JP6401571B2 - パネル板の取り付け構造 - Google Patents

パネル板の取り付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6401571B2
JP6401571B2 JP2014214409A JP2014214409A JP6401571B2 JP 6401571 B2 JP6401571 B2 JP 6401571B2 JP 2014214409 A JP2014214409 A JP 2014214409A JP 2014214409 A JP2014214409 A JP 2014214409A JP 6401571 B2 JP6401571 B2 JP 6401571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical frame
panel
frame member
fixed
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014214409A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016079744A (ja
Inventor
思保 堀江
思保 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Shutter Corp filed Critical Sanwa Shutter Corp
Priority to JP2014214409A priority Critical patent/JP6401571B2/ja
Publication of JP2016079744A publication Critical patent/JP2016079744A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6401571B2 publication Critical patent/JP6401571B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

本発明は、ガラス板等の一枚板状の肉薄のパネル板を、壁面等の平面部の壁面、一対の表裏面板同士が離間した肉厚状のパネル体の端部、あるいは平面部やパネル体端部から離間して人や荷物の出入りができる状態で前記一枚板状のパネル板を取り付けるためのパネル板の取り付け構造の技術分野に関するものである。
一般に、ガラス板等の一枚板状の肉薄のパネル板を間仕切りとして用いる場合に、該パネル板の左右何れか一方の端縁部を、壁面等の平面部に直接取り付ける仕様(壁エンド納まり仕様)、一対の表裏面板同士が離間した肉厚状のパネル体の端縁部に連結する仕様(パネル連結仕様)、そして平面部やパネル体端部から離間して人や荷物の出入りができるよう遊端状態で取り付ける仕様(エンド納まり仕様)があるが、パネル連結仕様とする場合、パネル体端縁部に、表裏(前後)方向に離間(対向)した脚片部を有する取り付け部材(支柱)を取り付け、該取り付け部材に外嵌する嵌合溝と、該嵌合溝の溝底部にパネル板が内嵌するもう一つの嵌合溝とが形成された縦枠材を用いて組み付けるようにしたものが提唱(特許文献1参照)されており、この縦枠材を用いて壁エンド納まり仕様にする場合に、壁面には、パネル体端縁部のように取り付け部材を取り付けるための平面状のスペースを確保できるため、パネル連結仕様に用いた縦枠材をそのまま利用して壁エンド納まり仕様にすることが考えられる。
特開2003−26450号公報
しかしながら前記従来のものは、壁面やパネル体端縁部のないエンド納まりとする場合、遊端となる部位には、前記縦枠材とは異なる形状の第二の縦枠材を用いて取り付けている。この結果、縦枠材の点数が多くなって部品管理が煩雑になるという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、一枚板状のパネル板を、該パネル板よりも肉厚のパネル体の端縁部に縦枠材を介して取り付けるにあたり、該縦枠材には、パネル板を嵌合するための第一嵌合溝部と、パネル体の端縁部を支持する取り付け部材が嵌合する第二嵌合溝部とが内外に形成される一方、該縦枠材は、パネル板の上下端縁部を天井部、床部に支持すべく天井部、床部に固定された上下枠材に固定金具を介して取り付け固定されるものであり、さらにパネル板の横方向一方の端縁部が遊端状態で取り付けられるものである場合に、該遊端部となる端縁に設けられる縦枠材は、前記横方向一方の端縁が遊端となるパネル板を天井部、床部に支持するための上下枠材に取り付け固定することで同じものが用いられるようにするとともに、前記パネル体の端縁部を支持する取り付け部材は上下端縁部が天井部、床部から離間し、該離間する取り付け部材の上下端縁部を天井部、床部に固定される上下支持金具により支持する一方、該取り付け部材の上下端縁部を支持する上下支持金具と前記縦枠材を上下枠材に取り付け固定する固定金具とが締結されない構成にしたことを特徴とするパネル板の取り付け構造である。
