JP2007309214A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン特性の低下を防止できるエンジンを提供する。
【解決手段】エンジンは、オイル100をクランクケース36に戻すためのオイルパイプ205が設けられた内燃機関であって、オイルパイプ205から噴出されたオイル100をクランクケース36内部のブロックスカート壁35に噴出させるための噴出部材200を備える。
【選択図】図9

Description

この発明は、内燃機関に関し、より特定的にはオイルで潤滑される内燃機関に関するものである。
従来、内燃機関は、たとえば特開2005−264917号公報(特許文献1)、特許第3136541号公報(特許文献2)、実開平5−66229号公報(特許文献3)、特開2001−65326号公報(特許文献4)に開示されている。
特開2005−264917号公報 特許第3136541号公報 実開平5−66229号公報 特開2001−65326号公報
従来の内燃機関では、たとえば特許文献1において、排気ブレーキと、ターボ過給機と、エンジン本体部と吸気通路と連通するブローバイガス還流通路と、ブローバイガス還流通路に介挿されるブリーザーおよび圧力制御弁と、ターボ過給機とエンジン本体部とを連通するターボ過給機用潤滑油戻し通路に設けられるターボ過給機用ブリーザーと、ターボ過給機用ブリーザーのブローバイガスを吸気通路に還流させるブローバイガス吸気戻し通路と、排気ブレーキの作動時にブローバイガス吸気戻し通路に設けられる通路開閉弁を開弁し排気ブレーキの非作動時に通路開閉弁を閉弁するバルブ開閉手段とを備える技術が開示されている。
このような従来の技術ではクランクケース内にオイルを戻すときに、クランクケース内部に備えたコンロッドなどの回転体に直接オイルが噴出された場合に、クランクケース内部でオイルが攪拌されてPCV(Positive Crankcase Ventilation)オイルの持ち去り量が増加する。これにより吸気系へのオイルの流出や回転体に干渉するオイルによるフリクションの増加の要因となる。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、クランクケースに戻されたオイルがエンジン特性に悪影響を及ぼすことを防止できる構造の内燃機関を提供することを目的とする。
この発明に従った内燃機関は、オイルをクランクケースに戻すためのオイル通路が設けられた内燃機関であって、オイル通路から噴出されたオイルをクランクケース内部の壁面に噴出させるための噴出部材を備える。
このように構成された内燃機関では、オイル通路から噴出されたオイルをクランクケース内部の壁面に噴出させるための噴出部材を設けることにより、オイルがクランクケース内部の回転体に直接噴射されてクランクケース内部で攪拌されることを防ぐことが可能となる。その結果、攪拌されたオイルミストがPCV通路に流入することにより生じるPCVオイルの持ち去りを低減する。また、オイルが回転体に干渉することを防ぐので、回転体へのフリクションを低減できる。その結果良好な特性を有する内燃機関を提供することができる。
好ましくは、噴出部材は、オイル通路からクランクケース内に突出した突出部を含む。突出部にはクランクケース内壁近傍に開口部が設けられる。
好ましくは、突出部はオイル通路に内接する円筒体であり、開口部は円筒体の円周方向を長径とする長孔形状である。
好ましくは、クランクケースの上下方向に対して垂直に延びるオイル通路が設けられている。
好ましくは、過給機からクランクケースにオイルを戻すオイル通路が設けられている。
好ましくは、オイル通路はオイルパイプを含む。
この発明に従えば、内燃機関の特性を悪化させることがない構造を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従った内燃機関の断面図である。図1を参照して、内燃機関としてのエンジンはエンジンブロック30を有する。エンジンブロック30内には複数のピストン10と、ピストン10の往復運動をクランクシャフト40に伝えるコネクティングロッド20とが設けられる。ピストン10が往復運動すると、この往復運動がコネクティングロッド20により回転運動に変換されクランクシャフト40が回転する。
複数のピストン10は所定の方向に沿って配列されている。エンジンの形状として、直列型、V型、W型または水平対向型などのさまざまな形状を採用することが可能である。
