JP2007306336A - データ通信システム、データ通信方法及びプログラム - Google Patents

データ通信システム、データ通信方法及びプログラム Download PDF

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JP2007306336A
JP2007306336A JP2006133014A JP2006133014A JP2007306336A JP 2007306336 A JP2007306336 A JP 2007306336A JP 2006133014 A JP2006133014 A JP 2006133014A JP 2006133014 A JP2006133014 A JP 2006133014A JP 2007306336 A JP2007306336 A JP 2007306336A
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Norio Matsushita
範夫 松下
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Abstract

【課題】データと、データを符号化した通信信号のパルス幅とを対応付けて、パルス幅を
コントロールすることにより、1ポート出力によって多信号出力が可能なデータ通信シス
テム、データ通信方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】データ通信システム10を構成するホスト装置12にパルス生成部21、デ
ータ送信部22及び第1データ変換テーブル23を備え、プリンタ14にデータ受信部3
1、パルス幅検出部32、データ変換部33及び第2データ変換テーブル34を備えるこ
とにより、1ポート出力によって多信号出力が可能になる。また、使用ポートが限られた
通信システムにおいても、最小限のポート出力により、多信号出力が可能になる。
【選択図】図5

Description

本発明は、通信信号回線を介して、第1装置から第2装置へ通信データを送信するデー
タ通信システム、データ通信方法及びプログラムに関する。特に、データと、データを符
号化した通信信号のパルス幅とを対応付けて、パルス幅をコントロールすることにより、
1ポート出力によって多信号出力が可能なデータ通信システム、データ通信方法及びプロ
グラムに関する。
8ビットや16ビットのデータを伝送する方法として、通信信号回線をデータのビット
数だけ用意して同時に伝送するパラレル伝送と、複数の信号を、時間をずらして時系列信
号に変換して1本の通信信号回線で伝送するシリアル伝送とがある。このシリアル伝送は
、使用する通信信号回線が少ないことからコストを低く抑えることができるというメリッ
トがあることから、多くの通信システムで使用されている。そこで、シリアル伝送として
、従来から、通信時間を短く効率よく、正確にデータを伝送する方法が提案されている。
特許文献1の発明では、送信データを立ち上がるエッジ間隔あるいは立ち下がりエッジ
間隔に基づいて符号化された通信信号を送受信し、デコードすることによりデータ通信を
行う方法が提案されている。また、所定時間内における立ち上がるエッジ間隔と立ち下が
りエッジ間隔の異なる組み合わせを個々の送信データに割り当てている。
特開平5−227035号公報
しかしながら、従来の方法では、少ない数のポート出力により多信号出力することは可
能であるが、データとクロックを出力する2ポートが少なくとも必要であり、1ポートし
か使用できない場合には通信できないという問題点があった。また、少ない通信信号回線
を使用して、多くのデータの送受信を行う場合に、通信時間がかかってしまうという問題
点があった。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたもので、データと、データを
符号化した通信信号のパルス幅とを対応付けて、パルス幅をコントロールすることにより
、1ポート出力によって多信号出力が可能なデータ通信システム、データ通信方法及びプ
ログラムを提供することを目的とする。
上述した従来の問題点を解決すべく下記の発明を提供する。
本発明の第1の態様にかかるデータ通信システムは、通信信号回線を介して、第1装置
から第2装置へ通信データを送信するデータ通信システムであって、前記第1装置は、前
記通信データと変換用データパルスのパルス幅とを対応付けるデータ変換ルールに基づい
て、前記通信データから、前記通信データに対応付けられたパルス幅の前記変換用データ
パルスを生成するパルス生成手段と、前記通信信号回線を介して、前記パルス生成手段に
よって生成された前記変換用データパルスを、前記第2装置へ送信するデータ送信手段と
、を備え、前記第2装置は、前記通信信号回線を介して、前記第1装置のデータ送信手段
から送信された前記変換用データパルスを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手
段によって受信された前記変換用データパルスのパルス幅を検出するパルス幅検出手段と
、前記データ変換ルールに基づいて、前記パルス幅検出手段によって検出された前記変換
用データパルスのパルス幅から、前記変換用データパルスのパルス幅に対応付けられた前
記通信データに変換するデータ変換手段と、を備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、データ通信システムは、第1装置のパルス生成手段によって
、通信データと変換用データパルスのパルス幅とを対応付けるデータ変換ルールに基づい
て、通信データから、通信データに対応付けられたパルス幅の変換用データパルスが生成
される。また、第1装置のデータ送信手段によって、通信信号回線を介して、パルス生成
手段によって生成された変換用データパルスが、第2装置へ送信される。また、第2装置
のデータ受信手段によって、通信信号回線を介して、第1装置のデータ送信手段から送信
された変換用データパルスが受信される。また、第2装置のパルス幅検出手段によって、
