JP2007316056A - 表面加工により形成される可変厚さの共振型マイクロ慣性センサ - Google Patents

表面加工により形成される可変厚さの共振型マイクロ慣性センサ Download PDF

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Abstract

【課題】部品を一層小型化するための新規の設計法を提供すると同時に、部品の縮小化に伴う感度の低下を解決する表面搭載型MEMS共振センサ、及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】平面内で励振する共振器4を備えた表面型MEMS共振センサであって−第1の厚さ(E)を有し、振動マスを構成する、いわゆる厚い第1領域2と、−第1の厚さより小さい第2の厚さ(E)を有し、検出を行なう薄い第2領域4とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、特にシリコンにより作製されるマイクロセンサ、例えば慣性センサ、特に加速度計又はジャイロメータに関するものである。
本発明は、自動車産業、携帯電話産業、及び航空機産業等の種々の分野に適用することができる。
共振センサは以下のような公知の方法により製造することができる。
−ボリューム技術により、ウェットエッチングを使用してシリコン基板又は石英基板の厚さ全体に渡ってセンサの受感要素を形成する。このような技術は特許文献1に記載されている。
−表面技術。この技術は非特許文献1に記載されている。
ボリューム技術により作製される慣性センサは、共振器の平面外部の静電励振に基づいている。従って、これらのセンサでは2つの基板を搭載する必要がある。それら基板の一方は励振/検出電極(群)を形成するために使用され、他方の基板はキャビティを真空状態で閉鎖するために使用される。従って、使用される技術が複雑である。
更に、共振器は振動マスとは異なる厚さを有する。中でもこのような厚みの低減は、平面の外部で生じるビーム振動モードによって必要になる。
この種類の技術に関する別の問題は共振器の位置決めであり、つまりこの位置決めを最適化してテコの原理を利用することができないことである。実際、共振器とその励振電極との間のギャップを最小にするために、共振器は基板の表面に配置される。最適には、共振器はヒンジ(マスの回転軸)の出来るだけ近くに配置する必要がある。
表面加工により作製される慣性センサでは、共振器は平面内で振動する。先行技術による慣性センサの原理を図9A及び9Bにそれぞれ上面図及び断面図として示す。
これらの図では、軸XX’201はセンサの受感軸である。参照番号202、204、及び206は、振動マス、共振器、及びヒンジをそれぞれ指す。断面図は、マス202及び共振器204が同じ厚さを有することを示している。
受感要素202はmmオーダーの表面積(上面図において)を有する。
しかしながら、多くの用途において、特にセンサに対する要求が大きくなりつつある自動車産業又は携帯電話産業等で行われるような大量生産の用途において、特に低価格、機能向上(センサ数の増大)、処理電子部品の高密度化、及びエネルギー消費の低減を確保するための競争により、部品の小型化が重要な課題となっている。
従って、加速度計の場合、好適には0.1mm未満、場合によっては0.01mm未満のバルクを備えた現時点で公知のマスよりも小さいマスを備える、更に小型化された部品の新規の設計法を提供する必要がある。
同様に、小型化のために、電子部品とMEMS及び/又はNEMSとを単一基板の上に組み合わせることが模索されている。このような組み合わせには2つの選択肢がある。
第1の、いわゆる「Above IC」(又はAIC)アプローチでは、MEMSを既に製造されているMOS回路に移す。この場合、MEMSは堆積層によって形成される。堆積させる材料の機械的品質が単結晶シリコンを使用して得られるものよりもかなり低いため、このようにして形成されるセンサの測定性能はかなり低い。
「In−IC」アプローチでは、CMOS回路と同じ層にMEMSを形成する。この場合、単結晶シリコンを処理してMEMSを形成し、従って高い性能を達成することが可能である。
