JP2007306086A - 入力バッファ - Google Patents

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Abstract

【課題】高速かつ広い入力電圧レンジの入力信号を受け取り、信号品質を悪化させることなく、所定の出力電圧レンジの出力信号に変換して出力する入力バッファを提供する。
【解決手段】本発明の入力バッファは、所定のコモンモード電圧であって、所定振幅の入力信号を受け取り、後段のバッファの入力信号として入力可能な最大のコモンモード電圧を持つ、所定の出力電圧レンジの出力信号を出力する第1のバッファと、第1のバッファの出力信号のコモンモード電圧を段階的に低電位側にシフトして低下させた出力信号を出力する第2のバッファと、第2のバッファの出力信号のコモンモード電圧をさらに低電位側にシフトし、コア電源の電圧レンジで動作するロジック回路のしきい値電圧とほぼ一致する電圧まで低下させた出力信号を出力する第3のバッファとを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置のI/O(入出力)領域に配置され、外部から、高速かつ広い入力電圧レンジの入力信号を受け取り、所定の出力電圧レンジの出力信号に変換して出力する入力バッファに関するものである。
上記のように、高速かつ広い入力電圧レンジの入力信号を受け取る入力バッファとして、例えば非特許文献1に標準的な入力バッファが開示されている。図3に示すように、同文献に開示の入力バッファ40は、LVDS(Low-Voltage Differential Signaling)の規格に適合した低い入力電圧レンジの入力信号INP,INNを受け取り、出力電圧レンジが3.3VのCMOSレベルの出力信号OUTに増幅して出力する。
LVDSのコモンモード電圧の入力電圧レンジVcm_inは、100mV〜2.4V、その標準的な信号振幅は250〜400mVであり、1Gbps(ギガビット/秒)以上の高速動作が要求される。入力バッファ40は、相補的な入力信号INP,INNを入力部の1対(2つ)のPMOS(P型MOSトランジスタ)42a、42bで受け取ることによって、低い入力電圧レンジの入力信号による駆動を容易にしている。
入力バッファ40では、入力信号INPが高電位、INNが低電位である場合、PMOS42aがオフ状態、PMOS42bがオン状態となる。その結果、電源から定電流源のPMOS44、オン状態のPMOS42bを介して定電流Iが流れ、ノードBが‘H(ハイレベル)’となってNMOS(N型MOSトランジスタ)46bがオン状態となる。この時、NMOS46a、PMOS52a、52bはオフ状態となる。従って、出力信号OUTは、NMOS46bを介してディスチャージされ、‘L(ローレベル)’となる。
一方、入力信号INPが低電位、INNが高電位である場合、PMOS42a、42bはオン状態、オフ状態となる。その結果、電源からPMOS44を介して定電流Iが流れ、ノードAが‘H’となってNMOS46aがオン状態となる。そして、PMOS52a、52bもオン状態となる。この時、NMOS46bはオフ状態である。従って、出力信号OUTは、PMOS52bを介してチャージアップされ、‘H’となる。
Andrea Boni他、"LVDS I/O Interface for Gb/s-per-Pin Operation in 3.5um CMOS", VOL. 36, NO. 4, IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS, APRIL 2001, p.706-711
上記文献の入力バッファ40は、0.35μmの製造プロセスで製造されたものであり、3.3V単一の電源電圧が、I/O領域でもコア領域でも使用されていた。このため、入力バッファ40によって低い入力電圧レンジの入力信号INP,INNを増幅し、出力電圧レンジが3.3VのCMOSレベルの出力信号OUTを出力してやれば、その後段に接続されるコア領域内のロジック回路も3.3Vで動作するので問題はなかった。
しかし、半導体装置の製造プロセスの微細化が進むに従って、I/O領域の電源電圧は3.3Vのまま変わらなくても、コア領域の電源電圧は次第に低くなってきている。このため、コア領域内のロジック回路に信号を供給する場合、外部から入力される信号の電圧レベルを低電圧側にシフトさせる回路が必要であり、図3に示す従来の入力バッファ40のように、信号振幅を増幅するだけの回路では不十分になってきた。