データ受信手段によって受信された変換用データパルスのパルス幅が検出される。また、
第2装置のデータ変換手段によって、データ変換ルールに基づいて、パルス幅検出手段に
よって検出された変換用データパルスのパルス幅から、変換用データパルスのパルス幅に
対応付けられた通信データが変換される。
これにより、1ポート出力によって多信号出力が可能になる。また、使用ポートが限ら
れた通信システムにおいても、最小限のポート出力により、多信号出力が可能になる。
本発明の他の態様にかかるデータ通信システムは、上述した本発明の態様にかかるデー
タ通信システムにおいて、前記第1装置は、前記データ変換ルールに基づいて、前記通信
データと前記変換用データパルスのパルス幅とを対応付ける第1データ変換テーブルを備
え、前記第2装置は、前記データ変換ルールに基づいて、前記通信データと前記変換用デ
ータパルスのパルス幅とを対応付ける第2データ変換テーブルを備え、前記第1装置の前
記パルス生成手段は、前記第1データ変換テーブルを使用して、前記通信データから前記
変換用データパルスを生成し、前記第2装置の前記データ変換手段は、前記第2データ変
換テーブルを使用して、前記変換用データパルスのパルス幅から前記通信データに変換す
ることを特徴とする。
これにより、最適なデータ変換ルールとなるような第1データ変換テーブル及び第2デ
ータ変換テーブルを書き換えるだけで、通信効率の良いデータ通信システムを構築するこ
とが可能になる。
本発明の他の態様にかかるデータ通信システムは、上述した本発明の態様にかかるデー
タ通信システムにおける前記データ変換ルールが、通信使用頻度の高い前記通信データか
ら低い前記通信データへ順番に、前記変換用データパルスの短いパルス幅から長いパルス
幅へ対応付けられていることを特徴とする。
これにより、よく使用されるデータのパルス幅が短くなり、通信される全データの通信
時間が短縮される。従って、通信効率の良いデータ通信システムが可能になる。
本発明の他の態様にかかるデータ通信システムは、上述した本発明の態様にかかるデー
タ通信システムにおいて、前記第2装置は、前記通信データの通信使用頻度をカウントし
、更新用データ変換テーブルに、前記通信データの通信使用頻度を格納する通信使用頻度
測定手段と、所定のタイミングに、前記更新用データ変換テーブルに基づき、前記通信デ
ータと前記変換用データパルスのパルス幅との対応付けた前記データ変換ルールに更新す
るとともに、更新された前記データ変換ルールの情報を前記第1装置へ送信する第2デー
タ変換ルール更新手段と、を備え、前記第1装置は、前記第2装置の前記第2データ変換
ルール更新手段によって送信された更新された前記データ変換ルールの情報に基づいて、
前記通信データと前記変換用データパルスのパルス幅との対応付ける前記第1装置の前記
データ変換ルールを更新する第1データ変換ルール更新手段を備えていることを特徴とす
る。
このような構成であれば、データ通信システムは、第2装置の通信使用頻度測定手段に
よって、通信データの通信使用頻度がカウントされ、更新用データ変換テーブルに、通信
データの通信使用頻度が格納される。また、第2装置の第2データ変換ルール更新手段に
よって、所定のタイミングに、更新用データ変換テーブルに基づき、通信データと変換用
データパルスのパルス幅との対応付けた最適なデータ変換ルールに更新される。また、更
新されたデータ変換ルールの情報が第1装置へ送信される。また、第1装置の第1データ
変換ルール更新手段によって、第2装置の第2データ変換ルール更新手段によって送信さ
れた更新されたデータ変換ルールの情報に基づいて、通信データと変換用データパルスの
パルス幅との対応付ける第1装置のデータ変換ルールが更新される。
これにより、運用されているシステムにおいて、よく使用されるデータのパルス幅が短
くなるような、最適な第1データ変換テーブル及び第2データ変換テーブルに、自動的に
更新することが可能である。従って、通信される全データの通信時間が短縮される通信効
率の良いデータ通信システムが可能になる。
本発明の他の態様にかかるデータ通信システムは、上述した本発明の態様にかかるデー
タ通信システムにおいて、前記第1装置は、前記通信データの通信使用頻度をカウントし
、更新用データ変換テーブルに、前記通信データの通信使用頻度を格納する通信使用頻度
測定手段と、所定のタイミングに、前記更新用データ変換テーブルに基づき、前記通信デ
ータと前記変換用データパルスのパルス幅との対応付けた前記データ変換ルールに更新す
るとともに、更新された前記データ変換ルールの情報を前記第2装置へ送信する第1デー
タ変換ルール更新手段と、を備え、前記第2装置は、前記第1装置の前記第1データ変換
ルール更新手段によって送信された更新された前記データ変換ルールの情報に基づいて、
前記通信データと前記変換用データパルスのパルス幅との対応付ける前記第2装置の前記
データ変換ルールを更新する第2データ変換ルール更新手段を備えていることを特徴とす
る。
このような構成であれば、データ通信システムは、第1装置の通信使用頻度測定手段に
よって、通信データの通信使用頻度がカウントされ、更新用データ変換テーブルに、通信
データの通信使用頻度が格納される。また、第1装置の第1データ変換ルール更新手段に
よって、所定のタイミングに、更新用データ変換テーブルに基づき、通信データと変換用
データパルスのパルス幅との対応付けた最適なデータ変換ルールに更新される。また、更
新されたデータ変換ルールの情報が第2装置へ送信される。また、第2装置の第2データ
変換ルール更新手段によって、第1装置の第1データ変換ルール更新手段によって送信さ
れた更新されたデータ変換ルールの情報に基づいて、通信データと変換用データパルスの
パルス幅との対応付ける第2装置のデータ変換ルールが更新される。
これにより、運用されているシステムにおいて、よく使用されるデータのパルス幅が短
くなるような、最適な第1データ変換テーブル及び第2データ変換テーブルに、自動的に
更新することが可能である。従って、通信される全データの通信時間が短縮される通信効
