JP2007306050A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声出力機能を備えた液晶表示装置(液晶テレビがその典型例)において、省電力化を図りつつ多様な利用形態に対応できる液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】制御回路6は、映像信号検知回路13の検知結果に基づいて、バックライトユニット8の照明強度及び液晶表示処理部4、5に対する通電状態を制御する。その際、制御回路6は、専ら音声の番組を放送する特定のチャンネル(ラジオ放送のチャンネル)の映像信号がチューナ1により抽出されて映像信号処理回路4に伝送されている状態であるか否かにも基づいて、バックライトユニット8の照明強度及び液晶表示処理部4、5に対する通電状態を制御する。また、制御回路6は、音声信号検知回路14の検知結果に基づいて、音声信号処理回路11に対する通電状態を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、声出力機能を備えた液晶表示装置に関するものである。
昨今、電化製品の省電力化要求が益々厳しくなっており、液晶テレビ(液晶表示手段による映像表示機能及び音声出力機能を備えたテレビジョン受像機)もその例外ではない。
例えば、従来の液晶テレビには、液晶パネルへ伝送される映像信号の有無を検知し、その映像信号が無い状態が一定時間継続した場合に、液晶パネルのバックライト(背面照明手段)を消灯したり、映像処理回路や音声処理回路への通電をオフにし、これにより無駄な電力消費を削減して省電力化を図る液晶テレビがある。このような従来の液晶テレビの省電力制御は、チューナにより選局されたある放送番組や、外部入力端子を通じて入力される外部入力信号など、出力対象とする信号は、映像信号と音声信号とがセットになっていることが前提となっている。
また、特許文献1には、テレビジョン受像機に視聴者を感知するセンシング手段を設け、視聴者が不在である場合に、テレビジョン受像機を、各機器への通電を停止する動作待期モードに切換える技術が示されている。
特開平06−078246号公報
ところで、昨今の液晶テレビには、高品質(高出力)のスピーカや、イコライズ機能などを含む高機能の音声処理回路を備えたものも多い。このため、昨今の液晶テレビは、その外部入力端子にCDプレイヤーなどの音響機器が接続されたり、テレビジョン放送における狭帯域放送を利用して専ら音声の番組を放送するチャンネル(以下、ラジオ主体チャンネルという)が選択されたりすることにより、専ら音響機器として利用される場面が多い。しかしながら、従来の液晶テレビのように、液晶パネルへ伝送される映像信号の有無を検知した結果に基づいて、映像処理回路やバックライト、及び音声処理回路の省電力制御を行うと、液晶テレビが利用者の望む通電状態にならない状況が発生し得るという問題点があった。
例えば、外部入力端子のうちの音声入力端子にのみ音響機器が接続され、その外部入力の信号が出力対象として選択された場合や、映像信号が放送されない前記ラジオ主体チャンネルが選択された場合等には、映像入力端子から入力される映像信号が存在しないため、音声処理回路の通電が遮断されてしまうという不都合が生じる。また、外部入力の信号が出力対象として選択された場合には、省電力制御を無効にすることも考えられるが、そうすると省電力化が不十分となるという不都合が生じる。
また、特許文献1に示される技術を液晶テレビに適用した場合、視聴者(利用者)が存在しない状態にならなければ省電力状態(動作待機モード)に移行せず、省電力化が不十分となるという問題点があった。
従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、音声出力機能を備えた液晶表示装置(液晶テレビがその典型例)において、省電力化を図りつつ多様な利用形態に対応できる液晶表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、映像信号に所定の信号処理を施す映像信号処理手段及びその映像信号処理手段による処理後の信号に基づく映像を表示する液晶パネルを備えた液晶表示手段と、前記液晶パネルを背面から照明する背面照明手段と、スピーカに伝送される音声信号に所定の信号処理を施す音声信号処理手段とを備えた液晶表示装置に適用されるものであり、次の(1)〜(4)に示す各構成要素を備えることを特徴とする。
