JP2005188872A - 空気調和機のドレン水排水孔構造及び一体型空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 熱交換器により完全蒸発しきれない多量のドレン水が貯水部に流入した場合、ドレン水排水孔以外の部分(例えば基板の外縁近傍)から溢水する問題を解決すること。
【解決手段】 筺体の底部を形成する基板上に圧縮機と熱交換器を含む冷凍サイクルが設けられ、前記基板に前記冷凍サイクルから排出されるドレン水を蓄える貯水部が形成され、更に前記貯水部の該貯水部の底部に、前記貯水部にたまったドレン水を前記基板より下方に設けられた受け皿に排出する排水孔が設けられてなる一体型空気調和機において、前記基板底面の前記排水孔の近傍に、前記排水孔から流出するドレン水の外部への流出を阻止し、前記ドレン水を下部の受け皿に導く水切り部が形成されてなることを特徴とする一体型空気調和機のドレン水排水孔構造。
【選択図】図4
【解決手段】 筺体の底部を形成する基板上に圧縮機と熱交換器を含む冷凍サイクルが設けられ、前記基板に前記冷凍サイクルから排出されるドレン水を蓄える貯水部が形成され、更に前記貯水部の該貯水部の底部に、前記貯水部にたまったドレン水を前記基板より下方に設けられた受け皿に排出する排水孔が設けられてなる一体型空気調和機において、前記基板底面の前記排水孔の近傍に、前記排水孔から流出するドレン水の外部への流出を阻止し、前記ドレン水を下部の受け皿に導く水切り部が形成されてなることを特徴とする一体型空気調和機のドレン水排水孔構造。
【選択図】図4
Description
本発明は、空気調和機のドレン水排水孔構造に関し特に、排水孔から流出したドレン水が、外部に流出しないようにしたドレン水排出孔構造に関するものであり、特に一体型空気調和機に好適なドレン水の排出孔構造に関するものである。
従来、室内機と室外機を一体としたいわゆる一体型空気調和機は、図19に示すように、正面の前パネル11を開けると、内部に図示せぬ圧縮機や熱交換器を含む冷凍サイクルを収納した筐体10が設けられ、この筐体の底面に図18に示すように、前記冷凍サイクルで発生したドレン水7を貯める貯水部8が形成されている。また前記貯水部8の下部には、前記貯水部8に形成された排水孔1からあふれ出たドレン水7を受ける受け皿3が設けられている。図18に示す貯水部8の構造では、排水孔1が貯水部8の底面より高い位置に設けられていることで、ドレン水7を貯水部8の底に貯めることができる。また前記ドレン水7が、前記排水孔1の高さを超えた時に、前記排水孔1から、基板2の下方に設置された前記ドレン水用の受け皿3へ排水されるように構成されている。
上記のように基板2にはドレン水7を貯める貯水部8が設けられている従来例としては、特許文献1に記載された空気調和機が知られている。また、ドレン水排水孔1から排水されたドレン水7を受けるためのドレン水受け皿3が基板2の下方に設けられている空気調和機としては特許文献2がある。更に、特許文献1では、基板2の貯水部8に設けられたドレン水排水孔1にドレン水7が漏れないようにドレン栓9を取り付けたものが開示されている。
特開平3−181725号公報
実開平2−96528号公報
一般に図18に示すような排水部の構造では、ドレン水排水孔1から流出したドレン水7は基板2の底面を伝って基板2の外まで導かれてしまい、基板2の下方に設置されたドレン水受け皿3に排水できない可能性があった。また、前述の特許文献1に記載のドレン水排水機構では、ドレン水排水孔1を塞ぐドレン栓9を取り付けているので、ユーザが必要なときにドレン栓9を抜くことで、貯水部8に貯まったドレン水7を抜くことができる点で、便利な構造となっているが、ドレン栓9で、完全にドレン水排水孔1を閉ざしてしまうため、ユーザが気づかない間に、ドレン水7が凝縮器により完全蒸発しきれない多量のドレン水7が貯水部8に流入した場合や、外部から進入した雨水が既に相当量貯まっていた場合に、ドレン水排水孔1以外の部分(例えば基板2の外縁近傍)から溢水する可能性があった。
前記の問題を解決する為に本発明は、
