JP2003028461A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機

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JP2003028461A
JP2003028461A JP2001219041A JP2001219041A JP2003028461A JP 2003028461 A JP2003028461 A JP 2003028461A JP 2001219041 A JP2001219041 A JP 2001219041A JP 2001219041 A JP2001219041 A JP 2001219041A JP 2003028461 A JP2003028461 A JP 2003028461A
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JP
Japan
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valve
valve cover
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outdoor unit
water intake
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JP2001219041A
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English (en)
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Shinsuke Koizumi
新助 小泉
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブカバーの表面に結露した結露水が、本
体内のドレン受に円滑に排水されるようにする。 【解決手段】 バルブカバー2の内壁に、下方に回動で
きるとともに本体の内部に突出する、樋部3aと、同樋
部3aの両側に形成された皿部3bとからなる取水部3
を設け、バルブカバー2を本体側面に取付けた際、前記
取水部3が回動して傾斜し、その下面を本体に穿設され
た排水孔1cの下端縁に当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室外
機に係わり、より詳細には、本体の側面に装着されたバ
ルブカバーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外機には、例えば
図3(A)で示すように、本体を構成するベース30の
一側に、室内機と配管により接続されるパックドバルブ
33を設けたバルブ取付金具30aを固着し、前記ベー
ス30に被着される外胴の側面に、前記パックドバルブ
33が挿通する挿通孔を穿設するとともに、前記パック
ドバルブ33を覆うバルブカバー31を係合している。
冷房運転時、前記パックドバルブ33の一方には低温の
冷媒が流れるため、周囲の空気が冷却され前記パックド
バルブ33の表面に冷却された空気が結露し前記バルブ
カバー31の下部に滴下することとなる。これを防止す
るため前記バルブカバー31の内壁には、前記パックド
バルブ取付金具30aに向け、滴下する結露水を受ける
取水部32が突設され、同取水部32が、結露水を本体
内に設けられたドレン受に導びき、本体の周囲に流れ出
ないようにしている。
【0003】しかしながら、前記バルブカバー31は樹
脂材からなり金型成型により形成される関係上、図3
(B)で示すように、前記取水部32の上面及び下面3
2aには抜きテーパを考慮する必要があり、前記下面3
2aは内壁との接合部に向かい下方に傾斜して形成され
ていた。このため、前記パックドバルブ33から前記取
水部32の上面に滴下した結露水は、同取水部32の先
端部から、矢印で示すように下面32aに廻り込み、前
記バルブカバー31と本体との接合部から周囲に漏洩し
てしまうというような不都合を生じる場合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑み、バルブカバーの内壁に突設された取水部の上面が
本体側に向かい傾斜するようにして、パックドバルブか
ら前記取水部に滴下した結露水が本体内に設けられたド
レン受に円滑に導びかれるとともに、前記取水部の下面
に廻り込まないようにして、前記バルブカバーと前記本
体との間からの結露水の漏洩を防止した空気調和機の室
外機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、本体を構成するベースの一側に、パックドバ
ルブを取付けたバルブ取付金具を固着し、前記ベースに
被着される外胴の側面に、前記パックドバルブが挿通す
る挿通孔を穿設するとともに、前記パックドバルブと前
記挿通孔とを覆うバルブカバーを係合し、同バルブカバ
