JP2008119269A - 対面式カウンター - Google Patents

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Kazunari Tsuchiyama
和功 土山
Kazuhisa Akiba
一久 秋葉
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Abstract

【課題】別途に、特別の部材を必要とせずに、所望に応じて種々のレイアウトを簡単に構成することができ、レイアウトの高度な自由度を有する対面式カウンターを提供する。
【解決手段】左右方向を向く幕板6を備える支持体の上部に天板を支持させて基本ユニット2を構成し、この基本ユニット2を左右に連結することにより、各基本ユニット2における前後の空間を区画した対面式カウンター1において、前記基本ユニット2における左右の側部に、前後方向を向く間仕切パネル3を連結して、カウンターの執務空間を左右に区画するとともに、この間仕切パネル3を、基本ユニット2に対して取付位置を前後に変更可能となるように連結する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金融機関等における店舗の受付、窓口等で使用される対面式カウンターに関する。
顧客と接客要員の複数の組が、天板を挟んで向かい合って座る対面式のカウンターについては、各組用に個別のカウンターを組み立て、これを基本ユニットとして、左右に配列して連結したものが公知である(例えば特許文献1、2参照)。
しかし、上記した基本ユニットを左右に配列する方式は、施工性が優れる反面、各基本ユニットを専用に製作する必要があるため、コストが嵩むばかりでなく、レイアウトの変更や移転に際し、別途、構成部材を必要とする。
また、左右方向を向く支持枠体に、天板と幕板を取付けることにより、基本ユニットを構成し、この基本ユニットを左右に連結するとともに、左右に隣接する基本ユニット間や、左右に離間する基本ユニットの終端部に、前後方向を向く間仕切パネルを取り付けることにより、簡易な構造をもってカウンターを構成し、レイアウトの変更や移転に際し、別途、構成部材を必要としないものが公知である(例えば特許文献3参照)。
しかし、上記のものでは、間仕切パネルを基本ユニットに取り付ける場合、基本ユニットに対する間仕切パネルにおける前後方向の取付位置が決まっているため、基本ユニットの配列形態が限られてしまい、レイアウトの自由度が低いという問題があった。
特開2004−180952号公報 特開2000−262363号公報 実開昭64−1562号公報
本発明は、上記現状に鑑み、別途に、特別の部材を必要とせずに、所望に応じて種々のレイアウトを簡単に構成することができ、レイアウトの高度な自由度を有する対面式カウンターを提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 左右方向を向く幕板を備える支持体の上部に天板を支持させて基本ユニットを構成し、この基本ユニットを左右に連結することにより、各基本ユニットにおける前後の空間を区画した対面式カウンターにおいて、前記基本ユニットにおける左右の側部に、前後方向を向く間仕切パネルを連結して、カウンターの執務空間を左右に区画するとともに、この間仕切パネルを、基本ユニットに対して取付位置を前後に変更可能となるように連結する。
(2) 上記(1)項において、基本ユニットもしくは間仕切パネルのいずれか一方の側面に、前後方向のほぼ全長に亘って係止溝を設けるとともに、他方の側面に、前記係止溝と係止可能な係止手段を設け、かつこれらを係止させることにより、基本ユニットと間仕切パネルとを連結する。
(3) 上記(2)項において、前記間仕切パネルの側面に、前後方向のほぼ全長に亘って係止溝を設けるとともに、基本ユニットの側面に、前記係止溝と係止可能な係止手段を設け、これらを係止させることにより、基本ユニットと間仕切パネルとを連結し、かつ前記係止溝を用いて、他のカウンター構成要素を取り付けるようにする。
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、支持体を、左右方向を向く支持枠体に幕板を取り付けて形成するとともに、前記支持枠体に天板を取り付け、かつ支持枠体に設けた係止手段と、間仕切パネルに設けた係止溝とを係止させることにより、基本ユニットと間仕切パネルとを連結する。
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、左右に隣接する基本ユニットを、平面視において円弧状に配列する。
