JP3274107B2 - 野球用グラブおよび該野球用グラブの手掌部材 - Google Patents

野球用グラブおよび該野球用グラブの手掌部材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、野球用グラブ
(以下、単に「グラブ」と称する)および該グラブ作製
用の手掌部材の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のグラブでは、使用の初めにグラブ
に手を入れたときの手入感が良好ではなかった。そのた
め、手になじみ安定した捕球ができるまでには、指部全
体を何度も曲げたり、何度も捕球を繰返して、ポケット
部(ボールを捕球する場所)を形成する必要があった。
【0003】ここで、まず従来のグラブを作製するとき
に使用する型紙2aの一例について説明する。従来の型
紙2aは、たとえば図10に示すように、親指部31a
の中心線81と人差指部32aの中心線82が90度以
上の角度で交わっており、その交点は、受球面部4a上
にあるものの中央から外れて親指部31aと人差指部3
2aの付根側寄りに位置する。
【0004】また、親指部31aの中心線81と人差指
部32aの中心線82が90度以上の角度で交わるの
で、人差指部32aと中指部33a、中指部33aと薬
指部34a、薬指部34aと小指部35aのそれぞれの
中心線82〜85が交わる角度が小さくなる。そのた
め、それぞれの中心線82〜85は、受球面部4a上か
ら外れた位置で交わることになる。
【0005】上記のようなタイプの型紙2aを用いて作
製したグラブは、ボールを受球面部で捕えるタイプでは
なく、ボールを親指部とそれ以外の指部とで挟み込むタ
イプになる。このようなグラブを初期の状態のままで使
用するとうまく捕球ができないので、たとえば次のよう
にしてグラブを変形した後に使用していた。すなわち、
何度もボールを握るようにグラブを曲げ、あるいはグラ
ブで何度もボールを受けることにより、グラブを内側に
湾曲させていた。それにより、グラブにポケット部を作
り、ボールをつかみやすくしていた。
【0006】図11〜図13に、ポケット部7を形成し
た後の従来のグラブ1の一例を示す。図11および図1
2に示すように、ポケット部7は、受球面部4上に形成
されるものの、親指部と人差指部間に設けられるウェブ
6寄りに位置しているのがわかる。これらの図に示され
るグラブ1を用いて捕球した場合、受球面部4の中央部
ではなくウェブ6寄りの位置でボールを捕球することと
なる。また、図13に示すように、このグラブ1を用い
てゴロを捕球する際には、グラブ1の薬指部や小指部と
地面9との間隔が大きくなる。このことも、ウェブ6寄
りの位置でボールを捕球する一因となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人が素手で
野球用ボールを捕球する場合、指の動きに最も自然で最
もバランスよく安定した捕球ができるのは、手掌の中央
部でボールを捕球した場合である。
【0008】しかしながら、図11〜図13に示す従来
のグラブ1では、ポケット部7がウェブ6側に位置して
いるので、手掌の中央部でボールを捕えることが困難で
あった。つまり、従来のグラブ1では、バランスよく安
定した捕球が困難であった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、ポケッ
ト部を受球面部の中央に配置することにより、あたかも
素手でボールを捕球するかのように手掌の中央部で確実
かつ安定して捕球を行なえるグラブおよび該グラブ作製
用の手掌部材を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るグラブは、
複数の指部と受球面部とを有する手掌部材を備える。そ
して、すべての指部の中心線が、受球面部上で交わる。
ここで、指部の中心線とは、指部の長手方向の中心線の
ことを称する。
【0011】本願の発明者等は、グラブにおけるポケッ
ト部を受球面部の中央部上に配置すべく鋭意検討を重ね
た結果、手掌部材の各指部の中心線の交点の位置が、ポ
ケット部の位置と相関することを知得した。より詳しく
は、本願の発明者等は、手掌部材の各指部の中心線の交
