JP2007313054A - 野球又はソフトボール用捕球具 - Google Patents

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【課題】使用者の手の屈曲に充分に適応するように捕球時のグラブの屈曲性を高めたグラブを提供することを目的とする。
【解決手段】背面革と受球面革とを含む部材で構成される表革を少なくとも有する野球またはソフトボール用捕球具であって、外側小指袋の長手方向に延在する第一屈曲補助部を、前記外側小指袋の背面革に設け、外側親指袋の背面革の根元部から人差指袋方向に延在するように第二屈曲補助部を設けたことを特徴とする野球又はソフトボール用捕球具である。
【選択図】図2

Description

本発明は野球又はソフトボール用捕球具に関するものであり、詳細には外側小指袋及び外側親指袋のそれぞれの長手方向に延在する屈曲補助部を設けることで、捕球時のグラブの屈曲性を高めた野球又はソフトボール用捕球具に関するものである。
従来より、野球又はソフトボール用捕球具(本明細書ではグラブ、又は単に捕球具とも称する。)においては、捕球時のグラブの屈曲を容易にするために種々の方法が開発されている。
例えば特許文献1には、外装用袋と内装芯袋で構成された野球用グラブであって、適所に折曲用切込部を設けて捕球面側に指袋が湾曲立起する方向に縫着した外装用袋を用いたことを特徴とする野球用グラブが開示されている。
特開平8−24391号公報
実際にグラブでボールを捕球する際のグラブの変形挙動については、グラブの大きさが使用者の手の大きさに比べて大きいために、捕球時の手そのものの挙動とグラブの挙動とは大きく異なることが分かっている。そのため前記特許文献1のグラブのように、捕球時の屈曲性を高める目的で、使用者の手の屈曲に似せた形でスリットを設けたグラブであっても、実際にボールを捕球する際のグラブの変形は、使用者の手の屈曲には充分に適応しておらず、そのため捕球性能が充分でないグラブとなってしまう。
そこで本発明では、使用者の手の屈曲に充分に適応するように捕球時のグラブの屈曲性を高めたグラブを提供することを目的とする。
本発明の捕球具は、背面革と受球面革とを含む部材で構成される表革を少なくとも有する野球またはソフトボール用捕球具であって、外側小指袋の長手方向に延在する第一屈曲補助部を、前記外側小指袋の背面革に設けたことを特徴とする野球又はソフトボール用捕球具である。
前記第一屈曲補助部の長手方向の長さは、前記外側小指袋の長手方向の長さの30%以上であることが好ましい。
また、前記外側小指袋の背面革において、長手方向の根元部から先端部までの領域に、前記第一屈曲補助部を設けることが可能である。
また、前記外側小指袋の背面革において、長手方向の根元部から中央部に至る領域に、前記第一屈曲補助部を設けることも可能である。
さらに、本発明の捕球具では、外側親指袋の背面革の根元部から人差指袋方向に延在するように第二屈曲補助部を設けることも可能である。
前記の第一屈曲補助部及び/又は前記第二屈曲補助部は、それぞれの屈曲補助部の長手方向の中心に位置する細革部と、前記細革部の両側に配置された右側背面革と左側背面革とで構成し、前記細革部、右側背面革及び左側背面革の基端部のみを縫着または接着によって一体化することで構成される。
また、前記第一屈曲補助部及び/又は前記第二屈曲補助部は、それぞれの第二屈曲補助部の長手方向の中心に位置する伸縮部と、前記伸縮部の両側に位置する右側背面革と左側背面革とで構成し、前記伸縮部と左右両側の背面革とは両者が重なり合う部分を縫着または接着によって一体化することで構成することも可能である。
本発明のグラブでは、外側小指袋の背面革に第一屈曲補助部を設けることで、縦方向にグラブを閉じる捕球タイプにおいて、捕球時に小指サイドからボールを挟み込みやすくなる。また、外側親指袋の背面革の根元部から人差指袋方向に延在するように第二屈曲補助部をさらに設けることで、同じく縦方向にグラブを閉じる捕球タイプにおいて捕球時に親指サイドからボールを挟み込みやすくなる。従って、前記の第一屈曲補助部と第二屈曲補助部との両方を設ければ、小指側と親指側の両サイドからのグラブの屈曲が容易になり、捕球時にグラブの左右両サイドからボールを挟み込みやすくなる。これによりボールをよりしっかりとグラブ内に把持することができるので、所謂ファンブルなどの捕球ミスの軽減につながる
