JP2016061202A - エンジンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】パッケージの垂直面に開口を設けることが可能な排水構造を備えたエンジンシステムを提示する。【解決手段】エンジンシステムにおいて、上向き開口711を有する換気フード700をパッケージの垂直面に取り付ける。換気フード700内に、パッケージの垂直面に取り付けられる取り付け面の下辺位置近傍から所定高さ位置まで延びる堰部材740を設ける。この堰部材740の上辺から取り付け面の上辺位置近傍に亘ってパッケージ内部から外部に向かって下降傾斜する排風ガイド部材750を設ける。堰部材740よりもパッケージ内部側に水溜まり部730を設け、この水溜まり部730にドレン管取り付け部732を設ける。これにより、パッケージの垂直面に点検窓等の開口を設けたとしても、この開口からパッケージ内部に雨水が流れ込んでしまう可能性は低くなる。【選択図】図11

Description

本発明はエンジンシステムに係る。特に、本発明は、パッケージ内への雨水の浸入を阻止する構成の改良に関する。
従来、ベース部材上にエンジンおよび作業機(発電機等)を載置したエンジンシステムが知られている。一般にエンジンシステムは、エンジンおよび作業機をパッケージ内に収納した構成となっている(例えば特許文献1)。
また、この種のエンジンシステムには、エンジンや作業機を構成する部品の腐食防止を目的として、パッケージ内への雨水の浸入を阻止する構成が設けられている。
特許文献1には、パッケージの排気用開口に設けられた風圧式シャッタよりもパッケージ内部側に堰部材を設け、風圧式シャッタ下部を通過してパッケージ内部へ向かう雨水の浸入を、この堰部材によって阻止する構成が開示されている。また、風圧式シャッタのシャッタ枠とパッケージの垂直面との間に、シャッタ枠取り付け部分に適用されるワッシャの厚み分の隙間を設け、風圧式シャッタを通過して浸入した雨水をこの隙間から排水する構成となっている。
特許第4755466号公報
しかしながら、前記特許文献1の構成では、前記隙間が、風圧式シャッタのシャッタ枠とパッケージの垂直面との間で形成されているため、この隙間からの排水は、パッケージの垂直面を伝って流れ落ちることになる。
このため、パッケージの垂直面のうち前記風圧式シャッタの下側の領域に点検窓等の開口を設けようとした場合には、前記パッケージの垂直面を伝って流れる排水が開口からパッケージ内部に流れ込んでしまう可能性がある。また、この開口をカバーによって閉鎖する構成とした場合であっても、この開口の周縁とカバーとの間に防水パッキン等を適用して、前記垂直面を伝って流れる排水がパッケージ内部に流れ込まないようにしておく必要がある。これらのことから、特許文献1の技術は、パッケージの垂直面に開口を備えた構成には適用し難いものであった。
そこで、本発明は、パッケージの垂直面に開口を設けることが可能な排水構造を備えたエンジンシステムを提示することを目的とする。
前記課題を解決するための本発明の解決手段は、エンジンおよび作業機をパッケージ内に収納したエンジンシステムにおいて、上向き開口を有する換気フードを前記パッケージの垂直面に取り付け、前記換気フード内に、前記パッケージの垂直面に取り付けられる取り付け面の下辺位置近傍から所定高さ位置まで延びる堰を設け、この堰の上辺から前記取り付け面の上辺位置近傍に亘って前記パッケージ内部から外部に向かって下降傾斜する排風ガイド部材を設け、前記堰よりもパッケージ内部側に水溜まり部を設け、この水溜まり部にドレン管取り付け部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、換気フードの上向き開口から換気フード内部に入り込んだ雨水の大部分は、前記堰および排風ガイド部材によって、パッケージ内側への浸入が阻止される。また、この換気フード内部に入り込んだ雨水のうち、前記堰および排風ガイド部材を越えて流れ込んだものは、換気フードの水溜まり部に溜まり、ドレン管取り付け部を経て換気フードから排出される。これにより、雨水の一部が堰および排風ガイド部材を越えたとしても、その雨水は良好に排出され、パッケージ内部への浸入は抑制される。また、ドレン管取り付け部から排出される雨水の大部分はパッケージの垂直面を伝って流れ落ちることがない。例えば、ドレン管取り付け部にドレン管を取り付けた場合には、このドレン管の内部を排水が流れ落ちることになり、パッケージの垂直面を伝って排水が流れ落ちることがない。このため、パッケージの垂直面に点検窓等の開口を設けたとしても、この開口からパッケージ内部に雨水が流れ込んでしまう可能性は低いものとなる。この効果は、ドレン管取り付け部にドレン管を取り付けない場合であっても得ることが可能である。その結果、パッケージの垂直面に開口を備えさせることと、この垂直面に取り付けられた換気フードの排水性能の確保とを両立できる。