請求項2の発明は、前記固定金具は、L字形をし、一片が上下枠材に固定され、他片が縦枠材に固定されることを特徴とする請求項1記載のパネル板の取り付け構造である。
請求項3の発明は、固定金具の一片は、上下枠材のパネル板嵌合溝の溝底片部に固定され、他片は、縦枠材の第一嵌合溝部の溝底片部に固定されることを特徴とする請求項2記載のパネル板の取り付け構造である。
請求項4の発明は、パネル板の横方向一方の端縁が遊端となる部位に取り付けられる縦枠材は、第二嵌合溝部が塞ぎ部材で塞がれていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載のパネル板の取り付け構造である。
請求項5の発明は、塞ぎ部材は、縦枠材の第一嵌合溝部の溝底片部側から螺入したビスにより固定されることを特徴とする請求項4記載のパネル板の取り付け構造である。
請求項6の発明は、パネル体の端縁部は、該パネル体の端縁部から突出する取り付け部材を介して天井部、床部に支持されるものであり、パネル体端縁部と縦枠材とのあいだに間隙を存する状態で取り付け部材の突出部が縦枠材の第二嵌合溝部に嵌合固定されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1記載のパネル板の取り付け構造である。
請求項1の発明とすることにより、パネル板を嵌合するための第一嵌合溝部と、パネル体の端縁部または平面部に設けた取り付け部材が嵌合する第二嵌合溝部とが内外に形成された縦枠材は,天井部、床部に固定された上下枠材に固定されるため自立状となり、この結果、パネル板が平面部およびパネル体端縁部から離間した遊端状態で取り付けられるものである場合に、該遊端に取付けられる縦枠材は、同様にして上下枠材に固定して自立させることができるため、同一のものを使用できることになって部品の統一化が図れ、部品管理も簡略化される。
請求項2の発明とすることにより、上下枠材と縦枠材との固定がL字形の固定金具を用いて簡単にできることになる。
請求項3の発明とすることにより、固定金具は、各片部がパネル板を嵌合するため上下枠材および縦枠材に形成の嵌合溝の溝底片部に固定されるため、パネル板に隠されたものとなって外部に露出してしまうことがなく、外観を損なうことがない。
請求項4の発明とすることにより、縦枠材を遊端として自立させた場合に外部に露出する第二嵌合溝部は塞ぎ部材によって塞がれることとなって外観性が向上する。
請求項5の発明とすることにより、塞ぎ部材を縦枠に固定するためのビスが外部に露出することがなく、外観性が損なわれることがない。
請求項6の発明とすることにより、肉厚のパネル体と肉薄のパネル板との取り付け固定が簡単になる。
間仕切りパネルの正面図である。 (A)(B)はパネル連結仕様を示すものであって、方立、ジョイント材を用いてパネル板同士を連結した実施の形態を示す横断面図、(C)は壁エンド納まり仕様を示すものであって、シール材を用いてパネル板同士を連結した実施の形態を示す横断面図である。 パネル板部位の縦断面図である。 (A)(B)(C)はパネル連結仕様を示すものであって、パネル板の上枠材部位の取り付け状態を示す正面図、固定金具取り付け部位の縦断面図、天井取り付け部位の縦断面図である。 (A)(B)はパネル連結仕様を示すものであって、パネル板の縦枠材部位のパネル体取り付け部位を示す横断面図、固定金具取り付け部位を示す横断面図である。 (A)(B)(C)はパネル連結仕様を示すものであって、パネル板の下枠材部位の取り付け状態を示す正面図、固定金具取り付け部位の縦断面図、床取り付け部位の縦断面図である。 エンド納まり仕様とした状態を示すものであって、(A)(B)(C)(D)は上枠材部位の正面図、固定金具取り付け部位の横断面図、縦枠材の塞ぎ部材固定部位の横断面図、下枠材部位の正面図である。 (A)は縦枠材の端面図、(B)は塞ぎ部材の端面図、(C)は上(下)枠材の端面図、(D)(E)は固定金具の側面図、平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は表裏面部(表裏面板1c、1dがスチール板で構成されている。)1a、1bが離間した肉厚の間仕切り用のパネル体であって、該表裏面部1a、1bのあいだは、本実施の形態では中空状になっているが、芯材を充填してもよい。パネル体1の左右端縁部には、表裏面板1c、1dが、前後方向に対向間隙Xを存し、コ字形に折返し形成された折曲片部1e、1fが形成されており、この間隙Xに断面C型形状の取り付け部材(支柱)2の脚片部2aが内嵌し、溝底片部2bがパネル体1の左右端縁部よりも左右方向内方に突出するようにして取り付けられている。尚、本実施の形態において、パネル厚方向を前後方向、パネル幅方向を左右方向と方向づけを行っているが、この方向づけは便宜上のものであって、本発明を特定するものでないことは勿論である。
