JP4855426B2 - 建具体 - Google Patents
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Description
この建具体は、上框(上枠材)、下框(下枠材)、左右の縦框(縦枠材)を方形状に連結した枠体(パネル枠)に、面材ユニット(パネル製ユニット本体)を装着してある。その面材ユニットは、上・下、縦面材支持枠(額縁構成材)を方形状に連結した面材支持枠(額縁)に面材(パネル)を装着したもので、その各面支持枠材が各框の内向凹部に嵌合して取付けてある。
前記枠体は、本体と内向突部を備え相対向した第1框、第2框と、内向凹部を備え相対向した第3框、第4框を方形状に連結し、
前記面材支持枠は、面材取付部と框取付部を備え、その框取付部に外向凹部を有した相対向した第1面材支持材、第2面材支持材と、面材取付部と框取付部を備え相対向した第3面材支持材、第4面材支持材を方形状に連結し、
前記第1・第2面材支持材の框取付部の外向凹部に第1・第2框の内向突部を嵌合して連結し、
前記第3・第4面材支持材の框取付部を、第3・第4框の内向凹部に嵌合して連結したことを特徴とする建具体である。
第1・第2框の表面が第1・第2面材支持材の表面で覆われ、第3・第4面材支持材の表面が第3・第4框の表面で覆うことができる。
このようにすれば、枠体と面材支持枠とが重なり合って連結しているので、建具体における枠体と面材支持枠の露出する面積を小さくして面材を大きく見せることができ、建具体の表面の見栄えが良くなる。
前記内側部分の見込み寸法は、面材取付部の見込み寸法よりも小さく、面材がこの内側部分の面外方向外側に位置して取付けることができる。
このようにすれば、面材を大きくすることができる。
前記第3・第4面材支持材の面材支持片が第3・第4框の内向凹部内に嵌まり込んで、その面材支持片が第3・第4框の表面で覆われるようにできる。
このようにすれば、第3・第4面材支持材が第3・第4框で覆われて見えないので、見栄えが良い。
よって、表面の見栄えが良い。
また、相対向した第1・第2面材支持材の框取付部の外向凹部に第1・第2框の内向突部を嵌合して連結され、第3・第4面材支持材の框取付部が相対向した第3・第4框の内向凹部に嵌合して連結されるので、強固に連結され、枠体に面材ユニットをしっかりと取付けできる。
前記建具体2は、枠体3に面材ユニット4を装着してある。
前記面材ユニット4は面材支持枠5に面材6を装着したものである。
前記建具枠1は、上枠10と下枠11と左縦枠12と右縦枠13を方形状に連結してある。この実施の形態では下枠11は床面としてある。
前記面材支持枠5は、相対向した第1面材支持材、例えば上面材支持材30と、第2面材支持材、例えば下面材支持材31及び、相対向した第3面材支持材、例えば左面材支持材32と、第4面材支持材、例えば右面材支持材33を方形状に連結してある。
前記面材6はガラスであるが、パネルでも良い。
前記上面材支持材30と下面材支持材31は図2に示すように、面材取付部34と、この面材取付部34の面内方向外側に設けた框取付部35を備え、この框取付部35は面内方向外側に開口した外向凹部35aを有している。
前記左縦框22、右縦框23は図3に示すように、面内方向内側に、面内方向内側に向けて開口した内向凹部26を有している。
前記左面材支持材32、右面材支持材33は、面材取付部36と、この面材取付部36の面内方向外側に設けた框取付部37を有している。
前述の面内方向とは室内外側方向(見込み方向)と直交した上下、左右方向で、面内方向内側とは対向した框に向かう側(例えば、左縦框22における面内方向内側は、左右方向で右縦框23側)で、面内方向外側とは対向した框に向かう側と反対側(例えば、左縦框22における面内方向外側は、左右方向で右縦框23側とは反対側)である。
前記各面材6の表面6bは、各面材取付部34,36の表面よりも面外方向(室内外側方向)の内側寄りである。
前記面材取付部34,36の表面とは、面材取付部34,36における最も面外方向外側寄りの表面(後述する面材支持片38,39の表面)である。
前記下面材支持材31の外向凹部35aに下框21の内向突部25が嵌合して下面材支持材31と下框21が連結され、前記面材取付部34の表面(面材支持片38の表面)と面材6の表面6bとの段差bが外部に露出する。