ーの内壁に、前記パックドバルブから滴下する結露水を
受け、前記パックドバルブ取付金具に穿設された排水孔
を介して前記本体内に設けられたドレン受に排水する取
水部を突設してなる空気調和機の室外機において、前記
取水部の前記バルブカバーの接合部に薄肉ヒンジを形成
し、前記バルブカバーを前記外胴に係合した際、前記取
水部が前記薄肉ヒンジから傾斜し、前記パックドバルブ
から滴下する結露水を前記ドレン受に導びく構成となっ
ている。
【0006】また、前記取水部が、樋部と、同樋部の左
右に形成された皿部とからなる構成となっている。
【0007】また、前記取水部が、前記排水孔から前記
本体内に突出した構成となっている。
【0008】また、前記取水部が傾斜した際、結露水が
前記側面の外側に廻り込まないよう下端を前記排水孔の
下端縁に当接させた構成となっている。
【0009】また、前記バルブカバーの前記外胴との係
合面に、側面方向への爪部を備えた係止爪を複数突設
し、前記本体に前記係止爪が係止する係止孔を穿設し
て、前記バルブカバーを水平に移動することにより前記
本体に装着する構成となっている。
【0010】また、前記バルブカバーの外周面に手掛け
用のリブを突設した構成となっている。
【0011】更に、前記バルブカバーに、前記係止爪に
近接して、挿通孔を穿設した凹部からなる螺子止め部を
形成した構成となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。図1
(A)は本発明による空気調和機の室外機を示す外観斜
視図であり、図1(B)は同室外機の本体に装着される
バルブカバーを示す外観斜視図である。図2(A)はバ
ルブカバーの要部断面図であり、図2(B)はバルブカ
バーを本体に装着した状態を示す要部断面図である。本
発明による空気調和機の室外機は、本体1の前面に吹出
口1aを形成し、前記本体1を構成する外胴の側面にバ
ルブカバー2を係合している。同バルブカバー2に覆わ
れたパックドバルブは配管1bにより室内に設置された
室内機に接続され、これらにより前記室外機と前記室内
機とに冷媒が循環するようになっている。冷房運転時、
前記配管1b及び前記パックドバルブの一方には低温の
冷媒が流れるため、周囲の空気が冷却され前記パックド
バルブの表面に結露水が発生するが、結露水は後述する
前記バルブカバーに設けられた取水部により、前記本体
内に設けられたドレン受に導びかれるようになってい
る。
【0013】前記バルブカバー2は、図1(B)で示す
ように、下部が膨出した矩形状に形成され、同膨出部の
一側に前記配管1bが挿通する切欠き4を設けている。
上端には前記外胴の側面上部に穿設された長孔に係止す
る係止板6が設けられ、前記外胴との接合面となる前縁
周囲には、側面に爪部を形成した複数の係止爪7が突設
されている。また、上部中央には前記本体1に取付けら
れ前記本体1が移動される際、手掛けとなる凹部に形成
された手掛部5が設けられ、前記膨出部の外周面両側に
は、バルブカバー2を前記本体1に着脱する際の指掛と
なるリブ9が突設され、また、上部に設けられた前記係
止爪7に近接して、前記本体1の側面に穿設されたネジ
孔に対応する、凹部に形成され挿通孔を穿設したネジ止
め部8が設けられている。また、前記膨出部の内部には
取水部3が設けられている。
【0014】前記取水部3は、図2(A)で示すよう
に、断面半円状に形成された樋部3aと、同樋部3aの
両側に形成され前面から側面に連なる縁を立設した皿部
3bとからなり、前記バルブカバー2の下部内壁から前
面本体1との接合面に向け前記バルブカバー2と一体と
なって突設されている。また、内壁との接合部には薄肉
ヒンジ3cが形成され、これにより前記取水部3は下方
に向け若干回動できるようになっている。また、前記取
水部3の前部両側には突起3dが設けられ、前記膨出部
の両側には前記突起3dに対応し、これを掛止する切欠
き2aが設けられている。
【0015】次に、前記バルブカバー2の作用について
説明する。前記バルブカバー2を前記外胴に取付けるに
は、まず、上端に形成された前記係止板6を前記外胴に
穿設された長孔に挿通させ、前記係止板6が軸となるよ
うに、前記バルブカバー2を回動させ、前記係止爪7を
前記外胴の側面に穿設された係止孔に係止させ、前記ネ
ジ止め部8にネジを挿通孔させ前記外胴の側面に穿設さ
れたネジ孔に螺合させる。このような取付により前記バ
ルブカバー2を上下に移動させることなく前記本体1に
装着することができるとともに、前記ネジ止め部8が前
記係止爪7に近接して設けられていることにより、前記
バルブカバー2は容易に外れない構造となっている。前
記バルブカバー2を装着すると、図2(B)で示すよう
に、前記取水部3が前記外胴の側面に穿設された排水孔
1cから前記本体1内に突出されるとともに下方に回動
して傾斜し、前記突起3dが前記切欠き2aに掛止する
一方、前記取水部3の下面が前記排水孔1cの下端縁に
当接するようになっている。
【0016】前記取水部3の上方には、図示してはいな
