JP2007308981A - 天井点検口 - Google Patents

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JP2007308981A JP2006139629A JP2006139629A JP2007308981A JP 2007308981 A JP2007308981 A JP 2007308981A JP 2006139629 A JP2006139629 A JP 2006139629A JP 2006139629 A JP2006139629 A JP 2006139629A JP 2007308981 A JP2007308981 A JP 2007308981A
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JP2006139629A
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Seijiro Tai
誠二郎 田井
Katsunobu Fujikawa
克信 藤川
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Daiken Co Ltd
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Abstract

【課題】少ない部品点数で内枠に天井仕上板を簡単な作業で取り付けできるようにした天井点検口を提供する。
【解決手段】天井板2の開口部2aに嵌められて建物側に固定されるアルミニウム製の方形状の外枠1内に、外枠1の内部空間を開閉するように内枠3が回動自在に枢結され、前記内枠3には立ち上がり壁4の上下方向中間部より僅かに位置をずらして立ち上がり壁4の内面に水平に立ち上がり壁4の内周に沿ってボード支持板7が設けられており、このボード支持板7の少なくとも裏面に前記天井板2と同じ材料のボード12が当てがわれてボード支持板7にビス13止めした。
【選択図】図5

Description

本発明は、天井点検口に関するものである。
従来のこの種天井点検口としては例えば特許文献1に開示されているものが知られている。この特許文献1に開示されている天井点検口は、方形状の外枠内に内枠条片を方形状に枠組した内枠が回動自在に嵌合され、該内枠下部に天井仕上板が配設され、該天井仕上板の上面に該天井仕上板を止着する天井下地板が配設される天井点検口において、該天井下地板の周縁部を、該内枠条片の内側面に高さ方向調整自在に一方突縁を取付けた下側L字状金具の他方突縁と、同様に該内枠条片の内側面に高さ方向調整自在に一方突縁を取付けた上側L字状金具の他方突縁とで挟持し、該天井下地板の下面に天井仕上板を止着したものである。
特開2002−349054号公報
上記特許文献1に記載の天井点検口の構成では、内枠に天井仕上板を配設するために必ず天井下地板が必要であり、また前記天井下地板を支持するために天井下地板を挟持するための下側L字状金具と上側L字状金具が必要であり、部品点数が多くなるとともに、組立て工数も多くなり、コストアップになるという問題があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、少ない部品点数で内枠に天井仕上板を簡単な作業で取り付けできるようにした天井点検口を提供することにある。
本発明の請求項1に記載の天井点検口は、天井板の開口部に嵌められて建物側に固定されるアルミニウム製の方形状の外枠内に、外枠の内部空間を開閉するように内枠が回動自在に枢結され、前記内枠には立ち上がり壁の上下方向中間部より僅かに位置をずらして立ち上がり壁の内面に水平に立ち上がり壁の内周に沿ってボード支持板が設けられており、このボード支持板の少なくとも裏面に前記天井板と同じ材料のボードが当てがわれてボード支持板にビス止めしてなることを特徴とする。
請求項2に記載の天井点検口は、2枚の厚みの異なるボードによりボード支持板をサンドイッチ状に挟み、2枚のボード同士を接着剤で接合させた状態でボード支持板にビス止めしてなることを特徴とする。
以上のように、本発明の天井点検口は、内枠の立ち上がり壁の上下方向中間部より僅かに位置をずらして立ち上がり壁の内面に水平に立ち上がり壁の内周に沿ってボード支持板が設けられていることにより、厚みの異なる2種類のボードの内、薄手のボードのみを使用する場合および厚みの異なる2種類のボードを使用する場合と、厚手のボードのみを使用する場合とで内枠を上下反転させて使い分けることができ、少ない部品点数で内枠に天井仕上板を簡単な作業で取り付けられる天井点検口を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図8を用いて具体的に説明する。
図において、1は天井板2の開口部2aに嵌められて建物側に固定されるアルミニウム製のほぼ逆T字状の型材を方形に組み立ててなる外枠で、この外枠1の内部空間を開閉するように内枠3が設けられている。この内枠3もアルミニウム製の型材を方形に組み立ててなるものであり、この内枠3の型材は立ち上がり壁4の上下両端に外向きの折れ曲がり部5,6が形成されているが、立ち上がり壁4の上下両端における内側には折れ曲がり部などは形成されていない。なお、内枠3の立ち上がり壁4の上下方向中間部より僅かに位置をずらして立ち上がり壁4の内面に水平に立ち上がり壁4の内周に沿ってボード支持板7が設けられている。前記外枠1の型材は立ち上がり壁8の上端に外枠1の内部空間側への折れ曲がり部9が形成されており、下端には内外にほぼ水平に張り出す板部10,11が形成されている。そして、外枠1の下端の外側に張り出す板部11の上端が前記天井板2の下面に当接した状態で外枠1が吊り下げられている。前記内枠3はボード支持板7の裏面に前記天井板2と同じ材料のボード12が当てがわれてボード12の下面よりボード支持板7にビス13止めした状態で前記外枠1に回動自在に枢結される。