JP2007320906A - 小じわ改善剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】高価な薬剤や保湿剤等を用いる必要なしに、短期間で効果的に小じわを改善する。
【解決手段】10〜100質量%の固形または半固形油分を含む油分50〜95質量%と粉末5〜50質量%とを含有しかつ50%以上の閉塞性を有する油性皮膚外用剤を皮膚に塗布する。

Description

本発明は、小じわを改善するための皮膚外用剤および美容方法に関するものである。
年をとるにつれて皮膚老化の1つの現象としてしわが増加するが、しわは、その発生部位や発生メカニズム等によって、大じわ、小じわ、およびちりめんじわに大きく分類される。大じわは主に光老化によって額や首の後ろ等に生じる深いしわであり、小じわは目尻や口元に生じる比較的浅いしわであり、またちりめんじわは老人の腹部等の非露光部に生じるひだ状のしわである。
近年特に、中高年の女性における美容に対する関心の高まりから、加齢に伴う表皮角質層の保水能力の低下や表皮脂質の分泌低下による皮脂の減少によって顕在化する、目尻や口元に生じる小じわに対する関心が高まっている。
小じわに対する化粧料は、視覚的に目立たなくするメーキャップ製剤と、連用によって改善効果をもたらすスキンケア製剤に大きく分けられる。
メーキャップ製剤は、凹凸を平滑化したり皮膚の色を補正したりして視覚的に小じわを目立たなくするものであり、例えば、球状粉末の光拡散効果によって小じわの凹凸をぼかして目立たなくする製剤(例えば特許文献1または2)や、またワックスやポリマーゲルなどの凹凸埋め効果によって小じわを平滑化する製剤(例えば特許文献3)、あるいはそれらの双方を用いた製剤などが報告されている。それらメーキャップ製剤は、小じわを視覚的に目立たなくするが、小じわを実際に改善する効果はもたない。
一方、スキンケア製剤は、様々な薬剤や保湿剤等を配合して小じわを改善するものであり、例えばビタミンC誘導体、ビタミンAまたはその誘導体などの薬剤を配合した製剤(例えば特許文献4)や、グリセリン、ソルビトール、植物液エキス等の保湿剤やコラーゲン等を配合した製剤が知られている。しかしながらそれらスキンケア化粧料は非常に高価であり、また小じわ改善効果をもたらすにはある程度の期間連用する必要がある。
特開2002−47138号公報 特開2003−12461号公報 特開2000−16919号公報 特開2002−80338号公報
本発明は、高価な薬剤や保湿剤等を配合する必要なしに、短期間で効果的に小じわを改善できる、安価でかつ使用性に優れた小じわ改善剤を提供することを目的とするものである。
また、本発明は、高価な薬剤や保湿剤等を用いる必要なしに、短期間で効果的に小じわを改善できる美容方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、50%以上の高い閉塞性を有する油性皮膚外用剤を皮膚に塗布することによって、皮膚内部の水分が皮膚表面に効率的に保たれ、小じわが短期間に顕著に改善されること、ならびに10〜100質量%の固形または半固形油分を含む油分50〜95質量%と、粉末5〜50質量%とを配合することによって、油性皮膚外用剤の閉塞性を妨げることなくその使用性を顕著に改善できることを見出し、本願発明を達成するに至った。
従来のワセリン等の閉塞性の高い油性基剤は、のびが悪く、また皮膚に塗布した際にベタツキやテカリが生じ、使用性が非常に悪かった。ワセリン等の使用性を改善するために、各種粉末を配合する様々な試みがなされているが、従来の外用剤では、粉末の配合によって油性系に水分が通過するパスが形成されて閉塞性が低下し、皮膚内部の水分を皮膚表面に十分保持することができず、小じわ改善効果をもたらすことはできなかった。
本願発明の小じわ改善剤は、10〜100質量%の固形または半固形油分を含む油分50〜95質量%と粉末5〜50質量%とを含有し、かつ50%以上の閉塞性を有する油性皮膚外用剤から成ることを特徴とする。
また、本発明の小じわを改善する美容方法は、10〜100質量%の固形または半固形油分を含む油分50〜95質量%と粉末5〜50質量%とを含有しかつ50%以上の閉塞性を有する油性皮膚外用剤を皮膚に塗布することを特徴とする。
本明細書において、「閉塞性」とは、ヒト前腕内部部位に試料を塗布(2.5mg/cm)し、1時間後の経皮水分蒸散量(TEWL)を水分蒸散計によって測定し、下記の式で算出した値を意味する:

