JPH09130254A - パルス変調方法とパルス変調装置及びパルス復調装置 - Google Patents

パルス変調方法とパルス変調装置及びパルス復調装置

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JPH09130254A
JPH09130254A JP7303304A JP30330495A JPH09130254A JP H09130254 A JPH09130254 A JP H09130254A JP 7303304 A JP7303304 A JP 7303304A JP 30330495 A JP30330495 A JP 30330495A JP H09130254 A JPH09130254 A JP H09130254A
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signal
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bit
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    • H04L25/4902Pulse width modulation; Pulse position modulation
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルス幅が変動しても、確実にビットデータ
を復調することができ、しかも高速伝送が可能なパルス
変調方法と、このパルス変調方法に使用されるパルス変
調装置とパルス復調装置を提供する。 【解決手段】 パルス変調装置は、入力信号を、nビッ
トのワード単位に分割し、ワード単位でそのビットデー
タの状態を、奇数番目の反転位置間の時間幅iと偶数番
目の反転位置間の時間幅jとによって表したパルスユニ
ット信号に変換する。それぞれの時間幅i、jは、伝送
路などによる影響を受けず、パルス復調装置においても
変化しないので、復調エラーが生じない。また、奇数番
目の反転位置間の時間幅iと偶数番目の反転位置間の時
間幅jとでビットデータを表すので、符号化効率が高く
なり、高速伝送が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】この発明は、ビットデータからなる入力信
号を変調したパルス信号として出力するパルス変調方法
と、このパルス変調方法に使用されるパルス変調装置と
パルス復調装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のパルス変調方法として
は、パルス波を搬送波として、ビットデータに従ってそ
のパルスの振幅を変化させるパルス振幅変調(PA
M)、パルスの幅を変化させるパルス幅変調(PW
M)、パルスの位置を変化させるパルス位相変調(PP
M)等の変調方法が知られている。
【0004】特に、赤外線等の光を搬送波とする光通信
方式においては、光強度でビットデータを表すパルス振
幅変調(PAM)は、信頼性に問題があり、従って、パ
ルス幅変調(PWM)やパルス位相変調(PPM)を他
の変調方法と組み合わせて、用いている。
【0005】図13の(a)、(b)は、その一例のA
SK方式による信号波形を示すもので、複数のビットデ
ータからなるデジタルデータを、ビットデータが「0」
のときに「L」、「1」のときに「H」とするNRZ
(Non−Return−Zero)変調によってパル
ス信号(a)に変換し、このパルス信号(a)を変調波
として、バースト信号をASK変調(Amplitud
e−Shift−Keying)して被変調波(b)と
する。
【0006】この被変調波(b)を復調する場合には、
入力信号からバースト信号の包絡線波形をとり、この包
絡線波形を波形整形してパルス信号(a)を得て、パル
ス信号のパルス波形が存在するマーク部分を「1」、存
在しないスペース部分を「0」として複数のビットデー
タを復調する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このASK方式によれ
ば、1ビットデータに対して、同じ時間幅のパルス波形
のパルス信号を用いるので、高容量のデータを伝送する
ことができ高速伝送に適している。
【0008】しかしながら、NRZ変調によって変調し
たパルス信号(a)のパルス幅は、発光素子、受光素
子、変復調回路の周波数特性、伝送路等による影響によ
って変化し、必ずしも復調する際のパルス信号のパルス
幅と一致しない。
【0009】例えば、復調側の受信波形は、図14の受
信波形1のように、パルス波形の立ち下がり位置が遅れ
て、パルス幅が広くなったり、同図の受信波形2に示す
ように、パルス波形の立ち上がりと立ち下がりのいずれ
もが遅れ、パルス幅が狭くなることがある。すなわち、
送信波形におけるパルス幅C0は、受信波形1若しくは
受信波形2のパルス幅C1、C2と必ずしも一致しない。
【0010】このようにパルス幅が変化したパルス信号
から、ビットデータを復調しようとすると、パルス信号
のパルス位置がずれ、復調エラーが発生する原因となっ
ていた。
【0011】一方、変調したパルス信号の立ち上がり位
置間の時間幅A0は、復調する際のパルス信号の立ち上
がり位置間の時間幅A1、A2においても等しく保たれる
ことに着目し、パルス信号の立ち上がり位置間の時間幅
0をビットデータにより変化させるPPM変調を用い
たPPM方式も知られている。すなわち、図13の
(c)に示すように、PPM変調によって、デジタルデ
ータの各ビットデータ毎にその先頭にパルス幅Tのパル
スを形成し、その後のパルス休止期間を、ビットデータ
が「0」のときに時間幅Tと、「1」のときに時間幅3
Tとするものであり、このようして変換したパルス信号
(c)を変調波として、バースト信号をASK変調する
ものである。
【0012】このPPM変調方式によれば、復調エラー
が減少する反面、1ビットのデータ毎にパルス休止間隔
でそのデータを表すため、複数のビットデータ全体を送
るためのフレーム送信期間が長くなり、伝送速度が遅く
なるという問題があった。
【0013】そこで、図13の(d)に示すSIR方式
のように、パルス信号(d)の立ち上がり位置によって
複数のビットデータを表し、パルス幅の変化に影響され
ずしかも伝送速度を上げる変調方法が開発されている。
このSIR方式は、複数のビットデータを2ビットデー
タのワード単位に分割し、4種類の2ビットデータの状
態に応じて、2ビットデータの時間幅4T内で、パルス
幅がTのパルスの立ち上がり位置すなわち位相を変化さ
せるものである。
【0014】しかしながら、このパルス変調方法によっ
ても、パルスの立ち上がり位置のみで、ビットデータを
表すため冗長度が高く、伝送速度を上げるには限界があ
った。
【0015】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、図14において、パルス幅C0は変
化しても、パルスの立ち上がり位置間の時間幅A0と立
ち下がり位置間の時間幅B0はそれぞれともに受信波形
においてほぼ変化しないことに着目し、この2種類の時
間幅によってビットデータを表し、符号化効率を高め、
しかも伝送系による影響を受けずに復調することができ
るパルス変調方法とするものである。
【0016】すなわち、パルス幅が変動しても、確実に
ビットデータを復調することができ、しかも高速伝送が
可能なパルス変調方法と、このパルス変調方法に使用さ
