JP2007330723A - 内視鏡用鋏型高周波切開具 - Google Patents

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Abstract

【課題】粘膜下層剥離術を行う際に、鋏型の高周波電極の先端部分に触れる筋層等を高周波焼灼する恐れのない安全性の高い内視鏡用鋏型高周波切開具を提供すること。
【解決手段】内視鏡の処置具案内管に挿脱されるシース1,2の先端に、前方に向かって開閉する導電金属製の一対の高周波電極6A,6Bが設けられた内視鏡用鋏型高周波切開具において、一対の高周波電極6A,6Bの各々の対向面のみに導電金属6cA,6cBを露出させて他の部分の表面を電気絶縁10すると共に、一対の高周波電極6A,6Bのうち一方の高周波電極6Aの最先端部分から他方の高周波電極6Bの先端領域6aBの前方位置に突出する絶縁突起6x,6xA,6xBを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡の処置具案内管路内に通して使用される内視鏡用鋏型高周波切開具に関する。
内視鏡用高周波切開具としては、使用目的によって各種の形状のものがあるが、例えば粘膜下層剥離術を行うためのものとしては、シースの先端位置に前方に向かって並列に並んで配置された一対の高周波電極を、シースの後端側からの遠隔操作で開閉することができるようにした鋏型の電極を有する内視鏡用鋏型高周波切開具が用いられている(例えば、特許文献1)。
特開2003−299667公報
内視鏡用鋏型高周波切開具を用いて粘膜下層剥離術を行う際には、予め内視鏡用高周波ナイフ等で表面が切開された粘膜の切開面に、図16に示されるように鋏型高周波切開具を差し込んでから、鋏型の一対の高周波電極aに高周波電流を通電して、表面粘膜と粘膜下の筋層bとの間の筋状繊維等を切開する処置が行われる。しかし、粘膜下の筋層bに触れる高周波電極aの先端部分で筋層bが焼灼されて穿孔してしまう恐れがある。そこで、鋏型の高周波電極aのあい対向する面以外の部分に電気絶縁性のコーティング等を施して電気絶縁することが考えられるが、そのように構成しても、図16に矢印Aで示されるように、高周波電極aのあい対向する金属露出面の前端部分から前方に漏洩する高周波電流により、筋層bを焼灼して損傷してしまう恐れがある。
本発明はそのような問題を解決するためになされたものであり、粘膜下層剥離術を行う際に、鋏型の高周波電極の先端部分に触れる筋層等を高周波焼灼する恐れのない安全性の高い内視鏡用鋏型高周波切開具を提供することを目的とする。
本発明の内視鏡用鋏型高周波切開具は、内視鏡の処置具案内管に挿脱されるシースの先端に、前方に向かって開閉する導電金属製の一対の高周波電極が設けられた内視鏡用鋏型高周波切開具において、一対の高周波電極の各々の対向面のみに導電金属を露出させて他の部分の表面を電気絶縁すると共に、一対の高周波電極のうち一方の高周波電極の最先端部分から他方の高周波電極の先端領域の前方位置に突出する絶縁突起を設けたことを特徴とする。
なお、一対の高周波電極が閉じた状態を前方からみたとき、他方の高周波電極の導電金属露出面が絶縁突起の背後に隠れる状態に位置しているとよい。そして、絶縁突起が、側方から見たとき一方の高周波電極の長手方向に対して略垂直方向に突出する形状に形成されていてもよく、側方から見たとき前方に向かって凸の略円弧状に形成されていてもよい。一方の高周波電極の絶縁突起部分付近が、それより後方部分の幅より幅広に形成されていてもよく、他方の高周波電極の先端領域付近も、それより後方部分の幅より幅広に形成されていてもよい。絶縁突起が略球状に形成されていてもよい。
また、他方の高周波電極の導電金属露出面の先端付近が、先側ほど一方の高周波電極から遠ざかるカーブ状に形成されると共に、一方の高周波電極の導電金属露出面の先端付近が他方の高周波電極の導電金属露出面に沿うカーブ状に形成されて、そのカーブに沿うカーブ状に絶縁突起が突出形成されていてもよい。絶縁突起が、一方の高周波電極と他方の高周波電極の各々の最先端部分の異なる半幅位置に各々形成されていてもよい。なお、一対の高周波電極が閉状態のときに互いに向かい合う各高周波電極の対向位置に、一定の幅で対向方向に向かって突出する凸形の断面形状の直線状の電極刃部が前後方向に真っ直ぐに形成されて、高周波電極の電極刃部の突端対向面のみに導電金属面が露出し、高周波電極のその他の面には全面に不活性材からなる電気絶縁性コーティング皮膜が被覆されていてもよい。
本発明の内視鏡用鋏型高周波切開具によれば、一対の高周波電極の各々の対向面のみに導電金属を露出させて他の部分の表面を電気絶縁すると共に、一対の高周波電極のうち一方の高周波電極の最先端部分から他方の高周波電極の先端領域の前方位置に突出する絶縁突起を設けたことにより、粘膜下層剥離術を行う際に、鋏型の高周波電極の先端部分に触れる筋層等を高周波焼灼する恐れがなくなり、優れた安全性を確保することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を具体的に説明する。