また、本発明のグラブでは、捕球時のグラブの表革の変形挙動を歪みゲージにて実測したデータをもとに、第一屈曲補助部と第二屈曲補助部とを設ける位置を特定したので、屈曲補助部は、実際のグラブの屈曲に充分に適応するように配置されている。
グラブを用いてボールを捕球する際の捕球のタイプは、グラブを縦方向に閉じる捕球タイプと、グラブを横方向に閉じる捕球タイプの二種類に大きく分けることができる。
グラブを縦方向に閉じる捕球タイプは、親指と小指とがそれぞれ主体となり、親指と親指以外の四指とでグラブの左右両サイドからボールを挟み込むように捕球する。この捕球タイプは主に外野手や三塁手など、捕球後のボール離れの早さよりもしっかりと捕球することが重要であるポジションの選手に多く見られる。
また、横方向に閉じる捕球タイプは、親指、人差指、中指、薬指及び小指を使ってグラブの掌部全体でボールを握りこむように捕球する。この捕球タイプは主に二塁手や遊撃手など、一塁でランナーをアウトにする為に捕球後のすばやいボール離れが必要なポジションの選手に多く見られる。
本発明のグラブでは前記二種類の捕球タイプのうち、縦方向に閉じる捕球タイプにおけるグラブの捕球性能を高める目的で、捕球時に親指と親指以外の四指とでグラブの両サイドからボールを挟み込みやすくするために、グラブの両サイドに位置する小指袋と親指袋との背面革にそれぞれ屈曲補助部を設ける。これにより縦方向に閉じるタイプの捕球動作が円滑に行われ、ボールをよりしっかりとグラブ内に把持することができるようになり、所謂ファンブルなどの捕球ミスの軽減につながると考えられる。
次に本発明の実施の形態について説明する。本発明に係るグラブでは、グラブ本体はグラブ表面を形成する表革と前記表革の内部に挿入されグラブの内側を形成する裏革で構成される。図1に示すように、前記表革20は少なくとも背面革21と受球面革22とで構成され、前記裏革は少なくとも手甲革と手掌革とで構成される。
前記背面革21はそれぞれ5本の外側指袋を形成するように複数の皮革から成るパーツを縫着して作製され、前記受球面革22は5本の略指型形状を有する。表革20の作製は、受球面革22と背面革21との周縁を両者とも銀面側が内側になるように手口挿入部17を除いた縁部を縫着した後、銀面側が表側となるように表裏反転させる。表革は外側親指袋11、外側人差指袋12、外側中指袋13、外側薬指袋14及び外側小指袋15を含む外側指袋を有する。
裏革の作成は、前記表革よりも小さく裁断した5本の略指型形状を有する手掌革と、それぞれ5本の指袋を形成するように複数の皮革から成るパーツを縫着して仕上げた手甲革とを、両者の銀面側が内側になるように、手口挿入部を除いて周縁を縫着する。裏革は内側親指袋、内側人差指袋、内側中指袋、内側薬指袋及び内側小指袋を含む内側指袋を有する。
前記表革の所要部に、フェルト等で作られた芯体やその他の衝撃吸収体、ワックス等を挿入したり、オイルを含浸させた後、前記裏革を挿入し、使用者の手が挿入される手口挿入部17において表革と裏革を革紐で結合する。各外側指袋の中には該当する各内側指袋が挿入される。背面革21の外側人差袋12から外側薬指袋14までの根元付近には開口部18を有し、外側親指袋11と外側人差し指袋12の間には、別途形成したウエブ16を革紐で結合して、最終的にグラブ10本体として仕上げる。
前記背面革21、受球面革22、手甲革及び手掌革は天然皮革、合成皮革、その他これらと同材質の材質で構成される。
本発明のグラブでは、外側小指袋の根元から指袋の先端側に向かう長手(縦)方向に延在する第一屈曲補助部を、外側小指袋の背面革に設ける。
前記第一屈曲補助部の長手方向の長さは、グラブに充分な屈曲性を与えるためには前記外側小指袋の長手方向の長さの30%以上であることが好ましい。
