JP2018026051A - 依頼装置及びその依頼方法 - Google Patents

依頼装置及びその依頼方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018026051A
JP2018026051A JP2016158770A JP2016158770A JP2018026051A JP 2018026051 A JP2018026051 A JP 2018026051A JP 2016158770 A JP2016158770 A JP 2016158770A JP 2016158770 A JP2016158770 A JP 2016158770A JP 2018026051 A JP2018026051 A JP 2018026051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
request
information
requestee
terminal
requester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016158770A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6834075B2 (ja
Inventor
幹 大石
Miki Oishi
幹 大石
翔太 福山
Shota Fukuyama
翔太 福山
篤志 尾中
Atsushi Onaka
篤志 尾中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Research Institute Ltd
Original Assignee
Japan Research Institute Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Research Institute Ltd filed Critical Japan Research Institute Ltd
Priority to JP2016158770A priority Critical patent/JP6834075B2/ja
Publication of JP2018026051A publication Critical patent/JP2018026051A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6834075B2 publication Critical patent/JP6834075B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】所定の地域における交通システムを利用して、外出することができないユーザの便宜を図ることが可能な依頼装置及びその依頼方法を提供する。【解決手段】依頼サーバ10は、依頼情報受信手段102と、被依頼者選択手段103と、依頼情報送信手段104と、受託情報受信手段105と、依頼完了情報送信手段106と、を備える。依頼情報受信手段102は、依頼者端末から要望を示す依頼情報を受信する。被依頼者選択手段103は、依頼情報に応じて、要望を依頼可能な被依頼者を選択する。依頼情報送信手段104は、選択された被依頼者の被依頼者端末に、依頼情報を送信する。受託情報受信手段105は、被依頼者端末から、受託情報を受信する。依頼完了情報送信手段106は、受託情報受信手段105が受託情報を受信した場合に、依頼者端末に、依頼完了情報を送信する。【選択図】図2

Description

本発明は、所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、車両を用いる要望を依頼する依頼者に操作される依頼者端末及び車両により移動し、要望が依頼される被依頼者に操作される被依頼者端末と、ネットワークを介して接続され、依頼者からの要望を被依頼者に依頼する依頼装置及びその依頼方法に関する。
近年、地域の活性化、人々の健康管理、エネルギー対策等における課題を解決する交通システムが提案されている。
このような交通システムにおいて、ユーザが移動体を使用するスケジュール情報を生成し、ユーザ端末に送信する。このとき、スケジュール情報提供手段が、サービサ情報収集手段が受信したサービサ情報、ユーザの移動体の使用履歴、ユーザ情報収集手段が受信した他のユーザのユーザ情報に基づき、ユーザ端末に送信するスケジュール情報を生成する外出スケジュール自動作成装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
このような外出スケジュール自動作成装置によれば、利用者である地域住民に外出スケジュールを提供し、地域住民の外出を促すことで、地域の活性化や、地域住民の健康管理等が可能となる。
特開2015−92327号公報
ところで、乳幼児をもつ家庭では、子供が病気になっている場合や子供を寝かしつけている場合等により、ちょっとした買い物や、子供の送り迎えがしたくても、家を出られないことがある。このような場合、ちょっとした買い物であっても、ネットスーパー等を利用すると、例えば、ユーザの所在地から離れた場所(例えば、県外等)に設けられている配送センターから商品が発送されるため、配送料や配達時間の問題が生ずる。また、子供の送り迎え等では、全く面識のない第三者に依頼するのは安全面に問題ある。
そこで本発明では、上記のような課題に鑑み、所定の地域における交通システムを利用して、外出することができないユーザの便宜を図ることが可能な依頼装置及びその依頼方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の依頼装置は、以下のような解決手段を提供する。
(1)本発明の第1の態様では、依頼装置は、所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、前記車両を用いる要望を依頼する依頼者に操作される依頼者端末及び前記車両により移動し、前記要望が依頼される被依頼者に操作される被依頼者端末と、ネットワークを介して接続され、前記依頼者からの前記要望を前記被依頼者に依頼する依頼装置であって、
前記依頼者端末から前記要望を示す依頼情報を受信する依頼情報受信手段と、
前記依頼情報受信手段が受信した前記依頼情報に応じて、前記要望を依頼可能な前記被依頼者を選択する被依頼者選択手段と、
前記被依頼者選択手段により選択された前記被依頼者の前記被依頼者端末に、前記依頼情報を送信する依頼情報送信手段と、
前記被依頼者端末から、前記依頼情報が示す前記要望を受託することを示す受託情報を受信する受託情報受信手段と、
前記受託情報受信手段が前記受託情報を受信した場合に、前記依頼者端末に、前記要望が受託されたことを示す依頼完了情報を送信する依頼完了情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
(2)また、本発明は、(1)の依頼装置において、前記被依頼者端末から、前記車両の出発地と目的地とを示す情報を含む経路情報を受信する経路情報受信手段を、更に備え、
