JP2007304633A - デリバリシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、配達依頼者が、荷取位置と配達先位置をデリバリ範囲としている配達者に配達を依頼することができるデリバリシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】デリバリを希望する購入希望者の配達依頼情報の受付を許容する該デリバリ注文画面70と、上記購入希望者の依頼に基づいて、配達対象をデリバリする配達者に関する配達者情報を複数記憶する管理DB11と、前記配達依頼情報に基づいて、前記配達者を抽出するフィルタリングプログラムとを備え、前記配達者情報に、各配達者の設定した荷取場所の範囲に関する荷取範囲情報と、配達場所の範囲に関する配達範囲情報とを具備し、前記配達依頼情報に、荷取位置に関する前記荷取位置情報、及び配達先位置を示す配達先位置情報を具備し、前記フィルタリングプログラムを、前記荷取位置が前記荷取範囲に含まれ、且つ前記配達先位置が前記配達範囲に含まれる配達者を抽出する構成とした。
【選択図】図1

Description

この発明は、デリバリ(配達)を望む購入希望者からの購入依頼を受付けるデリバリシステムに関する。
従来、家にいながら様々なものの購入を希望する人から、デリバリできる商品の購入申込をWEB上で受け付けるシステムが多く提案されている。
例えば、複数のチェーン店の店舗情報を記憶し、該店舗情報の中から該当する商品を扱い、かつ購入希望者の配達先にもっとも早く配達できる店舗を決定するシステムが提案されている(特許文献1参照)。
また、配達可能地域を登録した複数の店舗の中から購入希望者の配達先に配達可能な店舗を抽出し、配達料と商品代金の合計から条件のよい店舗に決定して購入を申し込むシステムも提案されている(特許文献2参照)。
上述した2つのシステムは、それぞれ商品を販売する販売店自身が商品を配達するため、多くの従業員を有する店舗では利用が可能であるが、例えば、一人で商いを行っている小規模な販売店では利用が困難であった。
また、上述した2つのシステムで、例えば、配達のみ請け負う配達者が配達を担っている場合において、配達依頼者から購入希望者から購入依頼を受けた販売店からの指示に基づいて、配達人が料金の発生しない荷物の引取りに行く距離が非常に長く、料金の発生しない配達の距離が極めて短いといった配達効率の悪いデリバリを行わなければならず、配達者が満足するシステムではなかった。
特開2004−227373号公報 特開2002−351886号公報
この発明は、配達依頼者が、荷取位置と配達先位置をデリバリ範囲としている配達者にデリバリを依頼することができるデリバリシステムを提供することを目的とする。
この発明は、配達対象の配達を希望する配達依頼者の配達依頼情報の受付を許容する配達依頼情報受付手段と、上記配達依頼者の依頼に基づいて、配達対象を配達する配達者に関する配達者情報を複数記憶する記憶手段と、前記配達依頼情報に基づいて、前記配達者を抽出する配達者抽出手段とを備え、前記配達者情報に、各配達者の設定した荷取する場所の範囲に関する荷取範囲情報と、配達する場所の範囲に関する配達範囲情報とを具備し、前記配達依頼情報に、配達対象を荷取りする荷取位置に関する前記荷取位置情報、及び配達対象を配達する配達先位置を示す配達先位置情報を具備し、前記配達者抽出手段を、前記荷取位置が前記荷取範囲に含まれ、且つ前記配達先位置が前記配達範囲に含まれる配達者を抽出する構成としたことを特徴とする。
上記配達対象の配達は、例えば、荷物をある場所からある場所まで運搬すること、商品を販売店から購入して配達先に届けること、或いは人物をある場所からある場所まで送り届けることを含む。
前記位置情報は、町名等の住所、郵便番号、あるいは緯度および経度等による平面直角座標系(国土座標系)による情報であることを含む。
場所の範囲は、町名等の住所に基づく範囲、あるいは基準位置からの直線距離や移動距離に基づく範囲であることを含み、前記基準位置は現在位置や拠点となる位置であることを含む。また、荷取する場所の範囲と、配達する場所の範囲とは、それぞれ異なる範囲、または同一の範囲で設定することを含む。
これにより、配達依頼者によってデリバリを依頼された配達者は、自分で設定した荷取範囲、及び配達範囲内に含まれるデリバリのみの依頼を請け負うことができ、配達者ごとに適した効率の良いデリバリを行うことができる。したがって、様々なデリバリ手段によるデリバリ業務を行うことができ、例えば、車等のデリバリ手段を有さないものであっても、デリバリ業務を行うことができる。
また、事業規模が小さく配達することが困難である販売点等のサービス提供者であっても、本システムを利用した配達依頼者からの配達依頼によって、営業範囲や機会が向上し、サービス提供者の満足を得ることができる。
この発明の態様として、前記配達依頼情報受付手段を、複数の前記荷取位置情報、及び前記配達先位置情報を具備する配達依頼情報の受付を許容する構成とし、前記配達者抽出手段を、前記配達依頼情報に具備された前記荷取位置、及び前記配達先位置の全てを前記荷取範囲、及び前記配達範囲に含む配達者を抽出する構成とすることができる。
上記複数の前記荷取位置情報、及び前記配達先位置情報を具備する配達依頼情報は、ある1つの荷取位置で荷取りし、それを複数の配達先に配達すること、複数の荷取位置で荷取りし、それを1つの配達先に配達すること、あるいは、複数の荷取位置で荷取りし、それらを異なる複数の配達先に配達することを含む。
これにより、1件のデリバリ依頼で複数のデリバリを依頼できるため、配達依頼者の利便性を向上することができる。さらに、配達者にとって、自分で設定した荷取範囲、及び配達範囲内に含まれる複数のデリバリを一度に行うことができるためデリバリ効率を向上させることができる。
また、この発明の態様として、前記配達者情報に、前記配達者が配達可能な配達種別に関する配達可能種別情報を具備し、前記配達依頼者が配達を希望する前記配達種別を指定する配達種別指定手段を備え、前記配達者抽出手段を、上記配達種別指定手段で指定された配達種別の配達が可能な配達者を抽出する構成とすることができる。
上記配達種別とは、荷物の運搬、商品を購入して届ける購入配達、あるいは人を配達先まで送り届ける送迎等の配達のカテゴリであることを含む。
これにより、配達者は自分で設定した配達種別に応じたデリバリの依頼を受けることができる。したがって、配達者ごとに適したデリバリを行うことができ、配達者の満足度を向上することができる。
また、この発明の態様として、前記記憶手段に、前記配達者の稼動又は停止の状態に関する状態情報を記憶し、該状態情報の更新を受付ける状態情報更新手段を備え、前記配達依頼情報受付手段を、前記状態情報に基づいて、前記配達者が稼動状態であるか否かを判定し、判定結果が稼動中である場合に、前記配達依頼情報の受付を許容する構成とすることができる。
上記稼動状態であるとは、配達者の配達業務の営業中であることを含み、上記停止は、前記営業中でないことを含む。
上記状態情報の更新とは、逐次入力された情報によって更新する更新手段、あるいは予め登録された条件に基づいて更新する更新手段であることを含む。
これにより、配達者が稼動中である場合に購入依頼の受付を許容する構成であるため、配達者は稼動中のみデリバリの依頼を請け負うことができる。したがって、自分の都合に合わせて、配達業務を行うことができ、例えば主婦や学生等の空いた時間を有効に使いたいと考える者も配達者としての業務を行うことができる。
また、この発明の態様として、前記荷取範囲情報に、荷取の料金に関する荷取料金情報を具備し、前記配達範囲情報に、配達の料金に関する配達料金情報を具備し、前記出力手段を、前記配達者抽出手段によって抽出された配達者を、前記荷取料金情報と配達料金情報とに基づいて比較可能に出力する構成とすることができる。
上記比較可能に出力するとは、複数の請負条件を並べた一覧出力や、例えば請負金額等のいずれかの項目に基づいて順位を設けた出力であることを含む。
上記荷取料金情報、及び配達料金情報は、配達者が自ら設定した個別の料金情報、又は予め設定された複数の料金情報から配達者が選択した料金情報であることを含む。さらに、上記料金情報は、荷取範囲および配達範囲のそれぞれにおける距離ごとに設定した料金、あるいは一定料金であることを含み、荷取り料金と配達料金が異なる、又は同一であることを含む。
これにより、配達者は、自己の業務形態に合わせて任意にデリバリ料金(荷取り及び配達の料金)を設定できるため、配達者の満足度を向上することができる。また、配達依頼者は様々な料金設定を行った複数の配達者をデリバリ料金に基づいて選択することができ、配達依頼者の満足度を向上することができる。
また、この発明の態様として、前記記憶手段に、前記配達者の位置に関する配達者位置情報を記憶し、該配達者位置情報の更新を受付ける位置情報更新手段を備え、前記出力手段を、前記配達者抽出手段によって抽出された配達者を、前記位置情報に基づいて比較可能に出力する構成とすることができる。
これにより、配達者はデリバリ業務中であっても、移動中の位置情報に基づいて、デリバリの依頼を請け負うことができるため、より効率的なデリバリ業務を行うことができる。
また、配達依頼者は、より効率的な位置にある配達者に依頼できるため、時間的や費用的に効率の良いデリバリを依頼でき、配達依頼者の満足度をさらに向上することができる。
また、この発明の態様として、少なくとも前記配達者を評価する評価情報を受付ける評価受付手段を備え、前記出力手段を、前記配達者抽出手段によって抽出された配達者を、前記評価情報に基づいて比較可能に出力する構成とすることができる。
上記評価は、配達者の実績を評価する点数等の評価ポイントに基づく格付や、評価コメントであることを含む。
これにより、配達依頼者は配達者の過去の実績に基づく評価を確認しながら配達者を選択でき、配達依頼者の満足度が向上する。
また、この発明の態様として、前記記憶手段に、配達対象であるサービスを提供するサービス提供者に関するサービス提供者情報と、前記サービス提供者の前記サービスの在庫に関する在庫情報とを記憶し、該在庫情報の更新を受付ける在庫情報更新手段を備え、前記配達依頼情報受付手段を、前記在庫情報に基づいて、前記サービス提供者の前記サービスの在庫があるか否かを判定し、前記配達者が稼働中かつ、前記判定結果が在庫ありの場合に、前記配達依頼情報の受付を許容する構成とすることができる。
上記サービス提供者のサービスとは、販売する各種商品、マッサージや教授等のサービス提供者が現地に赴いて行う役務であることを含む。
上記サービスの在庫は、サービスが商品である場合の販売可能な商品を保有していること、あるいは、サービスが役務の提供の場合のサービス提供者がサービス提供可能な状態であることを含む。
これにより、デリバリ依頼に基づいて、荷取りに行ったが在庫がないために、配達できないという状況が生じることを防止でき、本システムの利用者(購入希望者、配達者、並びにサービス提供者)の利便性を向上することができる。
また、この発明の態様として、前記配達依頼情報受付手段を、前記受付許容された配達依頼情報を、稼働中の配達者がサービス提供者の前記サービスを前記配達依頼者に配達する即時配達依頼情報とし、前記受付許容されなかった配達依頼情報を、稼働中でない配達者が稼動してから前記サービスを前記配達依頼者に配達する、あるいは前記配達者が在庫ありとなった前記サービス提供者の前記サービスを前記配達依頼者に配達する予約配達依頼情報として受付許容する構成とすることができる。
上記即時デリバリ依頼とは、デリバリ申込時に稼動中である配達者が、在庫のあるサービス提供者の引渡場所に荷取りに行き、配達指定場所に配達できる状態でのデリバリ依頼あるいは、デリバリ申込時に稼動中である配達者が配達指定時間までに配達できるデリバリ依頼であることを含む。
上記予約デリバリ依頼情報とは、デリバリ申込時に稼動中でない配達者が稼動してからデリバリするデリバリ依頼、あるいは購入申込時にサービス提供者のサービスの在庫がない場合に在庫を仕入れた、あるいはサービス提供可能になってから配達者がデリバリするデリバリ依頼であることを含む。
これにより、即時購入として受付できなくとも、予約購入として購入希望者の依頼を受付ができる。したがって、サービス提供者は、予め、予約を加味して在庫の補充をすることができる。また、サービス提供者および配達者は在庫不足や停止中であることにより営業の機会を失う可能性を低減することができる。
