JP2009035830A - 手袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】 指挿通部のつれを防止して指挿通孔から指を容易に外せ、脱ぎやすい手袋を提供することである。
【解決手段】 手袋1は、手の平が挿入される平部2と指が挿入される指挿通部3を有し、指挿通部3はその先端側に指挿通孔3aを有し先端側が開放されて指先が出せるようになっている。
指挿通部3の掌部2a側の先端側に指差し込み部4が形成されている。
指差し込み部4は、カバー体4aが指挿通部3の掌部2a側の指挿通孔3a近傍の先端側に添設され、手首部2c側に開口4bが設けられてポケット状に形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 手袋1は、手の平が挿入される平部2と指が挿入される指挿通部3を有し、指挿通部3はその先端側に指挿通孔3aを有し先端側が開放されて指先が出せるようになっている。
指挿通部3の掌部2a側の先端側に指差し込み部4が形成されている。
指差し込み部4は、カバー体4aが指挿通部3の掌部2a側の指挿通孔3a近傍の先端側に添設され、手首部2c側に開口4bが設けられてポケット状に形成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、指挿通部の先端側が開放され、装着した手から外しやすくした手袋に関する。
従来から魚釣りのように釣り糸を結び、釣り針に餌を取り付けるなど手元にて指先を使う細かい作業を行うため、指挿通部の先端側が開放されて指が出せる手袋が使用されている。
このような手袋は、指挿通部の先端の孔が指に引っ掛かり装着した手から外しにくいという不具合があり、これを解決するために、指挿通部を引っ張るための摘み片を設けた手袋が紹介されている。
しかし、この手袋の摘み片は指に沿わずに指から離れる方向に角度を付けて引かれ易く、また、摘み片を引いたときの手袋自体の伸びで指挿通部がつれてしまうと指挿通部で指が締め付けられてしまうため指の引き抜きを確実に行うことが難しかった。
特開2001−115318号公報
このような手袋は、指挿通部の先端の孔が指に引っ掛かり装着した手から外しにくいという不具合があり、これを解決するために、指挿通部を引っ張るための摘み片を設けた手袋が紹介されている。
しかし、この手袋の摘み片は指に沿わずに指から離れる方向に角度を付けて引かれ易く、また、摘み片を引いたときの手袋自体の伸びで指挿通部がつれてしまうと指挿通部で指が締め付けられてしまうため指の引き抜きを確実に行うことが難しかった。
解決しようとする問題点は、摘み片を設けた手袋は、摘み片を指に沿って引くことが難しく、手袋自体の伸びで指挿通部がつれてしまうため指出し部からの指の引き抜きが難しいことである。
本発明の目的は、前記欠点に鑑み、指に沿って指挿通部を移動させて、手袋のつれを押さえて指挿通部から指を容易に外すことができる手袋を提供することである。
本発明の請求項1は、指挿通部の先端側が開放された手袋において、装着した手袋を外すポケット状の指差し込み部を手首部側に開口を有するように設けたことを要旨とするものである。
本発明の請求項2は、指掛け部は、指挿通部または平部の指挿通部近傍に設けたことを要旨とするものである。
本発明の請求項3は、指差し込み部は、掌部側に設けたことを要旨とするものである。
本発明の請求項2は、指掛け部は、指挿通部または平部の指挿通部近傍に設けたことを要旨とするものである。
本発明の請求項3は、指差し込み部は、掌部側に設けたことを要旨とするものである。
本発明により、手袋にポケット状の指差し込み部を設けたため装着した手袋の指差し込み部に指を差し込んで指挿通部を指に沿って移動させることができ、指挿通部のつれを防止しながら容易に手袋を外すことができる。
以下、図示した実施例によって本発明を説明すると、図1から図3は本願の第1実施例の手袋で、図1は手袋の全体図、図2は手袋の断面図、図3は手袋を外す状態を示す断面図である。
図1のように、手袋1は、伸縮性を有するシート材で形成され、手の平が挿入される平部2と指が挿入される指挿通部3を有し、平部2は掌部2aと甲部2bを有し、両者間に手の平の挿入空間2eが形成され、また、手首部2c側に手の平の挿入空間2eに通じる手Tの差し込み口2dが形成されている。
指挿通部3は親指から小指までの指がそれぞれ挿通されるように5つの筒状体が平部2から突設され、これら5つの指挿通部3の全てがその先端側に指挿通孔3aを有し先端側が開放されて指先が出せるようになっている。
指挿通部3は親指から小指までの指がそれぞれ挿通されるように5つの筒状体が平部2から突設され、これら5つの指挿通部3の全てがその先端側に指挿通孔3aを有し先端側が開放されて指先が出せるようになっている。
手袋1の指挿通部3の掌部2a側の先端側に指差し込み部4が形成されている。
指差し込み部4は、カバー体4aが指挿通部3の掌部2a側の指挿通孔3a近傍の先端側に添設され、手首部2c側に向けて開口4bが設けられるようにその周縁部が止着部Sにて指挿通部3に取り付けられてポケット状に形成されている。
指差し込み部4は、カバー体4aが指挿通部3の掌部2a側の指挿通孔3a近傍の先端側に添設され、手首部2c側に向けて開口4bが設けられるようにその周縁部が止着部Sにて指挿通部3に取り付けられてポケット状に形成されている。