このようであるから、左右面材支持材32,33が左右縦框22,23にそれぞれ嵌合して強固に支持されるので、面材ユニット4が枠体3にしっかりと支持される。
また、建具体2の左右の縦部においては、左右縦框22,23の表面22a,23aと面材6の表面6bとの間に前記段差a,bよりも大きな段差cが生じ、その段差cが見える。
前記左縦框22にハンドル8が取付けてある。
これに限ることはなく、面材取付部34,36の面外方向一側、他側のどちらか一方にのみ面材6を取付けても良い。
前記下框21の本体24は図4に示すように横片24aの室内外側端に室内側鉤片24b、室外側鉤片24cをそれぞれ有して面内方向外側に開口した凹部24dを有している。
前記内向突部25は、前記本体24に設けた室内側片25aと室外側片25b、この室内側片25aと室外側片25bを連結する連結片25cを備え、その室内側片25a、室外側片25bはクランク形状に折曲して見込み寸法の大きな面内方向外側の外側部分25−1と、この外側部分25−1よりも見込み寸法の小さな面内方向内側の内側部分25−2を有したほぼ山形状である。見込み寸法とは面外方向(室内外側方向)の寸法である。
前記外側部分25−1の室内外側面よりも本体24の室内外側鉤片24b,24cが面外方向の外側(室内側、室外側)に位置している。
前記連結片25cにビスホール25dが形成してある。
以上の構成により、内向突部25を外側部分25−1と内側部分25−2とで山形形状(凸形状)とし、内側部分25−2よりも面外方向外側の位置に面材取付部34,36の取付面34a,36aが位置する。
従って、ピボットヒンジ7を固定するための平板状の裏板7aを挿入できるスペースを外側部分25−1で確保でき、ビスホール25dを設けるスペースを内側部分25−2で確保でき、そして内側部分25−2と面材6の端部とが面外方向において重なるように配置できるため、面材6を大きしつつビスホール25d、ピボットヒンジ7の裏板7aを設ける部位をコンパクトに配置して形成できる。
これによって、左縦框22の室内側板27、室外側板28の下端面が下框21の本体24の室内側鉤片24b、室外側鉤片24dの折曲部に当接して左縦框22の表面22aと室内外側鉤片24b,24cの表面が面一に連続する。
なお、右縦框23と下框21、左縦框22と上框20、右縦框22と上框20は前述と同様に連結される。
更に、前記下面材支持材31には、室内側板34b及び室外側板34cの面内方向外側端部から更に面外方向外側へ延出した第1垂直板34gと、第1垂直板34gの面内方向外側端部から面外方向外側に延出した水平板34hと、水平板34hの面外方向外側端部から面内方向内側に延出した面材支持片38と、水平板34hの面外方向外側端部から面内方向外側に延出した第2垂直板34iとが形成してある。
前記下面材支持材31の面材取付部34の略U字状の取付面34aは、第1垂直板34gの面外方向外側面と、水平板34hの面内方向内側面と、面材支持片38の面外方向内側面とで構成されている。
この取付面34aの内、第1垂直板34gの面外方向外側面(前述の接着面)に接着剤等を塗布することで、面材6を面材取付部34と接着固定している。
前記框取付部35は、外側板34e、水平板34hの面内方向外側面と、第1垂直板34g、第2垂直板34iの面外方向内側面と、第2垂直板34iの面内方向外側面とで構成されている。
第1垂直板34gと水平板34hと第2垂直板34iとで下框21の内向突部25の室内側片25a、室外側片25bと同様にクランク形状を構成し、框取付部35は見込み寸法の大きな面内方向外側の外側部分35−1と、この外側部分35−1よりも見込み寸法の小さな面内方向内側の内側部分35−2を有している。
これによって、内向突部25が外向凹部35aに嵌合する。
これによって、面材6の上下寸法を大きくできる。
更に、前記左面材支持材32には、室内側板36b及び室外側板36cの面内方向外側端部から更に面外方向外側へ延出した第1延出板36fと、第1延出板36fの面内方向外側端部から面外方向外側に延出した第2延出板36gと、第2延出板36gの面外方向外側端部から面内方向内側に延出した面材支持片39と、第2延出板36gの面外方向外側端部から面内方向外側に延出した第3延出板36hとが形成してある。
