JP2007331790A - 食品包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】発泡シートを加熱成形して形成される皿形の食品包装容器において、側壁上端のフランジ部を幅広に設けた場合でもフランジ部上面にラップフィルムが張り付き難いような構成とし、包装不良の発生率を低下させる。
【解決手段】底部(11)の周囲に側壁(12)を立ち上げるとともに側壁(12)の上端を外方へ張り出したフランジ部(15)としてなる皿形の食品包装容器(1)を、フランジ部(15)の上面(15)に、その全周に亘り、周方向に沿って伸びた凹筋(16)を一体に設けて形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアの食品売り場で陳列し販売される各種食品の包装に用いられるプラスチック製の食品包装容器に関する。
食品売り場で肉や魚の切り身を陳列し販売する際に、ポリスチレン系樹脂などの熱可塑性樹脂の発泡シートを加熱成形してなる容器が広く利用されている。
従来、この種の容器は方形状の底部の周囲に側壁を低く立ち上げて浅い皿形に形成されていたが、発泡シート製のため容器全体の強度が小さいことから、開口上面にラップフィルムを覆い被せてフィルムを下方へ引っ張った際に側壁が変形することがあった。
そのため、ラップ包装時の変形を防止すべく、図5に示されるような、側壁の上端にフランジ部を設けて側壁の強度を大きくした容器が利用されてきている。
より詳しくは、同図に示した容器51は、底部52の周囲に側壁53を適宜な高さに立ち上げるとともに側壁53の上端に外方へ張り出したフランジ部54を設けて浅底の皿形に形成されており、食品を底部52に載せて収納した状態で、開口上面にラップフィルムを覆い被せてこれを底部52の下側に亘り巻き付け、底部52の下側で重なったフィルムの部分をヒータで加熱し熱収縮させて、食品を密封包装するようになっている。また、ラップ包装に対する容器の強度を大きくするため、長手側壁の厚みを短手側壁よりも大きくして容器を形成することも知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−149155号公報
図示した容器51のように、側壁53の上端にフランジ部54を設ければ、側壁53の強度が大きくなり、ラップ包装時の変形を防止することができる。
しかし、側壁53の上端に幅広扁平なフランジ部54が張り出していると、図6に示すようにラップフィルムFを容器51の開口上面に覆い被せる際に、フィルムFがフランジ部54の上面に張り付き引っ掛かって抵抗を生じさせ易く、容器51に巻き付けたフィルムFの表面に皺ができたりフィルムFが捩れて巻き付いたりすることがあった。その場合、綺麗に包装することができず、また、容器内部を密封できていないこともあり、あらためてフィルムFを巻き付けて包装し直さなければならなかった。皿形の容器51をラップ包装する場合に、容器51の外方へ張り出したフランジ部54の上面が幅広でラップフィルムFと重なる部分の面積が大きい程、包装不良の発生率が高くなるという問題があった。
本発明は従来技術の有するこのような問題点に鑑み、発泡シートを加熱成形して形成される皿形の食品包装容器において、側壁上端のフランジ部を幅広に設けた場合でもフランジ部上面にラップフィルムが張り付き難いような構成とし、包装不良の発生率を低下させることを課題とする。
前記課題を解決するため、発泡シートを加熱成形して形成される本発明の食品包装容器は、底部の周囲に側壁を立ち上げるとともに側壁の上端を外方へ張り出したフランジ部としてなる皿形の容器であり、前記フランジ部の上面に周方向に沿って伸びた凹筋を設けたことを特徴とするものである。
前記構成において、凹筋は、フランジ部の上面全周に亘って設けることが好ましい。
また、長方形や正方形の容器の場合には、フランジ部の四隅コーナ部のみに沿って凹筋を設けてもよい。
本発明の食品包装容器によれば、凹筋を設けたフランジ部上面は、凹筋の部分が凹み、その他の部分が上方へ突き出て、上方からラップフィルムを覆い被せた際にフィルムと接する部分の面積は、凹筋が設けられていない場合よりも小さくなる。そのため、ラップフィルムとの接触抵抗も小さくなって、フィルムがフランジ部上面に引っ掛かり難くなり、フィルム表面に皺や捩れた部分を生じさせることなく、容器へのフィルムの巻き付けをスムーズに行うことが可能となる。
また、フランジ部上面に凹筋を設けることにより、凹筋が補強リブとしても機能して、フランジ部及びこれに連なる側壁の強度が高まり、ラップフィルムが熱収縮した際やその他容器を取り扱う際に、容器側壁に大きな外力が加わっても変形し難くなる。これにより、ラップフィルムを容器に巻き付ける操作やフィルムを熱収縮させる操作がし易くなり、ラップ包装時に包装不良を生じさせずに、ラップフィルムで容器を綺麗に包装し密封することができる。また、フランジ部上面に凹筋を設けることで容器側壁の強度を確保できるので、強度増加のために側壁及びフランジ部の厚みを大きく設ける必要がなくなり、保管のために空の容器を多数積み上げたときの嵩を小さくすることができる。