一方、3はガラス板(アクリル板等の樹脂板であってもよい。)等の肉薄で一枚板状の間仕切り用のパネル板であって、該パネル板3の上下両端縁部は、上下の枠材4、5を介して天井部Hと床部Fとに取り付けられている。上枠材4は、本体部4aと、ビス4bを介して該本体部4aに固定される押し縁4cとで構成されるが、上枠材4には、パネル板3を嵌合するための嵌合溝4dが形成されている。該嵌合溝4dの天井部H側に設けられる溝底片部4eからビス4fを螺入することで上枠材4の天井部Hへの取り付け固定ができるようになっている。さらに嵌合溝4dの溝底部4gは、溝幅が溝開口側の溝幅よりも幅広になっていて後述する固定金具6の一片6aを抜止め状に嵌合係止するようになっている。
また下枠材5についても上枠材4と同様であって、本体部5a、ビス5bを介して該本体部5aに固定される押し縁5cを備えて構成され、パネル板3を嵌合するための嵌合溝5dの床部F側に設けられる溝底片部5eからアンカーボルト5fを螺入することで下枠材5の床部Fへの固定取り付けができるようになっている。さらに嵌合溝5dの溝底部5gは、溝幅が溝開口側の溝幅よりも幅広になっていて後述する固定金具6の一片6aを抜止め状に嵌合係止するようになっている。
7はパネル体3の左右両端部に設けられる縦枠材であって、該縦枠材7は、左右方向内方にパネル板3を嵌合するための第一嵌合溝部(パネル板嵌合溝部)7aと、左右方向外方に前記取り付け部材2を内嵌するための第二嵌合溝部7bとが形成されているが、第一嵌合溝部7aの溝底片部7cは、第二嵌合溝部7bの溝底片部7dの前後方向中央部位と共通化される状態で形成されているが、第一嵌合溝部7aの溝底部7cは、溝幅が溝開口側よりも幅狭となっていて、前記固定金具6の他片6bが嵌入できるようになっている。
さらに縦枠材7は、第一嵌合溝部7aの開口端から前後方向に折曲する第一片部7f、該第一片部7fの前後方向外端から左右方向外方に向けて折曲する第二片部7g、該第二片部7gの左右方向外端が前後方向外方に向けて折曲する第三片部7h、該第三片部7hの前後方向外端から左右方向外方に向けて折曲する第四片部7i、該第四片部7iの左右方向外端から前後方向内方に向けて折曲され、左右方向内端が前記第二嵌合溝部7bの溝脚片部7jの左右方向外端に接続する第五片部7kを備えたフォロー形状(中空形状)に形成されている。
そして縦枠材7は、取り付け部材2のパネル体1端縁から突出する溝底部位(突出部であって、溝底片部2bと脚片部2aの突出先端側部位)に第二嵌合溝部7bを外嵌させた状態(この場合、パネル体1の端縁と縦枠材7とのあいだに間隙を存した嵌合状態になっていて組み込み誤差等を吸収できるようになっている。)でビス7lを第一嵌合溝溝底片部7cから螺入することで取り付け部材2に取り付け固定できるようになっている。
このように取り付け部材2に取り付け固定された縦枠材7の上下端部に当接するようにして上下枠材4、5が組み込まれることになるが、上下枠材4、5の溝底部4g、5gには、L字形をした前記固定金具6の一片6aが抜止め状に嵌入係止されているが、該一片6aは、ビス6cを介して上下枠材4、5の溝底片部4e、5eに固定されている。そしてこの固定金具6の他片6bを、縦枠材7の溝底部7eに左右方向内方から嵌入させた状態で、該他片6bをビス6dを介して縦枠材第一嵌合溝溝底片部7cに固定すると共に、上下枠材4、5の溝底片部4e、5eをビス4f、アンカーボルト5fを介して天井部H、床部Fに固定することで、押し縁4c、5cを取り外した状態での上下枠材(本体部4a、5a)4、5の取り付けができ、これにより縦枠材7の上下枠材4、5を介しての躯体側に対する取り付けができるようになっている。
因みに取り付け部材2の上下端縁部は、固定金具他片6bを縦枠材第一嵌合溝溝底片部7cに固定するためのビス6d螺入位置までは至らない(天井部H、床部Fから離間した)短いものとして設定され、そしてビス1g、1fを介して天井部H、床部Fにそれぞれ固定された上下支持金具1i、1jが取り付け部材2の上下端縁部に嵌入するようになっており、これによって取り付け部材2の上下端縁部と天井部H、床部Fとのあいだの隙間を塞いでいるが、該上下支持金具1i、1jはパネル板3側が開口した平面視でコ字形をしており、これによって前記固定金具他片6bを縦枠材第一嵌合溝溝底片部7cに固定するためのビス6dが上下支持金具1i、1jに螺入することがないように設定されている。