筺体の底部を形成する基板上に圧縮機と熱交換器を含む冷凍サイクルが設けられ、前記基板に前記冷凍サイクルから排出されるドレン水を蓄える貯水部が形成され、更に前記貯水部の底部に、前記貯水部にたまったドレン水を前記基板より下方に設けられた受け皿に排出する排水孔が設けられてなる空気調和機において、前記排水孔を含む前記排水孔の近傍は前記貯水部の底面より上方へ突出してなり、前記貯水部の貯水量が上限量となるまで前記排水孔からドレン水が外部へ流出することを阻止し、ドレン水が前記上限量を越えたとき前記ドレン水を下部の受け皿に導く水切り部が形成されてなることを特徴とする空気調和機のドレン水排水孔構造として構成されている。
筺体の底部を形成する基板上に圧縮機と熱交換器を含む冷凍サイクルが設けられ、前記基板に前記冷凍サイクルから排出されるドレン水を蓄える貯水部が形成され、更に前記貯水部の底部に、前記貯水部にたまったドレン水を前記基板より下方に設けられた受け皿に排出する排水孔が設けられてなる空気調和機において、前記排水孔を含む前記排水孔の近傍は前記貯水部の底面より上方へ突出してなり、前記貯水部の貯水量が上限量となるまで前記排水孔からドレン水が外部へ流出することを阻止し、ドレン水が前記上限量を越えたとき前記ドレン水を下部の受け皿に導く水切り部が形成されてなることを特徴とする空気調和機のドレン水排水孔構造として構成されている。
前記水切り部は、前記排水孔の中央部から外に向けて上昇する方向に傾斜した斜面或いは垂直面により構成することができる。
また、前記水切り部の構造として、前記排水孔の周囲に前記排水孔の設置面より低くなる凹部、および/または前記排水孔の設置面より高くなる凸部からなり、前記凸部および凹部が、前記排水孔を内部に含む環状あるいは環状の一部として形成されたものとして構成することができる。
前記排水孔には、孔の周縁に沿って下方向に立下り部を形成するフランジが設けられてもよい。
更に、前記排水孔を含む水切り部が複数設けられ、前記貯水量の上限量が前記複数の水切り部ごとに異なるように設けられるように設定されたドレン水排水孔構造が考えられる。
また、前記のような排水孔構造を備えた一体型空気調和機が考えられる。
また、前記水切り部の構造として、前記排水孔の周囲に前記排水孔の設置面より低くなる凹部、および/または前記排水孔の設置面より高くなる凸部からなり、前記凸部および凹部が、前記排水孔を内部に含む環状あるいは環状の一部として形成されたものとして構成することができる。
前記排水孔には、孔の周縁に沿って下方向に立下り部を形成するフランジが設けられてもよい。
更に、前記排水孔を含む水切り部が複数設けられ、前記貯水量の上限量が前記複数の水切り部ごとに異なるように設けられるように設定されたドレン水排水孔構造が考えられる。
また、前記のような排水孔構造を備えた一体型空気調和機が考えられる。
以上のような構成とする事により、凝縮器により完全蒸発しきれない多量のドレン水が貯水部に流入し、ドレン水が排水孔から溢れたときに、基板の底面を伝って流れようとするドレン水は、前記水切り部でそこ以上に基板の外方向に流れることがないと共に、下部の受け皿に導かれるので、ドレン水が外部に漏出するような不都合が回避される。
前記水切り部が、前記排水孔の中央部から外に向けて上昇する方向に傾斜した斜面或いは垂直面により構成されている場合には、前記斜面のドレン水があがることが出来ないので、その流出が阻止される。
前記水切り部が、前記排水孔の中央部から外に向けて上昇する方向に傾斜した斜面或いは垂直面により構成されている場合には、前記斜面のドレン水があがることが出来ないので、その流出が阻止される。
また前記水きり部の更なる具体例として、前記排水孔の周囲に前記排水孔の設置面より低くなる凹部及び/又は前記排水孔の設置面より高くなる凸部とからなり、前記凸部および凹部が、前記排水孔を内部に含む環状あるいは環状の一部として形成されたものの場合も同様に、凹部に差し掛かったドレン水はそれより高い凸部を上ることが出来ないので、前記凹部より外側に流れることが出来ないので、下部の受け皿に流れ落ちることになる。
前記排水孔には、孔の周縁に沿って下方向に立下り部を形成するフランジが設けられた場合も同様にドレン水は上記フランジ部をのぼることが出来ず、下部の受け皿に流れ落ちる。
更に、前記排水孔を含む水切り部が複数設けられ、前記貯水量の上限量が前記複数の水切り部ごとに異なるように設けられた空気調和機のドレン水排水孔構造である場合には、必要に応じて低いほうの排水孔にドレン栓を施すことで、貯水部に蓄えられるドレン水の量を調整することができる。