さらに、冷却方式としては水冷式および空冷式の方法を採用することが可能である。また、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンに本発明を用いてもよい。さらに、内燃機関以外の動力源を組合せた、いわゆるハイブリッド自動車に本発明のエンジンを適用してもよい。
シリンダ33内にピストン10が嵌め合わされ、ピストン10は燃焼室を構成する凹部13が設けられている。この実施の形態では、凹部13内で燃焼が行なわれる、いわゆるディーゼルエンジンの例を示している。ピストン10には凹部13の周囲にオイル通路11が設けられる。オイル通路11にはオイルが噴射され、ピストン10で発生した熱を除去することが可能である。
シリンダ33に空気を導入し、かつ燃焼後のガスを排気するためのバルブ45が設けられる。バルブ45が開閉することにより、空気の供給または燃焼ガスの排出を行なうことが可能である。
バルブ45が設けられるシリンダヘッド39はエンジンブロック30上に取付けられ、バルブ45およびカムシャフトなどのさまざまな機器を保持する。シリンダヘッド39に設けられたバルブおよびカムシャフトなどの駆動部品はオイルにより潤滑されている。
シリンダブロックを構成するエンジンブロック30には、シリンダヘッド39内のオイルをオイルパン(図示せず)に戻すためのオイル戻し孔31が設けられている。オイル戻し孔31は複数本設けられ、それぞれが互いに距離を隔ててかつ平行に延びるように配置されている。
エンジンブロック30には、ピストン10の下面12にオイルを噴射するためのオイルジェット110が設けられている。オイルジェット110にはオイルポンプから油圧が供給され、これによりピストン10のオイル通路11に向かってオイルを噴射する。
エンジンブロック30には、また、整流部材120が設けられている。整流部材120はオイル戻し孔31からクランクシャフト40へ向かって流れるオイルがクランクシャフト40に直接当たることを防止するためのオイル案内板である。
噴出部材200がエンジンブロック30のジャーナル壁38近傍に設けられる。噴出部材200は、たとえばターボチャージャを潤滑したオイルをクランクケース内に戻すための部材である。なお、この実施の形態ではオイルジェット110から離れた位置に噴出部材200が設けられているが、これに限られるものではなく、オイルジェット110側に噴出部材200が設けられていてもよい。
さらに、この実施の形態では、1つのみの噴出部材200が設けられているが、複数の噴出部材200を設けてもよい。
図2は、この発明に従った噴出部材を有する内燃機関の油圧回路を説明するための図である。図2を参照して、油圧回路では、エンジンブロック下部に設けられるオイルパン130にオイルが溜められる。オイルパン130で溜められたオイルは異物を除去するためのオイルストレーナ131を経てオイルポンプ132へ供給される。オイルポンプ132はエンジンの動力により駆動し、オイルを加圧する。加圧されたオイルはオイルクーラー133で冷却される。冷却後のオイルがオイルフィルタ134によりろ過される。
オイルフィルタ134を通過した油圧が加えられたオイルはオイルホール140に供給される。オイルホール140はエンジン内のさまざまな部分に延びており、1つはチェーンテンショナ197を潤滑してオイルパン130へ戻される。
また、オイルホール140のオイルはシリンダヘッド39を潤滑し、さらにシリンダヘッドに設けられたカムシャフトジャーナル194を潤滑する。カムシャフトジャーナル194を潤滑したオイルの一部はオイルパン130に戻される。残りのオイルはロッカーアーム196、バキュームポンプ195およびサプライポンプ199を潤滑する。
オイルホール140のオイルはオイルジェット110に送られる。オイルジェット110がオイルをピストン10に向かって噴出することにより、オイルがピストン10を潤滑および冷却する。ピストン10に噴出されたオイルはオイルパン130へ落ちる。
オイルホール140のオイルはクランクジャーナル191を潤滑し、さらにコネクティングロッド20へ導かれる。コネクティングロッド20を潤滑したオイルはオイルパン130に落とされる。
また、クランクジャーナル191を潤滑したオイルの一部がオイルジェット192へ導かれ、さらにタイミングチェーン193を潤滑する。
