JP5146008B2 - 異常診断装置、及び異常診断方法 - Google Patents
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Description
例えば、加速度センサにより測定した転がり軸受の振動加速度信号にFFT(高速フーリエ変換)処理を行って振動発生周波数成分の信号を抽出し、軸受の形式及び使用年数に基づいて予め設定したしきい値と比較することで、異常の有無を診断する異常診断装置があった(例えば、特許文献1、2参照)。
例えば、転がり軸受の外輪に検出手段として加速度センサを付設した場合、ある異常部位から発生される、欠陥に起因する振動(異常振動)は、その伝達経路の差異により異なり、より具体的には、その異常振動は、外輪にその異常が存在した場合と比較して、内輪又はボールに存在した場合の方が、小さくなる傾向にある。加えて、内輪が回転する場合には、回転軸が内輪と嵌合しているため、転がり軸受においては、その異常振動が減衰しやすい傾向にある。
(1)機械設備の回転部から発生する振動信号を検出手段により検出し、この検出結果をエンベロープ分析及び周波数分析を行って実測データの周波数成分を求めると共に、前記回転部の異常に起因する振動の異常周波数を所定の関係式に基づいて算出して、当該異常周波数に対応した前記実測データの周波数成分を抽出し、この抽出された周波数成分としきい値との比較照合を行うことにより、異常の有無の診断と、当該異常に該当する、前記回転部の部位の特定とを行う異常診断装置であって、前記しきい値は、前記異常周波数の、基本波及び高調波の周波数ごとに個別に設定され、且前記しきい値は、前記部位と前記検出手段との間の、前記振動信号の伝達距離又は伝達経路に基づいて、当該部位ごとに設定されると共に、当該部位ごとに設定される前記しきい値は、当該部位ごとに打撃手段を用いた打撃試験により予め測定した振動応答のレベル差に応じて当該部位の前記しきい値それぞれが所定の比例関係を有するように設定され、前記所定の比例関係は、前記回転部が内輪、外輪、及び転動体を有する軸受である場合には、Ci=Co×p=Cb×q 但し、Ciは前記内輪のしきい値、Coは前記外輪のしきい値、Cbは前記転動体のしきい値、p、qは定数、により定義されていることを特徴とする異常診断装置。
(2)前記しきい値は、基本波に対するしきい値Cx1とされる場合には、Cx1=実効値+δ 但し、xは前記回転部の前記部位をそれぞれ示す識別子、前記実効値は得られた周波数範囲に基づく実効値、δは定数、により定義され、第n高調波(n=2,3,4,・・・)に対するしきい値Cxnとされる場合には、Cxn=Cxn−1×α 但し、xは前記回転部の前記部位をそれぞれ示す識別子、αは定数、により定義されることを特徴とする上記(1)の異常診断装置。
(3)前記しきい値は、前記回転部の回転速度に基づいて設定されていることを特徴とする上記(1)又は(2)の異常診断装置。
(4)前記しきい値は、前記回転部の所定の部位のしきい値が他の所定の部位のしきい値を基準にして、設定されていることを特徴とする上記(1)〜(3)の異常診断装置。
(5)前記診断及び前記特定の結果を伝送するための伝送手段を更に備えることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか1つの異常診断装置。
(6)前記エンベロープ分析と、前記周波数分析と、前記比較照合と、の少なくともいずれかの処理をマイクロコンピュータのプログラムにより実行することを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれか1つの異常診断装置。
(7)上記(1)〜(6)のいずれか1つの異常診断装置が適用された鉄道車両用軸受装置。
(8)上記(1)〜(6)のいずれか1つの異常診断装置が適用された風車用軸受装置。
(9)上記(1)〜(6)のいずれか1つの異常診断装置が適用された工作機械主軸用軸
受装置。
上記(2)の異常診断装置のように、しきい値が、基本波に対するしきい値Cx1とされる場合には、Cx1=実効値+δにより定義され、第n高調波に対するしきい値Cxnとされる場合には、Cxn=Cxn−1×αにより定義されると良い。このように定義することで、異常の有無の診断及び異常の部位の特定をより精度良く行うことができる。
また、上記(3)の異常診断装置によれば、基本波及び高調波ごとにしきい値を設定する際には、回転部の回転速度に基づいて設定されることになる。即ち、例えばこれら速度に連動してこのしきい値が増減されて、異常の有無の診断及び異常の部位の特定が行われることになるので、実回転速度や移動速度の変化、或いは鉄道車両における車輪の摩耗の影響による変化等に対応することが可能となり、異常の有無の診断及び異常の部位の特定の精度を向上させることができる。