前記被依頼者選択手段は、前記依頼情報が示す前記要望を実現可能な場所である実現地に基づき、前記経路情報受信手段が受信した前記経路情報を参照して、前記要望を依頼可能な前記被依頼者を選択することとしてもよい。
(3)また、本発明は、(1)又は(2)の依頼装置において、前記依頼者及び前記被依頼者は、前記交通システムのユーザであり、
ユーザ毎に、前記要望を依頼する場合に利用可能な依頼ポイントを記憶する依頼ポイント記憶手段と、
前記依頼者端末及び/又は前記被依頼者端末から、前記要望が完遂したことを示す完遂情報を受信する完遂情報受信手段と、
前記完遂情報受信手段が前記依頼者端末及び/又は前記被依頼者端末から前記完遂情報を受信した場合に、前記依頼ポイント記憶手段に記憶された前記依頼者であったユーザの前記依頼ポイントから所定数のポイントを減算し、前記依頼ポイント記憶手段に記憶された前記被依頼者であったユーザの前記依頼ポイントに所定数のポイントを加算する依頼ポイント算出手段と、を更に備えてもよい。
(4)また、本発明は、(3)の依頼装置において、ユーザ毎に、金銭的価値を示す価値情報を記憶する価値情報記憶手段と、
前記要望が実現される店舗の店舗端末から、前記依頼者の前記要望に基づく商品の購入金額を示す購入金額情報に、前記依頼者を識別する識別情報と、前記店舗において実際に決済した前記被依頼者を識別する識別情報と、が対応付けられた決済情報を受信する決済情報受信手段と、
前記完遂情報受信手段が前記依頼者端末及び/又は前記被依頼者端末から前記完遂情報を受信した場合に、前記価値情報記憶手段に記憶された前記依頼者であったユーザの前記価値情報から、前記決済情報受信手段が受信した前記決済情報の前記購入金額情報の金銭的価値を減算し、前記価値情報記憶手段に記憶された前記被依頼者であったユーザの前記価値情報に、前記決済情報受信手段が受信した前記決済情報の前記購入金額情報の金銭的価値を加算する金銭的価値授受手段と、を更に備えてもよい。
(5)本発明の第2の態様では、依頼方法は、所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、前記車両を用いる要望を依頼する依頼者に操作される依頼者端末及び前記車両により移動し、前記要望が依頼される被依頼者に操作される被依頼者端末と、ネットワークを介して接続され、前記依頼者からの前記要望を前記被依頼者に依頼する依頼装置による依頼方法であって、
前記依頼者端末から前記要望を示す依頼情報を受信するステップと、
前記依頼情報に応じて、前記要望を依頼可能な前記被依頼者を選択するステップと、
前記被依頼者の前記被依頼者端末に、前記依頼情報を送信するステップと、
前記被依頼者端末から、前記依頼情報が示す前記要望を受託することを示す受託情報を受信するステップと、
前記受託情報を受信した場合に、前記依頼者端末に、前記要望が受託されたことを示す依頼完了情報を送信するステップと、を含むことを特徴とする。
(6)本発明の第3の態様では、プログラムは、所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、前記車両を用いる要望を依頼する依頼者に操作される依頼者端末及び前記車両により移動し、前記要望が依頼される被依頼者に操作される被依頼者端末と、ネットワークを介して接続され、前記依頼者からの前記要望を前記被依頼者に依頼する依頼装置を制御するコンピュータを、
前記依頼者端末から前記要望を示す依頼情報を受信する依頼情報受信手段、
前記依頼情報受信手段が受信した前記依頼情報に応じて、前記要望を依頼可能な前記被依頼者を選択する被依頼者選択手段、
前記被依頼者選択手段により選択された前記被依頼者の前記被依頼者端末に、前記依頼情報を送信する依頼情報送信手段、
前記被依頼者端末から、前記依頼情報が示す前記要望を受託することを示す受託情報を受信する受託情報受信手段、
前記受託情報受信手段が前記受託情報を受信した場合に、前記依頼者端末に、前記要望が受託されたことを示す依頼完了情報を送信する依頼完了情報送信手段、として機能させるためのものである。
本発明によれば、所定の地域における交通システムを利用して、外出することができないユーザの便宜を図ることが可能な依頼装置及びその依頼方法を提供できる。
本発明が適用される交通システムにおける依頼サーバによる依頼サービスの概念を説明する図である。 本発明の実施形態に係る交通システムにおける依頼サーバ、ユーザ端末及び店舗端末の機能構成を示す図である。 配車DBに格納されるデータを表形式で模式的に示す図である。 決済DBに格納されるデータを表形式で模式的に示す図である。 ユーザDBに格納されるデータを表形式で模式的に示す図である。 ユーザ端末入出力手段に表示される要望を受け付け可能な依頼画面の一例である。 ユーザ端末入出力手段に表示される要望を受託可能な受託画面の一例である。 ユーザ端末入出力手段に表示される要望を受託可能な受託画面の一例である。 店舗端末入出力手段に表示される決済画面の一例である。 本発明の実施形態に係る依頼サーバが実行する依頼処理フローを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以降の図においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。また、機能構成の図において、機能ブロック間の矢印は、データの流れ方向、又は処理の流れ方向を表す。
(基本概念/基本構成)
図1は、本発明が適用される交通システムにおける依頼サーバによる依頼サービスの概念を説明する図である。交通システム1は、所定の地域内で車両Cを運用し、当該地域における交通の利便性を向上し、当該地域において、店舗等(例えば、スーパマーケットやコンビニ等の小売店、公共交通機関、役所、病院、学校、幼稚園等)における人や物の移動需要を喚起し、当該地域を活性化することを目的としたものである。交通システム1における車両Cは、交通システム1を運営する組織が所有する車両であってもよいし、所定の地域内の複数の住民によりシェアされている車両であってもよいし、所定の地域内の住民や企業が所有している車両であってもよい。
また、交通システム1は、少なくとも、ユーザにより操作されるユーザ端末20と、ユーザ端末20とネットワークを介して接続された依頼サーバ10と、を備える。ユーザは、ある時は車両Cを用いる要望を依頼する依頼者であり、別の時は車両Cにより移動し、依頼者からの要望が依頼される被依頼者となり得る。以下の説明では、あるユーザが依頼者Aであり、別のユーザが被依頼者Bとなる例について説明する。また、依頼者Aが操作するユーザ端末20を依頼者端末20Aとも言い、被依頼者Bが操作するユーザ端末20を被依頼者端末20Bとも言う。
依頼装置の一例である依頼サーバ10による依頼サービスは、上記のような交通システム1において提供され、車両Cを用いる要望(例えば、日用品の買い物や、幼稚園児の送り迎え等)を依頼する依頼者Aからの要望を、車両Cにより移動する被依頼者Bに依頼するものである。