前記左面材支持材32の面材取付部36の略U字状の取付面36aは第1延出板36fの面外方向外側面と、第2延出板36gの面内方向内側面と、面材支持片39の面外方向内側面とで構成されている。
この取付面36aの内、第1延出板36fの面外方向外側面(前述の接着面)に接着剤等を塗布することで、面材6を面材取付部36と接着固定している。
前記框取付部37は、固定板36j、第2延出板36gの面内方向外側面と、第3延出板36hの面外方向内側面と、第3延出板36hの面内方向外側面と、第4延出板36iの面外方向外側面とで構成されている。
この第1延出板36fと第2延出板36gと第3延出板36hとでクランク形状を構成し、外側板36eと一対の第1延出板36fと一対の第4延出板36iと固定板36jとで矩形中空断面の第2中空部を形成している。
第2中空部の見込み寸法は一対の第3延出板36h間の間隔よりもよりも小さく、面材6が第2中空部の面外方向外側に位置する。
これによって、面材6の左右寸法を大きくできる。
この面材支持片39に、前記左右縦框22,23の室内側板27、室外側板28の内向凹部26を形成する部分27a,28aが接している。
この時、前述の部分27a,28aに複数の突片27b,28bを設け、その突片27b,28aが接するようにすることでしっかりと安定して支持できる。
前記左面材支持材32の框取付部37が左縦框22の内向凹部26に嵌合し、面板支持片39も内向凹部26に嵌まり込んで左面材支持材22の表面22aで覆われる。
このようであるから、左面材支持材32が左縦框22で覆われて見えない。
この状態で、左面材支持材32の固定板36jと左縦框22の面内方向内側の連結片29とをビスで連結する。
また、下面材支持材31の補強部31aのビスホール34fには、上下方向に雌ねじが形成されており、下框21の横片24aの図示しない貫通孔、連結片25cの孔40を通ったビスが、下方から下面材支持材31の補強部31aのビスホール34fに螺合することで、下框21の連結片25cと下面材支持材31の外側板34eとが連結される。
つまり、図1の建具体2を90度向きを変えても良い。
この場合には、第1・第2面材支持材と第3・第4面材支持材も変更する。
また、前述の実施の形態では、左縦框22と右縦框23の見付け方向の幅(左右方向の幅)が同じであったが、左右の縦框で見付け方向の幅を異ならせてもよい。
Claims (4)
- 枠体に、面材支持枠に面材を取付けた面材ユニットを取付けた建具体であって、
前記枠体は、本体と内向突部を備え相対向した第1框、第2框と、内向凹部を備え相対向した第3框、第4框を方形状に連結し、
前記面材支持枠は、面材取付部と框取付部を備え、その框取付部に外向凹部を有した相対向した第1面材支持材、第2面材支持材と、面材取付部と框取付部を備え相対向した第3面材支持材、第4面材支持材を方形状に連結し、
前記第1・第2面材支持材の框取付部の外向凹部に第1・第2框の内向突部を嵌合して連結し、
前記第3・第4面材支持材の框取付部を、第3・第4框の内向凹部に嵌合して連結したことを特徴とする建具体。 - 面材支持材の面材取付部は、面材の表面よりも面外方向外側に位置する面材支持片を有しており、
第1・第2框の表面が第1・第2面材支持材の表面で覆われ、
第3・第4面材支持材の表面が第3・第4框の表面で覆われた請求項1記載の建具体。 - 第1・第2面材支持材の框取付部は、外側部分と、この外側部分よりも面内方向内側に位置し、且つ外側部分よりも見込み寸法が小さい内側部分を備え、
前記内側部分の見込み寸法は、面材取付部の見込み寸法よりも小さく、面材がこの内側部分の面外方向外側に位置して取付けてある請求項1又は2記載の建具体。 - 第1・第2面材支持材の面材支持片の長手方向端面が第3・第4面材支持材の面材支持片の端面に接し、
前記第3・第4面材支持材の面材支持片が第3・第4框の内向凹部内に嵌まり込んで、その面材支持片が第3・第4框の表面で覆われるようにした請求項3記載の建具体。
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