また、次第に半導体装置の動作速度の高速化も進んでいる。このため、入力バッファの高速動作によって、コア領域内のロジック回路に供給される信号に、ジッタなどのノイズを生じさせないように注意することが必要になる。
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解消し、高速かつ広い入力電圧レンジの入力信号を受け取り、信号品質を悪化させることなく、所定の出力電圧レンジの出力信号に変換して出力する入力バッファを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、半導体装置のI/O領域に配置され、I/O電源で動作する入力バッファであって、
所定のコモンモード電圧であって、所定振幅の入力信号を受け取り、後段バッファの入力信号として入力可能な最大のコモンモード電圧を持つ、所定の出力電圧レンジの出力信号を出力する第1のバッファと、
該第1のバッファの出力信号のコモンモード電圧を段階的に低電位側にシフトして低下させた出力信号を出力する第2のバッファと、
該第2のバッファの出力信号のコモンモード電圧をさらに低電位側にシフトし、コア電源の電圧レンジで動作するロジック回路のしきい値電圧とほぼ一致する電圧まで低下させた出力信号を出力する第3のバッファとを備えていることを特徴とする入力バッファを提供するものである。
さらに、コア領域に配置され、前記コア電源で動作し、前記第3のバッファの出力信号の振幅を、前記コア電源の電圧レンジと一致するように増幅もしくは縮小する第4のバッファを備えていることが好ましい。
ここで、前記第1のバッファは、その出力信号の振幅を、前記コア電源の電圧レンジの範囲内に縮小することが好ましい。
また、前記第2のバッファは、1つのバッファ、もしくは、直列に接続され、それぞれ降下電圧の異なる、少なくとも2つのバッファによって構成されていることが好ましい。
また、前記第2および第3のバッファは、それぞれ前記第1および第2のバッファの出力信号の振幅を維持しながら、そのコモンモード電圧を低電位側にシフトすることが好ましい。
また、前記第1、第2および第3のバッファは、差動回路で構成されていることが好ましい。
また、前記第1のバッファは、前記入力信号を受け取る入力部が、デプレッション型のNMOSトランジスタで構成されていることが好ましい。
本発明の入力バッファでは、伝搬される信号の振幅を小さく抑えることができるため、各段のバッファの入力部を構成するMOSトランジスタを無理なく、高速で動作させることができる。また、小振幅の信号を伝搬することによって、ジッタ等のノイズの発生を大幅に抑制できる。これにより、所定の入力電圧レンジの入力信号を、その品質を悪化させることなく、所定の出力電圧レンジの出力信号に変換できる。
また、本発明の入力バッファでは、入力信号を受け取り、そのコモンモード電圧を、入力可能な入力信号の最大のコモンモード電圧まで上昇させ、その後、段階的に低電位側にシフトさせ、所定の出力電圧レンジの出力信号に変換して出力する。これにより、本発明の入力バッファでは、広い入力電圧レンジの入力信号を受け取って、所定の出力電圧レンジの出力信号に変換することができる。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の入力バッファを詳細に説明する。
図1は、本発明の入力バッファの動作の概略を表す一実施形態の概念図である。同図に示す入力バッファ10は、半導体装置の外部から、高速かつ広い入力電圧レンジの入力信号を受け取り、所定の出力電圧レンジの出力信号に変換して、コア領域内のロジック回路に供給する。本実施形態の入力バッファ10は、直列に接続された7段のバッファ1〜7によって構成されている。
ここで、初段のバッファ1、2〜4段目のバッファ2〜4および5段目のバッファ5は、半導体装置のI/O領域に配置され、I/O領域用の3.3〜0Vの電源(I/O電源)で動作する。一方、6〜7段目のバッファ6〜7は、半導体装置のコア領域に配置されたロジック回路の一例を示したもので、コア領域用の1.2〜0Vの電源(コア電源)で動作する。