具体的には、依頼サービスにおいて、依頼者Aは、例えば、乳幼児の世話等で家を出ることができないにもかかわらず、不足した日用品(例えば、トイレットペーパや、紙オムツや、ミルク等)を早急に必要な場合に、依頼者端末20Aにより、不足した日用品を買ってきて欲しい旨の要望を示す依頼情報を依頼サーバ10に送信する。
依頼サーバ10は、依頼者端末20Aから要望を示す依頼情報を受信する。また、依頼サーバ10は、被依頼者端末20Bから、車両Cの出発地と目的地とを示す情報を含む経路情報を受信する。なお、図1では、被依頼者端末20Bの一例として、スマートフォンを示しているが、これに限らず、ユーザ端末20(被依頼者端末20B)は、例えば、車両Cに搭載されたカーナビゲーションシステムでもよい。この場合、被依頼者Bがこのユーザ端末20としてのカーナビゲーションシステムに目的地を入力すると、このカーナビゲーションシステムは、経路を算出し、この入力された目的地を示す情報及び算出した経路を示す情報を含む経路情報を、サーバ10に送信する。
そして、依頼サーバ10は、受信した依頼情報に応じて、要望を依頼可能な被依頼者を選択する。例えば、依頼サーバ10は、依頼者Aからの依頼情報が示す要望が「トイレットペーパを買ってきて欲しい。」というものであれば、トイレットペーパを販売している、例えば、スーパマーケットを目的地として車両Cを利用する予定の被依頼者Bを選択し、依頼情報をこの被依頼者Bの被依頼者端末20Bに送信する。
このような、依頼サーバ10における依頼情報と経路情報とのマッチングは、依頼情報が追加されたタイミングで行ってもよいし、経路情報が追加されたタイミングで行ってもよい。
被依頼者Bは、被依頼者端末20Bにより依頼情報を受信し、この依頼情報の要望を受託する場合には、依頼サーバ10に依頼情報が示す要望を受託することを示す受託情報を送信する。
依頼サーバ10は、被依頼者端末20Bから受託情報を受信した場合には、依頼者端末20Aに、要望が受託されたことを示す依頼完了情報を送信する。
これにより、被依頼者Bは、車両Cで自己の目的のために訪れた目的地において、依頼者Aの要望(例えば、トイレットペーパの買い出し)も済ませる。その後、被依頼者Bは、車両Cで、依頼者Aの家に要望に応じたもの(例えば、トイレットペーパ)を届ける。
このように、交通システム1における依頼サーバ10によれば、所定の地域における交通システムを利用して、外出することができないユーザの便宜を図ることが可能となる。
(機能構成)
図2は、本発明の実施形態に係る交通システムにおける依頼サーバ、ユーザ端末及び店舗端末の機能構成を示す図である。交通システム1は、所定の地域内で車両を運用するものであり、ユーザである依頼者からの要望を他のユーザである被依頼者に依頼する依頼サーバ10と、依頼サーバ10とネットワークを介して接続され、ユーザに操作されるユーザ端末20及び所定の地域内の店舗に管理されている店舗端末30と、を備える。以下の説明において、依頼者となったユーザに操作されるユーザ端末20を依頼者端末とも言い、被依頼者となったユーザに操作されるユーザ端末20を被依頼者端末とも言う。
(依頼サーバ10の構成)
依頼サーバ10は、経路情報受信手段101と、依頼情報受信手段102と、被依頼者選択手段103と、依頼情報送信手段104と、受託情報受信手段105と、依頼完了情報送信手段106と、決済情報受信手段107と、完遂情報受信手段108と、金銭的価値授受手段109と、依頼ポイント算出手段110と、配車データベース(以下、配車DB)120と、決済データベース(以下、決済DB)130と、ユーザデータベース(以下、ユーザDB)140と、を備える。
経路情報受信手段101は、被依頼者端末から、車両の出発地と目的地とを示す情報を含む経路情報を受信し、配車DB120に記憶する。
図3は、配車DB120に格納されるデータを表形式で模式的に示す図である。配車DB120は、交通システム1における車両の利用予定が格納されており、車両を利用するユーザのユーザIDに、車両により移動する予定日時を示す移動時間情報、車両の出発地を示す出発地情報及び車両により移動の目的地を示す目的地情報を含む経路情報が対応付けられて記憶されている。なお、出発地情報及び目的地情報は、位置を特定できれば、地番、固有名称、緯度・経度等の任意の態様で格納することができる。
図2に戻って、依頼情報受信手段102は、依頼者端末から要望を示す依頼情報を受信する。ここで、本実施形態において、「要望」は、買い物、幼稚園児の送迎等、車両を利用する第三者に依頼することが可能であれば、任意の態様であってよい。また、「要望」が買い物であった場合、依頼情報は、買ってきて欲しい物のみを示す態様でもよいし、買ってきて欲しい物に加え、買ってきて欲しい場所を指定する態様であってもよいし、更に、時間を指定する態様であってもよい。また、依頼情報受信手段102は、受信した依頼情報を受信した場合には、決済DB130に記憶する。具体的には、依頼情報受信手段102は、決済DB130(後述する図4参照)において、依頼情報を送信した依頼者のユーザIDに、例えば、依頼情報が示す、買ってきて欲しい物を示す商品情報(商品名等)を対応付けて、記憶する。
被依頼者選択手段103は、依頼情報受信手段102が受信した依頼情報に応じて、要望を依頼可能な被依頼者を選択する。詳細には、被依頼者選択手段103は、依頼情報が示す要望を実現可能な場所である実現地に基づき、経路情報受信手段101が受信した経路情報を参照して、要望を依頼可能な被依頼者を選択する。具体的には、被依頼者選択手段103は、配車DB120(図3参照)を参照して、最も早く依頼情報が示す要望が実現可能な被依頼者を選択する。例えば、図3に示す例では、依頼情報が示す要望が、「Yスーパーでトイレットペーパを買ってきて欲しい」旨であった場合、「Yスーパー」が実現地となり、この「Yスーパー」を目的地とするユーザは、ユーザID「U001」と「U011」の2人である。この場合、被依頼者選択手段103は、移動する予定日時がより早いユーザID「U001」のユーザを被依頼者として選択する。
また、被依頼者選択手段103は、依頼情報に対して、要望を依頼可能な被依頼者を選択できなかった場合には、当該依頼情報を保留する(例えば、決済DB130において、依頼情報に、被依頼者が選択できていない旨を示す保留フラグを対応付ける。)。そして、被依頼者選択手段103は、経路情報受信手段101が、新たに経路情報を受信した場合には、保留されていた依頼情報が示す要望を実現可能な場所である実現地に基づき、経路情報受信手段101が新たに受信した経路情報を参照して、要望を依頼可能な被依頼者を選択する。これにより、ある時点では要望を依頼できなくても、後から依頼できる場合があり、ユーザの利便性が向上する。
なお、依頼サーバ10が、複数の店舗から、それぞれの店舗端末30により、取扱商品及び商品の値段を示す情報を受信している場合、被依頼者選択手段103は、依頼者であるユーザの要望が特定の商品の購入のみの指定であれば、この特定の商品が最も安い店舗を実現地とし、この実現地を目的地とするユーザを被依頼者として選択してもよい。
