JP2007311501A - 半導体装置及びその設計方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の半導体装置では、チップの全域に亘りグリッド点に基づいてパターニングが行われていたために、チップサイズが増大する問題があった。
【解決手段】本発明にかかる半導体装置は、格子状に配列されたグリッド点30に基づきパターンが形成される第1の領域12と、外周の形状がグリッド点30に基づき規定されるレイアウトセルが複数形成される第2の領域13とを有し、レイアウトセル内のパターンは、配線ルールに基づき形成され、レイアウトセル内のパターンのうち前記第1の領域12内のパターンと接続されるパターンは、第1の領域12との境界においてグリッド点に基づき形成されるものである。
【選択図】図2

Description

本発明は半導体装置及びその設計方法に関し、特にオングリッド設計された領域とオフグリッド設計された領域とを有する半導体装置及びその設計方法に関する。
近年、半導体装置の製造プロセスは微細化が進んでいる。また、半導体装置は、リソグラフィー技術等の露光技術を用いて、マスク上に形成されたパターンを半導体基板上に転写することで製造される。このとき、露光に用いる光の波長よりもマスクパターンが微細化されると、光の干渉、あるいは回折によって、製造される半導体装置のパターンがマスク上のパターンとずれたものになる問題がある。
近年のマスクパターンの製造においては、光の干渉や回折の影響を考慮して光近接効果補正(OPC:Optical Proximity Correction)が施される。このOPCは、パターン同士の距離やパターンの形状の組み合わせを考慮してパターンの形状を補正する。例えば、隣接するパターンが近い場合、半導体基板上に形成されるパターンの幅が小さくなるため、マスク上のパターンを設計データよりも太くすることが行われる。つまり、OPCは、パターンの形状と間隔との組み合わせに対してそれぞれ個別の補正を行う。マスク上のパターンの形状や間隔を任意に設定可能とすると、補正の種類は、膨大な組み合わせとなる。これによって、OPC処理に莫大な処理時間が必要になる。
そこで、微細な製造プロセスで使用されるマスクパターンは、所定間隔で格子状に配置されたグリッド点に基づきパターンを配置するオングリッド設計によって作成される。グリッド点に基づきマスクパターンを作成することで、パターンの間隔や、パターンの幅の種類を削減することが可能である。つまり、OPC処理を行う場合の組み合わせを削減することで、OPC処理に要する時間を削減することが可能である。このオングリッド設計に関する従来例が特許文献1に開示されている。
従来例で作成されるマスクパターンの一例を図6に示す。図6に示すマスクパターン100は、ビア101をオングリッド設計したものである。図6に示すように、ビア101は、格子状に配列されたグリッド点を中心とした領域に形成される。ここで、グリッド点の間隔は、例えば製造プロセスの最小パターン間距離に設定される。
特開2005−189683号公報
しかしながら、従来例のオングリッド設計では、パターン間隔の最小がグリッド間隔に限られる。つまり、本来狭い間隔で作成できるパターンであっても、グリッド点に基づき作成しなければならない。これによって、製造プロセスは微細化されたにもかかわらず、作成されるパターン全体では、大きなパターンとなってしまい、チップ面積が増大する問題がある。
本発明にかかる半導体装置は、格子状に配列されたグリッド点に基づきパターンが形成される第1の領域と、外周の形状が前記グリッド点に基づき規定されるレイアウトセルが複数形成される第2の領域とを有し、前記レイアウトセル内のパターンは、配線ルールに基づき形成され、前記レイアウトセル内のパターンのうち前記第1の領域内のパターンと接続されるパターンは、前記第1の領域との境界部分において前記グリッド点に基づき形成されるものである。
一方、本発明にかかる半導体装置の設計方法は、格子状に規定されるグリッド点に基づきパターンが形成される素子を有する半導体装置の設計方法であって、前記半導体装置は、前記グリッド点に基づきパターンが形成される第1の領域と、外周の形状が前記グリッド点に基づき規定されるレイアウトセルが複数形成される第2の領域とを有し、前記レイアウトセル内のパターンを配線ルールに基づき形成し、前記レイアウトセル内のパターンのうち前記第1の領域内のパターンと接続されるパターンの前記第1の領域との境界部分を前記グリッド点に基づき形成する方法である。