クラス10−2の(クラス10−2以上の)センサの場合、AIC技術により、所望のサイズで必要な性能レベルを達成することは現実的ではないと考えられる。従って、「In−IC」アプローチの方がはるかに有望であると考えられる。しかしながら、このアプローチは、機械構造が十分に小さくない限り有用ではない。実際、このような集積化をコスト面で現実的なものにするためには、センサが占有するシリコン表面をCMOS回路の利点が得られる程度にまで最小化することが適切である。この種類の加速度計の最大バルクは、約0.05mmを超えないと推定される。比較として、MEMS加速度計(クラス10−2であるか又は10Gの測定レンジを持つ)の受感要素の従来の表面積は0.5mm(コンタクトパッドを考慮に入れない)を下回ることがほとんどない。MEMSジャイロスコープの場合、受感要素の通常の表面積は20mm超である。
一般に、慣性センサの種類に関係なく、サイズの単純な相似縮小による小型化には、不可避的に大きな感度低下が伴う。これは非特許文献2に示されている。
換言すれば、相似縮小による小型化には、慣性力に対する機械構造の「相対的剛性化」が伴う。
フランス国特許第2763694号 フランス国特許第2874257号 Aikele等による「Resonant accelerometer with self test」(Sensors and Actuators, A92, 2001, 161-167頁) C. Heroldによる記事「from micro- to nanosystems: mechanical sensors go nano」(Journal of Micromechanics and Microengineering, vol. 14, S1-S11, vol. 14, 2004)
従って、部品を一層小型化するための新規の設計法を提供するという課題に加えて、部品のあらゆる縮小化に伴う感度の大きな低下を解決するという課題がある。
これらの課題を達成するため、本発明は、「3次元」プレーナー技術を使用して共振器による検出を行なうMEMSセンサを製造する方法を提案する。
本発明は、表面加工により作製され、複数の厚さを有し、且つ共振器が平面内で励振する共振MEMSセンサに関する。共振MEMSセンサは、例えば加速度計又はジャイロメータである。通常、同じ部品に2つの異なる厚さを持たせることができるだけでなく、2つよりも多くの厚さ、例えば3つの厚さを持たせることができる。
厚い第1領域は、第1の厚さを有し、振動マス部分、例えば加速度計又はジャイロメータに使用される。薄い第2領域は、第1の厚さよりも小さい第2の厚さを有する。これらの2つの厚さの比は、例えば2〜10である。第2領域は検出に使用され、ヒンジ(又は、ジャイロスコープの場合はねじれ軸)の形成に使用することができる。
本発明によれば、表面加工により作製される共振センサの設計は、振動マス部分と検出部分との相関を低下させることにより変更される。
第1の領域は、加速度計の場合は0.1mm未満、ジャイロメータの場合は5mm未満の表面積Sを有することが好ましい。
第1及び第2の領域は、SOI基板の表面の半導体層に形成することができる。
本発明によるセンサはまた、ヒンジ(又は、ジャイロメータの場合はねじれ軸)を構成する第3領域を備えることができ、前記第3領域は、第1領域の厚さと第2領域の厚さとの間の厚さを有するか、第1領域の厚さに等しい厚さを有するか、或いは第2領域の厚さに等しい厚さを有する。
本発明によって、センサの種々の部分、すなわち
−共振器(群)、
−ヒンジ(群)又はねじれ軸、
−振動マス、
を個別に最適化することができる。
本発明は、非常に経済的な「In−IC」アプローチに適用することもできる。
機械的なストップを設けて振動マスの動きを制限することができる。
デジタル検出手段を設けることもでき、この手段は、例えば信号のデジタルフィルタリング及び/又はデジタル処理のための手段を含む。
本発明は、本発明による装置の製造方法にも関し、本方法では、第1領域及び/又は第2領域及び/又は第3領域における、振動マスの平面に垂直な方向の深さに差を持たせるエッチング工程を行なう。
本発明は、特に、平面内で励振する共振器を備えた表面型MEMS共振センサの製造方法に関し、本方法は、
−第1の厚さ(E)を有して振動マスを構成する厚い領域を形成すること、及び
−第1の厚さより小さい第2の厚さ(E)を有して検出を行なう薄い領域を形成すること
を含む。
厚い領域及び薄い領域は、半導体材料層を3次元方向にエッチングすることにより形成できる。
これらの領域は、SOI基板の表面の半導体材料層を、前記SOI基板の主平面に直交する方向(z)にエッチングすることにより形成することができる。
