JP2007303643A - 滑り軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】高いシール性を発揮することができると共に、高いシール性の長期維持及び不快音の軽減を図り得る滑り軸受を提供すること。
【解決手段】滑り軸受1は、環状下面2を有した上ケース3と、上ケース3に当該上ケース3の軸心Oの回りで回転自在となるように重ね合わされると共に環状下面2に対面した環状上面4を有した下ケース5と、環状下面2及び環状上面4間の環状空間36に配された環状のスラスト滑り軸受片6と、環状空間36の外周側に配されたシール手段38とを具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、滑り軸受、特に四輪自動車におけるストラット型サスペンション(マクファーソン式)のスラスト滑り軸受として組み込まれて好適な滑り軸受に関する。
特開平7−301226号公報 特開平8−4754号公報 特開平11−13767号公報
例えば特許文献1から3においては、上ケース、下ケース及び上、下ケース間に介在されたスラスト滑り軸受片を有しており、スラスト滑り軸受片が介在される環状空間をラビリンス作用により密封するようになっている滑り軸受が提案されている。また、例えば特許文献3には、上ケース及び下ケース間の環状空間の外周側を閉塞するために、上及び下ケースに相対的に摺動自在に支持されて配された金属製の板状リンクからなる環状体を具備している滑り軸受が提案されている。
ところで、斯かる滑り軸受において、例えば特許文献1から3において提案されているようなラビリンス構造を有したシール部を用いた場合には、上ケースと下ケースとの間の環状空間を完全に密封する構造ではないために塵埃、雨水、泥水等の環状空間への侵入防止のためのシール性に劣る傾向にある。
また、斯かる滑り軸受において、例えば特許文献3に示されているように、前記環状体を用いた場合には、上ケースと下ケースとの滑り摩擦抵抗の増大を招き得ることから、高いシール性の長期維持が困難であり、上ケースと下ケースとの滑り摩擦による不快音も大きくなる虞がある。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、高いシール性を発揮することができると共に、高いシール性の長期維持及び不快音の軽減を図り得る滑り軸受を提供することにある。
本発明の滑り軸受は、環状下面を有した上ケースと、この上ケースに当該上ケースの軸心の回りで回転自在となるように重ね合わされると共に上ケースの環状下面に対面した環状上面を有した下ケースと、環状下面及び環状上面間の環状空間に配された環状のスラスト滑り軸受片と、環状空間の外周側及び内周側のうちの少なくともいずれか一方側に配されたシール手段とを具備しており、シール手段は、下ケースの外周側及び内周側のうちの少なくともいずれか一方側に形成された複数の貫通孔と、複数の貫通孔に挿通されて下ケースに装着される環状装着部と、この環状装着部に形成されていると共に環状空間の外周側及び内周側のうちの少なくともいずれか一方側を密閉するように上ケースに滑接する可撓性を有した薄肉環状突縁部とを具備している。
本発明の滑り軸受によれば、特に、シール手段は、下ケースの外周側及び内周側のうちの少なくともいずれか一方側に形成された複数の貫通孔と、複数の貫通孔に挿通されて下ケースに装着される環状装着部と、この環状装着部に形成されていると共に環状空間の外周側及び内周側のうちの少なくともいずれか一方側を密閉するように上ケースに滑接する可撓性を有した薄肉環状突縁部とを具備しているために、環状装着部が下ケースから分離される虞をなくし得ると共に、環状装着部の下ケースに対する回転の発生を防止することができ、シール手段の上ケースに対する接触領域を減少させることができ、而して、可撓性を有した薄肉環状突縁部の上ケースに対する滑接による高いシール性を発揮することができると共に、斯かる高いシール性の長期維持及び不快音の軽減を図り得、また、特に環状装着部が複数の貫通孔に挿通されて下ケースに装着されるために、上ケースと下ケースとの相対回転において生じ得る環状装着部及び薄肉環状突縁部の縒れをなくし得て、環状装着部と下ケースとの間を介した環状空間への塵埃、雨水、泥水等の侵入をより高いシール性をもって防止することができる。