率の良いデータ通信システムが可能になる。
本発明の第1の態様にかかるデータ通信方法は、通信信号回線を介して、第1装置から
第2装置へ通信データを送信するデータ通信方法であって、(a)前記通信データと変換
用データパルスのパルス幅とを対応付けるデータ変換ルールに基づいて、前記通信データ
から、前記通信データに対応付けられたパルス幅の前記変換用データパルスを生成するパ
ルス生成工程と、(b)前記通信信号回線を介して、前記パルス生成工程(a)によって
生成された前記変換用データパルスを、前記第1装置から前記第2装置へ送信するデータ
送信工程と、(c)前記通信信号回線を介して、前記データ送信工程(b)によって前記
第1装置から前記第2装置へ送信された前記変換用データパルスを受信するデータ受信工
程と、(d)前記データ受信工程(c)によって受信された前記変換用データパルスのパ
ルス幅を検出するパルス幅検出工程と、(e)前記データ変換ルールに基づいて、前記パ
ルス幅検出工程(d)によって検出された前記変換用データパルスのパルス幅から、前記
変換用データパルスのパルス幅に対応付けられた前記通信データに変換するデータ変換工
程と、
を備えていることを特徴とする。
これにより、上述した本発明の態様にかかるデータ通信システムと同等の効果が得られ
る。
本発明の他の態様にかかるデータ通信方法は、通信信号回線を介して、第1装置から第
2装置へ通信データを送信するデータ通信方法であって、(a)前記通信データと変換用
データパルスのパルス幅とを対応付けるデータ変換ルールに基づいて、前記通信データか
ら、前記通信データに対応付けられたパルス幅の前記変換用データパルスを生成するパル
ス生成工程と、(b’)前記通信信号回線を介して、前記第1装置から前記第2装置への
通信を開始するためのデータ開始トリガ用パルスを前記第1装置から前記第2装置へ送信
した後に、前記パルス生成工程(a)によって生成された前記変換用データパルスを、前
記第1装置から前記第2装置へ送信するデータ送信工程と、(c’)前記通信信号回線を
介して、前記データ送信工程(b’)によって前記第1装置から前記第2装置へ送信され
た前記データ開始トリガ用パルスを受信した後に、前記変換用データパルスを受信するデ
ータ受信工程と、(d)前記データ受信工程(c’)によって受信された前記変換用デー
タパルスのパルス幅を検出するパルス幅検出工程と、(e)前記データ変換ルールに基づ
いて、前記パルス幅検出工程(d)によって検出された前記変換用データパルスのパルス
幅から、前記変換用データパルスのパルス幅に対応付けられた前記通信データに変換する
データ変換工程と、を備えていることを特徴とする。
これにより、上述した本発明の態様にかかるデータ通信システムと同等の効果が得られ
る。
本発明の他の態様にかかるデータ通信方法は、上述した本発明の態様にかかるデータ通
信方法において、前記第1装置が、前記データ変換ルールに基づいて、前記通信データと
前記変換用データパルスのパルス幅とを対応付ける第1データ変換テーブルを備え、前記
第2装置が、前記データ変換ルールに基づいて、前記通信データと前記変換用データパル
スのパルス幅とを対応付ける第2データ変換テーブルを備えているとき、前記パルス生成
工程(a)は、前記第1データ変換テーブルを使用して、前記通信データから前記変換用
データパルスを生成し、前記データ変換工程(e)は、前記第2データ変換テーブルを使
用して、前記変換用データパルスのパルス幅から前記通信データに変換することを特徴と
する。
これにより、上述した本発明の態様にかかるデータ通信システムと同等の効果が得られ
る。
本発明の他の態様にかかるデータ通信方法は、上述した本発明の態様にかかるデータ通
信方法の前記データ変換ルールが、通信使用頻度の高い前記通信データから低い前記通信
データへ順番に、前記変換用データパルスの短いパルス幅から長いパルス幅へ対応付けら
れていることを特徴とする。
これにより、上述した本発明の態様にかかるデータ通信システムと同等の効果が得られ
る。
本発明の他の態様にかかるデータ通信方法は、上述した本発明の態様にかかるデータ通
信方法において、(f)前記通信データの通信使用頻度をカウントし、更新用データ変換
テーブルに、前記通信データの通信使用頻度を格納する通信使用頻度測定工程と、(g)
所定のタイミングに、前記通信使用頻度測定工程(f)によって前記通信データの通信使
用頻度を格納された前記更新用データ変換テーブルに基づき、前記通信データと前記変換
用データパルスのパルス幅との対応付けた前記データ変換ルールに更新するとともに、更
新された前記データ変換ルールの情報を前記第2装置から前記第1装置へ送信する第2デ
ータ変換ルール更新工程と、(h)前記第2データ変換ルール更新工程(g)によって前
記第2装置から前記第1装置へ送信された更新された前記データ変換ルールの情報に基づ
いて、前記通信データと前記変換用データパルスのパルス幅との対応付ける前記第1装置
の前記データ変換ルールを更新する第1データ変換ルール更新工程と、を備えていること
を特徴とする。
これにより、上述した本発明の態様にかかるデータ通信システムと同等の効果が得られ
る。
本発明の他の態様にかかるデータ通信方法は、上述した本発明の態様にかかるデータ通
信方法において、(f)前記通信データの通信使用頻度をカウントし、更新用データ変換
テーブルに、前記通信データの通信使用頻度を格納する通信使用頻度測定工程と、(g’
)所定のタイミングに、前記通信使用頻度測定工程(f)によって前記通信データの通信
使用頻度を格納された前記更新用データ変換テーブルに基づき、前記通信データと前記変
換用データパルスのパルス幅との対応付けた前記データ変換ルールに更新するとともに、
更新された前記データ変換ルールの情報を前記第1装置から前記第2装置へ送信する第1
データ変換ルール更新工程と、(h’)前記第1データ変換ルール更新工程(g’)によ
って前記第1装置から前記第2装置へ送信された更新された前記データ変換ルールの情報
に基づいて、前記通信データと前記変換用データパルスのパルス幅との対応付ける前記第