このような方法は更に、第1領域の厚さと第2領域の厚さの間の厚さか、又は前記2つの領域の厚さの内の一方に等しい厚さを有し、ヒンジ又はねじれ軸領域と呼ばれる第3の領域を形成することを含むことができる。
有利には、薄い領域は表面の半導体層に形成され、このとき厚い領域は、前記表面層上のエピタキシャル半導体層と、前記表面層とに形成される。
本発明による共振慣性センサ100の一実施例について、図1A及び1Bを参照して説明する。このようなセンサ100は、例えば加速度計又はジャイロメータとすることができる。センサは、表面加工により作製された、平面で励振する共振器を備えるセンサを含む。
これらの図では、軸XX’1はセンサの受感軸である。参照番号2及び4は、それぞれ振動マス及び共振器を指す。参照番号6は加速度計の場合はヒンジを、ジャイロメータ(ジャイロメータについては図8に関連して後述する)の場合はねじれ軸を指す。断面図(図1B)に示すように、マス2と共振器4の厚さは同じではない。マス2の厚さは、例えばμmオーダーの第1の厚さEであり、これは共振器の厚さEよりも大きい。比E/Eは、例えば2〜10である。
ヒンジによって、単一平面、すなわち図1Aの平面又は振動マス2によって画定される平面内に振動マスを維持することが可能になる。図1Aの平面における振動マスの寸法は、この平面に直交する方向の寸法より明らかに大きい。ヒンジは、E又はEと等しくすることができるか、或いはEとEとの間とすることができる厚さEを有する。図1Aに示すように、ヒンジ6及び共振器4は振動マス2によって画定される平面に平行に、マス2の平面にほぼ直交する方向zに沿って異なる深さに(図1B)形成される。ヒンジ6は、共振器部分4と平行である必要はなく、例えば図1Cに示すような異なる配置とすることができる。図1Cでは、図1A及び1Bの参照記号と同じ参照記号は、同じか又は対応する構成要素を指す。
図1Cは、本発明による装置の上面図であり、この図ではヒンジが共振器にほぼ直交する。これらの図の平面においては、図1A〜1B及び1Cとは異なる構成を設定することができる。
参照番号10(図1A)は、システム100から到来する信号をデジタル処理する手段を指す。この手段は、図示しないが、他の図に示す実施形態に使用することができる。
本発明は、差別構造、すなわち複数のセンサが差別的にアセンブルされる構造に適用することもできる。従って、図1Dは、上記のような構造100、及び同じ種類であるが「頭−尾結合式」に又は差別的にアセンブルされた第2の構造200を模式的に示している。
共振器による測定は小型化に非常に適している。例えば、本発明による加速度センサは、0.1mm未満、場合によっては0.05mm未満の表面積S(振動マス2の上面の面積又は図1Aの平面における表面積)を有する。ジャイロメータの場合、この値は、上記の値よりも大きいが、好ましくは5mmのオーダーである。
共振センサは、外部応力(この場合は慣性力)の影響下にある共振器(音叉型又は振動ビーム型)に固有の周波数変化を測定する。利用される応答が周波数であるので、信号のデジタルフィルタリング及び/又はデジタル処理を行う手段10によって直接的に、信号のフィルタリング(ノイズ制限)、及びデータのデジタル処理が可能になる等、電気信号の処理に関連して多数の利点が得られる。実際、振動周波数の測定は、容量測定(i=d(CV)/dt−CdV/dt+V dC/dt、測定される量はV dC/dtである)によって行なわれる。図1Aでは、参照番号15、15’は、それぞれ励振電極及び検出電極を表わす。MOS測定を行なうこともでき、この場合、チャネルの電流が、トランジスタのゲートを構成する共振器構造の動きによって変化する。
このような共振器測定原理によって以下も可能になる。
−機械的共振による動作。すなわち、振動ボディ2の振幅の最適化による動作。これによって容量検出の精度が高まる。
−容量変化に関連する電気ノイズに殆ど依存しない測定精度。
サイジングの観点から、共振器の断面を極めて小さくすることは無関係ではない。
感度の有意な増大はΔf/fに等しく、ここでΔfは振動マス(群)の動きによって生じる機械応力の影響を受けている状態での共振周波数変化である。Δf/fは、加速度計の場合は加速度の関数であり、ジャイロメータの場合は回転速度の関数である。このような感度の増大によって、センサの応答の非線形性が、加速度の大きさ(加速度計の場合)、又は回転速度の大きさ(ジャイロメータの場合)に従って著しく大きくなる。従って、測定範囲、受感要素2の質量及び共振器4の断面積の間に良好なバランスが取れていることが望ましい。