本発明にかかる半導体装置及びその設計方法は、グリッド点に基づいたパターニングが行われる第1の領域(例えば、オングリッド領域)を有する。これによって、パターンの間隔やパターンの幅の種類が削減されるため、OPC処理を削減することが可能である。また、オングリッド領域に加え、外周がグリッド点に基づき規定され、内部のパターンが配線ルールに基づき形成されるレイアウトセルが配置される第2の領域(例えば、オフグリッド領域)を有している。これによって、レイアウトセル内のパターンは、配線ルールにおいてグリッド点の間隔よりも狭い間隔で規定される部分に関して、グリッド点に基づきパターニングする場合よりも狭い間隔でパターニングすることが可能である。つまり、レイアウトセル内にパターニングされる機能回路は、オングリッド領域にパターニングされる機能回路よりもレイアウト面積を小さくすることが可能である。従って、本発明の半導体装置及びその設計方法によれば、OPC処理の労力を軽減しながら、チップ面積を削減することが可能である。
また、レイアウトセル内のパターンのうちオングリッド領域内のパターンと接続されるパターンは、オングリッド領域との境界部分においてグリッド点に基づき形成される。これによって、オングリッド領域とオフグリッド領域とのパターンの接続をスムーズに行うことが可能である。
本発明の半導体装置及びその設計方法によれば、OPC処理の労力を軽減しながら、チップ面積を削減することが可能である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。実施の形態1にかかる半導体装置1の概略図を図1に示す。図1に示すように、半導体装置1は、パッド10、回路形成領域11を有している。パッド10は、半導体装置1の入出力端子である。回路形成領域11は、半導体装置1の機能を実現する回路、および回路ブロックが形成される。この回路形成領域11は、さらに第1の領域(例えば、オングリッド領域12)と第2の領域(例えば、オフグリッド領域13)を有している。
オングリッド領域12は、グリッド点に基づきパターンが形成される領域であり、例えば論理回路(Logic回路)が形成される。オフグリッド領域13は、外周の形状がグリッド点に基づき規定されるレイアウトセルが複数形成される領域であり、例えばSRAM(Static Random Access Memory)などが形成される。なお、レイアウトセルの詳細については後述する。オングリッド領域12とオフグリッド領域13とをさらに詳細に説明する。オングリッド領域12とオフグリッド領域13との境界部分にあたる領域Aの拡大図の一例を図2に示す。
図2に示すように、領域Aは、格子状に配置されたグリッド点30を有している。図2においては、グリッド点を結ぶようにグリッド線31が示されている。グリッド点30は、グリッド線31が交差する点である。また、グリッド点の間隔(グリッド間隔a)は、図2では製造プロセスの最小パターン幅のルールに基づき設定される。グリッド間隔aは、適宜設定することが可能であり、最小パターン幅ルールの整数倍としてもよく、1/2としてもよい。
領域Aは、オングリッド領域12とオフグリッド領域13を有している。また、領域Aは、第1層目の金属配線21、第2層目の金属配線22と接続配線(ビア)23とを有している。オングリッド領域12では、第1層目の金属配線21、第2層目の金属配線22、ビア23は、グリッド点30に基づき配置される。オングリッド領域12の第1層目の金属配線21、第2層目の金属配線22、ビア23は、例えばグリッド点30を中心とし、グリッド点30とグリッド点30との中点にパターンの外周辺が位置するように配置される。
オフグリッド領域13は、略同一のレイアウトパターンを有するレイアウトセルが複数個配置される。レイアウトセル内のパターンは、配線ルールに基づき形成され、レイアウトセル内のパターンのうちオングリッド領域12内のパターンと接続されるパターンは、オングリッド領域12との境界部分においてグリッド点に基づき形成される。図2に示す例は、レイアウトセルに形成される機能回路としてSRAMセル配置したものである。このSRAMセルのパターンは、製造プロセスにおける配線ルールに基づき配置される。配線ルールについての詳細は後述する。