れるパルス変調装置とパルス復調装置を提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の問題
点を解決するため、請求項1のパルス変調方法は、複数
のビットデータからなる入力信号を変調したパルス信号
に変換するパルス変調方法において、入力信号を、nビ
ットデータ(nは2以上の正の整数)のワード単位に分
割し、時間幅im、jm(mは1から始まる正の整数)を
組み合わせて互いに異なる少なくとも2n以上の伝送符
号とし、nビットデータの全ての状態を、それぞれ伝送
符号と対応させ、入力信号を、ワード単位でそのビット
データの状態に対応する伝送符号に従って、(2m−
1)番目と(2m+1)番目の反転位置間の時間幅をi
mとし、2m番目と(2m+2)番目の反転位置間の時
間幅をjmとするパルスユニット信号に変換し、ワード
単位で変換されたパルスユニット信号を連続させて、変
調したパルス信号とすることを特徴とする。
【0018】ワード単位で変換されたパルスユニット信
号の反転位置間の時間幅im、jmは、それぞれ一方が、
パルスユニット信号の立ち上がりと立ち上がりの時間間
隔を、他方が立ち下がりと立ち下がりの時間間隔を表わ
している。このパルスユニット信号のパルス幅は、発光
素子、受光素子、変復調回路の周波数特性、伝送路等に
よる影響によって変化するが、パルスユニット信号の各
立ち上がり若しくは各立ち下がりは、同条件で影響を受
けるので、復調側でその時間間隔は変化しない。従っ
て、立ち上がりの時間間隔と立ち下がりの時間間隔で、
ビットデータの各状態を表したパルス信号は、周波数特
性などの影響を受けずに、復調することができる。
【0019】また、立ち上がりの時間間隔と立ち下がり
の時間間隔の両方で、nビットデータの状態を表すの
で、冗長度を省いて符号化効率が高くなり、高速伝送が
可能となる。
【0020】請求項2のパルス変調方法は、ワード単位
で変換されたパルスユニット信号の1番目の反転位置
は、直前のワード単位で変換されたパルスユニット信号
の最後の反転位置であることを特徴とする。
【0021】ワード単位で変換されたパルスユニット信
号の1番目の反転位置は、パルスの立ち下がりの位置で
あっても、立ち上がりの位置であってもよい。つまり、
直前のワード単位で変換されたパルスユニット信号の最
後の反転位置が、パルスの立ち上がり位置若しくは、立
ち下がり位置のいずれであっても、1番目の反転位置を
これに合わせて、連続させることができる。従って、ワ
ード単位で変換されたパルスユニット信号の接続部分の
反転位置を共用できるので、ビットデータ全体を伝送す
るフレーム送信期間を短縮させることができる。
【0022】請求項3のパルス変調方法は、入力信号
を、2ビットデータのワード単位に分割し、時間幅
1、j1を、単位時間幅をTとして2Tと3Tから選
び、時間幅i1、j1を組み合わせて互いに異なる4種類
の伝送符号とし、1番目と3番目の反転位置間の時間幅
をi1とし、2番目と4番目の時間幅をj1とするパルス
ユニット信号に変換することを特徴とする。
【0023】2ビットデータの4種類の各状態は、2T
と3Tを組み合わせた4種類の伝送符号に対応させるこ
とができる。変換されるパルスユニット信号の1番目と
3番目の反転位置間の時間幅i1と、2番目と4番目の
時間幅j1は、それぞれ2T若しくは3Tのいずれかで
あり、パルス幅をTとすれば、ワード単位のパルスユニ
ット信号の時間幅は、3T若しくは4Tとなる。従っ
て、複数のビットデータ全体を伝送する送信期間が短縮
される。
【0024】請求項4のパルス変調方法は、入力信号
を、4ビットデータのワード単位に分割し、時間幅
1、j1を、単位時間幅をTとして2T、2.5T、3
Tと3.5Tから選び、時間幅i1、j1を組み合わせて
互いに異なる16種類の伝送符号とし、1番目と3番目
の反転位置間の時間幅i1とし、2番目と4番目の時間
幅をj1とするパルスユニット信号に変換することを特
徴とする。
【0025】4ビットデータの16種類の各状態は、2
T、2.5T、3Tと3.5Tを組み合わせた16種類
の伝送符号に対応させることができる。変換されるパル
スユニット信号の1番目と3番目の反転位置間の時間幅
1と、2番目と4番目の時間幅j1は、それぞれ2T、
2.5T、3Tと3.5Tのいずれかであり、パルス幅
をTとすれば、ワード単位のパルスユニット信号の時間
幅は、3Tから4.5Tの間となる。従って、複数のビ
ットデータ全体を伝送する送信期間が短縮される。
【0026】請求項5のパルス変調方法は、単位時間幅
Tが、1ビットデータのデータ幅であることを特徴とす
る。
【0027】請求項6のパルス変調方法は、ワード単位
で変換されるパルスユニット信号の1番目の反転位置と
最後の反転位置との時間幅Fが一定となるように、時間
幅im、jmを組み合わせて、互いに異なる少なくとも2
n以上の伝送符号としたことを特徴とする。
【0028】ワード単位で変換されるパルスユニット信
号の時間幅Fが一定であるので、複数のビットデータ全
体を伝送する送信期間が一定となり、変調の際のエラー
を容易に検出できる。
【0029】また、復調の際には、被変調信号を時間幅
F毎に区切りワード単位でビットデータに復調できるの
で、復調が容易で、ノイズ等により反転信号が加わって
も、他のワードの復調に影響しない。
【0030】請求項7のパルス変調方法は、最上位ビッ
トMSBと最下位ビットLSBのビットデータが「1」
で、中間のビットデータが互いに異なる(n+2)ビッ
トデータによって、それぞれNRZ変調した2n種類の
NRZ信号を想定し、各NRZ信号の(2m−1)番目
と(2m+1)番目の反転位置間の時間幅と、2m番目
と(2m+2)番目の反転位置間の時間幅を、時間幅i
m、jmの組み合わせとし、時間幅Fを(n+2)ビット
データの時間幅としたことを特徴とする。
【0031】2n種類のNRZ信号は、中間のnビット
データの全ての異なる状態に対応したパルス信号であ
る。それぞれのNRZ信号は、両端の反転位置間の時間
幅が(n+2)ビットデータの時間幅であり、互いに、
中間のパルス波形が異なり、奇数番目の反転位置間の時
間幅と、偶数番目の反転位置間の時間幅の組み合わせが
異なる。従って、これらの時間幅の組み合わせを時間幅
m、jmの組み合わせとすれば、ワード単位で変換され
るパルスユニット信号の時間幅Fを一定とする2n種類
の伝送符号とすることができる。
【0032】請求項8のパルス変調装置は、複数のビッ
トデータからなるシリアル入力信号をnビット(nは2
以上の正の整数)毎に区切り、nビットのパラレルデー
タとして出力する直列−並列変換回路と、時間幅im
m(mは1から始まる正の整数)を組み合わせて互い
に異なる少なくとも2n以上の伝送符号とし、この伝送
符号に従って、パルスユニット信号の(2m−1)番目
と(2m+1)番目の反転位置間の時間幅をimとし、
2m番目と(2m+2)番目の反転位置間の時間幅をj
mとするパルス符号を、nビットのパラレルデータの各
状態に対応づけて記憶する符号化テーブル記憶回路と、
nビットのパラレルデータに対応するパルス符号を符号
化テーブル記憶回路から呼び出し、出力する符号化回路
と、パルス符号によりパルスユニット信号を形成し、シ
リアル出力するパルス信号発生回路と、nビットのパラ
レルデータ毎に変換されたパルスユニット信号を連続さ
せて、パルス信号を出力するパルス出力回路とを備えた
ことを特徴とする。
【0033】複数のビットデータは、直列−並列変換回
