JP2007315863A - アコースティックエミッション検出装置および制御装置 - Google Patents

アコースティックエミッション検出装置および制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】破壊の前兆だけを確実に検出できて信頼性が高いAE検出装置およびそのAE検出装置を有する制御装置を提供すること。
【解決手段】このAE検出装置は、AEセンサ5と、破壊判断部18とを備える。破壊判断部18は、AEセンサ5からの信号に基づいて生成できるパラメータから定義されるパラメータ空間において、AEセンサ5からの信号に基づいて算出されたパラメータによって定義される点が、パラメータ空間中の所定領域内に所定数以上あるとき、軸受3の破壊の前兆と判断するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、アコースティックエミッション検出装置およびアコースティックエミッション検出装置を有する制御装置に関する。
従来、アコースティックエミッションによって破壊の前兆を検出するAE(アコースティックエミッション)検出装置としては、そのAE検出装置が取り付けられている機械で発生するAEの振幅を測定して、この振幅が所定値よりも大きくなったときに、破壊の前兆と判断しているものがある。
しかしながら、このAE検出装置は、単にAEの振幅の大小によって破壊の前兆と判断しているため、単なるノイズを破壊の前兆と判断することが有り、確実性や信頼性が低いという問題がある。
特開平7−318457号公報
そこで、本発明の課題は、破壊の前兆だけを確実に検出できて信頼性が高いアコースティックエミッション検出装置およびそのアコースティックエミッション検出装置を有する制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のアコースティックエミッション検出装置は、
アコースティックエミッションを検出するアコースティックエミッションセンサと、
上記アコースティックエミッションセンサからの信号に基づいて生成できる少なくとも二以上のパラメータから定義されるパラメータ空間において、上記アコースティックエミッションセンサからの信号に基づいて算出された上記二以上のパラメータによって定義される点が上記パラメータ空間中の所定領域内に所定数以上あるとき、被破壊検出部材の破壊の前兆と判断する破壊判断部と
を備えることを特徴としている。
本発明者は、以後詳細に説明するように、上記パラメータ空間を適切に選択すれば、そのパラメータ空間において、上記アコースティックエミッションセンサからの信号に基づいて算出された上記二以上のパラメータによって定義される点が、被破壊検出部材の破壊の前兆がないとき上記パラメータ空間内の第1所定領域に位置する一方、被破壊検出部材の破壊の前兆があるときには、上記第1所定領域に位置すると共に、上記パラメータ空間内の第1所定領域以外の第2所定領域に位置することを発見した。また、被破壊検出部材の破壊が起こった場合には、大多数の点が上記パラメータ空間内の上記第1および第2所定領域と異なる第3領域に位置することを発見した。また、このことを用いて被破壊検出部材の破壊の前兆を判断すると、従来よりも、ノイズの影響を排除できて、被破壊検出部材の破壊の前兆を格段に速くかつ正確に判断できることを発見した。
本発明によれば、上記アコースティックエミッションセンサからの信号に基づいて算出された上記二以上のパラメータによって定義される点が上記パラメータ空間中の所定領域内に所定数以上あるとき、被破壊検出部材の破壊の前兆と判断するので、破壊の前兆だけを確実に検出できて、被破壊検出部材の破壊の前兆を、早くかつ信頼性高く判断することができる。
また、一実施形態のアコースティックエミッション検出装置は、上記パラメータ空間は、少なくとも二以上の上記パラメータから定義される第1パラメータ空間と、少なくとも二以上の上記パラメータから定義されると共に、上記第1パラメータ空間と異なる第2パラメータ空間とからなる。
上記実施形態によれば、被破壊検出部材の破壊の前兆を判断するパラメータ空間が二つであるので、被破壊検出部材の破壊の前兆を間違うことがない。
また、一実施形態のアコースティックエミッション検出装置は、上記アコースティックエミッションセンサから出力された信号に基づいて、複数のパラメータを算出する算出部と、上記複数のパラメータのうち互いに相関のあるパラメータを決定する相関パラメータ決定部とを備え、上記破壊判断部は、上記相関パラメータ決定部によって決定された相関のあるパラメータから定義されるパラメータ空間において、上記アコースティックエミッションセンサからの信号に基づいて算出された上記互いに相関のあるパラメータによって定義される点が、上記相関のあるパラメータによって定義されるパラメータ空間中の所定領域内に所定数以上あるとき、上記被破壊検出部材の破壊の前兆と判断する。
