JP2013130698A - 液晶表示装置、及び液晶表示装置の省電力表示方法 - Google Patents

液晶表示装置、及び液晶表示装置の省電力表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】視聴時間を延長するための輝度抑制を行い省電力の液晶表示装置を提供する。
【解決手段】
(1)の輝度1においてバッテリー残量に対する残り時間が「視聴残時間(t1)」の「3分」となったときに、(2)のステップ1に示す「延長時間(t2)」の「10分」まで映像を表示できる輝度レベルでLEDバックライトに「10」を表示する。次に(2)のステップ2に示す「延長時間(t2)」の「10分」まで映像を表示できる輝度レベルに変更して映像を表示する。次に(1)の輝度2において、バッテリー残量に対する残り時間が「視聴残時間(t1)」の「3分」となったときに、(2)のステップ3に示す「延長時間(t2)」の「10分」まで映像を表示できる輝度レベルでLEDバックライトに「10」を表示する。次に(2)のステップ4に示す「延長時間(t2)」の「10分」まで映像を表示できる輝度レベルに変更して映像を表示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、液晶ディスプレイパネルのLEDバックライトの輝度を調整できる液晶表示装置に係り、特に液晶ディスプレイパネルの背面にLEDを配置してLEDの光を液晶ディスプレイパネルに直接照射する直下型のバックライト方式を用いるLEDバックライトを備えた液晶表示装置に関する。
液晶ディスプレイパネルのバックライト方式としては、液晶ディスプレイパネルの背面に複数のLEDを配置してLEDの光を液晶ディスプレイパネルに直接照射する直下型のLEDバックライト方式がある。この直下型のLEDバックライト方式では、映像の濃淡に応じてLED毎または複数のLEDからなるLEDエリア毎に輝度を調整することで、バックライトに部分的に明暗を付けるローカルディミング(局所的調光)を行うことができる。
また、このようなLEDバックライトを備えた液晶ディスプレイパネルを有するテレビジョン装置(以下、「液晶TV装置」という)において、バッテリーで駆動されどこでも視聴できる液晶TV装置が普及している。しかし、このようなバッテリーで駆動される液晶TV装置では、視聴している途中にバッテリーが切れてしまうことがあった。このため、ユーザーは、液晶TV装置から表示されるバッテリー切れのOSD(On-Screen Display)メッセージを確認すると、視聴時間を延長したい場合には、ユーサー自身で明るさ調整のOSD画面を表示し、そのOSD画面を操作して明るさを抑えていた。例えば、図7(1)に示すように、液晶TV装置600はバッテリー残量が少なくなったときに、「バッテリー残量が少なくなりましたので、明るさを抑えて下さい。」のOSDメッセージ610を表示する。これを見たユーザーは、リモコンを操作して図7(2)に示す明るさを調整するOSDバー620を表示し、OSDバー620の設定値(+12)を図7(3)に示すように設定値(0)に変更することで明るさを抑えていた。このように、ユーザー自身が手動で明るさを抑える操作を行い、液晶TV装置の視聴時間を延ばさなければならなかった。
液晶表示装置の電力の消費を低減させる技術として特開2010−160469号公報(特許文献1)と特開2011−33978号公報(特許文献2)を挙げることができる。特許文献1に開示の技術では、使用者の要求により選択された映像を表示するために必要となる予想消費電力とバッテリー残量とを比較して予想消費電力がバッテリー残量を超える場合、選択された映像の赤色、緑色及び青色階調を変更して映像の輝度を制御することによって、バッテリー残量が不足している場合でも使用者が要求した映像を最後まで表示する表示装置及びその駆動方法が記載されている。また、特許文献2に開示の技術では、全表示画面領域を複数の表示区画に分割し、全表示画面領域よりも小さな縮小表示領域に映像を表示し、縮小表示領域の少なくとも一部を包含する表示区画についてはエリアアクティブバックライトとし、縮小表示領域を包含しない表示区画についてはバックライトを消灯することで、消費電力を低減する液晶映像表示装置及びその表示制御方法が記載されている。
特開2010−160469号公報 特開2011−33978号公報