前記排水孔には、孔の周縁に沿って下方向に立下り部を形成するフランジが設けられた場合も同様にドレン水は上記フランジ部をのぼることが出来ず、下部の受け皿に流れ落ちる。
更に、前記排水孔を含む水切り部が複数設けられ、前記貯水量の上限量が前記複数の水切り部ごとに異なるように設けられた空気調和機のドレン水排水孔構造である場合には、必要に応じて低いほうの排水孔にドレン栓を施すことで、貯水部に蓄えられるドレン水の量を調整することができる。
以下本考案の実施形態例を図を用いて説明する。尚、説明の便宜上、従来の技術の項に記載した構成と同一の構成については同一の符号を付している。
図1は、受け皿3を取り付けた一体型空気調和機の側面図、図2は本発明の第1の実施形態を示す上面図であり、図3は図2のC−Cにおける断面図である。
図2に示すように、この実施形態に係るドレン水排水孔構造は、ドレン水7を貯える基板2の貯水部8に設けられたドレン水排水孔1が、キャビネット4にネジ5で固定されたドレン水受け皿3の上部でドレン水7がドレン水受け皿3内に排水される位置に設けられている点については、前記従来の構造と同様であるが、図3に示すように、前記ドレン水排水孔1を囲うように下向きに断面で凸形状の環状凸部6aと、更に前記環状凸部6aを囲んでその外側に前記環状凸部6aより高い位置に形成された断面で凹形状の環状凹部6bが形成されている点で、従来の構造と異なる。前記のような環状凸部6aと環状凹部6bは、別言すれば、前記排水孔1の周りに形成された環状の尾根部と、該環状の尾根部の外側であって該環状の尾根部よりも低い位置に形成された環状の谷部と表現できる。これを更に上位概念で表すと、前記排水孔から流出するドレン水7の外部への流出を阻止すると共に下部の受け皿にドレン水7を導く水切り部と表現でき、前記環状凸部6aと環状凹部6bとが、水切り部の一例である。
図1は、受け皿3を取り付けた一体型空気調和機の側面図、図2は本発明の第1の実施形態を示す上面図であり、図3は図2のC−Cにおける断面図である。
図2に示すように、この実施形態に係るドレン水排水孔構造は、ドレン水7を貯える基板2の貯水部8に設けられたドレン水排水孔1が、キャビネット4にネジ5で固定されたドレン水受け皿3の上部でドレン水7がドレン水受け皿3内に排水される位置に設けられている点については、前記従来の構造と同様であるが、図3に示すように、前記ドレン水排水孔1を囲うように下向きに断面で凸形状の環状凸部6aと、更に前記環状凸部6aを囲んでその外側に前記環状凸部6aより高い位置に形成された断面で凹形状の環状凹部6bが形成されている点で、従来の構造と異なる。前記のような環状凸部6aと環状凹部6bは、別言すれば、前記排水孔1の周りに形成された環状の尾根部と、該環状の尾根部の外側であって該環状の尾根部よりも低い位置に形成された環状の谷部と表現できる。これを更に上位概念で表すと、前記排水孔から流出するドレン水7の外部への流出を阻止すると共に下部の受け皿にドレン水7を導く水切り部と表現でき、前記環状凸部6aと環状凹部6bとが、水切り部の一例である。
このような形状にすれば、図4に示すように、凝縮器(図示なし)により完全蒸発しきれない多量のドレン水7が貯水部8に流入した後、排水孔1から流出して環状凸部6aに至ると、このドレン水7は、その外側の環状凹部6bとの間の斜面13を上ることが出来ないので、図4に示すように環状凸部6aに貯まり、やがて下方の受け皿3に落下することになる。
このように、この実施形態では、ドレン水7が前記環状凸部6aと、その外側の環状凹部6bとの間に形成される、前記排水孔1の中心線Fから外に向けて上昇する方向の斜面13を登ることが出来ないので、外部への流れが阻止され、下方の受け皿3に滴下することになる。
このように、この実施形態では、ドレン水7が前記環状凸部6aと、その外側の環状凹部6bとの間に形成される、前記排水孔1の中心線Fから外に向けて上昇する方向の斜面13を登ることが出来ないので、外部への流れが阻止され、下方の受け皿3に滴下することになる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。尚、以下の各実施形態において、その前に説明した実施形態と対応する部分には同一の符号を付してあり、重複する説明は省略している。
図5は本発明の別の実施形態であるドレン水排水孔構造の上面図、図6は、図5のD−Dにおける断面図である。
図5は本発明の別の実施形態であるドレン水排水孔構造の上面図、図6は、図5のD−Dにおける断面図である。