上記実施形態によれば、相関があるパラメータを決定する相関パラメータ決定部を有しているので、発せられるアコースチィックエミッションからの信号に基づいて生成できると共に互いに相関があるパラメータが予めわかっている被破壊検出部材は勿論のこと、発せられるアコースチィックエミッションからの信号に基づいて生成できると共に相関があるパラメータが予めわからない被破壊検出部材であっても、正確に破壊の前兆を判断することができる。
また、一実施形態のアコースティックエミッション検出装置は、上記パラメータは、UP、RMS、FC、Gmax、E、FM、WEFF、または、Qである。
尚、この明細書では、上記UPとは、アコースティックエミッション電圧信号のピーク値である。
また、上記RMSとは、実行値であり、ある所定の時間幅Tを決めた時、時間の関数である、アコースティックエミッションセンサの出力に基づく電圧信号からなるアコースティックエミッション波形の振幅の2乗をある時刻からその時刻のT時間後まで積分したものをTで割り、更に、そのTで割られた値のルートをとった値である。
また、時間とアコースティックエミッションセンサの出力に基づく電圧信号からなるアコースティックエミッション波形をフーリエ変換し自乗することによりパワースペクトラムを求め、さらにこれを周波数分解で割る事により、パワースペクトル密度関数G(f)を求める。
また、上記FCは、中心周波数であり、上記パワースペクトル密度関数G(f)でピークを示す周波数である。
また、上記Gmaxは、パワースペクトル最大値であり、上記パワースペクトル関数G(f)におけるピークレベルである。
また、上記Eとは、エネルギーであり、周波数fの関数であるパワースペクトル密度関数G(f)を周波数0から無限大まで積分した値である。
また、上記FMとは、メジアン周波数であり、上記パワースペクトル密度関数G(f)を0からFMまで積分した値と、上記パワースペクトル密度関数G(f)をFMから無限大まで積分した値とが等しいことをもって決定される周波数である。
また、上記WEFFとは、有効幅であり、パワースペクトル密度関数において、パワースペクトル最大値Gmaxのレベルが周波数0から周波数WEFFまで方形的に密度が分布していると仮定した時のエネルギーと前述の実際のエネルギーEとが等しい事をもって決定される周波数である。
また、上記Qとは、アコースティックエミッション波形のクルトシス(尖り度)である。Qは、以下の式で定義される。尚、以下の式で、Nは、事象数であり、Uは、アコースティックエミッション電圧値であり、σは、Uの標準偏差である。また、
Figure 2007315863
上記実施形態によれば、上記パラメータは、算出が比較的容易なUP、RMS、FC、Gmax、E、FM、WEFF、または、Qであるから、パラメータを、アコースティックエミッションセンサの信号に基づいて比較的容易に計算できる。
また、本発明の制御装置は、本発明のアコースティックエミッション検出装置と、少なくとも上記アコースティックエミッション検出装置の出力を受けて、制御信号を出力する神経回路網とを備えることを特徴としている。
上記実施形態によれば、アコースティックエミッション検出装置の出力を受けて、制御信号を出力する神経回路網を備えるので、神経回路網に上記パラメータと破壊の前兆の有無との関係を学習させることができて、この学習結果を制御信号に反映させることができる。したがって、使用を重ねれば重ねる程、より迅速で正確な制御信号を出力することができる。
本発明のアコースティックエミッション検出装置によれば、アコースティックエミッションセンサからの信号に基づいて算出された二以上のパラメータによって定義される点がパラメータ空間中の所定領域内に所定数以上あるとき、被破壊検出部材の破壊の前兆と判断するので、破壊の前兆だけを確実に検出できて、被破壊検出部材の破壊の前兆を、早くかつ信頼性高く判断することができる。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、この発明の第1実施形態のアコースティックエミッション検出装置(以下、AE検出装置という)の構成を示す図である。
この発明のAE検出装置は、アコースティックエミッション(以下、AEという)データ取得後、それをフーリエ変換し、各種パラメータへの計算、その後の各パラメータ間の相関計算によるファクタ分析、それを利用したクラスタ分析をおこなって、被破壊検出部材の一例としての軸受3の破壊の前兆の有無または軸受3の破壊を判断するようになっている。
詳しくは、このAE検出装置は、AE取得部1と、信号分析部2とを備える。上記AE取得部1は、軸受3に設置されたアコースティックエミッションセンサ(以下、AEセンサという)5と、AEセンサ5の出力に接続されたプリアンプ6と、プリアンプ6の出力に接続されたフィルタ7と、フィルタ7の出力に接続されたA/D変換器8とを有する。AEセンサ5からの信号を、プリアンプ6で増幅した後、フィルタ7で増幅した信号におけるノイズしか存在しない周波数領域をカットして、その後、信号におけるノイズしか存在しない周波数領域がカットされたアナログ信号を、デジタル信号に変換するようになっている。
