JPH0824391A - 野球用グラブ - Google Patents

野球用グラブ

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JPH0824391A
JPH0824391A JP15975094A JP15975094A JPH0824391A JP H0824391 A JPH0824391 A JP H0824391A JP 15975094 A JP15975094 A JP 15975094A JP 15975094 A JP15975094 A JP 15975094A JP H0824391 A JPH0824391 A JP H0824391A
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JP
Japan
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piece
exterior
bag
finger
sewn
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JP15975094A
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Hideaki Murai
英明 村井
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K S K KK
Original Assignee
K S K KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、最初から捕球がしやすいように指
袋を捕球面側に湾曲立起させた状態を保持することがで
きる野球用グラブを提供することを目的としている。 【構成】 外装用袋1と内装芯袋2で構成された野球用
グラブであって、適所に折曲用切込部6を設けて捕球面
側に指袋7が湾曲立起する方向に縫着した外装用袋1を
用いたことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、捕球しやすいように指
袋を捕球面側に湾曲立起させた野球用グラブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の野球用グラブは、手の形に皮革を
切断して袋状に縫着して外装用袋及び内装芯袋を成形
し、外装用袋内に内装芯袋を挿入して締結紐でなるべく
湾曲するように組み立てたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の野球用
グラブにあっては、外装用袋及び内装芯袋が平面的であ
るので、組み立てられた野球用グラブ全体も平面的とな
るため、特に新しい時には皮革が固いことも相まって、
非常に捕球しにくいという問題点があった。従って、野
球用グラブの指袋を手で捕球面側に曲げて癖をつけなが
ら使用が行われている。
【0004】そこで、本発明は、最初から捕球がしやす
いように指袋を捕球面側に湾曲立起させた状態を保持す
ることができる野球用グラブを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、外装用袋と内装芯袋で構成された野球用グラブであ
って、適所に折曲用切込部を設けて捕球面側に指袋が湾
曲立起する方向に縫着した外装用袋を用いたことを特徴
とするものである。
【0006】手の平が位置する外装用手平片の上端に手
の各指の各表面に当接しうる5枚の外装用指片を延設し
た外装用表面部材と、該外装用表面部材における各外装
用指片の先端部分から外装用手平片中間の背面に位置す
る外装用背面片を位置させ、該外装用表面部材の外装用
指片とを縫着して手の入れることのできる袋体を形成す
る外装用背面部材とよりなる外装用袋であって;外装用
手平片の両側に、下端から上方に向かって途中まで折曲
用切込部を設けて外装用親指片及び外装用子指片が捕球
面側に立起するように縫着した外装用表面部材を用いた
ものでもよい。
【0007】更に、抜き空間を有するように折曲用切込