初段のバッファ(第1のバッファ)1は、図1に示すように、I/O電源の電圧レンジ3.3〜0Vに等しい入力電圧レンジを持ち、そのコモンモード電圧の電圧レンジが、I/O電源の電圧レンジよりも狭く、かつ、所定振幅の入力信号を受け取る。初段のバッファ1からは、入力信号として次段に入力可能な最大のコモンモード電圧を持つ、所定の出力電圧レンジの出力信号が出力される。
図1に示すように、初段のバッファ1に入力可能な入力信号のコモンモード電圧の入力電圧レンジは、その最大電位および最小電位ともにI/O電源の最大電位である3.3V、最小電位である0Vよりも、ともに等しい所定の電圧だけ狭くなっている。高電位側の最大許容コモンモード電圧および低電位側の最小許容コモンモード電圧は、初段のバッファ1に入力可能な入力信号の最大振幅の半分の振幅に相当する。
なお、初段のバッファ1の出力信号を、一旦、入力可能な入力信号の最大のコモンモード電圧まで上昇させる理由は、広い入力電圧レンジの入力信号に対応するためである。2〜4段目のバッファ2〜4を正常に動作させるためには、その入力電圧レンジを適正にするために、初段のバッファ1の出力信号のコモンモード電圧を、入力信号の最大のコモンモード電圧まで上昇させる必要がある。
また、初段のバッファ1の出力信号の振幅は、後述するように、コア電源の電圧レンジ1.2〜0Vの範囲内に縮小する方が好ましい。また、初段のバッファ1の出力信号の振幅は、小振幅である方が、ジッタ等のノイズの発生を大幅に抑制することができ、高速動作させることができるという利点がある。
初段のバッファ1の出力信号は2段目のバッファ2に入力される。2〜3段目のバッファ2〜3の出力信号はそれぞれ3〜4段目のバッファ3〜4に入力される。2〜4段目のバッファ(第2のバッファ)2〜4は、初段のバッファ1の出力信号の振幅を維持しながら、そのコモンモード電圧を段階的に(徐々に)低電位側にシフトし、5段目のバッファ5が受け取ることが出来る電圧まで低下させた出力信号を出力する。
なお、本実施形態では、2〜4段目のバッファ2〜4において、初段のバッファ1の出力信号の振幅を維持しているが、適宜変更(増幅、縮小)しても良い。また、初段のバッファ1の出力信号のコモンモード電圧を段階的に降下させるために、それぞれI/O電源からの降下電圧が異なる2〜4段目の3つのバッファ2〜4を使用しているが、その段数は、最低1段あれば良く、必要に応じて適宜増減しても良い。
4段目のバッファ4の出力信号は5段目のバッファ(第3のバッファ)5に入力される。5段目のバッファ5は、同様に、4段目のバッファ4の出力信号の振幅を維持しながら、そのコモンモード電圧をさらに低電位側にシフトし、コア電源の1.2〜0Vの電圧レンジで動作する6段目のバッファ6のしきい値電圧とほぼ一致する電圧まで低下させた出力信号を出力する。
図1に示すように、5段目のバッファ5に入力可能な入力信号の入力電圧レンジは、コア電源の高電位1.2Vよりも高く、かつ、I/O電源の高電位3.3Vよりも低い範囲の電圧〜0V(グランド電位)である。
本実施形態では、5段目のバッファ5の出力信号の振幅が、コア電源の電圧レンジ1.2〜0Vよりも狭くなっている。従って、5段目のバッファ5において、4段目のバッファ4の出力信号のコモンモード電圧を、6段目のバッファ6のしきい値電圧とほぼ一致する電圧まで低下させた時に、5段目のバッファ5の出力信号の最小電位は、図1に示すように、0Vよりも所定の電圧だけ高くなる。
同様に、5段目のバッファ5において、4段目のバッファ4の出力信号の振幅を維持しているが、適宜変更(増幅、縮小)しても良い。
5段目のバッファ5の出力信号は6段目のバッファ(第4のバッファ)6に入力される。前述の通り、本実施形態の入力バッファ10では、5段目のバッファ5の出力信号の振幅が、コア電源の電圧レンジ1.2〜0Vよりも狭くなっている。6段目のバッファ6は、コア電源で動作するため、5段目のバッファ5の出力信号の振幅を、コア電源の電圧レンジ1.2〜0Vとほぼ一致するように増幅する。
なお、5段目のバッファ5の出力信号の振幅が、コア電源の電圧レンジよりも広い場合、6段目のバッファ6は、5段目のバッファ5の出力信号の振幅をコア電源の電圧レンジに縮小する。この場合、5段目のバッファ5の出力信号のうち、1.2V以上の部分と0V以下の部分は切り捨てられる。従って、ジッタを生じる要因となるため、5段目のバッファ5の出力信号の振幅は、コア電源の電圧レンジよりも狭い方が好ましい。