この発明によれば、配達依頼者が、荷取位置と配達先位置をデリバリ範囲としている配達者に配達を依頼することができるため、このシステムを利用する利用者の満足度を向上させることができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、図1に示すシステム構成図と共に、デリバリシステム1のシステム構成について説明する。
なお、デリバリとは、本実施例において、配達者が配達依頼者が購入を希望する商品を販売店に取りに行き、その商品を購入希望者に配達することをいう。
デリバリシステム1は、デリバリシステム1のサービスを提供するシステム管理者の管理サーバ10と、販売店端末20、購入希望者端末30と、配達者携帯端末40とで構成され、それぞれはインターネット50を介して通信可能に接続されている。なお、配達者携帯端末40は、無線通信可能な移動通信端末であるため、基地局53を介してインターネット50に接続されたパケット通信網52を通じてインターネット50に接続可能な構成としている。また、図1においては、販売店端末20、30、および配達者携帯端末40はデリバリシステム1に1つずつ接続するように示しているが、それぞれが複数接続されている。
管理サーバ10、販売店端末20、並びに購入希望者端末30は、コンピュータであり、CPUとROMとRAMで構成される制御装置、ハードディスク等の記憶装置、CD−ROMドライブやFDドライブ等の記憶媒体(CD−ROMやFD等)を読取る記憶媒体読取装置、または記憶媒体読書き装置、マウスやキーボード等の入力装置、CRTや液晶画面等で構成する表示装置12,21,31、およびインターネット50を介して通信を行なうLANボード等の通信装置を備えるとともに、WEBサーバ機能、データベースサーバ機能、およびメールサーバ機能を備えている。
なお、管理サーバ10の記憶装置(例えばハードディスク)には、情報登録プログラムや、登録された各種情報を更新する更新プログラムや、ランキング基準に基づいて対象物をランキングするランキングプログラムや、デリバリ料金を算出するデリバリ料金算出プログラムや、デリバリに必要となる時間を算出する所要時間算出プログラムや、販売店や配達者を所定条件に基づいてフィルタリングするフィルタリングプログラムや、所定条件に基づいてフィルタリング結果を並び替える並び替えプログラムや、販売店の入荷販売情報に基づく在庫管理プログラムや、購入依頼管理プログラムや、住所地座標変換プログラムや、その他必要な処理を実行するプログラムを格納する。また、管理サーバ10には、配達者や販売店の各種登録情報や、ランキングの基準となるランキング基準等を管理する管理データベース(DB)11を接続している。
また、販売店端末20にはレジスタ22が接続され、レジスタ22で集計された入荷販売情報は、販売店端末20からインターネット50を通じて管理サーバ10に送信される。
配達者携帯端末40は、基地局53と無線で通信する携帯電話機であり、CPUとROMとRAMとで構成する制御装置、不揮発性メモリ等で構成する記憶装置、液晶画面等で構成する表示装置41、押下ボタン等で構成する入力装置、マイク等の音声入力装置、スピーカ等の発音装置、および、アンテナ等の通信装置(通信部)を備えている。
また、上記記憶装置には、ブラウザプログラムやメールプログラム等、必要な処理を実行するプログラムが格納されている。該ブラウザ機能によって、前記管理サーバ10のWEBサーバ機能で提供される配達者用ホームページにアクセスすることができるとともに、該メール送受信機能によって、管理サーバ10等から配信された電子メールを受信することができる。また、配達者携帯端末40はGPS機能を備えており、GPS衛星200からの電波をキャッチして、自己の位置を測定することができる。
前記管理DB11は、配達者情報テーブル61、配達料金管理テーブル62、評価情報管理テーブル63、販売店情報テーブル64、在庫情報管理テーブル65、顧客情報管理テーブル66、ランキング基準テーブル67、並びに配達手段基準テーブル68等を格納している。
図2に示すように、配達者情報テーブル61は各項目(フィールド)に、配達者ID、名称、パスワード、拠点位置、連絡先、配達手段、荷取範囲、荷取範囲の基準となる基準、配達範囲、配達範囲の基準となる基準、状況入力、稼働時間、稼動状況、並びに現在位置等を格納する。
上記配達者IDは、管理サーバ10が提供する配達者用ホームページ(HP)に、配達者がログインに使用したり、管理サーバ10が配達者を管理するために用いるIDであり、配達者毎にユニークなIDとして、自動的に採番したオートナンバーである。
上記パスワードは配達者用HPにログインする際に使用するパスワードであり、配達者が自由に設定することができる。
上記名称、拠点位置、連絡先は配達者の社名や個人名等の配達者によって入力された名称、住所や居所を示す拠点の位置、並びに固定電話やFAX、あるいは携帯電話等の連絡先である。なお、前記拠点位置は、配達者の住所や居所等の拠点となる場所の平面直角座標値を格納しており、新規登録時等に配達者によって入力された住所表記を前記住所地座標変換プログラムによって上記座標値に換算して格納している。
上記配達手段は、配達者がデリバリに用いる配達手段を示しているが、配達者によって登録された配達手段に対応する、後述する配達手段基準テーブル68に格納された数字を格納している。
上記荷取範囲および基準は、配達者が設定した荷取りする範囲の基準地からの直線距離を示しており、基準は前記基準地を配達者の現在位置を設定する場合は1を格納し、拠点地を基準とする場合は0を格納している。
上記配達範囲および基準は、配達者が設定した配達する範囲の基準地からの直線距離を示しており、基準は前記基準地を配達者の移動先等の現在位置を設定する場合は2を格納し、荷取地を基準とする場合は1を格納し、拠点地を基準とする場合は0を格納している。
上記状況入力は、配達者携帯端末40からの稼動状況連絡に基づいて手動で稼動中であるか否かを更新する場合にフラグを立てて(1を格納)、稼働時間の項目に格納される予め設定した稼働時間に基づいて稼動状況を自動で更新する場合はフラグを立てない(0を格納)。
上記稼動状況は、前記状況入力で設定された稼動状況の更新方法に基づき前記更新プログラムによって更新された稼動状況を示す。稼動中であればフラグを立てている(1を格納)、稼働中でなければフラグを立てない(0を格納)。
なお、上記自動更新の場合(状況入力の項目にフラグがたっていない場合)、現在時間と、稼働時間の項目に設定された稼働時間とに基づいて、稼動中であるか否かを前記更新プログラムによって更新している。
上記現在位置は、GPS衛星200からの電波をキャッチして自己の位置を測定した配達者携帯端末40から送信される配達者の現在の位置の平面直角座標値を示している。
図3に示すように、上記配達料金管理テーブル62は各項目に、配達者ID、距離範囲毎に設定された荷取基本料金、及び配達基本料金、重量範囲毎に設定された重量倍率、並びに寸法範囲毎に設定された寸法倍率を格納している。
前記重量倍率は、デリバリする商品の重量に基づいて、配達距離によって定まる配達基本料金に乗じる倍率を示している。また、前記寸法倍率は、デリバリする商品外形の高さ、幅、並びに奥行きの3辺の合計長さに基づいて、配達距離によって定まる配達基本料金に乗じる倍率を示している。
なお、この配達料金管理テーブル62には、例えば、配達者IDが10001の配達者の荷取り基本料金の15km以上のセル、および配達基準料金の30km以上のセルに料金が格納されていないことは、上述した配達者情報テーブル61(図2)の荷取範囲及び配達範囲の距離に対応している。
なお、本実施例において、荷取基本料金に設定している距離範囲は配達者情報テーブル61の現在位置の項目に格納した現在位置を基準とした直線距離の範囲であり、配達基本料金に設定した距離範囲は商品を荷取りした販売店からの直線距離の範囲に設定しているが、これに限定されず、荷取りや配達の距離範囲を配達者情報テーブル61の拠点位置を基準としても良く、また、最適なルートによる移動距離で設定しても良い。
図4に示すように、上記評価情報管理テーブル63は各項目に、評価日、配達者ID、並びに評価1〜5等を格納している。
評価日は配達者によってデリバリを受けた購入希望者が評価した日時を示し、配達者IDは購入希望者に評価を受ける配達者の配達者IDを示している。
評価1〜5は後述する評価登録画面(図示省略)で入力された5項目の評価を得点に換算して示している。なお、本実施例においては、前記評価登録画面で設定された各評価項目における評価「大変良い」、「良い」、「普通」、「悪い」、並びに「非常に悪い」をそれぞれ、2点、1点、0点、−1点、並びに−2点と設定し、選択入力された評価に対応する得点を格納している。
図5に示すように、販売店情報テーブル64は各項目(フィールド)に、販売店ID、名称、パスワード、位置、連絡先、ジャンル、状況入力、営業時間、稼動状況、並びに在庫管理等を格納する。
上記販売店IDは、管理サーバ10が提供する販売店用ホームページ(HP)で、販売店がログインに使用したり、管理サーバ10が販売店を管理するために用いるIDであり、販売店毎にユニークなIDとして、自動的に採番したオートナンバーである。
上記パスワードは販売店用HPにログインする際に使用するパスワードであり、販売店が自由に設定することができる。
上記名称、位置、連絡先は販売店の社名や個人名等の販売店によって入力された名称、住所や居所を示す位置、並びに固定電話やFAX、あるいは携帯電話等の連絡先である。なお、前記位置は、販売店の住所や居所等の場所の平面直角座標値を格納しており、新規登録時等に販売店によって入力された住所表記を前記住所地座標変換プログラムによって上記座標値に換算して格納している。
上記ジャンルは、デリバリシステム1で予め設定された販売店のジャンルを示す数字を格納している。本実施例において、1はデパート、3は本屋、並びに4はおもちゃ屋に設定するがこれに限定されず適宜設定すれば良い。
上記状況入力は、販売店端末20からの稼動状況連絡に基づいて稼動中であるか否かを手動で更新する場合にフラグを立てて(1を格納)示している。したがって、営業時間の項目に格納される予め設定した営業時間に基づいて稼動状況を自動で更新する場合はフラグを立てない(0を格納)。
上記稼動状況は、前記状況入力で設定された稼動状況の更新方法に基づき前記更新プログラムによって更新された稼動状況を示し、稼動中であればフラグを立てている(1を格納)。なお、自動更新の場合(前記状況入力の項目にフラグがたっていない場合)、現在時間と営業時間の項目に設定された営業時間に基づいて、稼動中であるか否かを前記更新プログラムによって更新している。
上記在庫管理は、レジスタ22からの集計された入荷販売情報に基づいて、前記在庫管理プログラムによる在庫管理を行う場合にフラグを立てて(1を格納)示している。
図6に示すように、上記在庫情報管理テーブル65は各項目に、大区分、中区分、小区分、商品CODE、販売店ID、販売価格、在庫数等を格納している。
大区分、中区分、小区分、商品CODEは、図7に示すように、ツリー状に設定された商品を特定するそれぞれ区分等を示している。なお、商品の区分けは上述した分類に限定されず、販売店の種類を基本とした分類方法であってもよい。
販売店ID、販売価格、在庫数等は、レジスタ22から送信された入荷販売情報に基づいて、その商品を在庫する販売店の販売店ID、販売価格、在庫数を示している。
図8に示すように、顧客情報管理テーブル66は各項目(フィールド)に、購入希望者ID、氏名、パスワード、住所、配達先、連絡先、並びに指定時間等を格納する。
上記購入希望者IDは、管理サーバ10が提供する購入希望者用ホームページ(HP)に、購入希望者がログインに使用したり、管理サーバ10が購入希望者を管理するために用いるIDであり、購入希望者毎にユニークなIDとして、自動的に採番したオートナンバーである。
上記パスワードは購入希望者用HPにログインする際に使用するパスワードであり、購入希望者が自由に設定することができる。
上記氏名、住所、配達先、連絡先は購入希望者の氏名、住所、配達先の座標値、連絡先である。なお、前記配達先は、購入希望者がすでに申し込んだデリバリにおいて、配達先が住所と異なる場合にはその配達先の座標値を示し、配達先が住所である場合は、住所の座標値を更新して示す。また、前記指定時間は、購入希望者がすでに申し込んだデリバリにおいて、配達時間の指定があった場合は、その指定時間を更新して示す。