2装置の前記データ変換ルールを更新する第2データ変換ルール更新工程と、を備えてい
ることを特徴とする。
これにより、上述した本発明の態様にかかるデータ通信システムと同等の効果が得られ
る。
本発明の第1の態様にかかるプログラムは、通信信号回線を介して、第1装置から第2
装置へ通信データを送信するデータ通信システムを制御する処理をコンピュータに実行さ
せるプログラムであって、上述した本発明の態様にかかるデータ通信システムの工程を前
記コンピュータに実行させることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムによって、コンピュータが処理を実行すると、上述した本発明の態様にかか
るデータ通信方法と同等の効果が得られる。
本発明によれば、1ポート出力によって多信号出力が可能になる。また、使用ポートが
限られた通信システムにおいても、最小限のポート出力により、多信号出力が可能になる
。また、最適なデータ変換ルールとなるような第1データ変換テーブル及び第2データ変
換テーブルを書き換えるだけで、通信効率の良いデータ通信システムを簡単に構築するこ
とが可能になる。
また、運用されているシステムにおいて、よく使用されるデータのパルス幅が短くなる
ような、最適な第1データ変換テーブル及び第2データ変換テーブルに、自動的に更新す
ることが可能である。従って、通信される全データの通信時間が短縮される通信効率の良
いデータ通信システムが可能になる。
また、少なくとも送信側または受信側の機能の一方を1チップIC化することにより、
多くの用途に使用できるICとなる。
この発明の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施態
様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者で
あればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なもので置換した実施態様を採用する
ことが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
図1は、本発明を適用可能なデータ通信システムの構成図の一例である。図1に示すよ
うに、データ通信システム10は、ホスト装置12とプリンタ14とは、通信回線16を
介して接続されている。
ホスト装置12の接続ポート13から出力された通信信号が、通信回線16を介して、
プリンタ14の接続ポート15に入力されることにより、また、プリンタ14の接続ポー
ト15から出力された通信信号が、通信回線16を介して、ホスト装置12の接続ポート
13に入力されることによりデータの送受信が行われる。以下、ホスト装置12の接続ポ
ート13から出力された通信信号が、通信回線16を介して、プリンタ14の接続ポート
15に入力される場合を例に挙げて説明する。
図2は、ホスト装置12の接続ポート13からプリンタ14の接続ポート15へ出力さ
れる通信信号を示す図である。図2(a)は、データ開始トリガ用パルスを利用しない場
合の通信信号を示す図であり、図2(b)は、データ開始トリガ用パルスを利用する場合
の通信信号を示す図である。
ホスト装置12からプリンタ14へビットデータを送信するとき、データ開始トリガ用
パルスを利用しない場合、ホスト装置12において、ビットデータから、ビットデータに
対応付けられたパルス幅T1の変換用データパルスp2へ変換し、変換した変換用データ
パルスp2を通信信号(図2(a)参照)として接続ポート13から接続ポート15へ出
力する。
プリンタ14は、所定のレジスタを利用して、接続ポート15から入力した通信信号の
変換用データパルスp2におけるパルス幅T1、即ち、H論理またはL論理が連続してい
る時間T1をカウントし、カウントしたパルス幅T1に対応付けられたビットデータに変
換する。
また、プリンタ14内の不図示のCPU内等のタイマ割り込み機能を用いて、変換用デ
ータパルスp2の立ち上がりを、タイマ割り込みの起動とし、変換用データパルスp2の
立ち上がりを、タイマ割り込みの停止とするように構成し、変換用データパルスp2の立
ち上がりから立下りの間の時間である時間T1をカウントするようにしてもよい。タイマ
割り込み機能を用いて、容易に計測することができる。
また、データ開始トリガ用パルスを利用する場合、ホスト装置12において、ビットデ
ータから、ビットデータに対応付けられたパルス幅T1の変換用データパルスp2へ変換
し、データ開始トリガ用パルスp1と変換した変換用データパルスp2(図2(b)参照
)を通信信号として接続ポート13から接続ポート15へ出力する。
プリンタ14は、所定のレジスタを利用して、接続ポート15から通信信号のデータ開
始トリガ用パルスp1を入力し、データ開始トリガ用パルスp1の立ち下がりを検出した
後、接続ポート15から通信信号の変換用データパルスp2を入力し、変換用データパル
スp2におけるパルス幅T1、即ち、H論理またはL論理が連続している時間T1をカウ
ントし、カウントしたパルス幅T1に対応付けられたビットデータに変換する。
また、プリンタ14内の不図示のCPU内等の割り込み機能を用いて、データ開始トリ
ガ用パルスp1の立ち下がりを検出するように構成し、所定のレジスタの用意を行い、次
の変換用データパルスp2の受信とカウントの準備を行い、変換用データパルスp2の立
ち上がりと立下りの間の時間T1をカウントするようにしてもよい。割り込み機能を用い
、容易に検出することができる。
また、データ開始トリガ用パルスp1のパルス幅を、変換用データパルスp2の基準パ
ルス幅とすれば、プリンタ14側は、変換用データパルスp2の立ち上がりと立下りの時
間T1内に、基準パルス幅より小さい誤差やノイズなどがあっても、四捨五入したり無視
したり、所定の閾値と比較して判断したりすることにより、それらの悪影響を防止するこ
とができる。
図3は、変換用データパルスp2のパルス幅T1とビットデータとを対応付けるテーブ
