JP2007331208A - ファイル用綴じ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品数が少なく、安価で、綴じ具と表紙とを容易に脱着することが可能なファイル用綴じ具を提供することを課題とする。
【解決手段】ファイル用綴じ具1であって、ファイル3の表紙2に接する基材本体7と、基材本体7に突起状の被嵌合体8とを有する基材5と、書類を綴じる綴じ具本体4であって、貫通孔9と、貫通孔9の縁に設けられた切り欠き状の嵌合部12であって貫通孔9に被嵌合体8が挿通された状態において貫通孔9の位置が被嵌合体8に対して嵌合方向にスライドされると被嵌合体8が嵌合する嵌合部12とを有する綴じ具本体4と、嵌合状態にある嵌合部12が嵌合方向と反対の引抜方向へスライドするのを止める係止部13を有する係止部材6と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファイル用綴じ具に関する。
書類等を綴じるファイルは、金属等からなる綴じ具を紙やプラスチック等からなる表紙に取り付けた構造を有する。綴じ具は、リベット等を用いて表紙に固定する方法が一般的である。
近年、地球環境問題への関心の高まりを受け、工業製品は資源を有効にリサイクルするため容易に分別廃棄が可能であることが求められている。ファイルに関しては、材質の異なる綴じ具と表紙とを分別廃棄することが可能であることが求められる。また、分別廃棄のみならず、使用可能な綴じ具と表紙とを組み合わせることで部品を再利用することが可能なことも求められる。このため、リベット等を用いた固定方法に代わり、基材とくさび部材とを組み合わせることで綴じ具と表紙とを脱着することが可能な固定方法が開発されている(例えば特許文献1)。
特許第3421913号公報
しかしながら、基材とくさび部材とを組み合わせることで綴じ具と表紙とを固定する方法によれば、くさび部材を複数個嵌合する必要があり、部品数が多かった。このため、綴じ具を表紙に固定する際の作業量が多く、コストアップにつながるという問題があった。
そこで本発明は、部品数が少なく、安価で、綴じ具と表紙とを容易に脱着することが可能なファイル用綴じ具を提供することを課題とする。
本発明は、上述の課題を解決するため、ファイル用綴じ具であって、綴じ具本体の貫通孔の縁に設けられた切り欠き状の嵌合部を突起状の被嵌合体に嵌合方向にスライドさせて嵌合させ、係止部材の係止部で嵌合部が引抜方向にスライドするのを止めることとした。
詳細には、本発明は、ファイル用綴じ具であって、ファイルの表紙に接する基材本体と、基材本体に突起状の被嵌合体とを有する基材と、書類を綴じる綴じ具本体であって、貫通孔と、貫通孔の縁に設けられた切り欠き状の嵌合部であって貫通孔に被嵌合体が挿通された状態において貫通孔の位置が被嵌合体に対して嵌合方向にスライドされると被嵌合体が嵌合する嵌合部とを有する綴じ具本体と、嵌合状態にある嵌合部が嵌合方向と反対の引抜方向へスライドするのを止める係止部を有する係止部材と、を備える。
上述のファイル用綴じ具は、基材と綴じ具本体と係止部材とを主要な構成要素としている。基材は、ファイルの表紙に接する基材本体に突起状の被嵌合体を有している。被嵌合体は、基材本体と綴じ具との間に表紙を挟むようにして綴じ具本体の貫通孔に挿通される。このため、被嵌合体は、基材本体から少なくとも表紙の厚さ以上の高さを有していることが望ましい。被嵌合体は、例えば、断面視T字形、逆L字形、冂字形等の嵌合構造を用いることが可能である。なお、基材本体が接する部分は、ファイルの背表紙部分に限られるものでなく、裏表紙や表表紙であってもよい。また、綴じ具本体の貫通孔と対応する孔を表紙に設け、被嵌合体が表紙の孔と綴じ具の貫通孔とに挿通されるようにしてもよい。