上記(4)の異常診断装置のように、回転部の所定の部位のしきい値の設定を他の所定の部位のしきい値を基準にして行うとよい。これにより、異常の有無の診断及び異常の部位の特定をより精度よく行うことができる。
上記(5)の異常診断装置によれば、診断及び特定の結果を伝送する伝送手段を備えるので、その結果を、例えばデータ処理装置へ伝送してデータ処理を行うことができ、複数の機械設備、或いは機械設備の複数の回転部の異常の有無の診断及び異常の部位の特定を実稼働状態で精度良く、且つ同時に診断することが可能になる。
上記(6)の異常診断装置によれば、前記エンベロープ分析と、前記周波数分析と、前記比較照合と、の少なくともいずれかの処理をマイクロコンピュータのプログラムにより実行するので、装置を簡素化、小型化かつ安価に構成することができる。
上記(7)の異常診断装置のように、本発明に係る異常診断装置を鉄道車両用軸受装置に適用することにより、鉄道車両の安全稼動に寄与することができる。
上記(8)の異常診断装置のように、本発明に係る異常診断装置を風車用軸受装置に適用することにより、風車の安全稼動に寄与することができる。
上記(9)の異常診断装置のように、本発明に係る異常診断装置を工作機械主軸用軸受装置に適用することにより、工作機械の安全稼動に寄与することができる。
(11)前記しきい値は、基本波に対するしきい値Cx1とされる場合には、Cx1=実効値+δ 但し、xは前記回転部の前記部位をそれぞれ示す識別子、前記実効値は得られた周波数範囲に基づく実効値、δは定数、により定義され、第n高調波(n=2,3,4,・・・)に対するしきい値Cxnとされる場合には、Cxn=Cxn−1×α 但し、xは前記回転部の前記部位をそれぞれ示す識別子、αは定数、により定義されることを特徴とする上記(10)の異常診断方法。
(12)前記しきい値は、前記回転部の回転速度に基づいて設定されていることを特徴とする上記(10)又は(11)の異常診断方法。
上記(11)の異常診断装置のように、しきい値が、基本波に対するしきい値Cx1とされる場合には、Cx1=実効値+δにより定義され、第n高調波に対するしきい値Cxnとされる場合には、Cxn=Cxn−1×αにより定義されると良い。このように定義することで、異常の有無の診断及び異常の部位の特定をより精度良く行うことができる。
上記(12)の異常診断方法によれば、基本波及び高調波ごとにしきい値を設定する際には、回転部の回転速度に基づいて設定されることになる。即ち、例えばこれら速度に連動してこのしきい値が増減されて、異常の有無の診断及び異常の部位の特定が行われることになるので、実回転速度や移動速度の変化、或いは鉄道車両における車輪の摩耗の影響による変化等に対応することが可能となり、異常の有無の診断及び異常の部位の特定の精度を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る異常診断装置の概略構成を示すブロック図である。
なお、制御器20は、マイクロコンピュータ(ICチップ、CPU、MPU、DSP等)により構成されている。このため、後述する各処理をこのマイクロコンピュータのプログラムにより実行することができるので、装置を簡素化、小型化かつ安価に構成することができる。
図2に示すように、車軸44が、転がり軸受11としての複列円錐ころ軸受41を介して鉄道車両用台車の一部を構成する軸受箱45に回転自在に支承されると共に、2個の加速度センサ12、12が軸受箱45のラジアル荷重の負荷側領域に固定されている。この加速度センサ12、12により振動を検出し、検出した信号を前述の信号処理器21で処理することで、複列円錐ころ軸受41の異常診断を行う。
なお、ボルト固定の場合には、回り止め機能を備えるようにしてもよい。また、加速度センサ12を樹脂材によって軸受箱45に埋め込む場合は、防水性及び耐衝撃性が向上するので、加速度センサ12自体の信頼性が向上することになって好適である。
なお、以下、センサにより検出される物理量が振動であるとして説明を行うが、これに限らず、その他種々のセンサを用いることで、音、超音波(AE)、歪み等の物理量を検出することができ、これら物理量によっても同じく異常診断が可能である。
図3に示すように、信号処理器21は、データ収集・分配部211、回転分析部212、フィルタ処理部213、振動分析部214、比較判定部215及び内部メモリ216を有して構成される。
なお、この信号処理器21は、前述した通りマイクロコンピュータで構成されており、即ち、このマイクロコンピュータ内に記録保持されたプログラムが実行されることにより、データ収集・分配部211等の各処理部は以下のような各処理を実行することになる。