特許文献1に開示の技術では、映像の輝度を制御することで使用者が要求した映像を最後まで表示されるように消費電力を削減することができる。しかし、ユーザーは、要求した映像については最後まで表示することができるが、次に途中まででも表示したい映像があった場合に、バッテリー残量がなくなるまでの残り表示時間を知ることができない。また、特許文献2に開示の技術では、映像を縮小して小さい表示領域のみに表示し、それ以外の表示領域のバックライトを消灯することで、消費電力を低減することができる。しかし、液晶映像表示装置がバッテリーから電力を供給されていた場合に、ユーザーは液晶映像表示装置のバッテリー残量がなくなるまでの残り表示時間を知ることができない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決できる液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明の液晶表示装置は、複数のLEDを配置してなる直下型LEDバックライトを備えたバッテリー駆動の液晶表示装置において、バッテリー残量が所定の駆動可能残量以下に達したときに、前記複数のLEDを駆動条件の輝度に制御して駆動可能時間の数字を表示することを特徴としている。
また、本発明の液晶表示装置は、前記駆動条件を変更した場合の前記駆動可能時間は、設定される延長時間であることを特徴としている。
また、本発明の液晶表示装置の前記延長時間は、繰り返し有りが設定されたときに、前記バッテリー残量により輝度が調整できるまで繰り返されることを特徴としている。
また、本発明の液晶表示装置は、所定の前記駆動可能時間、前記駆動条件を変更した場合の前記駆動可能時間、及び繰り返し有無の設定を入力する設定入力手段を備えることを特徴としている。
また、本発明の液晶表示装置の前記バッテリー残量が所定の前記駆動可能残量以下に達したときに、音量を抑制する音量抑制手段を備えることを特徴としている。
また、本発明の液晶表示装置の省電力表示方法は、複数のLEDを配置してなる直下型LEDバックライトを備えたバッテリー駆動の液晶表示装置において、バッテリー残量が所定の駆動可能残量以下に達したときに、前記複数のLEDを駆動条件の輝度に制御して駆動可能時間の数字を表示することを特徴としている。
また、本発明の液晶表示装置の省電力表示方法は、前記数字を表示した後に、前記数字の輝度レベルと同じ輝度レベルに自動的に変更して映像を表示することを特徴としている。
本発明により、バッテリー残量がなくなるまでの残り時間をバックライトにより通知することで省電力を行い、表示時間を延ばすための明るさの抑制を自動で行うことができ、またユーザーはバッテリー残量がなくなるまでの残りの表示時間を知ることができる液晶表示装置を提供する。
本発明の実施形態に係る液晶TV装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る視聴延長設定OSD画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る視聴延長設定OSD画面における「繰り返し(無)」の省電力表示方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係る視聴延長設定OSD画面における「繰り返し(有)」の省電力表示方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係る消費電力データテーブルの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る視聴延長処理のフローチャートである。 従来の液晶表示装置におけるバッテリー残量が少なくなったときの明るさを抑制する方法を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して説明する。実施形態の液晶TV装置100は、直下型のLEDバックライトを備えるとともに、ローカルディミング機能が搭載されてLED毎または複数のLEDからなるLEDエリア毎に輝度を調整することができる。実施形態の液晶TV装置100は、複数のLEDを配置してなる直下型LEDバックライトを備えたバッテリー駆動の液晶表示装置において、バッテリー残量が所定の駆動可能残量以下に達したときに、複数のLEDを駆動条件の輝度に制御して駆動可能時間の数字を表示し、その後更にその数字の輝度レベルと同じ輝度レベルに自動的に変更して映像を表示するものである。
実施形態における液晶TV装置100の各機能について、図1を用いて説明する。液晶TV装置100のデジタルチューナ102は、アンテナ101にて受信される放送電波を適宜選択的に復調してトランスポートストリームパケット(以下、「TSパケット」という)をTSデコーダ103に出力する。TSデコーダ103は、このTSパケットから所望の放送番組に関する音声データ及び映像データを抽出すると、音声データを音声処理部104に出力し、映像データを映像処理部106に出力する。抽出された音声データ及び映像データは、MPEG−2によって符号化されているデジタルデータである。音声処理部104は符号化された音声データを復号化し、復号化された音声データはスピーカなどの音声出力装置105に出力する。音声出力装置105は、復号化された音声データを入力すると音声を出力する。また、映像処理部106は符号化された映像データを復号化し、復号化された映像データは表示処理部107に出力する。表示処理部107は、復号化された映像データを入力すると、OSD処理部108にて生成されるOSD表示のための映像データを重ね合わせる。そして、表示処理部107は、重ね合わせ後の映像データをLEDエリアアクティブ制御部109に出力し、LED制御信号をLEDコントローラ110に出力する。
