JP6841029B2 - 医療用高周波処置具 - Google Patents
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Description
医療用高周波処置具100は、回動軸により開閉可能に軸支されている一対の導電性の把持片(鋏片12、22)と、把持片(鋏片12、22)の基端部に駆動力を付与して把持片(鋏片12、22)を開閉操作する操作ワイヤ30と、把持片(鋏片12、22)に高周波電流を供給する給電部52と、を備えている。
把持片(鋏片12、22)の表面には非導電性層の形成領域131、231及び非形成領域132、232を有し(図7参照)、非形成領域132、232は少なくとも把持片(鋏片12、22)の閉方向側の面に沿い形成され、遠位側において非形成領域132、232が幅広となる幅広部が形成されている。
(1)生体組織を切開、切除、焼灼または止血する医療用高周波処置具であって、回動軸により開閉可能に軸支されている一対の導電性の把持片と、前記把持片の基端部に駆動力を付与して前記把持片を開閉操作する操作ワイヤと、前記把持片に高周波電流を供給する給電部と、を備え、前記把持片の表面には非導電性層の形成領域及び非形成領域を有し、前記非形成領域は少なくとも前記把持片の閉方向側の面に沿い形成され、遠位側において前記非形成領域が幅広となる幅広部が形成されていることを特徴とする医療用高周波処置具。
(2)前記幅広部は前記把持片の前記閉方向側の面から、前記把持片の開閉方向と平行な側面にかけて形成されている(1)に記載の医療用高周波処置具。
(3)一対の前記把持片の少なくとも一方に、厚み方向に貫通する凹部が前記閉方向側の面に形成されている(1)又は(2)に記載の医療用高周波処置具。
(4)前記幅広部は前記凹部よりも遠位側に形成されている(3)に記載の医療用高周波処置具。
(5)一対の前記把持片の互いに対応する位置に前記凹部が互いに対向して形成され、前記回転軸の軸方向にみて前記凹部が円孤状である(3)又は(4)に記載の医療用高周波処置具。
(6)前記把持片は薄板状の刃部を有する鋏片であり、一対の前記鋏片は閉状態において前記鋏片の開閉方向と平行な側面の少なくとも一部が側面視において重なり合う(1)乃至(5)の何れか1項に記載の医療用高周波処置具。
(7)前記非形成領域は前記一対の鋏片の前記閉方向側の面と、前記一対の鋏片の側面視において重なり合う面とに形成されている(6)に記載の医療用高周波処置具。
(8)前記非形成領域は前記一対の鋏片の前記閉方向側の面と、前記一対の鋏片の側面視において重なり合う部分以外の側面には非形成である(7)に記載の医療用高周波処置具。
(9)前記把持片は棒状であり、一対の前記把持片は閉状態において前記閉方向側の面が対向する(1)乃至(5)の何れか1項に記載の医療用高周波処置具。
(10)前記非導電性層は、体積抵抗率の下限値が1.0×1012Ω・cm以上1.0×1015Ω・cm以下の樹脂を含む(1)乃至(9)の何れか1項に記載の医療用高周波処置具。
(11)前記非導電性層は、UL746Bに準拠する連続使用温度の下限値が200度以上300度以下の樹脂を含む(1)乃至(10)の何れか1項に記載の医療用高周波処置具。
12、22 鋏片
13、23 刃部
14 爪部
15、25 凹部
15a〜15d 凹部
17、27 リンク片
19 スペーサ部
20 保持枠
26 進退部
29 回動軸
30 操作ワイヤ
40 シース
42 絶縁外層
50 手元操作部
52 給電部
54 指掛リング
56 スライダ
57 回転操作部
58 軸部
60 先端湾曲部
62 基端湾曲部
64 先端
66 曲折突部
67 最基端部
100 医療用高周波処置具
131、231 形成領域
132、232 非形成領域
132a、232a 刃先部非形成領域
132b、232b 側部非形成領域
132c、232c 拡張幅広部
L 延長線
Claims (8)
- 生体組織を切開、切除、焼灼または止血する医療用高周波処置具であって、
側面視方向に延在する回動軸により開閉可能に軸支されており前記側面視方向に互いにオフセットして設けられた一対の導電性の把持片と、
前記把持片の基端部に駆動力を付与して前記把持片を開閉操作する操作ワイヤと、
前記把持片に高周波電流を供給する給電部と、
を備え、
前記把持片は薄板状の刃部を有する鋏片であり、
一対の前記鋏片は、前記回動軸を軸として前記鋏片の面内方向に互いに回動することにより開閉して閉状態または開状態となり、前記閉状態においてそれぞれの閉方向側の先端部同士が前記側面視方向に互いに重なっており、前記鋏片の開閉方向と平行な側面であり前記閉状態で前記側面視方向に互いに対向する内側面を有し、
前記内側面は、前記鋏片の前記閉状態において前記側面視方向に互いに重なり合う部分を有し、
前記把持片の表面には非導電性層の形成領域及び非形成領域を有し、
前記非形成領域は少なくとも前記把持片の前記閉方向側の面に沿い形成され、遠位側において前記非形成領域が幅広となる幅広部が一対の把持片のそれぞれに形成されており、
前記幅広部は、前記閉方向側の面に形成されている刃先部非形成領域と、前記内側面の前記重なり合う部分に形成されている側部非形成領域と、を含み、
前記刃先部非形成領域と前記側部非形成領域とが連続して形成されていることを特徴とする医療用高周波処置具。 - 前記非形成領域は前記一対の鋏片の前記閉方向側の面と、前記一対の鋏片の側面視において重なり合う部分以外の側面には非形成である請求項1に記載の医療用高周波処置具。
- 生体組織を切開、切除、焼灼または止血する医療用高周波処置具であって、
回動軸により開閉可能に軸支されて閉状態または開状態となる一対の導電性の把持片と、
前記把持片の基端部に駆動力を付与して前記把持片を開閉操作する操作ワイヤと、
前記把持片に高周波電流を供給する給電部と、
を備え、
前記把持片は棒状であり、一対の前記把持片は、前記閉状態において互いに対向する閉方向側の面を有し、
前記把持片の表面には非導電性層の形成領域及び非形成領域を有し、
前記閉方向側の面の遠位側において前記非形成領域が幅広となる幅広部が一対の把持片のそれぞれに形成されており、
前記幅広部は、前記非形成領域において当該幅広部の近位側の領域よりも幅広であり、
一対の前記把持片の前記閉状態において、前記幅広部どうしが互いに近接することを特徴とする医療用高周波処置具。 - 一対の前記把持片の少なくとも一方に、厚み方向に貫通する凹部が前記閉方向側の面に形成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の医療用高周波処置具。
- 前記幅広部は前記凹部よりも遠位側に形成されている請求項4に記載の医療用高周波処置具。
- 一対の前記把持片の互いに対応する位置に前記凹部が互いに対向して形成され、前記回転軸の軸方向にみて前記凹部が円孤状である請求項4又は5に記載の医療用高周波処置具。
- 前記非導電性層は、体積抵抗率の下限値が1.0×1012Ω・cm以上1.0×1015Ω・cm以下の樹脂を含む請求項1乃至6の何れか1項に記載の医療用高周波処置具。
- 前記非導電性層は、UL746Bに準拠する連続使用温度の下限値が200度以上300度以下の樹脂を含む請求項1乃至7の何れか1項に記載の医療用高周波処置具。
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JP2016247435A JP6841029B2 (ja) | 2016-12-21 | 2016-12-21 | 医療用高周波処置具 |
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