JP2007317564A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化することを可能とするロック保障機構付きのコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は雄ハウジング20と相手側のコネクタ2のロック突起12と係合するロックアーム21とロック保障部材23とロック解除部24を備えている。ロック保障部材23は移動自在に設けられている。ロック解除部24はロック保障部材24に設けられている。ロック解除部24はロック突起12とロックアーム21とが完全に係合した状態においてロック保障部材23が移動されるのに連動してロックアーム21のロック突起21への係合を解除させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電線の接続等に使用されるロック保障機構を備えたコネクタに関する。
移動体としての自動車に用いられるワイヤハーネスは、コネクタを備えている。コネクタは、箱状又は筒状のコネクタハウジングと、該コネクタハウジング内に収容されるとともに電線の端末に取り付けられる端子金具を備えている。
このような、コネクタでは、相手方のコネクタと完全に嵌合したか否かを把握するために、従来から種々のロック保障機構(例えば、特許文献1にロック保障機構を備えたコネクタを示す)が提案されている。前述した特許文献1などに示されたロック保障機構を備えたコネクタは、前述したコネクタハウジングと前記端子金具に加え、ロック保障部材を備えている。コネクタハウジングには、一旦弾性変形した後、弾性変形していない中立状態に復帰して相手方のコネクタの係合部に係合するロックアームが設けられている。ロックアームは、長手方向の中央部が前述したコネクタハウジングに連なり、前記相手方のコネクタ寄りの一端部が前述した係合部に係合する。
前記ロック保障部材は、前記ロックアームの弾性変形を規制する規制位置と、前記ロックアームの弾性変形を許容する許容位置とに亘って、前記コネクタハウジングに移動自在に取り付けられている。ロック保障部材は、前記ロックアームが中立状態に変位すると、該ロックアームと干渉せずに前記規制位置と前記許容位置とに亘って移動自在となる。ロック保障部材は、ロックアームが弾性変形している状態であると、該ロックアームと干渉して、前記許容位置から前記規制位置に向かって変位することが規制される。
前述したロック保証機構を備えたコネクタは、ロック保障部材を前記許容位置に位置付けて、相手方のコネクタと嵌合される。そして、コネクタは、相手方のコネクタと嵌合した後、前記ロック保障部材が前記規制位置に向かって移動できるか否かを把握することで、相手方のコネクタと完全に嵌合したか否かを把握することができる。
また、前述したロック保証機構を備えたコネクタは、相手方のコネクタと嵌合した状態で、ロック保障部材を前記許容位置に位置付けた後、ロックアームの相手方のコネクタから離れた側の他端部を前述したコネクタハウジングに向かって押圧して、該ロックアームの一端部の係合部への係合を解除して、前述した相手方のコネクタとの嵌合が解除される。
特開2003−157932号公報
前述した従来のロック保障機構を備えたコネクタは、相手方のコネクタとの嵌合を解除する際に、ロックアームの他端部を押圧して、該ロックアームの一端部に係合部への係合を解除するために、ロックアームの他端部が撓むことを許容する撓み空間が必要になったり、ロックアームの前述した押圧力に対する機械的な強度やロックアームの他端部の操作性を確保するために、ロックアームが大型化する傾向であった。このように、従来のロック保障機構を備えたコネクタは、前述した撓み空間が必要となったりロックアームが大型化して、コネクタ自体も大型化する傾向であった。
したがって、本発明の目的は、小型化することを可能とするロック保障機構付きのコネクタを提供することにある。