指差し込み部4は、カバー体4aの内側の指挿通部3との間に装着した手袋1を外すために指を差し込む挿入部4cが形成されている。
図2のように、指差し込み部4の挿入部4cは、カバー体4aと指挿通部3(手袋1)との間に空間を設けて形成したが、カバー体4aが指挿通部3(手袋1)に隙間無く添設されていても開口4bから指を差し込む力でカバー体4aまたは指挿通部3(手袋1)が変形して指の差し込みが可能であればよい。
図2のように、指差し込み部4の挿入部4cは、カバー体4aと指挿通部3(手袋1)との間に空間を設けて形成したが、カバー体4aが指挿通部3(手袋1)に隙間無く添設されていても開口4bから指を差し込む力でカバー体4aまたは指挿通部3(手袋1)が変形して指の差し込みが可能であればよい。
カバー体4aは四角形に形成され、指差し込み部4は、その手首部2c側に開口4bが形成され、その他の指挿通部3の左右及び先端側の周縁部が止着部Sにて縫着されて閉じられている。
したがって、図3のようにポケット状の指差し込み部4は開口4bと対向する指挿通部3の先端側に突き当たり部4dが形成され、挿入した指の指先が指差し込み部4の最奥部の突き当たり部4dに当接し指挿通部3の先端側(矢印方向)に指を移動させることで、指差し込み部4を指挿通孔3a側(手袋1を装着した手Tの指の先端側)に向けて容易に押圧することができ、また、指差し込み部4に差し込んだ指が不用意に指差し込み部4から外れてしまうことが防止される。
したがって、図3のようにポケット状の指差し込み部4は開口4bと対向する指挿通部3の先端側に突き当たり部4dが形成され、挿入した指の指先が指差し込み部4の最奥部の突き当たり部4dに当接し指挿通部3の先端側(矢印方向)に指を移動させることで、指差し込み部4を指挿通孔3a側(手袋1を装着した手Tの指の先端側)に向けて容易に押圧することができ、また、指差し込み部4に差し込んだ指が不用意に指差し込み部4から外れてしまうことが防止される。
さらに、指差し込み部4はカバー体4aが指挿通部3(手袋1)に沿って設けられているため、図3のように手袋1を装着した手Tと指差し込み部4に指を差し込んだ反対側の手T1は互いに合掌状に向かい合わせになる。
したがって、両手T、T1が押圧し合うこととなり、指差し込み部4は、指挿通部3(手袋1)の掌部2a側が手袋を装着した手T側に押圧されながら手1に沿ってその指先方向に移動するため、指挿通部3(手袋1)がその外方に向けて引かれにくくなり、つれが防止されて筒状の指挿通部3による手Tの指の締め付けが緩和されて指挿通部3から指を容易に引き抜くことができる。
したがって、両手T、T1が押圧し合うこととなり、指差し込み部4は、指挿通部3(手袋1)の掌部2a側が手袋を装着した手T側に押圧されながら手1に沿ってその指先方向に移動するため、指挿通部3(手袋1)がその外方に向けて引かれにくくなり、つれが防止されて筒状の指挿通部3による手Tの指の締め付けが緩和されて指挿通部3から指を容易に引き抜くことができる。
指差し込み部4が掌部2a側に形成され、開口4bが平部2の手首部2c側に向いていると、挿入部4cへの指の差し込みが容易で、手T、T1を合わせたときに両手の親指と親指など互いに同種の指が対応するためそのまま手T1を手Tの指の長手方向に沿ってその先端側に向けて動かし易い。
また、手袋を装着した手T側の指を指差し込み部4を設けた掌部2a側に曲げることができるため、指挿通部3を手袋を装着した手T側に押圧しながら手1に沿ってその指先方向に移動することが容易になるため指挿通部3のつれが起こりにくい。
また、手袋を装着した手T側の指を指差し込み部4を設けた掌部2a側に曲げることができるため、指挿通部3を手袋を装着した手T側に押圧しながら手1に沿ってその指先方向に移動することが容易になるため指挿通部3のつれが起こりにくい。
なお、指差し込み部4は、ポケット状に形成されることで上記のように指挿通部3(手袋1)が手袋を装着した手Tの指に沿って移動され、指の外方に向けて引かれにくくなり指挿通部3のつれが防止されるようになっているため、指差し込み部4は、指挿通部3の指挿通孔3a近傍の他に指挿通部3長手方向の中央側や平部2近傍などの適当位置に設けることができる。
また、指差し込み部4は、指挿通部3(手袋1)と一体に形成してもよい。
また、指差し込み部4は、指挿通部3(手袋1)と一体に形成してもよい。
図4は、第2実施例で手袋の全体図である。
図4の手袋1は、指挿通部3が指挿通孔3aで形成され、筒状体が形成されていない。
したがって、平部2の下方に手首部2cが形成され、平部2の上方に直接指挿通孔3aが形成されている。
この様に形成された手袋1の指差し込み部4は、平部2の掌部2a側の指挿通孔3aの近傍に形成され、その開口4bは手首部2c側に向いて設けられている。
したがって、平部2の下方に手首部2cが形成され、平部2の上方に直接指挿通孔3aが形成されている。
この様に形成された手袋1の指差し込み部4は、平部2の掌部2a側の指挿通孔3aの近傍に形成され、その開口4bは手首部2c側に向いて設けられている。
また、指差し込み部4は、第1実施例と同様にポケット状に形成されているが、カバー体4aは指挿通孔3a側がU字状に湾曲して形成され、内部の挿入部4cの突き当たり部4d側が差し込む手T1の指先に合致する先細り状になって挿入部4cに差し込んだ指は手Tの指先に向けた移動方向を誘導するようになっている。