点を手掌部材の受球面部上に配置することにより、ポケ
ット部を受球面部の中央部に形成できることを知得し
た。このようにポケット部を受球面部の中央部に形成す
ることにより、あたかも素手でボールを握るように手掌
の中央部で確実に捕球することができる。そればかりで
なく、人が素手でボールを握るときの自然な手の動きに
合わせて捕球時にグラブをスムーズに動かすことができ
る。つまり、捕球する際の自然な手の動きとグラブの動
きを一体化することができる。それにより、バランスよ
く安定して捕球することができる。さらに、たとえば図
1に示すように、ポケット部7を従来のグラブよりも拡
大することが可能となった。このことも、安定した捕球
に効果的に寄与し得る。
【0012】上記の各指部の中心線は、好ましくは、受
球面部上の一点で交わる。このように中心線を一点で交
わらせることにより、捕球時によりスムーズに動かすこ
とができるグラブが得られる。それに加え、ポケット部
をより高精度に受球面部の中央部に形成することができ
るものと考えられる。
【0013】あるいは、上記の中心線は、受球面部の中
央近傍で交わる。この場合も、より高精度にポケット部
を受球面部の中央部に配置することかできる。その結
果、手掌の中央部で確実に捕球することができるばかり
でなく、あらゆる角度からの打球にも容易に対応するこ
とができる。
【0014】上記手掌部材は、親指部と、人差指部と、
中指部と、薬指部と、小指部とを有する。親指部の中心
線と人差指部の中心線とは、好ましくは、85度〜10
5度の角度で交わる。人差指部の中心線と中指部の中心
線、中指部の中心線と薬指部の中心線および薬指部の中
心線と小指部の中心線は、好ましくは、15度〜25度
の角度で交わる。
【0015】本願の発明者等は、各指部の中心線が交わ
る角度を上述の範囲内に設定することにより、受球面部
上ですべての中心線を交わらせることができることを知
得した。
【0016】人差指部の中心線と中指部の中心線が交わ
る角度および中指部の中心線と薬指部の中心線が交わる
角度は、好ましくは、薬指部の中心線と小指部の中心線
が交わる角度より小さい。
【0017】それにより、各指部の中心線の交点を受球
面部の中央寄りに配置することができる。
【0018】親指部の中心線と人差指部の中心線とが交
わる角度は、好ましくは90度である。人差指部の中心
線と中指部の中心線が交わる角度および中指部の中心線
と薬指部の中心線が交わる角度は、好ましくは、20度
である。薬指部の中心線と小指部の中心線が交わる角度
は、好ましくは、25度である。
【0019】各中心線の交わる角度を上記のように設定
した場合に、各指部の中心線を受球面部上の一点で交わ
らせることが可能となった。
【0020】上記のグラブは、ボールを捕球するポケッ
ト部を有し、このポケット部は、好ましくは、受球面部
のほぼ中央に位置する。
【0021】このようにポケット部を受球面部の中央に
配置することにより、手掌の中央で捕球することがで
き、確実かつ安定した捕球を行なえる。
【0022】上記のポケット部は、好ましくは、親指部
の付根近傍から小指部の付根近傍にまで延在する。
【0023】上述のように手掌部材の形状に工夫を施す
ことにより、ポケット部を受球面部のほぼ中央に配置で
きるのみならず、ポケット部を拡大することも可能とな
った。より詳しくは、たとえば図1および図2に示すよ
うに、親指部の付根近傍から小指部の付根近傍にまで延
在するようにポケット部7を形成することが可能となっ
た。それにより、確実かつ安定した捕球を行なうことが
できる。
【0024】本発明に係る手掌部材は、グラブの受球面
部を形成する部材である。該手掌部材は、複数の指部を
有し、すべての指部の中心線が受球面部上で交わる。
【0025】かかる手掌部材を用いてグラブを作製する
ことにより、前述のような種々の効果を奏するグラブが
得られることに加え、使用の初めから使い慣れたポケッ
ト部を備え、手にしたときからそのままゲームで使用す
ることができるグラブが得られる。
【0026】上記の中心線は、好ましくは、受球面部上
の一点で交わる。あるいは、該中心線は、受球面部の中