依頼情報送信手段104は、被依頼者選択手段103により選択された被依頼者の被依頼者端末に、依頼情報を送信する。
受託情報受信手段105は、被依頼者端末から、依頼情報が示す要望を受託することを示す受託情報又は依頼情報が示す要望を受託することができない旨を示す非受託情報を受信する。なお、被依頼者選択手段103は、受託情報受信手段105が非受託情報を受信した場合、再度、配車DB120(図3参照)を参照して、依頼情報が示す要望が実現可能な被依頼者を選択する。
依頼完了情報送信手段106は、受託情報受信手段105が受託情報を受信した場合に、依頼者端末に、要望が受託されたことを示す依頼完了情報及び被依頼者を特定する情報(例えば、氏名や住所や連絡先等を示す情報)を送信する。
決済情報受信手段107は、要望が実現される店舗の店舗端末30から、依頼者の要望に基づき購入された商品名を示す商品情報、この商品の購入金額を示す購入金額情報に、依頼者を識別する識別情報と、店舗において実際に決済した被依頼者を識別する識別情報と、が対応付けられた決済情報を受信し、決済DB130に記憶する。
図4は、決済DB130に格納されるデータを表形式で模式的に示す図である。決済DB130は、依頼者を識別する識別情報の一例である依頼者ユーザIDに、依頼者の要望に基づき購入された商品名を示す商品情報、商品の購入金額を示す購入金額情報、店舗において実際に決済した被依頼者を識別する識別情報の一例である被依頼者ユーザID及び決済方法を示す決済方法情報が対応付けられている。
図2に戻って、完遂情報受信手段108は、依頼者端末及び/又は被依頼者端末から、要望が完遂したことを示す完遂情報を受信する。完遂情報は、例えば、依頼者の要望が特定の商品の購入であった場合、この特定の商品を購入した被依頼者から、依頼者に受け渡された後に、依頼者端末及び/又は被依頼者端末から、依頼サーバ10に送信される。
金銭的価値授受手段109は、完遂情報受信手段108が依頼者端末及び/又は被依頼者端末から完遂情報を受信した場合に、ユーザDB140に記憶された依頼者であったユーザの価値情報から、決済情報受信手段107が受信した決済情報の購入金額情報の金銭的価値を減算し、ユーザDB140に記憶された被依頼者であったユーザの価値情報に、決済情報受信手段107が受信した決済情報の購入金額情報の金銭的価値を加算する。
図5は、ユーザDB140に格納されるデータを表形式で模式的に示す図である。ユーザDB140は、ユーザを識別する識別情報の一例であるユーザIDに、ユーザの名前、ユーザの住所、金銭的価値を示す価値情報及び要望を依頼する場合に利用可能な依頼ポイントが対応付けられている。このようなユーザDB140は、ユーザ毎に、金銭的価値を示す価値情報を記憶する価値情報記憶手段として機能する。また、ユーザDB140は、ユーザ毎に、要望を依頼する場合に利用可能な依頼ポイントを記憶する依頼ポイント記憶手段として機能する。なお、価値情報は、電子マネーの残高を示す情報、クレジットカードによる支払い額を示す情報、現金の預かり金の残額を示す情報等、任意の金銭的価値を示す情報が含まれる。また、依頼ポイントは、依頼にのみ使えるポイントであってもよいし、物に交換可能なポイントであってもよいし、金銭的価値を有するポイントであってもよい。
図4に示す例において、ユーザID「U001」の被依頼者は、ユーザID「B025」の依頼者の要望に基づき、「トイレットペーパ」を「480」円で購入している。この場合、図5に示す例において、金銭的価値授受手段109は、ユーザDB140におけるユーザID「B025」の依頼者の価値情報「20,000」から「480」を減算し、価値情報を「19,520」に更新し、ユーザID「U001」の被依頼者の価値情報「30,000」に「480」を加算し、価値情報を「30,480」に更新する。
図2に戻って、依頼ポイント算出手段110は、完遂情報受信手段108が依頼者端末及び/又は被依頼者端末から完遂情報を受信した場合に、ユーザDB140に記憶された依頼者であったユーザの依頼ポイントから所定数のポイントを減算し、ユーザDB140に記憶された被依頼者であったユーザの依頼ポイントに所定数のポイントを加算する。なお、所定数のポイントは、任意の値であってよく、また、一定でもよいし、要望の内容に応じて変動してもよい。
図5に示す例において、例えば、所定数のポイントが「100」であった場合、依頼ポイント算出手段110は、ユーザDB140におけるユーザID「B011」の依頼者の依頼ポイント「300」から「100」を減算し、依頼ポイントを「200」に更新し、ユーザID「U001」の被依頼者の依頼ポイント「600」に「100」を加算し、依頼ポイントを「700」に更新する。
(ユーザ端末20の構成)
図2に戻って、ユーザ端末20は、各ユーザに適した機器で構成され(例えば、携帯端末、スマートフォン、タブレット端末、カーナビゲーションシステム、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器、ネットワークに接続可能なテレビ、冷蔵庫等の情報家電等)ている。ユーザ端末20は、上記のような機器そのものであってもよいし、上記の複数の機器と家庭内等のローカルネットワークを介して、情報交信可能な制御機器であってもよい。また、ユーザ端末20は、店舗に設置され、ユーザが操作可能な端末であってもよい。
ユーザ端末20は、ユーザ端末送受信手段21と、ユーザ端末制御手段22と、ユーザ端末入出力手段23と、を備える。ユーザ端末送受信手段21は、ユーザが依頼者となる場合には、ユーザ端末制御手段22の制御により、依頼情報及び完遂情報を送信し、依頼完了情報及び被依頼者を特定する情報を受信する。また、ユーザ端末送受信手段21は、ユーザが被依頼者となる場合には、ユーザ端末制御手段22の制御により、経路情報、受託情報、非受託情報及び完遂情報を依頼サーバ10に送信し、依頼情報を依頼サーバ10から受信する。
ユーザ端末制御手段22は、ユーザの操作を受け付け、上記各種情報を依頼サーバ10に送受信するための画面をユーザ端末入出力手段23に表示する制御を行う。ユーザ端末入出力手段23は、ユーザ端末制御手段22の制御により、ユーザの操作を受け付けるとともに、上記各種情報を依頼サーバ10に送受信するための画面を表示する。
図6は、ユーザ端末入出力手段に表示される要望を受け付け可能な依頼画面の一例である。ユーザは、依頼者となる場合、ユーザ端末入出力手段23に表示された依頼画面において、ユーザIDと要望を入力し、「依頼」ボタンをタップする。これにより、ユーザ端末制御手段22は、ユーザ端末送受信手段21により、入力された要望を示す依頼情報をユーザIDと対応付けて、依頼サーバ10に送信する。なお、ユーザ端末20が音声認識機能を備えることで、ユーザは、ユーザIDや要望を音声により入力することもできる。