部を設け、この折曲用切込部の間に帯状の連結片を介在
させた状態で縫着したものを用いるのがより好ましい。
【0008】また、手の平が位置する外装用手平片の上
端に手の各指の各表面に当接しうる5枚の外装用指片を
延設した外装用表面部材と、該外装用表面部材における
各外装用指片の先端部分から外装用手平片中間の背面に
位置する外装用背面片を位置させ、該外装用表面部材の
外装用指片とを縫着して手の入れることのできる袋体を
形成する外装用背面部材とよりなる外装用袋であって;
外装用背面部材の外装用背面片の途中に、単数又は複数
の折曲用切込部を幅方向に設けて、外装用背面片が捕球
面側に立起するように縫着した外装用表面部材を用いた
ものであってもよい。
【0009】更に、後述する効果により、外装用背面片
の途中に、抜き空間を有するように打ち抜いて折曲用切
込部を幅方向に設け、背面にシート状の連結片を位置さ
せて、この折曲用切込部の周囲を縫着したものを用いる
のがより好ましい。
【0010】同じく上記目的を達成するために、外装用
袋と内装芯袋で構成された野球用グラブであって、適所
に折曲用切込部を設けて捕球面側に指袋が湾曲立起する
方向に縫着した内装芯袋を用いたことを特徴とするもの
である。
【0011】手の平に当接しうる手平片の上端に手の各
指の各表面に当接しうる5枚の指片を延設した芯袋表面
部材と、該芯袋表面部材における各指片の先端部分から
手平片中間の背面に位置する背面片を位置させ、該芯袋
表面部材の指片とを縫着して手の入れることのできる袋
体を形成する背面部材とよりなる内装芯袋であって;手
平片の両側に、下端から上方に向かって途中まで折曲用
切込部を設けて、親指片及び子指片が捕球面側に立起す
るように縫着した表面部材を用いたものでもよい。
【0012】更に、抜き空間を有するように折曲用切込
部を設け、背面に連結片を位置させて、この折曲用切込
部の周囲を縫着したものを用いるのがより好ましい。
【0013】また、手の平に当接しうる手平片の上端に
手の各指の各表面に当接しうる5枚の指片を延設した芯
袋表面部材と、該芯袋表面部材における各指片の先端部
分から手平片中間の背面に位置する背面片を位置させ、
該芯袋表面部材の指片とを縫着して手の入れることので
きる袋体を形成する背面部材とよりなる内装芯袋であっ
て;背面部材の背面片の途中に折曲用切込部を幅方向に
設け、捕球面側に指片が立起するように縫着した芯袋表
面部材を用いてなるものであってもよい。
【0014】更に、後述する効果により、背面片の途中
を幅方向に切断して折曲用切込部を設け、それぞれの端
面を外方にむけて突き合わせて縫着したものを用いるの
がより好ましい。
【0015】
【作用】以上の如く本発明の請求項1の野球用グラブに
よれば、適所に折曲用切込部を設けて捕球面側に指袋が
湾曲する方向に縫着した外装用袋を用いることにより、
グラブの親指袋、小指袋等を捕球面側に立体的に湾曲さ
せた状態を保持することができる。
【0016】また、請求項2の野球用グラブによれば、
外装用手平片の両側に、下端から上方に向かって途中ま
で折曲用切込部を設けて外装用親指片及び外装用子指片
が捕球面側に立起するように縫着した外装用袋を用いて
いるので、グラブの親指袋、小指袋を捕球面側に立体的
に湾曲させた状態に保持することができる。
【0017】更に、請求項3の野球用グラブによれば、
折曲用切込部の抜き空間をつめて帯状の連結片を介在さ
せた状態で縫着することにより、指袋を捕球面側に角度
をつけて立起させることができる。
【0018】また、請求項4の野球用グラブによれば、
外装用背面部材の外装用背面片の途中に、単数又は複数
の折曲用切込部を幅方向に設けて、外装用背面片が捕球
面側に立起するように折曲用切込部を縫着した外装用袋
を用いることにより、グラブの指袋を捕球面側に立体的
に湾曲させた状態を保持することができる。
【0019】また、請求項5の野球用グラブによれば、
外装用背面片の途中に、抜き空間を有するように打ち抜
いて折曲用切込部を幅方向に設け、背面にシート状の連
結片を位置させて、この折曲用切込部の周囲を縫着した
外装用袋を用いることにより、グラブの指袋の途中を捕