6段目のバッファ6の出力信号は7段目のバッファ7に入力される。7段目のバッファ7は、6段目のバッファ6の出力信号を単にバッファリングして出力する。すなわち、7段目のバッファ7からは、1.2〜0Vの電圧レンジのCMOSレベルの出力信号が出力される。7段目のバッファ7の出力信号は、図示していないが、コア領域内の後段のロジック回路に供給される。
本実施形態の入力バッファ10では、初段〜5段目のバッファ1〜5までが、本発明の入力バッファの基本的な部分を構成する。6〜7段目のバッファ6〜7は、コア電源で動作するロジック回路の一例として示してある。言い換えると、6〜7段目のバッファ6〜7は、本発明に必須の構成要素ではないし、必ずしもバッファである必要もなく、コア電源で動作する他の構成の回路であっても良い。
次に、入力バッファ10の動作を説明する。
入力信号は、初段のバッファ1によって、後段のバッファ2に入力可能な入力信号の最大コモンモード電圧を持つ出力信号に変換される。続いて、2〜4段目のバッファ2〜4によって、初段のバッファ1の出力信号のコモンモード電圧が、その信号振幅を維持しながら段階的に低電位側にシフトされ、5段目のバッファ5によって、6段目のバッファ6のしきい値電圧とほぼ一致する電圧まで低下される。
上記5段目のバッファ5までは、I/O電源の3.3〜0Vで動作するが、この以降の6〜7段目のバッファ6〜7は、コア電源の1.2〜0Vで動作する。5段目のバッファ5の出力信号は、6段目のバッファ6によって、電圧レンジがコア電源の1.2〜0Vの信号に変換され、7段目のバッファ7によってバッファリング出力され、コア領域内の後段のロジック回路に供給される。
入力バッファ10では、伝搬される信号の振幅を小さく抑えることができるため、各段のバッファの入力部を構成するMOSトランジスタを無理なく、高速で動作させることができる。また、小振幅の信号を伝搬することによって、ジッタ等のノイズの発生を大幅に抑制できる。これにより、所定の入力電圧レンジの入力信号を、その品質を悪化させることなく、所定の出力電圧レンジの出力信号に変換できる。
また、入力バッファ10では、入力信号を受け取り、そのコモンモード電圧を、入力可能な入力信号の最大のコモンモード電圧まで上昇させ、その後、段階的に低電位側にシフトさせ、所定の出力電圧レンジの出力信号に変換して出力する。これにより、入力バッファ10では、広い入力電圧レンジの入力信号を受け取って、所定の出力電圧レンジの出力信号に変換することができる。
次に、図1に示す入力バッファ10の具体例を挙げて説明する。
図2は、図1に示す入力バッファの具体的な構成を表す回路図である。同図に示す入力バッファ11は、図1に示す入力バッファ10に対応する7段のバッファ1〜7によって構成されている。
初段のバッファ1は、ともに等しい抵抗値RLを持ち、それぞれ出力信号OUT1N,OUT1Pの振幅を決定する2つの抵抗素子12a、12bと、それぞれ入力信号INP,INNを受け取る入力部となる2つのNMOS14a、14bと、定電流Iを流す定電流源となるNMOS16とによって構成されている。
2つの抵抗素子12a、12bの一方の端子は、I/O電源に接続され、その他方の端子は、2つのNMOS14a、14bのドレインにそれぞれ接続されている。2つのNMOS14a、14bは、各々のゲートに入力信号INP,INNが入力され、そのドレインから出力信号OUT1N,OUT1Pがそれぞれ出力され、ソースはともにNMOS16のドレインに接続されている。NMOS16は、そのゲートに制御信号(図示省略)が入力され、ソースはグランドに接続されている。
本実施形態の場合、初段のバッファ1では、入力信号INP,INNの入力部にデプレッション型のNMOS(しきい値電圧が負であり、Vgs=0Vであってもオン状態となってドレイン、ソース間に電流が流れる)14a、14bが使用されている。これにより、入力信号INP,INNの入力電圧レンジが低い場合であっても動作可能であるので、より一層広い入力電圧レンジの入力信号を受け取ることができる。
なお、入力信号INP、INNの入力電圧レンジが高くても良い場合にはエンハンスメント型のNMOSを使用しても良い。デプレッション型のNMOSを使用するのは、入力コモンモード電圧が低く、図2のNMOS16が定電流動作するのが難しくなる時である。