図7は、ユーザ端末入出力手段に表示される要望を受託可能な受託画面の一例である。ユーザは、被依頼者となる場合、ユーザ端末入出力手段23に表示された受託画面において、依頼者の要望を確認し、ユーザIDを入力し、「受託」ボタンをタップする。これにより、ユーザ端末制御手段22は、ユーザ端末送受信手段21により、要望を受託することを示す受託情報をユーザIDと対応付けて、依頼サーバ10に送信する。一方、ユーザにより、「非受託」ボタンがタップされた場合、ユーザ端末制御手段22は、ユーザ端末送受信手段21により、要望を受託しないことを示す非受託情報をユーザIDと対応付けて、依頼サーバ10に送信する。
図8は、ユーザ端末入出力手段に表示される要望を受託可能な受託画面の一例である。図8に示す例は、例えば、店舗の入口に設置された端末を、ユーザ端末20として機能させた場合の受託画面である。この場合、ユーザは、この受託画面において、依頼者の要望を確認し、例えば、複数の要望がある場合、受託するものを選択し、ユーザIDを入力し、「受託」ボタンをタップする。これにより、ユーザ端末制御手段22は、ユーザ端末送受信手段21により、選択された要望を受託することを示す受託情報をユーザIDと対応付けて、依頼サーバ10に送信する。一方、ユーザにより選択されなかった要望は、ユーザ端末制御手段22が、ユーザ端末送受信手段21により、要望を受託しないことを示す非受託情報をユーザIDと対応付けて、依頼サーバ10に送信する。また、ユーザ端末20を店舗の入口に設置された端末で構成した場合、例えば、受託された要望の商品の位置を示す店舗内の地図を印刷することで、被依頼者の便宜を図ることもできる。また、ユーザ端末20を店舗の入口に設置された端末で構成した場合、当該端末に磁気やバーコードを読み取る機器を備えることで、ユーザは、ユーザIDが記憶されたカードを読み取らせたり、ユーザIDを示すバーコードが印刷されたカードや、ユーザIDを示すバーコードをスマートフォンに表示させ、バーコードを読み取らせたりすることで、ユーザIDの入力を省力化することができる。
(店舗端末30の構成)
図2に戻って、店舗端末30は、サービスを提供する事業者のコンピュータシステムであって、例えば、既に述べたように、当該地域における店舗等(例えば、スーパマーケットやコンビニ等の小売店、公共交通機関、役所、病院、学校、幼稚園等)のコンピュータシステムのサーバ、レジスター、端末を含む。なお、交通システム1において、依頼者と被依頼者との間で、要望に基づき店舗で購入した商品の支払いを現金で行う場合等は、店舗端末30を省略してもよい。
店舗端末30は、店舗端末送受信手段31と、店舗端末制御手段32と、店舗端末入出力手段33と、を備える。店舗端末送受信手段31は、店舗端末制御手段32の制御により、依頼サーバ10に、依頼者の要望に基づき購入された商品名を示す商品情報、この商品の購入金額を示す購入金額情報に、依頼者を識別する依頼者ユーザIDと、店舗において実際に決済した被依頼者を識別する被依頼者ユーザIDと、が対応付けられた決済情報を送信する。
店舗端末制御手段32は、店舗の職員等の操作を受け付け、決済情報を依頼サーバ10に送受信するための画面を店舗端末入出力手段33に表示する制御を行う。店舗端末入出力手段33は、店舗端末制御手段32の制御により、職員等の操作を受け付けるとともに、決済情報を依頼サーバ10に送受信するための決済画面を表示する。
図9は、店舗端末入出力手段に表示される決済画面の一例である。図9に示す例は、店舗端末30が店舗の利用者が購入する商品を決済するレジスターで構成されている。店舗端末入出力手段33には、店舗端末制御手段32の制御により、被依頼者が自己のために購入した商品と、これらの商品の金額が表示される通常の決済画面と、この通常の決済画面とは別に、依頼者の名前とユーザIDと、依頼者の要望に基づき購入した商品と、これらの商品の金額が表示される受託購入商品画面が表示されている。そして、店舗の職員等により、「決済」ボタンが操作されると、店舗端末制御手段32は、店舗端末送受信手段31により、決済情報を依頼サーバ10に送信する。なお、この例のような場合、店舗端末30としてのレジスターは、レシートにおいても、被依頼者が自己のために購入した商品と、これらの商品の金額が表示される通常部分と、依頼者の名前とユーザID、依頼者の要望に基づき購入した商品及びこれらの商品の金額が表示される受託購入商品部分と、を分けて印刷してもよい。これにより、例えば、購入した商品を、依頼者と現金により交換する場合、このようなレシートを見れば、明細が明らかとなり、金銭トラブルを防止できる。
上記の本システムの機能構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロック(データベース及び機能処理部)を分割したり、複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成したりしてもよい。各機能処理部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラム(例えば、基幹ソフトや上述のキャラクタ生成アプリ等)を読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベース(DB)は、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。
(処理フロー)
以降の処理フロー図(フローチャート)においては、各ステップの入力と出力の関係を損なわない限り、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。図10は、本発明の実施形態に係る依頼サーバが実行する依頼処理フローを示す図である。
ステップS1において、経路情報受信手段101は、被依頼者端末から、車両の出発地と目的地とを示す情報を含む経路情報を受信し、配車DB120に記憶する。
ステップS2において、依頼情報受信手段102は、依頼者端末から要望を示す依頼情報を受信する。
ステップS3において、被依頼者選択手段103は、ステップS1で経路情報受信手段101が受信した経路情報及びステップS2で依頼情報受信手段102が受信した依頼情報に応じて、要望を依頼可能な被依頼者を選択する。
ステップS4において、依頼情報送信手段104は、ステップS3で被依頼者選択手段103により選択された被依頼者の被依頼者端末に、依頼情報を送信する。
ステップS5において、受託情報受信手段105は、被依頼者端末から、依頼情報が示す要望を受託することを示す受託情報を受信したか否かを判定し、受託情報を受信したと判定した場合にはステップS6に処理を移し、受託情報を受信していない(依頼情報が示す要望を受託することができない旨を示す非受託情報を受信した)と判定した場合にはステップS3に処理を戻す。
ステップS6において、依頼完了情報送信手段106は、依頼者端末に、要望が受託されたことを示す依頼完了情報及び被依頼者を特定する情報を送信する。
ステップS7において、決済情報受信手段107は、要望が実現される店舗の店舗端末30から、依頼者の要望に基づき購入された商品名を示す商品情報、この商品の購入金額を示す購入金額情報に、依頼者を識別する識別情報と、店舗において実際に決済した被依頼者を識別する識別情報と、が対応付けられた決済情報を受信する。