(1)前記映像信号の有無を検知する映像信号検知手段。
(2)前記音声信号の有無を検知する音声信号検知手段。
(3)前記映像信号検知手段の検知結果に基づいて前記背面照明手段の照明強度及び前記液晶表示手段に対する通電状態を制御する第1制御手段。
(4)前記音声信号検知手段の検知結果に基づいて前記音声信号処理手段に対する通電状態を制御する第2制御手段。
このような構成を備えた液晶表示装置は、映像信号の有無と音声信号の有無とのそれぞれに応じて、映像関係の機器の省電力制御と音声関係の機器の省電力制御とを個別に行える。その結果、省電力化を図りつつ多様な利用形態に対応できる。
また、放送信号から指定されたチャンネルの映像信号及び音声信号を抽出して前記映像信号処理手段及び前記音声信号処理手段へ伝送するチューナを具備する場合に、前記第1制御手段が、専ら音声の番組を放送する特定のチャンネル(前記ラジオ主体チャンネル)の映像信号が前記チューナにより抽出されて前記映像信号処理手段に伝送されている状態であるか否かにも基づいて、前記背面照明手段の照明強度及び前記液晶表示手段に対する通電状態の一方又は両方を制御することが考えられる。
これにより、前記ラジオ主体チャンネルの放送が、音声信号とともに静止画像などの簡易な映像信号を放送するものである場合に、その映像信号に基づく映像表示よりも省電力化を優先させる制御や、その映像信号に基づく映像表示を比較的低輝度で(背面照明の強度を弱くして)行って映像表示と省電力化とのバランスをとる制御などを実現できる。
この場合、所定の操作入力情報に従って前記第1制御手段による前記特定のチャンネルの映像信号に基づく制御を有効にするか無効にするかを切り替える制御切替手段を具備するものが考えられる。
また、所定の操作入力情報に従って前記第1制御手段による前記背面照明手段の照明強度の制御値を設定する照明強度設定手段を具備するものであれば、利用者の意思に応じた明るさ設定が可能となり好適である。
本発明によれば、映像信号処理手段と音声信号処理手段との各々に入力される映像信号の有無と音声信号の有無とのそれぞれに応じて、映像関係の機器の省電力制御と音声関係の機器の省電力制御とを個別に行うので、装置の省電力化を図りつつ多様な利用形態に対応できる。
さらに、テレビジョン放送における狭帯域放送を利用した前記ラジオ主体チャンネルの映像信号が抽出される状態であるか否かにも基づいて、映像関係の機器の状態(通電状態や背面照明の強度)を制御することにより、そのラジオ主体チャンネルの放送における静止画像などの簡易な映像信号に基づく映像出力を行わずに省電力化を優先させる制御や、その映像信号に基づく映像表示を比較的低輝度で行いつつ背面照明の強度を弱くして省電力化も図る制御などを実現できる。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに、図1は本発明の実施形態に係る液晶テレビジョン受像機Xの概略構成を表すブロック図、図2は液晶テレビジョン受像機Xにおける通電制御の手順を表すフローチャート、図3は液晶テレビジョン受像機Xにおけるラジオ主体チャンネルを選局時のパラメータ設定画面の一例を表す図である。
まず、図1に示すブロック図を用いて、本発明の実施形態に係る液晶テレビジョン受像機Xの構成について説明する。液晶テレビジョン受像機Xは、音声出力機能を備えた液晶表示装置の一例である。
図1に示すように、液晶テレビジョン受像機Xは、チューナ1、外部入力部2、映像切替回路3、映像信号処理回路4、液晶パネル5、制御回路6、リモコンインターフェース(I/F)回路7、バックライトユニット8、通電切替回路9、音声切替回路10、音声信号処理回路11、スピーカ12、映像信号検知回路13、音声信号検知回路14、節電モード通知ランプ15及びリモコン20等を具備して構成されている。
チューナ1は、アンテナ等により受信されたテレビジョン放送信号(地上波放送信号やBS衛星放送信号等)から、前記制御回路6により指定された放送チャンネルの信号を抽出(選局)するとともに、その抽出信号の検波によって映像信号及び音声信号を取り出し(抽出し)、その映像信号及び音声信号の各々を映像切替回路3及び音声切替回路10各々へ伝送するものである。
