JP2007303364A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】筒内のデポジット付着量を考慮することで、エミッション特性の悪化を防止することが可能な内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】運転領域毎に筒内でのPM生成量である筒内PM生成量を算出する(ステップ104)。各運転領域の筒内PM生成量を加算して、筒内PM総生成量を推定する(ステップ106)。この筒内PM総生成量に基づいて、筒内付着デポジット量を推定する(ステップ108)。その後、筒内付着デポジット量に基づいて、燃料噴射量を増量補正する(ステップ110)。
【選択図】図6

Description

本発明は、筒内燃料噴射型の内燃機関の燃料噴射制御装置に係り、特に、筒内で生成した微粒子量に起因するデポジット量を考慮した燃料噴射制御装置に関する。
筒内噴射型エンジンであって、燃料性状や燃料噴射終了時期に基づいてピストン頂面への燃料付着量を推定し、該燃料付着量を考慮して燃料噴射量を補正するエンジンが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−186597号公報 特開平11−22541号公報
しかしながら、上記特許文献1のエンジンによれば、燃料付着量が考慮されているものの、筒内におけるデポジットの付着量が考慮されていない。筒内にデポジットが付着すると、筒内に噴射された燃料がデポジットに吸着されてしまう。そうすると、空燃比が目標値からずれてしまい、エミッション特性が悪化してしまう可能性がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、筒内のデポジット付着量を考慮することで、エミッション特性の悪化を防止することが可能な内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、筒内燃料噴射型の内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
気筒内に直接燃料を噴射する筒内インジェクタと、
前記内燃機関の運転状態に基づいて、前記気筒内で生成される微粒子量を推定する微粒子量推定手段と、
前記微粒子量に基づいて、前記気筒内に付着するデポジット量を推定するデポジット量推定手段と、
前記デポジット量に基づいて、前記筒内インジェクタから噴射される燃料量を補正する燃料噴射量補正手段とを備えたことを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、ピストン温度を取得するピストン温度取得手段を更に備え、
前記デポジット量推定手段は、前記微粒子量と前記ピストン温度とに基づいて、前記デポジット量を推定することを特徴とする。
また、第3の発明は、第1の発明において、前記気筒内に流入するオイル量を推定するオイル量推定手段を更に備え、
前記デポジット量推定手段は、前記微粒子量と前記オイル量とに基づいて、前記デポジット量を推定することを特徴とする。
また、第4の発明は、第1の発明において、燃料性状を取得する燃料性状取得手段を更に備え、
前記デポジット量推定手段は、前記微粒子量と前記燃料性状とに基づいて、前記デポジット量を推定することを特徴とする。
また、第5の発明は、第1の発明において、EGR率を取得するEGR率取得手段を更に備え、
前記デポジット量推定手段は、前記微粒子量と前記EGR率とに基づいて、前記デポジット量を推定することを特徴とする。
第1の発明によれば、気筒内で生成される微粒子量に基づいて、気筒内に付着するデポジット量が推定される。さらに、このデポジット量に基づいて、筒内インジェクタからの燃料噴射量が補正される。デポジットにより吸着される燃料を考慮して燃料噴射量が補正されるため、燃料噴射量の補正を精度良く行うことができる。これにより、空燃比を精度良く制御することができるため、エミッション特性の悪化を防止することができる。
第2の発明によれば、微粒子のデポジット化に対して影響するピストン温度を考慮して、筒内に付着するデポジット量が推定される。これにより、デポジット量をより精度良く推定することができる。
第3の発明によれば、微粒子のデポジット化に対して影響するオイル量を考慮して、筒内に付着するデポジット量が推定される。これにより、デポジット量をより精度良く推定することができる。
第4の発明によれば、微粒子のデポジット化に対して影響する燃料性状を考慮して、筒内に付着するデポジット量が推定される。これにより、デポジット量をより精度良く推定することができる。
第5の発明によれば、微粒子のデポジット化に対して影響するEGR率を考慮して、筒内に付着するデポジット量が推定される。これにより、デポジット量をより精度良く推定することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1.
