を広げて横揺れを抑制したタイプにおいても、重量を大きくすることなく対応できる。
(6)特徴
フロッグレッグ型移載装置2は、基台21と、2本のフリーアーム22と、移載アーム23と、同期機構35とを備えている。2本のフリーアーム22は、基台21に一端が第1回動軸33を介して取り付けられている。移載アーム23は、2本のフリーアーム22の他端に第2回動軸34を介して連結され、ワーク14を載置するための部材である。同期機構35は、2本のフリーアーム22同士を連結して横揺れを抑制するための機構である。同期機構35は、直線移動部材47と、回動部材48と、2本のロッド部材45とを有している。直線移動部材47は、移載アーム23の移動方向にスライド自在に支持されている。回動部材48は、直線移動部材47に回動自在に支持されている。2本のロッド部材45は、第2回動軸34に軸支された第1端57と、回動部材48に軸支された第2端58とを有する。
この移載装置2では、同期機構35によって2本のフリーアーム22の横揺れが抑制される。具体的には、2本のフリーアーム22に同一方向に回転するような力が作用すると、2本のロッド部材45が回動部材48に対して力が拮抗するような方向に荷重を与える。したがって、2本のフリーアーム22が回転するのが妨げられる。なお、移載アーム23を移動させるために第2回動軸34が回動するときは、直線移動部材47が移載アーム23の移動方向に移動して回動部材48を移動させる。これにより、第2回動軸34の通常の回動時に、ロッド部材45や回動部材48に大きな荷重が作用することがない。
この移載装置2では、歯車を用いておらず、部材同士の接触部分にはリニアガイド61および第2軸受56による転がり接触を用いることができるので、発塵を低減できる。また、ロッド部材45の長さを変更することで、2本のフリーアーム22の間隔の変更にも容易に対応できる。
同期機構35は先端側アーム32の先端側の第2回動軸34同士を連結している。そのため、2本のフリーアーム22の横揺れ防止効果が大きい。これは、2本のフリーアーム22の先端側ほど横揺れの影響が大きいからである。
直線移動部材47と、回動部材48と、2本のロッド部材45は、2本のフリーアーム22の間側に配置されている。そのため、移載装置2全体がコンパクトである。
回動部材48と2本のロッド部材45は、回動部材48の回転中心を基準にして点対称の形状・配置である。そのため、回動部材48の両側で同じ種類の部品を用いることができる。また、回動部材48の両側で各部材に作用する荷重が同じになる。
2本のフリーアーム22の最伸長時でも、2本のロッド部材45は直線上に並ばないようになっている。そのため、2本のフリーアーム22が縮退する際に2本のロッド部材45がスムーズにすなわち無理な力がかかることなく回動部材48を回動して元の状態に戻ることができる。
(7)移動規制機構(第2実施形態)
以下、図16〜図21を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。図16は、同期機構および移動規制機構の平面図である。図17は、同期機構および移動規制機構の縦断面図である。図18〜図20は、移動規制機構の部分縦断面図である。図21〜図22は、同期機構の動作状態を順番に示す平面図である。
第2実施形態に係るフロッグレッグ型移載装置2は、第1実施形態に対して、移動規制機構71を新たに追加した点だけが異なる。したがって、以下の説明では移動規制機構71を中心に説明する。
移動規制機構71は、回動部材48の回動中心(直線移動部材47上にある)が、2本のロッド部材45の第1端57が軸支された部分(回転部材44の第1シャフト94)同士を結ぶ直線上に配置するための機構である。より詳細には、移動規制機構71は、回転部材44が回動してロッド部材45の第1端57が軸支された部分が移載方向に移動するにつれて、ロッド部材45の第1端57が軸支された部分同士を結ぶ直線上に回動部材48の回動中心を配置させる機能を有している。このように、移動規制機構71によって、回動部材48の回動中心が、2本のロッド部材45の第1端57が軸支された部分同士を結ぶ直線上に配置されているので、同期機構35による移載アーム23の横揺れを抑制する機能がさらに高くなっている。
移動規制機構71の概略構造について説明する。移動規制機構71は、テーブル50に連結された第1部材73と、2本のロッド部材45の第1端57が軸支される部分に回動自在に連結された2つの第2部材75と、第1部材73に対して2つの第2部材75を一直線上にのみ移動可能に連結する連結機構77とを有する。