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のコネクタは、端子金具を収容するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに連なり、一端部が相手方のコネクタの係合部と係合可能なロックアームと、前記コネクタハウジングに移動自在に取り付けられ、かつ前記相手方のコネクタと嵌合する際に前記係合部と前記ロックアームが完全に係合するまで前記移動を規制し、前記係合部と前記ロックアームが完全に係合すると前記移動を許容するロック保障部材を備えたコネクタにおいて、前記係合部と前記ロックアームとが完全に係合した状態において、前記係合部と前記ロックアームを完全に係合する際に移動させた方向とは逆向きに前記ロック保障部材を移動することにより、前記ロックアームと前記係合部の係合を解除させるロック解除部が前記ロック保障部材に設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のコネクタは、請求項1記載のコネクタにおいて、前記ロック解除部が、前記ロック保障部材が前記係合部と前記ロックアームを完全に係合する際に移動させた方向とは逆向きに移動される際に前記ロックアームの一端部と前記コネクタハウジングとの間に侵入可能な位置に配置された解除部を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明のコネクタは、請求項2記載のコネクタにおいて、前記ロック解除部が、互いの間に前記ロックアームを位置付ける位置に前記解除部を一対設けたことを特徴としている。
請求項4に記載の本発明のコネクタは、請求項3記載のコネクタにおいて、前記ロック保障部材が、筒状に形成されて前記コネクタハウジングを収容するとともに前記ロックアームを内側に位置付ける切欠きが形成された本体部を備え、前記切欠きの互いに相対する内面それぞれに前記解除部を設けたことを特徴としている。
請求項1に記載した本発明のコネクタによれば、ロック保障部材に該ロック保障部材を移動させるのに連動して、ロックアームの他端部の係合部への係合を解除するロック解除部を設けているので、ロック保障部材を移動させるだけで、相手方のコネクタとの嵌合を解除することができる。
請求項2に記載した本発明のコネクタによれば、ロック保障部材を移動する際にロックアームの一端部とコネクタハウジングとの間に侵入可能な解除部を備えているので、ロック保障部材を移動させると、ロックアームの一端部の係合部への係合を確実に解除できる。
請求項3に記載した本発明のコネクタによれば、ロック解除部が互いの間にロックアームを位置付けることが可能な位置に解除部を一対備えている。このため、解除部がロックアームの一端部とコネクタハウジングとの間に侵入すると、該ロックアームの一端部の係合部への係合を確実に解除できる。
請求項4に記載した本発明のコネクタによれば、解除部がロック保障部材の筒状の本体部の切欠きの内面に設けられているので、ロック解除部やロック保障部材の構成が単純になる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明によれば、ロック保障部材を移動させるだけで、相手方のコネクタとの嵌合を解除することができる。このため、相手方のコネクタとの嵌合を解除する際に、ロックアームの他端部などを押圧する必要が生じない。このため、ロックアームに他端部の撓み空間を設ける必要が無いとともに、ロックアームの機械的な強度を前述した押圧力に十分耐え得る強度にする必要がない。したがって、撓み空間を設ける必要がなくなるとともにロックアームの小型化を図ることができるので、コネクタ自体の小型化を図ることが可能となる。
請求項2に記載の本発明によれば、ロック保障部材を移動する際にロックアームの一端部とコネクタハウジングとの間に侵入可能な解除部を備えているので、ロック保障部材を移動させると、ロックアームの一端部の係合部への係合を確実に解除できる。したがって、コネクタ自体の小型化を確実に図ることができる。
請求項3に記載の本発明によれば、解除部がロックアームの一端部とコネクタハウジングとの間に侵入すると、該ロックアームの一端部の係合部への係合を確実に解除できる。したがって、ロック保障部材を移動させることで、相手方のコネクタとの嵌合を確実に解除でき、コネクタ自体の小型化をより確実に図ることが可能となる。
請求項4に記載の本発明によれば、解除部がロック保障部材の筒状の本体部の切欠きの内面に設けられているので、ロック解除部やロック保障部材の構成が単純になる。したがって、ロック保障部材を製造する工程などが単純になって、コネクタ自体のコストの抑制を図ることが可能となる。
本発明の第1の実施形態にかかるロック保障機構付きのコネクタを、図1ないし図12を参照して説明する。図1などに示すコネクタ1は、図1ないし図12に示す相手方のコネクタ2と嵌合する。
相手方のコネクタ2は、図1ないし図12に示すように、雌型のコネクタハウジング(以下、単に雌ハウジングと呼ぶ)3と、図示しない雄型の端子金具(以下、単に雄端子と呼ぶ)とを備えている。