上記信号分析部2には、A/D変換器8からのデジタル信号が入力されるようになっている。上記信号分析部2は、A/D変換器8からのデジタル信号を受けて、時間とデジタル信号との関係を表示する波形部9と、波形部9からの信号を受けては波形部9が表示した波形をフーリエ変換するフーリエ変換部12と、フーリエ変換部12がフーリエ変換を行うことによって計算されたフーリエ成分を用いてパワースペクトル密度関数を算出するパワースペクトル密度計算部13と、波形部9からの信号に基づいて各種のタイムドメインパラメータを算出する第1パラメータ部14と、パワースペクトル密度計算部13からの信号に基づいて各種のスペクトラルパラメータを算出する第2パラメータ部15とを有する。また、信号分析部2は、第1パラメータ部14からの信号および第2パラメータ部15からの信号を受けて、ファクタ分析を行う相関パラメータ決定部17と、相関パラメータ決定部17からの信号を受けてクラスタ分析を行って軸受3の破壊の前兆の有無または軸受3の破壊を出力する破壊判断部18とを有する。破壊判断部18は、給油機構に信号を出力するようになっている。上記給油機構は、ポンプコントローラ20と、ポンプ21とからなる。上記ポンプコントローラ20は、破壊判断部18から軸受3に破壊の前兆が見られることを表す信号を受けると、ポンプ21に軸受に潤滑油を供給することを表す信号を出力するようになっている。また、ポンプ21は、軸受3に潤滑油を供給することを表す信号を受けると、軸受3に潤滑油を供給するようになっている。上記第1パラメータ部14と第2パラメータ部15とは、算出部を構成している。
上記第1パラメータ部14は、波形部9からの、時間とAEのデジタル振幅とで示された波形に基づいてタイムドメインパラメータであるUP、RMS、および、Qを算出するようになっている。また、上記第2パラメータ部15は、パワースペクトル密度計算部13からのパワースペクトル密度関数に基づいて、スペクトラルパラメータであるE(エネルギー)、FM(メジアン周波数)、FC、Gmax、および、WEFFを算出するようになっている。
図2は、AE測定波形から各種パラメータが算出される過程を説明する図である。
上記AD変換器(図1に8で示す)からの信号を受けた波形部(図1に9で示す)は、例えば、23に示すAE測定波形を成形し、このAE測定波形23を表す信号を、フーリエ変換部(図1に12に示す)および第1パラメータ部(図1に14に示す)に出力する。すると、上記第1パラメータ部は、この時間の関数であるAE測定波形を解析して、AE測定波形に基づいて、RMS(実効値)、Q(クルトーシス)等のタイムドメインパラメータを算出するようになっている。これらは、所定時間の間のAE測定波形に基づいて、所定時間毎に算出されるようになっている。
一方、上記波形部からAE測定波形23を表す信号を受けた上記フーリエ変換部は、AE測定波形をフーリエ変換して、周波数の関数であるフーリエ成分X(f)を算出する。また、上記フーリエ変換部からの信号を受けたパワースペクトル密度計算部(図1に13に示す)は、フーリエ成分X(f)を用いて、パワースペクトル密度関数G(f)を算出するようになっている。また、上記パワースペクトル密度計算部からの信号を受けた第2パラメータ部(図1に15で示す)は、パワースペクトル密度関数G(f)を用いて、E(エネルギー)、FM(メジアン周波数)等のスペクトラルパラメータを算出するようになっている。
図3は、上記相関パラメータ決定部(図1に17で示す)のファクタ分析の一結果を示す図である。
相関パラメータ決定部(図1に17で示す)は、第1パラメータ部(図1に14で示す)および第2パラメータ部(図1に15で示す)からの信号を受けて、ファクタ分析を行うようになっている。詳しくは、上記相関パラメータ決定部は、図3に示すように、算出部(第1パラメータ部および第2パラメータ部)が算出したパラメータUP、RMS、FC、Gmax、E、FM、WEFFおよびQの全ての組み合わせの2次元の全相関を計算するようになっている。そして、上記複数のパラメータのうち互いに相関のあるパラメータを決定するようになっている。
具体的には、各組における相関係数を計算して、直線傾向が強い、相関係数の絶対値が所定値以上(例えば、0.80以上)の組み合わせをピックアップするようになっている。例えば、図3に示す例においては、UPとRMSの組や、GmaxとEの組等に直線傾向が強い相関係数の絶対値の値が大きい組が存在している。相関パラメータ決定部は、このような直線相関の強い組をピックアップするようになっている。
