JP2007308909A - 軒樋自在ドレン - Google Patents

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Hideaki Hata
秀明 畑
Hideo Tanabe
英雄 田辺
Masanori Moriyama
昌紀 森山
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Abstract

【課題】分割金型を用いて成型後、金型を分離する際、パーティングラインにバリが発生しても、簡単にバリを取ることができる軒樋自在ドレンを提供する。
【解決手段】外面に雄ネジ2を刻設してなる雄筒体1を有するドレン上部材Aと内面に雌ネジ8を刻設してなる雌筒体7を有するドレン下部材Bとからなり、上記雄筒体1を軒樋底面に穿たれた孔部に嵌挿して上記雌筒体7に螺合し、軒樋底面を挟着してなる自在ドレンであって、上記雄筒体1の任意の外周面に180度の間隔をおいて平面部6を形成するとともに、該平面部6が該雄ネジ2の谷部21の接線を基面として雄ネジの縦方向に面一に形成された軒樋自在ドレン。
【選択図】図1

Description

本発明は、軒樋のドレンに関する。さらに詳しくは、軒樋底面の任意の箇所に穿たれた排水用の孔部周辺の軒樋底面を上下から挟着し、該孔部に嵌挿する雄筒体とこの雄筒体に螺合する雌筒体とを介して軒樋と竪樋とを接続する軒樋自在ドレンの構造に関する。
従来から、軒樋底面の任意の箇所に排水孔を穿ち、この排水孔に止水パッキンを介してドレン上部材とドレン下部材とを螺合装着し、軒樋を流れる雨水を竪樋に排出する自在ドレンに関しては公知であり、種々の技術が開示されている。例えば、下記特許文献1には、その第1図に記載のように、軒樋の底面に開けられた排水孔に上方から挿入される雄筒体を備えたドレン上部材と該雄筒体の雄ネジと螺合する雌ネジが内周面に形成された雌筒体を備えたドレン下部材とからなり、上記雌筒体に雌ネジのネジ山が上下に連通して切り欠かれた切欠部を複数箇所設け、かつ、上記雄筒体に雄ネジのネジ山が切り欠かれて上下に連通した縦溝を複数箇所設けたことを特徴とする軒樋用ドレンが開示されている。
特開平7−317245号公報(第1〜4頁、第1図)
一方、上記特許文献1に記載のドレン上部材のように雄筒体の雄ネジのネジ山を切り欠いて縦溝を設けるものではなく、ネジ山が連続した通常の雄ネジを備えた雄筒体を有するドレン上部材も公知であり、この場合、この雄筒体は、連続した雄ネジのネジ型が内側に刻設された分割金型により成型して生産される。
しかしながら、分割金型の老朽化あるいは成型条件によっては、金型の合わせ目を分離する際、本願図4に示すように、成型して得られたドレン上部材Cの雄筒体のパーティングラインに沿ってバリDが発生するという問題がある。このように、雄ネジ上にバリが発生した場合、ネジ形状を保ってバリを除去する必要があるため、作業性が悪く、バリ取りに手間がかかるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決して、分割金型を用いて成型後、金型を分離する際、パーティングラインにバリが発生しても、簡単にバリを取ることが可能な軒樋自在ドレンを提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、外面に雄ネジを刻設してなる雄筒体を有するドレン上部材と内面に雌ネジを刻設してなる雌筒体を有するドレン下部材とからなり、上記雄筒体を軒樋底面に穿たれた孔部に嵌挿して上記雌筒体に螺合し、軒樋底面を挟着してなる自在ドレンであって、上記雄筒体の任意の外周面に180度の間隔をおいて平面部を形成するとともに、該平面部が該雄ネジの谷部の接線を基面として雄ネジの縦方向に面一に形成された軒樋自在ドレンが提供される。
通常、上記ドレン上部材とドレン下部材とは、ポリカーボネイト樹脂、硬質塩化ビニル樹脂、ABS樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂を成型して製作される。
請求項2に記載の軒樋自在ドレンは、請求項1に記載の発明に加えて、上記雌筒体の内面に複数の切欠部を設けるとともに、上記雄筒体の外周面に設けられた平面部と上記切欠部とによって形成される隙間が軒樋底面のドレン上部材とドレン下部材とによる挟着固定部から浸入する雨水を上記雌筒体の内部に排出する流路とされる。
請求項1に記載の発明にかかる軒樋自在ドレンは上記のとおりであり、雄筒体を有するドレン上部材と雌筒体を有するドレン下部材とによって軒樋底面を挟着し、上記雄筒体の任意の外周面に180度の間隔をおいて平面部を形成し、該平面部が該雄ネジの谷部の接線を基面として雄ネジの縦方向に面一に形成されているため、該平面部に分割金型の合わせ目を位置させることにより、金型の老朽化や成型条件により、成型後、金型の分離時にそのパーティングラインにバリが発生しても、バリを簡単に、作業性よく除去することができる。
