JP2007305885A - 電気機器収納キャビネット用ルーバー - Google Patents

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Abstract

【課題】暴噴流を受けてルーバー換気孔から水が浸入した場合にも、水がキャビネット内部に入ることを防止できる電気機器収納キャビネット用ルーバーを提供する。
【解決手段】キャビネット外壁10より外側に位置する外側本体部14と、キャビネット外壁10より内側に位置する内側本体部15とを備えた本体部12と、外側本体部15を覆うルーバーカバー16とからなる。ルーバーの内側端から隙間24を設けて内側本体部15にフィルター収納部20を配置し、この隙間24の下部を傾斜面25とする。さらに、外側本体部15の下部に隙間24から流下した水を一時的に貯めるタンク部26を形成し、その下端部に水抜き孔27を形成した。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気機器収納キャビネットのための防水構造を備えたルーバーに関するものである。
電気機器収納キャビネットには、内部で発生した熱を外部に逃がすためのルーバーが設けられている。その一例は特許文献1に示すとおりであるが、このルーバーは高度の防水性を備えたものではない。しかし電気機器収納キャビネットの種類や設置場所によっては、台風襲来時における激しい水の吹き上げや、厨房に設置した場合における洗浄水などの水の暴噴流に対しても、内部に水が浸入しない構造であることが求められている。そこでこの種のキャビネットに設けられるルーバーは、図5に示すように、水の暴噴流を受けてルーバー換気孔1から水が内側に浸入した場合にも、水は内部に設置された防塵用のフィルター2に当たって滴下し、下部の水抜き孔3から排水される構造となっていた。
しかしこのような従来の構造では、水抜き孔3を十分に大きくすると水抜き孔3からも水が吹き込み易くなるため、吹き込んだ水がフィルター2に染み込み、フィルターケース4からオーバーフローしてキャビネット内部に入るおそれがあった。また吹き込みを防止するために水抜き孔3を小さくすると、ルーバー換気孔1から内部に浸入した水の排出が追いつかず、フィルター2に水が染み込んで、同様にキャビネット内部に入るおそれがあった。
特開2000−294966号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決し、水の暴噴流を受けてルーバー換気孔から水が浸入した場合にも、水がキャビネット内部に入ることを防止できる電気機器収納キャビネット用ルーバーを提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、キャビネット外壁より外側に位置する外側本体部と、キャビネット外壁より内側に位置する内側本体部とを備えた本体部と、外側本体部を覆うルーバーカバーとからなり、ルーバーの内側端から隙間を設けて内側本体部にフィルター収納部を配置し、前記隙間の下部を傾斜面とするとともに、外側本体部の下部に前記隙間から流下した水を一時的に貯めるタンク部を形成したことを特徴とするものである。なお、タンク部の底面を中央に向けて傾斜させ、その下端部に水抜き孔を形成することが好ましい。
本発明の電気機器収納キャビネット用ルーバーは、ルーバーの内側端から隙間を設けて内側本体部にフィルター収納部を配置するとともに隙間の下部を傾斜面としたので、水の暴噴流を受けてルーバー換気孔から水が内側に浸入した場合にも、水はフィルターに当たって滴下し、傾斜面に沿って流下する。このためフィルター部分に多量の水が染み込むことが防止される。しかも外側本体部の下部に前記隙間から流下した水を一時的に貯めるタンク部を形成したので、傾斜面に沿って流下した水はこのタンク部に貯留することができる。このため、タンク部下端の水抜き孔を傾斜面に沿って流下した水が直ちに排水できるほど大きくしなくても、キャビネット内部へのオーバーフローを防止することが可能となり、水がキャビネット内部に入ることを防止できる。
以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は本発明の電気機器収納キャビネット用ルーバーの外観図、図2は外側から見た分解斜視図、図3は内側から見た分解斜視図、図4は断面図である。
10はルーバー取付孔11を備えたキャビネット外壁であり、12はこのルーバー取付孔11にパッキン13を介在させて嵌め込まれるルーバーの本体部である。本体部12はキャビネット外壁10よりも外側に位置する外側本体部14と、キャビネット外壁10より内側に位置する内側本体部15とを備えている。