薄い領域内の種々の機械的要素の断面を小さくすることにより、応力の集中度を高めることができる。これらの応力を解析して、例えば衝撃を受けたときのこれらの要素のゆがみ及び破裂を防止することができる。この問題を解決又は制限するために、マスの動きを制限する機械的なストップを付加することができる。このような機械的なストップ12を図1Bに示す。
機械領域を薄くすることにより、振動マス2によって各領域に印加される応力が移動する。このような厚みの低減により、実際に、共振器に力が加わるポイントに向かってマスの重心がずれる(z方向、すなわち厚さ方向、図1Bを参照)。このずれによって寄生トルクが生じ、この寄生トルクによって例えば直交加速度に対して感受性となる。
共振器を薄くすることはまた、振動の励起能及び/又は検出能を低下させる。電気感度の低下を制限するため、電子部品群を出来る限り近接させるように配置して(できればセンサを「In−IC」アプローチを用いて形成することにより)、信号対雑音比を悪化させ得る寄生容量及び/又は寄生抵抗を小さくすることができる。
本発明による装置のサイズを決定するために、ANSYS又はCoventorのような「有限要素」法ソフトウェア、又はFEMLab又はMatlabのような他のいずれかの設計ソフトウェアを使用することができる。
本発明による共振センサでは、「3次元」プレーナー技術を使用することにより(すなわち、マス2の平面のエッチングだけでなく、前記平面に直交する方向のエッチングも行なうことにより)、センサの検出部分(ビーム4又は共鳴音叉)と慣性部分(マス2)との相関を低下させることができる。これにより、これらの2つの要素を個別に最適化して、慣性センサの小型化によって生じる感度の低下を克服することができる。このような個別の最適化は、例えば製造段階において、例えば後述するようにそれぞれの領域を個別にエッチングすることにより行なうことができる。
実際、共振器に加わる慣性力は、使用する振動マスの容積に直接比例する。従って、小型化により必ずこの力が小さくなり、よって感度が低下する。
検出共振器の場合、共振器の一定の寸法(断面)を低減すると、感度が増大する。つまり、所定の応力に対する共振周波数の変化が大きくなる。即ち、共振器の断面が小さい程、共振器に加わる応力に応じた共振器の共振周波数の変化が大きくなる。所定の外力が共振器に加わる場合、共振器の共振周波数fの変化は、共振器4の断面が小さい程大きくなる。
Figure 2007316056
上の式において、
fは、軸方向応力Fが印加される共振器の固有周波数であり、
は、応力が印加されない(F=0)場合の中心周波数であり、
は、ビーム4に加わる慣性力であり、
L、t及びlは、それぞれビーム4の長さ、厚さ及び幅であり、
Eはヤング率である。
Δf=fFi≠0−f;Δf/fはセンサの感度であり、共振器の断面が小さい程大きくなる。
項tlを小さくして比Δf/fを大きくすることが望ましい。
ビーム4の横方向の寸法を小さくすると、感度が高くなる。それでも、このような横方向寸法の縮小は技術による限界を有し、リソグラフィ解像度及びエッチングのアスペクト比によって制限される(エッチングされるパターンの幅がDRIE装置の場合の約10分の1まで小さくなり、共振器の幅が小さくなることにより共振器の品質因子も低下し易くなる)。
共振器の断面を更に小さくするために、振動マス2及びアンカー部に影響を及ぼすことなく共振器4を薄くすることができ、加速度計の場合はヒンジ6、ジャイロメータの場合はねじれ軸といったセンサの他の可動部分を薄くすると確実に有利である。この処理では、「3次元」表面加工技術(又はプレーナー技術)を使用するか、又はMEMSの特定の部分を選択的に薄くする本発明による方法を使用する。
本発明による装置の3つの例示的実施形態を以下に示す。これらの3つの実施例は互いに組み合わせることもできる。これらの実施例は、加速度計の場合に関して説明する。ジャイロメータの場合、「ヒンジ」という用語は「ねじれ軸」に置き換えられる。
第1の方法について、図2A〜2G及び図3A〜3Fを参照して説明する。
第1の方法では半導体エピタキシー技術を使用する(この場合はシリコンである。他にシリコンゲルマニウムを用いることができる)。この技術では、薄い第1の厚さ部分に共振器部分を形成し、次いで、第1の厚さ部分の上にエピタキシャル成長させた、前記第1の厚さよりも大きな厚さを有する第2の厚さ部分に振動マス及びヒンジを形成することができる。