この場合、図に示すごとく貯水部8の底面に2個の排水孔1a、1bが形成されている。更に、前記各排水孔1aを中心として、断面凸形状の環状凸部6aaと、更に前記環状凸部6aaを囲んでその外側に前記環状凸部6aaより高い位置に形成された断面凹形状の環状凹部6baが、また排水孔1bを中心として、断面凸形状の環状凸部6baと、更に前記環状凸部6baを囲んでその外側に前記環状凸部6baより高い位置に形成された断面凹形状の環状凹部6bbが、それぞれ形成されている。つまり、各排水孔1a、1bに対応してそれぞれ水切り部が形成されている。
この実施形態における特徴は、前記のように複数の排水孔1a、1b・・・とその周りに水切り部がそれぞれ設けられている点と、各排水孔1a、1bに対応して設けられた環状凹部6ba、6bbの貯水部8の底部からの高さAとBとに差がある点である。
従ってこの実施形態では、必要に応じて高さの低いほうの排水孔1aに、図7のように盲のドレン栓9を着脱することで、貯水部8内のドレン水7の水位がAを超えても排水孔1aからドレン水7を排水できないようにしたり、或いは貯水部8内のドレン水7の水位がAを超えた時に、排水孔1aからドレン水7を排水するように、ドレン水7の貯水水位を選択することができるようになっている。これにより、更に適切な凝縮器(図示なし)によるドレン水7の蒸発を得ることができる。
従ってこの実施形態では、必要に応じて高さの低いほうの排水孔1aに、図7のように盲のドレン栓9を着脱することで、貯水部8内のドレン水7の水位がAを超えても排水孔1aからドレン水7を排水できないようにしたり、或いは貯水部8内のドレン水7の水位がAを超えた時に、排水孔1aからドレン水7を排水するように、ドレン水7の貯水水位を選択することができるようになっている。これにより、更に適切な凝縮器(図示なし)によるドレン水7の蒸発を得ることができる。
以上述べた、或いは以下に述べる全ての実施形態における環状凸部及び環状凹部の平面視における形状は、円環状であっても適当な多角形その他任意の曲線或いは直線の組み合わせであってもよい。
他の実施形態を、図8、9、10、11,12,13,14,15及び16に示す。
図8、9の例では、ドレン水排水孔1が設けられている近傍面を囲うように環状凸部6aと環状凹部6bとが、間に斜面13を挟んで成形された例である。
図10、11では、前記ドレン水排水孔1を囲うように下に断面凸形状の環状凸部6aと、更に前記環状凸部6aを囲んでその外側に前記環状凸部6aより高い位置に形成された断面凹形状の環状凹部6bが、間に斜面13を挟んで形成されている。
図12の実施形態は、環状凸部6aが、排水孔1の端縁部により構成された例である。
図13の実施形態では、ドレン水排水孔1の周囲が下方に突出するように成型されることにより環状凸部6aが構成されている。この場合、ドレン水7の流れは、前記環状凸部6aの垂直面13aにより阻止される。
図8、9の例では、ドレン水排水孔1が設けられている近傍面を囲うように環状凸部6aと環状凹部6bとが、間に斜面13を挟んで成形された例である。
図10、11では、前記ドレン水排水孔1を囲うように下に断面凸形状の環状凸部6aと、更に前記環状凸部6aを囲んでその外側に前記環状凸部6aより高い位置に形成された断面凹形状の環状凹部6bが、間に斜面13を挟んで形成されている。
図12の実施形態は、環状凸部6aが、排水孔1の端縁部により構成された例である。
図13の実施形態では、ドレン水排水孔1の周囲が下方に突出するように成型されることにより環状凸部6aが構成されている。この場合、ドレン水7の流れは、前記環状凸部6aの垂直面13aにより阻止される。
図14の実施形態では、ドレン水排水孔1の周囲の下方に突出するように形成された環状凸部6a に、ドレンホース12が直接取り付けられたものである。
前記したいずれの実施形態においても、環状凸部や環状凹部は、閉じられた環状をなしているが、一定方向へのドレン水7の流れを阻止できればよい場合や、空気調和機の据付条件によって基板底面が傾斜し、一定方向へしかドレン水7が流れないような場合もあり、その場合、前記環状凸部や環状凹部が必ずしも閉じられた環状でなくても、部分的に環状であってもよい。