また、外部入力部2は、外部からコンポジット方式或いはセパレート方式の映像信号及び音声信号等である外部入力映像信号及び外部入力音声信号を入力し、それらを映像切替回路3及び音声切替回路10各々へ伝送するインターフェースである。
映像切替回路3は、前記チューナ1からの映像信号及び外部入力部2からの映像信号を入力し、それらの映像信号のうちの任意の1つの映像信号を制御回路6からの指示に従って選択して出力するものである。
映像信号処理回路4は、映像切替回路3から出力された映像信号に対して各種信号処理を行うものである。例えば、映像信号から水平及び垂直同期信号の分離、その同期信号に位相同期したクロック信号の生成、映像信号からの輝度信号及び色信号の分離、所定の画質改善処理等を行い、処理後の映像信号を液晶パネル5に出力する。さらに、映像信号処理回路4は、映像切替回路3からの映像信号に、制御回路6から指定された情報の映像をスーパーインポーズする(重ね合わせる)OSD機能も備えている。
液晶パネル5は、映像信号処理回路4から出力される映像信号に基づく映像を表示するものである。なお、映像信号処理回路4及び液晶パネル5が、液晶表示手段の一例である。以下、映像信号処理回路4及び液晶パネル5を総称して液晶表示処理部4、5と称する。
バックライトユニット8は、液晶パネル5を背面から照明するものであり、蛍光管やLED素子等により構成される光源と、その光源の駆動回路(インバータ回路など)とを備え、制御回路6からの制御指令に従って、照明の強度やON/OFFを切り替え可能に構成されている。
音声切替回路10は、チューナ1からの音声信号、外部入力部2からの音声信号及びテスト信号生成回路8からの音声信号が入力され、それらの音声信号のうちの任意の1つの音声信号を、制御回路6からの指示に従って音声信号処理回路11に出力するものである。
音声信号処理回路11は、音声切替回路10からスピーカ12に伝送される音声信号に対してイコライズ処理(音質調節)や音量調節処理等の所定の処理を施すものである。そのイコライズ処理における信号の増強や減衰のレベルを定めるゲインや音量(ボリューム)調節のゲインは、リモコン20を通じて入力される操作入力情報に従って調節される。
制御回路6は、演算手段であるMPU6a、そのMPU6aによって実行される制御プログラムが予め格納される記憶手段であるROM6b(EPROM)、MPU6bが実行する処理において読み書きされる各種情報を記憶するEEPROM6c等を備え、当該液晶テレビジョン受像機X全体を制御するものである。以下に示す制御回路6の処理は、MPU6aがROM6bに記憶されたプログラムを実行することによって実現される。
リモコン20は、当該液晶テレビジョン受像機Xの動作の制御用の無線信号(例えば、赤外線信号)を出力するリモート操作器である。このリモコン20には、チャンネル選択キーや音量調節キーなど、情報入力のために操作される操作入力部や、その操作入力部を通じて入力される操作入力情報(即ち、液晶テレビジョン受像機Xの動作の制御信号)を、無線信号(例えば、赤外線信号)に変換してテレビ本体側へ無線伝送する無線信号出力回路等を備えている。
一方、リモコンインターフェース回路7は、リモコン20(リモート操作器)から伝送される無線信号(赤外線信号等)を受信し、これを電気信号に変換することにより、リモコン20から伝送される各種情報を取得し、その取得情報を制御回路6に伝送するものである。
映像信号検知回路13は、映像切替回路3から映像信号処理回路4への信号伝送経路において、電圧レベルを検出すること等によって映像信号の有無を検知する回路である。
音声信号検知回路14は、音声切替回路10から音声信号処理回路11への信号伝送経路において、電圧レベルを検出すること等によって音声信号の有無を検知する回路である。
これら映像信号検知回路13及び音声信号検知回路14の検知結果は、制御回路6に伝送され、制御回路6は、それら検知結果に基づいて、バックライトユニット8の照明強度制御と、映像信号処理回路4、バックライトユニット8及び音声信号処理回路11の各々の通電制御とを行う。その具体的内容については後述する。
