JP2007319803A - アルミニウム塗装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂被覆膜表面に所定のワックス組成物を塗布したことにより、耐ビルドアップ性に優れたアルミニウム塗装材を提供する。
【解決手段】アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム基材と、当該アルミニウム基材の少なくとも一方の面に形成した樹脂被覆膜と、当該樹脂被覆膜表面に塗布した10〜70重量%のカルナバワックスと30〜90重量%のラノリンワックスとの溶融混合ワックス組成物と、を備えたアルミニウム塗装材。
【選択図】なし

Description

本発明は、アルミニウム塗装材に関し、特に、アルミニウム基材の少なくとも一方の面に樹脂被覆膜を設け、その上に所定の組成を有するワックス組成物を塗布したアルミニウム塗装材であって、金型に対するワックス成分のビルドアップが低減されたアルミニウム塗装材に関する。
アルミニウム又はアルミニウム合金(以下、「アルミニウム基材」と記す)は、軽量で適度な機械的特性を有し、かつ美感、成形加工性、耐食性等に優れた特徴を有しているため、各種容器類、建材、家電材、および自動車材等に広く用いられている。
特に、コイル状にしたアルミニウム基材の板をプレス機に連続的に供給する方式の成形加工は生産性に優れるため、上記用途に広く採用されている。このような用途のアルミニウム基材は、耐食性や耐溶出性を更に向上させるため、外観を向上させるため、ならびに、傷付きを防止する等のために、その表面に樹脂塗料が塗装されることも多い。この際に、アルミニウム基材には何らかの下地処理(例えばリン酸クロメート、クロム酸クロメート、リン酸亜鉛又はリン酸ジルコニウム等)が通常施される。
アルミニウム基材の樹脂塗装とプレス加工の前後関係は、アルミニウム缶蓋や一部の熱交換器フィンのように、樹脂塗装を施してからプレスするプレコート方式と、アルミニウム缶ボディや自動車パネルのようにプレスした後に塗装を施すポストコート方式に分かれる。
プレコート方式では、塗装されたアルミニウム基材(以下、「アルミニウム塗装材」と記す)のプレス成形性を向上させるため、被覆膜表面に潤滑剤の層を形成させることが一般的に行われている。具体的には、被覆膜用塗料の成分に植物系ワックス、動物系ワックス、鉱物系ワックス又は石油系ワックス等をインナーワックスとして添加し、塗装、焼付によりワックス成分を被覆膜表面に析出させる方法や、塗装後の被覆膜表面に石油系ワックス等をアウターワックスとして塗布する方法などが挙げられる。更に、インナーワックスとアウターワックスとを併用する方法もある。これらの方法によれば、アルミニウム塗装材に潤滑性が付与されるため、プレス成形性の向上に一定の効果があり、その結果として、製品品質の安定性、プレス金型寿命の延長等に寄与する。
このような潤滑剤層の形成に関しては、種々の提案がなされている。特許文献1には、樹脂被覆膜の樹脂固形分に対して0.2重量%以上のラノリンをインナーワックスとして添加した上に、パラフィンワックス又はマイクロクリスタリンワックスをアウターワックスとして10〜100mg/mの量で塗布する方法が記載されている。特許文献2には、カルナバワックスとパラフィンワックスを溶融混合させることにより、耐ビルドアップ性に効力を発揮するワックス組成物が記載されている。
:特開2002−283496号公報 :特開2005−314451号公報
しかしながら、上述の従来技術においては以下に示すような問題点がある。
すなわち、近年になってプレス速度の高速化が益々進み、また加工精度に対する要求も厳しくなっていることに対応して、プレス金型の設計がより高度になっている。しかしながら、こうしたプレス加工機に従来技術に基づいたアルミニウム塗装材を適用すると、アルミニウム塗装材のワックス成分が金型に付着して堆積する、いわゆるビルドアップ現象が生じる。これは、操作の進行に伴い金型に堆積したワックス成分によって金型が設計通りに機能せず、成形品の加工精度や、成形品の傷付きを引き起こすため、その対策が強く求められている。
ビルドアップ現象の対策としてはアルミニウム塗装材表面のワックス成分の総量を減らすことが最も容易であり、これによってある程度までは有効である。しかしながら、高度な設計がされたプレス金型においては、ワックス成分量を減らすことは潤滑性不足に直結し、樹脂被覆膜のカジリ現象等の成形不良を招くことが多い。したがって、ワックス成分量を単に減らすだけでなく、適切な量にすることが必要である。