球面側に立体的に湾曲させた状態に保持することができ
る。
【0020】また、請求項6の野球用グラブによれば、
適所に折曲用切込部を設けて捕球面側に指袋が湾曲する
方向に縫着した内装芯袋を用いることにより、グラブの
親指袋、小指袋等を捕球面側に立体的に湾曲させた状態
を保持することができる。
【0021】また、請求項7の野球用グラブによれば、
手平片の両側に、下端から上方に向かって途中まで折曲
用切込部を設けて、親指片及び子指片が捕球面側に立起
するように縫着した表面部材を用いているので、グラブ
の親指袋、小指袋を捕球面側に立体的に湾曲させた状態
に保持することができる。
【0022】また、請求項8の野球用グラブによれば、
折曲用切込部の抜き空間をつめて背面の連結片と折曲用
切込部の周囲を縫着することにより、指袋を捕球面側に
角度をつけて立起させることができる。
【0023】また、請求項9の野球用グラブによれば、
背面部材の背面片の途中に折曲用切込部を設け、捕球面
側に指片が立起するように縫着した内装芯袋を用いるこ
とにより、グラブの指袋を捕球面側に立体的に湾曲させ
た状態を保持することができる。
【0024】また、請求項10の野球用グラブによれば、
背面片の途中を幅方向に切断して折曲用切込部を設け、
それぞれの端面を外方に向けて突き合わせて縫着した内
装芯袋を用いることにより、グラブの指袋の途中を捕球
面側に立体的に湾曲させた状態を保持することができ、
内装芯袋の指袋内も大きな空間に保持することができ
る。
【0025】
【実施例】本発明の詳細を更に図示した実施例により説
明する。図1から図3は、本発明に係る代表的実施例の
野球用グラブAを示したものである。野球用グラブA
は、外装用袋1内に内装芯袋2を挿入し、連結部材3及
びベルト部4を組み合わせて全体を締結紐(図中では省
略している。)で締結して組み立てたものであり、外装
用袋1及び内装芯袋2又は一方に折曲用切込部6を設
け、捕球がしやすいように指袋7を捕球面側に湾曲立起
させたことを特徴とするものである。
【0026】外装用袋1は、図1乃至図9に示すよう
に、手の平が位置する外装用手平片8の上端に手の各指
の各表面に当接しうる5枚の外装用指片9を延設した外
装用表面部材10と、該外装用表面部材10における各外装
用指片9の先端部分から外装用手平片8中間の背面に位
置する外装用背面片11を位置させ、該外装用表面部材10
の外装用指片9とを縫着して内装芯袋2を挿入できる袋
体を形成する外装用背面部材12とで構成されたものであ
る。
【0027】そして、外装用表面部材10は、図4に示す
ように、外装用手平片8の両側に、下端から上方に向か
って途中まで、抜き空間13を有するように端縁を円弧状
に湾曲させた折曲用切込部6を設け、この折曲用切込部
6の間に帯状の連結片14を位置させた状態で抜き空間13
を狭めて折曲用切込部6の端部を背面側に折り曲げ、突
き合わさせた状態で縫着することにより、図5のよう
に、外装用親指片9a及び外装用子指片9bを捕球面側
に立起させたものである。また、外装用表面部材10は、
図11に基づいて後述する内装芯袋2の表面部材18のよう
に、シート状の連結片4を用いて、外装用親指片9a及
び外装用子指片9bを捕球面側に立起させるようにした
ものであってもよい。
【0028】尚、図示した外装用表面部材10では、外装
用手平片8の両側に、単数の折曲用切込部6を設けてい
るが、距離をおいて並行に複数設けてもよく、また外装
用手平片8の両側でなく、一方のみに設けることも可能
である。
【0029】更に、折曲用切込部6は、図6(a)にお
いて、想像線で示すように、折曲用切込部6の角度を変
えることにより、外装用親指片9a及び外装用子指片9
bの立起させる向きを自由に変えることができ、また、
図6(b)において、想像線で示すように、折曲用切込
部6の抜き空間13の幅を変えることにより、外装用親指
片9a及び外装用子指片9bの立起する角度を自由に変
えることができる。また、更に説明を加えると、折曲用
切込部6は抜き空間13を設けないで、単に切り込みを設
けたものであってもよく、縫着する位置をずらせること