移動規制機構71の各部材を詳細に説明する。第1部材73は、図16および図17に示すように、概ね2本のロッド部材45の上方に配置された薄板状の部材である。第1部材73は、中心部81と、中心部81から両側に伸びる一対の第1延長部83とを有している。
中心部81は、直線移動部材47のシャフト52からさらに上方に延びる第2シャフト85によって支持されている。より具体的には、図18に示すように、中心部81に形成された円形の中心孔81aに第1環状部材82がボルト84によって固定され、さらに第1環状部材82がブッシュ86を介して第2シャフト85に支持されている。なお、この実施例では、中心部81は、直線移動部材47に対して回動可能になっている。
第1延長部83は、中心部81から概ね回転部材44側に向かって延びており、Y−Y方向に一定の長さを有している。第1延長部83の幅(X−X方向長さ)は延長方向に沿って概ね一定である。第1延長部83の先端は、回転部材44の近傍に位置している。
第2部材75は、図16および図17に示すように、概ね2本のロッド部材45の上方に配置された薄板状の部材である。第2部材75は、回動被支持部87と、そこから直線移動部材47に向かって延びる第2延長部89とを有している。
回動被支持部87は、第2回動軸34の回転部材44に対して軸受部材等を介して回転自在に支持されている。より具体的には、図19に示すように、回動被支持部87に形成された円形の孔87aにボルト95によって第2環状部材88が固定され、第2環状部材88が軸受97を介して回転部材44の第1シャフト94からさらに上方に延びる第2シャフト96に回転自在に支持されている。第2延長部89は、回動被支持部87から直線移動部材47側に向かって延びており、Y−Y方向に一定の長さを有している。第2延長部89の幅(X−X方向長さ)は、先端にいくにしたがって狭くなるように傾斜している。第2延長部89の先端は第1部材73の中心部81と第1延長部83の境界付近まで延びている。さらに詳細には、第2延長部89は第1延長部83の下方において平面視では大半が重なっている。
連結機構77は、具体的には、LMガイドである。連結機構77は、図20に示すように、LMガイドレール91と、LMガイドブロック93とから構成されている。LMガイドレール91は、第2部材75の第2延長部89の上面に固定されている。LMガイドレール91は、第2延長部89に沿って延びている。LMガイドブロック93は、第1部材73の第1延長部83の下面に固定されており、LMガイドレール91にスライド自在に支持されている。より具体的には、LMガイドブロック93は、第1部材73の第1延長部83の先端側下面に固定され、図16および図20では、LMガイドレール91の回転部材44側端に係合している。このようにして、LMガイドブロック93および第2部材75は、LMガイドレール91および第1部材73に対してLMガイドレール91の延びる方向に相対移動可能である。なお、図16および図20の状態では、LMガイドブロック93はLMガイドレール91の最も外側端に配置されているので、第2部材75は第1部材73に対してさらに外側に離れるように移動可能である。
(8)同期機構および移動規制機構の動作
同期機構35および移動規制機構71の動作については、図21、図16および図22によって順番に示してある。図21はフリーアーム22が縮退している状態である。図16はフリーアーム22が延びている途中の状態である。図22はフリーアーム22がさらに延びている途中の状態である。
図21の状態では、先端側アーム32が第2回動軸34から移載方向前側でかつ外側に延びている。また、直線移動部材47および回動部材48は移載方向の最も後側に位置しており、フランジ部材54に対してロッド部材45の第2端58が連結された位置は、回動部材48の中心に対して移載方向前後いずれか側でかつ連結されたロッド部材45側である。先端側アーム32が移動して第2回動軸34が移載アーム23に対して回動することで、移載アーム23が(すなわち、同期機構35も)移載方向前側に移動する。具体的には、第2回動軸34は、図21において、右側が時計回りに回動して(矢印R2)、左側が反時計回りに回動する(矢印R1)。