図9に示すように、ランキング基準テーブル67は各項目に、ランクと、それぞれのランクのランキング基準となる得点範囲と、そのランキングの表示等を格納する。
図10に示すように、配達手段基準テーブル68は各項目に、管理番号と、その配達手段と、それぞれの配達手段を用いた場合に配達時間の算出のために用いる平均速度等を格納する。
なお、本実施形態において、上記配達者情報テーブル61(図2)、配達料金管理テーブル62(図3)、評価情報管理テーブル63(図4)、販売店情報テーブル64(図5)、在庫情報管理テーブル65(図6)、顧客情報管理テーブル66(図8)、ランキング基準テーブル67(図9)、並びに配達手段基準テーブル68(図10)の各項目の情報は、後述する配達者情報登録・更新処理や販売店情報登録・更新処理等において管理サーバ10が提供するそれぞれのHPで登録用のフォームを提供し、そこで入力された入力情報を情報登録プログラムにより自動的に登録しているが、それぞれから申し込み用紙を受け取って手入力する等の適宜の方法で登録しても良い。
次に、図11に示す配達者情報登録・更新処理のフロー図と共に該処理について説明する。
配達者の操作によって配達者携帯端末40が管理サーバ10の提供する配達者用HPのURLへアクセスすると、管理サーバ10は配達者用ログイン画面データを配達者携帯端末40に送信する(ステップs1)。
配達者用ログイン画面データを受信した配達者携帯端末40は、受信した前記配達者用ログイン画面データによる配達者用ログイン画面を(図示省略)表示画面41(図1)に表示する。
この配達者用ログイン画面には、配達者IDを入力するID入力テキストボックスと、パスワードを入力するパスワード入力テキストボックスと、ログインボタンと、新規登録ボタンとを備えている。
この配達者用ログイン画面において、新規に登録を希望する新規登録配達者によって、前記新規登録ボタンが押下されると(ステップs2:Yes)、管理サーバ10は配達者用新規登録画面データを送信し(ステップs3)、配達者用新規登録画面データを受信した配達者携帯端末40は配達者用新規登録画面(図示省略)を表示装置41に表示する。
配達者の前記押下ボタンの操作によって、上述した配達者情報テーブル61(図2)や配達料金管理テーブル62(図3)に格納している登録情報を入力された配達者携帯端末40は、その登録情報を配達者携帯端末40から管理サーバ10に送信する。管理サーバ10は、配達者携帯端末40から送信された登録情報を受信し、登録する(ステップs4)。
この配達者用ログイン画面で新規登録ボタンが押下されず(ステップs2:No)、既に登録した配達者によって前記ID入力テキストボックスと前記パスワード入力テキストボックスに、配達者IDと配達者パスワードを入力され、ログインボタンが押下されると、管理サーバ10は、ログインを受付け(ステップs5)配達者用トップ画面データを配達者携帯端末40に送信する。
配達者携帯端末40は、受信した配達者用トップ画面データに基づいて、配達者用トップ画面(図示省略)を表示画面41(図1)に表示する。
この配達者用トップ画面には、逐次稼動状況を入力する設定を行った配達者Dの稼動状況を更新する稼動状況更新ボタンと、上述した評価情報管理テーブル63(図4)に格納した購入希望者Mからの評価を確認する評価確認画面に移行する評価確認ボタンと、登録内容を修正する画面に移行する登録情報修正ボタンを備えている。
この配達者用トップ画面で前記稼動状況更新ボタンが押下されると(ステップs6:Yes)、配達者携帯端末40は管理サーバ10に稼動状況更新ボタン押下情報を管理サーバ10に送信し、稼動状況更新ボタン押下情報を受信した管理サーバ10は、前記更新プログラムによって配達者情報テーブル61(図2)の稼動状況を切換えて配達者情報テーブル61の稼動状況を更新(ステップs7)する。そして、切り替えられた稼動状況の状況更新確認画面データを配達者携帯端末40に送信し、該状況更新確認画面データを受信した配達者携帯端末40は表示装置41(図1)に状況更新確認画面データに基づく状況更新確認画面(図示省略)を出力する。該状況更新確認画面には、稼動中であるか停止中であるかの稼動状況を示す稼動状況表示部と、ログアウトボタンと、再度稼動状況更新ボタンを押下するために前記配達用トップ画面に移行する戻るボタンとを備えている。
なお、配達者によって、予め設定した稼働時間に基づいて稼動状況を自動で更新する場合(配達者情報テーブル61(図2)の状況入力にフラグを立てない(0を格納))は、前記配達者用トップ画面で前記稼動状況更新ボタンは押下不可状態で表示されている(ステップs6:No)。この場合、管理サーバ10は配達者情報テーブル61の稼働時間になれば自動的に該当する配達者の稼動状況のフラグを立てる構成である。また、配達者によって、予め設定した稼働時間に基づいて稼動状況を自動で更新する場合であっても、前記配達者用トップ画面で前記稼動状況更新ボタンは押下可能状態で表示してもよい。これにより、配達者は、通常、予め設定した稼働時間に基づいて稼動状況を更新し、例外的に稼動中であるか停止中を切り替えることができる。
このようにして、管理サーバ10は配達者が稼動中であるか否かを管理しているが、配達者Dが稼動中である場合(ステップs8:Yes)、管理サーバ10は配達者携帯端末40に位置情報送信要求を送信し(ステップs9)、該位置情報送信要求を受信した配達者携帯端末40はGPS衛星200(図1)からの電波を受信して得た位置情報データを管理サーバ10に送信する。該位置情報データを受信した管理サーバ10(ステップs10)は、前記更新プログラムによって配達者情報テーブル61に格納する現在位置のデータを更新する(ステップs11)。管理サーバ10は、これを配達者が稼動している間繰り返し、配達者が稼動中でなくなると(ステップs8:No)、この配達者情報登録・更新処理を終了する。
なお、本実施例において、この配達者用トップ画面で前記稼動状況更新ボタンが押下されると(ステップs6:Yes)、配達者携帯端末40は管理サーバ10に稼動状況更新ボタン押下情報を管理サーバ10に送信し、稼動状況更新ボタン押下情報を受信した管理サーバ10は、配達者情報テーブル61(図2)の稼動状況を切換えて配達者情報テーブル61(図2)の稼動状況を更新(ステップs7)する構成としたが、配達者携帯端末40からの架電によって、配達者の稼動状況を更新する構成であっても良い。
また、管理サーバ10は、所定時間ごとに、自動的に稼働中の配達者に対して位置情報送信要求を行って、配達者情報テーブル61に格納された配達者の現在位置を更新プログラムによって更新する構成であってよい。
次に、図12に示す販売店情報登録・更新処理のフロー図と共に該処理について説明する。
販売店の操作によって販売店端末20が管理サーバ10の提供する販売店用HPのURLへアクセスすると、管理サーバ10は販売店用ログイン画面データを販売店端末20に送信する(ステップt1)。
販売店用ログイン画面データを受信した販売店端末20は、受信した前記販売店用ログイン画面データによる販売店用ログイン画面を(図示省略)表示画面21(図1)に表示する。
この販売店用ログイン画面には、販売店IDを入力するID入力テキストボックスと、パスワードを入力するパスワード入力テキストボックスと、ログインボタンと、新規登録ボタンとを備えている。
この販売店用ログイン画面において、新規に登録を希望する新規登録販売店によって、前記新規登録ボタンが押下されると(ステップt2:Yes)、管理サーバ10は販売店用新規登録画面データを送信し(ステップt3)、販売店用新規登録画面データを受信した販売店端末20は販売店用新規登録画面(図示省略)を表示装置41に表示する。
販売店によって、上述した販売店情報テーブル64(図5)や在庫情報管理テーブル65(図6)に格納している登録情報を入力された販売店端末20は、その登録情報を販売店端末20から管理サーバ10に送信する。管理サーバ10は、販売店端末20から送信された登録情報を受信し、登録する(ステップt4)。
この販売店用ログイン画面で新規登録ボタンが押下されず(ステップt2:No)、既に登録した販売店によって前記ID入力テキストボックスと前記パスワード入力テキストボックスに、販売店IDと販売店パスワードを入力され、ログインボタンが押下されると、管理サーバ10は、ログインを受付け(ステップt5)、販売店用トップ画面データを販売店端末20に送信する。
販売店端末20は、受信した販売店用トップ画面データに基づいて、販売店用トップ画面(図示省略)を表示画面21(図1)に表示する。
この販売店用トップ画面には、逐次稼動状況を入力する設定を行った販売店の稼動状況を更新する稼動状況更新ボタンと、登録内容を修正する画面に移行する登録情報修正ボタンを備えている。
この販売店用トップ画面で前記稼動状況更新ボタンが押下されると(ステップt6:Yes)、販売店端末20は管理サーバ10に稼動状況更新ボタン押下情報を管理サーバ10に送信し、稼動状況更新ボタン押下情報を受信した管理サーバ10は、販売店情報テーブル64(図5)の稼動状況を切換えて販売店情報テーブル64の稼動状況を更新(ステップt7)するとともに、切り替えられた稼動状況の状況更新確認画面データを販売店端末20に送信し、該状況更新確認画面データを受信した販売店端末20は表示装置21に状況更新確認画面データに基づく状況更新確認画面(図示省略)を出力する。該状況更新確認画面には、稼動中であるか停止中であるかの稼動状況を示す稼動状況表示部と、ログアウトボタンと、再度稼動状況更新ボタンを押下するために前記配達用トップ画面に移行する戻るボタンとを備えている。
なお、販売店によって、予め設定した稼働時間に基づいて稼動状況を更新する場合(販売店情報テーブル64(図5)の状況入力にフラグを立てない場合)は、前記販売店用トップ画面で前記稼動状況更新ボタンは押下不可状態で表示されている(ステップt6:No)。この場合、管理サーバ10は販売店情報テーブル64(図5)の稼働時間になれば自動的に該当する販売店の稼動状況にフラグを立てる(1を格納)構成である。なお、この場合も、配達者の稼動状況の更新と同様に、予め設定した稼働時間に基づいて稼動状況を自動で更新する場合であっても、前記販売店用トップ画面で前記稼動状況更新ボタンは押下可能状態で表示してもよい。これにより、販売店は、通常、予め設定した稼働時間に基づいて稼動状況を更新し、例外的に稼動中であるか停止中を切り替えることができる。
このようにして、管理サーバ10は販売店が稼動中であるか否かを管理しているが、販売店が稼動中である場合(ステップt8:Yes)、管理サーバ10は販売店端末20に在庫情報送信要求を送信し(ステップt9)、該在庫情報送信要求を受信した販売店端末20はレジスタ22(図1)からの在庫情報データを管理サーバ10に送信する。該在庫情報データを受信した(ステップt10)管理サーバ10は前記在庫管理プログラムや前記更新プログラムによって在庫情報管理テーブル65(図6)に格納する現在在庫データを更新する(ステップt11)。管理サーバ10は、これを販売店が稼動している間繰り返し、販売店が稼動中でなくなると(ステップt8:No)、この販売店情報登録・更新処理を終了する。
なお、本実施例において、この販売店用トップ画面で前記稼動状況更新ボタンが押下されると(ステップt6:Yes)、販売店端末20は管理サーバ10に稼動状況更新ボタン押下情報を送信し、稼動状況更新ボタン押下情報を受信した管理サーバ10は、販売店情報テーブル64(図5)の稼動状況を切換えて販売店情報テーブル64の稼動状況を更新プログラムによって更新(ステップt7)する構成としたが、販売店からの架電によって、販売店の稼動状況を更新する構成であっても良い。
次に、図13に示す購入依頼処理のフロー図と共に該処理について説明する。
購入希望者の操作によって購入希望者端末30が管理サーバ10の提供する購入希望者用HPのURLへアクセスすると、管理サーバ10は購入希望者用ログイン画面データを購入希望者端末30に送信する(ステップu1)。
購入希望者用ログイン画面データを受信した購入希望者端末30は、受信した前記購入希望者用ログイン画面データによる購入希望者用ログイン画面を(図示省略)表示画面31(図1)に表示する。
この購入希望者用ログイン画面には、購入希望者IDを入力するID入力テキストボックスと、パスワードを入力するパスワード入力テキストボックスと、ログインボタンと、新規登録ボタンとを備えている。