図4に示されるように、外側本体部14はルーバー取付孔11の内径よりも外周方向に拡がった枠状体であり、その外側はルーバーカバー16により覆われている。ルーバーカバー16は外側に突出した水平方向の膨出部17と、内側に突出した水平方向の副膨出部18と、それらの間に形成されたルーバー換気孔19とを備え、従来と同様に雨水の浸入を可及的に防止しつつ換気が可能な構造となっている。なお、外側本体部14の側壁部28には図2に示されるようなL字状の切り欠き29が形成されており、ルーバーカバー16の両側に設けられた突起30をこの切り欠き29に係合させるとともに、下端部を取付ネジ31で固定することによって、ルーバーカバー16は外側本体部14に固定されている。
内側本体部15はルーバー取付孔11の内径よりも小径の凹状体であり、その内部のフィルター収納部20にはフィルター21が弾性線材よりなる押さえ金22によって取り付けられている。図2、図3に示すように内側本体部15には大型の開口23が形成されており、フィルター21を通じてキャビネット内が外気と通気可能となっている。
ルーバーの内側端、すなわち内側に突出した副膨出部18とフィルター収納部20との間には隙間24を設けてあり、副膨出部18がフィルター21に接触しない構造となっている。そしてこの隙間24の下部を図4に示すように傾斜面25としてある。このためルーバーから内部に浸入し副膨出部18に沿って流下する水は直接フィルター21に染み込むことはなく、またフィルター21に当たった水も下方に流下するとこの傾斜面25に沿って、速やかにキャビネット外壁10よりも外側に流れる。
また本発明では、外側本体部14の下部に前記隙間24から流下した水を一時的に貯めるタンク部26を形成してある。このタンク部26は、外側本体部14とルーバーカバー16との間に形成されており、図2、図3に示すようにルーバーカバー16の下端を下方に膨らませ、タンク部26の底面を中央に向けて傾斜させてある。このようにしてタンク部26内の水を中央に集め、その下端部に形成した水抜き孔27から排出できるようにしてある。なおタンク部26の容量を大きくしておけば、この水抜き孔27はさほど大型のものとする必要はない。台風などによる暴噴流は断続的であるため、タンク部26内の貯留水を順次排水できるようにしておけば、タンク部26がオーバーフローする危険性は小さいためである。
このように構成された本発明の電気機器収納キャビネット用ルーバーは、ルーバー換気孔19とフィルター21とを介してキャビネット内が外気と通気可能であり、キャビネット内で発生した熱を外部に放出する機能を有することは従来品と同様である。しかし従来品とは異なり、フィルター収納部20に収納されたフィルター21とルーバーの内側端との間に隙間24を設けたので、暴噴流により水がルーバーカバー16よりも内側に浸入しても、従来品よりもフィルター21に染み込みにくい。
また、隙間24の下部を傾斜面25とし、さらに外側本体部14の下部に隙間24から流下した水を一時的に貯めるタンク部26を形成したので、フィルター21の表面に沿って流下した水は直ちに傾斜面25からタンク部26に流下し、フィルター21の下部が浸水することがない。タンク部26に溜まった水はその下端部に形成した水抜き孔27から順次排出されるので、水抜き孔27を傾斜面25に沿って流下した全水量を直ちに排水できるほど大きくしなくても、キャビネット内部へのオーバーフローを防止することが可能となる。従って、水抜き孔27からの水の吹き込みも抑制することができる。
なお、この実施形態では取付ネジ31を緩めることによってルーバーカバー16を容易に取り外すことができ、さらに押さえ金22を外せば、キャビネットの外側からフィルター21を交換することが可能となる。
本発明の実施形態を示す外観図である。 外側から見た分解斜視図である。 内側から見た分解斜視図である。 断面図である。 従来のルーバーの構造を示す断面図である。
符号の説明
1 ルーバー換気孔
2 フィルター
3 水抜き孔
4 フィルターケース
10 キャビネット外壁
11 ルーバー取付孔
12 本体部
13 パッキン
14 外側本体部
15 内側本体部
16 ルーバーカバー
17 膨出部
18 副膨出部
19 ルーバー換気孔
20 フィルター収納部
21 フィルター
22 押さえ金
23 開口
24 隙間
25 傾斜面
26 タンク部
27 水抜き孔
28 側壁部
29 切り欠き
30 突起
31 取付ネジ

Claims (2)

  1. キャビネット外壁より外側に位置する外側本体部と、キャビネット外壁より内側に位置する内側本体部とを備えた本体部と、外側本体部を覆うルーバーカバーとからなり、ルーバーの内側端から隙間を設けて内側本体部にフィルター収納部を配置し、前記隙間の下部を傾斜面とするとともに、外側本体部の下部に前記隙間から流下した水を一時的に貯めるタンク部を形成したことを特徴とする電気機器収納キャビネット用ルーバー。
  2. タンク部の底面を中央に向けて傾斜させ、その下端部に水抜き孔を形成したことを特徴とする請求項1記載の電気機器収納キャビネット用ルーバー。
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