ルを示す図である。ここでは、ビットデータとして8ビットデータを例に挙げて説明する
。図3に示すように、所定の時間単位に、8ビットデータを割り当てている。ここでは、
例として、100μs単位に8ビットデータを割り当てている。
例えば、パルス幅T1が「100μs」である変換用データパルスp2と、「0000
0000」の8ビットデータとが対応付けられ、パルス幅T1が「200μs」である変
換用データパルスp2と、「00000001」の8ビットデータとが対応付けられる。
また、プリンタ14側は、変換用データパルスp2のパルス幅T1の最小値(ここでは
、「100μs」)を用い、変換用データパルスp2の立ち上がりと立下りの間の時間T
1内に、当該最小値より小さい誤差やノイズなどがあっても四捨五入したり無視したり、
所定の閾値と比較して判断したりすることにより、それらの悪影響を防止することができ
る。
図4は、パルス幅T1をカウントするのに利用したレジスタを示す図である。図4に示
すように、レジスタは、変換用データパルスp2を受信中であるか否かを判定するために
使用するデータ受信開始トリガビットと、入力した変換用データパルスp2のパルス幅T
1をカウントするための使用する受信データ時間カウントビットと、から構成されている
。ここで、受信データ時間カウントビットのビット長は、図3に示したビットデータのビ
ット数により決定される。
図2に示した通信信号のとき、データ開始トリガ用パルスp1がある場合は、データ開
始トリガ用パルスp1の立ち下がりを検出することにより、データ受信開始トリガビット
がセットされ、データ開始トリガ用パルスp1がない場合は、変換用データパルスp2の
立ち上がりを検出することにより、データ受信開始ビットがセットされる。
レジスタは、プリンタ14内の不図示のCPU内等に構成されている。データ受信開始
トリガビットがセットされ、変換用データパルスp2の立ち上がりを検出すると、CPU
内等のカウンタまたは不図示のタイマにより、受信データ時間カウントビットが計測を開
始する。計測中かどうかは、データ受信開始トリガビットを読み出すことでわかる。変換
用データパルスp2の立ち下がりを検出すると、受信データ時間カウントビットは計測を
停止し、データ受信開始トリガビットをリセットする。
データ受信開始トリガビットを読み出すことで受信が修了したことがわかる。CPUが
受信データ時間カウントビットを読み出し、必要な場合、所定の演算を行うと、時間T1
がわかる。受信データ時間カウントビットは、読み出された後、リセットされる。これら
は、タイマ割り込み機能や割り込み機能を用いてもよい。
図5は、本発明を適用可能なデータ通信システム10の機能ブロック図の一例である。
図5に示すように、データ通信システム10を構成するホスト装置12は、パルス生成部
21、データ送信部22及び第1データ変換テーブル23を備えている。また、データ通
信システム10を構成するプリンタ14は、データ受信部31、パルス幅検出部32、デ
ータ変換部33及び第2データ変換テーブル34を備えている。
パルス生成部21は、ホスト装置12からプリンタ14へ送信する通信データから、第
1データ変換テーブル23に基づいて、変換用データパルスp2のパルス幅T1を検索し
、不図示のCPUのクロック等を用いて、検索したパルス幅T1の変換用データパルスp
2を生成する。
図6に、第1データ変換テーブル23の構成を示す例を示す。第1データ変換テーブル
23は、通信データがビットデータである場合は、図6(a)に示したテーブルである。
これは、上述の図3に同じである。
また、通信データがアルファベットである場合、図6(b)に示したような、通信使用
頻度の高い文字をパルス幅T1の短いビットデータに対応付けたテーブルである。通信使
用頻度の高い順にアルファベットが「e」、「a」、・・・・と並ぶとき、パルス幅T1
の短い順のビットデータ「00000000」と「e」、「00000001」と「a」
、以下順番に対応付けられている。
また、通信データがひらがなである場合、図6(c)に示したような、使用頻度の高い
文字をパルス幅T1の短いビットデータに対応付けたテーブルである。通信使用頻度の高
い順にひらがなが「あ」、「か」、・・・・と並ぶとき、パルス幅T1の短い順のビット
データ「00000000」と「あ」、「00000001」と「か」、以下順番に対応
付けられている。使用頻度による順番の並びは、文字に限らず、データなどでもよい。
データ送信部22は、通信回線16を介して、パルス生成部21によって生成されたパ
ルス幅T1の変換用データパルスp2を、プリンタ14へ出力する。ここで、データ開始
トリガ用パルスp1を利用する場合は、データ開始トリガ用パルスp1をプリンタ14へ
出力した後、パルス生成部21によって生成されたパルス幅T1の変換用データパルスp
2を、プリンタ14へ出力する。通信回線16は有線以外の無線でもよく、例えば赤外線
方式や無線方式でもよい。
データ受信部31は、通信回線16を介して、ホスト装置12から送信された変換用デ
ータパルスp2を受信する。ここで、データ開始トリガ用パルスp1を利用する場合は、
ホスト装置12からデータ開始トリガ用パルスp1を入力し、データ開始トリガ用パルス
p1の立ち下がりを検出した後、変換用データパルスp2を受信する。
パルス幅検出部32は、データ受信部31によって受信した変換用データパルスp2の
パルス幅T1の時間をカウントし、検出する。ここで、時間のカウントは、外部から、カ
ウント用クロックを専用に入力しても良いし、プリンタ14のCPU動作クロックを用い
て、内部クロックを利用しても良い。
データ変換部33は、パルス幅検出部32によって検出された変換用データパルスp2
のパルス幅T1から、第2データ変換テーブル34に基づいて、通信データに変換する。
ここで、第2データ変換テーブル34の構成は、第1データ変換テーブル23の構成と同
じである。
上述したように、データ通信システム10を構成するホスト装置12にパルス生成部2
1、データ送信部22及び第1データ変換テーブル23を備え、プリンタ14にデータ受