本発明では、パッケージの垂直面に取り付けられる換気フードに、堰および排風ガイド部材を設けることでパッケージ内部側への雨水の浸入を抑制すると共に、堰および排風ガイド部材を越えて流れ込んだ雨水を、水溜まり部からドレン管取り付け部を経て排出するようにしている。このため、排水がパッケージの垂直面を伝って流れ落ちることを抑制し、パッケージの垂直面に開口を備えさせることと、この垂直面に取り付けられた換気フードの排水性能の確保とを両立できる。
実施形態に係るエンジンシステムの正面図である。 実施形態に係るエンジンシステムの平面図である。 実施形態に係るエンジンシステムの左側面図である。 実施形態に係るエンジンシステムの右側面図である。 換気フードの側面図である。 換気フードを図5の矢印VI方向から見た図である。 換気フードを図5の矢印VII方向から見た図である。 換気フードを図5の矢印VIII方向から見た図である。 換気フードを取り付け面側から見た斜視図である。 換気フードを斜め下方から見た斜視図である。 図6におけるXI−XI線に沿った断面図である。 換気フードの底面パネルの開口周辺を示す斜視図である。 変形例における図12に相当する図である。
以下、本発明の実施形態に係るエンジンシステムを図面に基づいて説明する。本実施形態では、屋外に設置されるエンジンシステムについて説明する。また、本実施形態では、エンジンシステムをエンジン発電機とした場合であって、このエンジン発電機をコージェネレーションシステムに適用した場合について説明する。このコージェネレーションシステムとは、エンジン発電機による発電によって電力消費機器(負荷)の需要電力を賄うとともに、この発電に伴って生じる廃熱を回収して利用(例えば給湯に利用)するシステムである。このため、エンジン発電機には、廃熱を回収するための図示しない廃熱回収ユニット(補機ユニットと呼ばれる場合もある)が接続されている。
図1は、本実施形態に係るエンジンシステム(エンジン発電機)100の正面図である。図2はエンジンシステム100の平面図である。図3はエンジンシステム100の左側面図である。図4はエンジンシステム100の右側面図である。
以下では、エンジンシステム100の長手方向(図1の左右方向)をX方向とする。また、エンジンシステム100の奥行き方向をY方向とする。また、エンジンシステム100の高さ方向をZ方向とする。前記長手方向において図1の右側をX1方向と呼び、図1の左側をX2方向と呼ぶ。前記奥行き方向において図1の手前側(図2の下側)をY1方向と呼び、図1の奥側(図2の上側)をY2方向と呼ぶ。前記高さ方向の上側をZ1方向と呼び、下側をZ2方向と呼ぶ。
−エンジンシステムの全体構成−
エンジンシステム100は、複数のパッケージパネル501〜505により構成されるパッケージ500を備え、このパッケージ500の内部にエンジン300および発電機(作業機)400(図1における破線を参照)を収容した構成となっている。具体的には、共通台床(ベース)200上に、エンジン300、発電機400、および、その他の図示しない機器(制御盤等)が載置され、共通台床200に各パッケージパネル501〜505が取り付けられていることによって、エンジン300、発電機400、および、その他の機器がパッケージ500の内部に収容された構成となっている。
前記共通台床200は、複数の溝形鋼等が互いに溶接されて構成されている。共通台床200上のX方向の略中央位置からX2方向側に亘ってエンジン300が配置されている。発電機400は、エンジン300の配設位置よりもX1方向側に配置されている。
(発電機)
前記発電機400は、共通台床200上に弾性的に支持され、エンジン300から延びるクランクシャフト(図示省略)が連結されている。発電機400は、エンジン300の運転に伴って、クランクシャフトの回転力を受けて発電を行う。
(エンジン)
エンジン300は、天然ガス等の燃料ガスを用いて動力を発生させるガスエンジンであって、共通台床200上に弾性的に支持されている。このエンジン300の構成は周知であるため、ここでの説明は省略する。
エンジン300には、各種配管301〜306が接続されている。図3に示すように、これら配管301〜306は、共通台床200においてX2方向側に位置する側面201を貫通して図示しない廃熱回収ユニットの各種配管に接続されている。