前記第一屈曲補助部を設ける位置については、背面革の根元部から先端部に至る領域に第一屈曲補助部を設けることも可能であるし、根元部から中央部に至る領域に前記第一屈曲補助部を設けることも可能である。或いは、長手方向の根元部のみ、又は中央部のみ、又は先端部のみに前記第一屈曲補助部を設けることも可能である。また、第一屈曲補助部は長手方向に連続的に設けることも可能であるし、断続的に設けることも可能である。
またの周(横)方向の位置は外側小指袋の背面革に収まる範囲内であれば特に限定はされない。前記の範囲内であれば屈曲補助部の一部又は全部を直線状又は曲線状で構成することが可能である。
なお、前記の根元部、中央部、先端部とは、図2に示すように、外側小指袋15を根元端15aから先端15bまでの長手(縦)方向の長さで三等分し、三等分されたそれぞれの領域を根元側から、根元部E1、中央部E2、先端部E3とする。また、それぞれの領域において「屈曲補助部を設ける」とする場合は、各領域内の屈曲補助部の長手方向の長さが、該当する領域の長手方向の長さの60%以上を有する必要があるものとする。
次に前記第一屈曲補助部の断面構造について説明する。図6は図2中のY−Y線断面図であり、外側小指袋の背面革に設けた第一屈曲補助部30の周辺を示している。図6(a)は捕球前のグラブを開いた状態での断面図、図6(b)は捕球時のグラブを閉じた状態での断面図を示している。
第一屈曲補助部30は、第一屈曲補助部30の長手方向の中心に位置し、天然皮革や人工皮革等からなる細革部31と、前記細革部31の両サイドに位置する右側背面革32と左側背面革33とで構成され、細革部31、右側背面革32及び左側背面革33は、それぞれの部材の基端部34のみを縫着または接着することで一体化される。このように構成することで、第一屈曲補助部30の表面側は開閉自在となっている。
捕球時にグラブを閉じる際には、外側小指袋の背面革には周方向に張力Fが加わるが、第一屈曲補助部30を設けることで、図6(b)に示すように、第一屈曲補助部30の表面側が開いて周方向の張力Fを逃がし、グラブの屈曲を容易に行うことが可能となる。
ここでグラブおいて従来からみられる「はみ出し」と本発明のグラブにおける第一屈曲補助部との違いについて説明する。図8(a)は図2中のX−X線断面図であり小指袋の断面形状を示している。図8(b)は図8(a)中のz部の拡大図である。
小指袋15は背面革21と受球面革22とからなる表革20及び、手甲皮23と手掌革24とからなる裏革25で構成される。背面革の中心部には図8(b)に示すように、左右の背面革21と左右の背面革21に挟まれ、縫着によって一体化された天然皮革や人工皮革等からなる細革部26によってはみ出しが形成されている。
従来のはみ出しは、指袋の補強や型付けの目的で各指の外側指袋の背面革に設けられるが、はみ出しは細革部26及び背面革21の基端部から表面までが縫製や接着で一体化されているので、図6(b)に示すような周方向の張力Fが加わる場合であっても、グラブ表面部が開くことはない。一方、本発明のグラブの第一屈曲補助部は基端部のみを縫製することで、表面側は開閉自在となっているので、前記の張力Fが加わった場合には、第一屈曲補助部30の表面側が開いて張力Fを逃がし、グラブの屈曲を容易に行うことが可能となる。
図7は第一屈曲補助部の異なる実施の形態を示す断面図であり、図7(a)は捕球前のグラブを開いた状態での断面図、図7(b)は捕球時のグラブを閉じた状態での断面図を示している。図7に示す実施の形態では、第一屈曲補助部40は、第一屈曲補助部40の長手方向の中心に位置する伸縮部41と前記伸縮部の両サイドに位置する右側背面革42と左側背面革43とで構成され、前記伸縮部41と左右両側の背面革42、43とは両者が重なる部分(両者の縁部分)を縫着または接着で一体化する。
伸縮部41を構成する素材としては、ゴム、ニット、フェルト、不織布、ラバー、合成樹脂、天然皮革、人工皮革、合成皮革などが挙げられる。天然皮革、人工皮革、合成皮革は革を薄く漉くことで伸縮性を高めることができる。