初段のバッファ1では、入力信号INPが高電位、INNが低電位の場合、NMOS14a、14bが各々オン状態、オフ状態となる。その結果、出力信号OUT1Pは、I/O電源から抵抗素子12bを介してチャージアップされ、所定の高電位となる。一方、出力信号OUT1Nは、I/O電源から抵抗素子12a、NMOS14a、16を介して定電流Iが流れ、所定の低電位となる。
一方、入力信号INPが低電位、INNが高電位の場合の動作は、上記の場合の動作の逆であるから、ここでは、その説明は省略する。
ここで、上記の所定の高電位および所定の低電位は、図1に示す初段のバッファ1の出力信号の出力電圧レンジの最大電位および最小電位と各々等しい電位である。また、上記の所定の低電位は、定電流源のNMOS16によって流される定電流Iと、抵抗素子12a、12bの抵抗値RLとによって決定される。このことは、以下に述べる2〜5段目のバッファ2〜5においても同様である。
2〜4段目のバッファ2〜4は、初段のバッファ1と同様の構成である。両者の相違点は、入力部がエンハンスメント型のNMOS18a、18bである点と、2つの抵抗素子12a、12bの一方の端子が、抵抗素子20を介してI/O電源に接続されている点である。抵抗素子20は、抵抗値RSを持ち、I/O電源からの降下電圧を決定するものである。2〜4段目のバッファ2〜4は、直列に接続された抵抗素子20の個数が各々1〜3段である点で異なる。
初段のバッファ1の出力信号OUT1P,OUT1Nは、2段目のバッファ2の入力部のNMOS18a、18bのゲートにそれぞれ入力されている。同様に、2段目のバッファ2の出力信号OUT2P,OUT2Nは、3段目のバッファ3の入力部のNMOS18a、18bのゲートに入力され、3段目のバッファ3の出力信号OUT3P,OUT3Nは、4段目のバッファ4の入力部のNMOS18a、18bのゲートに入力されている。
2〜4段目のバッファ2〜4は、初段のバッファ1と同様に動作する。すなわち、入力信号OUT1Pが高電位、OUT1Nが低電位の場合、出力信号OUT2Pは所定の高電位となり、OUT2Nは所定の低電位となる。一方、入力信号OUT1Pが低電位、OUT1Nが高電位の場合、出力信号OUT2Pは所定の低電位となり、OUT2Nは所定の高電位となる。3〜4段目のバッファ3〜4の動作も同様である。
2段目のバッファ2では、抵抗素子20の抵抗値RSによって、I/O電源の3.3Vから所定の電圧(V=I×RS)だけ降下された電圧が2つの抵抗素子12a、12bに印加される。これによって、2段目のバッファ2の出力信号OUT2P,OUT2Nのコモンモード電圧は、図1に示すように、I/O電源の3.3Vから上記所定の電圧だけ降下される。3〜4段目のバッファ3〜4についても同様である。
5段目のバッファ5は、定電流Iを流す定電流源のPMOS22と、それぞれ入力信号OUT4P,OUT4Nを受け取る入力部となる2つのPMOS24a、24bと、ともに等しい抵抗値RL2を持ち、それぞれ出力信号OUT5N,OUT5Pの振幅を決定する2つの抵抗素子26a、26bと、抵抗値RS2を持ち、グランドからの上昇電圧を決定する抵抗素子28とによって構成されている。
PMOS22は、そのソースがI/O電源に接続され、ゲートには制御信号(図示省略)が入力され、ドレインは、2つのPMOS24a、24bのソースに接続されている。2つのPMOS24a、24bは、そのゲートに、4段目のバッファ4の出力信号OUT4P,OUT4Nがそれぞれ入力され、ドレインは、それぞれ抵抗素子26a、26bを介して抵抗素子28の一方の端子に接続され、抵抗素子28の他方の端子はグランドに接続されている。
5段目のバッファ5では、入力信号OUT4Pが高電位、OUT4Nが低電位の場合、PMOS24a、24bが各々オフ状態、オン状態となる。その結果、出力信号OUT5Pは、I/O電源からPMOS22、24b、抵抗素子26b、28を介して電流Iが流れ、所定の高電位となる。一方、出力信号OUT5Nは、抵抗素子26a、28を介してグランドにディスチャージされ、所定の低電位となる。
一方、入力信号OUT4Pが低電位、OUT4Nが高電位の場合の動作は、上記の場合の動作の逆であるから、ここでは、その説明は省略する。