本発明者は、上記全相関のファクタ分析において強い相関を示した複数のパラメータからなるパラメータ空間において、AEセンサからの信号に基づいて算出された二以上のパラメータによって定義される点が、被破壊検出部材の破壊の前兆がないときパラメータ空間内の第1所定領域に位置する一方、被破壊検出部材の破壊の前兆があるとき、パラメータ空間内の第1所定領域に位置すると共に、上記パラメータ空間内の第1所定領域以外の第2所定領域に位置することを発見した。また、被破壊検出部材の破壊が起こった場合には、大多数の点が上記パラメータ空間内の上記第1および第2所定領域と異なる第3領域に位置することを発見した。また、このことを用いると、ノイズの影響を排除できて、従来よりも被破壊検出部材の破壊の前兆を格段に速くかつ正確に判断できることを発見した。以下にこのことについての説明を行う。
上記破壊判断部(図1に18で示す)は、相関パラメータ決定部からの信号を受けると、スキャッター分析を行うようになっている。詳しくは、上記破壊判断部は、相関パラメータ決定部によって決定された相関のあるパラメータによって定義されるパラメータ空間において、上記AEセンサからの信号に基づいて算出された上記相関のあるパラメータによって定義される点が、上記相関のあるパラメータによって定義されるパラメータ空間中の所定領域内に所定数以上あるとき、軸受(図1に3で示す)の破壊の前兆と判断するようになっている。このことを、図4を用いて詳細に説明する。
図4は、一実験例における破壊判断部の信号分析および破壊の前兆の判断の方法を説明する図であり、破壊の程度が異なる各段階についてスキャッター分析の結果を示す図である。尚、図4において、相関が取られているFM(メジアン周波数)とQ(クルトーシス)は、被破壊検出部材の一例である軸受について、相関パラメータ決定部がピックアップした強い相関を示す二つのパラメータである。
図4に示されているように、FMとQとの相関図において、ある時点を起点としてAEセンサが出力した信号の初めの30秒間(1〜30秒)における、AEセンサからの信号に基づいて算出されたFMとQによって定義される点は、FMとQで定義されるパラメータ空間の第1領域40内に略位置していることがわかる。このとき、軸受に破壊の前兆がまったくみられなかった。このことから、これらの点は、周囲のノイズに基づく点であると考えられる。また、次の30秒間(30秒〜60秒)における、AEセンサからの信号に基づいて算出されたFMとQによって定義される点も、第1領域40内に略位置している。このときも、第1領域40内に破壊の前兆が見られなかった。また、続いての60秒〜690秒においては、AEセンサからの信号に基づいて算出されたFMとQによって定義される点が、第1領域40の周辺領域であると共に、第1領域と交わらない所定領域としての第2領域42にまで広がっており、第2領域42に所定数の一例としての5個以上位置している。第1実施形態のAE検出装置は、このとき破壊の前兆と判断した。また、このとき、軸受に、破壊の前兆が観測された。また、690秒から760秒においては、AEセンサからの信号に基づいて算出されたFMとQによって定義される点が、第1領域42から離れた異なる第3領域44に位置していることがわかる。このとき、軸受の破壊が広がっていた。また、760秒から830秒においても、AEセンサからの信号に基づいて算出されたFMとQによって定義される点が、第1領域40から離れた異なる第3領域44に位置していることがわかり、このとき、軸受の破壊が広がっていることが見られた。最後に、830秒から860秒においては、AEセンサからの信号に基づいて算出されたFMとQによって定義される点が、パラメータ空間上を散らばっているのが見られる。このとき、軸受の破壊が観測された。尚、AEセンサと同時に軸受に設置されていた振動計は、このタイミング、すなわち、830秒から860秒において、軸受の破壊を検出した。このように、この実施形態のAE検出装置は、振動計よりも2分以上も前に被破壊検出部材である軸受の破壊の前兆を測定できる。そして、AE検出装置が、破壊の前兆を予知した時点で、上記給油機構が、軸受に潤滑油を供給することにより、軸受の焼付きや軸受軌道面の剥離等の故障を確実に防止できる。このことから、従来のように軸受が故障に至ることがないのである。また、上記説明からも明らかなように、この実施形態のAE検出装置は、ノイズ信号を正常信号とする方式を取っているから、従来のAE検出装置と異なりノイズに惑わされることが全くなくて、正確かつ迅速に破壊の前兆を判断できる。
図5は、上記一実験例におけるFM(メジアン周波数)とQ(クルトーシス)以外の強い相関を示したRMSとQとに基づく信号分析および破壊の前兆の時期を示す図である。