雌ハウジング3は、合成樹脂で構成されている。雌ハウジング3は、図1ないし図12に示すように、複数の雄端子を収容する本体部6と、雄ハウジング20を受け入れる筒状の套体部7とを備えている。なお、本明細書では、筒状に形成されて、内側に雄ハウジング20が挿入されるコネクタハウジングを雌型のコネクタハウジングと呼ぶ。
本体部6は、互いに並設された複数の端子収容室9を備えている。端子収容室9は、それぞれ、直線状に延びており、前述した雄端子を収容する。端子収容室9には、該端子収容室9の内面から突出して、前述した雄端子に係止する係止アームが設けられている。
套体部7は、本体部6の外縁それぞれに連なる周壁11を複数備えて、箱状に形成されている。即ち、套体部7は、本体部6に連なっている。周壁11の本体部6から離れた縁部は、後述する雄ハウジング20を受け入れるための開口部を形成している。套体部7の図中上側に位置する一つの周壁11には、係合部としてのロック突起12が形成されている。ロック突起12は、前述した周壁11の外表面から凸に形成されている。
ロック突起12には、コネクタ1と相対するテーパ面13と、該コネクタ1から離れた側の垂直面14とが形成されている。テーパ面13は、コネクタ1に向かうにしたがって徐々に周壁11に近づく方向にコネクタ1,2同士の嵌合方向(図3などに矢印Kで示す)に対して傾斜している。なお、嵌合方向Kとは、コネクタ1,2同士が嵌合・離脱する際に、これらのコネクタ1,2同士が相対的に近づく方向及び離れる方向を示している。垂直面14は、前記嵌合方向Kに対して直交する方向に沿って平坦に形成されている。前述した構成の雌ハウジング3は、本明細書に記した相手方のコネクタハウジングをなしている。
雄端子は、導電性の板金に打ち抜き加工と折り曲げ加工が施されて得られる。雄端子は、電線接続部と、該電線接続部に連なる電気接触部とを一体に備えている。電線接続部は、電線が取り付けられて、該電線の芯線と電気的に接続する。電気接触部は、棒状に形成されている。電気接触部は、後述する雌端子の電気接触部内に侵入して、該雌端子と電気的に接続する。
前述した雄端子は、電気接触部が套体部内に位置し、電線接続部が端子収容室9内に収容された状態で前述した雌ハウジング3に取り付けられる。雄端子は、本明細書に記した相手方の端子金具をなしている。
コネクタ1は、図1ないし図12に示すように、雄型のコネクタハウジング(以下、単に雄ハウジングと呼ぶ)20と、ロックアーム21と、図示しない雌型の端子金具(以下、単に雌端子と呼ぶ)と、ロック保障部材23と、ロック解除部24とを備えている。
雄ハウジング20は、合成樹脂で構成されている。雄ハウジング20は、図1ないし図12に示すように、雌端子を収容する端子収容室27が複数設けられた箱状に形成されている。なお、本明細書では、筒状の雌ハウジング3内に挿入されるコネクタハウジングを雄型のコネクタハウジングと呼ぶ。雄ハウジング20は、本明細書に記したコネクタハウジングをなしている。
複数の端子収容室27は、互いに並設されている。端子収容室27は、それぞれ、直線状に延びており、長手方向の両端が雄ハウジング20の外表面に開口している。端子収容室27は、雌端子を収容する。端子収容室27の内面には、それぞれ、雌端子を係止するための図示しない係止アームが設けられている。雄ハウジング20は、端子収容室27と雌ハウジング3の端子収容室9とが互いに連続するように、前述した套体部7内に挿入される。
ロックアーム21は、雄ハウジング20の外面に連なっている。ロックアーム21は、一対の支持アーム31と、ロックビーク32とを備えている。支持アーム31は、それぞれ直線状に延在した棒状に形成されている。支持アーム31の長手方向は、前述したコネクタ1,2同士の嵌合方向Kと平行である。
一対の支持アーム31は、互いに平行でかつ間隔をあけて配置されている。支持アーム31は、一端部が雄ハウジング20の前述した嵌合方向Kの中央部に連なり、他端部が該一端部より相手方のコネクタ2寄りに配置されて自由端となっている。ロックビーク32は、一対の支持アーム31の前述した他端部同士を連結している。
前述した構成によって、ロックアーム21は、一対の支持アーム31とロックビーク32との間にロック突起12を位置付けて、相手方のコネクタ2寄りの一端部21aがロック突起12に係合する。さらに、ロックアーム21は、相手方のコネクタ2から離れた側の他端部21bが雄ハウジング20の外表面に連なっている。ロックアーム21は、ロック突起12に係合する際に、該ロック突起12にロックビーク32が当接する。