ステップS8において、完遂情報受信手段108は、依頼者端末及び/又は被依頼者端末から、要望が完遂したことを示す完遂情報を受信する。
ステップS9において、金銭的価値授受手段109は、ユーザDB140に記憶された依頼者であったユーザの価値情報から、ステップS7で決済情報受信手段107が受信した決済情報の購入金額情報の金銭的価値を減算し、ユーザDB140に記憶された被依頼者であったユーザの価値情報に、ステップS7で決済情報受信手段107が受信した決済情報の購入金額情報の金銭的価値を加算する。
ステップS10において、依頼ポイント算出手段110は、ユーザDB140に記憶された依頼者であったユーザの依頼ポイントから所定数のポイントを減算し、ユーザDB140に記憶された被依頼者であったユーザの依頼ポイントに所定数のポイントを加算する。
(実施形態の効果)
本実施形態によれば、依頼サーバ10は、所定の地域内で車両を運用する交通システム1において、車両を用いる要望を依頼する依頼者に操作される依頼者端末及び車両により移動し、要望が依頼される被依頼者に操作される被依頼者端末と、ネットワークを介して接続され、依頼者からの要望を被依頼者に依頼する。依頼サーバ10は、依頼情報受信手段102と、被依頼者選択手段103と、依頼情報送信手段104と、受託情報受信手段105と、依頼完了情報送信手段106と、を備える。依頼情報受信手段102は、依頼者端末から要望を示す依頼情報を受信する。被依頼者選択手段103は、依頼情報受信手段102が受信した依頼情報に応じて、要望を依頼可能な被依頼者を選択する。依頼情報送信手段104は、被依頼者選択手段103により選択された被依頼者の被依頼者端末に、依頼情報を送信する。受託情報受信手段105は、被依頼者端末から、依頼情報が示す要望を受託することを示す受託情報を受信する。依頼完了情報送信手段106は、受託情報受信手段105が受託情報を受信した場合に、依頼者端末に、要望が受託されたことを示す依頼完了情報を送信する。
これにより、依頼者は、車両を用いる必要があるような要望を、自らは外出せずに、被依頼者に依頼することが可能となる。したがって、所定の地域における交通システムを利用して、外出することができないユーザの便宜を図ることが可能となる。
また、依頼サーバ10は、経路情報受信手段101を、更に備える。経路情報受信手段101は、被依頼者端末から、車両の出発地と目的地とを示す情報を含む経路情報を受信する。そして、被依頼者選択手段103は、依頼情報が示す要望を実現可能な場所である実現地に基づき、経路情報受信手段101が受信した経路情報を参照して、要望を依頼可能な被依頼者を選択する。
これにより、依頼者は、車両を用いる必要があるような要望を、被依頼者自らの用事のついでに依頼することが可能となるので、被依頼者の負担や依頼者の心理的な負担を軽減することが可能となる。
また、依頼サーバ10は、ユーザDB140と、完遂情報受信手段108と、依頼ポイント算出手段110と、を備える。ユーザDB140は、ユーザ毎に、要望を依頼する場合に利用可能な依頼ポイントを記憶する。完遂情報受信手段108は、依頼者端末及び/又は被依頼者端末から、要望が完遂したことを示す完遂情報を受信する。依頼ポイント算出手段110は、完遂情報受信手段108が依頼者端末及び/又は被依頼者端末から完遂情報を受信した場合に、ユーザDB140に記憶された依頼者であったユーザの依頼ポイントから所定数のポイントを減算し、ユーザDB140に記憶された被依頼者であったユーザの依頼ポイントに所定数のポイントを加算する。
これにより、依頼者は依頼ポイントを使って要望を依頼でき、被依頼者は依頼者の要望を完遂することで依頼ポイントを増加させることができるので、ユーザ間の相互援助を活性化することが可能となる。
また、依頼サーバ10は、ユーザDB140と、決済情報受信手段107と、金銭的価値授受手段109と、を備える。ユーザDB140は、ユーザ毎に、金銭的価値を示す価値情報を記憶する。決済情報受信手段107は、要望が実現される店舗の店舗端末30から、依頼者の要望に基づき購入された商品名を示す商品情報、この商品の購入金額を示す購入金額情報に、依頼者を識別する依頼者ユーザIDと、店舗において実際に決済した被依頼者を識別する被依頼者ユーザIDと、が対応付けられた決済情報を受信する。金銭的価値授受手段109は、完遂情報受信手段108が依頼者端末及び/又は被依頼者端末から完遂情報を受信した場合に、ユーザDB140に記憶された依頼者であったユーザの価値情報から、決済情報受信手段107が受信した決済情報の購入金額情報の金銭的価値を減算し、ユーザDB140に記憶された被依頼者であったユーザの価値情報に、決済情報受信手段107が受信した決済情報の購入金額情報の金銭的価値を加算する。
これにより、依頼者と被依頼者とが直接現金のやり取りをしなくとも、依頼が完遂することで、自動的に購入金額情報の金銭的価値が、依頼者の価値情報から減算され、被依頼者の価値情報に加算されるので、ユーザ間の金銭トラブルを防止できるとともに、ユーザの利便性が向上する。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。なお、上記の実施形態では、本発明を物の発明として、依頼装置について説明したが、本発明において依頼方法の発明と捉えることもできる。
1 交通システム
10 依頼サーバ
20 ユーザ端末
21 ユーザ端末送受信手段
22 ユーザ端末制御手段
23 ユーザ端末入出力手段
30 店舗端末
31 店舗端末送受信手段
32 店舗端末制御手段
33 店舗端末入出力手段
101 経路情報受信手段
102 依頼情報受信手段
103 被依頼者選択手段
104 依頼情報送信手段
105 受託情報受信手段
106 依頼完了情報送信手段
107 決済情報受信手段
108 完遂情報受信手段
109 金銭的価値授受手段
110 依頼ポイント算出手段

Claims (6)

  1. 所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、前記車両を用いる要望を依頼する依頼者に操作される依頼者端末及び前記車両により移動し、前記要望が依頼される被依頼者に操作される被依頼者端末と、ネットワークを介して接続され、前記依頼者からの前記要望を前記被依頼者に依頼する依頼装置であって、
    前記依頼者端末から前記要望を示す依頼情報を受信する依頼情報受信手段と、
    前記依頼情報受信手段が受信した前記依頼情報に応じて、前記要望を依頼可能な前記被依頼者を選択する被依頼者選択手段と、
    前記被依頼者選択手段により選択された前記被依頼者の前記被依頼者端末に、前記依頼情報を送信する依頼情報送信手段と、
    前記被依頼者端末から、前記依頼情報が示す前記要望を受託することを示す受託情報を受信する受託情報受信手段と、
    前記受託情報受信手段が前記受託情報を受信した場合に、前記依頼者端末に、前記要望が受託されたことを示す依頼完了情報を送信する依頼完了情報送信手段と、を備えることを特徴とする依頼装置。
  2. 前記被依頼者端末から、前記車両の出発地と目的地とを示す情報を含む経路情報を受信する経路情報受信手段を、更に備え、