本発明の滑り軸受の好ましい例では、下ケースは、前記環状上面を有した下側環状板部と、この下側環状板部の外周面及び内周面のうちの少なくともいずれか一方に一体的に形成されていると共に当該下側環状板部よりも肉薄である環状突部とを具備しており、複数の貫通孔は、環状突部に画されており、環状装着部は、当該複数の貫通孔に挿通されて環状突部を覆っている。このような好ましい例によれば、環状装着部を下ケースに、より確実に装着することができる。
本発明の滑り軸受の好ましい例では、環状装着部は、円筒状部と、この円筒状部に一体的に形成された上環状部及び下環状部と、複数の貫通孔に夫々挿通されて上環状部と下環状部とを連結している複数の連結部とを具備していてもよい。
本発明の滑り軸受の好ましい例では、環状装着部は、複数の貫通孔に挿通されて下ケースに固着された断面L字状部を具備していてもよい。
本発明の滑り軸受の好ましい例では、環状空間の外周側に配されたシール手段を具備している場合には、上ケースは、前記環状下面を有した上側環状板部と、上側環状板部の外周面側に形成された上側外筒部とを具備しており、当該シール手段の薄肉環状突縁部は、上側外筒部に近接するに連れて上側環状板部から離反するように傾斜している。このような好ましい例によれば、高いシール性を発揮し得ると共に高いシール性の長期維持をも図り得る。
本発明の滑り軸受の好ましい例では、上側外筒部の内周面は、上側環状板部から離反するに連れて拡径する部位を有しており、環状空間の外周側に配されたシール手段の薄肉環状突縁部の外径は、上側外筒部の内周面の最大径よりも大きいか又は当該最大径と同径である。このような好ましい例によれば、薄肉環状突縁部が上側外筒部から離反する虞をなくすことができて、高いシール性を発揮し得る。
本発明の滑り軸受の好ましい例によれば、環状空間の内周側に配されたシール手段を具備している場合には、上ケースは、前記環状下面を有した上側環状板部と、上側環状板部の内周面側に形成された上側内筒部を具備しており、当該シール手段の薄肉環状突縁部は、上側内筒部に近接するに連れて上側環状板部から離反するように傾斜している。このような好ましい例によれば、高いシール性を発揮し得ると共に高いシール性の長期維持をも図り得る。
本発明の滑り軸受の好ましい例では、上側内筒部の外周面は、上側環状板部から離反するに連れて縮径する部位を有しており、環状空間の内周側に配されたシール手段の薄肉環状突縁部の内径は、上側内筒部の外周面の最小径よりも小さいか又は当該最小径と同径である。このような好ましい例によれば、薄肉環状突縁部が上側内筒部から離反する虞をなくすことができて、高いシール性を発揮し得る。
本発明の滑り軸受の好ましい例では、薄肉環状突縁部は、熱可塑性エラストマーからなる。
本発明の滑り軸受の好ましい例では、上ケース及び下ケースのうちの少なくともいずれか一方は合成樹脂製であり、上ケース及び下ケースのうちの少なくともいずれか一方を形成する合成樹脂は、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂及びフッ素樹脂のうちの少なくとも一つを含む。
本発明の滑り軸受の好ましい例では、スラスト滑り軸受片は合成樹脂製であり、スラスト滑り軸受片を形成する合成樹脂は、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂及びフッ素樹脂のうちの少なくとも一つを含む。
本発明によれば、高いシール性を発揮することができると共に、斯かる高いシール性の長期維持及び不快音の軽減を図り得る滑り軸受を提供し得る。
次に、本発明の実施の形態の例を、図に示す例に基づいて更に詳細に説明する。尚、本発明はこれらの例に何等限定されないのである。
図1から図9において、本例の滑り軸受1は、環状下面2を有した上ケース3と、上ケース3に当該上ケース3の軸心Oの回りで回転自在となるように重ね合わされると共に環状下面2に対面した環状上面4を有した下ケース5と、環状下面2及び環状上面4間の環状空間36に配された環状のスラスト滑り軸受片6と、環状空間36の外周側に配されたシール手段38とを具備している。