そして、ロックアーム21は、ロック突起12上にロックビーク32が乗り上げて、前述した一端部21aが雄ハウジング20の外側に向かって、一旦弾性変形する。ロックアーム21は、ロックビーク32がロック突起12を乗り越えると、弾性復元力によって、弾性変形していない中立状態に復帰して、一対の支持アーム31とロックビーク32との間にロック突起12を位置付けて、該ロック突起12に係合する。
さらに、ロックアーム21の前述した一端部21aの先端には、テーパ面33が設けられている。テーパ面33は、相手方のコネクタ2に近づくのにしたがって徐々に雄ハウジング20の外側に向かう方向に前述した嵌合方向Kに対して傾斜している。
雌端子は、導電性の板金に打ち抜き加工と折り曲げ加工が施されて得られる。雌端子は、電線接続部と、該電線接続部に連なる電気接触部とを一体に備えている。電線接続部は、電線が取り付けられて、該電線の芯線と電気的に接続する。電気接触部は、筒状に形成されている。電気接触部は、雄端子の電気接触部が内側に侵入して、該雄端子と電気的に接続する。
前述した雌端子は、電気接触部が相手方のコネクタ2に相対して端子収容室27内に収容された状態で前述した雄ハウジング20に取り付けられる。雌端子は、本明細書に記した端子金具をなしている。
ロック保障部材23は、絶縁性の合成樹脂で構成されている。ロック保障部材23は、本体部34と、一対の立設壁35と、一つの連結壁36と、半嵌合検知アーム42とを備えている。本体部34は、筒状の第1筒部37と、筒状の第2筒部38とを一体に備えて、全体として筒状に形成されている。第1筒部37と第2筒部38とは、互いに直列に配置されている。第1筒部37が、第2筒部38よりも大きく形成されている。
本体部34は、内側に雄ハウジング20を収容して、該雄ハウジング20に取り付けられる。また、本体部34即ちロック保障部材23は、雄ハウジング20の端子収容室27の長手方向即ち前述した嵌合方向Kに沿って、該雄ハウジング20に対してスライド(移動)自在に当該雄ハウジング20に取り付けられている。
また、本体部34には、コネクタ1,2同士の嵌合方向Kに沿って延在した切欠き39が形成されている。切欠き39は、本体部34の第1筒部37の前述した嵌合方向Kの全長に亘って設けられているとともに、該嵌合方向Kに沿って直線状に延在している。
一対の立設壁35は、切欠き39の前述した嵌合方向Kに対して直交する方向に沿って相対する内縁から該本体部34即ちロック保障部材23の外周方向に向かって立設している。連結壁36は、本体部34即ちロック保障部材23が雄ハウジング20に取り付けられた際に立設壁35の相手方のコネクタ2寄りの端部同士を連結している。連結壁36は、ロック保障部材23の第1筒部37の外壁に沿って平坦に形成されている。
半嵌合検知アーム42は、長手方向が前述した嵌合方向Kに沿った帯状に形成されているとともに、前述した切欠き39内即ち一対の立設壁35間に配置されている。半嵌合検知アーム42は、相手方のコネクタ2から離れた側の一端部が前述した第2筒部38の外壁に連なり、他端部が該一端部より相手方のコネクタ2寄りに配置されている。半嵌合検知アーム42の他端部には、ロック保障部材23の内側に向かって凸の半嵌合検知突起44が設けられている。
半嵌合検知突起44には、相手方のコネクタ2と相対する直交面40と、本体部34即ちロック保障部材23の内側寄りの傾斜面41とが設けられている。直交面40は、前述した嵌合方向Kに対して直交する方向に沿って平坦に形成されている。傾斜面41は、相手方のコネクタ2から離れるのにしたがって、徐々に本体部34即ちロック保障部材23の外側に向かう方向に前述した嵌合方向Kに対して傾斜している。
前述したロック保障部材23は、半嵌合検知アーム42の半嵌合検知突起44が設けられた他端部が相手方のコネクタ2と相対した状態で、本体部34内に雄ハウジング20を収容して、該雄ハウジング20に取り付けられる。さらに、ロック保障部材23は、前述した半嵌合検知アーム42がロックアーム21と重なるように、前述した雄ハウジング20に取り付けられる。
そして、ロック保障部材23は、図10に示す半嵌合検知突起44がロックアーム21のロックビーク32よりも相手方のコネクタ2寄りに位置して半嵌合検知アーム42がロックアーム21上に重なりかつ後述する許容位置と離間した規制位置(完全嵌合位置に相当)と、図8に示す半嵌合検知突起44がロックアーム21のロックビーク32よりも相手方のコネクタ2から離れた側に位置して半嵌合検知アーム42がロックアーム21上に重なる許容位置(嵌合前位置に相当)とに亘って、前述した嵌合方向Kに沿って、移動自在に雄ハウジング20に取り付けられる。また、ロック保障部材23の内面には、前述した嵌合方向Kに沿った移動を案内するガイド溝45が設けられている。