図3中の符号301は燃料導入配管である。また、図3中の符号302は燃料還流配管である。燃料導入配管301は、燃料ガスをエンジン300に供給するものであって、前記廃熱回収ユニットに備えられた燃料ガス供給ユニットに接続されている。燃料還流配管302は、エンジン300の負荷が急速に低下した場合(負荷遮断時)に、燃料供給系を流れる燃料ガスを還流させるための配管であって、廃熱回収ユニットに備えられた還流配管に接続されている。
また、図3中の符号303はエンジン冷却水用の冷却水導入配管である。また、図3中の符号304はエンジン冷却水用の冷却水導出配管である。冷却水導入配管303は、廃熱回収ユニットに備えられた冷却水供給配管(エンジン冷却水用の冷却水供給配管)に接続されている。また、冷却水導出配管304は、廃熱回収ユニットに備えられた冷却水回収配管(エンジン冷却水用の冷却水回収配管)に接続されている。廃熱回収ユニットには熱回収熱交換器が備えられており、冷却水によってエンジン300から回収した熱が給湯用の熱源として利用されるようになっている。
また、図3中の符号305はインタクーラ冷却水用(図示しないターボチャージャによって圧縮された空気を冷却するインタクーラを流れる冷却水用)の冷却水導入配管である。また、図3中の符号306はインタクーラ冷却水用の冷却水導出配管である。冷却水導入配管305は、廃熱回収ユニットに備えられた冷却水供給配管(インタクーラ冷却水用の冷却水供給配管)に接続されている。また、冷却水導出配管306は、廃熱回収ユニットに備えられた冷却水回収配管(インタクーラ冷却水用の冷却水回収配管)に接続されている。
また、図3中の符号307は、エンジン300の排気系に備えられた排気ガス管である。この排気ガス管307は、パッケージ500の左側面パネル(X2方向側に位置するパネル)503の上部におけるY2方向寄りの位置を貫通し(図3を参照)、前記廃熱回収ユニットに備えられた排気ガスボイラに接続されている。この排気ガスボイラによって排気ガスの熱が回収され、この回収した熱が給湯用の熱源として利用される。
−パッケージの構成−
パッケージ500の前面パネル(Y1方向側に位置するパネル)501および背面パネル(Y2方向側に位置するパネル)502それぞれには、エンジン300および発電機400をメンテナンスする際に開放される複数の扉506,506,…が設けられている。本実施形態のものでは、前面パネル501および背面パネル502それぞれに、X方向に沿って並ぶ5枚の扉506,506,…が設けられている。
また、図3に示すように、パッケージ500の左側面パネル503にもエンジン300をメンテナンスする際に開放される複数の扉507,507が設けられている。具体的に、この左側面パネル503には、高さ方向(Z方向)の中央位置よりも下側位置の上下2箇所にメンテナンス用の開口507a,507aが形成されており、これら開口507a,507aそれぞれが扉507,507によって閉鎖されている。
(吸気フード)
パッケージ500の前面パネル501および背面パネル502それぞれには吸気フード600,600が取り付けられている。具体的には、パッケージ500の前面パネル501および背面パネル502それぞれの上部であって、X方向の略中央位置からX1方向側に亘って、外気を導入するための開口(図示省略)が形成されており、これら開口の縁部に前記吸気フード600,600がボルト止め等の手段によって取り付けられている。
これら吸気フード600,600には、下向きの開口601,601がそれぞれ設けられている。この下向きの開口601,601からパッケージ500の内部空間に外気が導入される。この導入された空気の一部はエンジン300の吸気(燃料ガスとミキシングされて混合気となる吸気)として利用される。また、導入された空気の他の一部は、発電機400、エンジン300、および、その他の機器の周囲を流れることで、これらの冷却に寄与する。各吸気フード600,600の開口601,601は下向きとなっているため、降雨時であっても、この開口601,601からパッケージ500内部に雨水が浸入することは殆どない。また、吸気フード600の上面パネル602はY方向の外側に向かって下方に傾斜している。これにより、吸気フード600の上面パネル602上に雨水が滞留することが抑制される。