閉塞性(%)=(1−TEWL(試料塗布)/TEWL(試料無し))×100
粉末は、球状粉末を含むことが好ましい。球状粉末を配合すると、塗り伸ばしが良好で使用感触を改善できると共に、その光拡散効果によって肌に塗布した際に肌の凹凸をぼかして小じわを目立たなくすることができる。本発明の油性皮膚外用剤は、スキンケアの際のみならずメークの際にも使用でき、したがって、小じわ改善効果と小じわを隠蔽する効果の両方の効果を有する製剤を提供できる。特に、弾性球状粉末は粉っぽさがないため好ましく、その中でもべたつき改善効果が高い弾性球状シリコーン系粉末を配合することがより好ましい。さらには、弾性球状粉末または弾性球状シリコーン系粉末と共に、球状シリカ粉末を併用することによって、使用性のみならず高温縦置きでの貯蔵安定性も向上させることができる。
閉塞性の観点から、油分は、油分全量に対して20質量%以上の固形または半固形の非極性炭化水素油分を含むことが好ましい。非極性炭化水素油分を高濃度で配合することによって、より高い閉塞性をもたらすことができる。
さらに、使用性の観点から、油分は、油分全量に対して5〜50質量%の揮発性油分を含むことが好ましい。揮発性油分を配合することによって、より塗り伸ばしやすくなり、また塗布後のベタツキがさらに改善される。
本発明の油性皮膚外用剤は、50%以上の閉塞性を有するため、皮膚内部からの水分を皮膚表面に保って、その水分によって皮膚をふっくらした状態に保つことができる。従って、高価な薬剤や保湿剤等を使用する必要なしに、短期間で顕著に小じわを改善することができる。
さらに、本発明の外用剤は、10〜100質量%の固形または半固形油分を含む油分50〜95質量%と粉末5〜50質量%とを含有するため、皮膚に塗布した際にべたつきやテカリを生じさせることなく、皮膚に高い閉塞性をもたらすことができ、また非常に伸びがよいため少量で十分な閉塞効果(したがって小じわ改善効果)をもたらすことが可能である。
本発明の小じわ改善剤を構成する油性皮膚外用剤、または本発明の美容方法で用いる油性皮膚外用剤は、固形または半固形油分を含む油分と粉末とを含有する。
尚、本明細書において、「小じわ」とは、皮膚の乾燥によって生じる目尻や口元に生じる比較的浅いしわを意味し、アトピー性皮膚炎によって生じる小じわも含む。
また、「小じわ改善」または「小じわを改善する」とは、形成された小じわを軽減することのみならず、小じわの形成を防止することも含む。
本発明において、油性皮膚外用剤中の油分の配合量は、外用剤全量に対して50〜95質量%であるが、より好ましくは60〜90質量%であり、さらに好ましくは70〜85質量%である。油分の配合量が50質量%未満になると高い閉塞性が得られず、また95質量%より多くなると使用性が悪くなる。
本発明で用いられる固形または半固形油分は、常温(25℃)で固体または半固体の油性成分であれば特に限定されず、例えば、固形パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、ビースワックス、バリコワックス、ポリエチレンワックス、シリコンワックス、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコール、バチルアルコール、カルナウバロウ、ミツロウ、キャンデリラロウ、ジョジョバロウ、ラノリン、セラックロウ、鯨ロウ、モクロウ、ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸、ベヘニン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、カカオ脂、硬化ヒマシ油、硬化油、水添パーム油、パーム油、硬化ヤシ油、ポリエチレン末、ワセリン、各種の水添加動植物油脂、脂肪酸モノカルボン酸ラノリンアルコールエステル等が挙げられる。本発明において、固形または半固形油分は、皮膚からの水分蒸散を効率的に防ぎ、皮膚表面に水を保持して皮膚を乾燥から防ぐ働きをする。従って、用いられる固形または半固形油分はより閉塞性が高いものが好ましく、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、ワセリン等の固形または半固形の非極性炭化水素油を用いることが好ましい。
本発明において、固形または半固形油分の配合量は油分全量に対して10〜100質量%である。固形または半固形油分の配合量が10質量%未満の場合高い閉塞性が得られない。より好ましい配合量は用いる油分の種類や組合せ等によって異なり、特に限定はされないが、例えば、好ましくは20〜95質量%であり、さらに好ましくは30〜90質量%である。特に、固形または半固形の非極性炭化水素油分を、油分全量に対して20質量%以上、より好ましくは30質量%以上、さらに好ましくは40質量%以上含有することが好ましい。高い配合量で固形または半固形の非極性炭化水素油分を配合することによって、より高い閉塞性および高温安定性をもたらすことができる。
本発明において、使用性の観点から、油分に揮発性油分を配合することが好ましい。揮発性油分を配合することによって、塗り伸ばしや塗布後のベタツキをさらに改善することができる。
本明細書において、揮発性油分とは、室温(25℃)で揮発性を有する油分を意味する。本発明において用いることができる揮発性油分は、本発明の目的を達成できる限り特に限定はされないが、例えば、低沸点(常圧における沸点260℃以下)イソパラフィン系炭化水素油や、低沸点シリコーン油等が好ましく用いられる。
低沸点イソパラフィン系炭化水素油としては、具体的には、アイソパーA、同C、同E、同G、同H、同K、同L、同M(以上、いずれもエクソン社)、シェルゾール71(シェル社)、ソルトロール100、同130、同220(以上、いずれもフィリップ社)等として市販されており、商業的に入手可能である。
低沸点シリコーン油としては、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチルテトラシクロシロキサン〔例えば、「エキセコールD−4」(信越シリコーン)、「SH244」、「SH344」(いずれも東レ・ダウコーニング・シリコーン)、デカメチルシクロペンタシロキサン〔例えば、「エキセコールD−5」(信越シリコーン)、「SH245」、「DC345」(いずれも東レ・ダウコーニング・シリコーン)、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン〔例えば、「DC246」(東レ・ダウコーニング・シリコーン)、テトラデカメチルシクロヘプタシロキサンなどが好ましいものとして挙げられる。特に、使用性改善効果に優れていることから、揮発性油分としてデカメチルシクロペンタンシロキサンを配合することが好ましい。