図21の状態では、移動規制機構71によって、回動部材48の回動中心(直線移動部材47、テーブル50の中心)が、ロッド部材45の第1端57が軸支される部分(回転部材44に固定された第1シャフト94の中心)同士を結ぶ直線上に配置されている。特に、これらの部分は、Y−Y方向に平行に延びる直線上に配置されている。なお、移動規制機構71において、第2部材75同士は互いに対して、図16の状態よりはY−Y方向に離れている。
図16の状態では、先端側アーム32が第2回動軸34から移載方向に直角に延びている。また、直線移動部材47および回動部材48は移載方向の中間に位置しており、フランジ部材54に対してロッド部材45の第2端58が連結された位置は、回動部材48の中心に対して移載方向前後側である。具体的には、右側ロッド部材45Aの第2端58が連結されたフランジ部分は移載方向後側に位置しており、左側ロッド部材45Bの第2端58が連結されたフランジ部分は移載方向前側に位置している。
図16の状態では、移動規制機構71によって、回動部材48の回動中心(直線移動部材47、テーブル50の中心)が、ロッド部材45の第1端57が軸支される部分(回転部材44に固定された第1シャフト94中心)同士を結ぶ直線上に配置されている。図16における直線は、図21における直線より移載方向前側に位置している。なお、移動規制機構71において、第2部材75同士は互いに最も近づいている。
図22の状態では、先端側アーム32が第2回動軸34から移載方向後側にかつ外側に延びている。また、直線移動部材47および回動部材48は移載方向の前側に位置しており、フランジ部材54に対してロッド部材45の第2端58が連結された位置は、回動部材48の中心に対して移載方向前後いずれか側でかつ連結されたロッド部材45側である。
図22の状態では、移動規制機構71によって、回動部材48の回動中心(直線移動部材47、テーブル50の中心)が、ロッド部材45の第1端57が軸支される部分(回転部材44に固定された第1シャフト94の中心)同士を結ぶ直線上に配置されている。図22における直線は、図16における直線より移載方向前側に位置している。なお、移動規制機構71において、第2部材75は互いに対して、図16の状態よりはY−Y方向に離れている。
さらに、このような構成の同期機構35によれば、以下のような優れた効果が得られる。
例えば、移載アーム23に対して移載方向に交差する方向に外力が作用したとする。例えば、図22において、移載アーム23に対して図右側から力が作用すると、移載アーム23の基部全体を回転方向R1へ回転させようとして、第2回動軸34には相対的に回転方向R2へ回転させる力が作用する。一方、移載アーム23に対して図左側から力が作用すると、移載アーム23の基部全体を回転方向R2へ回転させようとして、第2回動軸34には相対的に回転方向R1へ回転させる力が作用する。
後者の場合、右側の第2回動軸34は右側ロッド部材45Aを右側に移動させようとし、さらに回動部材48を回転方向R1側に回転させようとする。一方、左側の第2回動軸34は、左側ロッド部材45Bを右側に移動させようとし、さらに回動部材48を回転方向R2側に回転させるようとする。このようにして、回動部材48に両側のロッド部材45から反対方向で同じ大きさのトルクが作用して、回動部材48は回動不能となる。この結果、移載アーム23の横揺れが抑制される。
移載アーム23に対して前述したのと反対側の力が作用した場合も、リンク機構38によって、回動部材48に対して拮抗する力が作用し、移載アーム23の横揺れが抑制される。
以上の結果、移載アーム23は、横揺れが抑えられた状態で、移載方向に円滑にかつ確実に直線移動する。
さらに、移動規制機構71によって、回動部材48の回動中心(直線移動部材47、テーブル50の中心)が、2本のロッド部材45の第1端57が軸支される部分(回転部材44に固定された第1シャフト94の中心軸心)同士を結ぶ直線上に配置されているので、移載アーム23の横揺れがより確実に抑えられている。この結果、移載アーム23が移載方向により円滑に直線移動する。
(9)他の実施形態
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)前記第1実施形態では、本発明に係る移載装置が用いられる例として、クリーンルーム内で平板状素材を収容したトレイを搬送する場合を示しているが、本発明はこれに限定されない。本発明は、搬送対象を同一平面上の他の位置に直線移動させて移載する他の装置に用いることができる。
(B)前記第1実施形態では、同期機構は第2回動軸同士を連結しているが、本発明はこれに限定されない。同期機構は第1回動軸同士を連結していてもよい。