さらに、ロック保障部材23の内面と、雄ハウジング20の外表面とには、前述した規制位置と許容位置とを越えて、ロック保障部材23が雄ハウジング20に対して移動することを規制する規制突起46及び切欠き47や、ロック保障部材23の雄ハウジング20に対する規制位置と許容位置との間の移動に対してクリック感を付与する突起48や弾性変形アーム49などが設けられている。このクリック感を付与するとは、規制位置に位置付けられたロック保障部材23を該規制位置に保ち、かつ許容位置に位置付けられたロック保障部材23を該許容位置に保つとともに、規制位置と許容位置との間を移動する際にロック保障部材23の移動に抵抗などを付与することをいう。
また、前述した許容位置では、図4などに示すように、半嵌合検知アーム42の半嵌合検知突起44が相手方のコネクタ2から離れた側に位置して、一対の支持アーム31とロックビーク32との間に位置している。このため、許容位置では、半嵌合検知アーム42の半嵌合検知突起44が、ロックアーム21のロックビーク32と干渉せずに、ロックビーク32がコネクタハウジング20から離れる方向に該ロックアーム21が弾性変形することを許容する。即ち、許容位置では、半嵌合検知アーム42は、ロックアーム21が弾性変形すること即ちロック突起12へ係合すること及びとの係合が解除されることを許容する。
さらに、許容位置では、ロックアーム21のロックビーク32がロック突起12上に乗り上げた状態では、半嵌合検知アーム42の半嵌合検知突起44の直交面40がロックビーク32と干渉する。そして、許容位置では、ロックアーム21のロックビーク32がロック突起12上に乗り上げた状態では、半嵌合検知突起44の直交面40がロックビーク32と干渉して、ロック保障部材23が許容位置から規制位置に向かって移動することが規制される。ロックアーム21のロックビーク32がロック突起12上に乗り上げた状態は、コネクタ1と相手方のコネクタ2との嵌合が不完全である状態(半嵌合状態ともいう)や、ロック突起12とロックアーム21との係合が不完全である状態(半係合状態ともいう)であるという。
さらに、許容位置では、ロックアーム21のロックビーク32がロック突起12を乗り越えて、該ロック突起がロックビーク32と一対の支持アーム31との間に位置した状態では、半嵌合検知アーム42の半嵌合検知突起44の直交面40がロックビーク32と干渉しない。そして、許容位置では、ロックアーム21のロックビーク32がロック突起12上を乗り越えた状態では、半嵌合検知突起44の直交面40がロックビーク32と干渉せずに、ロック保障部材23が許容位置から規制位置に向かって移動することが許容される。ロックアーム21のロックビーク32がロック突起12上に乗り越えた状態は、コネクタ1と相手方のコネクタ2との嵌合が完全である状態(完全嵌合状態ともいう)や、ロック突起12とロックアーム21との係合が完全である状態(完全係合状態ともいう)であるという。
このように、ロック突起12とロックアーム21との係合が完全であると、ロック保障部材23が許容位置と規制位置とに亘って移動自在となる。こうして、コネクタ1が相手方のコネクタ2と嵌合する際にロック突起12とロックアーム21とが完全に係合するまで、ロック保障部材23は、前記許容位置から前記規制位置への移動が規制されている。
さらに、前述した規制位置では、図10などに示すように、半嵌合検知アーム42の半嵌合検知突起44が、ロックビーク32より相手方のコネクタ2寄りに位置している。このため、規制位置では、半嵌合検知アーム42の半嵌合検知突起44が、ロックアーム21のロックビーク32と干渉して、ロックビーク32がコネクタハウジング20から離れる方向に該ロックアーム21が弾性変形することを規制する。即ち、許容位置では、半嵌合検知アーム42は、ロックアーム21が弾性変形すること即ちロック突起12へ係合すること及びとの係合が解除されることを規制する。
ロック解除部24は、それぞれが解除部としての一対の解除凸部50を備えている。解除凸部50は、前述した一対の立設壁35の互いに相対する内面35aの相手方のコネクタ2と雄ハウジング20との双方寄りの縁から該一対の立設壁35同士が近づく方向に突出している。このため、ロック解除部24は、ロック保障部材23に設けられ、かつ、一対の解除凸部50は、互いの間に前記ロックアーム21の前述した一端部21aを位置付けている。なお、一対の立設壁35の互いに相対する内面35aは、特許請求の範囲に記載された切欠き39の内面をなしている。さらに、解除凸部50は、前述した嵌合方向Kに対して直交(交差)する方向に沿って、前述したロックアーム21と並べられている。