央近傍で交わる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明は、あたかも人が素手で野
球ボールを捕球するかのようにグラブを用いて手掌の中
央部で安定してボールを捕球することが可能なグラブを
提供すべくなされたものである。
【0028】かかるグラブを得るべく、本願の発明者等
は、まず人が素手で捕球するときの手の動きの解明を試
みた。図9は、人が素手で野球ボールを捕球しようとす
るときの手掌の状態を示したものである。通常、人が素
手で野球ボールを捕球しようとするとき、まず5本の指
61〜65を開いて捕球準備に入り、手掌でボールを捕
えた後、5本の指61〜65を内側に曲げてボールを確
保する。
【0029】このとき、図9に示すように、捕球準備に
入った5本の指61〜65の中心線は手掌のほぼ中央の
一点に集中している。つまり、ポケット部の位置が手掌
の中央にあることがわかる。より具体的には、親指61
の中心線と人差指62の中心線はほぼ90度の角度で交
わっており、人差指62と中指63、中指63と薬指6
4および薬指64と小指65のそれぞれの中心線は15
度〜25度の角度で交わっている。なお、各指61〜6
5の中心線が1点で交わらなくても、各中心線が手掌の
中央近傍で交わっていれば、ポケットの位置は手掌の中
央近傍に位置するものと推察される。
【0030】上記の知見をグラブに反映させるべく本願
の発明者等は鋭意検討を重ね、グラブの手掌部を構成す
る部材(手掌部材)の形状に上述の内容を反映させるこ
とを想到した。具体的には、手掌部材のすべての指部の
長手方向の中心線を手掌部材の受球面部上で交わらせる
こととした。かかる手掌部材を用いてグラブを作製する
ことにより、受球面部の中央にポケット部を配置するこ
とが可能となった。それにより、手掌の中央部でボール
を捕球することができる。それに加え、捕球時に、人が
素手で野球ボールを捕球するかのようにグラブを手と一
体的に動かすことも可能となった。
【0031】以下、図1〜図8を用いて、本発明に係る
グラブ、手掌部材形成用の型紙およびグラブ作製用の手
掌部材の具体的形状例について説明する。
【0032】まず図4および図5を用いて、投手用グラ
ブの型紙2aおよび手掌部2を展開した状態(手掌部
材)の形状の一例について説明する。図4は、手掌部材
作製用の型紙2aの平面図である。
【0033】型紙2aは、人が素手で野球ボールを捕球
しようとするときの指と指との間にできる角度に合わせ
て作製される。図4に示すように、型紙2aは、親指部
31a、人差指部32a、中指部33a、薬指部34
a、小指部35aおよびウェブ部5aを有する。5本の
指部31a〜35aの中心線81〜85は、それぞれ受
球面部4a上で交わる。
【0034】親指部31aの中心線81と人差指部32
aの中心線82との交わる角度θ1は、85度〜105
度である。人差指部32aの中心線82と中指部33a
の中心線83との交わる角度θ2、中指部33aの中心
線83と薬指部34aの中心線84との交わる角度θ3
および薬指部34aの中心線84と小指部35aの中心
線85との交わる角度θ4は、それぞれ15度〜25度
である。
【0035】上記の型紙2aを用いて材料を裁断するこ
とにより作製した手掌部2の展開図(手掌部材の平面
図)を図5に示す。この図に示すように、手掌部(手掌
部材)2は、型紙2aとほぼ同様の形状を有し、受球面
部4、親指部31、人差指部32、中指部33、薬指部
34、小指部35およびウェブ部5を有する。この手掌
部2と、別の手法で作製した手甲部(たとえば複数のパ
ーツにより構成される)とを結合してグラブを作製す
る。
【0036】上述のような形状の手掌部材を用いてグラ
ブを作製することにより、受球面部4の中央にポケット
部を形成できるとともに、グラブを手にはめた際の手の
形態を、人が素手で野球ボールを捕球しようとする直前
の形態とすることができる。それにより、手掌の中央部
で捕球できるとともに、自然な手の動きにスムーズに追
従可能なグラブが得られる。
【0037】図1〜図3に、図5に示す手掌部材を用い
て作製したグラブ1の一例を示す。これらの図に示すよ
うに、上述の手掌部材を用いてグラブを作製することに
より、ポケット部7が受球面部4のほぼ中央に位置して
いるのがわかる。