本発明の食品包装容器において、凹筋はラップ包装時にラップフィルムがフランジ部上面に接する面積が小さくなるように考慮して、フランジ部上面内に、周方向に沿った適宜な長さで設けられ、また、その幅や凹み深さなどもフランジ部の成形寸法(長さ及び幅)に応じて適宜に設定される。ラップフィルムがフランジ部上面に接する面積が小さくなるのであれば、フランジ部上面に複数本の凹筋を周方向に沿って連続的に、或いは適宜長さで断続的に設けてもよい。
本発明の食品包装容器は、ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂などの熱可塑性樹脂の発泡シートを用い、これを加熱成形して形成することができるが、成形材料及び成形方法はこれに限定されない。
本発明の好適な一実施形態を図面を参照して説明する。
図1と図2はそれぞれ本発明の食品包装容器の一実施形態の外観斜視図と平面図である。
本形態の容器1は、発泡シートを加熱成形して形成される容器であり、図示されるように、四隅が湾曲した平面視矩形状の底部11の周囲に、上方へ開拡しつつ適宜な高さに側壁12を斜めに立ち上げて収納部13を画成し、側壁12の上端には段部14を介して外方へ張り出したフランジ部15を設けて浅底の皿形に形成し、さらにフランジ部15の上面15aに、その全周に亘り凹筋16を設けて形成してある。
凹筋16は、発泡シートの加熱成形金型に対応突筋を設けて形成され、側壁12の上端から側方へ折れたフランジ部15の上面15a内で、当該上面15aの中央よりも幅方向で外側寄りの位置、より詳しくは図3に示されるように、上面15aのフランジ部15の内側縁部から凹筋16までの幅D1と凹筋16からフランジ部15の外側縁部までの幅D2の長さの比(D1:D2)が略2:1の割合となる位置に設けてある。凹筋16を設けてあることにより上面15aの高さは、凹筋16よりも内側が高く、外側はそれよりも低くなっており、容器1にラップフィルムFを覆い被せると、上面15aの凹筋16よりも内側の部分のみがフィルムFに接するようになっている。
このように形成された食品包装容器1によれば、ラップフィルムFを覆い被せたときに、フランジ部15の凹筋16よりも内側の上面15aの部分のみがフィルムFに接するので、フィルムFとの接触抵抗が極めて小さくなり、フランジ部15にフィルムFを皺や捩れた部分を生じさせることなく被せて、フィルムFを容器1にスムーズに巻き付け、包装することができる。また、フランジ部15の上面15aに凹筋16を設けることによりフランジ部15及びこれに連なる側壁12の強度が増し、側壁12とフランジ部15を必要以上に厚肉に形成する必要がなくなり、空の容器1を積み上げて保管するときの嵩を小さくすることができる。
図4は本発明の食品包装容器の他の形態を示しており、同図(A)は容器1の四隅に張り出したフランジ部15の各コーナ部の上面15aに沿ってのみ凹筋16を設けた形態である。この形態では、凹筋16を設けたことにより各コーナ部の強度が増し、ラップ包装の際にフィルムが熱収縮するのに伴って応力が発生し易いコーナ部の変形防止に効果的である。
また、同図(B)は対向長手辺側壁12から張り出したフランジ部15の上面15aのみに沿って凹筋16を設けた形態である。この形態では、例えば容器1をハンド包装する場合に、幅広のラップフィルムFを長手辺と交差する方向に引き伸ばして容器1に巻き付ける際、対向長手辺のフランジ部15にフィルムFが引っ掛かることを防止して、フィルムFをスムーズに容器1に被せ巻き付けて包装することが可能である。
なお、図示した形態は一例であり、本発明の食品包装容器はこれに限定されず、他の適宜な形状に設けることができる。フランジ部上面15a内における凹筋16の設置位置の長さの比は一例であって前記割合に限定されない。また、フランジ部15の周方向に沿って1本の凹筋16が伸びた形態を示したが、凹筋16はフランジ部上面15a内に複数本を平行に設けてもよい。
本発明の一実施形態の食品包装容器の外観斜視図である。 図1の容器の平面図である。 図1の容器の側壁からフランジ部に亘る部分の拡大断面図である。 (A)、(B)は本発明の他の実施形態の食品包装容器の平面図である。 従来の容器の外観斜視図である。 従来の容器の側壁からフランジ部に亘る部分の拡大断面図である。
符号の説明
1 食品包装容器、11 底部、12 側壁、13 収納部、14 段部、15 フランジ部、15a 上面、16 凹筋、F ラップフィルム

Claims (3)

  1. 発泡シートを加熱成形して形成され、底部の周囲に側壁を立ち上げるとともに側壁の上端を外方へ張り出したフランジ部としてなる皿形の容器であって、
    前記フランジ部の上面に周方向に沿って伸びた凹筋を設けたことを特徴とする食品包装容器。
  2. フランジ部の上面全周に亘って凹筋を設けたことを特徴とする請求項1に記載の食品包装容器。
  3. フランジ部の四隅コーナ部のみに沿って凹筋を設けたことを特徴とする請求項1に記載の食品包装容器。




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