5段目のバッファ5では、抵抗素子28の抵抗値RS2によって、グランドの電位(0V)から所定の電圧(V=I×RS2)だけ上昇された電圧が2つの抵抗素子26a、26bに印加される。これによって、5段目のバッファ5の出力信号OUT5P,OUT5Nの最小電位は、図1に示すように、グランドの電位から上記所定の電圧だけ上昇された電位となる。
ここで、入力バッファ11では、初段のバッファ1の入力部がNMOS14a、14b、2〜4段目のバッファ2〜4の入力部がNMOS18a、18bによって構成され、5段目のバッファ5の入力部がPMOS24a、24bによって構成されている。
2〜4段目のバッファ2〜4ように、入力部がNMOSで構成されたバッファを使用すると、ある程度までコモンモード電圧を低下させた時点で、入力電圧レンジが不適正な範囲となって、入力部のNMOSトランジスタが正常に動作しなくなるので、それ以上電圧を低下させることが困難になる。そのため、5段目のバッファ5は、低い電圧レンジの入力信号に対応可能なように、入力部がPMOSで構成されている。
なお、5段目のバッファ5の入力部のMOSトランジスタは、PMOSに限定されるわけではなく、例えば前述のデプレッション型のNMOSを使用しても良い。また、1〜4段目のバッファ1〜4の入力部もNMOSで構成することに限定されず、PMOSを使用しても良い。しかし、PMOSよりもNMOSの方が駆動能力が大きいなどの利点があるため、NMOSを使用する方が好ましい。
6段目のバッファ6は、カレントミラー回路となる2つのPMOS30a、30bと、入力信号OUT5P,OUT5Nをそれぞれ受け取る入力部となる2つのNMOS32a、32bとによって構成されている。
2つのPMOS30a、30bのソースは、コア電源に接続され、そのゲートはともにPMOS30aのドレインに接続され、そのドレインは、2つのNMOS32a、32bのドレインにそれぞれ接続されている。また、2つのNMOS32a、32bのゲートには、5段目のバッファ5の出力信号OUT5P,OUT5Nがそれぞれ入力され、そのソースはともにグランドに接続されている。
6段目のバッファ6では、入力信号OUT5Pが高電位、OUT5Nが低電位の場合、NMOS32a、32bが各々オン状態、オフ状態となる。その結果、PMOS30aのドレインがNMOS32aを介してグランドにディスチャージされ、2つのPMOS30a、30bはともにオン状態となる。従って、出力信号OUT6は、コア電源からPMOS30bを介してチャージアップされ、コア電源の1.2Vとなる。
一方、入力信号OUT5Pが低電位、OUT5Nが高電位の場合、NMOS32a、32bが各々オフ状態、オン状態となる。その結果、出力信号OUT6は、NMOS32bを介してグランドにディスチャージされ、グランドの0Vとなる。
7段目のバッファ7は、コア電源で動作するロジック回路の一例としてのバッファを概念的に示したものである。7段目のバッファ7には、6段目のバッファ6の出力OUT6が入力され、7段目のバッファ7からは、CMOSレベル(1.2〜0V)の出力信号OUTが出力されている。7段目のバッファの出力信号OUTは、コア領域内の次段のロジック回路(図示省略)に入力されている。
図2に示す入力バッファ11では、初段〜6段目までのバッファ1〜6が、差動回路で構成されている。これら各段のバッファ1〜6を差動回路で構成することによって、ノイズの影響を大幅に低減することができる。
次に、入力バッファ11の動作を説明する。
入力信号INPが高電位、INNが低電位の場合、前述の通り、初段のバッファ1の出力信号OUT1Pは高電位、OUT1Nは低電位となる。この時、初段のバッファ1の出力信号OUT1P,OUT1Nは、図1に示すように、入力可能な入力信号INP,INNの最大コモンモード電圧を持つ出力信号となる。
続く、2〜4段目のバッファの出力信号OUT2〜4Pは高電位、OUT2〜4Nは低電位となる。2〜4段目のバッファ2〜4では、図1に示すように、初段のバッファ1の出力信号OUT1P,OUT1Nのコモンモード電圧が、その信号振幅を維持しながら段階的に低電位側にシフトされる。4段目のバッファ4の出力信号OUT4P,OUT4Nは、5段目のバッファの、入力可能な入力電圧レンジ内の信号となる。
続く、5段目のバッファ5の出力信号OUT5Pは高電位、OUT5Nは低電位となる。出力信号OUT5P,OUT5Nのコモンモード電圧は、その信号振幅を維持しながら6段目のバッファ6のしきい値電圧とほぼ一致する電圧まで低下される。