まず、SOI基板20を選択する(図2A)。例えば、SOI基板は、厚さ1μmのシリコン層22を、厚さ0.4μmのSiO酸化皮膜24の上に備える。
次に、シリコン層22に対してリソグラフィを行い、次いでエッチングを行なって、共振器のギャップ30を画定する(図2A及び3A)。従って、このギャップは、表面に存在する薄い半導体層内に画定される。
エッチングはSiO層の位置で停止する。次に、例えば2μmの厚さを有するSiO層を堆積させ(図示せず)、続いて平坦化を行なってシリコン層22の位置で停止し、その後、例えば約0.4μmの厚さを有するSiO32を堆積させる(図2B)。
次に、SiO層32に対してリソグラフィエッチングを行なって(図2C及び3B)共振器の上に保護膜34を形成し、保護膜は励振/検出電極の位置で重複させる。
次に、初期の表面半導体層22の上に、例えば約3μmの厚さのシリコンエピタキシー35を成長させ、層32より厚くする(図2D及び3C)。
次に、Ti/Ni/Au金属を堆積させ、続いてリソグラフィエッチングを行って(図2E及び3D)、コンタクト36を形成する。
次に、機械構造に対してリソグラフィ及び異方性エッチング(例えば、DRIE)を行ない(図2F及び3E)、エッチングはSiO2二酸化皮膜24の位置で停止する。この工程によって、同じ処理の間に、振動マス及びヒンジ6を同じ厚さに形成することができる。
次に、皮膜24のHFエッチング(ウェット又は気相)を行なうことにより装置を解放する(図2G及び3F)。
本発明による第2の方法では、エッチングにより共振器4及びヒンジ6の厚みを小さくする(図4A〜4F及び5A〜5E)。
まず、SOI基板20を選択する(図4A)。例えば、SOI基板は、厚さ4μmのシリコン層22を、厚さ0.4μmのSiO酸化皮膜の上に備える。
次に、Ti/Ni/Au金属を堆積させ、続いてリソグラフィエッチングを行ってコンタクト36を形成する(図4A及び5A)。
次に、機械構造のリソグラフィ及びDRIEエッチングを行ない(図4B及び5B)、エッチングはSiO二酸化皮膜24の位置で停止する。この工程によって、同じ処理の間に、同じ厚さの材料から、振動マス2と、ヒンジ6及び共振器部分4が形成される領域とを形成することができる。
樹脂層35を堆積させた後、リソグラフィを行ない(図4C及び5C)、これによって、励振/検出電極の位置で重複する共振器4の開口、及びヒンジ6上の開口を形成することができる。
ヒンジ6及び共振器4の領域の厚さを、例えばエッチング(例えば、RIE又はDRIE)により小さくする(図4D及び5D)。次に、樹脂35を除去する(図4E)。
層24のHFエッチング(ウェット又は気相)を行なうことにより装置を解放する(図4F及び5E)。
この方法では、ヒンジ領域及び共振領域は、同じ工程で軸zに沿った深さ方向にエッチングされるので、ヒンジ領域及び共振領域は同じ厚さを有する。一方、振動マスを形成する領域のパターンはこの方向にはエッチングされない。
本発明による第3の方法は、第2の方法の変形であり、この方法では、共振器4及びヒンジ6(又は、別の機械部分)の厚さを差別的に小さくする。まずSOI基板20を選択する(図6A)。例えば、SOI基板は、厚さ4μmのシリコン層22を、厚さ0.4μmのSiO酸化皮膜24の上に備える。
次に、Ti/Ni/Au金属を堆積させ、続いてリソグラフィエッチングを行ってコンタクト36を形成する(図6A及び7A)。
次に、機械構造に対し、樹脂の塗布、リソグラフィ及びエッチング(RIE又はDRIE)を行ない(図6B及び7B)、エッチングはSiO二酸化皮膜24の位置で停止する。この工程によって、同じ処理の間に、同じ厚さの材料から、振動マス2と、ヒンジ6及び共振器4が形成される領域を形成することができる。
従って、この工程により、振動マスを形成する領域、共振器を形成する領域、及びヒンジ領域のパターンをエッチングすることができる。このとき、共振器を形成する領域及びヒンジ領域のパターンは、軸zに沿った深さ方向に、別々にエッチングすることができ(図6C及び6D)、よってそれぞれの最終的な厚さを個々に制御することができる。
従って、樹脂35の塗布(図6C)を行なった後、リソグラフィにより共振器のための開口を、励振/検出電極の位置に重複部分を有するように形成する。