路でnビットのパラレルデータ毎に区切られる。符号化
回路は、nビットのパラレルデータのデータ状態に対応
するパルス符号をパルス信号発生回路に出力する。パル
ス信号発生回路は、パルス符号によって、奇数番目の反
転位置間の時間幅がimで、偶数番目の反転位置間の時
間幅がjmのパルスユニット信号をシリアル出力し、パ
ルス出力回路は、このパルスユニット信号を連続させた
パルス信号を出力する。
【0034】従って、nビットのパラレルデータのビッ
トデータは、パルスユニット信号の立ち下がり位置間の
時間幅と立ち上がり位置間の時間幅によって表され、パ
ルス幅が伝送状態の影響を受けて変化しても、復調エラ
ーを生じないパルス信号を出力することができる。
【0035】請求項9の復調装置は、入力されたパルス
信号を一定の反転回数Kで区切り、このK回の反転回数
で区切られたパルスユニット信号毎に、(2m−1)番
目(mは1から始まる正の整数)と(2m+1)番目の
反転位置間の時間幅imと、2m番目と(2m+2)番
目の反転位置間の時間幅jmを繰り返し検出する反転位
置検出回路と、2n以上(nは2以上の正の整数)の互
いに異なる時間幅im、jm(mは1からKまでの正の整
数)の組み合わせを、nビットデータの各状態に対応づ
けて記憶する復号化テーブル記憶回路と、反転位置検出
回路で検出した時間幅im、jmの組み合わせに対応する
nビットデータを復号化テーブル記憶回路から呼び出
し、nビットのパラレルデータとして出力する復号化回
路と、パルスユニット信号毎に復調された各nビットの
パラレルデータをシリアル信号に変換して連続させ、複
数のビットデータからなる出力信号として出力する並列
−直列変換回路とを備えたことを特徴とする。
【0036】入力されたパルス信号は、一定の反転回数
Kで区切られる。この反転回数Kをnビットデータを変
換したパルスユニット信号の反転回数と等しくすること
によって、パルス信号をパルスユニット信号単位で区切
る。反転位置検出回路は、パルスユニット信号毎に奇数
番目の反転位置間の時間幅imと偶数番目の反転位置間
の時間幅jmを検出する。復号化回路は、この時間幅
m、jmの組み合わせに対応するnビットデータを復号
化テーブル記憶回路から呼び出し、nビットのパラレル
データとして出力する。nビットのパラレルデータは、
並列−直列変換回路によってnビットデータのシリアル
信号に変換され、直前のパルスユニット信号を同様の方
法で復調したnビットデータのシリアル信号に接続され
て、複数のビットデータからなる出力信号となる。
【0037】従って、立ち下がり位置間の時間幅と立ち
上がり位置間の時間幅によって複数のビットデータを表
したパルス信号からビットデータを復調することがで
き、パルス幅が伝送状態の影響を受けて変化しても、復
調エラーを生じることがない。
【0038】又、nビットデータを変換したパルスユニ
ット信号の時間幅が異なっていても、反転回数Kを調整
して、入力されたパルス信号をパルスユニット信号単位
で区切り、パルスユニット信号毎に復調することができ
る。
【0039】請求項10の復調装置は、入力されたパル
ス信号を一定の時間幅Fで区切り、この時間幅Fで区切
られたパルスユニット信号毎に、(2m−1)番目(m
は1から始まる正の整数)と(2m+1)番目の反転位
置間の時間幅imと、2m番目と(2m+2)番目の反
転位置間の時間幅jmを検出する反転位置検出回路と、
n以上(nは2以上の正の整数)の互いに異なる時間
幅im、jm(mは1からKまでの正の整数)の組み合わ
せを、nビットデータの各状態に対応づけて記憶する復
号化テーブル記憶回路と、反転位置検出回路で検出した
時間幅im、jmの組み合わせに対応するnビットデータ
を復号化テーブル記憶回路から呼び出し、nビットのパ
ラレルデータとして出力する復号化回路と、パルスユニ
ット信号毎に復調された各nビットのパラレルデータを
シリアル信号に変換して連続させ、複数のビットデータ
からなる出力信号として出力する並列−直列変換回路と
を備えたことを特徴とする。
【0040】入力されたパルス信号は、一定の時間幅F
で区切られる。この時間幅Fをnビットデータを変換し
たパルスユニット信号の時間幅と等しくすることによっ
て、パルス信号をパルスユニット信号単位で区切る。反
転位置検出回路は、パルスユニット信号毎に奇数番目の
反転位置間の時間幅imと偶数番目の反転位置間の時間
幅jmを検出する。復号化回路は、この時間幅im、jm
の組み合わせに対応するnビットデータを復号化テーブ
ル記憶回路から呼び出し、nビットのパラレルデータと
して出力する。nビットのパラレルデータは、並列−直
列変換回路によってnビットデータのシリアル信号に変
換され、直前のパルスユニット信号を同様の方法で復調
したnビットデータのシリアル信号に接続されて、複数
のビットデータからなる出力信号となる。
【0041】従って、立ち下がり位置間の時間幅と立ち
上がり位置間の時間幅によって複数のビットデータを表
したパルス信号からビットデータを復調することがで
き、パルス幅が伝送状態の影響を受けて変化しても、復
調エラーを生じることがない。
【0042】
【発明の実施の形態】以下この発明の第1の実施の形態
に係るパルス変調方法を図1乃至図6で説明する。
【0043】図1は、2ビットデータの4種類の状態
と、この4種類の状態に対応する伝送符号及びパルス符
号との関係を示すものである。
【0044】本実施の形態においては、複数のビットデ
ータからなる入力信号を2ビットデータのワード単位で
分割し、分割した2ビットデータ毎に、パルス変調を行
いパルスユニット信号とする。
【0045】同図のように、2ビットデータのデータ状
態は、4通りであり、この各状態に対応させて、2Tと
3Tのいずれかから選んだ4種類の組み合わせの伝送符
号(i1、j1)を割り当てている。
【0046】この伝送符号のi1は、形成するパルスユ
ニット信号の1番目と3番目の反転位置間の時間幅を表
し、j1は、2番目と4番目の反転位置間の時間幅を表
すものである。又、Tは、単位時間幅で、パルスユニッ
ト信号の最小パルス幅及び最小パルス休止間隔に等し
い。
【0047】従って、例えば、ワード単位に分割された
2ビットデータが「1、0」である場合にパルスユニッ
ト信号は、図のように1番目と3番目の反転位置r1
3間の時間幅が3Tで、2番目と4番目の反転位置
2、r4間の時間幅が2Tで、最小パルス幅と最小パル
ス休止間隔がTとなり、このパルスユニット信号を形成
するためのパルス符号は、「1101」となる。
【0048】この伝送符号に従ってパルスユニット信号
を形成する手順を、図2で説明する。
【0049】始めに、1番目の反転位置r1と3番目の
反転位置r3との間隔を、伝送符号i1に従って決定する
(a)。
【0050】次に、伝送符号のi1とj1を比較して、j
1≧i1である場合には、1番目の反転位置r1から単位
時間幅T遅れた位置を2番目の反転位置r2とする(b
1)。
【0051】そして、この2番目の反転位置r2から伝
送符号j1遅れた位置を最後の4番目の反転位置r4とし
て、これらの反転位置で反転するパルスユニット信号と
する(c1)。
【0052】一方、伝送符号のi1とj1を比較して、j
1<i1である場合には、3番目の反転位置r3から単位
時間幅T遅れた位置を4番目の反転位置r4とする(b
2)。
【0053】続いて、この4番目目の反転位置r4から
伝送符号j1進んだ位置を2番目の反転位置r2として、
これらの4カ所の反転位置で反転するパルスユニット信