書類を綴じる綴じ具本体は、突起状の被嵌合体を挿通するための貫通孔を有する。貫通孔は、少なくとも被嵌合体を挿通することが可能な大きさにする。貫通孔の縁には、切り欠きからなる嵌合部を設ける。嵌合部は、嵌合方向に動かされると被嵌合体に嵌合し得る外形にする。嵌合方向とは、嵌合部がスライドする方向であり、例えば、嵌合部が被嵌合体に嵌合する方向である。また、嵌合部がスライドする方向とは、例えば、綴じ具本体が表紙に接しながら横滑りする方向である。なお、綴じ具本体が綴じる対象物は書類に限られず、例えば、名刺や写真を入れるクリアーフォルダ等、ファイリングの対象となり得るものであれば何でもよい。
係止部材は、係止部を有する。係止部は、嵌合状態にある嵌合部が嵌合方向と反対の引抜方向にスライドするのを止める役割を果たす。よって、係止部は、綴じ具本体が引抜方向にスライドした際に綴じ具本体に接触し、綴じ具本体のスライドを阻止するように配置する。なお、係止部材はファイル本体から脱落しないようにしている。
ファイル用綴じ具を表紙に固定する際は、基材本体と綴じ具本体との間に表紙を挟むようにしながら基材本体に突起状に設けられている被嵌合体を綴じ具本体の貫通孔に挿通し、綴じ具本体を嵌合方向にスライドさせて貫通孔の縁に設けられている嵌合部を被嵌合体に嵌合する。これにより、綴じ具本体が引抜方向にスライドされて嵌合部が被嵌合体から引抜かれない限り、綴じ具本体がファイルの表紙に固定された状態になる。綴じ具本体をスライドさせることで嵌合部が被嵌合体に嵌合するようにしているため、例えば、嵌合部と被嵌合体とで構成される一対の嵌合構造を多数設けても、嵌合方向さえ同一方向に揃えておけば一度のスライド操作で同時に嵌合させることが可能になる。次に、嵌合部が被嵌合体と嵌合した状態、換言すると、綴じ具本体がファイルの表紙に固定された状態において係止部材の係止部を嵌めると、綴じ具本体の引抜方向へのスライドが止められる。係止部は、綴じ具本体が引抜方向にスライドするのを止める役割さえ果たせば良い。綴じ具本体の引抜方向へのスライドを止める方法として、具体的には、例えば、綴じ具本体と表紙とを貫通する孔に係止部を挿通したり、或いは綴じ具本体と表紙との間に係止部を挟むことで綴じ具本体のスライドを係止したりすればよい。以上により、本発明に係るファイル用綴じ具が表紙に固定される。なお、嵌合部と被嵌合体とが互いに押圧するようにすれば摩擦による保持力が生じるため、綴じ具本体が容易に引抜方向にスライドしないようにすることも可能である。
一方、ファイル用綴じ具を表紙から分離する場合は、係止部材の係止部を外した後に綴じ具本体を引抜方向にスライドさせる。綴じ具本体が引抜方向にスライドされることで被嵌合体に嵌合している嵌合部が引抜かれる。これにより、綴じ具本体と表紙との固定状態が解除され、両者を分離することが可能になる。
以上、本発明に係るファイル用綴じ具によれば、綴じ具本体を嵌合方向にスライドさせてから係止部材を嵌めるだけで綴じ具本体がファイルの表紙に固定されるため、部品数が少なく、安価で、綴じ具と表紙とを容易に脱着することが可能となる。
ここで、上述のファイル用綴じ具において、嵌合部は、スリット形状の切り欠きからなるようにしてもよい。
貫通孔の縁に、スリット形状の切り欠きを設けることで嵌合部を形成する。具体的には、例えば、被嵌合体が断面視T字形や逆L字形をなす形状であれば貫通孔の縁に1本のスリットからなる嵌合部を設ける。スリットに被嵌合体の縦棒部分が挟まるようにすることで、被嵌合体に嵌合部を嵌合することが可能になる。また、被嵌合体が断面視冂字形をなす形状であれば貫通孔の縁に2本のスリットからなる嵌合部を設ければよい。2本のスリットに2本の縦棒がそれぞれ挟まるようにすることで、被嵌合体に嵌合部を嵌合すること
が可能になる。
ここで、上述のファイル用綴じ具において、係止部は、ファイルの表紙と綴じ具本体とに交差するように嵌められることで引抜方向へのスライドを止めるようにしてもよい。
