JP2007319909A - 板金製プーリの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な強度を有するプーリを製造する板金製プーリの製造方法を提供する。
【解決手段】円盤状の板状金属素材をプレス加工して成形したカップ体13を第1軸L1を中心として回転させるとともに、第2軸L2周りに回転する押圧ローラ30を押し付ける。このとき、カップ体13を支持して回転している上型21と周壁部12との間に、上型21によって支持されていない突出部11aを設けておき、押圧ローラ30により周壁部12を介して底部11の突出部11aを徐々に押し潰す。形成されるプーリ10のリム部14の体積は、周壁部12の体積と押し潰される突出部11aの体積を合計したものに相当するので、押圧ローラ30により周壁部12および突出部11aを徐々に押圧することにより、突出部11aおよび周壁部12の肉を移動させて、底部11から両側に張り出すリム部14を形成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は板金製プーリの製造方法に係り、特に、円盤状金属部材の外周面に設けられるリム部が円盤状金属部材の前後両側に張り出す形状の板金製プーリの製造方法に関するものである。
従来より、円盤状金属部材の外周面にリム部をプレス加工により形成するプーリの製造方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
図10および図11に示すように、特許文献1に記載のプーリ100の製造方法では、径方向に伸びた支持部101の外端から折曲部102を介してベルト受部103の山部103aよりも外径が小さく円筒状に伸びた円筒部104を形成する。折曲部102を円筒部104の外周面よりも径方向外側(図11において上側)に突出させて、ベルト受部103の山部103aの外周面と同等な外径を有する折り返し部105とする。転造加工により円筒部104の外周面にV溝106を形成し、その結果として生じる余肉で、ベルト受部103の延出端および折り返し部105にベルト受部103の山部103aの外周面よりも径方向外側に突出したVベルト外れ防止用リブ107a、107bを各々設けるととともに、ベルト受部103と折り返し部105との境界部分の内面に隆起した補強リブ108を設ける。
特開平5−154593号公報(図1)
ところで、薄板の転造加工によりプーリを製造する際に、まず、円盤状の底部と、この底部の外周縁に設けられた外周壁を有するカップ体を形成する。その際、円盤状部材の外周部を折り曲げて外周壁を形成するので、リム部が底部の両側に張り出す場合には、外周壁と反対方向に一旦折り曲げてから反対側へ折り返すことになる。このため、折り返し部分の強度が十分でなく、折り返し部分が分離したりひび割れしたりするという不都合があった。
本発明の目的は、リム部を支持する円盤状部材を、リム部の中心付近に設けることができ、十分な強度を有するプーリを製造する板金製プーリの製造方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明にかかる板金製プーリの製造方法は、円盤状の板状金属素材をプレス加工して円形の底部と当該底部の周囲に設けられた周壁部とを有するカップ体を成形し、このカップ体の底部を上型および下型で挟持した状態で該底部の中心において底部と直交する第1軸を中心として回転させるとともに、前記カップ体の前記周壁部の外周面に対して前記第1軸と平行な第2軸を中心に回転する押圧ローラを前記底部の半径方向に押し付けることによりプーリを製造する板金製プーリの製造方法であって、前記底部において前記上型によって押圧されない突出部を設けるとともにこの突出部の体積と前記周壁部の体積との合計体積が前記プーリを完成した際のリム部の体積と略等しくなるように前記カップ体を成型し、前記押圧ローラを前記上型および下型に徐々に接近させることにより、前記底部の突出部の肉と前記周壁部の肉を移動させてリム部を形成するものである。
このように構成された板金製プーリの製造方法においては、まず、円盤状の板状金属素材をプレス加工して円形の底部と当該底部の周囲に設けられた周壁部とを有するカップ体を成形し、このカップ体を第1軸を中心として回転させるとともに、第2軸周りに回転する押圧ローラを押し付ける。このとき、カップ体を支持して回転している上型と周壁部との間に、上型によって支持されていない突出部を設けておき、押圧ローラにより周壁部を介して上型から突出部を押し潰す。形成されるプーリのリム部の体積は、周壁部の体積と押し潰される突出部の体積とを合計したものに相当するので、押圧ローラにより周壁部および突出部を徐々に押圧することにより、突出部および周壁部の肉を移動させて、底部から両側に張り出すリム部を形成することができる。
また、本発明にかかる板金製プーリの製造方法は、前記上型と下型との押圧面に金型用スペーサを取り付けて、前記底部に対する前記リム部の張り出し量を調整するものである。
このように構成された板金製プーリの製造方法においては、金型用スペーサを上型または下型に取り付けるので、上型と下型との押圧面の押圧ローラに対する相対的位置を変えることができる。これにより、リム部の底部からの張り出し量を調整することができる。