(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、左右に隣接する基本ユニットを、順次、間仕切パネルと共に前後にずらせて配列する。
請求項1記載の発明によると、基本ユニットにおける左右の側部に、前後方向を向く間仕切パネルを連結して、カウンターの執務空間を左右に区画するとともに、この間仕切パネルを、基本ユニットに対して取付位置を前後に変更可能となるように連結してあることにより、基本ユニットに対する間仕切パネルの取付位置を前後に簡単に調節することができ、別途に、特別の部材を必要とせずに、所望に応じて種々のレイアウトを簡単に構成することができ、レイアウトの高度な自由度を有する対面式カウンターが得られる。
請求項2記載の発明によると、基本ユニットもしくは間仕切パネルのいずれか一方の側面に、前後方向のほぼ全長に亘って係止溝を設けるとともに、他方の側面に、前記係止溝と係止可能な係止手段を設け、かつこれらを係止させることにより、基本ユニットと間仕切パネルとを連結してあるため、基本ユニットと間仕切パネルとの連結構造を簡易に構成することができる。
請求項3記載の発明によると、間仕切パネルの側面に、前後方向のほぼ全長に亘って係止溝を設けるとともに、基本ユニットの側面に、係止溝と係止可能な係止手段を設け、これらを係止させることにより、基本ユニットと間仕切パネルとを連結し、かつ係止溝を用いて、他のカウンター構成要素を取り付けるようにしてあるため、追加加工を施す必要なく、簡易な取付作業を行うだけで、例えば、スイングドアや、簡易仕切パネル、サインボード、延長パネル体等のカウンター構成要素を容易に取り付けることができる。
請求項4記載の発明によると、支持体を、左右方向を向く支持枠体に幕板を取り付けて形成するとともに、支持枠体に天板を取り付け、かつ支持枠体に設けた係止手段と、間仕切パネルに設けた係止溝とを係止させることにより、基本ユニットと間仕切パネルとを連結するようになっているため、基本ユニットと間仕切パネルとの連結構造を簡易に構成することができる。
請求項5記載の発明によると、左右に隣接する基本ユニットを、平面視において円弧状に配列してあるため、カウンターの執務空間におけるレイアウトの向上を図ることができる。
請求項6記載の発明によると、左右に隣接する基本ユニットを、順次、間仕切パネルと共に前後にずらせて配列してあるため、カウンターの執務空間におけるレイアウトの向上を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明を実施した対面式カウンターの斜視図、図2は、同じく、分解斜視図である。
なお、以下の説明では、図1における左下から右上に至る方向を「前後方向」とし、左上から右下に至る方向を「左右方向」として説明する。
図1および図2に示すように、対面式カウンター1は、複数の基本ユニット2を左右に配列して連結し、カウンター前後の空間を区画するとともに、これら基本ユニット2における左右の側部に、前後方向を向く間仕切パネル3を連結して、各基本ユニット2におけるカウンターの執務空間を左右に区画しうるように構成されている。
図3は、図1のIII−III線における対面式カウンター1の縦断面図、図4は、基本ユニット2の拡大斜視図、図5は、同じく、基本ユニット2の分解斜視図、図6は、同じく、基本ユニット2の側面図である。
基本ユニット2は、図3〜図6、特に図5に示すように、左右方向を向く支持枠体4の前面における幕板取付面4aに幕板6が取り付けられて、支持体が形成されるとともに、支持枠体4の上部に、天板5を支持させて構成されている。幕板6の下部には、巾木7が取り付けられている。天板5の前端部5aは、支持枠体4の幕板取付面4aより前方に向けて突出させてある。
支持枠体4は、左右方向を向く上下1対の横枠8、8と、上下方向を向く左右1対の縦枠9、9とにより、横長の矩形状に枠組みされており、本発明における幕板6を取り付けるための構造体を形成している。左右の縦枠9、9間には、天板5上に配置される電気機器用の配線(図示略)を収容するための左右方向を向く上下2本の配線ダクト10、10が配設されており、これら各配線ダクト10の両端部は、左右1対のブラケット11、11をもって、縦枠9、9間に固定されている。
支持枠体4と天板5とは、天板5の左右両側面に取り付けたT字形のブラケット12、12における縦杆12aを、支持枠体4における左右の縦枠9、9の上端開口9a、9a内に上方から挿入して、外側からボルト12bを、縦枠9内に挿入されたブラケット12のボルト孔12cに向けて螺合させることにより、一体的に組み付けられている。