図5に示すように、RMSとQとを用いた分析においても、初めの30秒間(1〜30秒)における、AEセンサからの信号に基づいて算出されたRMSとQによって定義される点は、RMSとQで定義されるパラメータ空間の第1領域50内に略位置していると共に、次の30秒間(30秒〜60秒)における、AEセンサからの信号に基づいて算出されたRMSとQによって定義される点も、第1領域50内に略位置している。また、60秒〜690秒においては、AEセンサからの信号に基づいて算出されたRMSとQによって定義される点が、第1領域50の周辺領域であると共に、第1領域50と交わらない第2領域52にまで広がっており、第2領域52に所定数の一例としての5個以上位置している。また、690秒から760秒および760秒から830秒においては、AEセンサからの信号に基づいて算出されたRMSとQによって定義される点が、第1領域50から離れた異なる第3領域54に位置していることがわかる。最後に、830秒から860秒においては、AEセンサからの信号に基づいて算出されたRMSとQによって定義される点が、パラメータ空間上を散らばっているのが見られる。このように、RMSとQとを用いた分析および破壊の前兆の判断は、FMとQとを用いた分析および破壊の前兆の判断と全く一致している。
このことから、強い相関を示すFMとQとを用いる代わりに、強い相関を示すRMSとQとで定義されるパラメータ空間で軸受の破壊の前兆を判断しても正確かつ迅速に破壊の前兆を検出できることがわかる。
また、FMとQで定義されるパラメータ空間を第1パラメータ空間とすると共に、RMSとQとで定義されるパラメータ空間を第2パラメータ空間(FMとQによって定義される第1パラメータ空間と異なる空間)とし、第1パラメータ空間において、AEセンサからの信号に基づいて算出された二以上のパラメータによって定義される点が第1パラメータ空間中の所定領域内に所定数以上あり、かつ、第2パラメータ空間において、AEセンサからの信号に基づいて算出された二以上のパラメータによって定義される点が第2パラメータ空間中の所定領域内に所定数以上あるとき、軸受の破壊の前兆と判断することにすると、破壊の前兆を間違いなく判断できる。
図6は、上記一実験例におけるFMとQおよびRMSとQ以外の強い相関を示したRMSとFMとに基づく信号分析および破壊の前兆の時期を示す図である。
図6に示すように、RMSとFMとを用いた分析においても、初めの30秒間(1〜30秒)における、AEセンサからの信号に基づいて算出されたRMSとFMによって定義される点は、RMSとFMで定義されるパラメータ空間の第1領域60内に略位置していると共に、次の30秒間(30秒〜60秒)における、AEセンサからの信号に基づいて算出されたRMSとFMによって定義される点も、第1領域60内に略位置している。また、60秒〜690秒においては、AEセンサからの信号に基づいて算出されたRMSとFMによって定義される点が、第1領域60の周辺領域であると共に、第1領域60と交わらない第2領域62にまで広がっており、第2領域62に所定数の一例としての5個以上位置している。また、690秒から760秒および760秒から830秒においては、AEセンサからの信号に基づいて算出されたRMSとFMによって定義される点が、第1領域60から離れた異なる第3領域64に位置していることがわかる。最後に、830秒から860秒においては、AEセンサからの信号に基づいて算出されたRMSとFMによって定義される点が、パラメータ空間上を散らばっているのが見られる。このように、RMSとFMとを用いた分析および破壊の前兆の判断は、FMとQとを用いた分析および破壊の前兆の判断、および、RMSとQとを用いた分析および破壊の前兆の判断と全く一致している。
上記第1実施形態のAE検出装置によれば、AEセンサ5からの信号に基づいて算出された二以上のパラメータ(上記の例では、FMとQ、RMSとQ、または、RMSとFM)によって定義される点がそれら二以上のパラメータで定義されるパラメータ空間中の所定領域である第2領域内に所定数以上(上記例では5個以上)あるとき、被破壊検出部材の一例としての軸受3の破壊の前兆と判断するので、破壊の前兆だけを確実に検出できて、軸受3の破壊の前兆を、早くかつ信頼性高く判断することができる。また、軸受3の破壊の前兆を判断するパラメータ空間を二つにした場合においては、(上記例では、FMとQ、RMSとQ、および、RMSとFMからなる3つのパラメータ空間のうちの2つのパラメータ空間)、軸受3の破壊の前兆を間違うことなく判断できる。
また、上記第1実施形態のAE検出装置によれば、相関があるパラメータを決定する相関パラメータ決定部17を有しているので、互いに相関があるパラメータが予めわかっている被破壊検出部材は勿論のこと、相関があるパラメータが予めわからない被破壊検出部材であっても、正確に破壊の前兆を判断することができる。
また、上記実施形態のAE検出装置によれば、パラメータが、比較的容易に算出できるUP、RMS、FC、Gmax、E、FM、WEFF、または、Qであるから、AEセンサ5の信号に基づいて軸受3の破壊の前兆を比較的容易に計算できる。