さらに、オイルホール140のオイルはターボチャージャ190を潤滑する。潤滑後のオイルがオイルパイプ205を通じて噴出部材200へ供給され、噴出部材200がオイルパン130へオイルを戻す。
図3は、図1で示す噴出部材を詳細に示す断面図である。図3を参照して、噴出部材200は円筒状の突出部201を有する。突出部201の内部にはオイル100が充填されている。この実施の形態では、突出部201は円筒形状であるが、角筒形状、または楕円筒形状とされていてもよい。突出部201は内部が中空構造であり、その内部をオイルが通過することが可能な形状であればよい。
突出部201の一部分が切欠かれて開口部203を構成している。開口部203の形状は楕円形状、または角型または円形などのさまざまな形状であってよい。開口部203から矢印204で示す方向にオイル100が噴出する。このとき、オイル100はジャーナル壁38を伝ってオイルパンへ落ちる。
図4は、噴出部材の斜視図である。図4を参照して、噴出部材200は、エンジンブロック30に取付けられるフランジ部202と、フランジ部202から突出した突出部201とを有する。フランジ部202にオイルパイプ205が差込まれ、そのオイルパイプ205の内周面側に突出部201を構成するパイプが差込まれている。突出部201はオイルパイプ205に嵌合している。突出部201には長孔形状の開口部203が設けられており、開口部203から矢印204で示す方向にオイルが噴出する。
なお、この実施の形態では突出部201の径が一定であるが、この径は必ずしも一定である必要はなく、突出部201の径はフランジ部202から遠ざかるにつれて大きくなるか、または反対にフランジ部202から遠ざかるにつれて小さくなっていてもよい。
また、開口部203も長孔形状であるが、この形状についても特に限定されず、円形状または正方形状であってもよい。
図5は、図4中のV−V線に沿った断面図である。図5を参照して、板状のフランジ部202の一方側に突出部201が設けられ、他方側にオイルパイプ205が嵌め合わせられる。外周側にオイルパイプ205が設けられ、内周側に突出部201が設けられる。突出部201とオイルパイプ205との接触面はシール部材などでシールがなされていてもよい。さらに、フランジ部202とオイルパイプ205との界面もシール部材などでシールがなされていてもよい。
図5で示すように、オイルパイプ205および突出部201の延びる方向とほぼ直交して延びるように長孔形状の開口部203が設けられているが、開口部203の形状はこれに限られるものではなく、オイルパイプ205および突出部201が延びる方向に対して傾斜するように開口部203が設けられていてもよい。
図6は、図3中のVI−VI線に沿った断面図である。図6を参照して、オイル戻し孔31から矢印101で示す方向にオイル100が流れる。このとき、整流部材120がオイル100を案内するため、矢印Rで示す方向に回転する回転体としてのクランクシャフト40に直接オイル100が当たることを防止することができる。整流部材120は円弧状に湾曲しており、この湾曲方向に沿ってオイル100が流れる。クランクシャフト40はコネクティングロッド20に接続される。コネクティングロッド20は往復運動するピストン10に接続される。
また、エンジンブロック30には噴出部材200が取付けられる。噴出部材200の突出部201がクランクケース36内に突出しており、突出部201の先端に設けられた開口部203からは矢印204で示す方向にオイルが噴出される。なおこのオイルはジャーナル壁38に沿って流れる。噴出部材200はオイルパイプ205を有し、オイルパイプ205はターボチャージャ190に接続されて、ターボチャージャ190からオイル100が供給される。オイルパイプ205はエンジンブロック30の上下方向に対して直交する方向に延びる横管205aを有し、横管205aがフランジ部202に突き刺さる形状とされている。
フランジ部202はエンジンブロック30の肉厚部分に固定されている。なお、オイルパイプ205の接続先はターボチャージャ190だけでなく、オイルにより潤滑される別の補機類であってもよい。また、エンジンブロック30上に載置されるオイルコントロールバルブなどであってもよい。