号とする(c2)。
【0054】このようにして、ワード単位の2ビットデ
ータは、3ビット若しくは4ビットの4種類のパルスユ
ニット信号に変換される(以下、本実施の形態に係るパ
ルス変調方法を2ビット可変長方式という)。
【0055】尚、このワード単位で変換されたパルスユ
ニット信号は、相互に接続されて連続したパルス信号と
なる。この接続は、直前のワード単位で変換されたパル
スユニット信号の最後の反転位置(本実施の形態では4
番目の反転位置r4)を、1番目の反転位置r1として、
両者を接続している。従って、奇数番目のワードのパル
スユニット信号は、1番目の反転位置が、図1、図2に
示すように、パルスの立ち上がり位置となるが、続いて
接続される偶数番目のワードのパルスユニット信号は、
1番目の反転位置r1がパルスの立ち下がり位置とな
り、図1、図2と逆相のパルス波形で、パルス符号も逆
転するものとなる。
【0056】図5の(d)と図6の(c)は、本発明に
係る2ビット可変長方式により変換されたパルス信号の
波形を示すもので、図5は、単位時間幅T(パルス信号
の最小パルス幅)を入力信号のデータ幅の1/2とした
場合の、図6は、単位時間幅Tを入力信号のデータ幅に
等しくした場合の波形を示している。
【0057】入力信号が、これらの図に示すような16
ビットのデータであるとすると、2ビット可変長方式に
より変換されたパルス信号は、30ビットのパルス信号
であり、その送信期間は、図5で比較して明らかなよう
に、(a)のNRZ変調と比較すればほぼ2倍である
が、(b)のPPM変調の約1/2、(c)のSIR方
式よりやや短縮されたものとなっている。
【0058】図3は、本発明に係るパルス変調装置1の
構成を示すブロック図であり、これらの構成を、上述し
た2ビット可変長方式によってパルス信号に変換する例
で説明する。
【0059】図において、複数のビットデータからなる
シリアル入力信号は、バッファ2を介して直並列変換回
路3に入力される。バッファ2は、シリアル入力信号を
一次記憶し、直並列変換回路3での直並列変換処理に合
わせて、シリアル入力信号を出力するものである。直並
列変換回路3は、バッファ2から出力されたシリアル入
力信号を、2ビットデータのワード単位で区切り、パラ
レルデータに変換し、符号化回路4へ出力する。
【0060】符号化回路4には、図1に示すような2ビ
ットデータの各状態とパルス符号を対応づけて記憶する
符号化テーブル記憶回路4aが備えられている。このパ
ルス符号は、前述したように、2ビットデータに対応す
る伝送符号i1、j1に従って、奇数番目の反転位置間の
時間幅をi1、偶数番目の反転位置間の時間幅をj1とす
るパルスユニット信号を形成するものである。
【0061】符号化回路4は、入力された2ビットのパ
ラレルデータに対応するパルス符号を符号化テーブル記
憶回路4aから呼び出し、パルス信号発生回路となる並
列−直列変換回路5へ出力する。例えば、2ビットのパ
ラレルデータが、「0、1」であるとすると、「101
1」の4ビットのパルス符号が出力される。
【0062】このとき、直前に出力したパルス符号の最
下位ビットLSBが「1」である場合には、符号を逆転
させて「0100」のパルス符号を出力する。これは、
奇数番目のワードで呼び出したパルス符号の最下位ビッ
トLSBが「1」であり、そのパルスユニット信号の最
後の反転位置r4が立ち下がりの位置となることから、
これに続く偶数番目のワードで呼び出したパルス符号を
逆転させ、この立ち下がりの位置を1番目の反転位置r
1として連続させるためである。
【0063】30は、符号化回路4の出力と直並列変換
回路3の入力との間に接続されたタイミングジェネレー
タであり、符号化回路4のパルス符号の出力状態に合わ
せて、直並列変換回路3の出力を調整する。すなわち、
符号化回路4から出力されるパルス符号は、3ビットと
4ビットの異なる長さの符号であり、4ビットのパルス
符号が出力される場合に、直並列変換回路3の出力タイ
ミングを1ビット出力分遅らせるものである。
【0064】並列−直列変換回路5は、パルス符号をも
とにパルスユニット信号を形成し、送信回路6へシリア
ル出力する。この送信回路6は、パルス出力回路を備
え、ワード単位で出力されたパルスユニット信号を相互
に接続し連続させ、変換したパルス信号とする。更に、
この並列−直列変換回路5は、パルス信号に従って赤外
線を発光する赤外発光回路を備え、パルス信号を含む赤
外線がパルス復調装置7に向けて送信される。
【0065】図4は、このパルス信号を含む赤外線を受
信して、複数のビットデータに復徴するパルス復調装置
7のブロック図である。
【0066】パルス信号を含む赤外線を受信回路8で受
信すると、赤外線は光電変換された後、パルス信号に波
形整形される。受信回路8の出力側には、立ち上がり検
出回路9と立ち下がり検出回路10が接続され、それぞ
れ受信回路8から出力されたパルス信号の立ち上がりと
立ち下がりを検出する。
【0067】立ち上がり検出回路9でパルス信号の立ち
上がりを検出すると、立ち上がり検出信号をその出力側
に接続された第1カウンタ11へ出力する。
【0068】第1カウンタ11は、クロックジェネレー
タ12から常時出力されているクロック信号をカウント
しながら、立ち上がり検出信号を受けると、そのときの
カウント値を第1カウント値UCとして復号化回路13
へ出力するとともに、カウント値をリセットし、再びク
ロック信号のカウントを開始する。つまり、第1カウン
タ11から出力される第1カウント値UCは、パルス信
号の立ち上がり位置と立ち上がり位置間の時間幅を示し
ている。
【0069】一方、立ち下がり検出回路10でパルス信
号の立ち下がりを検出すると、立ち下がり検出信号をそ
の出力側に接続された第2カウンタ14へ出力する。
【0070】第2カウンタ14は、第1カウンタ11と
同様に、クロックジェネレータ12から常時出力されて
いるクロック信号をカウントしながら、立ち下がり検出
信号を受けると、そのときのカウント値を第2カウント
値DCとして復号化回路13へ出力するとともに、カウ
ント値をリセットし、再びクロック信号のカウントを開
始する。この第2カウンタ14から出力される第2カウ
ント値DCは、パルス信号の立ち下がり位置と立ち下が
り位置間の時間幅を示している。
【0071】復号化回路13には、1番目と3番目の反
転位置r1、r3間の時間幅i1と、2番目と4番目の反
転位置r2、r4間の時間幅j1からなる伝送符号の組み
合わせを2ビットデータの各状態に対応づけて記憶する
復号化テーブル記憶回路13aが備えられている。復号
化テーブル記憶回路13aにおける伝送符号i1、j1
組み合わせと2ビットデータとの対応関係は、パルス変
調装置1の符号化テーブル記憶回路4aにおける伝送符
号i1、j1と2ビットデータとの対応関係(図1参照)
に合わせている。
【0072】復号化回路13は、上記第1カウント値U
Cと第2カウント値DCから伝送符号i1、j1の組み合
わせを検出し、この組み合わせに対応する2ビットデー
タを復号化テーブル記憶回路13aから呼び出す。
【0073】以下、この復号化回路13での処理を図7
で説明する。
【0074】受信回路8から出力されたパルス信号が図
7の波形のパルス信号であったとすると、複合化回路1
3では、これを2ビットデータから変換したパルスユニ
ット信号毎に区切り、パルスユニット信号毎に伝送符号
1、j1の組み合わせを検出する。2ビット可変長方式
によるパルス変調とすれば、パルスユニット信号は、4