前記したいずれの実施形態においても、環状凸部や環状凹部は、閉じられた環状をなしているが、一定方向へのドレン水7の流れを阻止できればよい場合や、空気調和機の据付条件によって基板底面が傾斜し、一定方向へしかドレン水7が流れないような場合もあり、その場合、前記環状凸部や環状凹部が必ずしも閉じられた環状でなくても、部分的に環状であってもよい。
図15、図16に示した実施形態はこのような場合に対応したものであり、排水孔1を囲む環状凸部6aが、前記排水孔1を部分的、例えば180度に円弧状排水孔1を囲うように設けられたものである。これは、例えば基板2の外縁2a側が低くなるよう空気調和機が傾斜して据付けられる場合には、ドレン水が一定方向へしか流れないと思われるために、前記外縁2a側のみに水切り部を形成したものである。
本発明は、室内機と室外機を一体としたいわゆる一体型空気調和機の排水孔構造に利用することが可能である。
1 排水孔
2 基板
3 受け皿
4 キャビネット
6a(6aa、6ab) 環状凸部
6b(6ba、6bb) 環状凹部
5 ネジ
7 ドレン水
8 貯水部
9 ドレン栓
10 内部ユニット
11 前面パネル
12 ドレンホース
2 基板
3 受け皿
4 キャビネット
6a(6aa、6ab) 環状凸部
6b(6ba、6bb) 環状凹部
5 ネジ
7 ドレン水
8 貯水部
9 ドレン栓
10 内部ユニット
11 前面パネル
12 ドレンホース
Claims (6)
- 筺体の底部を形成する基板上に圧縮機と熱交換器を含む冷凍サイクルが設けられ、前記基板に前記冷凍サイクルから排出されるドレン水を蓄える貯水部が形成され、更に前記貯水部の底部に、前記貯水部にたまったドレン水を前記基板より下方に設けられた受け皿に排出する排水孔が設けられてなる空気調和機において、前記排水孔を含む前記排水孔の近傍は前記貯水部の底面より上方へ突出してなり、前記貯水部の貯水量が上限量となるまで前記排水孔からドレン水が外部へ流出することを阻止し、ドレン水が前記上限量を越えたとき前記ドレン水を下部の受け皿に導く水切り部が形成されてなることを特徴とする空気調和機のドレン水排水孔構造。
- 前記水切り部が、前記排水孔の中央部から外に向けて上昇する方向に傾斜した斜面或いは垂直面により構成されてなる請求項1記載の空気調和機のドレン水排水孔構造。
- 前記水切り部が、前記排水孔の周囲に前記排水孔の設置面より低くなる凹部、および/または前記排水孔の設置面より高くなる凸部からなり、前記凸部および凹部が、前記排水孔を内部に含む環状あるいは環状の一部として形成されたものである請求項1に記載の空気調和機のドレン水排水孔構造。
- 前記排水孔には、孔の周縁に沿って下方向に立下り部を形成するフランジが設けられた請求項1に記載の空気調和機のドレン水排水孔構造。
- 前記排水孔を含む水切り部が複数設けられ、前記貯水量の上限量が前記複数の水切り部ごとに異なるように設けられた請求項1〜4のいずれかに記載された空気調和機のドレン水排水孔構造。
- 前記請求項1〜5のいずれかに記載のドレン水排水孔構造を備えたことを特徴とする一体型空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003432705A JP2005188872A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 空気調和機のドレン水排水孔構造及び一体型空気調和機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020221251A1 (zh) * | 2019-04-30 | 2020-11-05 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 空调器底盘结构及空调器 |
US20210310179A1 (en) * | 2018-08-20 | 2021-10-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Clothes care apparatus |
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-
2003
- 2003-12-26 JP JP2003432705A patent/JP2005188872A/ja active Pending
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