JP6483972B2 - 信号処理方法及び信号処理装置 - Google Patents
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Description
出する。ノイズ周期決定部15は、測定対象4に起因する所定の周期を設定周期Tと決定
してもよい。また測定対象から想定される主たるパルス周期の略整数倍を設定周期Tと決
定してもよい。例えば、基本的には回転機械の噛み合いノイズ周期は軸回転周期をスプロ
ケット歯数で除算したT’で求められるが、エスカレーターのような特殊構造では、その機械構造から、正確にT’の周期でノイズが発生するのではなく、一定程度の揺らぎを持って発生する場合がある。従って、T’ではなくT’の整数倍である踏段搬送周期を設定周期Tとすることで、適切な結果が得られる場合がある。
2 診断装置
3 センサー
4 測定対象
10 診断部
11 信号入力部
12 A/D変換部
13 ベースノイズレベル算出部
14 パルス発生点抽出部
15 ノイズ周期決定部(卓越周期決定部)
16 ノイズ位相決定部(卓越位相決定部)
17 周期ノイズ成分判別部(特定周期成分判別部)
18 周期ノイズ除去部(特定周期成分除去部)
19 ノイズ除去後信号出力部
20 包絡線検波処理部
21 周期パルス検出区間
Claims (9)
- 測定対象に関するセンサーの出力信号であって、かつ、ベースノイズを含む信号を時系列として取り込んだ時系列信号に対して
前記時系列信号の第1の所定の振幅閾値を越えている点のうち、時系列の前後の隣接点より大きい振幅値を持つ点をパルス発生点とみなして1、その他を0としたパルス発生点フラグ波形使用し、
時間軸上の任意の開始点から所定の設定周期ごとに、所定の時間幅の周期パルス検出区間を配置し、
前記周期パルス検出区間の全区間数のうち、前記周期パルス検出区間の中に前記パルス発生点フラグ波形における前記パルス発生点により示されるパルスが存在する区間数の割合である正規化周期パルス発生頻度を求める計算を、前記開始点を変化させ、個々の開始点について行うことで、前記開始点の関数として前記正規化周期パルス発生頻度を算出し、
前期正規化周期パルス発生頻度が所定の閾値を越える前記開始点を卓越開始点として全て抽出し、
全ての前記卓越開始点と、前記所定の設定周期と、前記所定の時間幅とによって設定される全ての前記周期パルス検出区間内の全ての前記パルスを特定周期成分であると判別する、信号処理方法。 - 前記時系列信号として、前記センサーの出力信号の包絡線検波処理により算出した包絡線検波波形を使用する、請求項1に記載の信号処理方法。
- 前記時系列信号のうち、特定周期成分であると判別されたパルスを構成するデータ以外の全てのデータか、又は特定周期成分であると判別されたパルスを構成する全てのデータをベースノイズレベルのランダム値で置換することにより、前記時系列信号から判別された特定周期成分を抽出又は除去する、請求項1または請求項2に記載の信号処理方法。
- 前記パルス発生点フラグ波形を用いて特定周期成分を判別し、前記時系列信号中の前記特定周期成分の抽出又は除去の際に前記時系列信号中の1つのパルスを構成するデータ範囲を、パルスの極大点からの時系列の前後のデータが第2の所定の振幅閾値を下回る直前までのデータ範囲とする、請求項3に記載の信号処理方法。
- 前記パルス発生点フラグ波形を用いて特定周期成分を判別し、前記時系列信号中の前記特定周期成分の抽出又は除去の際に前記時系列信号中の1つのパルスを構成するデータ範囲を、パルスの極大点からの振幅の時間変化が減少から増加に転じる直前までのデータ範囲とする、請求項3に記載の信号処理方法。
- 想定される発生周期の整数倍の周期を前記所定の設定周期として使用する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の信号処理方法。
- 前記所定の設定周期を変化させ、個々の設定周期について前記開始点の関数として前記正規化周期パルス発生頻度を算出し、前記正規化周期パルス発生頻度に基づいて、最も高い周期性が認められた周期である卓越周期を決定し、それを前記所定の設定周期として使用する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の信号処理方法。
- 測定対象に関するセンサーの出力信号であって、かつ、ベースノイズを含む信号を時系列信号の入力として受け付ける信号入力部と、