そしてこのようにして縦枠材7、上下枠材4、5が取り付けられた状態でパネル板3の取り付けがなされるが、それにはパネル板3のパネル体1側左右端縁部を縦枠材7の第一嵌合溝7aに嵌入すると共に、上下端縁部を上下枠本体部4a、5aの嵌合溝4d、5dの溝内側面に当てがった状態で押し縁4c、5cを本体部4a、5aに当てがい、ビス4b、5bを介して固定することでパネル板3の上下枠材4、5、縦枠材7に対する取り付けができるようになっている。
尚、パネル板3同士を一連状に連結する構成として、方立8を用いて連結する場合(図2(A)参照)、ジョイント材9を用いて連結する場合(図2(B)参照)、さらにはシール材10を用いて連結する場合(図2(C)参照)が例示され、これらの何れを用いてもよいことは勿論である。
次に、パネル体3を壁面部Wに取り付ける場合(壁エンド納まり仕様)について説明する。そのため本実施の形態では、図2(C)に示す如く、前記パネル体1の端縁部にパネル板3を取り付ける際に用いた縦枠材7をそのまま用いているが、該縦枠材7の壁面部Wへの取り付けは次のようになっている。壁面部Wには、左右方向内方が開口した支持部材(本発明の平面部への「取り付け部材」に相当する。)11の跨部11aをビス11cを介して固定するが、支持部材11の脚片部11bは、縦枠材溝脚片部7jの内端部に摺接する寸法設定になっている。
一方、縦枠材7の第二嵌合溝部7bには、壁面部W側が開口した補助部材12の跨部12aが内嵌した状態で、該跨部12aがビス12cを介して第一嵌合溝溝底片部7cに固定されることで補助部材12は縦枠材7に取り付けられているが、補助部材12の脚片部12bと第二嵌合溝部溝脚片部7jとのあいだには前記支持部材脚片部11bが嵌入するだけの隙間が設けられている。
そして壁面部Wに固定された支持部材11の脚片部11bに、補助部材脚片部12bと第二嵌合溝部溝脚片部7jとのあいだの隙間が外嵌するよう縦枠材7を組付けることで壁面部Wに対する縦枠材7の取り付けがなされ、該取り付けられた縦枠材7を固定金具6を介して前述したように上下枠材4、5に取り付け固定することで縦枠材の躯体側への取り付けができるようになっている。尚、本実施の形態では、支持部材11と補助部材12とは固定しない構成になっているが、壁面部Wと第五片部7kとのあいだの隙間を利用して脚片部同士11b、12bをビス固定して一体化してもよいことは勿論である。
さらに次に、パネル板3を、壁面部Wやパネル体1の端縁部から離間した遊端状態で取り付ける仕様(エンド納まり仕様)について、図7を用いて説明するが、ここにおいても、前記縦枠材7をそのまま利用して取り付けるようになっている。縦枠材7は、前記と同様、固定金具6を介して上下枠材4、5に固定されることで天井部Hと床部Fとのあいだに自立する状態で躯体側に取り付けられることになるが、この場合に、そのままでは、固定金具他片6bを縦枠材7に固定するためのビス6dが突出した状態の第二嵌合溝部7bが外部に露出する。そこで本実施の形態では、第二嵌合溝部7bを塞ぐための塞ぎ部材13を用いている。塞ぎ部材13は、第五片部7kと面一状になる本体部13aと、該本体部13aの幅方向両端縁部から第二嵌合溝部7bの溝脚片部7jに近接対向する状態で第二嵌合溝部7bに嵌入する一対の第一脚片部13bと、本体部13aの幅方向中央部位から第一嵌合溝7aの溝底片部7cに向けて突出する一対の第二脚片部13cと、該第二脚片部13cの先端間を繋ぐ繋ぎ片部13dとを備えて構成されており、そして塞ぎ部材13は、第一、第二脚片部13b、13cを第二嵌合溝部7bに嵌入した状態で第一嵌合溝部溝底片部7cから螺入したビス13eにより縦枠材7に固定することで縦枠材7と塞ぎ部材13とは一体化され、その後、前記固定金具他片6bを、前記一体化された縦枠材7および塞ぎ部材13にビス6dを介して固定するようになっている。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、肉厚のパネル体1の端縁部、壁面部Wに肉薄のパネル板3を取り付ける場合に、縦枠材7を用いて取り付けることになるが、該縦枠材7には、パネル板3を嵌合するための第一嵌合溝部7aと、パネル体1の端縁部に設けた取り付け部材2または壁面部Wに設けた支持部材11が嵌合する第二嵌合溝部7bとが内外に形成され、しかも該縦枠材7は、パネル板3の上下端縁部を天井部H、床部Fに支持すべく天井部H、床部Fに固定された上下枠材4、5に取り付け固定されることになるから、縦枠材7が自立したものとなり、この結果、パネル板3の横方向一方の端縁部が、壁面部Wやパネル体1の端縁部から離間した遊端状態で取り付けられるものである場合に、該遊端部となる端縁に設けられる縦枠材7は、前記パネル板3を天井部H、床部Fに支持するための上下枠材4、5に取り付け固定することで自立することになって、縦枠材7はどこに設けるものであっても同一のものを採用することができて、部品の統一性が図れ、部品管理が簡略化する。