により、外装用親指片9a等を立起させることは可能で
ある。
【0030】次に、外装用背面部材12の各指袋の外装用
背面片11について順に説明する。親指袋の外装用背面片
11aは、図7(a)に示すように、基端部にベルト部4
を延設し、外装用背面片11aの基端側に、長さ方向に抜
き空間13を有するように打ち抜いて折曲用切込部6を2
つ距離をあけて幅方向に設け、その背面にシート状の連
結片14を位置させて、図9(a)のようにこの折曲用切
込部6の抜き空間13を縮めて折曲用切込部6の周囲を縫
着5して外装用背面片11が捕球面側に湾曲立起させたも
のである。尚、折曲用切込部6の数は、単数或いは適宜
複数に設定することができ、折曲用切込部6を外装用背
面片11aに対して幅方向に垂直に設けるのみならず、折
曲用切込部6を斜めに設けて角度をつけることも可能で
ある。
【0031】小指袋の外装用背面片11bは、図7(b)
に示すように、外装用背面片11bの基端部に、抜き空間
13を有するように打ち抜いた折曲用切込部6を3つ又は
適数だけ距離をあけて幅方向に設けている。
【0032】また、人差指袋の外装用背面片11c、中指
袋の外装用背面片11d、薬指袋の外装用背面片11eは、
それぞれ図8に示すように、外装用背面片11の途中に、
抜き空間を有するように打ち抜いて折曲用切込部6を設
け、背面にシート状の連結片14を位置させて、図9
(b)のようにこの折曲用切込部6の周囲を縫着して外
装用背面片11c,11d,11eが捕球面側に湾曲させたも
のであり、更に中央に帯状の縫着片15を介在させて縫着
したものである。
【0033】尚、上述した外装用袋1では、外装用表面
部材10においては、外装用親指片9a及び外装用子指片
9bが捕球面側に湾曲立起させ、外装用背面片11におい
ては、全ての指袋を捕球面側に湾曲立起させているが、
指袋を適宜選択して湾曲立起させてもよく、特に野球用
グラブにおいては親指袋を湾曲立起させることが、捕球
のしやすさにおいて重要なポイントとなるのである。
【0034】この外装用袋1を用いて、内部に通常用い
られている内装芯袋又は後述する内装芯袋を挿入し、連
結部材3及びベルト部4を組み合わせて全体を締結紐で
締結して図1乃至図3のように野球用グラブAを組み立
てることができる。
【0035】このように野球用グラブAによれば、外装
用袋1における外装用表面部材10の外装用親指片9a及
び外装用子指片9bを捕球面側に湾曲立起させ、外装用
背面片11の全ての指袋が捕球面側に湾曲立起させた状態
で組み立てているので、グラブの指袋7全体が捕球面側
に湾曲した状態で、組み立てられるのである。従って、
最初からグラブの指袋全体を捕球面側に立体的に湾曲し
た状態を保持でき、捕球がしやすいのである。しかも、
購入時捕球しやすいように折り目をつける場合にも、折
曲用切込部6に沿って癖をつけることが可能となる。
【0036】また、上述した野球用グラブAに加えて、
次に説明する内装芯袋2を用いることにより、より捕球
しやすいグラブを製造することができる。
【0037】内装芯袋2は、図10に示すように、手の平
に当接しうる手平片16の上端に手の各指の各表面に当接
しうる5枚の指片17を延設した表面部材18と、該表面部
材18における各指片17の先端部分から手平片16中間の背
面に位置する背面片19を位置させ、該表面部材18の指片
17とを縫着して手の入れることのできる袋体を形成する
背面部材20とよりなるものである。
【0038】まず、表面部材18は、図11のように、手平
片16の両側又は一側に、下端から上方に向かって途中ま
で抜き空間13を有するように折曲用切込部6を設け、背
面にシート状の連結片14を位置させて親指片17a及び子
指片17bが捕球面側に立起するように縫着したものであ
る。また、表面部材18は、上述した外装用表面部材10と
同様に、帯状の連結片14を用いて、親指片17a及び子指
片17bを捕球面側に立起させるようにしたものであって
もよい。
【0039】人差指袋の背面片19c、中指袋の背面片19
d、薬指袋の背面片19eは、図10及び図12に示すよう
に、背面片19の途中を幅方向に切断して折曲用切込部6