図2に示すように、パッケージ500の上面パネル505におけるX2方向側の端部に近接した位置には、換気用開口508が形成されている。本実施形態では、この換気用開口508はカバー509によって閉鎖されている。この換気用開口508は、エンジンシステム100が屋内に設置される場合に図示しない換気ダクトが接続され、エンジン300等の冷却に寄与した空気を換気ダクトを介して屋外に導出するためのものである。本実施形態に係るエンジンシステム100は前述したように屋外に設置されるものであるため、この換気用開口508は利用されず、カバー509によって閉鎖されている。それに代えて、本実施形態では、後述する換気フード(排気用のフード)700を利用して、前記エンジン300等の冷却に寄与した空気をパッケージ500の外部に導出するようになっている。
(換気フード)
パッケージ500の左側面パネル503には、換気フード700が取り付けられている。この換気フード700は、前記吸気フード600,600の開口601,601から導入されてエンジン300等の冷却に寄与した空気をパッケージ500の外部に導出するためのものである。具体的には、図3に示すように、パッケージ500の左側面パネル503の上部であって、Y方向の略中央位置からY1方向側に亘って、空気を導出するための開口503aが形成されており、この開口503aの縁部に前記換気フード700がボルト止め等の手段によって取り付けられている。
以下、この換気フード700の構成について具体的に説明する。
図5は換気フード700の側面図(エンジンシステム100の背面側から見た図)である。図6は換気フード700を図5の矢印VI方向から見た図である。図7は換気フード700を図5の矢印VII方向から見た図である。図8は換気フード700を図5の矢印VIII方向から見た図である。図9は換気フード700を取り付け面側(前記左側面パネル503の外面に取り付けられる面側)から見た斜視図である。図10は換気フード700を斜め下方から見た斜視図である。図11は図6におけるXI−XI線に沿った断面図である。
これらの図に示すように、換気フード700は、上向き開口711を有するフード本体部710と、パッケージ500の左側面パネル503の外面(垂直面)に取り付けられるダクト部720とを備えている。つまり、前記エンジン300等の冷却に寄与した空気は、換気フード700のダクト部720を通過した後、フード本体部710に達し、このフード本体部710の上向き開口711から導出されるようになっている(図11の矢印を参照)。以下、フード本体部710およびダクト部720の構成について具体的に説明する。
前記フード本体部710は、エンジン300等の冷却に寄与した後に前記ダクト部720を経た空気を上向きに導出するための部分である。このフード本体部710は、一対の側面パネル712,713、前面パネル714、背面パネル715、および、底面パネル716によって構成されている。
各側面パネル712,713は、Y方向の両側に位置して鉛直方向に延びている。また、これら側面パネル712,713は、前記フード本体部710の側面を形成する第1側面部712a,713aと、前記ダクト部720の側面を形成する第2側面部712b,713bとを備えている。図5における二点鎖線AよりもX2方向側の領域がフード本体部710の側面を形成する前記第1側面部712a,713aとなる部分であり、X1方向側の領域がダクト部720の側面を形成する前記第2側面部712b,713bとなる部分である。
前面パネル714は、前記各側面パネル712,713のX2方向側の端縁同士(前記第1側面部712a,713aのX2方向側の端縁同士)を連結して鉛直方向に延びている。
背面パネル715は、前記各側面パネル712,713のX1方向側の端縁同士(前記第1側面部712a,713aのX1方向側の端縁同士)を連結して鉛直方向に延びている。また、この背面パネル715は、その下端縁がダクト部720の上端縁に連続している。このため、この背面パネル715の鉛直方向の長さ寸法(高さ寸法)は前面パネル714の鉛直方向の長さ寸法に比べて短くなっている。
底面パネル716は、側面パネル712,713の下端縁および前面パネル714の下端縁に亘って配設されている。この底面パネル716は、水平方向に延びる水平底面部716aと、この水平底面部716aに連続すると共に傾斜した傾斜底面部716bとを備えている。この傾斜底面部716bは、水平底面部716aよりもX2方向側に位置し、水平底面部716aに向かって下方に傾斜している。
また、図8および図10に示すように、水平底面部716aには、矩形状の開口716cが形成されている。この開口716cは、換気フード700に入り込んでフード本体部710の底部に達した雨水や落ち葉等の異物を排出するために設けられている。前述したように、傾斜底面部716bは、水平底面部716aに向かって下方に傾斜している。このため、換気フード700に入り込んだ雨水や落ち葉等の異物は、水平底面部716aに向けて案内されることになり、この水平底面部716aの開口716cから排出されやすくなっている。