また、本発明にかかる板金製プーリの製造方法は、前記押圧ローラが、前記リム部の両端にベルト脱落防止用突起を形成するための溝を有するものである。
このように構成された板金製プーリの製造方法においては、押圧ローラの溝部分に肉移動により肉が充填されるので、リム部の両端にベルト脱落防止用突起を形成することができる。
また、本発明にかかる板金製プーリの製造方法は、前記押圧ローラの両溝間に溝間調整スペーサを取り付けて、前記両溝間の間隔を調整するものである。
このように構成された板金製プーリの製造方法においては、溝間調整スペーサを交換することにより溝間隔を変えることができるので、V溝の本数変更やV溝の中心位置の変更ができ、種々のプーリを、製造コストを抑えて製造することが可能になる。
また、本発明にかかる板金製プーリの製造方法は、前記上型および前記下型の少なくとも一方に前記底部と前記リム部との間を補強するリブ形成部を複数個有するものである。
このように構成された板金製プーリの製造方法においては、底部とリム部との間に複数のリブを設けるので、リム部の強度を確保することができる。
また、本発明にかかる板金製プーリの製造方法は、外周面にV溝が形成された押圧ローラを押し付けて、前記リム部の外周面にベルト用のV溝を形成するものである。
このように構成された板金製プーリの製造方法においては、リム部の外周面に、V溝を有する押圧ローラを押し付けることにより、複数本のV溝を容易に形成することができる。
本発明によれば、カップ体を支持して回転している上型と周壁部との間に、上型によって支持されていない突出部を設けておき、押圧ローラにより周壁部を介して上型から突出部を徐々に押し潰す。このとき、形成されるプーリのリム部の体積は、周壁部の体積と押し潰される突出部の体積を合計したものに相当するので、カップ体底部の押圧されていない部分の径と壁部の高さの組み合わせで種々のリムせり出し量のプーリを作ることができる。また、押圧ローラにより周壁部および突出部を徐々に押圧することにより、突出部および周壁部の肉を移動させて、底部から両側に張り出すリム部を形成することができるという効果が得られる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態にかかる板金製プーリの製造方法の一工程を示す要部断面図、図2は板金製プーリの製造方法の一工程を示す要部断面図、図3は板金製プーリのリム部14にV溝を設ける工程を示す要部断面図、図4(A)はプーリの正面図、図4(B)は図4(A)中B−B位置の断面図、図4(C)は図4(A)中C−C位置の断面図、図5(A)はカップ体の断面図、図5(B)は図5(A)のカップ体から製造されるプーリの断面図、図5(C)は図7のカップ体の断面図、図5(D)は図7のカップ体から製造されるプーリの断面図、図6は上型および下型と押圧ローラとの位置関係を示す説明図、図7はリム部が中央寄りで支持されるプーリを製造する場合を示す断面図、図8は図7において製造されるプーリの断面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態であるプーリ10の製造方法は、円盤状の板状金属素材をプレス加工して円形の底部11とこの底部11の周囲に設けられた周壁部12とを有するカップ体13を成形し、このカップ体13の底部11を上型21および下型22で挟持した状態で底部11の中心において底部11と直交する第1軸L1を中心として回転させるとともに、カップ体13の周壁部12の外周面に対して第1軸L1と平行な第2軸L2を中心に回転する押圧ローラ30を底部11の半径方向に徐々に押し付けることによりプーリ10を製造するものである。そして、底部11において上型21によって押圧されない突出部11aの体積と周壁部12の体積との合計体積が完成したプーリ10のリム部14の体積と略等しくなるようにカップ体13を成型し、押圧ローラ30を徐々に上型21および下型22に接近させることにより、底部11の突出部11aの肉と周壁部12の肉を移動させてリム部14を形成する。
図4(A)〜(C)に示すように、この製造方法で製造するプーリ10は、中央に円形の切欠き15aを有する円盤状の支持板15と、この支持板15の外周に直交するリム部14を有している。リム部14は上面に複数個のV溝16を有しており、支持板15の左右両側に張り出している。ここでは、図4(B)および(C)において支持板15から右側に大きく張り出しており、大部分のV溝16と、ベルトがプーリ10から外れるのを防止するベルト脱落防止用突起17aとを有している。一方、支持板15の左側には、若干のV溝16と、ベルト脱落防止用突起17bとを有している。
なお、リム部14と支持板15との間の強度を増すために、リム部14と支持板15との隅部には周方向に所定間隔で複数個のリブ14aを設けるのが望ましい。リブ14aは、図4(B)に示すように、プーリ10の外側に設けることができるが、内側に設けることも可能である。