支持枠体4の前面の幕板取付面4aには、左右の縦枠9、9に、それぞれ縦長の取付孔13、13が、上下に離間させて穿設されている。幕板6の後面における前記取付孔13、13に相対する位置には、上部係止ブラケット14および下部係止ブラケット15が設けられ、これらの係止ブラケット14、15を前記取付孔13、13に係止させることにより、幕板6が支持枠体4の前面に取り付けられている。
図7は、図6のVII部における上部係止ブラケット14の幕板6の後面への取付状態を示す要部拡大分解斜視図である。
上部係止ブラケット14は、図7に示すように、左右方向を向き、前面が幕板6の後面に当接される取付面板14aと、この取付面板14aの左右方向の内側端縁から後方に向かって突出した基片14bと、この基片14bの下端縁面における、取付面板14aの後面から、支持枠体4の幕板取付面4aに穿設した取付孔13の内周縁部の肉厚とほぼ同一の間隔をもって後方に向けて離間する位置において、下方に向かって延びる固定片14cと、前記取付面板14aの左右方向の外側端縁から前方に向かって延びる位置決め片14dとより形成されている。
位置決め片14dは、幕板6の後面における上部の左右隅部に穿設された縦長角形の位置決め孔16に嵌入することにより、幕板6の後面への上部係止ブラケット14の取付位置を規制しうるようになっている。
取付面板14aには、幕板6の後面に設けた上下のねじ孔17、17に相対する位置に横長のねじ挿通孔14e、14eが穿設されており、これらのねじ挿通孔14e、14eを通して、前記ねじ孔17、17に、1対のねじ18、18を後方から前方に向けて螺合させることにより、上部係止ブラケット14が幕板6の後面に取り付けられている。
図8は、図6のVIII部における下部係止ブラケット15の幕板6の後面への取付状態を示す要部拡大分解斜視図である。
下部係止ブラケット15は、図8に示すように、左右方向を向き、前面が幕板6の後面に当接される取付面板15aと、この取付面板15aの左右方向の内側端縁から後方に向かって突出した基片15bと、この基片15bの下端縁面における取付面板15aの後面から、支持枠体4の幕板取付面4aに穿設した取付孔13の内周縁部の肉厚とほぼ同一の間隔をもって後方に向けて離間する位置において、下方に向かって延びる固定片15cと、基片15bの下端縁における固定片15cから後方に離間した位置より、下方に向かって延設された仮止め片15dと、前記取付面板15aの左右方向の外側端縁から前方に向かって延びる位置決め片15eとより形成されている。
位置決め片15eは、上部係止ブラケット14と同様に、幕板6の後面における下部の左右隅部に穿設された縦長角形の位置決め孔19に嵌入することにより、幕板6の後面への下部係止ブラケット15の取付位置を規制しうるようになっている。
取付面板15aには、幕板6の後面に設けた上下のねじ孔20、20に相対する位置に横長のねじ挿通孔15f、15fが穿設されており、これらのねじ挿通孔15f、15fを通して、前記ねじ孔20、20に、1対のねじ21、21を後方から前方に向けて螺合させることにより、下部係止ブラケット15が幕板6の後面に取り付けられている。
次に、支持枠体4への幕板6の取付手順を説明する。
図9の(a)〜(c)は、基本ユニットにおける支持枠体への幕板の取付手順を説明する図である。
図9(a)、図8に示すように、幕板6の後面に、それぞれ上部および下部係止ブラケット14、15を取り付けた後、支持枠体4の前面下部に設けた取付孔13に、幕板6の下部係止ブラケット15の仮止め片15d(図8参照)を挿入し係止させることにより、幕板6の下端部6aを仮止め状態にする。
このとき、幕板6の上端部6bは、支持枠体4の前面上部に設けた取付孔13には係止されておらず、幕板6は、下部係止ブラケット15の仮止め片15dを支点に前方に回動して、支持枠体4の上部に支持された天板5の前端部5aよりも前方に位置しうるように、手前に向けて傾斜可能になっている。
支持枠体4における幕板6の幕板取付面4aよりも前方に突出する天板5の前端部5aと、幕板6の上端部6bとの間には、支持枠体4の幕板取付面4aを下方まで視認可能な覗き窓が形成されるように、下部係止ブラケット15における仮止め片15dの幕板6の後面からの離間距離が設定されている。これにより、支持枠体4の取付孔13に、幕板6の下部係止ブラケット15を係止させる際に、取付孔13と、下部係止ブラケット15の仮止め片15dとの係止状態を容易に確認することができ、作業性を高めることができる。