図7は、図1中のVII−VII線に沿った断面図である。図7で示す断面では、オイルジェット110が現われる。オイルジェット110は、オイルジェット本体111とノズル112とにより構成され、ベース体113に取付けられる。オイルホール140にオイルジェット本体111が接続され、オイルホール140からオイルジェット本体111に油圧が供給される。供給されたオイルがノズル112からピストン10へ向かって噴射される。
このように構成された実施の形態1に従ったエンジンでは、オイル100をクランクケース36へ戻すためのオイル通路としてのオイルパイプ205が設けられた内燃機関であって、オイル通路としてのオイルパイプ205から噴出されたオイルをクランクケース36内部のジャーナル壁38に噴出されるための噴出部材200を備える。噴出部材200は、オイルパイプ205からクランクケース36内に突出した突出部201を含み、突出部201にはクランクケース内のジャーナル壁38の近傍に開口部203が設けられている。突出部201はオイルパイプ205に内接する円筒体であり、開口部203は突出部201を構成する円筒体の円周方向を長径とする長孔形状である。
クランクケース36の上下方向に対して垂直に延びる横管205aを有するオイルパイプ205が設けられている。過給機としてのターボチャージャ190からクランクケース36にオイル100を戻すオイルパイプ205が設けられている。また、ターボチャージャ190はスーパーチャージャなどの他の過給機で置き換えられていてもよい。すなわち開口部203の位置はできるだけジャーナル壁38の近傍とする。オイルパイプ205を延長したような形状とし、この先端部が突出部201としてクランクケース36内へ突出する。突出部201の先端は閉じた形状とし、ジャーナル壁38に向かって開口部203を設ける。突出部201の形状については、オイルパイプ205と別体としているが、これに限られず、オイルパイプ205がクランクケース36内まで延び、このオイルパイプ205に開口部203が設けられていてもよい。
この発明に従えば、ジャーナル壁38に沿ってオイル100を流すことにより、回転物としてのクランクシャフト40およびコネクティングロッド20とオイル100が干渉することを防止する。これによりオイル100の攪拌を抑制できる。さらに、ジャーナル壁38に付着したオイルはミストになり難いため、PCVに流入することがない。
さらに、Oリングによるサイドシールが可能となり、原価低減が可能となる。また、パイプ組付け時のガイドとして利用でき、スタッドボルト等が削減できる。
(実施の形態2)
図8は、この発明の実施の形態2に従った噴出部材を有する内燃機関の断面図である。図9は、図8中のIX−IX線に沿った断面図である。図8および図9を参照して、この発明の実施の形態2に従った噴出部材200では、図9で示す横断面においてブロックスカート壁35に向かって矢印204で示す方向にオイル100が流れる。オイル100はブロックスカート壁35に沿ってクランクケース36内に流れ、最終的にはオイルパンへ到達する。実施の形態1に従った突出部201よりも実施の形態2に従った突出部201の突出量が小さくされている。これは開口部203から噴出されたオイル100がブロックスカート壁35へ沿って流れやすくするためである。
すなわち、実施の形態1ではジャーナル壁38に沿ってオイル100を流していたのに対し、実施の形態2では、エンジンブロック30のブロックスカート壁35に沿ってオイル100を流している。開口部203は、ブロックスカート壁35の近傍に設けられ、ブロックスカート壁35に沿ってオイルが流れるように、車両に搭載された状態で、開口部203が下向きに開口するように配置される。
(実施の形態3)
図10は、この発明の実施の形態3に従った内燃機関の断面図である。図10を参照して、この発明の実施の形態3では、オイル戻し孔31と平行に延びる縦孔301が設けられ、この縦孔301に噴出部材200が接続されている点で、実施の形態1および2に従ったエンジンと異なる。オイル戻し孔31からは矢印302で示す方向にブローバイガスが流れている。なお、この点については実施の形態1および2でも同様である。縦孔301はブロックスカート壁35の内側に延びており、噴出部材200から供給されたオイル100が矢印204で示す方向に流れる。