尚、上記第1実施形態のAE検出装置では、相関パラメータ決定部17を有し、この相関パラメータ決定部17で、各種パラメータの全相関をとって、強い相関を有するパラメータを決定したが、被破壊検出部材が特定の被破壊検出部材であって、その特定の被破壊検出部材から発せられるAEに基づいて形成される強い相関を有する二つ以上のパラメータが予めわかっている場合は、複数のパラメータの全相関をとって強い相関を有するパラメータを算出する必要はなく、AEセンサからの信号に基づいて予めわかっている上記強い相関を有する二つ以上のパラメータのみを算出すれば良い。したがって、この場合は、相関パラメータ決定部を省略することができる。
また、上記第1実施形態のAE検出装置では、軸受3の破壊の前兆の判断を行うパラメータ空間が、2次元で構成されていたが(FMとQとからなる2次元、RMSとQとからなる2次元、RMSとFMとからなる2次元)、この発明では、被破壊検出部材の破壊の前兆の判断を行うパラメータ空間は、3次元以上の次元で構成されていても良い。例えば、上記例では、FMとQとRMSとからなる3次元パラメータ空間を採用しても良い。この場合、第1領域〜第3領域は、3次元空間であることは、言うまでもない。また、上記第1実施形態では、相関パラメータ決定部17は、2つのパラメータ(2次元)の全相関をとったが、この発明では、相関パラメータ決定部は、3つのパラメータ(3次元)の全相関をとっても良い。
図7は、この発明の第1実施形態の制御装置の構成を示す図である。
この制御装置は、第2実施形態のAE検出装置72と、神経回路網(ニューラルネットワーク:Neural Network)79とを有する。上記神経回路網79は、AE検出装置72の出力を受けると、ポンプコントローラ90に制御信号を出力するようになっている。
尚、第2実施形態のAE検出装置72において、第1実施形態のAE検出装置と共通の構成、作用効果および変形例については説明を省略することにし、第1実施形態のAE検出装置と異なる構成、作用効果についてのみ説明を行うことにする。
第2実施形態のAE検出装置は、AE取得部71と、信号分析部73とを備える。AE取得部71は、第1実施形態のAE取得部1と同一の構成を有している。また、上記信号分析部73は、A/D変換器75からのデジタル信号を受けて、時間とデジタル信号との関係を表示する波形部80と、波形部80からの信号を受けては波形部80が表示した波形をフーリエ変換するフーリエ変換部82と、フーリエ変換部82がフーリエ変換を行うことによって計算されたフーリエ成分を用いてパワースペクトル密度関数を算出するパワースペクトル密度計算部83と、波形部80からの信号に基づいて各種のタイムドメインパラメータを算出する第1パラメータ部84と、パワースペクトル密度計算部83からの信号に基づいて各種のスペクトラルパラメータを算出する第2パラメータ部85とを有する。上記第1パラメータ部84と第2パラメータ部85とは、算出部を構成している。
また、上記信号分析部73は、第1パラメータ部84からの信号および第2パラメータ部85からの信号を受けて、ファクタ分析を行う相関パラメータ決定部87と、相関パラメータ決定部87からの信号を受ける破壊判断部88とを有する。破壊判断部88は、相関パラメータ決定部87からの信号を受けると、相関パラメータ決定部87が決定した強い相関を示すパラメータについてクラスタ分析を行い、可能なときは、軸受76の破壊の前兆の有無または軸受76の破壊を表す信号を出力するようになっている。また、破壊判断部88は、軸受76の破壊の前兆の有無の判断が不可能なときも、クラスタ分析の結果を出力するようになっている。
また、第2実施形態のAE検出装置では、波形部80は、第1パラメータ部84に信号を出力すると共に、神経回路網79にも信号を出力するようになっており、パワースペクトル密度計算部83は、第2パラメータ部85に信号を出力すると共に、神経回路網79にも信号を出力するようになっている。また、第1パラメータ部84および第2パラメータ部85は、相関パラメータ決定部87に信号を出力すると共に、神経回路網79にも信号を出力するようになっている。また、破壊判断部88は、神経回路網79に信号を出力するようになっている。
上記神経回路網79は、波形部80、パワースペクトル密度計算部83、第1パラメータ部84、第2パラメータ部85、および、破壊判断部88から信号を受けて、軸受76の破壊の前兆の有無または軸受の破壊を表す信号を出力するようになっている。詳しくは、上記神経回路網79は、破壊判断部88から軸受76の破壊の前兆の有無または軸受76の破壊を表す信号を受けたときは、その信号に基づいて、軸受76が正常であることを表す信号、軸受76の破壊の前兆を表す信号、または、軸受76の破壊を表す信号を、出力するようになっている。また、上記神経回路網79は、破壊判断部88からクラスタ分析の結果のみを受けたときは、軸受76の破壊の前兆の有無または軸受76の破壊を判断するようになっている。そして、軸受76に破壊の前兆がないときには、正常を表す信号を外部に出力し、軸受76の破壊の前兆を判断した場合には、ポンプコントローラ90に軸受76に潤滑油を供給することを表す信号を出力するようになっている。また、ポンプ91は、ポンプコントローラ90から軸受に潤滑油を供給することを表す信号を受けると、軸受76に潤滑油を供給するようになっている。また、上記神経回路網79は、軸受76が破壊したことを判断した場合には、軸受が設置されている機械の稼働を停止することを表す信号を、外部に出力するようになっている。