図1と図2は、本発明の第1の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の側面断面図と斜視図である。
1は、内視鏡の処置具案内管に挿脱自在な可撓性シースであり、ステンレス線を密着巻きしたコイルパイプにより形成されている。可撓性シース1の外周面には、電気絶縁性の可撓性チューブからなるシース外皮2が全長に被覆され、可撓性シース1の先端に固定的に取り付けられた先端口金3の外周にシース外皮2の先端が緊縛固定されている。4は、可撓性シース1内に緩く挿通された導電性の操作ワイヤーであり、可撓性シース1の基端に連結された操作部からの操作により、軸方向に進退させることができ、また軸周りに回転させることができる。
5は、先端口金3に対して軸方向に移動することはできないが、軸周りに回転自在に先端口金3に連結された先端支持枠であり、先端支持枠5に形成されたスリット7の先端部分に、一対の高周波電極6A,6Bが支軸8を中心に回動自在に前方に向かって開閉自在に支持されている。9は、高周波電極6A,6Bを開閉駆動するための公知のリンク機構であり、操作ワイヤー4の先端がリンク機構9に連結されている。その結果、操作部において操作ワイヤー4を進退操作すれば高周波電極6A,6Bが支軸8を中心に開閉し、操作ワイヤー4を軸周りに回転操作すれば、先端支持枠5や高周波電極6A,6B等が一体となって先端口金3の軸周りに回転する。また、操作部側において操作ワイヤー4を高周波電源に接続することにより、操作ワイヤー4を経由して高周波電極6A,6Bに高周波電流を通電することができる。図1には、一対の高周波電極6A,6Bが開いた状態が示されているが、閉じた状態も二点鎖線で図示されている。なお、一対の高周波電極6A,6Bの開閉駆動をリンク機構9以外の機構で行ってもよい。
各高周波電極6A,6Bには、一対の高周波電極6A,6Bが閉じられた状態のときに互いに向かい合う位置(対向位置)に、一定の幅で対向方向に向かって突出する凸形の断面形状の直線状の電極刃部6bA,6bBが前後方向に真っ直ぐに形成されて、各高周波電極6A,6Bの電極刃部6bA,6bBの突端対向面のみに金属面が露出し(導電金属露出面6cA,6cB)、各高周波電極6A,6Bのその他の面には各々全面に一つながりに、例えばフッ素樹脂等のような化学的及び熱的に安定性が大きいいわゆる不活性の合成樹脂材からなる電気絶縁性コーティング皮膜10が被覆されている。電気絶縁性コーティング皮膜10部分は全図について砂目状に表示してある。このようにして電極刃部6bA,6bBの導電金属露出面6cA,6cBのみが金属露出面になっていることにより、粘膜剥離処置の際に切開が必要な生体組織だけを安全に高周波切開することができる。
一対の高周波電極6A,6Bのうち第1の高周波電極6Aの最先端部分には、その高周波電極6Aの先端領域6aAを電気絶縁してさらにそこから第2の高周波電極6Bの先端領域6aBの前方位置に突出するように、第1の高周波電極6Aの長手方向に対して略垂直方向にL型に突出する絶縁突起6xが設けられている。絶縁突起6xは、図1に二点鎖線で示されるように一対の高周波電極6A,6Bが閉じた状態を前方(図1において左方)から見たときに、第1の高周波電極6Aの導電金属露出面6cAだけでなく第2の高周波電極6Bの導電金属露出面6cBが絶縁突起6xの背後に隠れる大きさに形成されていて、絶縁突起6xの全面が電気絶縁性コーティング皮膜10で被覆されている。
その結果、本発明の内視鏡用鋏型高周波切開具を内視鏡の処置具案内管に通して粘膜下層剥離術を行う際に、図3に示されるように、一対の高周波電極6A,6Bの最先端部分が粘膜下の筋層30に触れる状態で一対の高周波電極6A,6Bに高周波電流が通電されても、絶縁突起6xが導電金属露出面6cA,6cBの前方に位置していることにより導電金属露出面6cA,6cBが筋層30に触れないので、筋層30が高周波焼灼されて損傷する恐れがなく、筋状繊維31だけを焼灼切断して粘膜下層剥離術を安全に行うことができる。また、粘膜下層剥離術を行うに際して、図4に示されるように、絶縁突起6xを筋状繊維31に引っかけて内視鏡20を湾曲操作等で首振り動作させることで、筋状繊維31を滑ることなく容易にたぐり寄せることができる効果もある。21は処置具案内管である。
図5と図6は、本発明の第2の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の側面断面図と斜視図であり、絶縁突起6xが側方から見たとき前方に向かって凸の略円弧状に形成されている。その結果、第1の実施の形態と同様の効果に加えて、図5に示されるように、絶縁突起6xが生体組織の表面に押し付けられた状態で移動する際に生体組織に食い込むことなく生体組織の表面に沿ってスムーズに移動し易いメリットがある。また、この実施の形態においては、各高周波電極6A,6Bの電極刃部6bA,6bBを横切る電極横断溝6eA,6eBが複数形成されていて、その電極横断溝6eA,6eBにも電気絶縁性コーティング皮膜10が他の部分とつながった状態に被覆され、それによって電気絶縁性コーティング皮膜10の耐剥離強度が大きくされている。その他の構成は前記の第1の実施の形態と同様である。