このように構成された実施の形態1に従ったエンジンでは、突出部201から排出されるオイル100はジャーナル壁38を伝って下側へ流れる。すなわち、実施の形態3ではシリンダヘッド39からのオイルの戻し孔31と並んだ外側に専用の通路としての縦孔を設ける。この通路はエンジンブロック30の下面から射貫きで形成され、側面より開口している。先のヘッドからの戻し孔31に対して完全に仕切られている。ターボチャージャ190からはオイルパイプ205でエンジンブロック30側面に締結される。これによれば、従来設定されているオイル戻し孔31への影響がなく、ターボチャージャ190からのオイル100をスムーズにオイルパンへ戻すことが可能となる。これによりオイルの攪拌の発生を防止し、PCVによるオイルの持ち去りを防ぐことができる。さらに、フリクションも低減できる。
また、ジャーナル部を横に設定できることにより、ブロックスカート部より内側に設定でき、エンジン外側への張出しが少なく、エンジンがコンパクトになる。さらに、周辺部品の搭載度が増す。
なお、実施の形態1から3において整流部材120は必ずしも設けられていなくてもよい。縦孔301とオイル戻し孔31とはほぼ平行に延びており、縦孔301下でオイル戻し孔31から流れてきた矢印101で示す方向に流れるオイルと縦孔301内を矢印204で示す方向に流れてきたオイルとが合流する。オイル100はブロックスカート壁35に沿って流れる。これにより、オイル100がクランクシャフト40およびコネクティングロッド20によって攪拌されることを防止できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1に従った内燃機関の断面図である。 この発明に従った噴出部材を有する内燃機関の油圧回路を説明するための図である。 図1で示す噴出部材を詳細に示す断面図である。 噴出部材の斜視図である。 図4中のV−V線に沿った断面図である。 図3中のVI−VI線に沿った断面図である。 図1中のVII−VII線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態2に従った噴出部材を有する内燃機関の断面図である。 図8中のIX−IX線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態3に従った内燃機関の断面図である。
符号の説明
10 ピストン、11 オイル通路、12 下面、13 凹部、20 コネクティングロッド、30 エンジンブロック、31 オイル戻し孔、33 シリンダ、35 ブロックスカート壁、38 ジャーナル壁、39 シリンダヘッド、40 クランクシャフト、45 バルブ、100 オイル、110 オイルジェット、111 オイルジェット本体、112 ノズル、120 整流部材、130 オイルパン、131 オイルストレーナ、132 オイルポンプ、133 オイルクーラー、134 オイルフィルタ、140 オイルホール、190 ターボチャージャ、191 クランクシャフトジャーナル、192 オイルジェット、193 タイミングチェーン、194 カムシャフトジャーナル、195 バキュームポンプ、196 ロッカーアーム、197 チェーンテンショナ、199 サプライポンプ、200 噴出部材、201 突出部、202 フランジ部、203 開口部、205 オイルパイプ。

Claims (6)

  1. オイルをクランクケースに戻すためのオイル通路が設けられた内燃機関であって、
    前記オイル通路から噴出されたオイルをクランクケース内部の壁面に噴出させるための噴出部材を備えた、内燃機関。
  2. 前記噴出部材は、前記オイル通路から前記クランクケース内に突出した突出部を含み、前記突出部には前記クランクケース内壁近傍に開口部が設けられる、請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記突出部は前記オイル通路に内接する円筒体であり、前記開口部は前記円筒体の円周方向を長径とする長孔形状である、請求項2に記載の内燃機関。
  4. 前記クランクケースの上下方向に対して垂直に延びる前記オイル通路が設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関。
  5. 過給機から前記クランクケースにオイルを戻す前記オイル通路が設けられている、請求項1から4のいずれか1項に記載の内燃機関。
  6. 前記オイル通路はオイルパイプを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の内燃機関。
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