を設け、これらの端面を内装芯袋2の背面側に折り返し
て端部を突き合わせて背面片19が捕球面側に立起するよ
うに縫着したものである。こうすることにより、指袋内
の空間を大きくとることができ、より捕球が容易になる
という効果を有するのである。
【0040】親指袋の背面片19a、小指袋の背面片19b
は、図10及び図12に示すように、背面片19の基端部を幅
方向に切断して折曲用切込部6を設け、これらの端面を
内装芯袋2の背面側に折り返して端部を突き合わせて背
面片19が捕球面側に立起するように縫着したものであ
る。
【0041】尚、背面片19は、上述した構造の他に、外
装用背面片11で説明した折曲用切込部6を用いることも
可能である。
【0042】このような内装芯袋2を用いて、上述した
外装用袋1又は通常の外装用袋1内に挿入し、野球用グ
ラブAを組み立てることができる。
【0043】このように野球用グラブAによれば、内装
芯袋2における表面部材18の親指片17a及び子指片17b
を捕球面側に湾曲立起させ、全ての指袋の背面片19を捕
球面側に湾曲立起させた状態で組み立てることができ、
しかも背面片19を幅方向に切断して折曲用切込部6を設
け、これらの端面を内装芯袋2の背面側に折り返して端
部を突き合わせて縫着することにより、指袋7内に空間
を大きく保持した状態で組み立てることができる。従っ
て、最初からグラブの指袋全体が捕球面側に湾曲立起し
た状態であるので、捕球が大変行いやすいのである。特
に、上述した外装用袋1と組み合わせることにより、抜
群に捕球しやすいグラブを製造することができる。
【0044】尚、上述した野球用グラブAでは、内野手
や外野手にて用いられる通常のグラブを示しているが、
同様にファーストミット、キャッチャーミットにも応用
させることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。請求項1記載の野球
用グラブによれば、適所に折曲用切込部を設けて捕球面
側に指袋が湾曲する方向に縫着した外装用袋を用いるこ
とにより、グラブの親指袋、小指袋等を捕球面側に立体
的に湾曲させた状態を保持することができる。従って、
最初からグラブの指袋全体を捕球面側に立体的に湾曲し
た状態を保持でき、例え使い初めであっても捕球がしや
すいのである。
【0046】請求項2記載の野球用グラブによれば、外
装用手平片の両側に、下端から上方に向かって途中まで
折曲用切込部を設けて外装用親指片及び外装用子指片が
捕球面側に立起するように縫着した外装用袋を用いるこ
とにより、グラブの親指袋、小指袋を捕球面側に立体的
に湾曲させた状態に保持することができるので、捕球が
しやすいのである。
【0047】請求項3記載の野球用グラブによれば、折
曲用切込部の抜き空間をつめて帯状の連結片を介在させ
た状態で縫着することにより、指袋を捕球面側に角度を
つけて立起させることができるので、グラブをより立体
的にして捕球が行いやすいのである。
【0048】請求項4記載の野球用グラブによれば、外
装用背面部材の外装用背面片の途中に、単数又は複数の
折曲用切込部を幅方向に設けて、外装用背面片が捕球面
側に立起するように折曲用切込部を縫着した外装用袋を
用いることにより、グラブの指袋を捕球面側に立体的に
湾曲させた状態を保持することができるので、捕球がし
やすいのである。
【0049】請求項5記載の野球用グラブによれば、外
装用背面片の途中に、抜き空間を有するように打ち抜い
て折曲用切込部を幅方向に設け、背面にシート状の連結
片を位置させて、この折曲用切込部の周囲を縫着した外
装用袋を用いることにより、グラブの指袋を途中を捕球
面側に立体的に湾曲させた状態を保持することができる
ので、捕球がしやすいのである。
【0050】請求項6記載の野球用グラブによれば、適
所に折曲用切込部を設けて捕球面側に指袋が湾曲する方
向に縫着した内装芯袋を用いることにより、グラブの親
指袋、小指袋等を捕球面側に立体的に湾曲させた状態に
保持することができる。従って、最初からグラブの指袋
全体を捕球面側に立体的に湾曲した状態を保持でき、捕
球がしやすいのである。
【0051】請求項7記載の野球用グラブによれば、手