LEDエリアアクティブ制御部109は、表示処理部107から映像データを入力すると、映像データから輝度データを取り出しLEDデータに設定し、このLEDデータをLEDコントローラ110に出力する。また、LEDエリアアクティブ制御部109は、映像データを表示可能な液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という)データに変換し、LCDコントローラ111に出力する。LEDコントローラ110は、表示処理部107からLED制御信号を入力し、LEDエリアアクティブ制御部109からLEDデータを入力すると、LCDモジュール112のLEDバックライト114に搭載されているLEDドライバに対して、ローカルディミング機能によりLEDバックライト114の輝度制御、及びLEDのRGB制御などのLEDドライバ制御を行う。LEDコントローラ110は、このローカルディミング機能を用いることで、LEDバックライト114のLED毎に輝度を調整することができる。LCDコントローラ111は、LEDエリアアクティブ制御部109からLCDデータを入力すると、映像の1ライン分のデータを順に取り出し、LCDモジュール112のLCDパネル113に搭載されているタイミングコントローラ(以下、「T−CON」という)に対して、LCDパネル113の最上部ラインから順に書き込む制御を行う。LCDモジュール112は、LCDコントローラ111及びLEDコントローラ110により制御されることで、映像が表示される。LCDパネル113は、LCDコントローラ111により映像の1ライン分のデータが順に書き込まれる。LEDバックライト114は、LEDコントローラ110によりLEDの輝度制御、及びLEDのRGB制御が行われる。
マイコン115は、液晶TV装置100全体の制御を行う。マイコン115は、ユーザーによるリモコン117の操作に基づき放送チャンネルを切り替えながら、各部の動作制御や状態検出などを行う。また、マイコン115は、視聴延長の設定を行う視聴延長設定OSD画面112aの表示と、視聴延長設定OSD画面112aに設定を行うことができる。視聴延長設定OSD画面112aについては、後述する。また、マイコン115は、視聴時間や延長時間の処理を行う視聴延長処理部115aを備えている。メモリ116はマイコン115が実行するプログラムやこのプログラムにて用いられるデータを記憶し、また液晶TV装置100の基本機能を実現するためのプログラムを記憶している。メモリ116には、LEDバックライト114の現在の輝度及び視聴延長設定OSD画面112aから設定される視聴時間、延長時間、及び繰り返し有無を記憶する視聴延長設定データ116aと、輝度に対する消費電力が設定されている消費電力データテーブル116bが記憶されている。消費電力データテーブル116bの構成については、後述する。リモコン117は、ユーザーによる操作ボタンからの操作に応じて赤外線による操作信号をリモコン受光部118に送信する。リモコン受光部118は、リモコン117から操作信号を受光する。バッテリー電源119は、電力供給用電源である。電源制御部120は、バッテリー電源119を制御することで電力が必要な箇所へ電力を供給する。アンテナ101、リモコン117、及びバッテリー電源119を除く上記の各部はシステムバス121により接続されている。
次に、図2に示す視聴延長設定OSD画面112aについて説明する。視聴延長設定OSD画面112aは、ユーザーがリモコン117を操作することでLCDモジュール112に表示される画面である。ユーザーは、視聴延長設定OSD画面112aから視聴延長の設定を行うことができる。視聴延長設定OSD画面112aには、「視聴残時間(t1)」、「延長時間(t2)」、及び「繰り返し」の項目が設けられている。「視聴残時間(t1分)」のエリアe1には、現在の輝度で映像をLCDモジュール112に表示したときに、バッテリー電源119の放電電圧が「0」になる(以下、「バッテリーが切れる」という)前の余裕時間を設定する。また、「延長時間(t2分)」のエリアe2には、「視聴残時間(t1)」に達したときに視聴を延長したい時間を設定する。