通電切替回路9は、制御回路6からの制御指令に従って、液晶表示処理部4、5、バックライトユニット8及び音声信号処理回路11の各々に対する通電状態(通電ON/OFF)を個別に切り替える回路である。
節電モード通知ランプ15は、液晶パネル5前面の周辺部(当該液晶テレビジョン受像機Xの前面)に設けられたLEDランプ等の低消費電力タイプの表示灯であある。これは、当該液晶テレビジョン受像機Xが、液晶表示処理部4、5や音声信号処理回路10に対する通電の停止等によって消費電力が低く抑えられた節電モードの状態であることを利用者に通知するためのランプである。
次に、図2に示すフローチャートを参照しつつ、液晶テレビジョン受像機Xにおける通電制御の手順について説明する。
ここで、図2に示す処理は、利用者によるリモコン20の操作等により、当該液晶テレビジョン受像機Xが起動された場合に開始されるものとする。また、以下に示すS1、S2、…は、処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
[ステップS1、S8〜S10]
まず、制御回路6は、映像信号検知回路13の検知結果に基づいて、映像信号処理回路4に入力される映像信号(映像切替回路3から出力される映像信号)が存在しない状態が予め定められた時間以上継続している状態(以下、映像無し継続状態という)であるか否かを判別する(S1)。
ここで、制御回路6は、前記映像無し継続状態であると判別すると、通電切替回路9を制御することにより、液晶表示処理部4、5及びバックライトユニット8の両方に対する通電を停止(通電OFF)させ(S8、S9)、さらに、節電モード通知ランプ15を点灯させ(S10)、その後、処理を後述するステップS14へ移行させる。これにより、前記映像無し継続状態である場合には、液晶表示処理部4、5に対する通電が停止されるとともに、液晶パネル5のバックライトの強度が0(通電停止)にされ、無駄な電力消費が抑えられる。また、節電モード通知ランプ15を点灯させることにより、利用者が故障であると誤解することが防止される。
[ステップS2、S3]
一方、制御回路6は、ステップS1において、前記映像無し継続状態ではないと判別した場合には、前記ラジオ主体チャンネル(専ら音声の番組を放送する特定のチャンネル)が出力対象として選局されている場合のバックライト節電制御を「有効」にする設定がなされているか否かの判別を行う(S2)。ここで、制御回路6は、「有効」にする設定がなされていると判別した場合は、処理を次のステップS3へ移行させ、そうでない場合は処理を後述するステップS11へ移行させる。
ここで、バックライト節電制御を有効とするか無効とするかに関する情報は、予め利用者による操作入力情報に従って設定され、制御回路6のEEPROM6cに記憶される情報である。
図3は、ラジオ主体チャンネルを選局時のパラメータ設定画面の一例を表す図であり、この画面で設定されるパラメータに、前記バックライト節電制御を有効とするか無効とするかの情報(パラメータ)が含まれる。
制御回路6は、リモコン20を通じて所定のパラメータ設定開始操作がなされたことを検知すると、図3に示すようなパラーメータ設定画面を液晶パネル5にOSD表示させる。そして、制御回路6は、この画面の表示中に、リモコン20を通じた操作入力情報に従って、バックライト節電制御の有効/無効情報d1の設定と、これが有効に設定された場合の指定バックライトレベルd2(バックライトユニット8の照明強度のレベル指定値)の設定とを行い、各情報d1、d2をEEPROM6cに記憶させる。なお、制御回路8は、指定バックライトレベルd2が0(ゼロ)に設定された場合、バックライトの消灯(即ち、バックライトユニット8に対する通電の停止)が設定されたものとして制御を行う。
さらに、ステップS3において、制御回路6は、チューナ1に対するチャンネル指定内容及び映像切替回路3の制御状態に基づいて、前記ラジオ主体チャンネル(専ら音声の番組を放送する特定のチャンネル)の映像信号が、チューナ1によって抽出されて映像信号処理回路4に伝送されている状態であるか否かを判別する(S3)。なお、いずれのチャンネルがラジオ主体チャンネルであるかを表す情報は、予めEEPROM6cに記憶されている。