図1に示すように、上型21および下型22はともに第1軸L1を回転軸とする回転体であり、カップ体13の中央部でプーリ10の支持板15に相当する部位を左右から押圧して挟持している。なお、下型22の中央部には、カップ体13の底部11の中央に設けられている切欠き11b(すなわち、プーリ10の支持板15に設けられている切欠き15a)に嵌合する凸部22aが設けられており、上型21の中央部には、下型22の凸部22aが嵌合する凹部21aが設けられている。また、上型21および下型22の外周面は、押圧ローラ30との協働によってプーリ10のリム部14を形成する形状となっている。従って、上型21の外周面は、リム部14に対応する位置では平面状となっている。一方、下型22の外周面には、プーリ10の支持板15から張り出すベルト脱落防止用突起17bを形成する空間23と、リブ14aを形成するためのリブ形成部23aとが設けられている。
押圧ローラ30は、第1軸L1と平行な第2軸L2を中心として回転する回転体となっており、上ブロック31、下ブロック32、溝間調整スペーサ33を複数本のボルト34で締結して構成されている。上ブロック31は、外周面31aにベルト脱落防止用突起17aを形成するための溝35aを有している。また、下ブロック32は、外周面32aにベルト脱落防止用突起17bを形成するための溝35bを有している。両溝35a、35bの間隔は、プーリ10のリム部14におけるベルト脱落防止用突起17a、17bの間隔に対応しており、溝間調整スペーサ33を厚さが異なるものに交換することにより調整することができるようになっている。又、押圧ローラの中心位置を軸方向に移動できる。
このように、溝間調整スペーサ33を交換することにより溝35a、35bの間隔を変えることができるので、V溝の本数変更やV溝の中心位置の変更ができ、種々のプーリを、製造コストを抑えて製造することが可能になる。なお、上ブロック31と溝間隔調整スペーサ33との間、および下ブロック32と溝間隔調整スペーサ33との間の一体性を高めるために、中心部に嵌合突起31b、32aおよび嵌合凹部33aが設けられており、これらが嵌合した状態でボルト34により一体的に締結されている。
図5(A)に示すように、カップ体13における底部11の突出部11aの体積と周壁部12の体積との合計(図5(A)においてハッチングで表示)は、図5(B)に示すように、プーリ10のリム部14の体積(図5(B)においてハッチングで表示)に対応している。すなわち、プーリ10の支持板15の体積は、カップ体13の底部11の体積から突出部11aの体積を除いたものであり、突出部11aと周壁部12の肉を移動させてリム部14を形成することになる。なお、カップ体13の底部11の中央部には円形の切欠き11bが設けられており、この切欠き11bはプーリ10の支持板15の中央部に設けられている切欠き15aとなる。
従って、プーリ10の製造では、図1に示すように、予め製造されているカップ体13の底部11の中心部の切欠き11bに下型22の中央部に設けられている凸部22aを貫通させ、さらに上型21の中央部に設けられている凹部21aに嵌合させることにより、カップ体13の底部を上型21および下型22で挟持する。そして、上型21および下型22を第1軸L1を中心として回転させ、カップ体13を回転させる。同時に、カップ体13の周壁部12の外周面に対して、第2軸L2を中心に回転する押圧ローラ30を底部11の半径方向に徐々に押し付ける。これによりカップ体13の底部11の突出部11aが徐々に押し潰されて、押圧ローラ30の外周面の形状に沿って肉移動を行う。
図2に示すように、押圧ローラ30が上型21および下型22に必要形状を得るところまで接近すると、突出部11aの肉および周壁部12の肉によってリム部14の原型14Aが形成される。
次に、図3に示すように、外周面にV溝形成部36を有する別な押圧ローラ30Bによって、リム部原型14Aの外周面にV溝16を形成してリム部14を形成する。なお、V溝16の形成に際して、押圧ローラ30を押圧ローラ30Bに交換してもよいが、図6に示すように、上型21および下型22の周囲に、押圧ローラ30および押圧ローラ30Bを回転可能に備えておき、まず押圧ローラ30を接近させて使用し、その後、押圧ローラ30Bに切り替えるようにすると、作業効率が向上する。
図7には、支持板15がリム部14の中央寄りの場合の、製造の一工程(図1に相当)が示されている。なお、図1〜図6において説明下部位と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図7に示すように、突出部11aが大きくなると張り出し量を多くすることができる。関連して張り出し量を大きくする側の金型、すなわち下型22に金型用スペーサ24を設ける。これにより、カップ体13が押圧ローラ30に対して相対的に右側に移動することになるので、左側の張り出し量が大きくなる。この場合でも、押圧ローラ30を徐々に上型21および下型22に接近させることにより、カップ体13の底部11の突出部11aの肉が左側にも移動して、リム部14を形成することになる。また、図8には、図7において製造されたプーリ10の断面が示されている。
以上、説明した板金製プーリの製造方法によれば、まず、円盤状の板状金属素材をプレス加工して円形の底部11と周壁部12とを有するカップ体13を成形し、このカップ体13を第1軸L1を中心として回転させるとともに、第2軸L2周りに回転する押圧ローラ30を徐々に押し付ける。このとき、カップ体13を支持して回転している上型21と周壁部12との間に、上型21によって支持されていない突出部11aを設けておき、押圧ローラ30により周壁部12を介して突出部11aを徐々に押し潰すので、リム部14の中央に支持板15が位置するようなプーリ10を容易に形成することができる。