本発明において、揮発性油分を1種単独で用いても、また2種以上を組合せて用いてもよい。揮発性油分の配合量は、油分全量に対して5〜50質量%であることが好ましく、より好ましくは10〜40質量%であり、さらに好ましくは15〜30質量%である。
さらに、本発明の目的を達成できる限り、室温(25℃)において液状の液状油分を配合してよい。特に、固形油分はそのままでは硬すぎて使用性が悪いため、固形油分と共に液状油分を含むことが好ましい。具体的には、流動パラフィン、スクワラン等の非極性炭化水素油、オリーブ油、マカデミアナッツ油、ホホバ油、ツバキ油等の油脂、オレイン酸、トール油脂肪酸、イソステアリン酸等の高級脂肪酸、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、イソステアリン酸イソセチル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル等のエステル類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシオキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、ベンゾフェノン誘導体等の紫外線吸収剤、香料等が挙げられる。特に、閉塞性の観点から、流動パラフィン、スクワラン等の非極性炭化水系素系の液状油を配合することが好ましい。上記の液状油分を、1種単独でまたは2種以上を組合せて配合してよい。また、その配合量は配合する油分の種類や組合せによって異なり、特に限定はされないが、油分全量に対して、好ましくは10〜90質量%、より好ましくは20〜80質量%、さらに好ましくは30〜70質量%である。
本発明において用いられる粉末は、本発明の目的を達成できる限り特に限定はされない。例えば、ポリエチレン粉末、ポリメチルメタクリレート粉末、ポリスチレン粉末、ナイロン粉末、シリコーンレジン粉末、シリコーンゴム粉末、シリコーンレジン被覆シリコーンゴム粉末、ポリウレタン粉末などの有機粉末、シリカ粉末、タルク、カオリン、セリサイトなどの無機粉末等を本発明において用いることができる。粉末の形状も特に限定はされないが、塗り伸ばしを改善できるのみならず光拡散効果により肌の凹凸をぼかして小じわを視覚的に目立たなくすることができるため球状粉末を配合することが好ましい。特に、粉っぽさを抑える点で弾性球状粉末が好ましく、そのような弾性球状粉末として、例えば、球状シリコーンゴム粉末、球状シリコーンレジン被覆ゴム粉末、球状ポリウレタン粉末などが挙げられる。またその中でも、べたつき改善効果の高い弾性球状シリコーン系粉末を配合することがより好ましく、球状シリコーンゴム粉末、シリコーンレジン被覆シリコーンゴム粉末、酸化亜鉛被覆シリコーンレジン被覆シリコーンゴム粉末等の弾性球状シリコーン系粉末を配合すると、塗り伸ばしが滑らかでかつべたつきおよび粉っぽさがなく、特に優れた使用性が得られる。さらに、それら粉末は平均粒径1〜50μmであることが好ましい。そのような粉末は市販されており、例えば、シリコーンゴム粉末としてトレフィルE506W(東レ・ダウシリコーン)、シリコーンレジン被覆シリコーンゴム粉末としてシリコーンパウダーKSP100(信越化学)などを本発明において好ましく用いることができる。
さらには、上述した弾性球状粉末または弾性球状シリコーン系粉末と共に、球状シリカ粉末を例えば約1〜5質量%程度併用することによって、高温で縦置きにしたときの安定性を高めることができる。通常本発明のような油性皮膚外用剤は横置きで保管されるが、縦置きでの安定性も担保することがより好ましい。特に多孔質の球状シリカ粉末を用いた場合により良好な結果が得られており、例えば、SILDEX L−51(旭硝子(株))、球状シリカP−1500(触媒化成工業(株))などを本発明において好ましく用いることができる。
また、硫酸バリウム(屈折率1.64)、酸化亜鉛(屈折率2.0)、酸化チタン(ルチル型)(屈折率2.7)のような屈折率1.6以上の粉末で各種体質顔料を被覆または複合化させた粉末を配合するか、あるいは粉末の一部に屈折率1.6以上の粉末を単純混合することによって、高い色ムラ隠し効果をもたらすことができる。
単純混合する場合は、屈折率1.6以上の粉末を本発明の油性皮膚外用剤中に0.5〜3質量%程度配合することが好ましい。3質量%以上配合すると、肌に塗布した際に、肌色が白くなりすぎて不自然に見えるため好ましくない。
一方、屈折率1.6以上の粉末で被覆または複合化させた粉末を配合する場合は、本発明の油性皮膚外用剤中にそのような粉末を5〜30質量%程度配合することにより、高い色ムラ隠し効果をもたらすことができる。屈折率1.6以上の粉末で被覆または複合化させた粉末を配合した方が、屈折率1.6以上の粉末を単純混合するよりも、より高い色ムラ隠し効果をもたらすことができ、また肌に塗布した際に肌がきれいに見えるためより好ましい。
本発明の油性皮膚外用剤において、1種または2種以上の粉末を配合することができる。油性皮膚外用剤中の粉末の配合量は、外用剤全量に対して5〜50質量%であるが、より好ましくは10〜40質量%であり、さらに好ましくは15〜30質量%である。粉末の配合量が5質量%未満の場合、油分のテカリやベタツキ等を十分改善することはできず、また50質量%を超えると閉塞性が悪くなる。
また、球状粉末を配合する場合、その配合量は、粉末全量に対して、通常30〜100質量%であり、より好ましくは50〜100質量%である。
本発明において油性皮膚外用剤は50%以上の閉塞性を有するが、より効果的に小じわを改善するにはより高い閉塞性を有することが好ましく、例えば60%以上、より好ましくは70%以上、さらに好ましくは80%以上の閉塞性を有する。閉塞性は、ヒト前腕内部部位に試料を塗布(2.5mg/cm)し、1時間後の経皮水分蒸散量(TEWL)を、例えばTewameter TM210(Courage+Khazaka)、MEECO(Meeco、Warrington, PA, USA)、Vapometer、またはTEWA meter (Delfin Technologies Ltd, Kuopio, Finland)等の水分蒸散量測定装置を用いて測定し、下記の式で求めることができる:

閉塞性(%)=(1−TEWL(試料塗布)/TEWL(試料無し))×100
本発明の油性皮膚外用剤は、化粧料、医薬品、医薬部外品等を含む。また、その剤型として、軟膏状、ペースト状、またはクリーム状が挙げられる。
本発明の油性皮膚外用剤は、上述した必須構成成分の他に、例えば、界面活性剤、紫外線吸収剤、香料、酸化防止剤、防腐防黴剤、体質顔料、着色顔料等の色剤、pH調整剤等、通常化粧料や医薬品等の油性皮膚外用剤に用いられる他の任意の成分を、必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で含んでいてよい。
また、本発明の所望の効果を損なわない限り、必要に応じて、しわ改善効果を有する各種薬剤や保湿剤等を本発明の油性皮膚外用剤に配合してもよい。例えば、ビタミンA、ビタミンAパルミテート、ビタミンAアセテート、α−トコフェロール,β−トコフェロール,δ−トコフェロール,ビタミンEアセテート、ビタミンD類、BHT、オクチルメトキシシンナメート、オクトクリレン、2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル) ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−4−(2―エチルヘキシル)フェノキシ)―2H−ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン;5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン、2,4,6−トリス[p−((2'−エチルヘキシル)オキシカルボニル)アニリノ]1,3,5−トリアジン、アルキルアリール1,3−プロパンジオンシリコーン誘導体等が挙げられる。
本発明の油性皮膚外用剤は、閉塞性の観点から、実質的に水および水溶性成分を含まないものが好ましいが、本発明の目的を達成できる限り少量の水を含むW/O型乳化状であってもよく、例えば、油性皮膚外用剤中に含まれる水および水溶性成分の量は、10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、さらに好ましくは1質量%以下である。
本発明の美容方法において、油性皮膚外用剤を皮膚に塗布する回数や期間等は特に限定されない。例えば短期の塗布(例えば一晩)でも、翌朝には、皮膚上に保持された水分により皮膚がふっくらとして、小じわ改善効果が認められる。より好ましくは、例えば1週間、2週間、1ヶ月またはそれ以上連用する。連用によってより高い小じわ改善効果が得られる。
また、本発明の油性皮膚外用剤を単独で用いてもよいが、他のスキンケア製剤やメーキャップ製剤と組み合わせて用いてもよい。例えば、スキンケア(お手入れ)の最後に本発明の油性皮膚外用剤を用いることによってより効果的なしわ改善効果をもたらすことができる。また、メークの前に本発明の油性皮膚外用剤を皮膚に塗布してもよい。
さらに、本発明の美容方法において、油性皮膚外用剤を塗布する皮膚の部位や方法も限定されず、本発明の効果が得られる限り、任意の部位または方法であってよい。
尚、本発明の美容方法の具体的な適用は、小じわ改善に関連するものであれば特に限定されない。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
1.閉塞性の検討
表1に示す各処方(試験例1から13)で外用剤を調製し、下記の方法に従って各試料の閉塞性および小じわ改善効果を評価した。
閉塞性の評価
外用剤の閉塞性は、経皮水分蒸散量(TEWL)を測定することによって評価した。各試料10名の専門パネルにおいて、ヒト前腕内部部位に試料を塗布(2.5mg/cm)し、1時間後の経皮水分蒸散量(TEWL)を水分蒸散計(Tewameter TM210:Courage+Khazaka)によって測定した。閉塞性は下記の式で算出した:

閉塞性(%)=(1−TEWL(試料塗布)/TEWL(試料無し))×100
小じわ改善効果の評価
外用剤の小じわ改善効果は、小じわを有するパネル(各試料10名)において、各試料(2mg/cm)を夜寝る前に塗布させ、一晩および一ヶ月塗布した後、それぞれ以下の評価基準で評価させた:

(一晩塗布後の評価基準)
A 小じわがふっくらとして目立たなくなったと回答したパネルが7名以上
B 小じわがふっくらとして目立たなくなったと回答したパネルが4名から6名
C 小じわがふっくらとして目立たなくなったと回答したパネルが2名から3名
D 小じわがふっくらとして目立たなくなったと回答したパネルが1名以下

(一ヶ月塗布後の評価基準)
A 小じわが改善されたと回答したパネルが7名以上
B 小じわが改善されたと回答したパネルが4名から6名
C 小じわが改善されたと回答したパネルが2名から3名
D 小じわが改善されたと回答したパネルが1名以下
結果を表1に示す:
Figure 2007320906
50%以上の高い閉塞性を有する油性皮膚外用剤(試験例1から11)は、一ヶ月塗布後のみならず、一晩の塗布でもふっくら感をもたらして小じわを改善することができた。一方、50%より低い閉塞性を有する試験例12および13は、一ヶ月塗布後でも小じわ改善効果をもたらすことができなかった。
2.使用性改善の検討
油性成分のみではのびが悪く、またべたつきが生じて使用性が非常に悪いため、油性皮膚外用剤の閉塞性を低下させることなく使用性を改善するために各種粉末を配合した。
表2に示す処方で、各種粉末を油分と共に配合して油性皮膚外用剤を調製し、各試料の閉塞性および小じわ改善効果を上述した方法に従って評価すると共に、以下の方法で使用性について評価した。
使用性の評価
使用性(べたつき、のびの良さ、粉っぽさ)の評価は、専門パネルによる官能試験により行った。10名の女性パネルに各試料を使用させ、以下の評価基準で評価させた:

(べたつき)
A:べたつかないと回答したパネルが7名以上
B:べたつかないと回答したパネルが3名から6名
C:べたつかないと回答したパネルが2名以下

(のび)
A:のびがよいと回答したパネルが7名以上
B:のびがよいと回答したパネルが3名から6名
C:のびがよいと回答したパネルが2名以下

(粉っぽさ)
A:粉っぽさがないと回答したパネルが7名以上
B:粉っぽさがないと回答したパネルが3名から6名
C:粉っぽさがないと回答したパネルが2名以下

結果を表2に示す:
Figure 2007320906
実施例1から9では、粉末を50質量%以下の量で配合することによって、閉塞性(したがって小じわ改善効果)を損なうことなく、ベタツキやのびの悪さを顕著に改善できた。特に、球状粉末を配合した実施例1から8では塗り伸ばしの滑らかさに優れ、さらにそれが弾性球状粉末である実施例1から5では粉っぽさもなく、より使用性に優れていた。また、揮発性の液状油分を配合した実施例5では、のびがより良好であった。
さらには、データは示していないが、弾性球状粉末と球状シリカ粉末とを配合した実施例3において、縦置きにして高温(50℃)で1ヶ月保管した際の安定性が良好であった。弾性球状粉末のみを配合した実施例2の外用剤は、本発明のような油性皮膚外用剤を通常保管する横置きの状態では安定であったが、縦置きの状態にして高温(50℃)で1ヶ月保管すると若干の油浮きが認められた。一方、弾性球状粉末と共に球状シリカ粉末を配合した実施例3では、同様に縦置きの状態にして高温(50℃)で1ヶ月保管しても全く油浮きが認められなかった。通常、本発明のような油性皮膚外用剤を縦置きで保管することはなく、横置きでの安定性があれば問題ないが、非常時等を考慮すると縦置きでの貯蔵安定性も有することがより好ましい。
また、屈折率1.6以上の粉末、または屈折率1.6以上の粉末で被覆した粉末を配合した場合(実施例2から5)、肌の凹凸を見えにくくし、また色むらを隠す効果に優れていた。
一方、粉末を含まない比較例1および2、ならびに粉末配合量が5質量%未満である比較例3では、ベタツキが生じ、またのびが非常に悪かった。また50質量%を超えて粉末を含む比較例4は、閉塞性が低く、小じわ改善効果をもたらすことができなかった。

Claims (14)

  1. 10〜100質量%の固形または半固形油分を含む油分50〜95質量%と、粉末5〜50質量%とを含有し、かつ50%以上の閉塞性を有する油性皮膚外用剤から成る小じわ改善剤。
  2. 前記粉末が、球状粉末を含むことを特徴とする請求項1記載の小じわ改善剤。
  3. 前記粉末が、弾性球状粉末を含むことを特徴とする請求項2記載の小じわ改善剤。
  4. 前記粉末が、弾性球状シリコーン系粉末を含むことを特徴とする請求項3記載の小じわ改善剤。
  5. 前記粉末が、球状シリカ粉末をさらに含むことを特徴とする請求項3または4記載の小じわ改善剤
  6. 前記油分が、該油分全量に対して20質量%以上の固形または半固形の非極性炭化水素油分を含むことを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の小じわ改善剤。
  7. 前記油分が、該油分全量に対して5〜50質量%の揮発性油分を含むことを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の小じわ改善剤。
  8. 10〜100質量%の固形または半固形油分を含む油分50〜95質量%と粉末5〜50質量%とを含有しかつ50%以上の閉塞性を有する油性皮膚外用剤を皮膚に塗布することを特徴とする小じわを改善する美容方法。
  9. 前記粉末が、球状粉末を含むことを特徴とする請求項8記載の美容方法。
  10. 前記粉末が、弾性球状粉末を含むことを特徴とする請求項9記載の美容方法。
  11. 前記粉末が、弾性球状シリコーン系粉末を含むことを特徴とする請求項10記載の美容方法。
  12. 前記粉末が、球状シリカ粉末をさらに含むことを特徴とする請求項10または11記載の美容方法
  13. 前記油分が、該油分全量に対して20質量%以上の固形または半固形の非極性炭化水素油分を含むことを特徴とする請求項8から12いずれか1項記載の美容方法。
  14. 前記油分が、該油分全量に対して5〜50質量%の揮発性油分を含むことを特徴とする請求項8から13いずれか1項記載の美容方法。
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