また、解除凸部50は、ロック保障部材23が前述した規制位置に位置付けられると、ロックアーム21の一端部21aよりも前述した相手方のコネクタ2寄りに配置されている。さらに、解除凸部50は、ロック保障部材23が規制位置から許容位置に向かって(ロック突起12とロックアーム21とが完全に係合した後に移動された方向とは逆向きに)移動される際に、ロックアーム21の一端部21aと雄ハウジング20との間に侵入可能な位置に配置されている。即ち、解除凸部50は、ロック突起12とロックアーム21を完全に係合する際に移動させた方向とは逆向きに移動される際に、ロックアーム21の一端部21aと雄ハウジング20との間に侵入可能な位置に配置されている。また、解除凸部50には、ロック保障部材23が前述した規制位置に位置付けられるとロックアーム21の一端部21aに相対する傾斜面51が設けられている。傾斜面51は、相手方のコネクタ2から離れるのにしたがって即ちロックアーム21の一端部21aに近づくのにしたがって、徐々にロック保障部材23の内側に向かう方向即ち雄ハウジング20に近づく方向に傾斜している。
前述したロック解除部24は、ロック保障部材23が規制位置から許容位置(ロック突起12とロックアーム21とが完全に係合した後に移動された方向とは逆向きに)に向かって移動する際に、まず解除凸部50がロックアーム21の一端部21aに当接する。そして、解除凸部50が前述した位置に配置されかつ傾斜面51が前述した方向に傾斜しているので、ロック保障部材23が規制位置から許容位置に向かって(ロック突起12とロックアーム21とが完全に係合した後に移動された方向とは逆向きに)移動するのに連動して、解除凸部50が雄ハウジング20とロックアーム21の一端部21aとの間に侵入する。
そして、ロック解除部24の解除凸部50は、前述した一端部21aが雄ハウジング20から離れる方向に、ロック突起12との係合が解除される位置までロックアーム21を弾性変形させる。こうして、ロック解除部24の解除凸部50は、ロック突起12とロックアーム21とが完全に係合した状態において、ロック保障部材23が規制位置から許容位置に向かって(ロック突起12とロックアーム21とが完全に係合した後に移動された方向とは逆向きに)移動されるのに連動して、ロックアーム21のロック突起12への係合を解除させる。
前述した構成のコネクタ1を相手方のコネクタ2と嵌合させる際には、まず、図3及び図4に示すように、ロック保障部材23を前述した許容位置に位置付け、相手方のコネクタ2と間隔をあけて相対させる。そして、コネクタ1を相手方のコネクタ2に近づけて、図5及び図6に示すように、相手方のコネクタ2の套体部7内に雄ハウジング20を侵入させ、雄ハウジング20の外側でかつロック保障部材23の内側に套体部7を侵入させる。すると、ロック突起12にロックビーク32が当接する。
そして、さらにコネクタ1,2同士を近づけると、ロック突起12上にロックビーク32が乗り上げて、ロックアーム21が弾性変形する。さらに、コネクタ1,2同士を近づけて、ロック突起12上をロックビーク32が乗り越えると、ロックアーム21が弾性変形していない中立状態に復帰して、図7及び図8に示すように、ロックアーム21がロック突起12に完全に係合する。すると、ロック突起12のテーパ面13が半嵌合検知アーム42の半嵌合検知突起44に当接する。
その後、ロック保障部材23を許容位置から規制位置に向かって移動する。すると、半嵌合検知突起44がテーパ面13に沿ってロック突起12上に乗り上げて、半嵌合検知アーム42が弾性変形する。さらに、ロック保障部材23を許容位置から規制位置に向かって移動すると、図9及び図10に示すように、半嵌合検知突起44がロック突起12とロックビーク32との双方を乗り越えて、半嵌合検知アーム42が弾性変形していない中立状態に復帰して、ロック保障部材23が、規制位置に位置付けられる。こうして、コネクタ1が相手方のコネクタ2と完全に嵌合して、ロック保障部材23が前述した規制位置に位置付けられる。
前述した構成のコネクタ1を相手方のコネクタ2から分離させる際(コネクタ1,2同士の嵌合を解除する際)には、まず、規制位置に位置付けられたロック保障部材23を許容位置に向かって移動する。すると、傾斜面41に沿って半嵌合検知突起44が移動して、該半嵌合検知突起44がロックビーク32とロック突起12との上に順に乗り上げて、半嵌合検知アーム42が弾性変形する。