上記神経回路網79は、ナレッジデータベース(knowledgeable database)を有している。このナレッジデータベースは、波形部80、パワースペクトル密度計算部83、第1パラメータ部84、第2パラメータ部85、および、破壊判断部88から信号を受けて、情報・知識を収集して、保存するようになっている。この神経回路網79は、ナレッジデータベースにデジタル化されて保存された情報を用いて、その情報を活用するようになっており、ナレッジデータベースに情報を連想記憶するようになっている。
すなわち、この神経回路網79は、波形部80、パワースペクトル密度計算部83、第1パラメータ部84、第2パラメータ部85、および、破壊判断部88からの信号を、互いに結合した状態で記憶するようになっている。この神経回路網79は、結合した対の一方によってもう一方を引き出す、つまり、記憶内容の一部から、それに一致する記憶内容を探索して出力するようになっている。具体的には、この神経回路網79は、入力情報の一部が、ナレッジデータベースにもうすでに保存されている情報であったり、保存されている情報に類似する情報であると判断する場合には、その入力情報の一部を、その入力情報に対応すると共に、ナレッジデータベースにもうすでに保存されている情報の一部と同一視して、その保存されている情報の一部と結合している情報である軸受76の破壊の前兆の有無または軸受76の破壊の情報を出力するようになっている。具体的には、このような場合においては、波形部80、パワースペクトル密度計算部83、第1パラメータ部84、第2パラメータ部85、および、破壊判断部88からの情報のうちの一部の情報のみを使って、軸受79の破壊の前兆の有無または軸受76の破壊を判断するようになっている。尚、第2実施形態では、信号分析部73は、ソフト化されている。また、図7に示すように、第1実施形態の制御装置は、ポンプ91をフィードバック制御して、軸受76の最適潤滑状態を常に維持するようになっている。
上記第1実施形態の制御装置によれば、神経回路網79を備えるので、AE検出装置72を使用すればする程、神経回路網79がパラメータと軸受76の破壊の前兆の有無または軸受76の破壊との関係を学習して、この学習結果を後の判断に用いることができる。したがって、AE検出装置72の使用を重ねれば重ねる程、より迅速に軸受76の破壊の前兆を判断できる。
図8は、この発明の第2実施形態の制御装置の構成を示す図である。
第2実施形態の制御装置は、第3実施形態のAE検出装置115と、神経回路網109とを有する。神経回路網109は、アコースティックエミッション検出装置の出力を受けて、ポンプコントローラ117に制御信号を出力するようになっている。
尚、第3実施形態のAE検出装置115では、第1および第2実施形態のAE検出装置と共通の構成、作用効果および変形例については説明を省略することにし、第1および第2実施形態のAE検出装置と異なる構成、作用効果についてのみ説明を行うことにする。
第3実施形態のAE検出装置115は、第1実施形態の信号分析部が行う信号処理に特化したマイクロプロセッサ(デジタルシグナルプロセッサ)100を備えており、破壊判断部(図示せず)は、マイクロプロセッサ100に内蔵されている。このマイクロプロセッサ100は、メモリ106との間で情報をやり取りしている。このマイクロプロセッサ100は、被破壊検出部材の一例としての軸受103の破壊の前兆の有無または軸受103の破壊を判断し、可能であれば、正常を表す信号、給油を表す信号、または、軸受103が破壊したことを表す信号を、出力するようになっている。また、神経回路網109は、マイクロプロセッサ100からの信号を受けるようになっている。この神経回路網109は、マイクロプロセッサ100において軸受103の破壊の前兆の有無または破壊の判断が困難であるとき、軸受103の破壊の前兆の有無または破壊の判断を行い、軸受103が正常であることを表す信号、軸受103に給油を行うことを表す信号、または、軸受103が破壊したことを表す信号を、出力するようになっている。この神経回路網109は、様々な場所(ロケーション)に配置されている第3実施形態のAE検出装置115のマイクロプロセッサ100からの信号を受けるようになっており、各ロケーションに配置されているマイクロプロセッサ100からのデータ収集により、ナレッジデータベースとして成長するようになっている。各第3実施形態のAE検出装置115は、各ロケーションに設置されており、互いに独立に稼働するようになっている。また、神経回路網109は、各ロケーションのいずれとも離れた場所に位置しており、各ロケーションに位置するマイクロプロセッサ100からの信号を、有線や無線を用いて受けるようになっている。尚、神経回路網109は、中央部(図示せず)の一部をなしており、上記中央部は、制御部を有し、この制御部からの信号によって、各ロケーションに位置するマイクロプロセッサ100の設定を遠隔制御できるようになっている。そして、各ロケーションに設置されているマイクロプロセッサ100における各パラメータを算出するときに必要な変数、例えば、実行値RMSにおける時間幅Tの値等の設定を自在に変更できるようになっている。