図2に示すSRAMセルは、金属配線としてビット線BL、接地配線VSS、電源配線VDD、セル内配線CL、ビア23を有している。ビット線BLは、SRAMの入出力配線であって、例えば第2層目の金属配線として形成される。接地配線VSSは、SRAMに接地電位を供給する配線であって、例えば第1層目の金属配線として形成される。電源配線VDDは、SRAMに電源電位を供給する配線であって、例えば第1層目の金属配線として形成される。セル内配線CLは、SRAM内の素子を接続する配線であって、例えば第1層目の金属配線として形成される。オフグリッド領域13に配置されるSRAMセルの詳細については後述する。
ここで、SRAMセルのビット線BL、電源配線VDD、接地配線VSSは、オングリッド領域12に配置される配線と接続される。オフグリッド領域13に配置されるレイアウトセル内のパターンは、配線ルールは満足するがグリッド点に基づいた配置はされていない。そこで、オフグリッド領域13に配置されるレイアウトセルのパターンは、オングリッド領域12とオフグリッド領域13との境界となる部分についてはグリッド点に基づいた配置がされる。つまり、SRAMセルのビット線BL、電源配線VDD、接地配線VSSは、SRAMセルの外周辺に接する部分ではグリッド点に基づいた配置となる。
オフグリッド領域13に配置されるレイアウトセルの一例としてSRAMセルを配置した場合について説明する。図3にレイアウトセル40(例えば、SRAMセル)の概略図を示す。なお、図3では、図面の煩雑さを防ぐため、ビット線BLを図示していない。また、図3のグリッド間隔aは、最小パターン幅ルールの1/2となっている。
図3に示すように、SRAMセルは、最下層の基板層に拡散領域24が形成され、基板領域の上層のゲート層にワード線WLとゲート電極25が形成され、ゲート層の上層の金属配線層に電源配線VDD、接地配線VSS、セル内配線CLが形成される。オフグリッド領域13に配置されるSRAMセルは、配線ルールに基づきこれらの配線あるいは領域が配置される。配線ルールは、例えば最小パターン幅b、最小パターン間距離c、包含距離dなどが規定されている。最小パターン幅bは、パターンの長手方向と直行する方向のパターンの幅の最小値が規定される。最小パターン間距離cは、同一層内に形成されるパターン同士の間隔の最小値が規定される。包含距離dは、一般的に最小パターン幅b、あるいは最小パターン間距離cよりも小さな値が設定され、例えばビア領域と配線領域とが重なる部分における、ビアの外周辺と金属配線の外周辺との間隔が規定される。
図3に示すSRAMセルの配線、あるいは領域は、最小パターン幅b以上になるようにパターニングされる。また、同一の層に形成されるパターン同士の距離は、最小パターン間距離c以上になるようにパターニングされる。本実施の形態では、ビア23の一辺は最小パターン幅bとなるようにパターニングされる。ビア23は、金属配線層のパターンとその他のパターンとを接続するために、上面視において金属配線や、拡散領域、ゲート電極と同じ領域に形成される。このとき、最小パターン幅bでパターニングされた金属配線とビア23とが同じ領域に形成された場合、ビア23と同じ領域に配置される金属配線やその他パターンは、包含距離dを満たすように太くパターニングされる。
一方、オフグリッド領域13に配置されるレイアウトセルを、オングリッド領域12において形成した場合のレイアウトを図4に示す。なお、図4においても、図3と同様にグリッド間隔aは、最小パターン幅ルールの1/2である。図4に示すSRAMセルにおいても、配線ルールは満足される。しかしながら、オングリッド領域12では、グリッド点に基づいた配置しかできないため、図4に示すSRAMの包含距離d'は、図3に示すSRAMセルの包含距離dよりも大きくなる。このようなことから、オングリッド領域12でパターニングされるSRAMセルは、オフグリッド領域13でパターニングされるSRAMセルよりも大きくなる。図3に示すSRAMセルと図4に示すSRAMセルとの対比では、図3に示すSRAMセルは、縦に30個、横に19個のグリッド点が必要であるのに対し、図4に示すSRAMセルは、縦に34個、横に23個のグリッド点が必要である。
上記説明より、本実施の形態の半導体装置は、オングリッド領域12にランダムなパターンを有する回路を形成し、オフグリッド領域13に規則性のあるパターンを有する回路が形成される。つまり、ランダムなパターンを有する回路をオングリッド設計(グリッドに基づいたパターニング)とすることで、パターンの幅とパターンの間隔との種類を減らすことが可能である。これによって、OPC処理の労力を削減し、マスク作成時間を短縮することが可能である。なお、本実施の形態の半導体装置は、例えば、最小パターンが65nm以下の製造プロセスによって製造される。最小パターン幅が65nm以下の製造プロセスにおいては、OPC処理が必要である。従って、このような製造プロセスで用いられるパターンを形成する場合に本発明はより顕著な効果を奏する。