【0038】また、ポケット部7がグラブ1の親指部の
付根近傍から小指部の付根近傍にまで延在し、ポケット
部7自体が従来のグラブよりも拡大しているのがわか
る。それにより、あらゆる角度からの打球に対応するこ
ともできる。
【0039】さらに、上述の手掌部材を用いてグラブ1
を作製することにより、図1等に示すようにグラブの作
製当初から好ましいポケット部7を有する比較的開いた
形状のグラブ1が得られる。それにより、ポケット部7
を形成すべくグラブ1を変形させる必要がなくなる。
【0040】さらに、グラブ1が上述のように比較的開
いた形状を有することにより、図3に示すように、ゴロ
を捕球する際にグラブ1と地面9との間隔を縮小するこ
とができる。それにより、ゴロを確実かつ容易に捕球す
ることができる。
【0041】ところで、手掌部2の各指部31〜35間
の角度が大きければ大きいほど、グラブ1が丸みを帯
び、それに伴いポケット部7の位置が受球面部4の奥に
移る。そのため、捕球しやすいグラブ1が得られる。し
かし、上記の各指部31〜35間の角度が大きすぎると
受球面部4に皺が出やすくなる。そのため、各指部31
〜35の中心線間の角度θ1〜θ4を前述のような範囲
内のものとする。それにより、受球面部4に皺が生じる
のを効果的に抑制することができる。
【0042】なお、上述の思想は、投手以外の他のポジ
ション用のグラブにも適用可能である。たとえば、図6
および図7に示すように、外野手用および内野手用のグ
ラブ形成用の型紙2aにも適用可能である。この場合に
も、投手用グラブの場合と同様の効果を期待できる。
【0043】また、図8に示すように、型紙2aにおけ
る各指部31a〜35aの中心線81〜85の交わる角
度θ1〜θ4は、たとえば親指部31aと人差指部32
aとの間に一体的に形成されるウェブ部5aの形状によ
って変化させることができる。
【0044】ウェブ部5aの形状を適切に変化させて上
記の角度θ1〜θ4を調整することにより、中心線81
〜85を受球面部4a上の一点で交わらせることができ
る。具体的には、角度θ1を90度とし、角度θ2およ
び角度θ3をそれぞれ20度とし、角度θ4を25度と
することにより、図8に示すように中心線81〜85を
一点で交わらせることが可能となった。
【0045】ここで、角度θ4の大きさを角度θ2およ
び角度θ3よりも大きく設定しているが、このように角
度θ4の大きさを比較的大きくすることにより、各指部
31a〜35aの中心線81〜85の交点を受球面部4
の中央寄りに配置することができる。
【0046】なお、上述の各実施の形態では、左手用グ
ラブについて説明したが、本発明の思想は右手用グラブ
にも適用可能である。また、グラブ1は、天然皮革ある
いは人工皮革等の非伸縮性素材を主体とした材料により
構成されることが好ましい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、人が素手で野球ボールを握るときの自然な指の動き
に合わせてスムーズに動かすことが可能なグラブが得ら
れる。それにより、ボールを捕球する際の手の動きとグ
ラブの動きを一体化することができ、安定した捕球が行
なえる。
【0048】また、グラブにおけるポケット部を受球面
部の中央に配置するとともに、ポケット部を従来のグラ
ブよりも拡大することができる。それにより、手掌の中
央部で確実に捕球することができることに加え、あらゆ
る角度からの打球に対応することもできる。
【0049】さらに、本発明に係る手掌部材を用いてグ
ラブを作製することにより、当初からグラブにポケット
部を形成することができる。それにより、ポケット部を
形成すべくグラブを変形することなく、当初のままの状
態ですぐにゲームで使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る手掌部材を用いて作製されたグ
ラブの正面図である。
【図2】 図1に示すグラブの平面図である。
【図3】 図1に示すグラブを用いてゴロを捕球する場
合を示す図である。
【図4】 本発明に係る手掌部材を作製するために用い
られる型紙の平面図である。
【図5】 本発明に係るグラブの手掌部の展開図(手掌
部材の平面図)である。
【図6】 外野手用のグラブを作製するための型紙の平