図7は、本発明の第3の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の斜視図であり、各高周波電極6A,6Bの先端領域6aA,6aBの幅と絶縁突起6xの幅を、それより後方の各高周波電極6A,6Bの幅より幅広に形成したものである。その他の構成は前記の第1の実施の形態と同様である。このように構成することにより、第1の実施の形態と同様の効果に加えて、切開済みの粘膜が切開部に覆いかぶさるのを各先端領域6aA,6aBの幅広部で押し退けて、切開部を内視鏡観察し易い状態で粘膜下層剥離術を行うことができる効果がある。
図8は、本発明の第4の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の斜視図であり、絶縁突起6xを略球状に形成したものである。その他の構成は前記の第1の実施の形態と同様である。このように構成すると、第1の実施の形態と同様の効果に加えて、絶縁突起6xで粘膜をスムーズに押し広げることができる効果がある。なお、球状以外の形状で絶縁突起6x部分をそれ以外の部分の高周波電極6A,6Bの幅より幅広に形成してもよい。
図9、図10及び図11は、本発明の第5の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の側面断面図、平面図及び斜視図であり、絶縁突起6xが形成されていない第2の高周波電極6Bの導電金属露出面6cBの先端部分を、先側ほど第1の高周波電極6から遠ざかるカーブ状の形状に形成すると共に、絶縁突起6xが形成されている第1の高周波電極6Aの導電金属露出面6cAの先端部分を、第2の高周波電極6Bの導電金属露出面6cBに沿うカーブ状の形状に形成して、そのカーブに沿うカーブ状に絶縁突起6xを第1の高周波電極6Aから突出形成したものである。このような形状に構成することにより、第1の実施の形態の効果に加えて、一対の高周波電極6A,6Bで微小血管や出血源を摘み易くなるメリットがある。なお、各高周波電極6A,6Bの先端領域6aA,6aBは第3の実施の形態と同様に幅広に形成してある。
また、この実施の形態においては、図9のA−A線における断面を図示する図12に示されるように、高周波電極6Aの導電金属露出面6cAより僅かに低い位置に導電金属露出面6cAの両側に平面部6dAが形成されている。第2の高周波電極6B側も同様である。その結果、図13に示されるように、切開部位の周囲の組織を一対の高周波電極6A,6Bの平面部6dA,6dBで挟み付けて固定したり、血管を圧迫して血流を遮断することができ、導電金属露出面6cA,6cBにおいて安定した状態で焼灼、切開処置を行うことができる。
図14は、本発明の第6の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の斜視図であり、絶縁突起6xA,6xBを、第1の高周波電極6Aと第2の高周波電極6Bの各々の最先端部分の異なる半幅位置に各々形成したものである。その他の構成は前記の第1の実施の形態と同様である。このように、絶縁突起6xA,6xBを各高周波電極6A,6Bから突出形成することにより、第1の実施の形態と同様の効果に加えて、図15に示されるように、粘膜等を必要に応じて絶縁突起6xA,6xBで挟み付けて把持することができる。
なお、本発明は各実施の形態の構成に限定されるものではなく、例えば電極刃部6bA,6bBが直線状でなくてもよく、その幅が全体に一定でなくてもよい。また、第1と第2の高周波電極6A,6Bの間を電気絶縁して、高周波電源の正極と負極とに分けて接続するいわゆるバイポーラ型の内視鏡用鋏型高周波切開具に適用することもできる。
本発明の第1の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の側面断面図。 本発明の第1の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の斜視図。 本発明の第1の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の使用状態の側面断面図。 本発明の第1の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の使用状態の概略図。 本発明の第2の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の側面断面図。 