ところで、従来のインナーワックス方式は、樹脂被覆膜中にワックスが含有されているため、被覆膜自体に潤滑性が備わる利点はある。しかしながら、樹脂被覆膜中から表面に析出するワックス量や成分は、樹脂被覆膜用塗料の種類や塗料に混合するワックスの種類、或いは、塗装焼付設備の炉内温度、風速、ライン速度といった製造条件等、多様なパラメータに依存する。そのため、樹脂被覆膜表面におけるワックスの量と組成を高精度で制御し、安定的に製造することが困難であった。また、例えばアルミニウム缶蓋材の製造において、樹脂被覆膜用塗料を溶剤系から水性へと転換したり、ゲージダウンのための板厚減少等の細かな変更がある場合には、析出させるワックスの量および組成に合わせて製造条件を再設計する必要が生じて開発コストが増加する。
更にインナーワックス方式では、製造後のコイル保管状態によってはワックス量が経時変化してしまう。例えば夏期における倉庫内など、40〜50℃程度もの高温で保管する際には、樹脂被覆膜中のワックスの再浮上、析出が生起することによって、ワックス量が増加してしまう。
発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、特許請求の範囲に記載の条件を満たすことにより、耐ビルドアップ性に優れたアルミニウム塗装材が得られることを見出し、上記問題点を解決するに至った。
本発明は請求項1において、アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム基材と、当該アルミニウム基材の少なくとも一方の面に形成した樹脂被覆膜と、当該樹脂被覆膜表面に塗布した10〜70重量%のカルナバワックスと30〜90重量%のラノリンワックスとの溶融混合ワックス組成物と、を備えたアルミニウム塗装材とした。
また、本発明は請求項2において、前記アルミニウム基材と樹脂被覆膜との間に下地皮膜を設けるようにした。
本発明により、樹脂被覆膜表面に所定のワックス組成物を塗布したことにより、耐ビルドアップ性に優れたアルミニウム塗装材が得られる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
本発明に係るアルミニウム塗装材は、アルミニウム基材面に形成した樹脂被覆膜表面に、所定組成を有する溶融混合ワックス組成物を塗布することによって得られる。
A.アルミニウム基材
本発明で用いるアルミニウム基材としては、(純)アルミニウム又はアルミニウム合金が用いられ、アルミニウム合金としては、3000系や5000系が好適に用いられる。また、アルミニウム材の他に、亜鉛めっき鋼、アルミニウムめっき鋼、亜鉛−アルミニウム合金めっき鋼、ステンレス鋼等も用いることができる。これら基材は、板状のものが好適に用いられる。
B.樹脂被覆膜
本発明では、アルミニウム基材の少なくとも一方の面に樹脂被覆膜が形成される。樹脂被覆膜は、ベース樹脂を溶媒である有機溶剤や水等に溶解又は分散した塗料をアルミニウム基材表面に塗布し、乾燥後に焼付けすることによって形成される。塗料の塗布には、ロールコート法、バーコート法、浸漬法等が用いられ、焼付け温度は、通常、200〜300℃である。
なお、アルミニウム基材に樹脂を被覆する前にその表面に下地処理を施して下地皮膜を形成することにより、樹脂被覆膜の密着性が良好となり成形加工性の向上に寄与する。下地皮膜としては、リン酸亜鉛皮膜やリン酸ジルコニウム皮膜等のノンクロメート皮膜、リン酸クロメート皮膜などのクロメート皮膜が挙げられる。更に、下地処理の前に、アルミニウム基材をアルカリ脱脂等によって前処理するのが好ましい。
樹脂被覆膜のベース樹脂としては、エポキシ樹脂、エポキシ/アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ/尿素樹脂、エポキシ/フェノール樹脂等の樹脂が用いられる。
C.ワックス
カルナバワックス及びラノリンワックスはいずれも既知物質であり、従来方法においてもアルミニウム塗装材に用いられてきた実績がある。
本発明者らは、カルナバワックス及びラノリンワックスを、それぞれ固体の状態で所定配合比率をもって予め混合しておき、これを加熱・溶融することにより、或いは、カルナバワックス及びラノリンワックスをそれぞれ別個に溶融して混合することにより、ワックス組成物を調製した。そして、このようにして調製したワックス組成物を樹脂被覆膜表面に塗布することにより、ビルドアップ現象防止に優れたアルミニウム塗装板が得られることを見出した。