[システムの構成]
図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。本実施の形態1のシステムは、筒内燃料噴射型の内燃機関1を備えている。内燃機関1は複数の気筒を有しているが、図1には、そのうちの1気筒のみを示している。
内燃機関1は、内部にピストン2を有するシリンダブロック4を備えている。ピストン2は、クランク機構を介してクランク軸8と接続されている。クランク軸8は、シリンダブロック4の一部をなすクランクケース6の内部に設けられている。クランク軸8の近傍には、クランク角センサ10が設けられている。クランク角センサ10は、クランク軸8の回転角度(クランク角)を検出するように構成されている。また、シリンダブロック4には、内燃機関1の冷却水温Twを検出する冷却水温センサ12が設けられている。クランクケース6の底部には、オイル13を貯留するオイルパン14が設けられている。
シリンダブロック4の上部にはシリンダヘッド16が組み付けられている。シリンダヘッド16は、シリンダヘッドカバー17により覆われている。ピストン2上面からシリンダヘッド16までの空間は燃焼室18を形成している。シリンダヘッド16には、燃焼室18内(以下「筒内」ともいう。)に直接燃料を噴射するインジェクタ20が設けられている。また、シリンダヘッド16には、燃焼室18内の混合気に点火する点火プラグ22が設けられている。
シリンダヘッド16は、燃焼室18と連通する吸気ポート24を備えている。吸気ポート24と燃焼室18との接続部には吸気バルブ26が設けられている。吸気バルブ26は、可変動弁機構28に接続されている。可変動弁機構28は、吸気バルブ26の開弁特性(開閉弁時期,作用角)を変更可能に構成されている。
吸気ポート24には、吸気通路30が接続されている。吸気通路30の途中にはサージタンク32が設けられている。サージタンク32の上流にはスロットルバルブ34が設けられている。スロットルバルブ34は、スロットルモータ35により駆動される電子制御式のバルブである。スロットルバルブ34は、アクセル開度センサ37により検出されるアクセル開度AAに基づいて駆動されるものである。スロットルバルブ34の近傍には、スロットル開度TAを検出するスロットル開度センサ36が設けられている。スロットルバルブ34の上流には、エアフロメータ38が設けられている。エアフロメータ38は吸入空気量Gaを検出するように構成されている。エアフロメータ38の上流にはエアクリーナ39が設けられている。
また、シリンダヘッド16は、燃焼室18と連通する排気ポート40を備えている。排気ポート40と燃焼室18との接続部には排気バルブ42が設けられている。排気バルブ42は、可変動弁機構44に接続されている。可変動弁機構44は、排気バルブ42の開弁特性(開閉弁時期,作用角)を変更可能に構成されている。
排気ポート40には排気通路46が接続されている。排気通路46には、排気ガスを浄化する触媒48が設けられている。触媒48の上流には、排気空燃比を検出する空燃比センサ50が設けられている。
また、本実施の形態1のシステムは、ブローバイガスを還元するブローバイガス還元機構を有している。ブローバイガスとは、ピストン2とシリンダ壁面との隙間を通って、すなわち、ピストンリングの背面を通ってクランクケース6内に流れ込んだ未燃燃料を含むガスである。このブローバイガス還元機構は、ブローバイガス通路5を備えている。ブローバイガス通路5は、シリンダヘッドカバー17の内部とクランクケース6の内部とを連通するように形成されている。シリンダヘッドカバー17には、PCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブ51が設けられている。PCVバルブ51は、負荷KLが高いほど、ECU60により大きな開度にされる流量制御弁である。PCVバルブ51には、PCV通路52の一端が接続されている。PCV通路52の他端は、サージタンク32よりも下流の吸気通路30と連通している。また、シリンダヘッドカバー17には、PCV通路52とは独立した通路53の一端が接続されている。通路53の他端は、スロットルバルブ34よりも上流の吸気通路30と連通している。