この購入希望者用ログイン画面において、新規に登録を希望する新規登録購入希望者によって、前記新規登録ボタンが押下されると(ステップu2:Yes)、管理サーバ10は購入希望者用新規登録画面データを送信し(ステップu3)、購入希望者用新規登録画面データを受信した購入希望者端末30は購入希望者用新規登録画面(図示省略)を表示装置31に表示する。
購入希望者の押下ボタンの操作によって、上述した顧客情報管理テーブル66(図8)に格納している登録情報を入力された購入希望者端末30は、その登録情報を購入希望者端末30から管理サーバ10に送信する。管理サーバ10は、購入希望者端末30から送信された登録情報を受信し、登録する(ステップu4)。
この購入希望者用ログイン画面で新規登録ボタンが押下されず(ステップu2:No)、既に登録した購入希望者によって、前記ID入力テキストボックスと前記パスワード入力テキストボックスに、購入希望者IDと購入希望者パスワードを入力され、ログインボタンが押下されると、管理サーバ10は、購入希望者TOP画面データを購入希望者端末30に送信し、購入希望者TOP画面データを受信した購入希望者端末30は表示装置31に購入希望者TOP画面(図示省略)を表示装置31に出力する。
該購入希望者TOP画面には、デリバリ注文画面に移行するデリバリ注文画面ボタンと、デリバリシステム1で既にデリバリを申し込み、デリバリが完了した配達者に対する評価を登録する評価ボタンと、ログアウトするログアウトボタンとを備えている。
この購入希望者TOP画面でデリバリ注文画面ボタンが押下されると、購入希望者端末30はデリバリ注文ボタン押下情報を管理サーバ10に送信し、デリバリ注文ボタン押下情報を受信した管理サーバ10は、デリバリ注文画面データを購入希望者端末30に送信する(ステップu6)。
購入希望者端末30は、受信したデリバリ注文画面データに基づいて、図14に示すようにデリバリ注文画面70を表示画面31(図1)に表示する。
このデリバリ注文画面70には、商品名を入力する商品名入力部分71と、購入数量を入力する購入数量入力部72と、購入する販売店を指定する場合に販売店名を入力する販売店名入力部73と、購入した商品を配達する配達先を入力する配達先入力部74と、上記各部で入力した条件に基づいてデリバリ内容を検索するデリバリ検索ボタン75と、前記購入希望者TOP画面に移行する戻るボタン76とを備えている。
詳述すると、商品名入力部分71は商品名を入力する商品名入力テキストボックス71aと、商品を検索する商品検索画面80に移行する商品検索ボタン71bとで構成され、購入数量入力部は購入数量を入力する購入数量入力テキストボックス72aと、該購入数量入力部72に入力された数量の単位を選択する単位選択プルダウンボックス72bとで構成され、販売店名入力部は予め決定している販売店名を入力する販売店名入力テキストボックス73aと、販売店を検索する販売店検索画面90に移行する販売店検索ボタン73bとで構成され、配達先入力部は顧客情報管理テーブル66(図8)に登録された住所地かその他の場所に希望するかを選択する選択ラジオボタン74aとその他の場所の配達を希望する場合にその配達先住所を入力する配達先住所入力テキストボックス74bとで構成されている。
購入希望する商品の商品名が不明である場合や、商品名入力テキストボックス71aに直接入力しない場合等において、このデリバリ注文画面70で商品検索ボタン71bが押下されると、購入希望者端末30は管理サーバ10に商品検索ボタン押下情報を送信し、商品検索ボタン押下情報を受信した管理サーバ10は販売店端末20に商品検索画面データを送信する。商品検索画面データを受信した購入希望者端末30は表示装置31に、図15に示す商品検索画面80を表示する。
この商品検索画面80には、商品選択部81と、商品決定ボタン82と、デリバリ注文画面70に戻る戻るボタン83と、購入希望者TOP画面に移行するTOPボタン84とを備えている。
前記商品選択部81は、図7で示すようなツリー状で管理された商品を区分に応じて選択していくための大区分選択プルダウンボックス81aと、中区分選択プルダウンボックス81bと、小区分選択プルダウンボックス81cと、商品名選択プルダウンボックス81dとで構成している。
なお、本実施例においては、大区分選択プルダウンボックス81aの大区分の選択結果は購入希望者端末30から管理サーバ10に送信され、大区分選択結果情報を受信した管理サーバ10は、選択された大区分に含まれる中区分の中区分選択項目情報を購入希望者端末30に送信し、中区分選択項目情報を受信した購入希望者端末30は商品検索画面80の中区分選択プルダウンボックス81bに反映させる構成としている。この様にして、中区分選択プルダウンボックス81bの選択結果、及び小区分選択プルダウンボックス81cの選択結果は管理サーバ10に送信され、それぞれの下位の選択項目に反映させる構成としている。しかし、これに限定されず、大区分選択プルダウンボックス81aから商品名選択プルダウンボックス81dまでを別々の商品検索画面80に表示させ、それぞれが選択された後に、その選択結果が反映した次の選択プルダウンボックスを表示する構成であっても良い。
この商品検索画面80において商品選択部81で大区分選択プルダウンボックス81aから商品名選択プルダウンボックス81dまで選択されて、商品名が特定された後に商品決定ボタン82が押下されると、前記商品名が前記商品名入力テキストボックス71aに格納されたデリバリ注文画面70に移行する。もちろん、商品名入力テキストボックス71aにキーボード等の入力装置を用いて直接テキスト入力しても良い。
また、デリバリ注文画面70の購入数量入力テキストボックス72aに数量を入力し、単位選択プルダウンボックス72bで購入数量入力テキストボックス72aの数量の例えば、個、ダース、あるいはケース等の単位を選択すると、商品名入力部分71で入力された商品を購入する数量が決定される。
販売店名入力部73は○○商店の商品○○を購入したといったように、商品を購入希望する販売店が予め決まっている場合に入力する入力部である。販売店名が不明である場合や、販売店名入力テキストボックス73aに直接入力しない場合等の場合において、このデリバリ注文画面70で販売店検索ボタン73bが押下されると、購入希望者端末30は管理サーバ10に販売店検索ボタン押下情報を送信し、販売店検索ボタン押下情報を受信した管理サーバ10は購入希望者端末30に販売店検索画面データに送信する。販売店検索画面データを受信した購入希望者端末30は表示装置31に販売店検索画面(図示省略)を表示する。
この販売店検索画面には、検索条件入力部と、販売店検索ボタンと、デリバリ注文画面70に戻る戻るボタンと、購入希望者TOP画面に移行するTOPボタンとを備えている。
前記検索条件入力部は、商品検索画面80の商品選択部81と同様に、複数のプルダウンボックスで構成され、それぞれは販売店情報テーブル64(図5)に格納された位置に基づくエリアやジャンルで検索できる構成である。
この販売店検索画面で販売店検索ボタンが押下されると、購入希望者端末30は、前記検索条件入力部に入力された前記検索条件を販売店検索条件情報として管理サーバ10に送信し、販売店検索条件情報を受信した管理サーバ10は販売店情報テーブル64(図5)から該当する販売店を抽出し、抽出した販売店の情報を含む販売店検索結果画面データを購入希望者端末30に送信する。管理サーバ10から販売店の情報を受信した購入希望者端末30は、販売店検索結果画面(図示省略)として表示装置31に表示する。この販売店検索結果画面には、管理サーバ10で抽出された販売店の情報を表示する販売店表示部と、販売店表示部に表示された販売店の中から購入を希望する販売店を選択する販売店選択部と、販売店決定ボタンと、販売店検索画面に戻る戻るボタンと、購入希望者TOP画面に移行するTOPボタンとを備えている。
この販売店検索結果画面で、販売店選択部が入力され、販売店決定ボタンが押下されると、購入希望者端末30は、販売店検索結果画面で選択された販売店の販売店名が販売店名入力テキストボックス73aに入力されたデリバリ注文画面70に移行する。もちろん、販売店名入力テキストボックス73aにキーボード等の入力装置を用いて直接テキスト入力しても良い。
このようにして、商品名入力部分71および購入数量入力部72が入力され、または購入希望する販売店が予め決まっている場合で販売店名入力部73が入力されたデリバリ注文画面70で、デリバリ検索ボタン75が押下されると購入希望者端末30は、商品名入力部分71等に入力された購入依頼内容情報を管理サーバ10に送信する。
前記購入依頼内容情報を受信した管理サーバ10は(ステップu7)、まず販売店を検索する(ステップu8)。詳述すると、まず、デリバリ注文画面70の販売店名入力部73に入力された購入希望する販売店の名称を管理サーバ10が受信した場合は、管理サーバ10は該当する販売店が登録されているか販売店情報テーブル64(図5)を前記フィルタリングプログラムによって検索する。購入希望する販売店がなく、デリバリ注文画面70の販売店名入力部73が入力されていない場合は、商品名入力部分71に入力された購入希望する商品情報に基づき、購入希望する商品を販売する販売店を、前記フィルタリングプログラムによって在庫情報管理テーブル65(図6)から検索する。
なお、上記販売店検索において、抽出される販売店は複数存在する場合もあれば、ひとつの販売店のみが抽出される場合もあり、その抽出数は登録された販売店のうち諸条件に該当する販売店の件数である。
上記いずれの場合においても該当する販売店が抽出されると(ステップu9:Yes)、管理サーバ10は、在庫情報管理テーブル65(図6)を検索して抽出された販売店の前記商品についての在庫を検索し在庫がある場合(ステップu10:Yes)は、配達者を検索する(ステップu11)。
この配達者検索は、販売店検索で抽出された販売店の販売店情報テーブル64(図5)に格納された位置データと、デリバリ注文画面70の配達先入力部74で入力された配達先の位置データに基づき、配達者情報テーブル61(図2)で設定された配達者の基準位置からの直線距離で示した前記荷取範囲に販売店の位置が含まれ、かつ前記配達先の位置が前記配達先範囲に含まれる配達者を前記フィルタリングプログラムによって抽出する構成である。
上記検索について詳述する。例えば、3人の配達者D(D1、D2、D3)と、購入希望者Mの配達先と、販売店Sが平面的に図16で示すような位置関係にあり、それぞれの配達者Dの荷取範囲の基準位置を現在位置とし、配達範囲の基準位置が販売店Sの位置であったとする。L1を荷取範囲、L2を配達範囲とした場合、配達者D1の配達範囲D1L2に購入希望者Mは含まれるが荷取範囲L1に販売店Sが含まれないため、配達者D1はこのデリバリの条件を満たす配達者Dではないとしてフィルタリングプログラムによって抽出されない。また、配達者D2の荷取範囲D2L1に販売店Sは含まれるが配達範囲D2L2に購入希望者Mが含まれないため、配達者D2はこのデリバリの条件を満たす配達者Dではないとしてフィルタリングプログラムによって抽出されない。しかし、配達者D3は荷取範囲D3L1に販売店Sが含まれ、かつ配達範囲D3L2に購入希望者Mが含まれるため、このデリバリの条件を満たす配達者Dとして配達者D3はフィルタリングプログラムによって抽出される。
ここで、前記フィルタリングプログラムによる上記配達者Dの抽出方法について詳述する。前記フィルタリングプログラムは、以下の数式に基づいて販売店Sや購入希望者Mによって指定された配達先が配達者Dの荷取範囲や配達範囲に含まれるか否かを判定する。
Figure 2007304633
販売店Sの位置が配達者D荷取範囲に含まれるかどうかの判定の場合、上記数式において、x、yは販売店Sの位置の座標であり、x1、y1は配達者Dの基準位置の位置座標であり、aは配達者情報テーブル61(図2)に格納された配達者Dの設定した荷取範囲の距離を示す。上記数式が成立する場合、販売店Sは配達者Dの荷取範囲に含まれると判定し、上記数式が成立しない場合販売店Sは配達者Dの荷取範囲に含まれないと判定する。なお、上記x1、y1が示す配達者Dの位置座標は配達者情報テーブル61(図2)に格納された荷取範囲の基準が現在位置を示す場合は現在の位置座標であり、荷取範囲の基準が拠点位置である場合は拠点の位置座標である。