    前記被依頼者選択手段は、前記依頼情報が示す前記要望を実現可能な場所である実現地に基づき、前記経路情報受信手段が受信した前記経路情報を参照して、前記要望を依頼可能な前記被依頼者を選択することを特徴とする請求項1に記載の依頼装置。
  3. 前記依頼者及び前記被依頼者は、前記交通システムのユーザであり、
    ユーザ毎に、前記要望を依頼する場合に利用可能な依頼ポイントを記憶する依頼ポイント記憶手段と、
    前記依頼者端末及び/又は前記被依頼者端末から、前記要望が完遂したことを示す完遂情報を受信する完遂情報受信手段と、
    前記完遂情報受信手段が前記依頼者端末及び/又は前記被依頼者端末から前記完遂情報を受信した場合に、前記依頼ポイント記憶手段に記憶された前記依頼者であったユーザの前記依頼ポイントから所定数のポイントを減算し、前記依頼ポイント記憶手段に記憶された前記被依頼者であったユーザの前記依頼ポイントに所定数のポイントを加算する依頼ポイント算出手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の依頼装置。
  4. ユーザ毎に、金銭的価値を示す価値情報を記憶する価値情報記憶手段と、
    前記要望が実現される店舗の店舗端末から、前記依頼者の前記要望に基づく商品の購入金額を示す購入金額情報に、前記依頼者を識別する識別情報と、前記店舗において実際に決済した前記被依頼者を識別する識別情報と、が対応付けられた決済情報を受信する決済情報受信手段と、
    前記完遂情報受信手段が前記依頼者端末及び/又は前記被依頼者端末から前記完遂情報を受信した場合に、前記価値情報記憶手段に記憶された前記依頼者であったユーザの前記価値情報から、前記決済情報受信手段が受信した前記決済情報の前記購入金額情報の金銭的価値を減算し、前記価値情報記憶手段に記憶された前記被依頼者であったユーザの前記価値情報に、前記決済情報受信手段が受信した前記決済情報の前記購入金額情報の金銭的価値を加算する金銭的価値授受手段と、を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の依頼装置。
  5. 所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、前記車両を用いる要望を依頼する依頼者に操作される依頼者端末及び前記車両により移動し、前記要望が依頼される被依頼者に操作される被依頼者端末と、ネットワークを介して接続され、前記依頼者からの前記要望を前記被依頼者に依頼する依頼装置による依頼方法であって、
    前記依頼者端末から前記要望を示す依頼情報を受信するステップと、
    前記依頼情報に応じて、前記要望を依頼可能な前記被依頼者を選択するステップと、
    前記被依頼者の前記被依頼者端末に、前記依頼情報を送信するステップと、
    前記被依頼者端末から、前記依頼情報が示す前記要望を受託することを示す受託情報を受信するステップと、
    前記受託情報を受信した場合に、前記依頼者端末に、前記要望が受託されたことを示す依頼完了情報を送信するステップと、を含むことを特徴とする依頼方法。
  6. 所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、前記車両を用いる要望を依頼する依頼者に操作される依頼者端末及び前記車両により移動し、前記要望が依頼される被依頼者に操作される被依頼者端末と、ネットワークを介して接続され、前記依頼者からの前記要望を前記被依頼者に依頼する依頼装置を制御するコンピュータを、
    前記依頼者端末から前記要望を示す依頼情報を受信する依頼情報受信手段、
    前記依頼情報受信手段が受信した前記依頼情報に応じて、前記要望を依頼可能な前記被依頼者を選択する被依頼者選択手段、
    前記被依頼者選択手段により選択された前記被依頼者の前記被依頼者端末に、前記依頼情報を送信する依頼情報送信手段、
    前記被依頼者端末から、前記依頼情報が示す前記要望を受託することを示す受託情報を受信する受託情報受信手段、
    前記受託情報受信手段が前記受託情報を受信した場合に、前記依頼者端末に、前記要望が受託されたことを示す依頼完了情報を送信する依頼完了情報送信手段、として機能させるためのプログラム。
JP2016158770A 2016-08-12 2016-08-12 依頼装置及びその依頼方法 Active JP6834075B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016158770A JP6834075B2 (ja) 2016-08-12 2016-08-12 依頼装置及びその依頼方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016158770A JP6834075B2 (ja) 2016-08-12 2016-08-12 依頼装置及びその依頼方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018026051A true JP2018026051A (ja) 2018-02-15
JP6834075B2 JP6834075B2 (ja) 2021-02-24

Family

ID=61194059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016158770A Active JP6834075B2 (ja) 2016-08-12 2016-08-12 依頼装置及びその依頼方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6834075B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019200798A (ja) * 2019-06-14 2019-11-21 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法および決定プログラム
JP2019207693A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 株式会社イーキューブ 集配サービス仲介システム及び作業仲介システム
JP2020030713A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002308439A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Aisin Aw Co Ltd 荷物配送システム
JP2007272494A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム
JP2007304633A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Nagatoshi Kihoin デリバリシステム