捕球時にグラブを閉じる際にはグラブの表面には周方向の張力Fが加わるが、前記のように構成することで、図7(b)に示すように、第一屈曲補助部40における伸縮部41が伸張して張力Fを逃がし、グラブの屈曲を容易に行うことが可能となる。
前記の右側背面革32、42及び左側背面革33、43は、それぞれ別々の部材(皮革)で構成することも可能であるし、一つの部材(皮革)に切れ目を入れることで、右側背面革と左側背面革とすることも可能である。
以上のような第一屈曲補助部を設けることで、屈曲補助部を設けた部分の背面革は、捕球時に周(横)方向の伸縮性が高まり屈曲が容易となるので、前記の縦方向にグラブを閉じる捕球タイプでは、捕球時に小指サイドからボールを挟み込みやすくなる。
また前記の第一屈曲補助部に加えて、親指袋の背面革における根元部から人差指袋方向に延在し、開口部18に達するように第二屈曲補助部を設けることも可能である。第二屈曲補助部の断面構造は図6及び図7で説明したところの第一屈曲補助部と同様の構成とする。第二屈曲補助部を設けることで、屈曲補助部を設けた部分の背面革は、周(横)方向の伸縮性が高まり屈曲が容易とるので、前記の縦方向にグラブを閉じる捕球タイプでは、捕球時に親指サイドからボールを挟み込みやすくなる。
従って、前記の第一屈曲補助部と第二屈曲補助部との両方を設けることで、縦方向にグラブを閉じる捕球タイプでは、小指側と親指側の両サイドからのグラブの屈曲が容易になり、捕球時にボールを挟み込みやすくなる。
本発明のグラブでは、捕球時のグラブの表革の変形挙動を歪みゲージにて実測することで歪みが大きい領域とその変形方向を特定し、その変形挙動をもとに、実際のグラブの屈曲に適応するように前記の第一屈曲補助部と第二屈曲補助部とを配置した。
また、前記の屈曲補助部は、図1から図5に示したグラブの形状に限らず、ファーストミットやキャッチャーミットにも用いることができる。
以下、実施例について説明する。図2は第一実施例のグラブ10を小指袋側から見た斜視図、図3は同じく親指袋側から見た斜視図である。
第一実施例のグラブ10では、外側小指袋15の背面革21の長手方向において、根元部E1から中央部E2に至る第一屈曲補助部30を設けた。第一屈曲補助部30の断面構造は図6で説明したところと同様とし、長手方向の長さは135mmとした。なお外側小指袋15の根元端15aから先端15bまでの長手方向の長さは260mmであるので、第一屈曲補助部30の長手方向の長さは外側小指袋の長手方向の長さの約52%である。
さらに背面革21の手口挿入部17近傍に位置する外側親指袋11の根元部から、外側人差指袋12の方向に延在し、開口部18に達するように第二屈曲補助部50を設けた。第二屈曲補助部50の断面構造は図6で説明したところと同様とし、外側親指袋の根元部から開口部18に至る長さは85mmとした。
第一実施例では前記のように、第一屈曲補助部30と第二屈曲補助部50との両方を設けることで、小指側と親指側の両サイドからのグラブの屈曲が容易になり、縦方向にグラブを閉じる捕球タイプにおいて捕球時にボールを挟み込みやすくなる。
図4は第二実施例のグラブ10を小指袋側から見た斜視図である。第二実施例のグラブ10では、外側小指袋11の背面革21の長手方向において、根元部E1から先端部E3に至る領域に第一屈曲補助部30を設けた。第一屈曲補助部30の長手方向の長さは256mm(外側小指袋の長手方向の長さ260mmから根元部の縁革部の長さ4mmを差し引いた長さ)とした。第一屈曲補助部30の長手方向の長さは外側小指袋の長手方向の長さの約98%である。
第二屈曲補助部は第一実施例と同様に設けた。第一屈曲補助部30及び第二屈曲補助部の断面構造については、第一実施例と同様である。
第二実施例では、第一屈曲補助部30が外側小指袋の略全長に渡って設けられるので、第一実施例における効果に加えて、小指袋側の屈曲をより容易にすることができる。