また、前記購入希望者Mの配達先の位置が配達者Dの配達範囲に含まれるかどうかの判定の場合、上記数式において、x、yは購入希望者Mが指定する配達先の位置の座標であり、x1、y1は配達範囲の基準となる位置座標であり、aは配達者情報テーブル61(図2)に格納された配達者Dの設定した配達範囲の距離を示す。したがって、x1、y1は配達者情報テーブル61(図2)に配達範囲の基準が荷取位置(販売店Sの位置)で設定されている場合、販売店Sの位置座標であり、配達者Dの現在位置で設定されている場合販売店Sの現在の位置座標であり、配達者Dの拠点位置で設定されている場合配達者Dの拠点の位置座標となる。上記数式が成立する場合購入希望者Mが指定した配達先は配達者Dの配達範囲に含まれると判定し、上記数式が成立しない場合購入希望者Mが指定した配達先は配達者Dの配達範囲に含まれないと判定する。
また、上述のように抽出された配達者Dは複数存在する場合もあれば、一人の配達者Dのみが抽出される場合もあり、その抽出数は登録された配達者Dのうち諸条件に該当する配達者Dの件数である。
上記配達者検索で該当する配達者Dが抽出されると(ステップu12:Yes)、抽出された配達者Dが稼動中であるか否かを配達者情報テーブル61(図2)で検索し、稼動中の配達者Dがいる場合(ステップu13:Yes)、管理サーバ10は購入希望者端末30に対して即日販売可能通知画面データを送信する(ステップu14)。前記即日販売可能通知画面データを受信した購入希望者端末30は、該即日販売可能通知画面データに基づくデリバリ検索結果画面100(図15)を表示装置31に表示する。
上記即日販売とは、購入依頼申込時に稼動中である配達者Dが、在庫のある販売店Sまで荷取りに行き、購入希望者Mが指定した配達先まで配達できる状態での販売であることを含む。
このデリバリ検索結果画面100には、検索件数表示部101と、表示順序指定部102と、検索結果表示ボタン103、商品名入力部分71等の各入力項目に入力事項が入力されたデリバリ注文画面70に戻る戻るボタン104と、購入希望者TOP画面に移行するTOPボタン105とを備えている。
前記表示順序指定部102は、複数のラジオボタン102aと、それぞれに選択内容を表示する選択内容表示部とで構成されている。本実施例においては、上記検索結果を値段の安い順に表示することを指定する値段順と、デリバリ申込時から配達までの所要時間が短い順に表示することを指定する早い順と、これまでの評価情報管理テーブル63(図4)に格納された評価に基づいて評価の良い順に表示することを指定する評価順とで構成し、それぞれにラジオボタン102aを備えている。
このデリバリ検索結果画面100で、表示順序指定部102が選択され、検索結果表示ボタン103が押下されると、購入希望者端末30は、表示順序指定部102の選択された内容を示す選択情報を管理サーバ10に送信する。前記選択情報を受信した管理サーバ10は、表示順序を指定する選択情報に基づいて、上記抽出したデリバリプランを前記並び替えプログラムによって、並び替えたデリバリ結果一覧表表示画面データを購入希望者端末30に送信する。
上記デリバリプランは、購入希望者Mが購入を希望する商品をある配達者Dが、その商品をある販売店Sに取りに行き、それを購入希望者Mの指定する配達先に配達するデリバリのプランであって、販売店S及び配達者Dがセットとなったひとつのデリバリのパターンであることをいう。
ここで、前記並び替えプログラムによるフィルタリングプログラムによって抽出されたデリバリプランの並び替え方法について説明する。図18(a)に示すように、例えば、配達者D1と配達者D2とが販売店Sで5000円の商品を荷取りし、購入希望者Mに配達するデリバリすることを想定する。ここで、配達者D1の荷取り料金が100円、販売店Sから購入希望者Mが指定する配達先への配達料金が300円であり、配達者D2の荷取り料金が150円、販売店Sから購入希望者Mが指定する配達先への配達料金が200円とする。この配達者D1によるデリバリプランのデリバリ合計料金は、前記デリバリ料金算出プログラムによって、商品代金5000円と、デリバリ料金の400円とで5400円と算出される。また、同様にしてこの配達者D2によるデリバリプランのデリバリ合計料金は商品代金5000円と、デリバリ料金の350円とで5350円となる。したがって、この配達者D2によるデリバリプランのデリバリ合計料金の方が配達者D1によるデリバリプランのデリバリ合計料金より安くなり、表示順序指定部102で値段順のラジオボタン102aが選択された場合、この配達者D2によるデリバリプランが上位に表示されることとなる。
なお、上記デリバリ料金とは、配達者Dによる荷取り料金と配達料金の合計をいい、デリバリ合計料金とは、デリバリ料金に商品代金を含めた料金をいう。
次に、図18(b)に示すように、例えば、配達者Dが販売店S1または販売店S2から商品を荷取りし、購入希望者Mが指定した配達先に配達するデリバリすることを想定する。ここで、配達者Dの販売店S1での荷取り料金が100円、販売店S1から購入希望者が指定する配達先への配達料金が300円であり、配達者Dの販売店S2での荷取り料金が50円、販売店S1から購入希望者が指定する配達先への配達料金が200円であり、販売店S1および販売店S2の商品代金がともに5000円とする。この販売店S1によるデリバリプランのデリバリ合計料金は、上記デリバリ料金算出プログラムによって、上記商品代金5000円と、デリバリ料金の400円とで5400円と算出される。また、同様にして、この販売店S2によるデリバリプランのデリバリ合計料金は商品代金5000円と、デリバリ料金の250円とで5250円となる。したがって、販売店S2で商品を購入するデリバリプランの方が販売店S1で商品を購入するデリバリプランより安くなり、表示順序指定部102で値段順のラジオボタン102aが選択された場合、販売店S2によるデリバリプランが上位に表示されることとなる。
また、図18(a)において、配達者D1の配達者情報テーブル61(図2)に格納された現在位置から販売店Sの販売店情報テーブル64(図5)に格納された位置までの直線距離が12km、配達者D2の前記現在位置から販売店Sの位置までの直線距離が6kmであり、販売店S1の位置から購入希望者Mの配達先までの直線距離が6kmであるとする。ここで、配達手段が普通トラックである配達者D1は配達手段基準テーブル68(図10)で示されるように、設定速度が30km、軽トラックである配達者D2の設定速度は35km、また、販売店Sで荷取りするための時間を5分とした場合、配達者D1が現在位置から販売店Sで荷取りし、購入希望者Mまで配達するこのデリバリプランの所要時間は、前記所要時間算出プログラムによって、合計18kmを設置速度30kmで36分間移動し、販売店Sで5分間荷取りするため、41分間と算出される。また、同様にして、配達者D2によるデリバリプランの前記所要時間は、合計12kmを設置速度30kmで約24分間移動し、販売店Sで5分間荷取りするため、29分間必要となる。したがって、配達者D2によるデリバリプランは、配達者D1によるデリバリプランのより12分間早く購入希望者Mに配達することができるため、表示順序指定部102で早い順が選択された場合、配達者D2によるデリバリプランのが上位に表示される。
なお、前記直線距離は、以下の式に基づいて並べ替えプログラムによって算出される。
Figure 2007304633
上記数式によって荷取り時間を算出するための直線距離を求める場合、上記x、yは販売店Sの位置の座標であり、x1、y1は配達者Dの現在の位置座標である。
また、配達時間を算出するための直線距離を求める場合、上記数式において、x、yは購入希望者Mが指定する配達先の位置の座標であり、x1、y1は配達範囲は販売店Sの位置座標である。
また、図18(b)において、配達者Dの配達者情報テーブル61(図2)に格納された現在位置から販売店S1の販売店情報テーブル64(図5)に格納された位置までの直線距離が12km、販売店S2の前記位置までの直線距離が15kmであり、販売店S1の位置から購入希望者Mの配達先までの直線距離が10kmであり、販売店S2の位置から購入希望者Mの配達先までの直線距離が9kmであるとする。ここで、配達手段が普通トラックである配達者Dは設定速度が30km、販売店S1又は販売店S2で荷取りするための時間を5分とした場合、配達者Dが現在位置から販売店S1で荷取りし、購入希望者Mまで配達するデリバリプランの所要時間は、合計22kmを設置速度30kmで44分間移動し、販売店S1で5分間荷取りするため、49分間必要となる。対して、販売店S2によるデリバリプランの前記所要時間は、合計12kmを設置速度30kmで約24分間移動し、販売店S2で5分間荷取りするため、29分間必要となる。したがって、販売店S2によるデリバリプランは、販売店S1によるデリバリプランのより20分間早く購入希望者Mに配達することができるため、表示順序指定部102で早い順が選択された場合、販売店S2によるデリバリプランが上位に表示される。
なお、本実施例に置いて、例えば安い順等の表示順序が選択され、並び替えプログラムによって並べ替えた際に、デリバリ合計料金が同額である場合、同順位として出力しているが、これに限定されず、例えば、選択された表示順序にサブ表示順序を予め、あるいは選択して決定し、同順位である場合は、サブ表示順序で並び替える根拠としてもよい。
上述したように、検索結果を並び替えたデリバリ結果一覧表表示画面データを受信した購入希望者端末30は、図19に示すように、デリバリ結果一覧表表示画面110を表示装置31(図1)に表示する。
このデリバリ結果一覧表表示画面110には、検索条件表示部111と、検索結果一覧表112と、商品名入力部分71等の各入力項目に入力事項が入力されたデリバリ注文画面70に移行する条件再入力ボタン113と、デリバリ検索結果画面100に戻る戻るボタン114と、購入希望者TOP画面に移行するTOPボタン115とを備えている。
前記検索条件表示部111には、デリバリ注文画面70の商品名入力部分71等の各入力項目に入力された検索条件である商品、数量、配達先、販売店が表示されている。
前記検索結果一覧表112は複数の列及び行で構成され、本実施例においては、表中左側から番号、この抽出されたデリバリプランの販売店、配達者、配達予定時間、デリバリ合計料金を示す合計金額、評価、並びに詳細ボタン112bを配し、詳細ボタン112bの列以外の各列の最上段に項目名ボタン112aをそれぞれ備えている。
なお、前記評価は、その抽出されたデリバリプランで選択されている配達者Dに関する前記評価情報管理テーブル63(図4)に格納された評価に基づくランク分けした星の個数で表示している。また、詳細ボタン112bは、その詳細ボタン112bと同じ行に表示されたデリバリプランの詳細情報を表示するデリバリ内容詳細画面に移行するボタンである。また、各項目名ボタン112aは、押下されると、管理サーバ10に格納された並び替えプログラムによって、押下された項目名ボタン112aの項目に基づいて、検索結果一覧表112内で抽出されたデリバリプランを並び替えるボタンである。
このデリバリ結果一覧表表示画面110で、いずれかの詳細ボタン112bが押下されると、購入希望者端末30は詳細ボタン112bが押下された詳細ボタン押下情報を管理サーバ10に送信する。購入希望者端末30から詳細ボタン押下情報を受信した管理サーバ10は、その選択されたデリバリプランの詳細内容を表示するデリバリ内容詳細画面データを購入希望者端末30に送信する。
管理サーバ10から前記デリバリ内容詳細画面データを受信した購入希望者端末30は、図20に示すデリバリ内容詳細画面120を表示装置31に出力する。
このデリバリ内容詳細画面120には、位置表示部121と、評価ボタン122と、デリバリ内容明細表示部123と、このデリバリプランでの購入申込を管理サーバ10に対して行う購入決定ボタン124と、次の順位のデリバリプランの詳細内容を表示するデリバリ内容詳細画面に移行する次へボタン125と、デリバリ結果一覧表表示画面110に戻る戻るボタン126と、購入希望者TOP画面に移行するTOPボタン127とを備えている。
上記デリバリ内容明細表示部123は、このデリバリプランで選択された販売店Sでの商品代金、位置表示部121で表示された配達者Dの現在位置、販売店Sの位置、および購入希望者Mが指定する配達先位置に基づく荷取り距離、配達距離およびそれぞれの料金、商品の重量及び寸法、およびそれらによる選択された配達者Dが設定する配達料金の割増、ならびこれらのデータに基づく配達予定時間とデリバリ合計料金を表示する。