請求項2に記載の軒樋自在ドレンは上記のとおりであり、請求項1の軒樋自在ドレンの有する効果に加え、上記雌筒体の内面に複数の切欠部を設けるとともに、上記雄筒体の外周面に設けられた平面部と上記切欠部とによって隙間が形成され、この隙間が軒樋底面の挟着固定部から浸入する雨水を上記雌筒体の内部に排出する流路となるため、雨水が洩れ、竪樋の外側を伝って流れ落ちることを防げる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明にかかる軒樋自在ドレンを示す分解斜視図である。図1に示すように、上記軒樋自在ドレンは軒樋底面の任意の位置に穿たれた排水孔としての図示しない孔部を挟んで上位に位置するドレン上部材Aと上記孔部より下位に位置するドレン下部材Bとから構成される。
上記ドレン上部材Aは外面に雄ネジ2を刻設してなる雄筒体1と、この雄筒体1の上端から外向きに形成され、上記軒樋の図外底面に密接する上フランジ3とを備え、上記雄筒体1は、軒樋底面の図外孔部に嵌挿される。さらに、上記雄筒体1の上端には、この雄筒体1の中に枯葉やゴミ等が浸入して詰まることを防止するための複数本のリブ4が立ち上がり、雄筒体1の上方で集束されるとともに、集束部には排水効率を高めるための上下に貫通した空気孔を備えた空気抜き筒5が設けられている。また、後記するように、上記雄筒体1の外周面に180度の間隔をおいて2つの平面部6が形成されており、合成樹脂を分割金型で成型してドレン上部材Aを製作する際、該分割金型の合わせ目が該平面部6、6に位置するようにされている。
上記ドレン下部材Bは上記雄筒体1の雄ネジ2と螺合する雌ネジ8を内面に刻設してなる雌筒体7とこの雌筒体7の上端から外向きに形成された下フランジ9とを備えている。該下フランジ9は軒樋の底面の裏面に密接する。また、雌筒体7の内面には雌ネジ8のネジ山が上下に連通して切欠かれた複数本の切欠部81が設けられ、上記雌筒体7の下部は、雌筒体7よりも外径の小さい接続部71とされ、この接続部71に竪樋を差し込んで、軒樋と竪樋とが接続される。
図2は、図1に示すドレン上部材Aを示す正面図であり、図3は、図2におけるX−X線に沿う平断面図である。図2、図3に示されているように、上記2つの平面部6、6は、雄筒体1の外周面に、雄ネジ2を螺合する方向で雄ネジ2の谷部21の接線を基面として雄ネジ2を縦方向に面一に切削するようにして設けられている。この2つの平面部6、6上に分割金型の合わせ目が位置するようにすることにより、金型の分離時にそのパーティングラインにバリが発生しても、簡単に作業性よく、該バリの除去作業を行うことができる。
上記ドレン上部材Aの雄筒体1は、軒樋に穿たれた排水用の図示しない孔部の上方からドレン下部材Bの雌筒体7にねじ込まれ、上フランジ3と下フランジ9とは上記孔部周辺の軒樋底面をしっかりと挟着する。このとき、雌筒体7の内面に雌ネジ8のネジ山を上下に連通して切欠いて設けられた複数本の切欠部81と上記雄筒体1の外周面に設けられた平面部6とによって形成される隙間が上記軒樋底面の挟着固定部からパッキン等の不具合により浸入する雨水の流路となる。このようにすることにより、浸入した雨水は雌筒体の内部に排出され、雨水が竪樋の外側を伝って流下することを防ぐことができる。
本発明にかかる軒樋自在ドレンを示す分解斜視図である。 本発明にかかるドレン上部材を示す正面図である。 図2におけるX−X線に沿う平断面図である。 公知のドレン上部材を示す正面図である。
符号の説明
A 本発明にかかるドレン上部材
B 本発明にかかるドレン下部材
C 公知のドレン上部材
D バリ
1 雄筒体
2 雄ネジ
21 谷部
3 上フランジ
4 リブ
5 空気抜き筒
6 平面部
7 雌筒体
71 接続部
8 雌ネジ
81 切欠部
9 下フランジ

Claims (2)

  1. 外面に雄ネジを刻設してなる雄筒体を有するドレン上部材と内面に雌ネジを刻設してなる雌筒体を有するドレン下部材とからなり、上記雄筒体を軒樋底面に穿たれた孔部に嵌挿して上記雌筒体に螺合し、軒樋底面を挟着してなる自在ドレンであって、上記雄筒体の任意の外周面に180度の間隔をおいて平面部を形成するとともに、該平面部が該雄ネジの谷部の接線を基面として雄ネジの縦方向に面一に形成された軒樋自在ドレン。
  2. 上記雌筒体の内面に複数の切欠部を設けるとともに、上記雄筒体の外周面に設けられた平面部と上記切欠部とによって形成される隙間が軒樋底面のドレン上部材とドレン下部材とによる挟着固定部から浸入する雨水を上記雌筒体の内部に排出する流路を形成する請求項1に記載の軒樋自在ドレン。
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