次いで、図9(b)に示すように、仮止め状態における幕板6の上端部6bを、支持枠体4の上部における幕板取付面4aに押し当てながら、幕板6を持ち上げる。
さらに、図9(c)に示すように、幕板6の後面上部における上部係止ブラケット14の固定片14cを、支持枠体4の上部における取付孔13(図7参照)に挿入するとともに、幕板6の後面下部における下部係止ブラケット15の固定片15cを、支持枠体4の前面下部における取付孔13に向けて押し込んで(図8参照)挿入した後、幕板6を下げることにより、上部係止ブラケット14および下部係止ブラケット15を上下の取付孔13、13にそれぞれ容易に係止することができる。このようにして、支持枠体4の幕板取付面4aに、幕板6を作業効率良く取り付けることができる。
次に、間仕切パネル3の基本ユニット2への連結について説明する。
図10は、図3のX部における第1ブラケットによる基本ユニット2と間仕切パネル3との連結状態を示す要部拡大分解斜視図、図11は、図3のXI部における第2ブラケットによる基本ユニット2と間仕切パネル3との連結状態を示す要部拡大分解斜視図である
基本ユニット2と間仕切パネル3とは、図3、図10、図11に示すように、支持枠体4における左右の縦枠9、9の後面上下両部にそれぞれ穿設した上下のねじ孔22、22に、ねじ23、23をもって取り付けた上下1対の第1ブラケット24、24と、天板5の後端部5bにおける下面側部に、ねじ25をもって取り付けた左右1対の第2ブラケット26、26とにより連結されている。
第1ブラケット24は、図10に示すように、支持枠体4における縦枠9の後面に当接される基板24aと、この基板24aの側端縁から間仕切パネル3の側面に沿うように後向きに延びる係止片24bとを有する。基板24aには、支持枠体4における縦枠9の後面に設けた上下のねじ孔22、22に相対する位置に、ねじ挿通孔24c、24cが穿設されており、これらのねじ挿通孔24c、24cを通して、ねじ23、23をねじ孔22、22に向けて螺合させることにより、第1ブラケット24が縦枠9に取り付けられている。
第2ブラケット26は、図11に示すように、天板5の左右端部の下面に当接される基板26aと、この基板26aの外側端縁から垂下する係止片26bとを有する。基板26aには、ねじ挿通孔26cが穿設されており、このねじ挿通孔26cを通して、ねじ25を天板5の下面に向けてねじ込むことにより、第2ブラケット26が天板5に取り付けられている。
一方、間仕切パネル3には、図3に示すように、その側面における上部、中間部および下部に、前後方向のほぼ全長に亘って延びる補強レール27、28、29が設けられており、各補強レール27、28、29には、左右方向の内方に向け開放する断面コ字形をなす係合溝27a、28a、29aが形成されている(図10、図11参照)。
上下の第1ブラケット24、24による基本ユニット2と間仕切パネル3との連結は、次のようにして行われる。図10に示すように、間仕切パネル3における中間部補強レール28の係合溝28aに、板ナット30を嵌入し、この板ナット30に穿設したボルト孔31に、基本ユニット2の支持枠体4に取り付けた第1ブラケット24の係止片24bに穿設されたボルト挿通孔24dを通して、ボルト32を螺合させて仮止め係止する。
この仮止め状態で、基本ユニット2と間仕切パネル3とを前後に相対的に移動させて、間仕切パネル3を、基本ユニット2に対して取付位置を前後に変更調整した後、ボルト32を本締めすることにより、基本ユニット2に対して間仕切パネル3を前後方向の所望の位置に連結する。
次いで、第1ブラケット24による基本ユニット2と間仕切パネル3との連結後、図11に示すように、間仕切パネル3における中間部補強レール28の係合溝28aに、板ナット33を嵌入し、この板ナット33に穿設したボルト孔34に、基本ユニット2の天板5に取り付けた第2ブラケット26の係止片26bに穿設したボルト挿通孔26dを通して、ボルト35を螺合させて締結することにより、基本ユニット2と間仕切パネル3との連結が完了する。
図1〜図3に示すように、間仕切パネル3の前端縁には、各基本ユニット2の前方を一部目隠しうるように、左右方向を向く衝立用パネル36が、水平方向に回動可能に取り付けられている。
衝立用パネル36は、例えば、半透明のガラスやアクリル等の薄板状物37よりなる。この衝立用パネル36の一側端縁は、間仕切パネル3の側面における前後方向のほぼ全長に亘って上下に配設した各補強レール27〜29の係合溝27a〜29aを利用して、間仕切パネル3の前端縁に連結されている。
図12は、図1のXII部における接床部材の衝立用パネルへの装着状態を示す要部拡大斜視図、図13は、同じく、分解斜視図、図14は、図12のXIV−XIV線縦断面図である。