上ケース3は、図1及び図2に示すように、前記環状下面2を有した円環状の上側環状板部11と、上側環状板部11の外周面12側に一体的に形成されて下方に向かって伸びた円筒状の大径の上側外筒部14と、上側外筒部14の下面16側の内周面15の部位に一体的に形成された円環状の環状膨大部18と、上側環状板部11の内周面19側の部位に一体的に形成されて上方に向かって伸びた円筒状の小径の上側内筒部21とを具備している。
上側環状板部11は、外側薄肉部25と、外側薄肉部25に一体的に形成されている内側厚肉部26とを有している。外側薄肉部25の外周面12側の部位には上側外筒部14が一体的に形成されている。内側厚肉部26の内周面19側の部位には上側内筒部21が一体的に形成されている。上側環状板部11の下面13のうちの内側厚肉部26の下面は環状下面2からなる。
上側外筒部14の内周面15は、上側環状板部11から離反するに連れて拡径する部位を有しており、本例では、上側環状板部11から環状膨大部18までの内周面15の部位17が当該上側環状板部11から環状膨大部18に向かうに連れて漸次拡径している。
環状膨大部18は、径方向において上ケース3の外周側から内周側に向かって膨出して形成されており、このように形成されているために上側環状板部11から下方に向かうに連れて漸次縮径した部位を有している。
下ケース5は、図1並びに図3から図9に示すように、前記環状上面4を有した下側環状板部31と、下側環状板部31の外周面32に一体的に形成されていると共に当該下側環状板部31よりも肉薄である環状突部としての外周側環状突部33とを具備している。
下側環状板部31の上面41には、円環状の環状窪み部42が形成されており、環状窪み部42の底面は、環状下面2に対面する環状上面4からなる。環状窪み部42には、スラスト滑り軸受片6が配されるようになっている。下側環状板部31の内周面43側の上面41には、上側内筒部21の内径と等しい内径の下側筒部44が一体的に形成されている。スラスト滑り軸受片6は、その上面及び下面において環状下面2及び環状上面4に滑動自在に接している。
下側環状板部31の内周面43は、本例では下側環状板部31の上面41から下面45に向かって一定の曲率をもって拡径している。
環状下面2及び環状上面4並びにスラスト滑り軸受片6の上面及び下面の夫々にはグリース(潤滑油材)溜め用の溝を設けてもよい。
外周側環状突部33は、その内周面で下側環状板部31の外周面32に一体的に形成されている。外周側環状突部33の内周面には、シール手段38の複数の貫通孔54を画する溝55が形成されている。外周側環状突部33の外周面56は、上側外筒部14の内周面15に対してシール手段38が配される隙間をもって当該内周面15に対面している。
シール手段38は、下ケース5の外周側に形成された複数の貫通孔54と、複数の貫通孔54に挿通されて下ケース3に装着される環状装着部としての外周側環状装着部34と、外周側環状装着部34に一体的に形成されていると共に環状空間36の外周側を密閉するように上ケース3に滑接する可撓性を有した外周側薄肉環状突縁部37とを具備している。尚、環状空間36は、本例では、シール手段38と中央孔91に挿通されるピストンロッド等の軸体(図示せず)とによって画されるようになっているが、例えば、シール手段38と滑り軸受1の内周側に配設されるシール手段とによって画されてもよい。
貫通孔54は、本例では、円周方向において夫々互いに等間隔をもって外周側環状突部33に24個配設されている。貫通孔54の夫々は、外周側環状突部33の平面視コ字状の溝55の面と下側環状板部31の外周面32とによって画成されている。複数の貫通孔54の夫々は、外周側環状突部33の上面52から下面53まで伸びている。下面53は下面45よりも上面41及び52側に配されている。尚、上面52は上面41と面一であってもよい。
外周側環状装着部34及び外周側薄肉環状突縁部37を構成する材料としては、架橋ゴム、熱可塑性エラストマーのいずれも使用し得るが、熱可塑性エラストマーを使用するのが好ましい。熱可塑性エラストマーの具体例としては、ポリエステルエラストマー、ポリウレタンエラストマー、ポリオレフィンエラストマー、シリコーンエラストマー等がある。