「視聴残時間(t1分)」に到達すると、「延長時間(t2分)」の間は映像が表示可能な輝度に自動的に調整され、ローカルディミング機能によりLEDバックライト114に「延長時間(t2分)」が表示される。「繰り返し」は、「延長時間(t2分)」を用いて視聴の延長を繰り返す場合に「繰り返し」をポイントする。「繰り返し」がポイントされると、「繰り返し」のエリアe3に「有」が表示される。繰り返し有りの場合、繰り返し可能になるよう輝度が調整されるようにすると好適である。視聴延長設定OSD画面112aから設定される「視聴残時間(t1)」、「延長時間(t2)」、及び「繰り返し」のデータは、視聴開始前、あるいは視聴中の任意のタイミングで設定されメモリ116の視聴延長設定データ116aに記憶される。
次に、視聴延長設定OSD画面112aの設定例とその設定に対する映像の省電力表示方法について説明する。まず、図3を用いて視聴延長設定OSD画面112aにおける「繰り返し(無)」の省電力表示方法を説明する。図3に示す「繰り返し(無)」の省電力表示方法は、視聴延長設定OSD画面112aにおいて「視聴残時間(t1)」に「3分」、「延長時間(t2)」に「10分」、及び「繰り返し」を「無」に設定した場合の(設定1)と、「視聴残時間(t1)」に「3分」、「延長時間(t2)」に「20分」、及び「繰り返し」を「無」に設定した場合の(設定2)の例である。(設定1)では、図3(1)に示すように現在の輝度レベルで視聴した場合にバッテリー電源119の放電電圧が「0」となるまでの残り時間が「視聴残時間(t1)」の「3分」となったときに、図3(2)に示すように「延長時間(t2)」の「10分」の間は映像を表示できる輝度レベルでローカルディミング機能によりLEDバックライト114に数字「10」を表示する。そして、この「10」を数秒間表示すると、その後図3(2)に示すように「延長時間(t2)」の「10分」の間は映像を表示できる輝度レベル(数字「10」の輝度レベルと同じ輝度レベル)に自動的に変更して映像を表示する。同様に、(設定2)では、図3(1)に示すように現在の輝度レベルで視聴した場合にバッテリー電源119の放電電圧が「0」となるまでの残り時間が「視聴残時間(t1)」の「3分」となったときに、図3(3)に示すように「延長時間(t2)」の「20分」の間は映像を表示できる輝度レベルでローカルディミング機能によりLEDバックライト114に数字「20」を表示する。そして、この「20」を数秒間表示すると、その後図3(3)に示すように「延長時間(t2)」の「20分」の間は映像を表示できる輝度レベル(数字「20」の輝度レベルと同じ輝度レベル)に自動的に変更して映像を表示する。
次に、図4を用いて視聴延長設定OSD画面112aにおける「繰り返し(有)」の省電力表示方法を説明する。図4に示す「繰り返し(有)」の省電力表示方法は、視聴延長設定OSD画面112aにおいて「視聴残時間(t1)」に「3分」、「延長時間(t2)」に「10分」、及び「繰り返し」を「有」に設定した場合の例である。図4(1)の輝度1の状態において、この輝度1で視聴した場合にバッテリー電源119の放電電圧が「0」となるまでの残り時間が「視聴残時間(t1)」の「3分」となったときに、図4(2)のステップ1に示すように「延長時間(t2)」の「10分」の間は映像を表示できる輝度レベルでローカルディミング機能によりLEDバックライト114に数字「10」を表示する。次いで、この「10」を数秒間表示すると、図4(2)のステップ2に示すように「延長時間(t2)」の「10分」の間は映像を表示できる輝度レベル(ステップ1の数字「10」の輝度レベルと同じ輝度レベル)に自動的に変更して映像を表示する。次いで、図4(1)の輝度2の状態において、この輝度2で視聴した場合にバッテリー電源119の放電電圧が「0」となるまでの残り時間が「視聴残時間(t1)」の「3分」となったときに、図4(2)のステップ3に示すように「延長時間(t2)」の「10分」の間は映像を表示できる輝度レベルでローカルディミング機能によりLEDバックライト114に数字「10」を表示する。次いで、この「10」を数秒間表示すると、図4(2)のステップ4に示すように「延長時間(t2)」の「10分」の間は映像を表示できる輝度レベル(ステップ3の数字「10」の輝度レベルと同じ輝度レベル)に自動的に変更して映像を表示する。
次に、図5を用いてメモリ116の消費電力データテーブル116bの構成について説明する。図5に示すように消費電力データテーブル116bは、「輝度」と「消費電力(W)」の項目が設けられている。「輝度」には、液晶TV装置100において調整可能な明るさレベルが設定されている。「消費電力(W)」には、「輝度」のレベルに対応する液晶TV装置100が1秒間に消費する電力(W)が設定されている。例えば、液晶TV装置100において、「輝度」のレベルが「14」であるときには、「340W」の電力が1秒間に消費される。