本発明においては、カルナバワックスとラノリンワックスを単に混合するだけではなく、両ワックスをそれぞれの融点以上であって200℃以下の温度で加熱し、両ワックスを溶融状態にして攪拌・混合することによって、両ワックスが溶融混合したワックス組成物を用いることに特徴がある。
加熱温度がカルナバワックスとラノリンワックスの融点に達しない場合には、当然のことながら両ワックスの溶融混合物は得られない。なお、カルナバワックスの融点は80〜90℃程度であり、ラノリンワックスの融点は35〜50℃程度である。一方、加熱温度が200℃を超えると、両ワックスが酸化変質を受け易いこと等から好ましくない。更に、エネルギーコストの観点からは、加熱温度を100℃以下とすることが好ましい。
カルナバワックスとラノリンワックスの混合比率は、混合ワックス全体におけるカルナバワックスの重量比率を10〜70%とし、かつ、ラノリンワックスの重量比率を30〜90%とする必要がある。これらの重量比は好ましくは、カルナバワックスの重量比率が10〜40%であり、かつ、ラノリンワックスの重量比率が60〜90%である。すなわち、本発明者らの実験的知見によると、上記重量比率にてカルナバワックスとラノリンワックスを相溶させることにより溶融混合したワックス組成物は、カルナバワックスの適度な皮膜強度と、ラノリンワックスの適度な柔軟性とを合わせもった優れた特性を有するものとなる。
カルナバワックスの重量比率が10%に満たないと、すなわち、ラノリンワックスの重量比率が90%を超えると、溶融混合ワックスが柔軟になり過ぎて摺動の際にワックス皮膜強度が不足するため皮膜切れが発生し、ビルドアップ現象を防止できない。一方、カルナバワックスの重量比率が70%を超えると、すなわちラノリンワックスの重量比率が30%未満では、溶融混合ワックスの柔軟性が不足して摺動の際にワックス皮膜が脆弱となるため皮膜切れが発生し、これまたビルドアップ現象を防止できない。
カルナバワックスには、原料のカルナバ椰子の葉によって1号〜3号までの等級のものがある。本発明においては、いずれの等級のものを用いてもよい。一方、ラノリンワックスについては、液状ラノリン(曇り点約15℃)、精製ラノリン(融点約40℃)、硬質ラノリン(融点43〜50℃)が市販されており、いずれのラノリンワックスも用いることができるが、本発明では融点40℃程度の精製ラノリンが適度な柔軟性を有するため好適に用いられる。
溶融混合ワックス組成物は、例えば以下のようにして調製される。室温において攪拌装置を用いて、固体状態のカルナバワックスとラノリンワックスとを上記配合比率で混合する。次いでこの固体状の混合ワックスを、攪拌棒等の攪拌部材を用いて、上記加熱温度において攪拌しながら混合する。混合は、加熱温度、攪拌手段、攪拌速度等によって適宜選択されるが、好ましくは1分間以上行なわれる。
このようにして調製した溶融混合ワックス組成物は、通常のアウターワックス方式によって、樹脂被覆膜表面に塗布される。塗布方法には、静電塗装法、ロールコート法等が用いられる。アウターワックス方式は、インナーワックス方式に比べて、ワックス成分を樹脂被覆膜表面に高精度で均一塗布することができること、塗布量の制御が容易であること、樹脂被覆膜中にワックス組成物を添加する必要がないこと等の点において有利である。また、溶融混合ワックス組成物の塗布量は特に限定されるものではないが、10〜100mg/m、好ましくは10〜50mg/mにて良好な耐ビルドアップ性が得られる。
なお、ワックス組成物には、防腐剤、防錆剤、レベリング剤、着色剤、界面活性剤等のワックス成分以外の成分を必要に応じて添加してもよい。
以下に、実施例及び比較例に基づいて、本発明の好適な実施形態を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1〜6及び比較例1〜3
アルミニウム基材として、板状のJIS 5182−H19合金(板厚0.26mm)を用いた。このアルミニウム合金板の両面に、前処理として市販の水酸化ナトリウム系アルカリ脱脂剤を用いて100mg/mのエッチング量でアルカリエッチングを施した。次いで、両エッチング面にリン酸クロメート剤を用いてリン酸クロメート処理(Cr換算による形成量20mg/m)を施した。更に、インナーワックスを含有していない水性アクリル変性エポキシ塗料(溶媒として水を用いた)を、樹脂固形分が5g/m量となるように両リン酸クロメート処理面に塗布した。次いで、樹脂塗料を塗布したアルミニウム合金板を、雰囲気温度270℃で30秒間焼付けて(板到達温度は250℃であった)樹脂被覆膜を形成した。