外周側環状装着部34は、円筒状部61と、円筒状部61に一体的に形成された上環状部62及び下環状部63と、円筒状部61よりも下側環状板部31側であって複数の貫通孔54の夫々に挿通されて上環状部62と下環状部63とを連結している複数の連結部64とを具備している。上環状部62は、円筒状部61の上端に一体的に形成されていると共に円筒状部61から下側環状板部31に向かって伸びている。下環状部63は、円筒状部61の下端に一体的に形成されていると共に下側環状板部31に向かって伸びている。下環状部63は、上環状部62の肉厚よりも厚い肉厚を有している。下環状部63は、円筒状部61から下側環状板部31の外周面32側の下面45まで伸びている。下環状部63の上面73には、下側環状板部31の外周面32側の下面45に形成された環状の凹部に嵌め込まれる環状の凸部92が形成されている。下環状部63の下面75には、当該下面75に当接するスプリング受け部材等の相手部材に向かって下方に突出した環状の突出部93を具備している。環状の突出部93は、下側環状板部31の外周面32側の下面45の下方に配されている。外周側環状装着部34は、複数の貫通孔54の夫々に挿通されて外周側環状突部33を覆うように当該外周側環状突部33に装着されるようになっている。
円筒状部61の内周面71は、外周側環状突部33の外周面56に接しており、上環状部62の環状の下面72は、外周側環状突部33の上面52に接しており、下環状部63の上面73は、外周側環状突部33の下面53に接している。上環状部62の上面74は、上面41よりも上側環状板部11側に位置している。下環状部63の内周側の部位は、例えば下側環状板部31の外周側に形成された環状段部に配設されてもよく、斯かる場合には、下環状部63の下面75は下面45と面一となってもよい。円筒状部61の内周面71、上環状部62の下面72及び下環状部63の上面73は、外周側環状突部33の外周面56、上面52及び下面53に接着されていてもよい。
連結部64は、本例では貫通孔54の数、位置及び形状に対応した数、位置及び形状をもって夫々設けられており、連結部64の上端は上環状部62の下面72に一体的に形成されており、連結部64の下端は下環状部63の上面73に一体的に形成されている。
外周側薄肉環状突縁部37は、外周側環状装着部34の外周面35に一体的に形成されていると共にスラスト滑り軸受片6が配される上ケース3及び下ケース5間の環状空間36の外周側を密閉するように上側外筒部14の内周面15に滑接するようになっている。外周側薄肉環状突縁部37は、本例では上環状部62の肉厚と同等の肉厚を有している。外周側薄肉環状突縁部37は、上側外筒部14に近接するに連れて次第に上側環状板部11から離反するように傾斜している。外周側薄肉環状突縁部37の外径は、上側外筒部14の内周面15の最大径よりも大きいか又は当該最大径と同径である。外周側薄肉環状突縁部37は、下ケース5が上ケース3の上側外筒部14内に押し込まれて当該上側外筒部14内に配されると、内周面15に滑接しながら撓められて、図1に示すように専ら外周側薄肉環状突縁部37の上面81において内周面15に滑接することになる。
上ケース3、下ケース5及びスラスト滑り軸受片6は合成樹脂製であることが好ましく、スラスト滑り軸受片6を構成する合成樹脂は、特に自己潤滑性を有することが好ましく、上ケース3及び下ケース5を構成する合成樹脂は、耐摩耗性、耐衝撃性、耐クリープ性、剛性等の機械的特性に優れていることが好ましい。具体的には、スラスト滑り軸受片6を構成する合成樹脂としては、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂等のポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂及びフッ素樹脂のうちの少なくとも一つを含む。上ケース3及び下ケース5を構成する合成樹脂としては、スラスト滑り軸受片6を構成する合成樹脂と同様の合成樹脂が使用され得るが、特にスラスト滑り軸受片6を構成する合成樹脂と摩擦特性の良好な組合わせであって、比較的剛性の高い合成樹脂であることが望ましい。その望ましい組合わせについて例示すると、スラスト滑り軸受片6と上ケース3及び下ケース5とに対して、ポリアセタール樹脂とポリアミド樹脂との組合わせ、ポリエチレン樹脂とポリアセタール樹脂との組合わせ、ポリブチレンテレフタレート樹脂とポリアセタール樹脂との組合わせ及びポリアセタール樹脂とポリアセタール樹脂との組合わせがあり、より好ましくは、ポリエチレン樹脂とポリアセタール樹脂との組合わせである。