次に、本発明の実施形態における視聴延長処理部115aが実行する視聴延長処理について、図6を用いて説明する。マイコン115が視聴開始前にメモリ116の視聴延長設定データ116aに「視聴残時間(t1)」、「延長時間(t2)」、及び「繰り返し」のデータが記憶されていることをマイコン115が検出すると、視聴開始と同時に視聴延長処理部115aを起動する。または、視聴中に任意のタイミングでメモリ116の視聴延長設定データ116aに「視聴残時間(t1)」、「延長時間(t2)」、及び「繰り返し」のデータが記憶されたことをマイコン115が検出すると、視聴延長処理部115aを起動する。この起動により、視聴延長処理部115aが視聴延長処理を開始する。
まず、ステップS10において、視聴延長処理部115aは、視聴延長設定OSD画面112aから設定された視聴延長設定データ116aの「視聴残時間(t1)」、「延長時間(t2)」、及び「繰り返しの有無」を入力する。
次いでステップS20において、視聴延長処理部115aは、一定時間待ち状態とする。
次いでステップS30において、視聴延長処理部115aは、視聴延長設定データ116aの現在の輝度と、消費電力データテーブル116bを入力し、消費電力データテーブル116bから現在の輝度に対応する消費電力(W)を取り出す。そして、視聴延長処理部115aは、バッテリー電源119のバッテリー残量を取り出すと、消費電力(W)とバッテリー残量から現在の視聴残時間を算出する。例えば、現在の輝度が「14」で、消費電力データテーブル116bの輝度「14」に対応する消費電力が340(W)、バッテリー電源119のバッテリー残量が204(KW秒)であれば、204(KW秒)÷340(W)=600(秒)となり、この600(秒)である10(分)が現在の視聴残時間となる。
次いでステップS40において、視聴延長処理部115aは、ステップS30により算出された現在の視聴残時間が「視聴残時間(t1)」以下であるかを判定する。現在の視聴残時間が「視聴残時間(t1)」以下であるとき(ステップS40のYes)は、「延長時間(t2)」まで視聴できる輝度で「延長時間(t2)」を表示するステップS50に進む。また、現在の視聴残時間が「視聴残時間(t1)」以下でないとき(ステップS40のNo)は、一定時間待ち状態とするステップS20に戻る。
次いでステップS50において、視聴延長処理部115aは、ステップS30で入力したバッテリー電源119のバッテリー残量により、「延長時間(t2)」まで視聴できる電力(W)を算出する。そして、消費電力データテーブル116bから消費電力(W)に対応する輝度を取り出し、その輝度で「延長時間(t2)」に対応する数字(例えば「10」)をローカルディミング機能によりLEDバックライト114に表示する。この「延長時間(t2)」が表示される時間は、予め決められた時間(秒)とする。例えば、バッテリー電源119のバッテリー残量が90(KW秒)、「延長時間(t2)」が5分(300秒)であれば、90(KW秒)÷300(秒)=300(W)が「延長時間(t2)」における1秒間の消費電力(W)となる。そして、消費電力データテーブル116bにおいて、消費電力300(W)に対応する輝度は「6」であるので、この輝度「6」で「延長時間(t2)」に対応する数字(例えば「10」)が表示される。
次いでステップS60において、視聴延長処理部115aは、ステップS50で求めた輝度を視聴延長設定データ116aの現在の輝度に設定するとともに、表示処理部107に出力する。表示処理部107は輝度を入力すると、LEDコントローラ110によりLEDバックライト114にこの輝度を設定する。
次いでステップS70において、視聴延長処理部115aは、一定時間待ち状態とする。
次いでステップS80において、視聴延長処理部115aは、視聴延長設定データ116aから現在の輝度を入力し、消費電力データテーブル116bにおいて現在の輝度に対応する消費電力(W)を取り出す。そして、視聴延長処理部115aは、バッテリー電源119のバッテリー残量を取り出すと、消費電力(W)とバッテリー残量から「延長時間(t2)」における現在の視聴残時間を算出する。
次いでステップS90において、視聴延長処理部115aは、ステップS80により算出された「延長時間(t2)」における現在の視聴残時間が「視聴残時間(t1)」以下であるかを判定する。「延長時間(t2)」における現在の視聴残時間が「視聴残時間(t1)」以下であるとき(ステップS90のYes)は、「繰り返し(有)」となっているかを判定するステップS100に進む。また、「延長時間(t2)」における現在の視聴残時間が「視聴残時間(t1)」以下でないとき(ステップS90のNo)は、一定時間待ち状態とするステップS70に戻る。