信部31、パルス幅検出部32、データ変換部33及び第2データ変換テーブル34を備
えることにより、1ポート出力によって多信号出力が可能になる。
また、使用ポートが限られた通信システムにおいても、最小限のポート出力により、多
信号出力が可能になる。また、最適なデータ変換ルールとなるような第1データ変換テー
ブル及び第2データ変換テーブルを書き換えるだけで、通信効率の良いデータ通信システ
ムを簡単に構築することが可能になる。
また、上述において、プリンタ14の接続ポートが割り込みポートである場合、パルス
幅T1を、割り込みから割り込みまでの時間とすることにより実現することができる。
また、プリンタ14のデータ受信部31、パルス幅検出部32、データ変換部33及び
第2データ変換テーブル34の機能を1チップIC化することにより、多くの用途に使用
できるICとなる。また、パルス生成部21、データ送信部22及び第1データ変換テー
ブル23など送信側の機能も加え、1チップIC化してもよい。さらにこれらの受信側と
送信側の機能を全て1チップIC化してもよい。さらに利便性を図ることができる。
図7は、本発明を適用可能なデータ通信システム10の別の機能ブロック図の一例であ
る。図7に示すように、データ通信システム10を構成するホスト装置12は、パルス生
成部41、データ送信部42、第1データ変換テーブル更新部43及び第1データ変換テ
ーブル44を備えている。また、データ通信システム10を構成するプリンタ14は、デ
ータ受信部51、パルス幅検出部52、データ変換部53、通信使用頻度測定部54、第
2データ変換テーブル更新部55、第2データ変換テーブル56、及び更新用データ変換
テーブル57を備えている。
ここでは、図5に示した機能ブロック図と異なる機能について、以下説明する。従って
、ホスト装置12のパルス生成部41、データ送信部42及び第1データ変換テーブル4
4、プリンタ14のデータ受信部51、パルス幅検出部52、データ変換部53及び第2
データ変換テーブル56は、図5のホスト装置12のパルス生成部21、データ送信部2
2及び第1データ変換テーブル23、プリンタ14のデータ受信部31、パルス幅検出部
32、データ変換部33及び第2データ変換テーブル34と同様の機能である。
通信使用頻度測定部54は、ホスト装置12とプリンタ14との間のデータ通信に使用
された通信データの通信使用頻度をカウントし、カウントした通信データの通信費用頻度
を、更新用データ変換テーブル57に格納する。この際、第2データ変換テーブル更新部
55は、更新用データ変換テーブル57を、通信使用頻度のより高い通信データをより短
いパルス幅に対応付けるように、並び替えをしながら格納してもよい。
第2データ変換テーブル更新部55は、所定のタイミングに、前記更新用データ変換テ
ーブル57を利用して、通信使用頻度のより高い通信データをより短い変換用データパル
スのパルス幅に対応付けるように、第2データ変換テーブル56を、並び替えをしながら
更新するとともに、第2データ変換テーブル56の情報をホスト装置12へ送信する。既
に並び替えが済んでいる場合は、更新用データ変換テーブル57を、そのまま第2データ
変換テーブル56に更新するとともに、第2データ変換テーブル56の情報をホスト装置
12へ送信すればよい。
第1データ変換テーブル更新部43は、第2データ変換テーブル更新部55によって送
信された第2データ変換テーブル56の情報に基づいて、通信データと変換用データパル
スのパルス幅との対応付ける第1データ変換テーブル44を更新する。
上述したように、データ通信システム10を構成するホスト装置12にパルス生成部4
1、データ送信部42、第1データ変換テーブル更新部43及び第1データ変換テーブル
44を備え、プリンタ14にデータ受信部51、パルス幅検出部52、データ変換部53
、通信使用頻度測定部54、第2データ変換テーブル更新部55、第2データ変換テーブ
ル56、及び更新用データ変換テーブル57を備えることにより、運用されているシステ
ムにおいて、よく使用されるデータのパルス幅が短くなるような、最適な第1データ変換
テーブル及び第2データ変換テーブルに、自動的に更新することが可能である。
従って、通信される全データの通信時間が短縮される通信効率の良いデータ通信システ
ムが可能になる。通信データの通信使用頻度に基づき自動的に並べ替えを行う、通信シス
テムにおけるいわゆる学習機能を有することにより、より短時間で通信が済む効率的で柔
軟な通信システムを構築することが可能である。尚、第2データ変換テーブル更新部55
は、図4のデータ受信開始トリガビットがリセットであることを確認して、第2データ変
換テーブル56を更新するとともに、ホスト装置12へ送信すればよい。
図8は、本発明を適用可能なデータ通信システム10の別の機能ブロック図の一例であ
る。図8に示すように、データ通信システム10を構成するホスト装置12は、パルス生
成部61、データ送信部62、通信使用頻度測定部63、第1データ変換テーブル更新部
64、第1データ変換テーブル65、及び更新用データ変換テーブル66を備えている。
また、データ通信システム10を構成するプリンタ14は、データ受信部71、パルス幅
検出部72、データ変換部73、第2データ変換テーブル更新部74及び第2データ変換
テーブル75を備えている。
ここでは、図5に示した機能ブロック図と異なる機能について、以下説明する。従って
、ホスト装置12のパルス生成部61、データ送信部62及び第1データ変換テーブル6
5、プリンタ14のデータ受信部71、パルス幅検出部72、データ変換部73及び第2
データ変換テーブル75は、図5のホスト装置12のパルス生成部21、データ送信部2
2及び第1データ変換テーブル23、プリンタ14のデータ受信部31、パルス幅検出部
32、データ変換部33及び第2データ変換テーブル34と同様の機能である。
通信使用頻度測定部63は、ホスト装置12とプリンタ14との間のデータ通信に使用
された通信データの通信使用頻度をカウントし、カウントした通信データの通信費用頻度
を、更新用データ変換テーブル66に格納する。この際、第1データ変換テーブル更新部