また、図10および図11に示すように、この水平底面部716aは、前記フード本体部710の底面を形成する第1底面部716dと、前記ダクト部720の底面の一部を形成する第2底面部716eとを備えている。つまり、図5における二点鎖線AよりもX2方向側の領域がフード本体部710の底面を形成する前記第1底面部716dとなる部分であり、X1方向側の領域がダクト部720の底面の一部を形成する前記第2底面部716eとなる部分である。
前記上向き開口711は、前記側面パネル712,713、前面パネル714、背面パネル715それぞれの上端縁によって形成されている。また、この上向き開口711は、その全体が金網717によって覆われており、換気フード700内に比較的大きな異物(前記開口716cから排出できない大きさの異物)が入り込んでしまうことを防止している。
ダクト部720は、エンジン300等の冷却に寄与した空気を前記フード本体部710に向けて案内するための部分である。このダクト部720は、前記一対の側面パネル712,713の一部である前記第2側面部712b,713b、上面パネル721、前記水平底面部716aの一部である前記第2底面部716e、および、水溜まり部形成パネル722によって構成されている。
第2側面部712b,713bは、ダクト部720の側面を形成している。
上面パネル721は、前記フード本体部710の背面パネル715の下端縁に連続し、この下端縁から水平方向(X1方向)に延びている。
水溜まり部形成パネル722は、図12(底面パネル716の開口周辺を示す斜視図)にも示すように、前記第2底面部716eに接続されて水平方向に延びる接続部722a、この接続部722aのX1方向側の端縁から下方に延びる鉛直部722b、この鉛直部722bの下端縁からX1方向に水平に延びる水平部722c、この水平部722cのX1方向側の端縁から下方に延びるフランジ部722dを備えている。
また、この水溜まり部形成パネル722の水平部722cの上面におけるX1方向側の端縁には縦壁プレート723が接続されている。この縦壁プレート723は、ダクト部720のY方向の全体に亘って設けられている。
これにより、前記水溜まり部形成パネル722の鉛直部722bおよび水平部722cと、前記縦壁プレート723とによって上方に開放した凹陥部が形成されており、この凹陥部が水溜まり部730として構成されている(図11および図12を参照)。つまり、ダクト部720の内部に雨水等の水が流れ込んだ場合には、この水が水溜まり部730に回収される構成となっている。
図8および図10に示すように、前記水溜まり部730を構成している水溜まり部形成パネル722の水平部722cにおけるY方向の両端近傍位置には、上下方向に貫通する開口731,731が形成されていると共に、これら開口731,731から下方に延びる管状のドレン管取り付け部732,732が設けられている。つまり、ダクト部720の内部に流れ込んだ雨水等の水が水溜まり部730に回収された場合には、これら開口731,731からドレン管取り付け部732,732を経てダクト部720から排水されるようになっている。なお、この排水性を良好にするために、水溜まり部形成パネル722の水平部722cの上面を、Y方向の外側に向かって下方に傾斜させる構成とすることが好ましい。
前記第2側面部712b,713bにおけるX1方向側の端縁部、および、上面パネル721におけるX1方向側の端縁部には、それぞれ外側に折り曲げられて成るフランジ部712c,713c,721aが形成されている。これらフランジ部712c,713c,721a、および、前記水溜まり部形成パネル722のフランジ部722dは同一平面上に位置しており、これらがパッケージ500の左側面パネル503に形成されている開口503aの縁部に重ね合わされてボルト止め等の手段によって左側面パネル503に取り付けられている。
一方、ダクト部720の内部には、堰部材740および排風ガイド部材750,750,…が設けられている。これら堰部材740および排風ガイド部材750,750,…は、ダクト部720の内部において、Y方向の全体に亘って設けられている。
堰部材740は、前記水平底面部716aの第2底面部716eの上面から鉛直上方に延びる板材で成る。この堰部材740の高さ寸法は、図11に示すようにフード本体部710の前面パネル714の上端と堰部材740の上端とを繋ぐ仮想線Bが鉛直方向に対して45°だけ傾斜する直線となるように、言い換えると、前面パネル714の上端と堰部材740の上端とが、鉛直方向に対して45°だけ傾斜した直線で繋がるように設定されている。