次いでステップS100において、視聴延長処理部115aは、「繰り返し(有)」となっているかを判定する。「繰り返し(有)」となっているとき(ステップS100のYes)は、次の「延長時間(t2)」まで視聴できる輝度を算出するステップS110に進む。また、「繰り返し(有)」となっていないとき(ステップS100のNo)は、一定時間待ち状態とするステップS130に進む。
次いでステップS110において、視聴延長処理部115aは、バッテリー電源119のバッテリー残量を取り出すと、このバッテリー電源119のバッテリー残量と「延長時間(t2)」により、「延長時間(t2)」まで視聴できる消費電力(W)を算出する。例えば、バッテリー電源119のバッテリー残量が10(KW秒)、「延長時間(t2)」が5分(300秒)であれば、15(KW秒)÷300(秒)=50(W)が「延長時間(t2)」における1秒間の消費電力(W)となる。
次いでステップS120において、視聴延長処理部115aは、消費電力データテーブル116bにおいて、ステップS110で算出した消費電力(W)に対応する輝度が設定されているかを判定する。消費電力(W)に対応する輝度が設定されているとき(ステップS120のYes)は、「延長時間(t2)」まで視聴できる輝度で「延長時間(t2)」を表示するステップS50に戻る。また、消費電力(W)に対応する輝度が設定されていないとき(ステップS120のNo)は、一定時間待ち状態とするステップS130に進む。例えば、「延長時間(t2)」まで視聴できる1秒間の消費電力(W)が190(W)となり、消費電力データテーブル116bにおいて、190(W)に対応する輝度が「−15」であるときには、消費電力(W)に対応する輝度が設定されているので「延長時間(t2)」まで視聴できる。また、「延長時間(t2)」まで視聴できる1秒間の消費電力(W)が50(W)となり、消費電力データテーブル116bにおいて、50(W)に対応する輝度が設定されていないときには、消費電力(W)に対応する輝度が設定されていないので「延長時間(t2)」まで視聴不可となる。
次いでステップS130において、視聴延長処理部115aは、一定時間待ち状態とする。
次いでステップS140において、視聴延長処理部115aは、「延長時間(t2)」が経過したかを判定する。「延長時間(t2)」が経過しているとき(ステップS140のYes)は、液晶TV装置100の電源をオフするステップS150に進む。また、「延長時間(t2)」を経過していないとき(ステップS140のNo)は、一定時間待ち状態とするステップS130に戻る。
次いでステップS150において、視聴延長処理部115aは、電源制御部120に電源オフの指令を出力すると、電源制御部120によりバッテリー電源119がオフとなることで液晶TV装置100が停止し、視聴延長処理が終了する。
なお、視聴延長処理のステップS150において、バッテリー電源119をオフするようにしたが、ステップS130からステップS150を実行せずに終了させることで、自動的に液晶TV装置100の電源を切断することも可能である。また、バッテリー残量に基づいて現在の輝度で視聴できる残り時間をローカルディミング機能によりLEDバックライト114に表示し、更に延長したい場合には輝度を抑制することで延長して表示できるようにする液晶TV装置100の実施形態について説明したが、輝度を抑制するだけでなく音量も抑制することも可能である。
また、視聴延長設定OSD画面112aから「視聴残時間(t1)」、「延長時間(t2)」、及び「繰り返し」を設定する方法として、例えば、リモコン117の専用ボタンが1度押されたときに、視聴延長設定OSD画面112aが表示され、「視聴残時間(t1)」、「延長時間(t2)」、及び「繰り返し(有無)」が設定されていればその設定が有効となり、この専用ボタンをもう一度押すと、「延長時間(t2)」が10分→20分→・・・と10分刻みに設定値が変更される。また、視聴延長設定OSD画面112aに「視聴残時間(t1)」、「延長時間(t2)」、及び「繰り返し」が設定されていなければ、リモコン117からこれらの設定を行い、また専用ボタンをもう一度押すことで、「延長時間(t2)」についても10分→20分→・・・と10分刻みとなるように設定することも可能である。更に、視聴延長設定OSD画面112aを表示せずに、リモコン117の操作のみで「視聴残時間(t1)」、「延長時間(t2)」、及び「繰り返し」を設定することも可能である。