64は、更新用データ変換テーブル66に基づき、通信使用頻度のより高い通信データを
より短いパルス幅に対応付けるように、第1データ変換テーブル64を、並び替えをしな
がら格納してもよい。
第1データ変換テーブル更新部64は、所定のタイミングに、前記更新用データ変換テ
ーブル66を利用して、通信使用頻度のより高い通信データをより短い変換用データパル
スのパルス幅に対応付けるように、第1データ変換テーブル65を、並び替えをしながら
更新するとともに、第1データ変換テーブル65の情報をプリンタ14へ送信する。既に
並び替えが済んでいる場合は、更新用データ変換テーブル66を、そのまま第1データ変
換テーブル64に更新するとともに、第1データ変換テーブル65の情報をプリンタ14
へ送信すればよい。
第2データ変換テーブル更新部74は、第1データ変換テーブル更新部64によって送
信された第1データ変換テーブル65の情報に基づいて、通信データと変換用データパル
スのパルス幅との対応付ける第2データ変換テーブル74を更新する。
上述したように、データ通信システム10を構成するホスト装置12にパルス生成部6
1、データ送信部62、通信使用頻度測定部63、第1データ変換テーブル更新部64、
第1データ変換テーブル65、及び更新用データ変換テーブル66を備え、プリンタ14
にデータ受信部71、パルス幅検出部72、データ変換部73、第2データ変換テーブル
更新部74及び第2データ変換テーブル75を備えることにより、運用されているシステ
ムにおいて、よく使用されるデータのパルス幅が短くなるような、最適な第1データ変換
テーブル及び第2データ変換テーブルに、自動的に更新することが可能である。従って、
通信される全データの通信時間が短縮される通信効率の良いデータ通信システムが可能に
なる。
本発明を適用可能なデータ通信システムの構成図の一例である。 ホスト装置12の接続ポート13からプリンタ14の接続ポート15へ出力される通信信号を示す図である。 変換用データパルスp2のパルス幅T1とビットデータとを対応付けるテーブルを示す図である。 パルス幅T1をカウントするのに利用したレジスタを示す図である。 本発明を適用可能なデータ通信システム10の機能ブロック図の一例である。 第1データ変換テーブル23の構成を示す例を示す。 本発明を適用可能なデータ通信システム10の別の機能ブロック図の一例である。 本発明を適用可能なデータ通信システム10の別の機能ブロック図の一例である。
符号の説明
10 データ通信システム
12 ポスト装置
13 接続ポート
14 プリンタ
15 接続ポート
16 通信回線

Claims (11)

  1. 通信信号回線を介して、第1装置から第2装置へ通信データを送信するデータ通信シス
    テムであって、
    前記第1装置は、
    前記通信データと変換用データパルスのパルス幅とを対応付けるデータ変換ルールに基
    づいて、前記通信データから、前記通信データに対応付けられたパルス幅の前記変換用デ
    ータパルスを生成するパルス生成手段と、
    前記通信信号回線を介して、前記パルス生成手段によって生成された前記変換用データ
    パルスを、前記第2装置へ送信するデータ送信手段と、を備え、
    前記第2装置は、
    前記通信信号回線を介して、前記第1装置のデータ送信手段から送信された前記変換用
    データパルスを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段によって受信された前記変換用データパルスのパルス幅を検出する
    パルス幅検出手段と、
    前記データ変換ルールに基づいて、前記パルス幅検出手段によって検出された前記変換
    用データパルスのパルス幅から、前記変換用データパルスのパルス幅に対応付けられた前
    記通信データに変換するデータ変換手段と、を備えていることを特徴とするデータ通信シ
    ステム。
  2. 前記第1装置は、
    前記データ変換ルールに基づいて、前記通信データと前記変換用データパルスのパルス
    幅とを対応付ける第1データ変換テーブルを備え、
    前記第2装置は、
    前記データ変換ルールに基づいて、前記通信データと前記変換用データパルスのパルス
    幅とを対応付ける第2データ変換テーブルを備え、
    前記第1装置の前記パルス生成手段は、前記第1データ変換テーブルを使用して、前記
    通信データから前記変換用データパルスを生成し、
    前記第2装置の前記データ変換手段は、前記第2データ変換テーブルを使用して、前記
    変換用データパルスのパルス幅から前記通信データに変換することを特徴とする請求項1
    に記載のデータ通信システム。
  3. 前記データ変換ルールは、通信使用頻度の高い前記通信データから低い前記通信データ
    へ順番に、前記変換用データパルスの短いパルス幅から長いパルス幅へ対応付けられてい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ通信システム。
  4. 前記第2装置は、
    前記通信データの通信使用頻度をカウントし、更新用データ変換テーブルに、前記通信
    データの通信使用頻度を格納する通信使用頻度測定手段と、
    所定のタイミングに、前記更新用データ変換テーブルに基づき、前記通信データと前記
    変換用データパルスのパルス幅との対応付けた前記データ変換ルールに更新するとともに
    、更新された前記データ変換ルールの情報を前記第1装置へ送信する第2データ変換ルー
    ル更新手段と、を備え、
    前記第1装置は、
    前記第2装置の前記第2データ変換ルール更新手段によって送信された更新された前記
    データ変換ルールの情報に基づいて、前記通信データと前記変換用データパルスのパルス
    幅との対応付ける前記第1装置の前記データ変換ルールを更新する第1データ変換ルール
    更新手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載のデータ通信システム。