図12〜図14に示すように、衝立用パネル36の他側端縁における下端部には、嵌入切欠部38(図13参照)が鉤形に切欠き形成されており、この嵌入切欠部38の上方には、ボルト挿入孔39が設けられている。
衝立用パネル36の嵌入切欠部38には、接床部材40が装着されている。この接床部材40は、衝立用パネル36の後面に内面41aが当接される基材41と、衝立用パネル36の前面に内面42aが当接されるカバー材42とより形成されている。基材41の内面41aには、内方に向かって突出する嵌合凸部43が設けられ、この嵌合凸部43は、衝立用パネル36の嵌入切欠部38に下方から嵌入しうるようになっている。
カバー材42の内面42aには、前記嵌合凸部43との相対位置に、前記基材41の嵌合凸部43が嵌合される嵌合凹部44が設けられている。
基材41とカバー材42とには、それらの嵌合凸部43と嵌合凹部44との嵌合状態において、衝立用パネル36の嵌入切欠部38の上方に設けたボルト挿通孔39に整合するボルト穴45とボルト挿通孔46が、それぞれ形成されている。これらのボルト挿通孔39、ボルト穴45、ボルト挿通孔46は、基材41とカバー材42との間に、衝立用パネル36の前後両面を挟持しうるように組み付けるとともに、基材41における嵌合凸部43の上端面43aに、衝立用パネル36における嵌入切欠部38の上端縁面38aが載置されるように組み付けた後、前記ボルト挿通孔46、39にボルト47を挿通して、ボルト穴45に螺合し、衝立用パネル36、基材41およびカバー材42を共締めしてある。衝立用パネル36、基材41、カバー材42の下端縁面37a、41b、42bおよび側端縁面37b、41c、42cは、それぞれ互いにほぼ同一平面上に位置しうるように組み付けられている。
これにより、接床部材40をもって衝立用パネル36の荷重を受けることができるとともに、衝立用パネル36の遊端側の下端部の角部が保護されている。
基材41における嵌合凸部43の下面には、上下方向を向くねじ孔48が貫通形成され、このねじ孔48には、高さ調整用アジャスタ49のねじ杆50が螺合して取り付けられている。
図15は、接床部材の他の実施形態を示す分解斜視図である。なお、本実施形態の接床部材51において、基材52へのカバー材53の組み付けは、上記した接床部材40と同様であるため、その説明は省略する。
図15に示すように、接床部材51には、基材52における嵌合凸部54の上端縁面54aに、基材52の内面52aから内方に衝立用パネル55の厚みとほぼ同寸離間した位置に、把持片56が突設されている。
これにより、接床部材51の組付け時に、基材52における嵌合凸部54の上端面54aに、衝立用パネル55を、基材52の内面52aと把持片56の内面56aとの間で把持した状態で仮置きすることができるため、施工性を高めることができる。
図16〜図19は、対面式カウンター1における各種のレイアウトを示す平面図である。
図16は、左右に隣接する基本ユニット2、2を、平面視左右方向にほぼ一直線状に配列するとともに、各基本ユニット2における天板5の後端部と間仕切パネル3の後端部とを前後に一致させて配列したレイアウト状態を示している。
図17は、左右に隣接する基本ユニット2、2を、順次、間仕切パネル3と共に前後にずらせて配列したレイアウト状態を示している。
図18は、左右に隣接する基本ユニット2、2を、平面視において円弧状に配列したレイアウト状態を示している。
図19は、左右に隣接する基本ユニット2、2を、平面視において円弧状に配列するとともに、順次、間仕切パネル3と共に前後にずらせて配列したレイアウト状態を示している。
なお、上記した実施形態においては、間仕切パネル3の各補強レール27、28、29における係止溝27a、28a、29aを用いて、間仕切パネル3に、カウンター構成要素としての衝立用パネル36を取り付けたが、他のカウンター構成要素として、例えば、スイングドアや、簡易仕切パネル、サインボード、延長パネル体等を容易に取り付けることができる。
本発明を実施した対面式カウンターの斜視図である。 同じく、分解斜視図である。 図1におけるIII−III線縦断面図である。 基本ユニットの拡大斜視図である。 同じく、基本ユニットの分解斜視図である。 同じく、基本ユニットの側面図である。 図6のVII部における要部拡大分解斜視図である。 図6のVIII部における要部拡大分解斜視図である。 (a)〜(c)は、基本ユニットにおける支持枠体への幕板の取付手順を説明する図である。 図3のX部における要部拡大分解斜視図である。 図3のXI部における要部拡大分解斜視図である。 図1のXII部における衝立用パネルへの接床部材の装着状態を示す要部拡大斜視図である。 同じく、分解斜視図である。 図12におけるXIV−XIV線縦断面図である。 接床部材の他の実施形態を示す分解斜視図である。 対面式カウンターの他のレイアウトを示す平面図である。 対面式カウンターの、さらに他のレイアウトを示す平面図である。 対面式カウンターの、さらに他のレイアウトを示す平面図である。 対面式カウンターの、さらに他のレイアウトを示す平面図である。