以上の実施形態については液晶TV装置について説明したが、このような液晶TV装置である液晶表示装置において、複数のLEDを配置してなる直下型LEDバックライトを備えたバッテリー駆動の液晶表示装置において、バッテリー残量が所定の駆動可能残量以下に達したときに、複数のLEDを駆動条件の輝度に制御して駆動可能時間の数字を表示し、その後更にその数字の輝度レベルと同じ輝度レベルに自動的に変更して映像を表示するものである。このように、駆動可能時間をOSD表示するのでなく、複数のLEDを駆動条件の輝度に制御した駆動可能時間の数字を表示するので省電力となる。また、表示時間を延ばすための明るさの抑制を自動で行うことができる。また、ユーザーは、バッテリー残量がなくなるまで繰り返し延長して映像を表示することができ、更に延長時間に映像を表示しているときにも残りの視聴時間を知ることができる。また、ユーザーは表示される延長時間の数字の明るさを確認することで、次の延長時間における映像の明るさを確認することができるので、次の延長を行うかまたは中止するか、もしくはAC電源コードを繋いで標準としている明るさで映像を表示するかなどの選択が可能となる。
以上、具体的な実施形態により本発明を説明したが、上記の実施形態は本発明の例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明は、液晶表示装置に好適であるが、液晶表示器を有するあらゆる装置に適用可能である。
100・・・・・液晶TV装置
101・・・・・アンテナ
102・・・・・デジタルチューナ
103・・・・・TSデコーダ
104・・・・・音声処理部
105・・・・・音声出力部
106・・・・・映像処理部
107・・・・・表示処理部
108・・・・・OSD処理部
109・・・・・LEDエリアアクティブ制御部
110・・・・・LEDコントローラ
111・・・・・LCDコントローラ
112・・・・・LCDモジュール
112a・・・・視聴延長設定OSD画面
113・・・・・LCDパネル
114・・・・・LEDバックライト
115・・・・・マイコン
115a・・・・視聴延長処理部
116・・・・・メモリ
116a・・・・視聴延長設定データ
116b・・・・消費電力データテーブル
117・・・・・リモコン
118・・・・・リモコン受光部
119・・・・・バッテリー電源
120・・・・・電源制御部
121・・・・・システムバス
600・・・・・液晶TV装置
610・・・・・OSDメッセージ
620・・・・・OSDバー

Claims (7)

  1. 複数のLEDを配置してなる直下型LEDバックライトを備えたバッテリー駆動の液晶表示装置において、
    バッテリー残量が所定の駆動可能残量以下に達したときに、前記複数のLEDを駆動条件の輝度に制御して駆動可能時間の数字を表示することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記駆動条件を変更した場合の前記駆動可能時間は、設定される延長時間であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記延長時間は、繰り返し有りが設定されたときに、前記バッテリー残量により輝度が調整できるまで繰り返されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 所定の前記駆動可能時間、前記駆動条件を変更した場合の前記駆動可能時間、及び繰り返し有無の設定を入力する設定入力手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記バッテリー残量が所定の前記駆動可能残量以下に達したときに、音量を抑制する音量抑制手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  6. 複数のLEDを配置してなる直下型LEDバックライトを備えたバッテリー駆動の液晶表示装置において、
    バッテリー残量が所定の駆動可能残量以下に達したときに、前記複数のLEDを駆動条件の輝度に制御して駆動可能時間の数字を表示することを特徴とする液晶表示装置の省電力表示方法。
  7. 前記数字を表示した後に、前記数字の輝度レベルと同じ輝度レベルに自動的に変更して映像を表示することを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置の省電力表示方法。
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CN109921509A (zh) * 2017-12-30 2019-06-21 湖南汇博电子科技股份有限公司 供电控制方法及系统
WO2023038166A1 (ko) * 2021-09-08 2023-03-16 엘지전자 주식회사 디스플레이 장치

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