JP4929810B2 - 異常診断装置及び異常診断方法 - Google Patents
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Description
(1) 機械設備の回転部品の振動に起因して発生する物理量を検出する検出部と、物理量に基づく信号を処理して回転部品の異常の有無を判定する信号処理部と、前記検出部にて検出される物理量にインパルス加振によってスパイクノイズを機械的に付与するインパルス加振部と、を備える異常診断装置であって、
物理量に基づく信号には、前記インパルス加振によって、ランダムなスパイクノイズが機械的に付与されており、
信号処理部は、スパイクノイズが付与された信号に対して同期加算平均を行い、予め設定された基準値と比較することにより異常判定することを特徴とする異常診断装置。
物理量に基づく信号には、前記インパルス加振によって、ランダムなスパイクノイズが機械的に付与されており、
信号処理部は、スパイクノイズが付与された信号に対して同期加算平均、フィルタ処理、エンベロープ分析、周波数分析を行い、周波数分析後の実測スペクトルデータの周波数成分と回転部品に起因した周波数成分とを比較照合し、その照合結果に基づき部品の異常の有無及び異常部位を判定することを特徴とする異常診断装置。
(5) 機械設備は風車用軸受装置であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の異常診断装置。
(6) 機械設備は工作機械主軸用軸受装置であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の異常診断装置。
物理量に基づく信号には、前記インパルス加振によって、ランダムなスパイクノイズが機械的に付与されており、
スパイクノイズが付与された信号に対して同期加算平均を行い、予め設定された基準値と比較することにより異常判定することを特徴とする異常診断方法。
物理量に基づく信号には、前記インパルス加振によって、ランダムなスパイクノイズが機械的に付与されており、
スパイクノイズが付与された信号に対して同期加算平均、フィルタ処理、エンベロープ分析、周波数分析を行い、周波数分析後の実測スペクトルデータの周波数成分と回転部品に起因した周波数成分とを比較照合し、その照合結果に基づき部品の異常の有無及び異常部位を判定することを特徴とする異常診断方法。
その他の構成および作用については、第1実施形態のものと同様である。
本実施形態では、同期加算平均を行ってノイズレベルの増幅が低減された信号に対して、フィルタ処理、エンベロープ分析、周波数分析、比較照合を行って、回転部品の異常の有無及び異常部位を判定しているが、後述の図6に示す実施例のように、上記ノイズレベルの増幅が低減された信号(例えば、時間データ)に対して、予め設定された基準値と比較することで、回転部品の異常判定を行うようにしてもよい。
12 転がり軸受(回転部品)
20 検出部
22 センサ
26 インパルス加振部
30 制御器
32 信号処理部
34 制御部
40 出力装置
50 データ蓄積分配部
52 回転分析部
54 同期加算平均処理部
56 フィルタ処理部
58 振動分析部
60 比較判定部
62 内部メモリ
Claims (8)
- 機械設備の回転部品の振動に起因して発生する物理量を検出する検出部と、該物理量に基づく信号を処理して前記回転部品の異常の有無を判定する信号処理部と、前記検出部にて検出される物理量にインパルス加振によってスパイクノイズを機械的に付与するインパルス加振部と、を備える異常診断装置であって、
前記物理量に基づく信号には、前記インパルス加振によって、ランダムなスパイクノイズが機械的に付与されており、
前記信号処理部は、前記スパイクノイズが付与された信号に対して同期加算平均を行い、予め設定された基準値と比較することにより異常判定することを特徴とする異常診断装置。 - 機械設備の回転部品の振動に起因して発生する物理量を検出する検出部と、該物理量に基づく信号を処理して前記回転部品の異常の有無を判定する信号処理部と、前記検出部にて検出される物理量にインパルス加振によってスパイクノイズを機械的に付与するインパルス加振部と、を備える異常診断装置であって、
前記物理量に基づく信号には、前記インパルス加振によって、ランダムなスパイクノイズが機械的に付与されており、
前記信号処理部は、前記スパイクノイズが付与された信号に対して同期加算平均、フィルタ処理、エンベロープ分析、周波数分析を行い、前記周波数分析後の実測スペクトルデータの周波数成分と前記回転部品に起因した周波数成分とを比較照合し、その照合結果に基づき前記部品の異常の有無及び異常部位を判定することを特徴とする異常診断装置。 - 前記信号処理部による処理、及び前記判定結果を制御部に出力する処理を行なうマイクロコンピュータを具備したことを特徴とする請求項1または2に記載の異常診断装置。
- 前記機械設備は鉄道車両用軸受装置であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の異常診断装置。
- 前記機械設備は風車用軸受装置であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の異常診断装置。
- 前記機械設備は工作機械主軸用軸受装置であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の異常診断装置。
- 請求項1に記載の異常診断装置を用いて、機械設備の回転部品の振動に起因して発生する物理量を検出し、該物理量に基づく信号を処理して前記回転部品の異常の有無を判定する異常診断方法であって、
前記物理量に基づく信号には、前記インパルス加振によって、ランダムなスパイクノイズが機械的に付与されており、
前記スパイクノイズが付与された信号に対して同期加算平均を行い、予め設定された基準値と比較することにより異常判定することを特徴とする異常診断方法。 - 請求項2に記載の異常診断装置を用いて、機械設備の回転部品の振動に起因して発生する物理量を検出し、該物理量に基づく信号を処理して前記回転部品の異常の有無を判定する異常診断方法であって、
前記物理量に基づく信号には、前記インパルス加振によって、ランダムなスパイクノイズが機械的に付与されており、
前記スパイクノイズが付与された信号に対して同期加算平均、フィルタ処理、エンベロープ分析、周波数分析を行い、前記周波数分析後の実測スペクトルデータの周波数成分と前記回転部品に起因した周波数成分とを比較照合し、その照合結果に基づき前記部品の異常の有無及び異常部位を判定することを特徴とする異常診断方法。
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