このように、第2実施形態の制御装置では、複数のAE検出装置115で一つの神経回路網109を共有しているので、神経回路網109のナレッジデータベースの成長速度を格段に速くすることができる。したがって、軸受103の破壊の前兆の有無を判断する速度を格段に速くすることができる。
尚、上記第1〜第3実施形態では、被破壊検出部材が、軸受3,76,103であったが、この発明では、被破壊検出部材は、プーリや発電機のタービンや回転軸等、軸受以外の機械であっても良いことは、勿論である。
本発明の第1実施形態のAE検出装置の構成を示す図である。 AE測定波形から各種パラメータが算出される過程を説明する図である。 相関パラメータ決定部のファクタ分析の一結果を示す図である。 一実験例における破壊判断部の信号分析および破壊の前兆の判断の方法を説明する図である。 上記一実験例におけるRMSとQとに基づく信号分析および破壊の前兆の時期を示す図である。 上記一実験例におけるRMSとFMとに基づく信号分析および破壊の前兆の時期を示す図である。 本発明の第1実施形態の制御装置の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態の制御装置の構成を示す図である。
符号の説明
3,76,103 軸受
5 AEセンサ
9,80 波形部
12,82 フーリエ変換部
13,83 パワースペクトル密度計算部
14,84 第1パラメータ部
15,85 第2パラメータ部
17,87 相関パラメータ決定部
18,88 破壊判断部
42,52,62 第2領域
72,115 AE検出装置
79,109 神経回路網

Claims (5)

  1. アコースティックエミッションを検出するアコースティックエミッションセンサと、
    上記アコースティックエミッションセンサからの信号に基づいて生成できる少なくとも二以上のパラメータから定義されるパラメータ空間において、上記アコースティックエミッションセンサからの信号に基づいて算出された上記二以上のパラメータによって定義される点が上記パラメータ空間中の所定領域内に所定数以上あるとき、被破壊検出部材の破壊の前兆と判断する破壊判断部と
    を備えることを特徴とするアコースティックエミッション検出装置。
  2. 請求項1に記載のアコースティックエミッション検出装置において、
    上記パラメータ空間は、少なくとも二以上の上記パラメータから定義される第1パラメータ空間と、少なくとも二以上の上記パラメータから定義されると共に、上記第1パラメータ空間と異なる第2パラメータ空間とからなることを特徴とするアコースティックエミッション検出装置。
  3. 請求項1または2に記載のアコースティックエミッション検出装置において、
    上記アコースティックエミッションセンサから出力された信号に基づいて、複数のパラメータを算出する算出部と、
    上記複数のパラメータのうち互いに相関のあるパラメータを決定する相関パラメータ決定部と
    を備え、
    上記破壊判断部は、上記相関パラメータ決定部によって決定された相関のあるパラメータから定義されるパラメータ空間において、上記アコースティックエミッションセンサからの信号に基づいて算出された上記互いに相関のあるパラメータによって定義される点が、上記相関のあるパラメータによって定義されるパラメータ空間中の所定領域内に所定数以上あるとき、上記被破壊検出部材の破壊の前兆と判断することを特徴とするアコースティックエミッション検出装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のアコースティックエミッション検出装置において、
    上記パラメータは、UP、RMS、FC、Gmax、E、FM、WEFF、または、Qであることを特徴とするアコースティックエミッション検出装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載のアコースティックエミッション検出装置と、
    少なくとも上記アコースティックエミッション検出装置の出力を受けて、制御信号を出力する神経回路網と
    を備えることを特徴とする制御装置。
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