符号の説明
1 対面式カウンター
2 基本ユニット
3 間仕切パネル
4 支持枠体
4a 幕板取付面
5 天板
5a 前端部
5b 後端部
6 幕板
6a 下端部
6b 上端部
7 巾木
8 横枠
9 縦枠
10 配線ダクト
11 ブラケット
12 ブラケット
12a 縦杆
12b ボルト
12c ボルト孔
13 取付孔
14 上部係止ブラケット
14a 取付面板
14b 基片
14c 固定片
14d 位置決め片
14e ねじ挿通孔
15 下部係止ブラケット
15a 取付面板
15b 基片
15c 固定片
15d 仮止め片
15e 位置決め片
15f ねじ挿通孔
16 位置決め孔
17 ねじ孔
18 ねじ
19 位置決め孔
20 ねじ孔
21 ねじ
22 ねじ孔
23 ねじ
24 第1ブラケット
24a 基板
24b 係止片
24c ねじ挿通孔
24d ボルト挿通穴
25 ねじ
26 第2ブラケット
26a 基板
26b 係止片
26c ねじ挿通孔
26d ボルト挿通穴
27 上部補強レール
27a 係合溝
28 中間部補強レール
28a 係合溝
29 下部補強レール
29a 係合溝
30 板ナット
31 ボルト孔
32 ボルト
33 板ナット
34 ボルト孔
35 ボルト
36 衝立用パネル
37 薄板状物
37a 下端面
37b 側端面
38 嵌入切欠部
38a 下端面
39 ボルト挿通孔
40 接床部材
41 基材
41a 内面
41b 下端縁面
41c 側端縁面
42 カバー材
42a 内面
42b 下端縁面
42c 側端縁面
43 嵌合凸部
43a 上端縁面
44 嵌合凹部
45 ボルト孔
46 ボルト挿通孔
47 ボルト
48 ねじ孔
49 高さ調整用アジャスタ
50 ねじ杆
51 接床部材
52 基材
52a 内面
53 カバー材
54 嵌合凸部
54a 上端縁面
55 衝立用パネル
56 把持片
56a 内面

Claims (6)

  1. 左右方向を向く幕板を備える支持体の上部に天板を支持させて基本ユニットを構成し、この基本ユニットを左右に連結することにより、各基本ユニットにおける前後の空間を区画した対面式カウンターにおいて、
    前記基本ユニットにおける左右の側部に、前後方向を向く間仕切パネルを連結して、カウンターの執務空間を左右に区画するとともに、この間仕切パネルを、基本ユニットに対して取付位置を前後に変更可能となるように連結したことを特徴とする対面式カウンター。
  2. 基本ユニットもしくは間仕切パネルのいずれか一方の側面に、前後方向のほぼ全長に亘って係止溝を設けるとともに、他方の側面に、前記係止溝と係止可能な係止手段を設け、かつこれらを係止させることにより、基本ユニットと間仕切パネルとを連結したことを特徴とする請求項1記載の対面式カウンター。
  3. 前記間仕切パネルの側面に、前後方向のほぼ全長に亘って係止溝を設けるとともに、基本ユニットの側面に、前記係止溝と係止可能な係止手段を設け、これらを係止させることにより、基本ユニットと間仕切パネルとを連結し、かつ前記係止溝を用いて、他のカウンター構成要素を取り付けるようにしたことを特徴とする請求項2記載の対面式カウンター。
  4. 支持体を、左右方向を向く支持枠体に幕板を取り付けて形成するとともに、前記支持枠体に天板を取り付け、かつ支持枠体に設けた係止手段と、間仕切パネルに設けた係止溝とを係止させることにより、基本ユニットと間仕切パネルとを連結したことを特徴とする請求項2または3記載の対面式カウンター。
  5. 左右に隣接する基本ユニットを、平面視において円弧状に配列したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の対面式カウンター。
  6. 左右に隣接する基本ユニットを、順次、間仕切パネルと共に前後にずらせて配列したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の対面式カウンター。
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