係止部材の係止部が、ファイルの表紙と綴じ具本体とに交差するように嵌められることで、綴じ具本体の引抜方向へのスライドが止められる。係止部をファイルの表紙と綴じ具本体とに交差させるように嵌める方法として、具体的には、例えば、綴じ具本体と表紙とを貫通する孔を設けて係止部を差し込んだり、表紙に孔を設け、係止部材が綴じ具本体の端に接するように係止部を孔に差し込む方法が考えられる。係止部がファイルの表紙と綴じ具本体とに交差するように嵌ることで綴じ具本体のスライド方向の動きが制限され、嵌合部が被嵌合体から引き抜かれるのを止めることが可能になる。
本発明によれば、部品数が少なく、安価で、綴じ具と表紙とを容易に脱着することが可能なファイル用綴じ具を提供することが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を例示的に説明する。以下に示す実施形態は例示であり、本発明はこれらに限定されない。
図1は、本発明の一実施形態(以下、実施形態1という)に係るファイル用綴じ具1が表紙2に固定されたファイル3の斜視図である。なお、本実施形態においては、パイプ式の綴じ具本体4が表紙2に固定されている。しかし、本発明に係るファイル用綴じ具1の綴じ具本体4は、パイプ式のみならずリング式等であってもよい。また、綴じ具本体4は、表紙2の背表紙の部分のみならず、裏表紙の部分に固定してもよい。
図1に示すように、本実施形態に係るファイル用綴じ具1は、基材5、綴じ具本体4、及び係止部材6とにより構成される。図2は基材5の斜視図を、図3は基材5の正面図を、図4は基材5の上面図をそれぞれ示す。図2、3、4において示すように、基材5は、基材本体7と、基材本体7に突起状の被嵌合体8とを有している。
基材本体7は、図1において示すように、ファイル3の外側に位置することになる。このため、基材本体7が大きすぎるとファイル3を書架に並べた際に見栄えが悪く、背見出し等で覆い隠すことが困難になる。このような理由から、基材本体7は図2、3において示すように薄い板状にすることが好ましい。
被嵌合体8は、基材本体7から突起状に配設されており、綴じ具本体4を把持するため縦断面視T字状をなしている。被嵌合体8のT字横棒部分と基材本体7との間に表紙2と綴じ具本体4が挟まるようにするため、被嵌合体8の高さは、綴じ具本体4の座金と表紙2とを重ね合わせた厚さよりも高くする。基材5は、プラスチックを金型に射出等することにより形成する。
図5は、綴じ具本体4の斜視図を、図6は綴じ具本体4の上面図をそれぞれ示す。図5、6において示すように、綴じ具本体4は、表紙2と接する基板11に貫通孔9と、貫通孔9の縁に嵌合部12とを有している。また、係止部材6を嵌めるための切り欠き17と端部18とを有している。貫通孔9は、被嵌合体8を挿通することが可能な形状と大きさを有している。また、嵌合部12は、貫通孔9の縁をスリット状に切り取った切り欠きによって形成されており、被嵌合体8のT字縦棒部分が入るように形成されている。なお、
本実施形態では、貫通孔9と嵌合部12とで構成される嵌合構造が4箇所設けられている。これら4つの嵌合部12は、それぞれ同一のスリット方向を向くように形成する。同一の方向を向くようにすることで、綴じ具本体4をスライドさせることが可能になるからである。また、本実施形態では、書類の重量によって加わる係止部材6への加重を考慮し、嵌合部12のスリット方向が貫通孔9の縁からファイル3の上方向になるように形成する。これにより、ファイル3を逆さまにしなければ書類の加重が係止部材6に加わらないため、係止部材6の破損を防止できる。但し、嵌合部12のスリット方向は単なる設計事項に過ぎない。即ち、如何なる方向に嵌合部12のスリットを形成しても本発明の目的を達成することが可能であることはいうまでもない。なお、嵌合部12はスリット形状のみならず、例えば、くさび形に形成してもよいし半円状に形成してもよい。また、貫通孔9と嵌合部12とで構成される嵌合構造は、本実施形態に係るファイル用綴じ具1のように4箇所設けられたものに限られない。