一方、規則性のあるパターンを有する回路をオフグリッド設計(グリッド点によらず、配線ルールに基づいたパターニング)とすることで、回路のレイアウト面積を削減することが可能である。このオフグリッド領域13に配置するレイアウトセルは、予め実験等によって回路動作が確認されたものであることが好ましい。動作確認されていないレイアウトセルでは、OPCの不具合等によって、回路が正しく動作しない可能性がある。また、オフグリッド設計によってパターニングされ、回路動作が確認されたレイアウトセルは、ライブラリ等にデータとして登録することで、その他の半導体装置の設計で使用することが可能である。
また、本実施の形態において、オフグリッド領域13に配置されるパターンにおいて、オングリッド領域12のパターンと接続される配線は、レイアウトセルの外周部分においてオングリッド設計とされる。これによって、オフグリッド領域13のパターンとオングリッド領域12のパターンとをスムーズに接続することが可能である。また、オフグリッド領域12に形成されるレイアウトセルの外周辺は、グリッド点に基づいた外周辺となっていることが好ましい。オフグリッド設計されたレイアウトセルの外周辺がオングリッド設計となっていることで、オフグリッド設計されたレイアウトセルとオングリッド領域内のパターンとの間に無駄な領域が発生することを防止することが可能である。
ところで、オングリッド領域とオフグリッド領域とが混在する半導体装置を設計する場合においても、CAD(Computer Aided Design)ツール等を用いた自動配置配線を行うことが可能である。例えば、グリッド点の間隔とオフグリッド領域に配置するレイアウトセルとを予めCADツールに登録しておけばよい。この場合、CADツールに対して、グリッド点に基づいたレイアウトを実行するような制約を設けることで、グリッド点に基づいて素子を配置する自動配置配線を行うことが可能である。また、レイアウトされる回路中にオフグリッド設計されたレイアウトセルに該当する回路がある場合、登録されたレイアウトセルの中から該当するレイアウトセルを選択し、そのレイアウトセルを回路に基づき配置すればよい。
実施の形態2
実施の形態2にかかる半導体装置は、実施の形態1にかかる半導体装置と実質的に同じである。実施の形態1にかかる半導体装置のオフグリッド領域には、1つの機能回路を1つのレイアウト単位としたレイアウトセルを複数配置していた。これに対し、実施の形態2にかかる半導体装置のオフグリッド領域には、複数の機能回路を1つのレイアウト単位としたレイアウトセルを複数配置する。
実施の形態2にかかるレイアウトセル60の一例として、4つのSRAMセルを有するレイアウトセル60のレイアウトの概略図を図5に示す。図5に示すように、レイアウトセル60は、電源配線VDDを中心として対称となる領域にそれぞれ2つのSRAMセルが配置される。また、レイアウトセル60においても、レイアウトセルの外に配置される配線と接続されるパターンは、オングリッド設計とされる。さらに、レイアウトセル60の外周辺は、オングリッド設計となっている。
実施の形態2では、複数の機能回路を1つのレイアウトセルとすることで、複数のセル間で共通して使用できるパターンをまとめることが可能である。また、レイアウトセル内においてはオフグリッド設計が可能であるため、レイアウトセル内の機能回路パターン同士の間隔をオフグリッド設計することが可能である。これによって、実施の形態1と実施の形態2とで同じ数の機能回路をレイアウトする場合、実施の形態2のレイアウトセルは、実施の形態1にかかるレイアウトセルよりも無駄な領域を削減することが可能である。つまり、実施の形態2のレイアウトセルを用いることで、実施の形態2にかかる半導体装置は、実施の形態1よりもチップ面積を削減することが可能である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、レイアウトセルとして登録する回路はSRAMに限られたものではなく、センスアンプ等をレイアウトセルとして登録することも可能である。
実施の形態1にかかる半導体装置の概略図である。 図1の領域Aの拡大図である。 実施の形態1においてオフグリッド領域に形成されるレイアウトセルの一例を示す図である。 実施の形態1においてオングリッド領域に形成されるレイアウトセルの一例を示す図である。 実施の形態2においてオフグリッド領域に形成されるレイアウトセルの一例を示す図である。 従来の半導体装置においてグリッド点に基づき配置されるマスクパターンの一例を示す図である。