以上の滑り軸受1は、例えば、ストラット型サスペンションアセンブリにおけるコイルばねの上部ばね座と、油圧ダンパのピストンロッドが固着される車体側の取付部材との間に装着されて用いられる。この場合、滑り軸受1の中央孔91にピストンロッドの上部が上ケース3及び下ケース5に対して軸心Oの回りでR方向に回転自在になるようにして挿通される。滑り軸受1を介して装着されたストラット型サスペンションアセンブリでは、ステアリング操作に際してコイルばねを介する上部ばね座の軸心Oの回りでの相対的なR方向の回転は、上ケース3に対する下ケース5の同方向の相対的な回転で行われる。
本例の滑り軸受1は、例えば図10から図16に示すように、上述の構成に加えて、環状空間36の内周側に配されたシール手段138を更に具備していてもよい。斯かる滑り軸受1においては、下ケース5は、下側環状板部31の内周側に一体的に形成されていると共に当該下側環状板部31よりも肉薄である環状突部としての内周側環状突部133を具備しており、上側内筒部21は、その下面から下ケース5に向かって下方に伸びた円筒状の薄肉部121を具備している。
シール手段138は、下ケース5の内周側に形成された複数の貫通孔154と、複数の貫通孔154に挿通されて下ケース5に装着される環状装着部としての内周側環状装着部134と、内周側環状装着部134に形成されていると共に環状空間36の内周側を密閉するように上ケース3に滑接する可撓性を有した薄肉環状突縁部としての内周側薄肉環状突縁部137とを具備している。
内周側環状装着部134及び内周側薄肉環状突縁部137は、外周側環状装着部34及び外周側薄肉環状突縁部37と同材料からなっていてもよい。
内周側環状突部133は、その外周面で下側環状板部31の内周面43に一体的に形成されている。内周側環状突部133には、複数の貫通孔154が形成されている。
複数の貫通孔154の夫々は、内周側環状突部133の上面152から下面153まで伸びている。複数の貫通孔154は、円周方向において互いに等間隔をもって夫々配されている。
内周側環状装着部134は、上ケース3から下方に向かって離反するに連れて次第に拡径している湾曲した円筒状部161と、円筒状部161に一体的に形成された上環状部162及び下環状部163と、貫通孔154の夫々に挿通されて上環状部162と下環状部163とを連結している複数の連結部164とを具備している。上環状部162は、円筒状部161の上端に一体的に形成されていると共に円筒状部161から下側環状板部31の内周面43に向かって伸びている。下環状部163は、円筒状部161の下端に一体的に形成されていると共に円筒状部161から下側環状板部31の内周面43に向かって湾曲して伸びている。円筒状部161及び下環状部163は、互いに協働して曲面166を形成している。曲面166は、下ケース5の下部において中央孔91を画成している。内周側環状装着部134は、複数の貫通孔154の夫々に挿通されて内周側環状突部133を覆うように当該内周側環状突部133に装着されるようになっている。
内周側薄肉環状突縁部137は、上環状部162に一体的に形成された円筒部168と、円筒部168の上端に一体的に形成されている環状突縁部169とを具備している。環状突縁部169は、例えば図10及び図12においては薄肉部121に向かって水平に伸びているが、例えば薄肉部121に近接するに連れて次第に上側環状板部11から離反するように傾斜していてもよい。環状突縁部169の内径は、薄肉部121の外周面115の最小径よりも小さいか又は当該最小径と同径である。斯かる内周側薄肉環状突縁部137は、外周面115に滑動自在に接している。薄肉部121の外周面115は、上側環状板部11から離反するに連れて次第に縮径する部位を有していてもよい。