表1に示す性状のカルナバワックス及びラノリンワックスを用いて、表2に示す条件で溶融混合ワックス組成物を調製した。この溶融混合ワックス組成物を静電塗装法により、表2に示す塗布量で樹脂被覆膜の表面に塗布した。なお、比較例3では、ラノリンワックスとカルナバワックスを100℃で、この順に別々に静電塗装を行ない、ワックス組成物を混合溶融状態でないものとした。
Figure 2007319803
Figure 2007319803
このようにして作製したアルミニウム塗装材の試料について、以下のようなワックス成分の堆積試験と缶蓋形成試験を行なって、耐ビルドアップ性を評価した。結果を表3に示す。
Figure 2007319803
堆積試験
バウデン試験機(試験荷重200g、摺動速度5.6mm/秒、鋼球直径3/8インチ)にて5回摺動した後に、ステンレスボールに転写したワックス量を、ワックスを中心に顕微鏡で倍率200倍において、400μm×400μmの視野で観察した。表3の評価おいて、転写ワックス量が先に記載した視野の10%未満を占める場合を◎、10%以上で25%未満を占める場合を○、25%以上の場合を×とした。◎と○を合格とし、×を不合格とした。
缶蓋成形試験
一般的なアルミニウム缶蓋のプレス成形工程、すなわち、シェルプレスにてシェル加工した後、コンバージョンプレスにより缶蓋形状に成形する工程において、連続して20,000個の試料を加工した。連続成形の最後から50個を抽出し、缶蓋形状について目視検査を行った。目視にて認識できる程度の形状異常を、金型へのワックスビルドアップに起因する形状不良と判断し、その発生個数を数えた。表3の評価おいて、発生しなかった場合を◎、発生個数が10個未満の場合を○、発生個数が10個以上を×とした。◎と○を合格とし、×を不合格とした。
総合評価
堆積試験と缶蓋成形試験との総合評価においては、堆積試験と缶蓋成形試験のうち低い評価をもって総合評価とした。総合評価が◎又は○の場合を、耐ビルドアップ性が合格とした。総合評価が×の場合を、耐ビルドアップ性が不合格とした。
表3から明らかなように、本発明の条件を満たす実施例1〜6では、堆積試験及び缶蓋成形性のいずれも合格であり、耐ビルドアップ性の総合評価が合格であった。実施例2及び6では、ワックス転写量が若干多かったものの缶蓋成形性は良好であり、耐ビルドアップ性の総合評価が合格であったので、実使用上において問題がないことが確認された。
比較例1ではワックス組成物におけるラノリンワックスの量が少量過ぎ、ビルドアップ現象が発生した。これは、ラノリンワックスによって与えられる柔軟性が不足したため、ワックス組成物が脆弱であったためである。比較例2ではワックス組成物におけるカルナバワックスの量が少量過ぎ、ビルドアップ現象が発生した。これは、カルナバワックスによって与えられる皮膜強度が不足したためである。比較例3では、ラノリンワックス、カルナバワックスの順に別々に静電塗装を行ない、ワックス組成物が混合溶融状態にないため、堆積試験及び缶蓋成形試験のいずれの結果も不合格となり、総合評価も不合格であった。
以上のように、本発明では、樹脂被覆膜表面に、カルナバワックスとラノリンワックスを所定重量比率で混合し例えば両ワックスの融点以上であって200℃以下の温度にて溶融混合して得られるワックス組成物を塗布することにより、耐ビルドアップ性に優れた成形加工用のアルミニウム塗装材を得ることができる。

Claims (2)

  1. アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム基材と、当該アルミニウム基材の少なくとも一方の面に形成した樹脂被覆膜と、当該樹脂被覆膜表面に塗布した10〜70重量%のカルナバワックスと30〜90重量%のラノリンワックスとの溶融混合ワックス組成物と、を備えたことを特徴とするアルミニウム塗装材。
  2. 前記アルミニウム基材と樹脂被覆膜との間に下地皮膜を設けた、請求項1に記載のアルミニウム塗装材。

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