これは、仮に、図11中に仮想線Bで示すように鉛直方向に対して45°の角度をもって雨水が換気フード700内部に入り込んだとしても、この雨水を堰部材740によって受け止めることを可能にする構成である。
このように、換気フード700内には、パッケージ500の左側面パネル503の外面(垂直面)に取り付けられる取り付け面(各フランジ部712c,713c,721a,722d)の下辺位置近傍から所定高さ位置まで延びる堰部材740が設けられている。
排風ガイド部材750,750,…は、堰部材740の上側において、上下方向に所定間隔を存して複数枚が配設されている。本実施形態では、5枚の排風ガイド部材750,750,…が配設されている。これら排風ガイド部材750,750,…は、ダクト部720からフード本体部710に向けて所定角度(例えば鉛直方向に対して45°)をもって下降傾斜するように配設されている。言い換えると、パッケージ500の内部から外部(空気を導出する側)に向かって下降傾斜するように各排風ガイド部材750,750,…は配設されている。
これら排風ガイド部材750,750,…は、ダクト部720側に位置する端縁部(X1方向側に位置する端縁部)が水平方向に延びている。これは、パッケージ500の内部から換気フード700に流れ込む空気の流れを排風ガイド部材750,750,…の傾斜に沿わせるように案内して、空気の乱れを抑制し、換気フード700の排気性能を確保するためである。
なお、複数の排風ガイド部材750,750,…のうち、最下部に位置する排風ガイド部材750の下端(X2方向側に位置する下端)は前記堰部材740の上端に連続している。また、最上部に位置する排風ガイド部材750の上端は前記ダクト部720の上面パネル721の下面に近接している。
このように、換気フード700内には、堰部材740の上辺から取り付け面(各フランジ部712c,713c,721a,722d)の上辺位置近傍に亘ってパッケージ500の内部から外部に向かって下降傾斜する排風ガイド部材750,750,…が設けられている。
−換気フードの排水動作−
次に、前記換気フード700における排水動作について説明する。
降雨時には、換気フード700の上向き開口711から雨水が入り込む。この換気フード700に入り込んだ雨水の大部分は、前記堰部材740および各排風ガイド部材750,750,…によって、パッケージ500内側への浸入が阻止される。この場合、前述した如く、仮に鉛直方向に対して45°の角度をもって雨水が換気フード700内部に入り込んだとしても(図11に仮想線Bで示す方向から雨水が入り込んだとしても)、この雨水を堰部材740によって受け止めることが可能である。また、各排風ガイド部材750,750,…は、ダクト部720からフード本体部710に向けて所定角度をもって下降傾斜するように配設されているため、排風ガイド部材750上に付着した雨水は、この排風ガイド部材750の傾斜によってフード本体部710側に戻されることになる。そして、これら堰部材740および各排風ガイド部材750,750,…によってフード本体部710側に戻された雨水(パッケージ500内側への浸入が阻止された雨水)は、フード本体部710の水平底面部716aに形成されている開口716cから排出される。また、前記傾斜底面部716bは、水平底面部716aに向かって下方に傾斜しているため、換気フード700に入り込んだ雨水や落ち葉等の異物は、水平底面部716aに向けて案内されることになり、この水平底面部716aの開口716cから良好に排出される。
一方、換気フード700の内部に入り込んだ雨水のうち、前記堰部材740および排風ガイド部材750,750,…を越えて流れ込んだものは、ダクト部720の水溜まり部730に流れ込む。例えば、排風ガイド部材750,750,…のX1方向側の端縁から落下して水溜まり部730に流れ込む。この水溜まり部730には、前記開口731およびドレン管取り付け部732が設けられているので、この水溜まり部730に流れ込んだ雨水はドレン管取り付け部732を経て換気フード700から排出される。これにより、パッケージ500内部への雨水の浸入は抑制される。