しかもこの場合に、縦枠材と上下枠材との固定は、L字形をした固定金具6によって行われるため、固定作業がL字形の固定金具6を用いて簡単にできることになる。
そのうえ固定金具6は、各片部6a、6bがパネル板3を嵌合取り付けするため上下枠材4、5および縦枠材7に形成のパネル板嵌合溝4d、5d、7aの溝底片部4e、5e、7cに固定されるため、パネル板3の組込み後においては、該パネル板3によって隠されたものとなって外部に露出してしまうことがなく、外観を損なうことがない。
また、遊端に自立状に取り付けた縦枠材7は、第二嵌合溝7bが外部に露出することになるが、該第二嵌合溝7bは、塞ぎ部材13で塞がれるため外観性を損なうことがない。
しかもこと塞ぎ部材13は、第一嵌合溝溝底片部7cから螺入したビス13eにより縦枠材7に固定されるため、このビス13eもパネル板3に隠れて外部に露出することがなく、外観性を損なうことがない。
そのうえパネル体1の端縁部は、該パネル体1の端縁部から突出する取り付け部材2を介して天井部H、床部Fに支持されるものであるが、この場合に、パネル体1の端縁部と縦枠材7とのあいだに間隙を存する状態で取り付け部材2の突出部となる溝底片部2bおよび脚片部2aの突出端側部位が縦枠材7の第二嵌合溝部7bに嵌合固定されている結果、取り付け部材2と縦枠材7との取り付け固定が容易かつ確実になって組み込み作業の作業性が向上する。
本発明は、間仕切りパネル等のパネル板の取付け構造の分野に利用することができる。
1 パネル体
2 取り付け部材
2a 脚片部
3 パネル板
4 上枠材
4a 本体部
4c 押し縁
4d 嵌合溝
4e 溝底片部
4f ビス
4g 溝底部
5 下枠材
5a 本体部
5c 押し縁
5d 嵌合溝
5e 溝底片部
5fアンカーボルト
5g 溝底部
6 固定金具
6a 一片
6b 他片
7 縦枠材
7a 第一嵌合溝部
7b 第二嵌合溝部
7c 第一嵌合溝溝底片部
7d 第二嵌合溝溝底片部
7e 溝底部
11 支持部材
11a 跨部
11b 脚片部
12補助部材
13塞ぎ部材
13a本体部
13e ビス
F 床部
H 天井部
W 壁面部

Claims (6)

  1. 一枚板状のパネル板を、該パネル板よりも肉厚のパネル体の端縁部に縦枠材を介して取り付けるにあたり、該縦枠材には、パネル板を嵌合するための第一嵌合溝部と、パネル体の端縁部を支持する取り付け部材が嵌合する第二嵌合溝部とが内外に形成される一方、該縦枠材は、パネル板の上下端縁部を天井部、床部に支持すべく天井部、床部に固定された上下枠材に固定金具を介して取り付け固定されるものであり、さらにパネル板の横方向一方の端縁部が遊端状態で取り付けられるものである場合に、該遊端部となる端縁に設けられる縦枠材は、前記横方向一方の端縁が遊端となるパネル板を天井部、床部に支持するための上下枠材に取り付け固定することで同じものが用いられるようにするとともに、前記パネル体の端縁部を支持する取り付け部材は上下端縁部が天井部、床部から離間し、該離間する取り付け部材の上下端縁部を天井部、床部に固定される上下支持金具により支持する一方、該取り付け部材の上下端縁部を支持する上下支持金具と前記縦枠材を上下枠材に取り付け固定する固定金具とが締結されない構成にしたことを特徴とするパネル板の取り付け構造。
  2. 前記固定金具は、L字形をし、一片が上下枠材に固定され、他片が縦枠材に固定されることを特徴とする請求項1記載のパネル板の取り付け構造。
  3. 固定金具の一片は、上下枠材のパネル板嵌合溝の溝底片部に固定され、他片は、縦枠材の第一嵌合溝部の溝底片部に固定されることを特徴とする請求項2記載のパネル板の取り付け構造。
  4. パネル板の横方向一方の端縁が遊端となる部位に取り付けられる縦枠材は、第二嵌合溝部が塞ぎ部材で塞がれていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載のパネル板の取り付け構造。
  5. 塞ぎ部材は、縦枠材の第一嵌合溝部の溝底片部側から螺入したビスにより固定されることを特徴とする請求項4記載のパネル板の取り付け構造。
  6. パネル体の端縁部は、該パネル体の端縁部から突出する取り付け部材を介して天井部、床部に支持されるものであり、パネル体端縁部と縦枠材とのあいだに間隙を存する状態で取り付け部材の突出部が縦枠材の第二嵌合溝部に嵌合固定されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1記載のパネル板の取り付け構造。