詳しくは、内枠3には1組の対向する立ち上がり壁4,4の長さ方向一端近傍部外面に一対の回転部材14,14が設けられ、この回転部材14,14を外枠1の1組の対向する立ち上がり壁8,8の長さ方向一端近傍部内面に取り付けられる回転受け部材15,15に嵌め込み、内枠3を外枠1に対し回動自在に枢結している。内枠3は外枠1に対し下向きに回動して外枠1の内部空間が開かれ、その状態から内枠3を閉じる方向に上向きに回動させることにより外枠1の内部空間が閉じられる。内枠3で外枠1の内部空間が閉じられた状態において内枠3の上端が当接するように外枠1の1組の対向する立ち上がり壁8,8の長さ方向他端近傍部内面に当接金具16,16が設けられており、内枠3の上端がこの当接金具16,16に当接した状態において外枠1の内部空間が閉じられ、内枠3の1組の対向する立ち上がり壁8,8の長さ方向他端部間を繋ぐ立ち上がり壁4の内側に設けたロック手段17の軸部18の下端にドライバーの先端などを係合させて軸部18を回転させることにより軸部18の上端に設けた係止片19も回転して外枠1の上端に係止片19の先端が係止し内枠3の下向きの回動を止め、外枠1の内部空間の閉塞状態を保持できるようになっている。
ところで、内枠3のボード支持板7の裏面に吊り下げ状態でビス13止めにより取り付けられるボード12およびボード支持板7には前記ロック手段17の位置で切り欠かれて
いる。20,21はボード12およびボード支持板7に形成された切り欠き部である。
内枠3には前述のように内枠3の立ち上がり壁4の上下方向中間部より僅かに位置をずらして立ち上がり壁4の内面に水平に立ち上がり壁4の内周に沿ってボード支持板7が設けられており、図5ではボード支持板7が立ち上がり壁4の上下方向中間部より僅かに下に位置するように内枠3を下に向けた状態とし、この内枠3のボード支持板7に下から薄手のボード12を当てがいビス13止めした状態を示している。
図7は図5に示す内枠3を上下反転させてボード支持板7が立ち上がり壁4の上下方向中間部より僅かに上に位置するように内枠3を下に向けた状態とし、この内枠3のボード支持板7に下から厚手のボード12を当てがいビス13止めした状態を示している。
図8は図5に示す状態と同様にボード支持板7が立ち上がり壁4の上下方向中間部より僅かに下に位置するように内枠3を下に向けた状態とし、ボード支持板7の下側に薄手のボード12を当てがい、ボード支持板7の上側に厚手のボード12を当てがって2枚のボード12によりボード支持板7をサンドイッチ状に挟み、2枚のボード12同士を接着剤で接合させ、かかる状態で厚手のボード12の上からボード支持板7にビス13止めして2枚のボード12を内枠3に取り付けた状態を示している。
要するに、前記内枠3は厚みの異なる2種類のボード12の内、薄手のボード12のみを使用する場合および厚みの異なる2種類のボード12を使用する場合と、厚手のボード12のみを使用する場合とで上下反転させるなどして使い分けるものである。なお、ボード支持板7の裏面に取り付けられるボード12の下面は前記天井板2の下面と同レベル高さに揃うように構成されている。
そして、何れの場合も前記ロック手段17はドライバーの先端などを係合させる軸部18の下端が下に向くように内枠3にセットされるもので、図5に示す状態から図7に示す状態に内枠3を上下反転させる場合はロック手段17は付け替えられる。
本発明の一実施の形態における外枠および内枠の分解斜視図である。 同外枠の要部拡大斜視図である。 同内枠の要部拡大斜視図である。 同ボードを取り付けた内枠を外枠にセットした状態を下方から見た斜視図である。 図4のA部拡大断面図である。 図4のB部拡大断面図である。 同厚みの異なるボードを内枠に取り付けた拡大断面図である。 同厚みの異なる2種類のボードを内枠に取り付けた拡大断面図である。
符号の説明
1 外枠
2 天井板
2a 開口部
3 内枠
4 立ち上がり壁
5,6 折れ曲がり部
7 ボード支持板
8 立ち上がり壁
9 折れ曲がり部
10,11 板部
12 ボード
13 ビス
14 回転部材
15 回転受け部材
16 当接金具
17 ロック手段
18 軸部
19 係止片

Claims (2)

  1. 天井板の開口部に嵌められて建物側に固定されるアルミニウム製の方形状の外枠内に、外枠の内部空間を開閉するように内枠が回動自在に枢結され、前記内枠には立ち上がり壁の上下方向中間部より僅かに位置をずらして立ち上がり壁の内面に水平に立ち上がり壁の内周に沿ってボード支持板が設けられており、このボード支持板の少なくとも裏面に前記天井板と同じ材料のボードが当てがわれてボード支持板にビス止めしてなることを特徴とする天井点検口。
  2. 2枚の厚みの異なるボードによりボード支持板をサンドイッチ状に挟み、2枚のボード同士を接着剤で接合させた状態でボード支持板にビス止めしてなることを特徴とする請求項1に記載の天井点検口。
JP2006139629A 2006-05-19 2006-05-19 天井点検口 Pending JP2007308981A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2381050A1 (fr) * 2010-04-23 2011-10-26 Vincent Damour Dispositif de verrouillage d'un ouvrant sur un cadre
KR101748086B1 (ko) * 2016-07-20 2017-06-15 권춘화 천장점검구
KR102690726B1 (ko) * 2022-12-16 2024-08-05 주식회사 락소 저중량 히든 점검구

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