ここで、制御回路6は、前記ラジオ主体チャンネルの映像信号が映像信号処理回路4に伝送されている状態であると判別した場合は、処理を次のステップS4へ移行させ、そうでない場合は処理を後述するステップS11へ移行させる。
なお、図3に示す画面を液晶パネル5に表示させつつ、リモコン20を通じた操作入力情報に従って、ラジオ主体チャンネルの映像信号に基づく制御を有効にするか無効にするかを切り替える処理と、前記指定バックライトレベルd2(バックライトユニット8の照明強度の制御値)とを設定する処理とを実行する制御回路6が、制御切替手段及び照明強度設定手段の一例である。
[ステップS4]
そして、制御回路6は、ステップS4において、前記指定バックライトレベルd2が0(ゼロ)に設定されているか否かを判別し(S4)、0に設定されていると判別した場合、前述したステップS8〜S10の処理を実行した後、処理を後述するステップS14へ移行させる。
指定バックライトレベルd2が0に設定されているということは、利用者が、ラジオ主体チャンネルにおいて静止画などの簡易映像が放送されている場合(前記映像無し継続状態ではない場合)であっても、その映像を鑑賞する意思がないことを表している状況であると考えられる。そのような場合に、制御回路6は、映像関係の機器の動作を停止させて電力消費の少ない状態に移行させる。これにより、ラジオ主体チャンネルの映像信号に基づく映像表示よりも省電力化を優先させるという利用者の意思に沿った制御が行われる。
[ステップS5〜S7]
一方、制御回路6は、ステップS4において指定バックライトレベルd2が0(ゼロ)に設定されていないと判別した場合、通電切替回路9を制御することにより、液晶表示処理部4、5及びバックライトユニット8の両方に対する通電をON状態にするとともに、バックライトユニット8の照明強度を前記指定バックライトレベルd2に応じた強度に調節する(S5、S6)。さらに、制御回路6は、節電モード通知ランプ15を点灯させ(S7)、その後、処理を後述するステップS14へ移行させる。これにより、ラジオ主体チャンネルの映像信号に基づく映像表示を比較的低輝度で(バックライトの強度を弱くして)行い、映像表示と省電力化とのバランスをとる制御を実現できる。また、節電モード通知ランプ15を点灯させることにより、故障によってそのような暗い映像表示の状態になったと利用者が誤解することを防止できる。
[ステップS11〜S13]
一方、制御回路6は、ステップS2において、前記バックライト節電制御が「有効」に設定されていない(前記バックライト節電制御の有効/無効情報d1が「無効」に設定されている)と判別した場合、又はステップS3において、前記ラジオ主体チャンネルの映像信号が映像信号処理回路4に伝送されている状態ではないと判別した場合には、通電切替回路9を制御することにより、液晶表示処理部4、5及びバックライトユニット8の両方に対する通電をON状態にするとともに、バックライトユニット8の照明強度を通常の強度に調節する(S11、S12)。さらに、制御回路6は、節電モード通知ランプ15を消灯させ(S13)、その後、処理を後述するステップS14へ移行させる。これにより、映像関係の機器について通常の制御が行われる。
ここで、ステップS12において調節されるバックライトユニット8の照明強度は、例えば、液晶パネル5の前面側に設けられた不図示の明るさセンサに応じて調節される強度である。
[ステップS14〜S16]
一方、制御回路6は、ステップS14において、音声信号検知回路14の検知結果に基づいて、音声信号処理回路11に入力される音声信号(音声切替回路10から出力される音声信号)が存在しない状態が予め定められた時間以上継続している状態(以下、音声無し継続状態という)であるか否かを判別する(S14)。
そして、制御回路6は、前記音声無し継続状態であると判別すると、通電切替回路9を制御することにより、音声信号処理回路11に対する通電を停止(通電OFF)させ(S16)、その後、処理を前述したステップS1へ戻す。これにより、前記音声無し継続状態である場合には、音声信号処理回路11に対する通電が停止され、無駄な電力消費が抑えられる。
一方、制御回路6は、前記音声無し継続状態ではないと判別すると、通電切替回路9を制御することにより、音声信号処理回路11に対する通電をON状態にし(S15)、その後、処理を前述したステップS1へ戻す。