このように図4の手袋1においても指差し込み部4によって指挿通部3(指挿通孔3a)周りのつれを防止して指挿通部3(指挿通孔3a)からの指の引き抜きを容易にすることで手袋1を容易に外すことができる。
他の構成は第1実施例と同じである。
他の構成は第1実施例と同じである。
図5は第1実施例の手袋の変形例で、親指、人差し指、中指に対応する指挿通部3の先端側が開放され、指挿通孔3aが形成されて指を出すことができ、その指挿通孔3a近傍に指差し込み部4が形成されている。
そして、薬指、小指に対応する指挿通部3’の先端側は閉じられて指全体を覆うようになっている。
このように、一部の指挿通部3に指挿通孔3aを形成して指差し込み部4を設けてもよい。
他の構成は第1実施例と同じである。
そして、薬指、小指に対応する指挿通部3’の先端側は閉じられて指全体を覆うようになっている。
このように、一部の指挿通部3に指挿通孔3aを形成して指差し込み部4を設けてもよい。
他の構成は第1実施例と同じである。
図6は第1実施例の手袋のさらに他の変形例で、指差し込み部4が指挿通部3の甲部2b側に設けられ、その開口4bは手首部2c側に向いて設けられている。
他の構成は第1実施例と同じである。
このような手袋1においても指差し込み部4によって指挿通部3のつれを防止して指挿通部3からの指の引き抜きを容易にすることで手袋1を容易に外すことができる。
他の構成は第1実施例と同じである。
他の構成は第1実施例と同じである。
このような手袋1においても指差し込み部4によって指挿通部3のつれを防止して指挿通部3からの指の引き抜きを容易にすることで手袋1を容易に外すことができる。
他の構成は第1実施例と同じである。
本発明は手袋全般に利用できる。
1 手袋
2 平部
2a 掌部
2b 甲部
3 指挿通部
3a 指挿通孔
4 指差し込み部
4b 開口
2 平部
2a 掌部
2b 甲部
3 指挿通部
3a 指挿通孔
4 指差し込み部
4b 開口
Claims (3)
- 指挿通部の先端側が開放された手袋において、装着した手袋を外すポケット状の指差し込み部を手首部側に開口を有するように設けたことを特徴とする手袋。
- 指差し込み部は、指挿通部または平部の指挿通部近傍に設けたことを特徴とする請求項1に記載の手袋。
- 指差し込み部は、掌部側に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007200128A JP2009035830A (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | 手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007200128A JP2009035830A (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | 手袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009035830A true JP2009035830A (ja) | 2009-02-19 |
Family
ID=40437991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007200128A Pending JP2009035830A (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | 手袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009035830A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202010001440U1 (de) * | 2010-01-27 | 2011-06-01 | RTI Sports Vertrieb von Sportartikeln GmbH, 56220 | Handschuh |
DE202010012049U1 (de) * | 2010-08-31 | 2011-12-02 | Rti Sports Vertrieb Von Sportartikeln Gmbh | Kurzfinger-Handschuh |
-
2007
- 2007-07-31 JP JP2007200128A patent/JP2009035830A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE202010001440U1 (de) * | 2010-01-27 | 2011-06-01 | RTI Sports Vertrieb von Sportartikeln GmbH, 56220 | Handschuh |
DE202010012049U1 (de) * | 2010-08-31 | 2011-12-02 | Rti Sports Vertrieb Von Sportartikeln Gmbh | Kurzfinger-Handschuh |
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