このように、ドレン管取り付け部732によって雨水が換気フード700から排出されるため、このドレン管取り付け部732から排出される雨水の大部分はパッケージ500の垂直面(左側面パネル503の外面)を伝って流れ落ちることがない。例えば、図3に仮想線で示すように、ドレン管取り付け部732にドレン管800を取り付けた場合には、このドレン管800の内部を排水が流れ落ちることになり、パッケージ500の左側面パネル503の外面を伝って排水が流れ落ちることがない。なお、図3では、各ドレン管取り付け部732,732に接続された各ドレン管800,800同士をY字管によって接続し、ドレン管800をY1方向側に偏倚させている。これにより、ドレン管800が前記開口507a,507aおよび扉507,507の配設領域に重ならないようにしている。また、ドレン管取り付け部732にドレン管800を取り付けない場合であっても、このドレン管取り付け部732は、左側面パネル503の外面に対して水平方向に離れた位置(X2方向側に離れた位置)にあるため、パッケージ500の左側面パネル503の外面を伝って排水が流れ落ちることは殆どない。
このため、この左側面パネル503に前記開口507aを設けたとしても、この開口507aからパッケージ500の内部に雨水が流れ込んでしまう可能性は低いものとなる。また、この開口507aを扉507によって閉鎖する場合に、開口507aの周縁と扉507との間に防水パッキンを不要とすることも可能である。その結果、パッケージ500の左側面パネル503に開口507aを備えさせることと、この左側面パネル503の外面に取り付けられた換気フード700の排水性能の確保とを両立できる。
(変形例)
次に変形例について説明する。本変形例は、前記フード本体部710の底面パネル716に形成された開口716cの周辺部の構成が前記実施形態のものと異なっている。その他の構成は前記実施形態と同様である。ここでは前記実施形態との相違点についてのみ説明する。
図13は、本変形例における換気フード700の底面パネル716の開口716c周辺を示す斜視図である。この図13に示すように、本変形例では、底面パネル716の開口716c周辺にガイド部材900,900が取り付けられている。これらガイド部材900,900は、前記開口716cのX方向の両側に配設されており、前記水平底面部716aにネジ止めされる水平部901,901と、前記開口716cの開口縁から鉛直上方に延びる鉛直部902,902とを備えている。このガイド部材900,900のY方向の長さ寸法は、前記開口716cのY方向の長さ寸法に略一致している。
このようなガイド部材900,900が配設されていることにより、フード本体部710の底部に流れ込んだ雨水は、図13に矢印で示すように、開口716cの長手方向(Y方向)の両側に流れ込むようにガイド部材900,900によって案内され、この開口716cの長手方向(Y方向)の両側部分から排出されることになる。つまり、開口716cからの雨水の排出(落下)箇所としては、開口716cの長手方向(Y方向)の両側の2箇所のみとなる。このため、開口716cの長手方向の全体から雨水が排出(落下)する場合(Y方向の全体に亘って雨水が落下する場合)に比べて、見栄えの改善を図ることができる。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
例えば、前述した実施形態では、エンジン300をガスエンジンとしていたが、ガソリンを燃料とするエンジンや軽油を燃料とするエンジンであってもよい。
また、前述した実施形態では、廃熱回収ユニットが接続されてコージェネレーションシステムを構成するエンジンシステム100について説明した。本発明に係るエンジンシステム100はコージェネレーションシステムを構成するもの以外にも適用が可能である。例えば、エンジンにより駆動される作業機として冷凍回路のコンプレッサを備えたGHP(ガスヒートポンプ)に適用することも可能である。また、エンジンにより駆動される作業機としてポンプ(ウォータポンプやオイルポンプ等)を適用することも可能である。
100 エンジンシステム
300 エンジン
400 発電機(作業機)
500 パッケージ
503 側面パネル
700 換気フード
711 上向き開口
730 水溜まり部
732 ドレン管取り付け部
740 堰部材
750 排風ガイド部材

Claims (1)

  1. エンジンおよび作業機をパッケージ内に収納したエンジンシステムにおいて、
    上向き開口を有する換気フードを前記パッケージの垂直面に取り付け、
    前記換気フード内に、前記パッケージの垂直面に取り付けられる取り付け面の下辺位置近傍から所定高さ位置まで延びる堰を設け、この堰の上辺から前記取り付け面の上辺位置近傍に亘って前記パッケージ内部から外部に向かって下降傾斜する排風ガイド部材を設け、前記堰よりもパッケージ内部側に水溜まり部を設け、この水溜まり部にドレン管取り付け部を設けたことを特徴とするエンジンシステム。
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