JP2009080565A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Chugoku Electric Power Co Inc:The 宅配サービス仲介システム及び方法
JP2011227846A (ja) * 2010-04-23 2011-11-10 Kiyoko Mori お手伝いシステムのサーバ、お手伝いシステムの端末、お手伝いシステム、及びお手伝いシステムの制御方法
US20110301985A1 (en) * 2009-12-04 2011-12-08 Garrett Camp System and method for operating a service to arrange transport amongst parties through use of mobile devices
US20160063435A1 (en) * 2014-08-27 2016-03-03 Inam Shah Systems and methods for facilitating secure ordering, payment and delivery of goods or services

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002308439A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Aisin Aw Co Ltd 荷物配送システム
JP2007272494A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム
JP2007304633A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Nagatoshi Kihoin デリバリシステム
JP2009080565A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Chugoku Electric Power Co Inc:The 宅配サービス仲介システム及び方法
US20110301985A1 (en) * 2009-12-04 2011-12-08 Garrett Camp System and method for operating a service to arrange transport amongst parties through use of mobile devices
JP2011227846A (ja) * 2010-04-23 2011-11-10 Kiyoko Mori お手伝いシステムのサーバ、お手伝いシステムの端末、お手伝いシステム、及びお手伝いシステムの制御方法
US20160063435A1 (en) * 2014-08-27 2016-03-03 Inam Shah Systems and methods for facilitating secure ordering, payment and delivery of goods or services

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019207693A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 株式会社イーキューブ 集配サービス仲介システム及び作業仲介システム
JP2020030713A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システム
JP2019200798A (ja) * 2019-06-14 2019-11-21 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法および決定プログラム
JP7157008B2 (ja) 2019-06-14 2022-10-19 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法および決定プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6834075B2 (ja) 2021-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11361298B2 (en) Shared mobile payments
US20150221016A1 (en) Systems and methods for facilitating efficient shopping
JP7394516B2 (ja) 取引制御装置、取引制御方法及び取引制御プログラム
JP2018028762A (ja) クーポン管理システムおよび方法
JP6370441B1 (ja) 取引制御装置、取引制御方法及び取引制御プログラム
JP2016071652A (ja) 特典管理装置及び特典管理方法
JP6834075B2 (ja) 依頼装置及びその依頼方法
JP2024052913A (ja) 情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2012145983A (ja) アフィリエイト管理システム、及びアフィリエイトサーバー
JP7169767B2 (ja) ロイヤリティ醸成支援装置
KR20160097631A (ko) 포인트 기부 시스템 및 기부 방법
JP5806907B2 (ja) 旅行販売システム及び旅行販売方法
JP2018180626A (ja) 携帯端末の情報カード格納システム
KR20150099654A (ko) 대행 행위 중개 시스템 및 방법
KR101593275B1 (ko) 가맹점정보 송수신 장치 및 그 방법
JP2002366672A (ja) ホテルオーダーシステム
JP2020181579A (ja) 地域活性化システム
KR20160054160A (ko) 스마트 모바일 단말기 개통 및 배달 서비스 시스템 및 그의 처리 방법
KR20130092820A (ko) 네트워크망을 이용한 심부름 대행방법
KR101505033B1 (ko) Url을 이용한 전자상거래 관리서버 및 그 관리방법
KR101505032B1 (ko) Url을 이용한 전자상거래 관리서버 및 그 관리방법
JP2022156711A (ja) 保険提案システム、保険提案方法、およびプログラム
JP2022156705A (ja) 保険提案システム、保険提案装置、保険提案方法、およびプログラム
KR20120087750A (ko) 실시간 할인 정보 제공 시스템 및 그 방법
JP6407359B1 (ja) 取引制御装置、取引制御方法及び取引制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6834075

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250