図7は、係止部材6の斜視図を、図8は係止部材6の右側面図を、図9は係止部材6の正面図をそれぞれ示す。図7、8、9において示すように、係止部材6は、係止部13と操作部14とを有している。係止部13は、嵌合部12が被嵌合体8に嵌合された状態において、嵌合部12が引抜方向にスライドするのを止める役割を果たす。なお、係止部材6は、基材5と同様プラスチックを金型に射出等することにより形成する。
次に、ファイル用綴じ具1を表紙2に固定する方法を説明する。基材5を表紙2の背表紙の表面に、被嵌合体8が貫通孔10に挿通されるように配置する。これにより、被嵌合体8が、表紙2の背表紙の裏面に突出した状態になる。次に、綴じ具本体4を表紙2の背表紙の裏面に、貫通孔9の位置が貫通孔10に重なるように配置する。これにより、被嵌合体8が貫通孔9に挿通された状態になる。次に、綴じ具本体4を嵌合方向にスライドさせる。綴じ具本体4を嵌合方向にスライドさせることにより、嵌合部12が被嵌合体8に嵌合される。これにより、綴じ具本体4が引抜方向にスライドされない限り、綴じ具本体4は表紙2に固定された状態になる。次に、係止部材6の係止部13を切り欠き17を通して貫通孔15に嵌める。係止部13が貫通孔15に嵌められることにより綴じ具本体4の端部18が係止部13に接触し、綴じ具本体4の引抜方向へのスライドが阻止される。これにより、綴じ具本体4が表紙2に完全に固定された状態になる。図11において、ファイル用綴じ具1が表紙2に固定された状態におけるA−A断面図を示す。図11において示すように、ファイル用綴じ具1は、綴じ具本体4と基材本体7との間に表紙2を挟むことにより固定されることになる。図12において、ファイル用綴じ具1が表紙2に固定された状態におけるB−B断面図を示す。係止部13が表紙2の貫通孔15に嵌められることにより、綴じ具本体4の引抜方向(図の右方向)へのスライドが阻止されることが判る。
なお、本実施形態において、嵌合方向とはファイル3の下方向を示している。このように、嵌合方向をファイル3の下方向となるようにしておけば、万一係止部材6が脱落しても書類の加重によって綴じ具本体4は嵌合方向に加重するため、綴じ具本体4が脱落しにくい。また、引抜方向とは嵌合方向の反対方向であり、本実施形態においてはファイル3の上方向を示している。
本実施形態に係るファイル用綴じ具1によれば、複数の嵌合構造を有していても綴じ具本体4をスライドさせてから係止部材6を嵌めればよいため、綴じ具本体4を表紙2に簡単に固定することが可能になる。また、綴じ具本体4と表紙2とを分離する際は、上述した固定方法を逆順に行えばよいため、綴じ具本体4と表紙2とを簡単に分離することが可能になる。また、係るファイル用綴じ具1は、脱着機構に多大な空間を必要としないため、書類等の綴じ代の大きさをほとんど制約することなく、綴じ具2を表紙3に脱着容易に固定することが可能になる。また、嵌合部12をくさび形状に形成することにより被嵌合
体8が挟まれて押圧されるようにすれば、係止部材6を嵌めなくても綴じ具本体4を表紙2に仮止めすることが可能である。
なお、本実施形態においては射出形成されたプラスチックからなる基材5を用いるが、本発明はこれに限られない。図13は変形例に係る基材5の斜視図、図14は正面図、図15は上面図をそれぞれ示す。図13から15の変形例が示すように、板金をプレス加工することで基材5を形成することも可能である。金属製の基材5であればプラスチック製よりも強度が高いし、脱着機構が占有する空間をより小さくすることも可能になる。
以下、上述した実施形態1の変形例(以下、実施形態2という)について説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1との相違点のみについて説明する。また、実施形態1と同様の構成要素については同一の符号を用いて説明する。