符号の説明
1 半導体装置
10 パッド
11 回路形成領域
12 オングリッド領域
13 オフグリッド領域
21、22 金属配線
23 ビア
24 拡散領域
25 ゲート電極
30 グリッド点
31 グリッド線
40、50、60 レイアウトセル
a グリッド間隔
b 最小パターン幅
c 最小パターン間距離
d、d' 包含距離
VDD 電源配線
VSS 接地配線
WL ワード線
BL ビット線
CL セル内配線

Claims (12)

  1. 格子状に配列されたグリッド点に基づきパターンが形成される第1の領域と、
    外周の形状が前記グリッド点に基づき規定されるレイアウトセルが複数形成される第2の領域とを有し、
    前記レイアウトセル内のパターンは、配線ルールに基づき形成され、前記レイアウトセル内のパターンのうち前記第1の領域内のパターンと接続されるパターンは、前記第1の領域との境界部分において前記グリッド点に基づき形成される半導体装置。
  2. 前記レイアウトセルは、それぞれ1つの機能回路、あるいは複数の機能回路を1つのレイアウト単位としたものであることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記レイアウトセルは、半導体装置において予め回路動作が確認され、設計において再利用可能なデータとして登録される機能回路であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記グリッド点が配置される間隔は、前記配線ルールに規定された値の整数倍の距離、あるいは半分の距離であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記配線ルールには、パターン間の間隔の最小値を規定する最小パターン間距離、あるいはパターンの幅の最小値を規定する最小パターン幅が予め設定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記第1の領域に配置されるパターンは、隣接する前記グリッド点の中点に前記パターンの外周辺が位置することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  7. 所定の間隔で格子状に規定されるグリッド点に基づきパターンが形成される素子を有する半導体装置の設計方法であって、
    前記半導体装置は、
    前記グリッド点に基づきパターンが形成される第1の領域と、
    外周の形状が前記グリッド点に基づき規定されるレイアウトセルが複数形成される第2の領域とを有し、
    前記レイアウトセル内のパターンを配線ルールに基づき形成し、
    前記レイアウトセル内のパターンのうち前記第1の領域内のパターンと接続されるパターンの前記第1の領域との境界部分を前記グリッド点に基づき形成する半導体装置の設計方法。
  8. 前記レイアウトセルは、それぞれ1つの機能回路、あるいは複数の機能回路1つのレイアウト単位としたものであることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の設計方法。
  9. 前記レイアウトセルは、半導体装置において予め回路動作が確認され、設計において再利用可能なデータとして登録される機能回路であることを特徴とする請求項7又は8に記載の半導体装置の設計方法。
  10. 前記グリッド点が配置される間隔は、前記配線ルールに規定された値の整数倍の距離、あるいは半分の距離であることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の半導体装置の設計方法。
  11. 前記配線ルールには、パターン間の間隔の最小値を規定する最小パターン間距離、あるいはパターンの幅の最小値を規定する最小パターン幅が予め設定されることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の半導体装置の設計方法。
  12. 前記第1の領域に配置されるパターンは、隣接する前記グリッド点の中点に前記パターンの外周辺が位置することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の設計方法。
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