なお、A/D変換器を加速度センサ12に一体化される構成とし、前述のデータ伝送手段13を介してデジタル信号を受信するようにしてもよい。
なお、回転速度検出手段が、内輪111に取り付けられたエンコーダと、外輪112に取り付けられた磁石または磁気検出素子と、により構成される場合は、出力信号がエンコーダの形状と回転速度に応じたパルス信号となる。このため、回転分析部212は、エンコーダの形状に応じた所定の変換関数、又は変換テーブルを有し、パルス信号から内輪111の回転速度を算出する。
なお、被測定物が転がり軸受11の場合には、内輪111、外輪112、転動体113、軸受箱等のいずれかに起因する固有振動数が与えられることになる。一般的に、機械部品の固有振動数は複数存在し、固有振動数における振幅レベルは高くなるので測定の感度がよい。
なお、振動分析部214は、FFTを行う前処理として、絶対値化処理やエンベロープ処理を行い、異常の診断に必要な周波数成分のみに変換してもよい。また、必要に応じて、エンベロープ処理後のエンベロープデータも併せて比較判定部215に出力する。
なお、本実施形態における比較判定部215は、スペクトルデータから基準値を算出し、この基準値に基づいてしきい値を算出する。ここで、基準値としては、所定の周波数範囲のスペクトルデータ、例えば直流成分等のノイズの影響を小さくするために、得られた周波数範囲から複数のスペクトルレベル、例えば上位10個と下位10個を除いたものを用いて算出した実効値とすることができる。
また、異常周波数の算出は、以前に同様の診断を行っている場合は、内部メモリ216に記憶しておいた過去のデータを用いてもよい。
ここで、αは任意の実数、nは2以上の自然数であり、Xは転がり軸受11の部位、即ち内輪111、外輪112、転動体113、保持器それぞれを示す識別子である。
なお、しきい値Cxiの設定は、それぞれ、実用性を考慮して、例えば第4高調波(i=4)程度までとするのがよい。
なお、この部位ごとに設定されるしきい値は、振動の伝達距離又は伝達経路に限らず、部位ごとにインパルスハンマ等を用いた打撃試験により予め測定した振動応答のレベル差に応じて各部位が一定の関係{例えば、Ci=Co×p=Cb×q、ただし、Ciは内輪のしきい値、Coは外輪のしきい値、Cbは転動体のしきい値であり、p、qは定数である。}を有するように設定してもよい。
図5は、異常診断装置1の動作手順を説明するためのフローチャートである。
(実施例1)
まず、本発明に係る実施形態の異常診断装置1に関し、異常周波数の、基本波及び高調波の周波数ごとにしきい値を個別に設定することについての効果を確かめるため、第1の試験を行った。なお、本試験では、この効果の評価をより客観的に行うため、部位ごとにはしきい値を設定せず、部位間においてはそのしきい値を一定にして行った。
本試験では、円錐ころ軸受の外輪(O)の軌道面に人工的に欠陥を付して、円錐ころ軸受の内輪において200min−1の回転速度で回転中に周辺ノイズが入ったときのハウジングの振動に対しエンベロープ処理を施して周波数分析を行った。このときの試験結果を図6(A)に示す。
なお、実用性を考慮して、しきい値Coiは、第4高調波までの設定とした。なお、Cの添え字「o」は、外輪を意味している。
次に、本発明に係る実施形態の異常診断装置1に関し、部位ごとにしきい値を設定することについての効果を確かめるため、第2の試験を行った。なお、本試験では、この効果の評価をより客観的に行うため、異常周波数の、基本波及び高調波の周波数ごとにはしきい値を設定せず、基本波と高調波間においてはそのしきい値を一定にして行った。
図7は、転がり軸受の外輪の軌道面に人工的に欠陥を付した玉軸受の内輪を1500min−1の回転速度で回転した際のハウジングの振動に対してエンベロープ処理を施し、周波数分析を行ったデータを示す図である。
10 機械設備
11 転がり軸受(回転部)
12 加速度センサ(検出手段)
20 制御器
21 信号処理器
212 回転分析部
213 フィルタ処理部
214 振動分析部
215 比較判定部
22 制御装置
31 データ伝送手段(伝送手段)
Claims (12)
- 機械設備の回転部から発生する振動信号を検出手段により検出し、この検出結果をエンベロープ分析及び周波数分析を行って実測データの周波数成分を求めると共に、前記回転部の異常に起因する振動の異常周波数を所定の関係式に基づいて算出して、当該異常周波数に対応した前記実測データの周波数成分を抽出し、この抽出された周波数成分としきい値との比較照合を行うことにより、異常の有無の診断と、当該異常に該当する、前記回転部の部位の特定とを行う異常診断装置であって、