箇所の反転位置を含んでいて、そのうち1番目と4番目
の反転位置は、前後のパルスユニット信号と共通してい
る。従って、パルス信号が3回反転する毎に区切れば、
パルスユニット信号単位でパルス信号を区切ることがで
きる。
【0075】復号化回路13には、同図に示すように、
パルス信号の立ち上がりと立ち下がりを検出する毎に、
第1カウント値UCと第2カウント値DCが交互に入力
される。従って、第1カウント値UCと第2カウント値
DCが、合計3回入力される毎に、これをパルスユニッ
ト信号間の接続部とみなして、この間に入力された第1
カウント値UCと第2カウント値DCから該区間のパル
スユニット信号の伝送符号i1、j1を得る。
【0076】すなわち、図から明らかなように、区間内
で2番目に入力されたカウント値が、パルスユニット信
号の1番目と3番目の反転位置間の時間幅、すなわち伝
送符号i1を表し、区間内で3番目に入力されたカウン
ト値が、パルスユニット信号の2番目と4番目の反転位
置間の時間幅、すなわち伝送符号j1を表している。従
って、これらのカウント値より、それぞれの伝送符号i
1、j1を得る。
【0077】1番目のパルスユニット信号についてみる
と、第1カウント値UC1から伝送符号i1を、第2カウ
ント値DC2から伝送符号j1を得ることができる。クロ
ックジェネレータ12から出力されるクロックの周期を
パルス信号の単位時間幅Tの1/16とすると、単位時
間幅TのN倍の時間幅は、カウント値が16Nとなるの
で、第1カウント値UC1が48±3内であれば、伝送
符号i1は3Tとなる。同様に、第2カウント値DC2
32±3内であれば、伝送符号j1は2Tとなる。
【0078】伝送符号i1、j1が、(3T、2T)の組
み合わせに対応する2ビットデータは、図1から「1、
0」であるから、この2ビットデータが、2ビットのパ
ラレルデータとして、並列−直列変換回路15へ出力さ
れる。
【0079】同様にして、2番目のパルスユニット信号
の伝送符号i1、j1は、それぞれ第2カウント値DC3
と第1カウント値UC3より得られる。第2カウント値
DC3と第1カウント値UC3は、いずれも48±3内に
あるので、伝送符号i1、j1は、(3T、3T)であ
り、対応する2ビットデータ「1、1」が呼び出され、
「1、1」の2ビットのパラレルデータが並列−直列変
換回路15へ出力される。
【0080】並列−直列変換回路15は、このようにし
て、2ビット単位で復号化回路13より出力されたパラ
レルデータをシリアル信号として、バッファ16へ出力
し、バッファ16は、これらのシリアル信号を連続さ
せ、復調した複数のビットからなる出力信号とする。
【0081】このように、パルス復調装置7において
は、パルス信号の立ち上がり位置間の時間幅と立ち下が
り位置間の時間幅を検出して、ビットデータに復調する
ので、伝送路による影響若しくは変復調装置内の周波数
特性による影響によって、パルス幅が変化しても、これ
らの時間幅は変化することなく、正確に復調することが
できる。
【0082】図8は、本発明の異なる実施の形態に係る
パルス変調方法を示し、4ビットデータの16種類の状
態と、この16種類の状態に対応する伝送符号i1、j1
及びパルス符号との関係を示すものである。
【0083】本実施の形態においては、複数のビットデ
ータからなる入力信号を4ビットデータのワード単位で
分割し、分割した4ビットデータのデータ状態によっ
て、3ビット乃至5ビットのパルスユニット信号に変換
するものである(以下、本実施の形態に係るパルス変調
方法を4ビット可変長方式という)。
【0084】同図のように、4ビットデータのデータ状
態は、16通りであり、この各状態に対応させて、2
T、2.5T、3T、3.5Tのいずれかから選んだ1
6種類の組み合わせを伝送符号i1、j1に割り当ててい
る。このように、単位時間幅Tをパルスユニット信号の
最小パルス幅及び最小パルス休止間隔としたときに、伝
送符号i1、j1は、必ずしも単位時間幅Tの整数倍とし
なくてもよい。
【0085】例えば、ワード単位に分割された4ビット
データが「1、0、0、1」である場合に、対応する伝
送符号i1、j1は、2.5T、3Tであり、この伝送符
号に従って形成されるパルスユニット信号は、1番目と
3番目の反転位置r1、r3間の時間幅が2.5Tで、2
番目と4番目の反転位置r2、r4間の時間幅が2Tとな
り、このパルスユニット信号を形成するためのパルス符
号は、「11000111」となる。伝送符号に従った
パルスユニット信号の形成方法は、図2に示す方法と同
一であるので、その説明を省略する。尚、このパルス符
号は、パルスユニット信号がビット単位の矩形波ではな
いので、便宜上1ビットのパルスユニット信号を2ビッ
トのパルス符号で表している。
【0086】このワード単位で変換されたパルスユニッ
ト信号も、前述の2ビット変調方式と同様に、直前のワ
ード単位で変換されたパルスユニット信号の4番目の反
転位置r4を、1番目の反転位置r1として、両者を接続
している。従って、偶数番目のワードのパルスユニット
信号は、1番目の反転位置r1が、パルスの立ち下がり
位置となり、図8と逆相のパルス波形で、パルス符号も
逆転するものとなる。
【0087】このように、ワード単位で変換されたパル
スユニット信号の接続部分の反転位置を共用すると、ビ
ットデータ全体を伝送するフレーム送信期間を短縮させ
ることができる。
【0088】図5の(e)と図6の(c)は、この4ビ
ット可変長方式により、変換したパルス信号の波形を示
している。
【0089】これらの図から明らかなように、全てのビ
ットデータを送信する為のフレーム送信期間は、2ビッ
ト可変長方式に比べて、更にその1/2となり、NRZ
変調方式とほぼ等しく、PPM変調方式やSIR方式と
比較すると、極めて短縮されたものとなる。このように
入力信号を、より多くのビットデータ毎に分割して、パ
ルス変調を行えば、より全体の送信期間は、短縮化され
る。
【0090】この4ビット可変長方式に使用されるパル
ス変調装置は、図3のパルス変調装置1において、直並
列変換回路3で4ビットデータのワード単位で区切り、
4ビットのパラレルデータを出力させ、符号化テーブル
記憶回路4aに図8に示すビットデータとパルス符号と
の関係を記憶させるようにすれば、パルス変調装置1を
利用できる。
【0091】又、パルス復調装置は、図4のパルス復調
装置7の復号化テーブル記憶回路13aに図8に示すビ
ットデータとパルス符号との関係を記憶させて利用する
ことができる。
【0092】図9は、本発明の更に異なる実施の形態に
係るパルス変調方法を示し、4ビットデータの16種類
の状態と、この16種類の状態に対応する伝送符号
1、i2、j1、j2及びパルス符号との関係を示すもの
である。
【0093】この第3実施の形態においては、複数のビ
ットデータからなる入力信号を4ビットデータのワード
単位で分割し、分割した4ビットデータのデータ状態に
よって、固定した6ビットのパルスユニット信号に変換
するものである(以下、本実施の形態に係るパルス変調
方法を4ビット固定長方式という)。
【0094】伝送符号i2は、パルスユニット信号の3
番目と5番目の反転位置間の時間幅であり、j2は、4
番目と6番目の反転位置間の時間幅である。図のよう
に、16種類のパルスユニット信号は、全て6ビットの
等しい長さであるが、上述の可変長方式に比べると、伝
送符号にi2、j2を含めて4ビットデータを表す場合に
は、反転位置が6カ所となる。