軸zに沿って共振器のエッチング(例えば、RIE又はDRIE)を行なった後で樹脂35を除去する。
次に(図6D)、別の樹脂37を塗布した後、リソグラフィによりヒンジ6の位置に開口を形成する。DRIEエッチングを、軸zに沿って再度、しかしこの場合ヒンジ6に対して行ない、樹脂37を除去する。
層24のHFエッチング(ウェット又は気相)を行なうことにより装置を解放する(図6E及び7E)。
この第3の方法では、ヒンジ領域及び共振領域の厚さは、これらの領域が異なる工程の間に軸zに沿った深さ方向にエッチングされるために互いに異なり、一方振動マスを形成する領域のパターンはこの方向にはエッチングされない。
第1の実施形態は、他の実施形態よりやや複雑である(平坦化工程及びエピタキシー工程が追加される)が、この第1の実施形態によって、電気機械共振器の電気感度を最適化することができる(実効容量を増大させることにより信号対雑音比を最適化する)。実際、共振器と励振/検出電極との間のギャップが、非常に微細なシリコン部分に直接形成される。ギャップが非常に薄い厚さにエッチングされるので、非常に高い機械加工分解能が得られる。他の2つの実施形態では、共振器及びギャップは大きなシリコン厚さに形成されるので、厚さを小さくする前の機械加工の微細度が小さくなる。例えば、DRIEエッチングによってアスペクト比10が実現されるとすると、2μmのシリコンに0.2μmのギャップを得ることができるが、20μmのシリコンに2μm未満のギャップを得ることはできない。
本発明では、センサに異なる厚さの領域を設ける。本発明によるセンサは、シリコン又は半導体材料を3次元方向に機械加工することにより製造できる。
3次元機械加工を半導体材料に対して行なうことにより得られる本発明の共振器は、共振器による検出を行なうジャイロメータに特に適している。このようなジャイロメータの原理は特許文献2に示唆されており、図8にも概略を示す。このようなジャイロメータは支持体(図示せず)及び2つの振動マス120、120’を備え、これらの振動マスは支持体の平面(X,Y)内において可動であり、特に振動することができる。これらの2つのマスは連結手段によって接続され、これらの連結手段も支持体に対して可動である。図示の構成では、本実施例では平行な2つの連結アーム140、140’が、手段160、160’により可動マスに接続されている。手段160、160’は、アーム140、140’に対して2つのマス120、120’を可動とするのに十分な可撓性を有する一方、マス120、120’の動きをアーム140、140’に伝達するのに十分な剛性を有する。好適には、連結アーム140、140’、及び可撓性手段又は曲がりアーム160、160’は、矩形フレームを形成する。可撓性手段160、160’は、例えば曲がりバネ、又は取り付けタブとすることができる。手段は、マス120、120’を支持体の平面(X,Y)内で振動させるために設けられる。この支持体は、例えば各可動マス120、120’の一方又は両方の面内に収まる励振コーム180、180’である。コーム180、180’は、静電気力によって、第1方向Xに(この場合は図面の左から右に向かって)各マス120、120’を前後に動かす。電磁励振のような他の手段も考慮可能である。
特に、マス120、120’は、共振周波数で、又は共振周波数の近傍で、「ギザギザ」のコーム構造180、180’によって印加される静電気力により励振される。このように、マス120、120’及び連結手段140、140’、160、160’は、第1励振共振器200を形成する。共振周波数で動作することにより、実際に、大きな運動振幅と高い品質因子とが得られ、ジャイロメータの感度を高めることができる。マス120、120’の振動の位相がずれていると有利である、つまり、これらのマスは、各時点で反対方向に運動させる。2つのマス120、120’を分離する距離は、可撓性連結手段160、160’によって許容される範囲で可変である。これによって、第2共振器による検出が可能になる。