以上に示したように、制御回路6は、ステップS1〜S13の処理により、映像信号検知回路13の検知結果に基づいて(S1)、バックライトユニット8の照明強度及び液晶表示処理部4、5に対する通電状態を制御する(S5、S6、S8、S9:第1制御手段の一例)。その際、制御回路6は、前記ラジオ主体チャンネル(専ら音声の番組を放送する特定のチャンネル)の映像信号がチューナ1により抽出されて映像信号処理回路4に伝送されている状態であるか否かにも基づいて(S3)、バックライトユニット8の照明強度及び液晶表示処理部4、5に対する通電状態を制御する(S5、S6、S8、S9、S11、S12)。
同様に、制御回路6は、ステップS14〜S16の処理により、音声信号検知回路14の検知結果に基づいて(S14)、音声信号処理回路11に対する通電状態を制御する(S15、S16:第2制御手段の一例)。
このように、液晶テレビジョン受像機Xは、映像信号処理回路4と音声信号処理回路11との各々に入力される映像信号の有無と音声信号の有無とのそれぞれに応じて、映像関係の機器の省電力制御と音声関係の機器の省電力制御とを個別に行うので、装置の省電力化を図りつつ多様な利用形態に対応できる。
本発明は、音声出力機能を備えた液晶表示装置に利用可能である。
本発明の実施形態に係る液晶テレビジョン受像機Xの概略構成を表すブロック図。 液晶テレビジョン受像機Xにおける通電制御の手順を表すフローチャート。 液晶テレビジョン受像機Xにおけるラジオ主体チャンネルを選局時のパラメータ設定画面の一例を表す図。
符号の説明
X…液晶テレビジョン受像機(液晶表示装置)
1…チューナ
2…外部入力部
3…映像切替回路
4…映像信号処理回路
5…液晶パネル
6…制御回路
7…リモコンインターフェース回路
8…バックライトユニット
9…通電切替回路
10…音声切替回路
11…音声信号処理回路
12…スピーカ
13…映像信号検知回路
14…音声信号検知回路
15…節電モード通知ランプ
20…リモコン
S1、S2、〜…ステップ(処理手順)

Claims (4)

  1. 映像信号に所定の信号処理を施す映像信号処理手段及び該映像信号処理手段による処理後の信号に基づく映像を表示する液晶パネルを備えた液晶表示手段と、前記液晶パネルを背面から照明する背面照明手段と、スピーカに伝送される音声信号に所定の信号処理を施す音声信号処理手段とを備えた液晶表示装置であって、
    前記映像信号の有無を検知する映像信号検知手段と、
    前記音声信号の有無を検知する音声信号検知手段と、
    前記映像信号検知手段の検知結果に基づいて前記背面照明手段の照明強度及び前記液晶表示手段に対する通電状態を制御する第1制御手段と、
    前記音声信号検知手段の検知結果に基づいて前記音声信号処理手段に対する通電状態を制御する第2制御手段と、
    を具備してなることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 放送信号から指定されたチャンネルの映像信号及び音声信号を抽出して前記映像信号処理手段及び前記音声信号処理手段へ伝送するチューナを具備し、
    前記第1制御手段が、専ら音声の番組を放送する特定のチャンネルの映像信号が前記チューナにより抽出されて前記映像信号処理手段に伝送されている状態であるか否かにも基づいて、前記背面照明手段の照明強度及び前記液晶表示手段に対する通電状態の一方又は両方を制御してなる請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 所定の操作入力情報に従って前記第1制御手段による前記特定のチャンネルの映像信号に基づく制御を有効にするか無効にするかを切り替える制御切替手段を具備してなる請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 所定の操作入力情報に従って前記第1制御手段による前記背面照明手段の照明強度の制御値を設定する照明強度設定手段を具備してなる請求項1〜3のいずれかに記載の液晶表示装置。
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