【0095】形成するパルスユニット信号の長さを一定
の6ビットとし、しかも互いに異なる16種類の伝送符
号の組み合わせは、6ビットデータによってNRZ変調
したNRZ信号を想定して、このNRZ信号の立ち上が
り位置間の時間間隔と、立ち下がり位置間の時間間隔よ
り得ることができる。
【0096】すなわち、両端の最上位ビットMSBと最
下位ビットLSBのビットデータが「1」で、中間の4
ビットのビットデータが異なる16種類の6ビットデー
タによって、それぞれNRZ変調した16種類のNRZ
信号を想定する。このNRZ信号は、いずれも両端が
「1」のビットデータをNRZ変調したものであるか
ら、6ビットの両端に立ち上がりと立ち下がりの反転位
置があり、しかもその中間の波形は、それぞれ16種類
の異なった波形となる。
【0097】従って、各NRZ信号の奇数番目の反転位
置間の時間幅と、偶数番目の反転位置間の時間幅から、
伝送符号i1、i2、j1、j2をとれば、この伝送符号
は、異なる16種類の組み合わせで、しかも伝送符号か
ら形成されるパルスユニット信号は、6ビットの固定長
となる。
【0098】この4ビット固定長方式においても、偶数
番目のワードから変換したパルスユニット信号は、その
波形を逆転させ、接続部分の反転位置を共用して前後の
パルスユニット信号と接続している。
【0099】図5の(f)と図6の(d)は、この4ビ
ット固定長方式により、変換したパルス信号の波形を示
している。
【0100】図6から明らかなように、4ビット固定長
方式によれば、PPM変調方式やSIR方式と比べて、
高速伝送が可能で、しかもパルスユニット信号単位の長
さが6ビットで固定しているため、本発明に係る2ビッ
ト可変長方式や4ビット可変長方式に比べて、復調が容
易である。又、分割した1ワードに変復調の際エラーが
生じても、他のワードのパルスユニット信号に影響しな
いので、全体の復調エラーとならない。
【0101】図10と図11は、それぞれこの4ビット
固定長方式に使用されるパルス変調装置17とパルス復
調装置18の構成を示すブロック図である。
【0102】これらの構成は、図3及び図4で説明した
パルス変調装置1とパルス復調装置7とほぼ同一であ
り、同一の構成については、同一の符号を用いてその説
明を省略する。
【0103】パルス変調装置17の直並列変換回路19
は、バッファ2から出力されたシリアル入力信号を4ビ
ットデータのワード単位で区切り、4ビットのパラレル
データを符号化回路20へ出力する。
【0104】符号化回路20は、図9に示す対応関係で
4ビットデータとパルス符号が記憶されている符号化テ
ーブル記憶回路20aから、4ビットのパラレルデータ
に対応するパルス符号を呼び出し、並列−直列変換回路
5へ出力する。
【0105】このパルス符号は、4ビットデータの状態
に対応する伝送符号i1、i2、j1、j2に従った図9に
示す波形のパルスユニット信号を形成するものである
が、パルスユニット信号は、6ビットの固定長であるた
め、出力されるパルス符号も全て6ビットと固定であ
る。従って、可変長方式のパルス変調装置1に備えられ
ているタイミングジェネレータ30は、不要となる。
【0106】パルス復調装置18には、立ち上がり検出
回路9と立ち下がり検出回路10からそれぞれ出力され
る立ち上がり検出信号と立ち下がり検出信号を入力する
第3カウンタ21が備えられている。第3カウンタ21
は、復号化回路22において、入力されたパルス信号を
一定の時間幅F(4ビット固定長方式の場合には、6ビ
ットデータ分の時間幅)で区切り、パルスユニット信号
毎に復調ができるように、パルスユニット信号の開始位
置からクロックをカウントを開始し、立ち上がり検出信
号又は立ち下がり検出信号を受ける毎に、そのときのカ
ウント値を第3カウント値BCとして復号化回路22へ
出力し、パルスユニット信号の終了位置を知らせるもの
である。
【0107】すなわち、復号化回路22は、パルスユニ
ット信号の開始位置(直前のパルスユニット信号の終了
位置を兼ねている)でリセット信号を第3カウンタ21
へ出力し、クロックのカウントを開始させ、パルス信号
の反転位置で、第3カウント値BCが入力される都度、
第3カウント値BCを一定の時間幅F(6ビット分の時
間幅)と比較し、第3カウント値BCが6ビット分の時
間幅に達したときに、その反転位置をパルスユニット信
号の終了位置とみなすものである。また、このパルスユ
ニット信号の終了位置は、続くパルスユニット信号の開
始位置でもあるので、再びリセット信号を第3カウンタ
21へ出力し、第3カウンタ21でクロックのカウント
を開始させるものである。
【0108】復号化回路22には、図9に示す関係で伝
送符号i1、j1、i2、j2と4ビットデータの各状態が
対応づけられて記憶されている復号化テーブル記憶回路
22aが備えられ、上述の方法で区切られたパルスユニ
ット信号から伝送符号を検出し、伝送符号に対応する4
ビットデータを復号化テーブル記憶回路22aから呼び
出す。そして、この4ビットデータをパラレルデータと
して並列−直列変換回路15へ出力する。
【0109】以下、復号化回路22での上述の処理を、
図12で説明する。
【0110】受信回路8から出力されたパルス信号が図
12の波形のパルス信号であったとすると、複合化回路
22では、パルス信号が反転する毎に第3カウンタ21
から出力される第3カウント値BCを、6ビット分の時
間幅と比較する。クロックジェネレータ12から出力さ
れるクロックの周期をパルス信号の単位時間幅Tの1/
16とすると、単位時間幅Tを1ビットの時間幅とする
パルスユニット信号は、カウント値が6*16の96で
終了位置に達っしたことを示すことになる。一方、第3
カウント値BCは、パルスユニット信号の開始位置か
ら、該第3カウント値BCを出力したときの反転位置ま
で時間幅を示し、また、パルスユニット信号の終了位置
では、パルスユニット信号が反転するので、第3カウン
ト値BCが、96±3内にあるときに、そのときの反転
位置をパルスユニットの終了位置とみなすことができ
る。
【0111】例えば、1番目のパルスユニット信号を入
力している際には、パルス信号が反転する毎に、第3カ
ウント値BC11、BC12、BC13が入力されるが、この
内第3カウント値BC13で、96±3内となるので、こ
のときの反転位置r4が1番目のパルスユニット信号の
終了位置となる。同様に、3番目のパルスユニット信号
を入力している際には、第3カウント値BC31、・・B
34、BC35が入力されるが、この内第3カウント値B
35で、96±3内となるので、このときの反転位置r
6を3番目のパルスユニット信号の終了位置とする。
【0112】図から明らかなように、このように区切ら
れた各パルスユニット信号の区間内で、第1カウンタ1
1若しくは第2カウンタ14から、2番目に入力された
カウント値が、パルスユニット信号の1番目と3番目の
反転位置間の時間幅、すなわち伝送符号i1を表し、同
様に、3番目に入力されたカウント値が伝送符号j
1を、4番目に入力されたカウント値が伝送符号i2を、
5番目に入力されたカウント値が伝送符号j2をそれぞ
れ表している。
【0113】従って、これらのカウント値UC、DCか
ら各パルスユニット信号に含まれる伝送符号i1、j1
2、j2を検出する。
【0114】例えば、2番目のパルスユニット信号にお
いて、伝送符号i1は第2カウント値DC3により、伝送
符号j1は第1カウント値UC3によりそれぞれ表され、
第2カウント値DC3は64±3内、第1カウント値U