また、本例の滑り軸受1は、シール手段138に代えて、例えば図17から図23に示すように、環状空間36の内周側に配されたシール手段238を具備していてもよい。斯かる滑り軸受1においては、上ケース3は、上側内筒部21に代えて、上側環状板部11の内周側に一体的に形成されていると共に下ケース5に向かって下方に伸びている上側内筒部221を具備しており、下ケース5は、下側環状板部31の内周側に一体的に形成されていると共に下方に向かって伸びた円筒状の下側内筒部171と、下側内筒部171の下部内周側に一体的に形成されている環状突部としての内周側環状突部233とを具備している。また、斯かる滑り軸受1は、下側内筒部171と上側内筒部221との間の空間に配された円筒状のラジアル滑り軸受片172を具備していてもよい。
シール手段238は、下ケース5の内周側に形成された複数の貫通孔254と、複数の貫通孔254に挿通されて下ケース5に装着される環状装着部としての内周側環状装着部234と、内周側環状装着部234に一体的に形成されていると共に環状空間36の内周側を密閉するように上ケース3に滑接する可撓性を有した薄肉環状突縁部としての内周側薄肉環状突縁部237とを具備している。
複数の貫通孔254は、内周側環状突部233に形成されている。複数の貫通孔254の夫々は、内周側環状突部233の上面252から下面253まで伸びている。
内周側環状装着部234は、複数の貫通孔254の夫々に挿通されて下ケース5に固着された断面L字状部261を具備している。内周側薄肉環状突縁部237は、断面L字状部261の上端に一体的に形成されている。
本例の滑り軸受1によれば、環状下面2を有した上ケース3と、上ケース3に当該上ケース3の軸心Oの回りで回転自在となるように重ね合わされると共に上ケース3の環状下面2に対面した環状上面4を有した下ケース5と、環状下面2及び環状上面4間の環状空間36に配された環状のスラスト滑り軸受片6と、環状空間36の外周側及び内周側のうちの少なくともいずれか一方側に配されたシール手段38及び/又は138若しくは238を具備しており、シール手段38及び/又は138若しくは238は、下ケース5の外周側及び内周側のうちの少なくともいずれか一方側に形成された複数の貫通孔54及び/又は154若しくは254と、複数の貫通孔54及び/又は154若しくは254に挿通されて下ケース5に装着される環状装着部としての外周側環状装着部34及び/又は内周側環状装着部134若しくは234と、この外周側環状装着部34及び/又は内周側環状装着部134若しくは234に形成されていると共に環状空間36の外周側及び内周側のうちの少なくともいずれか一方側を密閉するように上ケース3に滑接する可撓性を有した薄肉環状突縁部としての外周側薄肉環状突縁部37及び/又は内周側薄肉環状突縁部137若しくは237とを具備しているために、外周側環状装着部34及び/又は内周側環状装着部134若しくは234が下ケース5から分離される虞をなくし得ると共に、外周側環状装着部34及び/又は内周側環状装着部134若しくは234の下ケース5に対する回転の発生を防止することができ、シール手段38及び/又は138若しくは238の上ケース3に対する接触領域を減少させることができ、而して、可撓性を有した外周側薄肉環状突縁部37及び/又は内周側薄肉環状突縁部137若しくは237の上ケース3に対する滑接による高いシール性を発揮することができると共に、斯かる高いシール性の長期維持及び不快音の軽減を図り得、また、特に外周側環状装着部34及び/又は内周側環状装着部134若しくは234が複数の貫通孔54及び/又は154若しくは254に挿通されて下ケース5に装着されるために、上ケース3と下ケース5との相対回転において生じ得る外周側環状装着部34及び/又は内周側環状装着部134若しくは234並びに外周側薄肉環状突縁部37及び/又は内周側薄肉環状突縁部137若しくは237の縒れをなくし得て、外周側環状装着部34及び/又は内周側環状装着部134若しくは234と下ケース5との間を介した環状空間36への塵埃、雨水、泥水等の侵入をより高いシール性をもって防止することができる。