そして、図11及び図12に示すように、ロック解除部24の解除凸部50がロックアーム21の一端部21a即ちロックビーク32に徐々に近づく。そして、半嵌合検知アーム42の半嵌合検知突起44がロック突起12よりも相手方のコネクタ2から離れた位置に位置付けられると、解除凸部50がロックビーク32と雄ハウジング20との間に侵入して、ロックアーム21のロック突起12への係合を解除する。こうして、ロックアーム21とロック突起12との係合が完全に解除されて、コネクタ1,2の嵌合が解除されて、ロック保障部材23が前述した許容位置に位置付けられる。
本実施形態によれば、ロック保障部材23に該ロック保障部材23を規制位置から許容位置に向かって移動させるのに連動して、ロックアーム21の一端部21aのロック突起12への係合を解除するロック解除部24を設けているので、ロック保障部材23を規制位置から許容位置に向かって移動させるだけで、相手方のコネクタ2との嵌合を解除することができる。
このため、コネクタ1は、相手方のコネクタ2との嵌合を解除する際に、ロックアーム21の他端部21bなどを押圧する必要が生じない。このため、ロックアーム21の他端部21bの撓み空間をロック保障部材23と雄ハウジング20との間などに設ける必要が無いとともに、ロックアーム21の機械的な強度を前述した押圧力に十分耐え得る強度にする必要がない。したがって、撓み空間を設ける必要がなくなるとともにロックアーム21の小型化を図ることができるので、コネクタ1自体の小型化を図ることが可能となる。
ロック保障部材23を規制位置から許容位置に向かって移動する際にロックアーム21の一端部21aと雄ハウジング20との間に侵入可能な解除凸部50を備えているので、ロック保障部材23を規制位置から許容位置に向かって移動させると、ロックアーム21の一端部21aのロック突起12への係合を確実に解除できる。したがって、ロックアーム21の他端部21bの撓み空間を設ける必要がなくなるとともにロックアーム21の小型化を図ることができるので、コネクタ1自体の小型化を確実に図ることができる。
ロック解除部24が互いの間にロックアーム21を位置付けることが可能な位置に解除凸部50を一対備えている。このため、解除凸部50がロックアーム21の一端部21aと雄ハウジング20との間に侵入すると、該ロックアーム21の一端部21aのロック突起12への係合を確実に解除できる。したがって、コネクタ1は、ロック保障部材23を規制位置から許容位置に向かって移動させることで、相手方のコネクタ2との嵌合を確実に解除でき、コネクタ1自体の小型化をより確実に図ることが可能となる。
解除凸部50がロック保障部材23の筒状の本体部34の切欠き39の内面としての立設壁35の内面35aに設けられているので、ロック解除部24やロック保障部材23の構成が単純になる。したがって、ロック保障部材23を製造する工程などが単純になって、コネクタ1自体のコストの抑制を図ることが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態にかかるロック保障機構付きのコネクタ1を、図13ないし図15を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。本実施形態では、ロック解除部24は、図13ないし図15に示すように、一対の解除アーム52(図13乃至図15には一つのに示す)と、前述した解除凸部50とを備えている。解除アーム52は、互いの間にロックアーム21を位置付けている。解除アーム52は、前述した嵌合方向Kに沿って延在しているとともに、相手方のコネクタ2から離れた側の一端部がロック保障部材23の本体部34に連なっているとともに、相手方のコネクタ2寄りの他端部が自由端となっている。解除アーム52は、弾性変形自在となっている。解除凸部50は、解除アーム52の他端部に設けられている。
本実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様に、コネクタ1,2同士が完全に嵌合した状態において、ロック保障部材23を規制位置から許容位置に向かって移動すると、ロック解除部24の特に解除凸部50がロックアーム21のロック突起12への係合を解除する。このように、前述した第1の実施形態と同様に、ロック保障部材23を規制位置から許容位置に向かって移動させるだけで、相手方のコネクタ2との嵌合を解除することができるので、ロックアーム21の他端部21bの撓み空間を設ける必要がなくなるとともにロックアーム21の小型化を図ることができるので、コネクタ1自体の小型化を図ることが可能となる。