続く、6段目のバッファ6の出力信号OUT6は高電位となる。6段目のバッファ6では、入力信号OUT5P,OUT5Nが増幅されて、その出力信号OUT6は、コア電源のCMOSレベルの1.2〜0Vの範囲の信号となる。出力信号OUT6は、7段目のバッファ7によってバッファリング出力され、コア領域内の後段のロジック回路に供給される。
一方、入力信号INPが低電位、INNが高電位の場合の動作は、上記の場合の動作の逆である。従って、6段目のバッファ6の出力信号OUT6は低電位、すなわち、グランド電位となる。
なお、本発明の入力バッファについて、図2に示す具体例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、図1に示す概念図で表される入力バッファと同等の機能を果たすものであれば、その具体的な構成は何ら制限されない。また、I/O電源は3.3〜0V、コア電源は1.2〜0Vに限定されるわけではなく、上記実施形態の場合とは、それぞれ異なる電源電圧であっても良い。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明の入力バッファについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明の入力バッファの動作の概略を表す一実施形態の概念図である。 図1に示す入力バッファの具体的な構成を表す回路図である。 従来の入力バッファの構成を表す一例の回路図である。
符号の説明
10、11、40 入力バッファ
1〜7 バッファ
22、24a、24b、30a、30b、42a、42b、44、52a、52b PMOS(P型MOSトランジスタ)
14a、14b、16、18a、18b、32a、32b、46a、46b、48a、48b、50a、50b NMOS(N型MOSトランジスタ)
12a、12b、20、26a、26b、28 抵抗素子

Claims (7)

  1. 半導体装置のI/O領域に配置され、I/O電源で動作する入力バッファであって、
    所定のコモンモード電圧であって、所定振幅の入力信号を受け取り、後段バッファの入力信号として入力可能な最大のコモンモード電圧を持つ、所定の出力電圧レンジの出力信号を出力する第1のバッファと、
    該第1のバッファの出力信号のコモンモード電圧を段階的に低電位側にシフトして低下させた出力信号を出力する第2のバッファと、
    該第2のバッファの出力信号のコモンモード電圧をさらに低電位側にシフトし、コア電源の電圧レンジで動作するロジック回路のしきい値電圧とほぼ一致する電圧まで低下させた出力信号を出力する第3のバッファとを備えていることを特徴とする入力バッファ。
  2. さらに、コア領域に配置され、前記コア電源で動作し、前記第3のバッファの出力信号の振幅を、前記コア電源の電圧レンジと一致するように増幅もしくは縮小する第4のバッファを備えていることを特徴とする請求項1に記載の入力バッファ。
  3. 前記第1のバッファは、その出力信号の振幅を、前記コア電源の電圧レンジの範囲内に縮小することを特徴とする請求項1または2に記載の入力バッファ。
  4. 前記第2のバッファは、1つのバッファ、もしくは、直列に接続され、それぞれ降下電圧の異なる、少なくとも2つのバッファによって構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の入力バッファ。
  5. 前記第2および第3のバッファは、それぞれ前記第1および第2のバッファの出力信号の振幅を維持しながら、そのコモンモード電圧を低電位側にシフトすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の入力バッファ。
  6. 前記第1、第2および第3のバッファは、差動回路で構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の入力バッファ。
  7. 前記第1のバッファは、前記入力信号を受け取る入力部が、デプレッション型のNMOSトランジスタで構成されていることを特徴とする請求項6に記載の入力バッファ。
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