滑り軸受1によれば、下ケース5は、前記環状上面4を有した下側環状板部31と、下側環状板部31の外周面32及び内周面43のうちの少なくともいずれか一方に一体的に形成されていると共に当該下側環状板部31よりも肉薄である外周側環状突部33及び/又は内周側環状突部133若しくは233とを具備しており、複数の貫通孔54及び/又は154若しくは254は、外周側環状突部33及び/又は内周側環状突部133若しくは233に画されており、外周側環状装着部34及び/又は内周側環状装着部134若しくは234は、当該複数の貫通孔54及び/又は154若しくは254に挿通されて外周側環状突部33及び/又は内周側環状突部133若しくは233を覆っている。このような好ましい例によれば、外周側環状装着部34及び/又は内周側環状装着部134若しくは234を下ケース5に、より確実に装着することができる。
滑り軸受1によれば、環状空間36の外周側に配されたシール手段38を具備している場合には、上ケース3は、前記環状下面2を有した上側環状板部11と、上側環状板部11の外周面12側に形成された上側外筒部14とを具備しており、当該シール手段38の外周側薄肉環状突縁部37は、上側外筒部14に近接するに連れて上側環状板部11から離反するように傾斜しているために、高いシール性を発揮し得ると共にシール手段38による高いシール性の長期維持をも図り得る。
滑り軸受1によれば、上側外筒部14の内周面15は、上側環状板部11から離反するに連れて拡径する部位17を有しており、環状空間36の外周側に配されたシール手段38の外周側薄肉環状突縁部37の外径は、上側外筒部14の内周面15の最大径よりも大きいか又は当該最大径と同径であるために、外周側薄肉環状突縁部37が上側外筒部14から離反する虞をなくすことができて、高いシール性を発揮し得る。
滑り軸受1によれば、環状空間の内周側に配されたシール手段138若しくは238を具備している場合には、上ケース3は、前記環状下面2を有した上側環状板部11と、上側環状板部11の内周面19側に形成された薄肉部121を有した上側内筒部21若しくは上側内筒部221を具備しており、当該シール手段138若しくは238の内周側薄肉環状突縁部137若しくは237は、上側内筒部21若しくは221に近接するに連れて上側環状板部11から離反するように傾斜していてもよいために、高いシール性を発揮し得ると共に高いシール性の長期維持をも図り得る。
滑り軸受1によれば、上側内筒部21の薄肉部121の外周面115若しくは上側内筒部221の外周面215は、上側環状板部11から離反するに連れて縮径する部位を有していてもよく、環状空間36の内周側に配されたシール手段138若しくは238の内周側薄肉環状突縁部137若しくは237の内径は、外周面115若しくは215の最小径よりも小さいか又は当該最小径と同径であってもよいために、内周側薄肉環状突縁部137若しくは237が上側内筒部21若しくは221から離反する虞をなくすことができて、高いシール性を発揮し得る。
本発明の実施の形態の例の断面説明図である。 図1に示す例の主に上ケースの断面説明図である。 図1に示す例の主に下ケースの断面説明図である。 図1に示す例の主に下ケースの平面説明図である。 図1に示す例の主に下ケースの一部拡大説明図である。 図1に示す例の主に下ケースの一部省略断面説明図である。 図1に示す例の主に下ケースの一部省略平面説明図である。 図1に示す例の主に下ケースの一部拡大説明図である。 図1に示す例の主に下ケースの一部拡大説明図である。 本発明の実施の形態の他の例の断面説明図である。 図10に示す例の主に上ケースの断面説明図である。 図10に示す例の主に下ケースの断面説明図である。 図10に示す例の主に下ケースの一部省略断面説明図である。 図10に示す例の主に下ケースの一部省略平面説明図である。 図10に示す例の主に下ケースの一部拡大説明図である。 図10に示す例の主に下ケースの一部拡大説明図である。 本発明の実施の形態の更に他の例の断面説明図である。 図17に示す例の主に上ケースの断面説明図だある。 図17に示す例の主に下ケースの断面説明図である。 図17に示す例の主に下ケースの一部省略断面説明図である。 図17に示す例の主に下ケースの一部省略平面説明図である。 図17に示す例の主に下ケースの一部拡大説明図である。 図17に示す例の主に下ケースの一部拡大説明図である。