3は、80±3内であるので、2番目のパルスユニッ
ト信号の伝送符号i1、j1は、(4T、5T)である。
同様に、3番目のパルスユニット信号の伝送符号i1
1、i2、j2は、伝送符号i1が第1カウント値UC4
で、伝送符号j1が第2カウント値DC5で、伝送符号i
2が第1カウント値UC5で、伝送符号j2が第2カウン
ト値DC6でそれぞれ表されるので、(3T、3T、2
T、2T)である。
【0115】伝送符号i1、j1が、(4T、5T)の組
み合わせに対応する4ビットデータは、図9から「0、
0、0、1」であり、この4ビットデータが復号化テー
ブル記憶回路22aから呼び出され、4ビットのパラレ
ルデータとして、並列−直列変換回路15へ出力され
る。また、伝送符号i1、j1、i2、j2が、(3T、3
T、2T、2T)の組み合わせに対応する4ビットデー
タは、図9から「0、0、1、0」であり、この4ビッ
トデータが復号化テーブル記憶回路22aから呼び出さ
れ、同様に、4ビットのパラレルデータとして並列−直
列変換回路15へ出力される。
【0116】上述した本発明の各実施の形態において
は、変換したパルスユニット信号の最後の反転位置を、
これに続くパルスユニット信号の最初の反転位置と兼ね
て、連続したパスル信号としたが、必ずしもパルスユニ
ット信号間の接続位置で、それぞれの反転位置を共用さ
せる必要はない。接続部分で反転位置を共用しない場合
には、例えば、常に奇数番目の反転位置をパルス信号の
立ち上がり位置と、偶数番目の反転位置を立ち下がり位
置とすることができ、パルスユニット信号の立ち上がり
間隔と立ち下がり間隔との組み合わせによって、伝送符
号i、jを表すことができる。
【0117】更に、本実施の形態では、単位時間幅Tを
パルスユニット信号の最小パルス幅及び最小パルス休止
間隔としているが、これに限るものではない。単位時間
幅Tを変えることによって、変換したパルス信号のフレ
ーム送信時間を任意に変えることができる。
【0118】更に、ワード単位のビットデータの各状態
と伝送符号との対応関係は、図に示す対応関係に限ら
ず、1対1の関係で対応するならば他の対応関係であっ
てもよい。特に、第3実施の形態においては、図9に示
すように、伝送符号の組み合わせを得るために想定した
6ビットデータの中間の4ビットデータと、ワード単位
で分割した4ビットデータとが一致するように対応させ
ているが、必ずしも両者を一致させる必要はない。
【0119】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、変換した
パルスユニット信号の立ち上がりの時間間隔と立ち下が
りの時間間隔で、ビットデータの各状態を表すので、周
波数特性などの影響を受けずに、復調することができ
る。
【0120】更に、立ち上がりの時間間隔と立ち下がり
の時間間隔の両方で、nビットデータの状態を表すの
で、冗長度を省いて符号化効率が高くなり、高速伝送が
可能となる。
【0121】又、請求項2の発明によれば、ワード単位
で変換されたパルス信号の接続部分の反転位置を共用で
きるので、ビットデータ全体を伝送するフレーム送信期
間を短縮させることができる。
【0122】又、請求項6の発明によれば、ワード単位
で変換されるパルス信号の時間幅Fが一定であるので、
複数のビットデータ全体を伝送する送信期間が一定とな
り、変調の際のエラーを容易に検出できる。
【0123】更に、復調の際には、被変調信号を時間幅
F毎に区切りワード単位でビットデータに復調できるの
で、復調が容易で、ノイズ等により反転信号が加わって
も、他のワードの復調に影響しない。
【0124】又、請求項7の発明によれば、仮想の2n
種類のNRZ信号の奇数番目の反転位置間の時間幅と、
偶数番目の反転位置間の時間幅の組み合わせが2n通り
で、両端の反転位置間の時間幅が(n+2)ビットデー
タの時間幅と一定であるので、本発明に係るnビット固
定長方式の伝送符号の組み合わせを容易に得ることがで
きる。
【0125】又、請求項8の発明によれば、nビットの
パラレルデータのビットデータが、立ち下がり位置間の
時間幅と立ち上がり位置間の時間幅によって表されたパ
ルスユニット信号連続して出力するので、パルス幅が伝
送状態の影響を受けて変化しても、復調エラーを生じな
いパルス信号を出力することができる。
【0126】又、請求項9と請求項10の発明によれ
ば、立ち下がり位置間の時間幅と立ち上がり位置間の時
間幅によって複数のビットデータを表したパルス信号か
らビットデータを復調することができるので、パルス幅
が伝送状態の影響を受けて変化しても、復調エラーを生
じることがない。
【0127】更に、請求項9の発明によれば、nビット
データを変換したパルスユニット信号の時間幅が異なっ
ていても、反転回数Kを調整して、入力されたパルス信
号をパルスユニット信号単位で区切り、パルスユニット
信号毎に復調することができる。
【0128】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る2ビット可
変長方式において、2ビットデータの4種類の状態と、
この4種類の状態に対応する伝送符号及びパルス符号と
の関係を示す説明図である。
【図2】 伝送符号に従ったパルスユニット信号を形成
する手順を示した説明図である。
【図3】 本発明に係る2ビット可変長方式に用いられ
るパルス変調装置1の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明に係る2ビット可変長方式により変換
されたパルス信号から複数のビットデータを復徴するパ
ルス復調装置7のブロック図である。
【図5】 従来のパルス変調方法により変換されたパル
ス信号と本発明に係るパルス変調方法により変換された
パルス信号とを、パルス信号の最小幅Tを入力信号のデ
ータ幅の1/2として、比較して示す波形図である。
【図6】 従来のパルス変調方法により変換されたパル
ス信号と本発明に係るパルス変調方法により変換された
パルス信号とを、パルス信号の最小幅Tを入力信号のデ
ータ幅に等しい時間幅として、比較して示す波形図であ
る。
【図7】 復号化回路13での処理を説明する説明図で
ある。
【図8】 本発明の第2の実施の形態に係る4ビット可
変長方式において、4ビットデータの16種類の状態
と、この16種類の状態に対応する伝送符号及びパルス
符号との関係を示す説明図である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態に係る4ビット固
定長方式において、4ビットデータの16種類の状態
と、この16種類の状態に対応する伝送符号及びパルス
符号との関係を示す説明図である。
【図10】 本発明に係る4ビット固定長方式に用いら
れるパルス変調装置17の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】 本発明に係る4ビット固定長方式に用いら
れるパルス復調装置18の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】 復号化回路22での処理を説明する説明図
である。
【図13】 従来のパルス変調方法を示す波形図であ
る。
【図14】 送信波形と受信波形の関係を示す波形図で
ある。
【符号の説明】