面図である。
【図7】 内野手用のグラブを作製するための型紙の平
面図である。
【図8】 図4に示す型紙の変形例を示す平面図であ
る。
【図9】 素手で野球ボールを捕球するときの自然な手
の状態を示す図である。
【図10】 従来の手掌部材の作製に用いられる型紙を
示す平面図である。
【図11】 従来の手掌部材を用いて作製されたグラブ
の正面図である。
【図12】 図11に示すグラブの平面図である。
【図13】 図11に示すグラブを用いてゴロを捕球す
る場合を示す図である。
【符号の説明】
1 グラブ、2 手掌部(手掌部材)、2a 型紙、3
1,31a 親指部、32,32a 人差指部、33,
33a 中指部、34,34a 薬指部、35,35a
小指部、4,4a 受球面部、5,5a ウェブ部、
6 ウェブ、61 親指、62 人差指、63 中指、
64 薬指、65 小指、7 ポケット部、81〜85
中心線、9 地面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−57107(JP,A) 特開 昭63−275701(JP,A) 実開 昭55−27592(JP,U) 実開 平6−80464(JP,U) 実開 平7−15716(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 71/14

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の指部と受球面部とを有する手掌部
    材を備えた野球用グラブであって、 すべての前記指部の中心線が前記受球面部上で交わる、
    野球用グラブ。
  2. 【請求項2】 前記中心線が前記受球面部上の一点で交
    わる、請求項1に記載の野球用グラブ。
  3. 【請求項3】 前記中心線が前記受球面部の中央近傍で
    交わる、請求項1または2に記載の野球用グラブ。
  4. 【請求項4】 前記手掌部材は親指部と、人差指部と、
    中指部と、薬指部と、小指部とを有し、 前記親指部の中心線と前記人差指部の中心線とが85度
    〜105度の角度で交わり、前記人差指部の中心線と前
    記中指部の中心線、前記中指部の中心線と前記薬指部の
    中心線および前記薬指部の中心線と前記小指部の中心線
    がそれぞれ15度〜25度の角度で交わる、請求項1か
    ら3のいずれかに記載の野球用グラブ。
  5. 【請求項5】 前記人差指部の中心線と前記中指部の中
    心線が交わる角度および前記中指部の中心線と前記薬指
    部の中心線が交わる角度は、前記薬指部の中心線と前記
    小指部の中心線が交わる角度より小さい、請求項4に記
    載の野球用グラブ。
  6. 【請求項6】 前記親指部の中心線と前記人差指部の中
    心線とが交わる角度は90度であり、 前記人差指部の中心線と前記中指部の中心線が交わる角
    度および前記中指部の中心線と前記薬指部の中心線が交
    わる角度は20度であり、 前記薬指部の中心線と前記小指部の中心線が交わる角度
    は25度である、請求項5に記載の野球用グラブ。
  7. 【請求項7】 前記野球用グラブは、ボールを捕球する
    ポケット部を有し、 前記ポケット部は、前記受球面部のほぼ中央に位置す
    る、請求項1から6のいずれかに記載の野球用グラブ。
  8. 【請求項8】 前記ポケット部は、前記親指部の付根近
    傍から前記小指部の付根近傍にまで延在する、請求項7
    に記載の野球用グラブ。
  9. 【請求項9】 野球用グラブの受球面部を形成する手掌
    部材であって、 前記手掌部材は複数の指部を有し、 すべての前記指部の中心線が前記受球面部上で交わる、
    野球用グラブの手掌部材。
  10. 【請求項10】 前記中心線が前記受球面部上の一点で
    交わる、請求項9に記載の野球用グラブの手掌部材。
  11. 【請求項11】 前記中心線が前記受球面部の中央近傍
    で交わる、請求項9または10に記載の野球用グラブの
    手掌部材。
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