実施形態2に係るファイル用綴じ具1は、図16において示すように、被嵌合体16が断面視冂字形に形成されている。図17は本実施形態に係る基材5の斜視図を、図18は正面図を、図19は上面図を示す。また、図20、及び21において示すように、係る基材5に対応する綴じ具本体4の貫通孔9の縁には、平行な2本のスリットからなる嵌合部12が設けられる。図22は、実施形態2に係るファイル用綴じ具1が表紙2に固定された場合のファイル3のC−C断面図を示す。図において示すように、断面視冂字形の被嵌合体16が、平行な2本のスリットからなる嵌合部12に嵌合していることが判る。これにより、基材本体7と綴じ具本体4との間に表紙2が挟まれ、ファイル用綴じ具1が固定されることになる。
なお、本実施形態においては射出形成されたプラスチックからなる基材5を用いるが、本発明はこれに限られない。図23は変形例に係る基材5の斜視図、図24は正面図、図25は上面図をそれぞれ示す。図23から25の変形例が示すように、板金をプレス加工することで断面視冂字形の被嵌合体16を有する基材5を形成することも可能である。実施形態1に係る基材5と同様、金属製の方がプラスチック製よりも強度が高いし、脱着機構が占有する空間をより小さくすることも可能になる。
実施形態1に係るファイル3の斜視図。 実施形態1に係る基材5の斜視図。 実施形態1に係る基材5の正面図。 実施形態1に係る基材5の上面図。 実施形態1に係る綴じ具本体4の斜視図。 実施形態1に係る綴じ具本体4の上面図。 実施形態1に係る係止部材6の斜視図。 実施形態1に係る係止部材6の右側面図。 実施形態1に係る係止部材6の正面図。 実施形態1に係るファイル用綴じ具1の固定方法を示す斜視図。 実施形態1に係るファイル3のA−A断面図。 実施形態1に係るファイル3のB−B断面図。 実施形態1に係る基材5の変形例の斜視図。 実施形態1に係る基材5の変形例の正面図。 実施形態1に係る基材5の変形例の上面図。 実施形態2に係るファイル3の斜視図。 実施形態2に係る基材5の斜視図。 実施形態2に係る基材5の正面図。 実施形態2に係る基材5の上面図。 実施形態2に係る綴じ具本体4の斜視図。 実施形態2に係る綴じ具本体4の上面図。 実施形態2に係るファイル3のC−C断面図。 実施形態2に係る基材5の変形例の斜視図。 実施形態2に係る基材5の変形例の正面図。 実施形態2に係る基材5の変形例の上面図。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・・・ファイル用綴じ具
2・・・・・・・・・・・・・・表紙
3・・・・・・・・・・・・・・ファイル
4・・・・・・・・・・・・・・綴じ具本体
5・・・・・・・・・・・・・・基材
6・・・・・・・・・・・・・・係止部材
7・・・・・・・・・・・・・・基材本体
8、16・・・・・・・・・・・被嵌合体
9、10、15・・・・・・・・貫通孔
11・・・・・・・・・・・・・基板
12・・・・・・・・・・・・・嵌合部
13・・・・・・・・・・・・・係止部
14・・・・・・・・・・・・・操作部
17・・・・・・・・・・・・・切り欠き
18・・・・・・・・・・・・・端部

Claims (3)

  1. ファイルの表紙に接する基材本体と、該基材本体に突起状の被嵌合体とを有する基材と、
    書類を綴じる綴じ具本体であって、貫通孔と、該貫通孔の縁に設けられた切り欠き状の嵌合部であって該貫通孔に前記被嵌合体が挿通された状態において該貫通孔の位置が該被嵌合体に対して嵌合方向にスライドされると該被嵌合体が嵌合する嵌合部とを有する綴じ具本体と、
    嵌合状態にある前記嵌合部が前記嵌合方向と反対の引抜方向へスライドするのを止める係止部を有する係止部材と、を備える、
    ファイル用綴じ具。
  2. 前記嵌合部は、スリット形状の切り欠きからなる、
    請求項1に記載のファイル用綴じ具。
  3. 前記係止部は、前記ファイルの表紙と前記綴じ具本体とに交差するように嵌められることで前記引抜方向へのスライドを止める、
    請求項1又は2に記載のファイル用綴じ具。
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