(C)第2実施形態では連結機構においてLMブロックは第1部材に固定されLMガイドは第2部材に固定されているが、本発明はこのような実施形態に限定されない。各部材が反対に取り付けられていてもよい。
(D)第2実施形態では移動規制機構の第1部材は直線移動部材に対して回動可能に連結されているが、本発明はこのような実施形態に限定されない。移動規制機構の第1部材は直背に動部材に回動不能に連結されていてもよい。
(E)第2実施形態では連結機構はLMガイドによって実現されていたが、本発明はそのような実施形態に限定されない。
本発明は、ワークを同一水平面内で直線移動させて移載するフロッグレッグ型移載装置に広くて適用できる。
1 搬送システム
2 移載装置
3 回転部
4 昇降台
5 昇降装置
6 走行台車
7 軌道
12 車輪
13 走行レール
14 ワーク
15 上部フレーム
21 基台
22 フリーアーム(アーム)
23 移載アーム(載置部)
24 駆動機構
26 旋回モータ
27 旋回減速機
28 旋回台
29 ベルト
31 基端側アーム
32 先端側アーム
33 第1回動軸(第1回動機構)
34 第2回動軸(第2回動機構)
35 同期機構(横揺れ抑制機構)
36 基部
37 受けアーム
38 リンク機構
39 荷重逃し機構
41 第1軸受
42 カバー
43 プレート
44 回転部材
44a 軸部材
45 ロッド部材
45A 右側ロッド部材
45B 左側ロッド部材
46 直線ガイドレール
47 直線移動部材
48 回動部材
49 本体フレーム
50 テーブル
51 ガイド部
52 シャフト
53 筒状部材
54 フランジ部材
55 回動支持部材
56 第2軸受
57 第1端
58 第2端
59 スカラーアーム用モータ
60 スカラーアーム用減速機
61 リニアガイド
71 移動規制機構
73 第1部材
75 第2部材
77 連結機構
81 中心部
81a 中心孔
82 第1環状部材
83 第1延長部
84 ボルト
85 第2シャフト
86 ブッシュ
87 回動被支持部
87a 孔
88 第2環状部材
89 第2延長部
91 LMガイドレール
93 LMガイドブロック
94 第1シャフト
95 ボルト
96 第2シャフト
97 軸受

Claims (7)

  1. 基台と、
    前記基台に一端が第1回動機構を介して取り付けられた2本のアームと、
    前記2本のアームの他端に第2回動機構を介して連結され、物品を載置するための載置部と、
    前記2本のアーム同士を連結して横揺れを抑制するための横揺れ抑制機構とを備え、
    前記横揺れ抑制機構は、
    前記載置部の移動方向にスライド自在に支持されたテーブルと、
    前記テーブルに回動自在に支持された回動部材と、
    前記第1回動機構または前記第2回動機構と一体に回動する部位に回動中心から離れた位置で軸支された第1端と、前記回動部材に回動中心から離れた位置で軸支された第2端とを有する2本のロッド部材とを有している、
    フロッグレッグ型移載装置。
  2. 前記横揺れ抑制機構は前記第2回動機構と一体に回動する部位同士を連結している、請求項1に記載のフロッグレッグ型移載装置。
  3. 前記テーブルと、前記回動部材と、前記2本のロッド部材は、前記2本のアームの間側に配置されている、請求項1または2に記載のフロッグレッグ型移載装置。
  4. 前記回動部材と前記2本のロッド部材は、前記回動部材の回転中心を基準にして点対称の形状・配置である、請求項1〜3のいずれかに記載のフロッグレッグ型移載装置。
  5. 前記2本のアームの最伸長時でも、前記2本のロッド部材は直線上に並ばないようになっている、請求項1〜4のいずれかに記載のフロッグレッグ型移載装置。
  6. 前記回動部材の回動中心を、前記2本のロッド部材の前記第1端が軸支された部分同士を結ぶ直線上に配置されるようにするための移動規制機構をさらに備えている、請求項1〜5のいずれかに記載のフロッグレッグ型移載装置。
  7. 前記移動規制機構は、前記テーブルに連結された第1部材と、前記2本のロッド部材の前記第1端が軸支された部分に回動自在に連結された2つの第2部材と、前記第1部材に対して前記2つの第2部材を直線上にのみ移動可能に連結する連結機構とを有する、請求項6に記載のフロッグレッグ型移載装置。
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