前記時系列信号がアナログデータであればこれを離散化してデジタルデータを生成するA/D変換部と、
前記時系列信号のベースノイズレベルを算出するベースノイズレベル算出部と
前記時系列信号が所定の振幅閾値を越えている点のうち、時系列の前後の隣接点より大きい振幅値を持つ点をパルス発生点とみなして1、その他を0としたパルス発生点フラグ波形を算出するパルス発生点抽出部と、
時間軸上の任意の開始点から所定の設定周期ごとに、所定の時間幅の周期パルス検出区間を配置し、前記周期パルス検出区間の全区間数のうちの前記周期パルス検出区間の中に前記パルス発生点フラグ波形の前記パルス発生点により示されるパルスが存在する区間数の割合である正規化周期パルス発生頻度に基づいて最も高い周期性が認められた周期を前記パルス発生点フラグ波形の卓越周期として決定する卓越周期決定部と、
前記卓越周期における前記正規化周期パルス発生頻度と開始点の関係から所定の閾値を超える極大値を示す全ての開始点を前記パルス発生点フラグ波形の卓越位相として決定する卓越位相決定部と、
前記卓越周期と前記卓越位相から前記時系列信号の中の前記パルスを特定周期成分であると判別する特定周期成分判別部と、
前記特定周期成分と判別されたパルス以外の全てのデータか、又は特定周期成分と判別されたパルスを構成する全てのデータを、前記ベースノイズレベルのランダム値で置換することにより前記特定周期成分の抽出又は除去を行う特定周期成分除去部又は特定周期成分抽出部と、
前記特定周期成分と判別された周期成分を抽出又は除去した後の信号を出力する時系列信号出力部と
を備える、信号処理装置。 - 測定対象に関するセンサーの出力信号であって、かつ、ベースノイズを含む信号を時系列信号の入力としてを受け付ける信号入力部と、
前記時系列信号を入力して包絡線検波処理により包絡線検波波形を抽出する包絡線検波処理部と、
前記包絡線検波波形がアナログデータであればこれを離散化してデジタルデータを生成するA/D変換部と、
前記包絡線検波波形のベースノイズレベルを算出するベースノイズレベル算出部と、
前記包絡線検波波形から信号が所定の振幅閾値を越えている点のうち、時系列の前後の隣接点より大きい振幅値を持つ点をパルス発生点とみなして1、その他を0としたパルス発生点フラグ波形を算出するパルス発生点抽出部と、
時間軸上の任意の開始点から所定の設定周期ごとに、所定の時間幅の周期パルス検出区間を配置し、前記周期パルス検出区間の全区間数のうちの前記周期パルス検出区間の中に前記パルス発生点フラグ波形の前記パルス発生点により示されるパルスが存在する区間数の割合である正規化周期パルス発生頻度に基づいて最も高い周期性が認められた周期を前記パルス発生点フラグ波形の卓越周期として決定する卓越周期決定部と、
前記卓越周期における前記正規化周期パルス発生頻度と開始点の関係から所定の閾値を超える極大値を示す全ての開始点を前記パルス発生点フラグ波形の卓越位相として決定する卓越位相決定部と、
前記卓越周期と前記卓越位相から前記包絡線検波波形の前記パルスを特定周期成分であると判別する特定周期成分判別部と、
前記特定周期成分と判別されたパルス以外の全てのデータか、又は特定周期成分と判別されたパルスを構成する全てのデータを、前記ベースノイズレベルのランダム値で置換することにより前記特定周期成分の抽出又は除去を行う特定周期成分除去部又は特定周期成分抽出部と、
前記特定周期成分と判別された周期成分を抽出又は除去した後の信号を出力する時系列信号出力部と
を備える、信号処理装置。
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JP2014154211A JP6483972B2 (ja) | 2014-07-29 | 2014-07-29 | 信号処理方法及び信号処理装置 |
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JP2014154211A JP6483972B2 (ja) | 2014-07-29 | 2014-07-29 | 信号処理方法及び信号処理装置 |
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- 2014-07-29 JP JP2014154211A patent/JP6483972B2/ja active Active
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