いが、パックドバルブが設けられており、冷房運転時、
これの一方には低温の冷媒が流れるため周囲の空気が冷
却され、冷却された空気が前記パックドバルブの表面に
結露する。発生した結露水は前記取水部3の前記樋部3
a及び前記皿部3bに滴下し、同皿部3bに滴下した結
露水は、周囲に立設された縁により流れが堰止められ前
記樋部3aを伝って前記本体1内に設けられたドレン受
に排水されるようになっている。同ドレン受に排水され
る際、前記樋部3aと、前記皿部3bとからなる前記取
水部3が傾斜して設けられていることにより、結露水は
円滑に前記ドレン受に排出されるとともに、前記取水部
3の下面が、前記排出口孔1cの下端縁に接しているこ
とにより、結露水が前記取水部3の下面から前記バルブ
カバー2側に廻り込み、前記本体1と前記バルブカバー
2との接合部隙間から外部に漏出してしまうというよう
な不都合を防止できるようになっている。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
バルブカバーの内壁に下方に回動できるとともに本体の
内部に突出する取水部を設け、バルブカバーを外胴側面
に係合した際、前記取水部が回動して傾斜し、下面を外
胴に穿設された排水孔の下端縁に当接させることによ
り、パックドバルブから滴下する結露水を円滑に本体内
のドレン受に排出することができる空気調和機の室外機
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による空気調和機の室外機を示
す外観斜視図である。(B)は本発明による空気調和機
の室外機に設けられたバルブカバーを示す外観斜視図で
ある。
【図2】(A)はバルブカバーに設けられた取水部を示
す要部断面図である。(B)はバルブカバーが本体に装
着された状態を示す要部断面図である。
【図3】従来例によるバルブカバーを示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 本体 1a 吹出口 1b 配管 1c 排水孔 2 バルブカバー 2a 切欠き 3 取水部 3a 樋部 3b 皿部 3c 薄肉ヒンジ 3d 突起 4 切欠き 5 手掛部 6 係止板 7 係止爪 8 ネジ止め部 9 リブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体を構成するベースの一側に、パック
    ドバルブを取付けたバルブ取付金具を固着し、前記ベー
    スに被着される外胴の側面に、前記パックドバルブが挿
    通する挿通孔を穿設するとともに、前記パックドバルブ
    と前記挿通孔とを覆うバルブカバーを係合し、同バルブ
    カバーの内壁に、前記パックドバルブから滴下する結露
    水を受け、前記パックドバルブ取付金具に穿設された排
    水孔を介して前記本体内に設けられたドレン受に排水す
    る取水部を突設してなる空気調和機の室外機において、 前記取水部の前記バルブカバーの接合部に薄肉ヒンジを
    形成し、前記バルブカバーを前記外胴に係合した際、前
    記取水部が前記薄肉ヒンジから傾斜し、前記パックドバ
    ルブから滴下する結露水を前記ドレン受に導びいてなる
    ことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 【請求項2】 前記取水部が、樋部と、同樋部の左右に
    形成された皿部とからなることを特徴とする請求項1に
    記載の空気調和機の室外機。
  3. 【請求項3】 前記取水部が、前記排水孔から前記本体
    内に突出してなることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 【請求項4】 前記取水部が傾斜した際、結露水が前記
    側面の外側に廻り込まないよう下端を前記排水孔の下端
    縁に当接させてなることを特徴とする請求項1または請
    求項3に記載の空気調和機の室外機。
  5. 【請求項5】 前記バルブカバーの前記外胴との係合面
    に、側面方向への爪部を備えた係止爪を複数突設し、前
    記本体に前記係止爪が係止する係止孔を穿設して、前記
    バルブカバーを水平に移動することにより前記本体に装
    着してなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和
    機の室外機。
  6. 【請求項6】 前記バルブカバーの外周面に手掛け用の
    リブを突設してなることを特徴とする請求項1に記載の
    空気調和機の室外機。
  7. 【請求項7】 前記バルブカバーに、前記係止爪に近接
    して、挿通孔を穿設した凹部からなる螺子止め部を形成
    してなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機
    の室外機。
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