3 直列−並列変換回路 4 符号化回路 4a 符号化テーブル記憶回路 5 パルス信号発生回路 6 パルス出力回路 13 反転位置検出回路 13a 復号化テーブル記憶回路 15 並列−直列変換回路 19 直列−並列変換回路 20 符号化回路 20a 符号化テーブル記憶回路 22 反転位置検出回路 22a 復号化テーブル記憶回路 im (2m−1)番目と(2m+1)番目の反転位
置間の時間幅 jm 2m番目と(2m+2)番目の反転位置間の時
間幅 T 単位時間幅 F パルスユニット信号の1番目の反転位置と最後
の反転位置との時間幅 K 入力されたパルス信号を区切る反転回数

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビットデータからなる入力信号を
    変調したパルス信号に変換するパルス変調方法におい
    て、 入力信号を、nビットデータ(nは2以上の正の整数)
    のワード単位に分割し、 時間幅im、jm(mは1から始まる正の整数)を組み合
    わせて互いに異なる少なくとも2n以上の伝送符号と
    し、 nビットデータの全ての状態を、それぞれ伝送符号と対
    応させ、 入力信号を、ワード単位でそのビットデータの状態に対
    応する伝送符号に従って、(2m−1)番目と(2m+
    1)番目の反転位置間の時間幅をimとし、2m番目と
    (2m+2)番目の反転位置間の時間幅をjmとするパ
    ルスユニット信号に変換し、 ワード単位で変換されたパルスユニット信号を連続させ
    て、変調したパルス信号とすることを特徴とするパルス
    変調方法。
  2. 【請求項2】 ワード単位で変換されたパルスユニット
    信号の1番目の反転位置は、直前のワード単位で変換さ
    れたパルスユニット信号の最後の反転位置であることを
    特徴とする請求項1記載のパルス変調方法。
  3. 【請求項3】 入力信号を、2ビットデータのワード単
    位に分割し、 時間幅i1、j1を、単位時間幅をTとして2Tと3Tか
    ら選び、 時間幅i1、j1を組み合わせて互いに異なる4種類の伝
    送符号とし、 1番目と3番目の反転位置間の時間幅をi1とし、2番
    目と4番目の時間幅をj1とするパルスユニット信号に
    変換することを特徴とする請求項1又は、2記載のパル
    ス変調方法。
  4. 【請求項4】 入力信号を、4ビットデータのワード単
    位に分割し、 時間幅i1、j1を、単位時間幅をTとして2T、2.5
    T、3Tと3.5Tから選び、 時間幅i1、j1を組み合わせて互いに異なる16種類の
    伝送符号とし、 1番目と3番目の反転位置間の時間幅をi1とし、2番
    目と4番目の時間幅をj1とするパルスユニット信号に
    変換することを特徴とする請求項1又は、2記載のパル
    ス変調方法。
  5. 【請求項5】 単位時間幅Tは、1ビットデータのデー
    タ幅であることを特徴とする請求項3又は、4記載のパ
    ルス変調方法。
  6. 【請求項6】 ワード単位で変換されるパルスユニット
    信号の1番目の反転位置と最後の反転位置との時間幅F
    が一定となるように、時間幅im、jmを組み合わせて、
    互いに異なる少なくとも2n以上の伝送符号としたこと
    を特徴とする請求項1又は、2記載のパルス変調方法。
  7. 【請求項7】 最上位ビットMSBと最下位ビットLS
    Bのビットデータが「1」で、中間のビットデータが互
    いに異なる(n+2)ビットデータによって、それぞれ
    NRZ変調した2n種類のNRZ信号を想定し、 各NRZ信号の(2m−1)番目と(2m+1)番目の
    反転位置間の時間幅と、2m番目と(2m+2)番目の
    反転位置間の時間幅を、時間幅im、jmの組み合わせと
    し、 時間幅Fを(n+2)ビットデータの時間幅としたこと
    を特徴とする請求項6記載のパルス変調方法。
  8. 【請求項8】 複数のビットデータからなるシリアル入
    力信号をnビット(nは2以上の正の整数)毎に区切
    り、nビットのパラレルデータとして出力する直列−並
    列変換回路(3)(19)と、 時間幅im、jm(mは1から始まる正の整数)を組み合
    わせて互いに異なる少なくとも2n以上の伝送符号と
    し、この伝送符号に従って、パルスユニット信号の(2
    m−1)番目と(2m+1)番目の反転位置間の時間幅
    をimとし、2m番目と(2m+2)番目の反転位置間
    の時間幅をjmとするパルス符号を、nビットのパラレ
    ルデータの各状態に対応づけて記憶する符号化テーブル
    記憶回路(4a)(20a)と、 nビットのパラレルデータに対応するパルス符号を符号
    化テーブル記憶回路から呼び出し、出力する符号化回路
    (4)(20)と、 パルス符号によりパルスユニット信号を形成し、シリア
    ル出力するパルス信号発生回路(5)と、 nビットのパラレルデータ毎に変換されたパルスユニッ
    ト信号を連続させて、パルス信号を出力するパルス出力
    回路(6)とを備えたことを特徴とするパルス変調装
    置。
  9. 【請求項9】 入力されたパルス信号を一定の反転回数
    Kで区切り、このK回の反転回数で区切られたパルスユ
    ニット信号毎に、(2m−1)番目(mは1から始まる
    正の整数)と(2m+1)番目の反転位置間の時間幅i
    mと、2m番目と(2m+2)番目の反転位置間の時間
    幅jmを繰り返し検出する反転位置検出回路(13)
    と、 2n以上(nは2以上の正の整数)の互いに異なる時間
    幅im、jm(mは1からKまでの正の整数)の組み合わ
    せを、nビットデータの各状態に対応づけて記憶する復
    号化テーブル記憶回路(13a)と、 反転位置検出回路で検出した時間幅im、jmの組み合わ
    せに対応するnビットデータを復号化テーブル記憶回路
    から呼び出し、nビットのパラレルデータとして出力す
    る復号化回路(13)と、 パルスユニット信号毎に復調された各nビットのパラレ
    ルデータをシリアル信号に変換して連続させ、複数のビ
    ットデータからなる出力信号として出力する並列−直列
    変換回路(15)とを備えたことを特徴とするパルス復
    調装置。
  10. 【請求項10】 入力されたパルス信号を一定の時間幅
    Fで区切り、この時間幅Fで区切られたパルスユニット
    信号毎に、(2m−1)番目(mは1から始まる正の整
    数)と(2m+1)番目の反転位置間の時間幅imと、
    2m番目と(2m+2)番目の反転位置間の時間幅jm
    を検出する反転位置検出回路(22)と、 2n以上(nは2以上の正の整数)の互いに異なる時間
    幅im、jmの組み合わせを、nビットデータの各状態に
    対応づけて記憶する復号化テーブル記憶回路(22a)
    と、 反転位置検出回路で検出した時間幅im、jmの組み合わ
    せに対応するnビットデータを復号化テーブル記憶回路
    から呼び出し、nビットのパラレルデータとして出力す
    る復号化回路(22)と、 パルスユニット信号毎に復調された各nビットのパラレ
    ルデータをシリアル信号に変換して連続させ、複数のビ
    ットデータからなる出力信号として出力する並列−直列
    変換回路(15)とを備えたことを特徴とするパルス復
    調装置。
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