ジャイロメータにおいて、支持体に直交する軸Zを中心とした角度運動が生じる場合、軸X及びZに直交する方向、従ってこの場合は図面の垂直方向Yに向くコリオリの力が各マス120、120’に生じる。このようなコリオリの力は、要素180、180’によって生じる振動が角速度Ωと合成されることに由来する。コリオリの力は、可撓性連結手段160、160’によってアーム140、140’に伝達される。第2共振器220がアーム140に接続される場合、この第2共振器もコリオリの力による応力を受ける。この応力は、検出共振器220の共振周波数を変動させる。これにより、軸Zを中心とする角速度Ωは、測定される周波数変動により推定される。特に、共振器220は励振され、好適には、共振器の最大共振周波数又は最大共振周波数近傍の周波数に制御される。デジタル電子システムによって、各時点で共振周波数を容易に達成することが可能である。共振器220は、例えば、図8に概略的に示すような振動ビームの形状とすることができ、この振動ビームの第1端は連結アーム140に接続され、他端は公知のいずれかの手段240によって基板に固定される。好適な実施形態によれば、共振器220は、検出も行なう固定電極群によって共振周波数で静電容量効果により励振される。検出電極260を励振電極280とは別に設けることもできる。圧電計を用いた検出が可能であるように、電磁励振も考慮可能である。共振器220の検出能力及び感度を上げるため、有利には、各アーム140、140’がねじれ軸300、300’を有し、これらのねじれ軸は、マス120、120’の位置に加わるコリオリの力を、レバーアーム効果によって前記ねじれ軸300、300’を中心とした1組の力に変換することを目的としており、これによって、可能な最大応力を共振器に加えることができる。従って、各ねじれ軸の一端は支持体によってアンカー320、320’に取り付けられており、他端は構造200の中心に向かって連結アーム140、140’、160、160’に取り付けられており、これによりジャイロメータの温度ドリフトが制限されている。
特許文献2の図4A〜4Dに示されるような他の実施形態が可能であり、例えば、同じ連結アーム140上の2つの共振器(図4A)、ねじれ軸によって定義される可動装置の軸の同じ側に位置する2つの共振器(図4B)、音叉型共振器(図4C)、又はこの同文献の図4Dのように配置された共振器とすることができる。
これらの装置の全てに関し、本発明では、振動マス(群)の断面より小さい断面、又は振動マス(群)の厚さよりも小さい厚さを有する、一つ以上の共振器の作製が可能である。
この種類の部品に生じる力は、マイクロセンサの規模では極端に小さい(コリオリの力)。従来の表面加工技術を使用することにより、共振器の幅の最小化を試みることで技術の限界(限界はリソグラフィ及びDRIEによって決まる)を駆使しても、感度が非常に低くなってしまう。共振器の断面を3次元加工によって小さくすることができると、容量検出を行なうジャイロメータに、他の設計では実現が難しい非常に高い感度を得ることができる。
本発明によって、非常に小さなサイズで非常に高い性能(感度)を実現する慣性センサ(加速度計又はジャイロメータ)を得ることができる。
A及びBは、本発明による慣性センサのそれぞれ上面図及び側面図であり、Cは、平面内の構成要素の配置を変えた本発明による慣性センサの上面図であり、Dは、本発明による2つの慣性センサが差別的にアセンブルされた本発明による装置の上面図である。 A〜Gは、本発明による方法の第1の実施形態を示す。 A〜Fは、本発明による方法の第1の実施形態を示す。 A〜Fは、本発明による方法の第2の実施形態を示す。 A〜Eは、本発明による方法の第2の実施形態を示す。 A〜Eは、本発明による方法の第3の実施形態を示す。 A〜Eは、本発明による方法の第3の実施形態を示す。 ジャイロメータを示す。 A及びBは、先行技術による慣性センサのそれぞれ上面図及び側面図である。
符号の説明
1 受感軸XX’
2 振動マス
4 共振器、ビーム
6 ヒンジ又はねじれ軸
10 信号のデジタル処理手段
15、15’ 電極
20 SOI基板
22 シリコン層
24 SiO酸化皮膜
30 ギャップ
32 SiO
34 保護層
35、37 樹脂層
36 コンタクト
100、200 共振センサ
120、120’ 振動マス
140、140’ 連結アーム
160、160’ 可撓性手段、曲がりアーム
180、180’ 励振コーム
200、220 共振器
240 連結手段
260、280 電極
300、300’ ねじれ軸
320、320’ アンカー

Claims (22)

  1. 平面内で励振する共振器(4)を備えた表面型MEMS共振センサであって、
    −第1の厚さ(E)を有して振動マスを形成する、第1の、いわゆる厚い領域(2)、及び
    −第1の厚さより小さい第2の厚さ(E)を有して検出を行なう第2の、薄い領域(4)