前記評価ボタン122は、このデリバリプランで選択された配達者Dの評価の根拠を表示する評価内容表示画面に移行するボタンである。
このデリバリ内容詳細画面120で評価ボタン122が押下されると、購入希望者端末30は評価ボタン122押下情報を管理サーバ10に送信し、該評価ボタン122押下情報を受信した管理サーバ10は評価内容表示画面データを購入希望者端末30に送信する。該評価内容表示画面データを受信した購入希望者端末30は、図21に示す評価内容表示画面130を表示装置31に出力する。
この評価内容表示画面130は、総合評価および評価人数表示部131(以下において評価表示部131とする)と、評価詳細表示部132と、コメント件数表示部133、コメント件数表示部133で表示されたコメントの内容を表示するコメント表示画面に移行するコメントを見るボタン134と、デリバリ内容詳細画面120に戻る戻るボタン135と、購入希望者TOP画面に移行するTOPボタン136とを備えている。
評価詳細表示部132は、列を評価項目、行を予め点数を登録した評価で設定したマトリックスで形成され、マトリックス中のセルには該当する人数を表示し、その最右列は、その左側のセルで表示された人数とその評価に基づく点数とを乗算してその行の合計をその評価項目の得点として表示している。また、各列の最下段にはその列の各セルに表示された人数を合計し、その列の点数を合計された人数で乗算した得点を表示している。
また、評価詳細表示部132の最右下のセルには、最右列の各得点を合計した合計得点と、その合計得点を評価表示部131で表示された評価人数で除算した平均得点を二段併記して表示している。
なお、評価表示部131で表示された総合評価は、評価詳細表示部132の最右下のセルに表示された二段併記の下段側の平均得点に基づき、管理サーバ10に格納されたランキングプログラム及びランキング基準テーブル67(図9)に基づいて算出され、表示されている。本実施例においては、ランキング基準テーブル67に示すように、平均得点0.7点はランクCの得点範囲に該当するため、そのランクCの表示であるひとつの星マークが表示されている。
この評価内容表示画面130で、デリバリ結果一覧表表示画面110(図19)で選択したデリバリプランで選択された配達者Dの評価を確認した後に、戻るボタン135が押下されると、購入希望者端末30はデリバリ内容詳細画面120に戻りデリバリ内容詳細画面120を表示装置31に表示する。
このデリバリ内容詳細画面120で表示されたデリバリプランでの購入を希望する購入希望者Mによって、前記購入決定ボタン124が押下されると、購入希望者端末30は、このデリバリ内容詳細画面120で表示されているデリバリプランでの購入決定ボタン押下情報を管理サーバ10に送信する。購入希望者端末30から購入決定ボタン押下情報を受信した管理サーバ10は(ステップu15:Yes)、購入申込されたデリバリプランで選択された販売店S及び配達者Dに即日販売手続が行われた旨を送信し(ステップu16)、この購入依頼処理を完了する。
なお、上記フロー中のステップu14以降において、デリバリ検索結果画面100のTOPボタン105、デリバリ結果一覧表表示画面110のTOPボタン115、デリバリ内容詳細画面120のTOPボタン127、あるいは評価内容表示画面130のTOPボタン136が押下されると(ステップu15:No)、管理サーバ10は即日販売の申込はなかったものとして購入依頼処理を終了する。
また、販売店検索において、該当する販売店Sがない場合(ステップu9:No)や配達者検索おいて該当する配達者Dがいない場合(ステップu12:No)、管理サーバ10は送信された購入依頼の受付ができない旨の受付不可通知情報を購入希望者端末30に送信し(ステップu20)、前記受付不可通知情報を受信した購入希望者端末30は表示装置31に受付不可通知を出力して購入依頼処理を完了する。
さらに、販売店検索で該当する販売店Sはあるものの、その販売店Sの現在の在庫がない場合や購入希望数に満たない場合(ステップu10:No)、又は配達者Dの検索において該当する配達者Dはいるものの、現在稼動中の配達者Dがいない場合(ステップu13:No)、管理サーバ10は、購入希望者端末30に対して、本デリバリ依頼は予約販売として受け付けることができる旨を通知する予約デリバリ検索結果画面を送信する(ステップu17)。
上記予約購入依頼情報とは、購入申込時に稼動中でない配達者Dが稼動してから在庫のある販売店Sまで荷取りに行き、購入希望者Mが指定した配達先まで配達できる状態での販売、あるいは購入申込時に販売店Sの商品の在庫がない場合に在庫を仕入れてから配達者Dがデリバリする販売であることを含む。
なお、稼動中の配達者Dがいない場合、該当する配達者Dとは配達者情報テーブル61(図2)に登録した拠点位置を基準として販売店Sが荷取範囲に含まれ、購入希望者Mによって指定された配達先が配達者Dの配達先に含まる配達者Dであることを示す。
該予約デリバリ検索結果画面データを受信した購入希望者端末30は、図示省略する予約デリバリ検索結果画面を表示装置31に表示する。この予約デリバリ検索結果画面は、デリバリ検索結果画面100(図18)と略同一の構成で構成され、検索件数表示部101に予約販売件数が表示される構成である。この予約デリバリ検索結果画面で表示順序指定がなされ、検索結果表示ボタンが押下されると、購入希望者端末30から検索結果表示ボタン押下データを受信した管理サーバ10は、購入希望者端末30にデリバリ結果一覧表表示画面110(図19)と同一の構成の予約デリバリ結果一覧表表示画面を表示する。この予約デリバリ結果一覧表表示画面で、購入希望者Mによって選択された予約デリバリプランの詳細ボタンが押下されると、購入希望者端末30から詳細ボタン押下データを受信した管理サーバ10は、購入希望者端末30にデリバリ内容詳細画面120(図20)と同一の構成の予約デリバリ内容詳細画面を表示する。この予約デリバリ内容詳細画面で、購入決定ボタンが押下されると、購入希望者端末30は、この予約デリバリ内容詳細画面で表示されているデリバリプランでの予約購入決定ボタン押下情報を管理サーバ10に送信する。購入希望者端末30から予約購入決定ボタン押下情報を受信した管理サーバ10は(ステップu18:Yes)、購入決定された予約デリバリプランで選択された販売店S及び配達者Dに予約販売手続が行われた旨を送信し(ステップu19)、この購入依頼処理を完了する。
なお、上記予約デリバリ検索結果画面においてTOPボタン、予約デリバリ結果一覧表表示画面でTOPボタン、予約デリバリ内容詳細画面においてTOPボタン、あるいは評価内容表示画面130においてTOPボタン136が押下されると(ステップu18:No)、管理サーバ10は予約販売の申込はなかったものとしてこの購入依頼処理を終了する。
次に、配達者Dについての評価を登録する評価登録処理について説明する。
前記購入希望者TOP画面で、評価ボタンが押下されると、購入希望者端末30は管理サーバ10に評価ボタン押下情報を送信し、該評価ボタン押下情報を受信した管理サーバ10は購入希望者端末30に評価登録画面データを送信する。該評価登録画面データを受信した購入希望者端末30は表示装置31に評価登録画面(図示省略)を出力する。
該評価登録画面には、評価内容表示画面130(図21)の評価詳細表示部132の最左側列に示される評価項目と、それぞれの評価項目に対する評価を選択入力する評価選択入力部と、評価する配達者DのIDを入力するID入力部と、選択入力した評価を登録する評価登録ボタンと、購入希望者TOP画面に戻る戻るボタンとを備えている。なお、上記評価項目に対する評価とは、評価詳細表示部132の最上段行に示された評価である。
この評価登録画面で、前記ID入力部と前記各評価選択入力部に入力された後に評価登録ボタンが押下されると、購入希望者端末30は前記ID入力部に入力されたID情報と、前記各評価選択入力部に入力された評価情報と、評価登録ボタン押下情報とを管理サーバ10に送信する。前記ID情報と、前記評価情報と、評価登録ボタン押下情報とを受信した管理サーバ10は、評価情報管理テーブル63(図4)に該当する配達者DのIDと評価を格納し、評価登録処理を終了する。
以上の実施形態により、購入希望者Mは、購入希望者端末30を用いて管理サーバ10にアクセスし、管理サーバ10から提供されるHPで購入希望する商品を検索し、あるいは入力することで決定し、さらに予め購入を希望する販売店Sを決定している場合は希望する販売店Sを検索し、あるいは入力することで決定して、様々な購入希望条件に適するデリバリプランを抽出することができる。
したがって、例えば、商品を購入したいが買いに行く時間がなかったり、買いに行くための移動が大変である購入希望者Mや、購入を希望する商品がどこに販売しているか分からないという購入希望者Mにとっても、満足するシステムである。
また、即日に商品を入手したい購入希望者Mは、即日に配達できる配達者D、および販売店Sによるデリバリプランを選択して購入し、即日に商品を入手できる。特に、販売店Sや配達者Dの対応処理を待つことなく、販売店Sと配達者Dに同時に情報送信できるため、配達者Dは荷取りに向かい、販売店Sは商品を梱包して用意できる。換言すると、購入希望者Mの購入申し込みに対して、販売店Sと配達者Dとデリバリのための準備を同時進行できる。したがって、販売店Sと配達者Dにそれぞれに購入を申し込み場合と比較して購入希望者Mは早期に商品を取得することができる。
また、購入希望者Mによって入力された購入希望条件に適するデリバリプランにおいて、即日販売として、あるいは、稼動中の配達者Dがいない場合や、購入希望する商品の在庫がない場合や足りない場合に、予約販売としてWEB上で申し込むことができる。
また、即日販売、及び予約販売のいずれの場合であっても、購入希望者Mの購入希望条件に該当する抽出されたデリバリプランを予め設定された所定の条件で並び替えて表示されることができるため、自分の希望の条件を最適なデリバリプランを選択することができる。
また、配達者Dは、稼動状況を随時入力する、あるいは予め固定的に設定するといった稼動状況の入力方法を選択できるため、配達者Dは自分の都合に合わせて稼動することができ、たとえば自由になる時間が短い主婦等であっても配達者Dとしてデリバリすることができる。
また、配達者Dは自分の配達手段を登録でき、その設定された配達手段に応じてデリバリ時間が算出されるため、そのデリバリ時間を確認した購入希望者Mからの依頼を請け負うことができるため、配達者Dおよび購入希望者Mともに納得した条件でのデリバリの契約をWEB上で行え、配達者Dおよび購入希望者Mの満足度が向上する。
また、配達者Dは、自分で荷取範囲、および配達範囲を設定できるため、配達者Dのデリバリ能力に応じた範囲での仕事を行うことができる。さらに、配達者Dは、自分で設定した荷取範囲、配達範囲の料金をそれぞれ設定できるため、例えば、荷物を配達していない荷取り料金を安くして多くの仕事を引き受ける等の自分の好みに合わせた料金設定ができるため、配達者Dの満足度を向上することができる。
また、販売店Sは、デリバリシステム1に登録することによって、配達者Dを自ら雇わずとも購入希望者Mに商品を配達できる。したがって、いままで配達できないことによって逃していた販売機会を得ることができるため、販売店Sの満足度が向上する。
なお、本実施例において、配達者Dが設定する荷取範囲及び配達範囲は、配達者Dの現在位置等を基準とする直線距離で定めた円形範囲で設定しているが、地図データとリンクして現在位置等の基準位置からの販売店S等の目的地までのルート検索に基づく移動距離で設定してもよい。
また、図22に示すように、荷取範囲及び配達範囲を地名で設定しても良く、さらには、荷取範囲および配達範囲のうちいずれか一方を地名で設定し、他方の範囲を基準値からの距離で設定しても良い。
このように、地名で荷取範囲や配達範囲を設定した場合、配達者Dは自分が設定している荷取範囲や配達範囲がどの程度なのか地図上で確認できるため、配達者Dの利便性を向上することができる。
さらには、各配達者Dに地名で範囲を設定するか、距離で設定するか等を選択できる構成であってもよい。これにより、既に運送業を営んでおり、ある程度の料金体系を有している配達者Dであっても、それまでの料金体系を活用して、本システムを利用することができるため、配達者Dの利便性が向上する。