図5は第三施例のグラブ10を小指袋側から見た斜視図である。第三実施例のグラブ10では、外側小指袋11の背面革21の長手方向において、中央部E2を通る領域に第一屈曲補助部30を設けた。第一屈曲補助部30の長手方向の長さは145mmとし、第一屈曲補助部30の根元側は外側小指袋の外縁側へ湾曲させ、先端側は薬指側へ湾曲させた。なお外側小指袋15の根元端15aから先端15bまでの長手方向の長さは260mmであるので、第一屈曲補助部30の長手方向の長さは外側小指袋の長手方向の長さの約56%である。
第二屈曲補助部は第一実施例と同様に設けた。第一屈曲補助部30及び第二屈曲補助部の断面構造については、第一実施例と同様である。
第三実施例では第一実施例と同様に、第一屈曲補助部30と第二屈曲補助部50との両方を設けることで、第一実施例と同様の効果を得ることができる共に、第一屈曲補助部30の根元側と先端側とをグラブの周方向に湾曲させることで、グラブの縦方向の屈曲に対しても屈曲性を高めることができる。
本発明の一実施例のグラブを示す背面図である。 本発明の一実施例のグラブを小指袋側から見た斜視図である。 本発明の一実施例のグラブを親指袋側から見た斜視図である。 本発明の他の実施例のグラブを小指袋側から見た斜視図である。 本発明のさらに他の実施例のグラブを小指袋側から見た斜視図である。 本発明の実施例の屈曲補助部を示す断面図である。 本発明の実施例の他の屈曲補助部を示す断面図である。 グラブの指袋を示す断面図である。
符号の説明
10 グラブ
11 外側親指袋
12 外側人差指袋
13 外側中指袋
14 外側薬指袋
15 外側小指袋
16 ウエブ
17 手口挿入部
18 開口部
20 表革
21 背面革
22 受球面革
23 手甲皮
24 手掌革
25 裏革
26 細革部
30、40 第一屈曲補助部
31 細革部
32、42 右側背面革
33、43 左側背面革
34 基端部
41 伸縮部
50 第二屈曲補助部

Claims (7)

  1. 背面革と受球面革とを含む部材で構成される表革を少なくとも有する野球またはソフトボール用捕球具であって、
    外側小指袋の長手方向に延在する第一屈曲補助部を、前記外側小指袋の背面革に設けたことを特徴とする野球又はソフトボール用捕球具。
  2. 前記第一屈曲補助部の長手方向の長さは、前記外側小指袋の長手方向の長さの30%以上であることを特徴とする請求項1に記載の野球又はソフトボール用捕球具。
  3. 前記外側小指袋の背面革において、長手方向の根元部から先端部までの領域に、前記第一屈曲補助部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の野球又はソフトボール用捕球具。
  4. 前記外側小指袋の背面革において、長手方向の根元部から中央部に至る領域に、前記第一屈曲補助部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の野球又はソフトボール用捕球具。
  5. 外側親指袋の背面革の根元部から人差指袋方向に延在するように第二屈曲補助部をさらに設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の野球又はソフトボール用捕球具。
  6. 前記第一屈曲補助部及び/又は前記第二屈曲補助部は、
    前記第一屈曲補助部及び/又は前記第二屈曲補助部の長手方向の中心に位置する細革部と、前記細革部の両側に配置された右側背面革と左側背面革とで構成し、
    前記細革部、右側背面革及び左側背面革の基端部のみを縫着または接着によって一体化したことを特徴とする請求項請求項1乃至5のいずれかに記載の野球又はソフトボール用捕球具。
  7. 前記第一屈曲補助部及び/又は前記第二屈曲補助部は、
    前記第一屈曲補助部及び/又は前記第二屈曲補助部の長手方向の中心に位置する伸縮部と、前記伸縮部の両側に位置する右側背面革と左側背面革とで構成し、
    前記伸縮部と左右両側の背面革とは両者が重なり合う部分を縫着または接着によって一体化したことを特徴とする請求項請求項1乃至5のいずれかに記載の野球又はソフトボール用捕球具。


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