    を備えることを特徴とするセンサ。
  2. 第1領域(2)の表面積Sが0.1mm未満であることを特徴とする、加速度計である請求項1記載のセンサ。
  3. 第1領域(2)の表面積Sが5mm未満であることを特徴とする、ジャイロメータである請求項1記載のセンサ。
  4. 第1及び第2領域が、SOI基板(20)の表面の半導体層(22)内に形成されることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のセンサ。
  5. ヒンジ又はねじれ軸を形成する第3領域(6)を備えることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のセンサ。
  6. 第3領域の厚さが、第1領域の厚さと第2領域の厚さとの間であることを特徴とする、請求項5記載のセンサ。
  7. 第3領域の厚さが第1領域の厚さに等しいことを特徴とする、請求項5記載のセンサ。
  8. 第3領域の厚さが第2領域の厚さに等しいことを特徴とする、請求項5記載のセンサ。
  9. 振動マス(2)の動きを制限する機械的なストップ(12)を更に備えることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載のセンサ。
  10. 検出手段(10)を更に備えることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか一項に記載のセンサ。
  11. 検出手段(10)が、信号のデジタルフィルタリング及び/又はデジタル処置を行う手段を備えることを特徴とする、請求項10記載のセンサ。
  12. 差別型にアセンブルされた第1共振センサ(100)及び第2共振センサ(200)を備え、各センサが請求項1ないし11のいずれか一項に記載のセンサであることを特徴とする、表面検出装置。
  13. 表面型MEMS共振センサの製造方法であって、前記センサが平面内で励振する共振器を備えることを特徴とし、
    −第1の厚さ(E)を有して振動マスを形成する厚い第1の領域を形成すること、及び
    −第1の厚さより小さい第2の厚さ(E)を有して検出を行なう薄い第2の領域を形成すること
    を含む方法。
  14. 厚い領域及び薄い領域は、半導体材料層(22)に対して3次元方向のエッチングを行なうことにより形成することを特徴とする、請求項13記載の方法。
  15. 薄い領域及び厚い領域は、SOI基板の表面半導体材料層を、前記SOI基板の主平面に直交する方向(z)にエッチングすることにより形成することを特徴とする、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 第1領域の厚さと第2領域の厚さの間の厚さを有する、ヒンジ又はねじれ軸領域と呼ばれる第3領域(6)の形成を更に含むことを特徴とする、請求項13ないし15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 第2領域及び第3領域は、互いに独立したエッチング工程により形成することを特徴とする、請求項16記載の方法。
  18. 第1領域の厚さに等しい厚さを有する、ヒンジ又はねじれ軸領域と呼ばれる第3領域(6)の形成を更に含むことを特徴とする、請求項13ないし17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 第1領域及び第2領域は、第3領域の形成を可能にするエッチング工程とは別の、単一のエッチング工程の間に形成されることを特徴とする、請求項18記載の方法。
  20. 第2領域の厚さに等しい厚さを有する、ヒンジ又はねじれ軸領域と呼ばれる第3領域(6)の形成を更に含むことを特徴とする、請求項13ないし19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 第2領域及び第3領域は、第1領域の形成を可能にするエッチング工程とは別の単一のエッチング工程の間に形成されることを特徴とする、請求項20記載の方法。
  22. 薄い領域を表面半導体層(22)内に形成し、厚い領域を、前記表面層の上にエピタキシャル成長させた表面半導体層(35)内及び前記表面層内に形成することを特徴とする、請求項13ないし21のいずれか一項に記載の方法。
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