本発明の第2の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の斜視図。 本発明の第3の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の斜視図。 本発明の第4の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の斜視図。 本発明の第5の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の側面断面図。 本発明の第5の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の平面図。 本発明の第5の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の斜視図。 本発明の第5の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の図9のA−A線における断面図。 本発明の第5の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の使用状態の断面図。 本発明の第6の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の斜視図。 本発明の第6の実施の形態の内視鏡用鋏型高周波切開具の先端部分の使用状態の略示図。 従来の内視鏡用鋏型高周波切開具の使用状態の概略図。
符号の説明
1…可撓性シース
2…シース外皮
4…操作ワイヤー
6A,6B…高周波電極
6aA,6aB…先端領域
6bA,6bB…電極刃部
6cA,6cB…導電金属露出面
6x,6xA,6xB…絶縁突起
8…支軸
10…電気絶縁性コーティング皮膜

Claims (10)

  1. 内視鏡の処置具案内管に挿脱されるシースの先端に、前方に向かって開閉する導電金属製の一対の高周波電極が設けられた内視鏡用鋏型高周波切開具において、
    前記一対の高周波電極の各々の対向面のみに前記導電金属を露出させて他の部分の表面を電気絶縁すると共に、前記一対の高周波電極のうち一方の高周波電極の最先端部分から他方の高周波電極の先端領域の前方位置に突出する絶縁突起を設けたことを特徴とする内視鏡用鋏型高周波切開具。
  2. 請求項1に記載された内視鏡用鋏型高周波切開具において、前記一対の高周波電極が閉じた状態を前方からみたとき、前記他方の高周波電極の導電金属露出面が前記絶縁突起の背後に隠れる状態に位置している内視鏡用鋏型高周波切開具。
  3. 請求項1又は2に記載された内視鏡用鋏型高周波切開具において、前記絶縁突起が、側方から見たとき前記一方の高周波電極の長手方向に対して略垂直方向に突出する形状に形成されている内視鏡用鋏型高周波切開具。
  4. 請求項1又は2に記載された内視鏡用鋏型高周波切開具において、前記絶縁突起が、側方から見たとき前方に向かって凸の略円弧状に形成されている内視鏡用鋏型高周波切開具。
  5. 請求項1から4の何れかに記載された内視鏡用鋏型高周波切開具において、前記一方の高周波電極の前記絶縁突起部分付近が、それより後方部分の幅より幅広に形成されている内視鏡用鋏型高周波切開具。
  6. 請求項5に記載された内視鏡用鋏型高周波切開具において、前記他方の高周波電極の先端領域付近も、それより後方部分の幅より幅広に形成されている内視鏡用鋏型高周波切開具。
  7. 請求項5に記載された内視鏡用鋏型高周波切開具において、前記絶縁突起が略球状に形成されている内視鏡用鋏型高周波切開具。
  8. 請求項1又は2に記載された内視鏡用鋏型高周波切開具において、前記他方の高周波電極の導電金属露出面の先端付近が、先側ほど前記一方の高周波電極から遠ざかるカーブ状に形成されると共に、前記一方の高周波電極の導電金属露出面の先端付近が前記他方の高周波電極の導電金属露出面に沿うカーブ状に形成されて、そのカーブに沿うカーブ状に前記絶縁突起が突出形成されている内視鏡用鋏型高周波切開具。
  9. 請求項1から7の何れかに記載された内視鏡用鋏型高周波切開具において、前記絶縁突起が、前記一方の高周波電極と前記他方の高周波電極の各々の最先端部分の異なる半幅位置に各々形成されている内視鏡用鋏型高周波切開具。
  10. 請求項1から9の何れかに記載された内視鏡用鋏型高周波切開具において、前記一対の高周波電極が閉状態のときに互いに向かい合う前記各高周波電極の対向位置に、一定の幅で対向方向に向かって突出する凸形の断面形状の直線状の電極刃部が前後方向に真っ直ぐに形成されて、前記高周波電極の電極刃部の突端対向面のみに前記導電金属面が露出し、前記高周波電極のその他の面には全面に不活性材からなる電気絶縁性コーティング皮膜が被覆されている内視鏡用鋏型高周波切開具。
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