JP2014214409A 2014-10-21 2014-10-21 パネル板の取り付け構造 Active JP6401571B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014214409A JP6401571B2 (ja) 2014-10-21 2014-10-21 パネル板の取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014214409A JP6401571B2 (ja) 2014-10-21 2014-10-21 パネル板の取り付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016079744A JP2016079744A (ja) 2016-05-16
JP6401571B2 true JP6401571B2 (ja) 2018-10-10

Family

ID=55957954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014214409A Active JP6401571B2 (ja) 2014-10-21 2014-10-21 パネル板の取り付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6401571B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49104907U (ja) * 1972-12-27 1974-09-09
JP3660959B2 (ja) * 2000-06-20 2005-06-15 コクヨ株式会社 可動間仕切壁
JP3630094B2 (ja) * 2000-10-31 2005-03-16 株式会社イトーキクレビオ ガラスパネルシステム
CA2651208C (en) * 2007-05-15 2012-03-06 Mark Whittle Articulating post for a topless and bottomless glass post system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016079744A (ja) 2016-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6293631B2 (ja) パネル体の壁面への取付け構造
JP5141018B2 (ja) エレベータのかご室鏡装置
JP6401571B2 (ja) パネル板の取り付け構造
KR200451348Y1 (ko) 패널 고정구조
JP2009287243A (ja) ガラスパネルにおけるガラスの取付け構造
JP5214874B2 (ja) パネル状物取付構造
KR102003274B1 (ko) 건축물 금속패널의 조립식 구조
JP6411861B2 (ja) 方立の支持構造と方立
JP6138623B2 (ja) トイレブースのパネル体取り付け構造
JP2018152513A (ja) 化粧部材の組み付け構造
JP6386617B2 (ja) トイレブースのパネル体取り付け構造
JP6482849B2 (ja) 機能部品の取付構造、及び、浴室ユニット
JP6482848B2 (ja) 機能部品の取付構造、及び、浴室ユニット
JP6460867B2 (ja) 間仕切り
JP2006322201A (ja) 間仕切装置
JP2006263380A (ja) 洗面化粧台の壁面への取付け方法
JP6433171B2 (ja) 機能部品の取付構造、及び、浴室
JP5503369B2 (ja) 組立式陳列装置
JP2018153038A (ja) 化粧部材の組み付け構造
JP6340260B2 (ja) 機能部品の取付構造、及び、浴室
JP2009287244A (ja) ガラスパネル及びガラスパネルの取付け構造
JP2008119269A (ja) 対面式カウンター
JP2006161370A (ja) 外壁構造
JP5911718B2 (ja) パネル連結構造
KR200479423Y1 (ko) 조립식 벽 판넬의 연결 브라켓

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6401571

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150