符号の説明
1 滑り軸受
2 環状下面
3 上ケース
4 環状上面
5 下ケース
6 スラスト滑り軸受片
38、138、238 シール手段

Claims (11)

  1. 環状下面を有した上ケースと、この上ケースに当該上ケースの軸心の回りで回転自在となるように重ね合わされると共に上ケースの環状下面に対面した環状上面を有した下ケースと、環状下面及び環状上面間の環状空間に配された環状のスラスト滑り軸受片と、環状空間の外周側及び内周側のうちの少なくともいずれか一方側に配されたシール手段とを具備しており、シール手段は、下ケースの外周側及び内周側のうちの少なくともいずれか一方側に形成された複数の貫通孔と、複数の貫通孔に挿通されて下ケースに装着される環状装着部と、この環状装着部に形成されていると共に環状空間の外周側及び内周側のうちの少なくともいずれか一方側を密閉するように上ケースに滑接する可撓性を有した薄肉環状突縁部とを具備している滑り軸受。
  2. 下ケースは、前記環状上面を有した下側環状板部と、この下側環状板部の外周面及び内周面のうちの少なくともいずれか一方に一体的に形成されていると共に当該下側環状板部よりも肉薄である環状突部とを具備しており、複数の貫通孔は、環状突部に画されており、環状装着部は、当該複数の貫通孔に挿通されて環状突部を覆っている請求項1に記載の滑り軸受。
  3. 環状装着部は、円筒状部と、この円筒状部に一体的に形成された上環状部及び下環状部と、複数の貫通孔に夫々挿通されて上環状部と下環状部とを連結している複数の連結部とを具備している請求項2に記載の滑り軸受。
  4. 環状装着部は、複数の貫通孔に挿通されて下ケースに固着された断面L字状部を具備している請求項1から3のいずれか一項に記載の滑り軸受。
  5. 環状空間の外周側に配されたシール手段を具備している場合には、上ケースは、前記環状下面を有した上側環状板部と、上側環状板部の外周面側に形成された上側外筒部とを具備しており、当該シール手段の薄肉環状突縁部は、上側外筒部に近接するに連れて上側環状板部から離反するように傾斜している請求項1から4のいずれか一項に記載の滑り軸受。
  6. 上側外筒部の内周面は、上側環状板部から離反するに連れて拡径する部位を有しており、環状空間の外周側に配されたシール手段の薄肉環状突縁部の外径は、上側外筒部の内周面の最大径よりも大きいか又は当該最大径と同径である請求項5に記載の滑り軸受。
  7. 環状空間の内周側に配されたシール手段を具備している場合には、上ケースは、前記環状下面を有した上側環状板部と、上側環状板部の内周面側に形成された上側内筒部を具備しており、当該シール手段の薄肉環状突縁部は、上側内筒部に近接するに連れて上側環状板部から離反するように傾斜している請求項1から4のいずれか一項に記載の滑り軸受。
  8. 上側内筒部の外周面は、上側環状板部から離反するに連れて縮径する部位を有しており、環状空間の内周側に配されたシール手段の薄肉環状突縁部の内径は、上側内筒部の外周面の最小径よりも小さいか又は当該最小径と同径である請求項7に記載の滑り軸受。
  9. 薄肉環状突縁部は、熱可塑性エラストマーからなる請求項1から8のいずれか一項に記載の滑り軸受。
  10. 上ケース及び下ケースのうちの少なくともいずれか一方は合成樹脂製であり、上ケース及び下ケースのうちの少なくともいずれか一方を形成する合成樹脂は、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂及びフッ素樹脂のうちの少なくとも一つを含む請求項1から9のいずれか一項に記載の滑り軸受。
  11. スラスト滑り軸受片は合成樹脂製であり、スラスト滑り軸受片を形成する合成樹脂は、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂及びフッ素樹脂のうちの少なくとも一つを含む請求項1から10のいずれか一項に記載の滑り軸受。
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