前述した実施形態では、ロック保障部材23に解除部としての解除凸部50を設けているが、本発明では、ロック解除部23の構成を種々変更してもよい。例えば、ロックアーム21に該ロックアーム21の幅方向(矢印Kに対して直交する方向)に沿って外方向に突出した突起を設け、ロック保障部材23に該突起が侵入可能な溝を設けても良い。

また、前述した実施形態では、ロック保障部材23の本体部34に切欠き39をもうけているが、本発明では、切欠き39を必ずしも設けなくても良い。この場合、筒状の本体部34内に半嵌合検知アーム42を配置して本体部34の内面から凸に解除凸部50を設ければ良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、ロック解除部24が解除凸部50を一つのみ備えていても良い。
本発明の第1の実施形態にかかるコネクタの要部を分解して示す斜視図である。 図1中のII−II線に沿う断面を示した斜視図である。 図1に示されたコネクタと相手方のコネクタを示す斜視図である。 図3中のIV−IV線に沿う断面を示した斜視図である。 図3に示されたコネクタと相手方のコネクタとを互いに近づけた状態を示す斜視図である。 図5中のVI−VI線に沿う断面を示した斜視図である。 図5に示されたコネクタのロックアームのロックビークが相手方のコネクタのロック突起を乗り越えた状態を示す斜視図である。 図7中のVIII−VIII線に沿う断面を示した斜視図である。 図7に示されたコネクタのロック保障部材が規制位置に位置付けられた状態を示す斜視図である。 図9中のX−X線に沿う断面を示した斜視図である。 図9に示されたコネクタのロック保障部材を規制位置から許容位置に向かって移動させる状態を示す斜視図である。 図11中のXII−XII線に沿う断面を示した斜視図である。 本発明の第2の実施形態にかかるコネクタの要部を分解して示す斜視図である。 図13に示されたコネクタを相手方のコネクタと相対させた状態の要部を示す斜視図である。 図14に示されたコネクタを相手方のコネクタと嵌合させてロック保障部材を規制位置に位置付けた状態の要部を示す斜視図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 相手方のコネクタ
12 ロック突起(係合部)
20 雄ハウジング(コネクタハウジング)
21 ロックアーム
21a 一端部
23 ロック保障部材
24 ロック解除部
34 本体部
35a 内面
39 切欠き
50 解除凸部(解除部)
K 嵌合方向

Claims (4)

  1. 端子金具を収容するコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングに連なり、一端部が相手方のコネクタの係合部と係合可能なロックアームと、
    前記コネクタハウジングに移動自在に取り付けられ、かつ前記相手方のコネクタと嵌合する際に前記係合部と前記ロックアームが完全に係合するまで前記移動を規制し、前記係合部と前記ロックアームが完全に係合すると前記移動を許容するロック保障部材を備えたコネクタにおいて、
    前記係合部と前記ロックアームとが完全に係合した状態において、前記係合部と前記ロックアームを完全に係合する際に移動させた方向とは逆向きに前記ロック保障部材を移動することにより、前記ロックアームと前記係合部の係合を解除させるロック解除部が前記ロック保障部材に設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ロック解除部が、前記ロック保障部材が前記係合部と前記ロックアームを完全に係合する際に移動させた方向とは逆向きに移動される際に前記ロックアームの一端部と前記コネクタハウジングとの間に侵入可能な位置に配置された解除部を備えたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ロック解除部が、互いの間に前記ロックアームを位置付ける位置に前記解除部を一対設けたことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記ロック保障部材が、
    筒状に形成されて前記コネクタハウジングを収容するとともに前記ロックアームを内側に位置付ける切欠きが形成された本体部を備え、
    前記切欠きの互いに相対する内面それぞれに前記解除部を設けたことを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
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