なお、本発明の板金製プーリの製造方法は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態においては、プーリ10として支持板15の外周にリム部14が設けられている場合(図4参照)を例示したが、本発明のプーリの製造方法は、中板を用いてクラッチロータ10Bを製造する場合にも適用可能である。すなわち、図9(A)〜(C)に示すように、周壁部12の内側に内壁部19が設けられた二重構造のカップ体13Bを用いることにより、リム部14の内側にベアリング圧入部19を設ける場合にも適用可能である。なお、前述した実施形態と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明は省略することとする。
以上のように、本発明に係る板金製プーリの製造方法は、カップ体を支持して回転している上型と周壁部との間に、上型によって支持されていない突出部を設けておき、押圧ローラにより周壁部を介して突出部を徐々に押し潰す。このとき、形成されるプーリのリム部の体積は、周壁部の体積と押し潰される突出部の体積を合計したものに相当するので、押圧ローラにより周壁部および突出部を徐々に押圧することにより、突出部および周壁部の肉を移動させて、底部から両側に張り出すリム部を形成することができるという効果を有し、円盤状金属部材の外周面に設けられるリム部が円盤状金属部材の前後両側に張り出す形状の板金製プーリの製造方法等として有用である。
本発明の第1実施形態にかかる板金製プーリの製造方法の一工程を示す要部断面図である。 板金製プーリの製造方法の一工程を示す要部断面図である。 板金製プーリのリム部にV溝を設ける工程を示す要部断面図である。 (A)はプーリの正面図である。 (B)は図4(A)中B−B位置の断面図である。 (C)は図4(A)中C−C位置の断面図である。 (A)はカップ体の断面図である。 (B)は図5(A)のカップ体から製造されるプーリの断面図である。 (C)は図7のカップ体の断面図である。 (D)は図7のカップ体から製造されるプーリの断面図である。 上型および下型と押圧ローラとの位置関係を示す説明図である。 リム部が中央寄りで支持されるプーリを製造する場合を示す断面図である。 図7において製造されるプーリの断面図である。 (A)〜(C)は、別の実施形態にかかるプーリの製造方法の工程を示す説明図である。 従来のプーリの製造方法により製造されるプーリを示す断面図である。 従来のプーリの製造方法で製造されたプーリの要部拡大図である。
符号の説明
10 プーリ
11 底部
11a 突出部
12 周壁部
13 カップ体
14 リム部
16 V溝
17a、17b ベルト脱落防止用突起
21 上型
22 下型
23a リブ形成部
24 金型用スペーサ
33 溝間調整スペーサ
30 押圧ローラ
35a、35b 溝
L1 第1軸
L2 第2軸

Claims (6)

  1. 円盤状の板状金属素材をプレス加工して円形の底部と当該底部の周囲に設けられた周壁部とを有するカップ体を成形し、このカップ体の底部を上型および下型で挟持した状態で該底部の中心において底部と直交する第1軸を中心として回転させるとともに、前記カップ体の前記周壁部の外周面に対して前記第1軸と平行な第2軸を中心に回転する押圧ローラを前記底部の半径方向に押し付けることによりプーリを製造する板金製プーリの製造方法であって、
    前記底部において前記上型によって押圧されない突出部を設けるとともにこの突出部の体積と前記周壁部の体積との合計体積が前記プーリを完成した際のリム部の体積と略等しくなるように前記カップ体を成型し、前記押圧ローラを前記上型および下型に徐々に接近させることにより、前記底部の突出部の肉と前記周壁部の肉を移動させてリム部を形成することを特徴とする板金製プーリの製造方法。
  2. 前記上型と下型との押圧面に金型用スペーサを取り付けて、前記底部に対する前記リム部の張り出し量を調整することを特徴とする請求項1に記載の板金製プーリの製造方法。
  3. 前記押圧ローラが、前記リム部の両端にベルト脱落防止用突起を形成するための溝を有することを特徴とする請求項1または2に記載の板金製プーリの製造方法。
  4. 前記押圧ローラの両溝間に溝間調整スペーサを取り付けて、前記両溝間の間隔を調整することを特徴とする請求項3に記載の板金製プーリの製造方法。
  5. 前記上型および前記下型の少なくとも一方に前記底部と前記リム部との間を補強するリブ形成部を複数個有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の板金製プーリの製造方法。
  6. 外周面にV溝が形成された押圧ローラを押し付けて、前記リム部の外周面にベルト用のV溝を形成することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の板金製プーリの製造方法。
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