なお、デリバリ注文画面70(図14)に配達指定時間の入力項目を備えてもよく、この場合管理サーバ10は、配達指定時間から配達時間及び荷取り時間を逆算し、配達者情報テーブル61(図2)に稼働時間を予め登録している配達者Dの中からその時間に稼動している配達者Dを検索してもよい。また、稼動状況の状況入力を逐次行う設定している配達者Dの中から、例えば、指定された配達先が拠点位置からの配達範囲に含まれる配達者Dを抽出し、配達時間指定のデリバリの予約がある旨を電子メール等の通知手段によって通知して、請け負う意思があるか否かの電子メール等の通知を配達者Dから受信し、請け負う意思のある配達者Dを検索結果として、表示する構成であってもよい。
また、上述の購入依頼処理において、配達者検索結果で該当する稼働中の配達者Dと稼働中でない配達者Dとが両方該当する場合や、在庫がある販売店Sと在庫がない販売店Sとが両方存在する場合には、両方ともを抽出して、抽出結果情報とデリバリ検索結果画面データとを購入希望者端末30に送信し、抽出結果情報およびデリバリ検索結果画面データを受信した購入希望者端末30によって表示装置31に出力されたデリバリ検索結果画面100(図17)の検索件数表示部101を、即日販売可能件数と予約販売可能件数の両方を出力する構成であってもよい。
これによって、購入希望者Mは即日販売デリバリプラントと予約販売デリバリプランとを比較して、自分に最適なデリバリプランを選択できるため、満足度を向上することができる。
さらには、荷取位置と配達先が荷取範囲と配達範囲に含まれる配達者Dが存在するものの、稼動中の配達者Dがいないため予約販売デリバリプランとして抽出されているが、購入希望者Mが急ぎの入手を希望する場合、荷取位置と配達先が荷取範囲と配達範囲に含まれる停止中の配達者Dにメール等で、デリバリを直接依頼できる直接依頼手段を備えてもよい。
これにより、荷取位置と配達先が荷取範囲と配達範囲に含まれる配達者Dが存在するものの、稼動中の配達者Dがいないために急いで入手できない購入希望者が、停止中の配達者Dに、メールで直接デリバリの依頼ができるため、購入希望者Mの利便性を高めることができる。さらには、停止中ではあるが、デリバリ依頼があれば稼動してもよいと考える配達者Dにとって、停止中のデリバリであるため割増料金を請求する等を購入希望者Mに交渉できるため、配達者Dの業務効率の良いデリバリを引き受けることができる。
なお、販売店Sは位置が固定された販売店のみならず屋台や車両による移動販売であってもよく、この場合、また、販売店端末20を、前記GPS機能を備えた配達者携帯端末で構成し、販売店情報テーブル64(図5)に配達者情報テーブル61(図2)と同様に状況入力方法と、現在位置の項目を付加し、GPS衛星200(図1)からの電波をキャッチした販売店端末20の現在位置情報を更新する構成とすればよく、デリバリシステム1の配達者検索においては、配達者Dの荷取範囲に販売店Sの現在位置が含まれるか否かの判定を行うことができる。これにより、移動販売する販売店Sであっても、販売店Sの現在位置でデリバリによる販売ができるため、販売店Sの販売機会が向上し、販売店Sの満足度が向上する。
また、配達者Dがデリバリシステム1にアクセスした際に配達者携帯端末40の表示装置41に配達者TOP画面を表示させ、その配達者TOP画面に自分が評価された評価結果を確認する評価確認画面に移行する評価確認ボタンを備え、評価確認画面に移行する構成であってもよい。
これにより、配達者Dは自己の業績に基づく評価を確認できるため、今後の業務姿勢を改善することができる。これにより、配達者Dのサービスの質が向上するため、デリバリシステム1を利用する購入希望者Mの満足度が向上する。また配達者Dのサービスの質の向上によってデリバリシステム1の信用も向上するため、デリバリシステム1を運営管理する前記システム管理者の満足度も向上することができる。
なお、評価のランキングに基づいて、配達者Dにが予め設定したデリバリ料金を割り増す構成を付加してもよい。これにより、配達者Dは、料金割増のために、評価向上につながる努力をするため、購入希望者Mにとって、満足度を向上する結果を得ることができる。
なお、上記実施例においては、自然人である配達者が個人で配達業務を行う場合について説明しているが、配達者は自然人に限定されず法人であってもよい。詳述すると、実際にデリバリを実施するのは法人に属する自然人であるが、本システム上の配達者は法人であり、その法人が依頼を受けたデリバリについてその法人に属する自然人である配達者に割り振ってデリバリを実施すればよい。
なお、上記実施例において購入希望者Mがデリバリシステム1を利用して販売店Sから購入する対象が商品であったが、販売店Sが販売する対象がマッサージやパソコンの教授のようなサービスであってもよい。また、販売店Sで商品を購入せず、荷取位置で指定された場所にある荷物を、配達先で指定された場所まで運搬するデリバリであってもよい。以下において、上記実施例に示したように販売店Sで商品を購入し、配達先まで配達するデリバリを買物デリバリ、荷取位置で指定された場所にある荷物を、配達先で指定された場所まで運搬するデリバリを運搬デリバリ、上記サービスを提供する人物を荷取位置から配達先まで送迎するデリバリを送迎デリバリとする。
また、1件のデリバリ依頼に上記買物デリバリ、運搬デリバリ、並びに送迎デリバリを組み合わせてもよく、もちろんいずれかを複数指定しても良い。さらに、1件のデリバリ依頼で複数のデリバリを組み合わせた場合に、料金を割り引く割引率を設定しても良い。
この場合、上記実施例の(ステップu6)でデリバリ注文画面70が表示される前に、図23に示すデリバリ種別指定画面150を表示画面31(図1)に表示すると共に、後述するように配達者情報テーブル61(図24)及び配達料金管理テーブル62に上記構成に対応するように、登録項目を増設し、さらには図25に示すように配達料金割引情報テーブル62aを管理DB11(図1)に登録すればよい。
このデリバリ種別指定画面150には、運搬デリバリの種類数を入力する運搬デリバリ種数入力部分151と、買物デリバリの種類数を入力する買物デリバリ種数入力部分152と、送迎デリバリの種類数を入力する送迎デリバリ種数入力部分153と、荷取位置の箇所数を入力する荷取位置箇所数入力部154と、配達先位置の箇所数を入力する配達先位置箇所数入力部155と、上記各入力部(151〜155)で入力された条件で、デリバリ注文画面70に移行する商品検索画面ボタン156と、前記購入希望者TOP画面に戻る戻るボタン157とを備えている。
詳述すると、運搬デリバリ種数入力部分151、買物デリバリ種数入力部分152、送迎デリバリ種数入力部分153、荷取位置箇所数入力部154、並びに配達先位置箇所数入力部155には、それぞれの種類数や箇所数を入力する入力テキストボックス151a,152a,153a,154a,155a,156aを備えている。
なお、上記各デリバリの種類数は、そのデリバリでのデリバリ対象の種類数であり、同一対象をデリバリするときは種類数は1となる。また、運搬デリバリ種数入力部分151、買物デリバリ種数入力部分152、並びに送迎デリバリ種数入力部分153にそれぞれ種類数1が入力されると、このデリバリ依頼におけるデリバリ種数は3となる。
また、荷取位置数、及び配達先数は、このデリバリ依頼における荷取位置の箇所数、および配達先の箇所数を示す。したがって、デリバリ種数の合計が1であり、荷取位置数も1であるが、配達先数が複数である場合は、1種類の商品を複数箇所に少しずつ配達することが予測される。逆に、買物デリバリ種数および荷取位置数が複数であり、配達先数が1つである場合は、購入依頼者が自分の代わりに、複数の販売店Sで商品を購入し、その商品のデリバリを依頼することが予測される。
上述したように、デリバリ種別指定画面150で、各デリバリ種数、荷取位置数、ならびに配達先数を入力し、商品検索画面ボタン156が押下されると、購入希望者端末30は管理サーバ10に商品検索画面ボタン156押下情報を送信し、商品検索画面ボタン156押下情報を受信した管理サーバ10は購入希望者端末30にデリバリ注文画面70画面データに送信する。このとき、管理サーバ10は購入希望者端末30に各デリバリ種数の合計分のデリバリ注文画面70を送信し、デリバリ注文画面70データを受信した購入希望者端末30は表示装置31(図1)にデリバリ注文画面70を表示する。なお、各デリバリ種数の合計数より、荷取位置数や配達先数が多い場合、荷取位置や配達先位置のみが入力できるデリバリ注文画面70データを管理サーバ10は購入希望者端末30に送信する。また、買物、運搬、送迎とデリバリのカテゴリが同じデリバリ種類を同一のデリバリ注文画面70で入力できる構成であってもよい。
このようにして、複数のデリバリ注文画面70で入力されたデリバリ対象や、荷取及び配達先位置等のデリバリ依頼情報が、購入希望者端末30から管理サーバ10に送信されると、上記実施例のステップu11と同様に、管理サーバ10は、配達者を検索する。このとき、管理サーバ10は、デリバリ依頼情報から、まずデリバリのカテゴリを検出し、図24(a)に示すように、配達者情報テーブル61に格納するデリバリカテゴリ部分を確認し、対応可能な配達者Dのみをフィルタリングする構成である。
詳述すると、配達者情報テーブル61に運搬デリバリと、買物デリバリと、送迎デリバリのデリバリカテゴリ毎の項目を設定し、配達者Dが登録時に、自分が可能なデリバリカテゴリに1を格納することでフラグを立てている。これにより、配達者Dは、運搬手段に応じてデリバリ可能なカテゴリを設定している。また、買物デリバリの際、配達者Dは商品購入のための代金を立て替えることも想定されるため、立替を不可とする配達者Dは買物デリバリのカテゴリを不可として登録している。
このようにして、配達者検索は、まず、デリバリ依頼情報のデリバリカテゴリを許容する配達者Dの中から、複数の荷取位置や配達先位置が設定されている場合は、その複数の位置を全て前記荷取範囲、及び前記配達先範囲に含まれる配達者を前記フィルタリングプログラムによって抽出する。
次に、上記配達者検索で抽出された配達者Dの配達料金について詳述する。例えば、複数種のデリバリ種を含み、複数箇所での荷取および配達が設定されていた場合、原則として配達料金管理テーブル62で設定した料金を全て加算することとなる。しかし、複数の箇所で荷取するデリバリであっても、荷取位置同士が近くにある場合、配達者Dにとってそれほどの荷取のための手間は増えない。また、例えば荷取した商品を複数箇所に配達する場合であっても、配達先位置同士が近くにある場合、配達者Dにとってそれほどの荷取のための手間は増えない。したがって、その分を全て加算された料金から割り引く事ができる。なお、配達料金割引情報テーブル62aは、複数箇所の範囲毎に割引率を設定し、格納している。
なお、図24(b)に示すように、送迎デリバリの際の配達料金を、荷物の配達料金に乗じる係数を別途設定しても良く、その場合、送迎人数で設定すると良い。
このように、複数種のデリバリカテゴリを含み、複数箇所での荷取および配達が設定されていたデリバリ依頼に対し、そのデリバリカテゴリに対応可能、かつ複数箇所での荷取位置および配達先位置の全てを荷取範囲、および配達先範囲に含まれる配達者Dを抽出し、その抽出された配達者Dの配達料金管理テーブル62に格納された料金を合算し、その合算された料金に配達料金割引情報テーブル62aに格納された割引率を乗じて、最終的な合計金額を算出する。また、複数の配達者Dが抽出された場合、管理サーバ10は、この算出された最終的な合計金額を組み込んだデリバリ結果一覧表画面データを購入希望者端末30に送信し、デリバリ結果一覧表画面データを受信した購入希望者端末30は、表示装置31(図1)に図19に示すデリバリ結果一覧表表示画面110で比較可能に出力する。
これにより、1件のデリバリ依頼で、デリバリカテゴリに限定されることなく、複数種のデリバリを依頼できるため、購入希望者Mの利便性を向上することができる。
また、配達者Dは、自分の設定したデリバリカテゴリにおいて、自分で設定した範囲内での複数のデリバリの依頼を一度に請け負うことができる。したがって、1件のデリバリ依頼によるデリバリにおいて、予め設定した荷取範囲内、および配達範囲内で、複数の荷取り及び配達を行うことができるため、効率の良いデリバリを請負うことができ、配達者Dの満足度を向上することができる。
さらには、1件のデリバリ依頼において、複数種のデリバリを請け負うことで、その種数と、距離に応じた割引率を設定できるため、配達者D及び購入希望者Mにとっても、効率のよいデリバリの依頼および請負ができる。