前記しきい値は、前記異常周波数の、基本波及び高調波の周波数ごとに個別に設定され、且つ
前記しきい値は、前記部位と前記検出手段との間の、前記振動信号の伝達距離又は伝達経路に基づいて、当該部位ごとに設定されると共に、
当該部位ごとに設定される前記しきい値は、当該部位ごとに打撃手段を用いた打撃試験により予め測定した振動応答のレベル差に応じて当該部位の前記しきい値それぞれが互いに所定の比例関係を有するように設定され、
前記所定の比例関係は、前記回転部が内輪、外輪、及び転動体を有する軸受である場合には、
Ci=Co×p=Cb×q
但し、Ciは前記内輪のしきい値、Coは前記外輪のしきい値、Cbは前記転動体のしきい値、
p、qは定数、
により定義されていることを特徴とする異常診断装置。 - 前記しきい値は、基本波に対するしきい値Cx1とされる場合には、
Cx1=実効値+δ
但し、xは前記回転部の前記部位をそれぞれ示す識別子、
前記実効値は得られた周波数範囲に基づく実効値、
δは定数、
により定義され、
第n高調波(n=2,3,4,・・・)に対するしきい値Cxnとされる場合には、
Cxn=Cxn−1×α
但し、xは前記回転部の前記部位をそれぞれ示す識別子、
αは定数、
により定義されることを特徴とする請求項1に記載の異常診断装置。 - 前記しきい値は、前記回転部の回転速度に基づいて設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の異常診断装置。
- 前記しきい値は、前記回転部の所定の部位のしきい値が他の所定の部位のしきい値を基準にして、設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の異常診断装置。
- 前記診断及び前記特定の結果を伝送するための伝送手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の異常診断装置。
- 前記エンベロープ分析と、前記周波数分析と、前記比較照合と、の少なくともいずれかの処理をマイクロコンピュータのプログラムにより実行することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の異常診断装置。
- 請求項1〜6のいずれか1つに記載の異常診断装置が適用された鉄道車両用軸受装置。
- 請求項1〜6のいずれか1つに記載の異常診断装置が適用された風車用軸受装置。
- 請求項1〜6のいずれか1つに記載の異常診断装置が適用された工作機械主軸用軸受装置。
- 機械設備の回転部から発生する振動信号を検出手段により検出し、この検出結果をエンベロープ分析及び周波数分析を行って実測データの周波数成分を求めると共に、前記回転部の異常に起因する振動の異常周波数を所定の関係式に基づいて算出して、当該異常周波数に対応した前記実測データの周波数成分を抽出し、この抽出された周波数成分としきい値との比較照合を行うことにより、異常の有無の診断と、当該異常に該当する、前記回転部の部位の特定と、を行う異常診断方法であって、
前記しきい値は、前記異常周波数の、基本波及び高調波の周波数ごとに個別に設定され、且つ
前記しきい値は、前記部位と前記検出手段との間の、前記振動信号の伝達距離又は伝達経路に基づいて、当該部位ごとに設定されると共に、
当該部位ごとに設定される前記しきい値は、当該部位ごとに打撃手段を用いた打撃試験により予め測定した振動応答のレベル差に応じて当該部位の前記しきい値それぞれが互いに所定の比例関係を有するように設定され、
前記所定の比例関係は、前記回転部が内輪、外輪、及び転動体を有する軸受である場合には、
Ci=Co×p=Cb×q
但し、Ciは前記内輪のしきい値、Coは前記外輪のしきい値、Cbは前記転動体のしきい値、
p、qは定数、
により定義されていることを特徴とする異常診断方法。 - 前記しきい値は、基本波に対するしきい値Cx1とされる場合には、
Cx1=実効値+δ
但し、xは前記回転部の前記部位をそれぞれ示す識別子、
前記実効値は得られた周波数範囲に基づく実効値、
δは定数、
により定義され、
第n高調波(n=2,3,4,・・・)に対するしきい値Cxnとされる場合には、
Cxn=Cxn−1×α
但し、xは前記回転部の前記部位をそれぞれ示す識別子、
αは定数、
により定義されることを特徴とする請求項10に記載の異常診断方法。 - 前記しきい値は、前記回転部の回転速度に基づいて設定されていることを特徴とする請求項10又は11に記載の異常診断方法。
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