  5. 前記第1装置は、
    前記通信データの通信使用頻度をカウントし、更新用データ変換テーブルに、前記通信
    データの通信使用頻度を格納する通信使用頻度測定手段と、
    所定のタイミングに、前記更新用データ変換テーブルに基づき、前記通信データと前記
    変換用データパルスのパルス幅との対応付けた前記データ変換ルールに更新するとともに
    、更新された前記データ変換ルールの情報を前記第2装置へ送信する第1データ変換ルー
    ル更新手段と、を備え、
    前記第2装置は、
    前記第1装置の前記第1データ変換ルール更新手段によって送信された更新された前記
    データ変換ルールの情報に基づいて、前記通信データと前記変換用データパルスのパルス
    幅との対応付ける前記第2装置の前記データ変換ルールを更新する第2データ変換ルール
    更新手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載のデータ通信システム。
  6. 通信信号回線を介して、第1装置から第2装置へ通信データを送信するデータ通信方法
    であって、
    (a)前記通信データと変換用データパルスのパルス幅とを対応付けるデータ変換ルー
    ルに基づいて、前記通信データから、前記通信データに対応付けられたパルス幅の前記変
    換用データパルスを生成するパルス生成工程と、
    (b)前記通信信号回線を介して、前記パルス生成工程(a)によって生成された前記
    変換用データパルスを、前記第1装置から前記第2装置へ送信するデータ送信工程と、
    (c)前記通信信号回線を介して、前記データ送信工程(b)によって前記第1装置か
    ら前記第2装置へ送信された前記変換用データパルスを受信するデータ受信工程と、
    (d)前記データ受信工程(c)によって受信された前記変換用データパルスのパルス
    幅を検出するパルス幅検出工程と、
    (e)前記データ変換ルールに基づいて、前記パルス幅検出工程(d)によって検出さ
    れた前記変換用データパルスのパルス幅から、前記変換用データパルスのパルス幅に対応
    付けられた前記通信データに変換するデータ変換工程と、
    を備えていることを特徴とするデータ通信方法。
  7. 前記第1装置が、前記データ変換ルールに基づいて、前記通信データと前記変換用デー
    タパルスのパルス幅とを対応付ける第1データ変換テーブルを備え、前記第2装置が、前
    記データ変換ルールに基づいて、前記通信データと前記変換用データパルスのパルス幅と
    を対応付ける第2データ変換テーブルを備えているとき、
    前記パルス生成工程(a)は、前記第1データ変換テーブルを使用して、前記通信デー
    タから前記変換用データパルスを生成し、
    前記データ変換工程(e)は、前記第2データ変換テーブルを使用して、前記変換用デ
    ータパルスのパルス幅から前記通信データに変換することを特徴とする請求項6に記載の
    データ通信方法。
  8. 前記データ変換ルールは、通信使用頻度の高い前記通信データから低い前記通信データ
    へ順番に、前記変換用データパルスの短いパルス幅から長いパルス幅へ対応付けられてい
    ることを特徴とする請求項6または7に記載のデータ通信方法。
  9. (f)前記通信データの通信使用頻度をカウントし、更新用データ変換テーブルに、前
    記通信データの通信使用頻度を格納する通信使用頻度測定工程と、
    (g)所定のタイミングに、前記通信使用頻度測定工程(f)によって前記通信データ
    の通信使用頻度を格納された前記更新用データ変換テーブルに基づき、前記通信データと
    前記変換用データパルスのパルス幅との対応付けた前記データ変換ルールに更新するとと
    もに、更新された前記データ変換ルールの情報を前記第2装置から前記第1装置へ送信す
    る第2データ変換ルール更新工程と、
    (h)前記第2データ変換ルール更新工程(g)によって前記第2装置から前記第1装
    置へ送信された更新された前記データ変換ルールの情報に基づいて、前記通信データと前
    記変換用データパルスのパルス幅との対応付ける前記第1装置の前記データ変換ルールを
    更新する第1データ変換ルール更新工程と、
    を備えていることを特徴とする請求項8に記載のデータ通信方法。
  10. (f)前記通信データの通信使用頻度をカウントし、更新用データ変換テーブルに、前
    記通信データの通信使用頻度を格納する通信使用頻度測定工程と、
    (g’)所定のタイミングに、前記通信使用頻度測定工程(f)によって前記通信デー
    タの通信使用頻度を格納された前記更新用データ変換テーブルに基づき、前記通信データ
    と前記変換用データパルスのパルス幅との対応付けた前記データ変換ルールに更新すると
    ともに、更新された前記データ変換ルールの情報を前記第1装置から前記第2装置へ送信
    する第1データ変換ルール更新工程と、
    (h’)前記第1データ変換ルール更新工程(g’)によって前記第1装置から前記第
    2装置へ送信された更新された前記データ変換ルールの情報に基づいて、前記通信データ
    と前記変換用データパルスのパルス幅との対応付ける前記第2装置の前記データ変換ルー
    ルを更新する第2データ変換ルール更新工程と、
    を備えていることを特徴とする請求項8に記載のデータ通信方法。
  11. 通信信号回線を介して、第1装置から第2装置へ通信データを送信するデータ通信シス
    テムを制御する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    請求項6から10のいずれか1項に記載のデータ通信方法の工程を前記コンピュータに
    実行させるプログラム。

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