さらに、他の実施例として、先ず、配達者Dは荷取範囲、配達範囲、ならびに電子メールアドレス等の配達者携帯端末40(図1)の連絡先を管理サーバ10に登録しておく。続いて購入希望者Mは、配達対象、荷取位置、配達先位置、ならびに入札期限を購入希望者端末30に入力し、購入希望者端末30は、該デリバリ情報を管理サーバ10に送信する。前記デリバリ情報を受信した管理サーバ10は、登録された配達者Dの中から配達対象のデリバリが可能で、且つ荷取位置、及び配達先位置が、荷取範囲、及び配達範囲に含まれる配達者Dを、前記フィルタリングプログラムで抽出し、抽出した配達者Dの配達者携帯端末40の全員に、電子メールプログラム等により、デリバリ情報メールを送信する。デリバリ情報メールを受信した配達者携帯端末40は表示装置41(図1)にデリバリ情報メールを出力する。配達者Dは、出力されたデリバリ情報メールに基づいて、管理サーバ10に対して、デリバリ料金やデリバリ可能日時等の見積を示す見積メールを送信する。前記入札期限になったときに、管理サーバ10は、受信した複数の該見積メールの中から、フィルタリングプログラムによって、購入希望者Mが希望する最適条件の見積メールを抽出し、その最適条件である見積メールを発信した配達者Dへのデリバリの依頼を決定する。
なお、管理サーバ10は、配達者携帯端末40に電子メールで前記デリバリ情報を送信したが、これに限定されず、電話やFAXでデリバリ情報を送信し、電話やFAXで見積を受信しても良い。
さらに、管理サーバ10がフィルタリングプログラムで最好条件の見積を抽出したが、管理サーバ10が入札期限に、受信した見積を一覧表示して購入希望者端末30に送信し、表示装置31に出力された見積一覧を確認した購入希望者Mが自分に適した見積を選定し、その見積を設定した配達者Dにデリバリを依頼する構成であってもよい。
また、受信した見積を管理サーバ10で公開し、管理サーバ10にアクセスした購入希望者端末30や配達者携帯端末40から閲覧できる構成としても良い。この場合、配達者携帯端末40を介して他の抽出された配達者Dからの見積を確認し、その見積を上回る好条件の見積を管理サーバ10に送信し、その見積を閲覧する購入希望者Mが、最適条件であると認識した時点で、配達者Dから決定入力し、その見積を設定した配達者Dに依頼する構成であってもよい。なお、予め最適条件を管理サーバ10に入力しておき、その最適条件を上回る見積を受信した際に、自動的に決定される構成であってもよい。
これにより、入手までに時間的余裕のある購入希望者Mにとって、希望するデリバリにおいて、好条件のデリバリを依頼することができるため、購入希望者Mの満足度をさらに向上することができる。
また、配達者Dにとって、デリバリ情報メールに応じてその都度、見積を設定できるため、状況に合わせた見積を設定できる。したがって、効率の良いデリバリを行うことができる。
さらには、同一のデリバリ情報に基づいて複数の見積を得ることができ、さらには、その見積が公開され、それを他の配達者Dが確認できる構成であれば、競争原理が働き、購入希望者Mにとってよりよい条件でのデリバリを依頼することができる。
なお、配達者Dによって最低デリバリ金額を設定し、デリバリ料金が上記最低デリバリ金額を下回る場合は、該最低デリバリ金額をデリバリ料金とする構成であってもよい。
この場合、配達料金管理テーブル62(図3)に最低デリバリ金額を登録するとともに、前記管理サーバ10の記憶装置に、算出金額比較プログラムを格納する。前記デリバリ料金算出プログラムによって上述したようにデリバリ料金を算出し、算出された上記デリバリ料金と上記最低デリバリ金額とを上記算出金額比較プログラムによって比較する。ここで、上記デリバリ料金が上記最低デリバリ金額より高額である場合はデリバリ料金をそのままデリバリ料金とし、上記デリバリ料金が上記最低デリバリ金額より低額である場合は最低デリバリ金額をデリバリ料金として、上述した以降の処理を行う。
これにより、配達者Dはそれぞれに設定した荷取料金や配達料金によって算出されたデリバリ料金が低額である場合であっても、最低デリバリ料金によってデリバリを請負うことができるため、配達者Dの満足度を向上することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
配達者情報は、配達者情報テーブル61の各項目に格納された登録情報に対応し、
以下同様に、
配達依頼者は、購入希望者Mに対応し、
状態情報は、配達者情報テーブル61の稼働状況の項目に格納された登録情報に対応し、
記憶手段は、管理データベース(DB)11に対応し、
状態情報更新手段は、更新プログラムに対応し、
購入依頼情報受付手段は、デリバリ注文画面70に対応し、
引渡位置情報は、販売店情報テーブル64の位置の項目に格納された登録情報に対応し、
荷取範囲情報は、配達者情報テーブル61の荷取範囲と基準の各項目に格納された登録情報に対応し、
配達範囲情報は、配達者情報テーブル61の配達範囲と基準の各項目に格納された登録情報に対応し、
配達先位置情報は、顧客情報管理テーブル66の配達先の項目に格納された登録情報に対応し、
配達者抽出手段は、フィルタリングプログラムに対応し、
出力手段は、表示装置12、表示装置21、表示装置31および表示装置41に対応し、
荷取料金情報は、配達料金管理テーブル62の荷取基本料金の項目に格納された登録情報に対応し、
配達料金情報は、配達料金管理テーブル62の配達基本料金の項目に格納された登録情報に対応し、
配達者位置情報は、配達者情報テーブル61の現在位置の項目に格納された登録情報に対応し、
配達可能種別情報は、他の実施例の配達者情報テーブル61の配達デリバリ、買物デリバリ、ならびに送迎デリバリに格納された登録情報に対応し、
配達種別指定手段はデリバリ種別指定画面150に対応し、
サービス提供者は、販売店Sに対応し、
サービス提供者情報は、販売店情報テーブル64の各項目に格納された登録情報に対応し、
在庫情報は、レジスタからの在庫情報データに対応し、
在庫情報更新手段は、レジスタ、前記在庫管理プログラム並びに前記更新プログラムに対応し、
即時購入依頼情報は、購入決定ボタン押下情報に対応し、
予約購入依頼情報は、予約購入決定ボタン押下情報に対応し、
評価受付手段は、評価登録処理に対応するも
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
デリバリシステムのシステム構成図。 配達者情報テーブルの説明図。 配達料金管理テーブルの説明図。 評価情報管理テーブルの説明図。 販売店情報テーブルの説明図。 在庫情報管理テーブルの説明図。 商品区分の説明図。 顧客情報管理テーブルの説明図。 ランキング基準テーブルの説明図。 配達手段基準テーブルの説明図。 配達者情報登録・更新処理のフロー図。 販売店情報登録・更新処理のフロー図。 購入依頼処理のフロー図。 デリバリ注文画面の画面イメージ図。 商品検索画面の画面イメージ図。 荷取範囲および配達範囲の説明図。 デリバリ検索結果画面の画面イメージ図。 並び替えの説明図。 デリバリ結果一覧表表示画面の画面イメージ図。 デリバリ内容詳細画面の画面イメージ図。 評価内容表示画面の画面イメージ図。 他の実施例の荷取範囲管理テーブルおよび配達範囲管理テーブルの説明図。 他の実施例のデリバリ種別指定画面の画面イメージ図。 他の実施例の配達者の管理テーブルの説明図。 他の実施例の配達料金割引情報テーブルの説明図。
符号の説明
1…デリバリシステム
11…管理データベース(DB)
12、21、31、41…表示装置
22…レジスタ
61…配達者情報テーブル
62…配達料金管理テーブル
64…販売店情報テーブル
66…顧客情報管理テーブル
70…デリバリ注文画面
150…デリバリ種別指定画面
200…GPS衛星
D,D1,D2,D3,…配達者
M…購入希望者
S,S1,S2…販売店

Claims (9)

  1. 配達対象の配達を希望する配達依頼者の配達依頼情報の受付を許容する配達依頼情報受付手段と、
    上記配達依頼者の依頼に基づいて、配達対象を配達する配達者に関する配達者情報を複数記憶する記憶手段と、
    前記配達依頼情報に基づいて、前記配達者を抽出する配達者抽出手段とを備え、
    前記配達者情報に、
    各配達者の設定した荷取する場所の範囲に関する荷取範囲情報と、配達する場所の範囲に関する配達範囲情報とを具備し、
    前記配達依頼情報に、
    配達対象を荷取りする荷取位置に関する前記荷取位置情報、及び配達対象を配達する配達先位置を示す配達先位置情報を具備し、
    前記配達者抽出手段を、
    前記荷取位置が前記荷取範囲に含まれ、且つ前記配達先位置が前記配達範囲に含まれる配達者を抽出する構成とした
    デリバリシステム。
  2. 前記配達依頼情報受付手段を、
    複数の前記荷取位置情報、及び前記配達先位置情報を具備する配達依頼情報の受付を許容する構成とし、
    前記配達者抽出手段を、
    前記配達依頼情報に具備された前記荷取位置、及び前記配達先位置の全てを前記荷取範囲、及び前記配達範囲に含む配達者を抽出する構成とした
    請求項1に記載のデリバリシステム。
  3. 前記配達者情報に、前記配達者が配達可能な配達種別に関する配達可能種別情報を具備し、
    前記配達依頼者が配達を希望する前記配達種別を指定する配達種別指定手段を備え、
    前記配達者抽出手段を、
    上記配達種別指定手段で指定された配達対象の配達が可能な配達者を抽出する構成とした
    請求項1又は2に記載のデリバリシステム。
  4. 前記記憶手段に、前記配達者の稼動又は停止の状態に関する状態情報を記憶し、
    該状態情報の更新を受付ける状態情報更新手段を備え、
    前記配達依頼情報受付手段を、
    前記状態情報に基づいて、前記配達者が稼動状態であるか否かを判定し、判定結果が稼動中である場合に、前記配達依頼情報の受付を許容する構成とした
    請求項1、2あるいは3に記載のデリバリシステム。
  5. 前記荷取範囲情報に、荷取の料金に関する荷取料金情報を具備し、
    前記配達範囲情報に、配達の料金に関する配達料金情報を具備し、
    前記出力手段を、
    前記配達者抽出手段によって抽出された配達者を、前記荷取料金情報と配達料金情報とに基づいて比較可能に出力する構成とした
    請求項1から4のうちいずれか1つに記載のデリバリシステム。
  6. 前記記憶手段に、前記配達者の位置に関する配達者位置情報を記憶し、
    該配達者位置情報の更新を受付ける位置情報更新手段を備え、
    前記出力手段を、
    前記配達者抽出手段によって抽出された配達者を、前記位置情報に基づいて比較可能に出力する構成とした
    請求項1から5のうちいずれか1つに記載のデリバリシステム。
  7. 少なくとも前記配達者を評価する評価情報を受付ける評価受付手段を備え、
    前記出力手段を、
    前記配達者抽出手段によって抽出された配達者を、前記評価情報に基づいて比較可能に出力する構成とした
    請求項1から6のうちいずれか1つに記載のデリバリシステム。
  8. 前記記憶手段に、配達対象であるサービスを提供するサービス提供者に関するサービス提供者情報と、前記サービス提供者の前記サービスの在庫に関する在庫情報とを記憶し、
    該在庫情報の更新を受付ける在庫情報更新手段を備え、
    前記配達依頼情報受付手段を、
    前記在庫情報に基づいて、前記サービス提供者の前記サービスの在庫があるか否かを判定し、前記配達者が稼働中かつ、前記判定結果が在庫ありの場合に、前記配達依頼情報の受付を許容する構成とした
    請求項1から7のうちいずれか1つに記載のデリバリシステム。
  9. 前記配達依頼情報受付手段を、
    前記受付許容された配達依頼情報を、稼働中の配達者がサービス提供者の前記サービスを前記配達依頼者に配達する即時配達依頼情報とし、
    前記受付許容されなかった配達依頼情報を、稼働中でない配達者が稼動してから前記サービスを前記配達依頼者に配達する、あるいは前記配達者が在庫ありとなった前記サービス提供者の前記サービスを前記配達依頼者に配達する予約配達依頼情報として受付許容する構成とした
    請求項8に記載のデリバリシステム。
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