平片の両側に、下端から上方に向かって途中まで折曲用
切込部を設けて、親指片及び子指片が捕球面側に立起す
るように縫着した表面部材を用いているので、グラブの
親指袋、小指袋を捕球面側に立体的に湾曲させた状態に
保持することができるので、捕球がしやすいのである。
【0052】請求項8記載の野球用グラブによれば、折
曲用切込部の抜き空間をつめて背面の連結片と折曲用切
込部の周囲を縫着することにより、指袋を捕球面側に角
度をつけて立起させることができるので、グラブをより
立体的にして捕球を行いやすくしているのである。
【0053】請求項9記載の野球用グラブによれば、背
面部材の背面片の途中に折曲用切込部を設け、捕球面側
に指片が立起するように縫着した内装芯袋を用いること
により、グラブの指袋を捕球面側に立体的に湾曲させた
状態を保持することができるので、グラブをより立体的
にして捕球が行いやすいのである。
【0054】請求項10記載の野球用グラブによれば、背
面片の途中を幅方向に切断して折曲用切込部を設け、そ
れぞれの端面を外方に向けて突き合わせて縫着した内装
芯袋を用いることにより、グラブの指袋を途中を捕球面
側に立体的に湾曲させた状態を保持することができ、内
装芯袋の指袋内も大きな空間に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る代表的実施例の野球用グラブの捕
球面側から見た斜視図
【図2】同じく側面から見た野球用グラブの斜視図
【図3】同じく他の側面から見た野球用グラブの斜視図
【図4】外装用袋の外装用表面部材の分解平面図
【図5】外装用袋の外装用表面部材の斜視図
【図6】外装用表面部材の折曲用切込部の拡大図
【図7】(a)外装用親指片の分解平面図 (b)外装用小指片の分解平面図
【図8】(a)外装用人差指片の分解平面図 (b)外装用中指片の分解平面図 (c)外装用薬指片の分解平面図
【図9】(a)外装用親指片の斜視図 (b)外装用人差指片又は外装用中指片又は外装用薬指
片の斜視図
【図10】内装芯袋の斜視図
【図11】内装芯袋の芯袋表面部材の分解平面図
【図12】内装芯袋の背面部材の分解平面図
【符号の説明】
A 野球用グラブ 1 外装用袋 2 内装芯袋 3 連結部材 4 ベルト部 5 縫着 6 折曲用切込
部 7 指袋 8 外装用手平
片 9 外装用指片 10 外装用表面
部材 11 外装用背面片 12 外装用背面
部材 13 抜き空間 14 連結片 15 縫着片 16 手平片 17 指片 18 表面部材 19 背面片 20 背面部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装用袋と内装芯袋で構成された野球用
    グラブであって、適所に折曲用切込部を設けて捕球面側
    に指袋が湾曲立起する方向に縫着した外装用袋を用いた
    ことを特徴とする野球用グラブ。
  2. 【請求項2】 手の平が位置する外装用手平片の上端に
    手の各指の各表面に当接しうる5枚の外装用指片を延設
    した外装用表面部材と、該外装用表面部材における各外
    装用指片の先端部分から外装用手平片中間の背面に位置
    する外装用背面片を位置させ、該外装用表面部材の外装
    用指片とを縫着して手の入れることのできる袋体を形成
    する外装用背面部材とよりなる外装用袋であって、 外装用手平片の両側に、下端から上方に向かって途中ま
    で折曲用切込部を設けて外装用親指片及び外装用子指片
    が捕球面側に立起するように縫着した外装用表面部材を
    用いてなる請求項1記載の野球用グラブ。
  3. 【請求項3】 抜き空間を有するように折曲用切込部を
    設け、この折曲用切込部の間に帯状の連結片を介在させ
    た状態で縫着した請求項2記載の野球用グラブ。
  4. 【請求項4】 手の平が位置する外装用手平片の上端に
    手の各指の各表面に当接しうる5枚の外装用指片を延設
    した外装用表面部材と、該外装用表面部材における各外
    装用指片の先端部分から外装用手平片中間の背面に位置
    する外装用背面片を位置させ、該外装用表面部材の外装
    用指片とを縫着して手の入れることのできる袋体を形成
    する外装用背面部材とよりなる外装用袋であって、 外装用背面部材の外装用背面片の途中に、単数又は複数
    の折曲用切込部を幅方向に設けて、外装用背面片が捕球
    面側に立起するように縫着した外装用表面部材を用いて
    なる請求項1又は請求項2又は請求項3記載の野球用グ
    ラブ。
  5. 【請求項5】 外装用背面片の途中に、抜き空間を有す
    るように打ち抜いて折曲用切込部を幅方向に設け、背面
    にシート状の連結片を位置させて、この折曲用切込部の
    周囲を縫着した請求項1又は請求項2又は請求項3又は
    請求項4記載の野球用グラブ。
  6. 【請求項6】 外装用袋と内装芯袋で構成された野球用
    グラブであって、適所に折曲用切込部を設けて捕球面側
    に指袋が湾曲立起する方向に縫着した内装芯袋を用いた
    ことを特徴とする野球用グラブ。
  7. 【請求項7】 手の平に当接しうる手平片の上端に手の
    各指の各表面に当接しうる5枚の指片を延設した芯袋表
    面部材と、該芯袋表面部材における各指片の先端部分か
    ら手平片中間の背面に位置する背面片を位置させ、該芯
    袋表面部材の指片とを縫着して手の入れることのできる
    袋体を形成する背面部材とよりなる内装芯袋であって、 手平片の両側に、下端から上方に向かって途中まで折曲
    用切込部を設けて、親指片及び子指片が捕球面側に立起
    するように縫着した表面部材を用いてなる請求項6記載
    の野球用グラブ。
  8. 【請求項8】 抜き空間を有するように折曲用切込部を
    設け、背面に連結片を位置させて、この折曲用切込部の
    周囲を縫着した請求項7記載の野球用グラブ。
  9. 【請求項9】 手の平に当接しうる手平片の上端に手の
    各指の各表面に当接しうる5枚の指片を延設した芯袋表
    面部材と、該芯袋表面部材における各指片の先端部分か
    ら手平片中間の背面に位置する背面片を位置させ、該芯
    袋表面部材の指片とを縫着して手の入れることのできる
    袋体を形成する背面部材とよりなる内装芯袋であって、 背面部材の背面片の途中に折曲用切込部を幅方向に設
    け、捕球面側に指片が立起するように縫着した芯袋表面
    部材を用いてなる請求項6又は請求項7又は請求項8記
    載の野球用グラブ。
  10. 【請求項10】 背面片の途中を幅方向に切断して折曲用
    切込部を設け、それぞれの端面を外方にむけて突き合わ
    せて縫着した請求項9記載の野球用グラブ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10113416A (ja) * 1996-10-15 1998-05-06 Toshiji Matsuoka クッション材付き野球用グラブの内皮
JP2007061636A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Wilson Sporting Goods Co 開口部を有し、重量バランスが改善されたボールグラブ
JP2007313054A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Mizuno Corp 野球又はソフトボール用捕球具
JP2008125931A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Sanshiro Nishioka 野球用又はソフトボール用グラブ
JP2012249886A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Univ Of Tsukuba 野球用グローブ
JP2018099279A (ja) * 2016-12-20 2018-06-28 株式会社アシックス 捕球具

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