クランクケース6内にブローバイガスが流れ込むと、このブローバイガスはさらにオイルパン14の周辺に流れ込む。その後、ブローバイガスは、ブローバイガス通路5を通ってシリンダヘッドカバー17の内部に流れ込む。そして、PCVバルブ51が開弁されると、シリンダヘッドカバー17内部のブローバイガスがPCV通路52を通って吸気通路30に戻される(還元される)。高負荷運転時には、シリンダヘッドカバー17内部のブローバイガスは、PCV通路52だけでなく、通路53を通って吸気通路30に戻される。吸気通路30に戻されたブローバイガスは新気と共に燃焼室22内に吸入される。また、低負荷運転時には、通路53を介してクランクケース6内に新気を導入することで、クランクケース6内の空気浄化性が高められる。
また、排気通路46には、EGR通路54の一端が接続されている。EGR通路54の他端は、サージタンク32に接続されている。EGR通路54の途中には、EGRクーラ55が設けられている。EGRクーラ55は、EGR通路54を流れる排気ガスを冷却するように構成されている。EGRクーラ55よりもサージタンク32側のEGR通路54には、EGRバルブ56が設けられている。EGRバルブ56は、例えば、ステッピングモータにより開閉操作され、流量を制御可能なバルブである。このEGRバルブ56が開弁されると、排気通路46を流れる排気ガス(既燃ガス)の一部が、EGR通路54及びEGRクーラ55を通って吸気通路30に戻される。
また、本実施の形態1のシステムは、制御装置としてのECU(Electronic Control Unit)60を備えている。ECU60の出力側には、インジェクタ20、点火プラグ22、可変動弁機構28,44、スロットルモータ35、PCVバルブ51、EGRバルブ56等が接続されている。ECU60の入力側には、クランク角センサ10、冷却水温センサ12、スロットル開度センサ36、アクセル開度センサ37、エアフロメータ38、空燃比センサ50のほか、燃料性状センサ58等が接続されている。燃料性状センサ58は、例えば、燃料の揮発性を検出し、該揮発性に基づき燃料の性状を検出するように構成されている。燃料性状センサ58は、図示しない燃料タンク内、もしくは、燃料タンクからインジェクタ20までの燃料通路の途中に設けることができる。
ECU60は、クランク角センサ10の出力に基づいて、エンジン回転数NEを算出する。また、ECU60は、アクセル開度AAやスロットル開度TA等に基づいて、内燃機関1に要求される負荷KLを算出する。ECU60は、各センサの出力に基づいて、所望の出力及び空燃比を実現すべく、インジェクタ20からの燃料噴射量を算出する。また、ECU60は、冷却水温Twが低い場合には、燃料の揮発性が低いため、燃料噴射量を増量補正する冷間時増量補正を実行する。また、ECU60は、内燃機関1の運転状態に応じて、所望のEGR率をすべく、EGRバルブ56の制御を実行する。
[実施の形態1の特徴]
上記の筒内噴射型システムにおいては、インジェクタ20から高圧燃料を筒内に直接噴射している。このため、ポート噴射型システムとは異なり、ピストン頂面やシリンダ壁面等に液状の燃料が付着することとなる。冷間運転時には、ピストン2やシリンダ壁面の温度が低いため、筒内に付着した液状燃料の揮発性が悪くなる。また、温間運転時であっても、特に高負荷運転時には燃料噴射量が多くされる。また、筒内噴射型システムでは、ポート噴射型システムに比して、燃料噴射時期から点火時期までの時間が短いため、液状燃料が揮発する時間が短くなる。このような理由により、揮発せず筒内に付着したままの液状燃料量が多くなる。この液状燃料は、空気と接する表面部分から徐々に燃焼していく。しかし、液状燃料の中心部分まで燃えきらない場合には、筒内に付着した液状燃料が高圧・高温条件下に晒されることとなる。そうすると、液状燃料が焼き固められてしまい、筒内においてカーボンを主成分とする浮遊粒子状物質(Particulate matter material;以下「PM」という。)が生成される。
このように筒内で生成されたPM(微粒子)は、オイル成分をバインダーとして、ピストン頂面やシリンダ壁面等の筒内にデポジットとして付着することとなる。このデポジットは、カーボンを主成分とする多孔質物質である。このため、インジェクタ20から噴射された燃料の一部が、デポジットにより吸着されてしまう。このため、筒内で燃焼に寄与する燃料量が不足する事態が生じるため、空燃比が目標値よりもリーン側にシフトしてしまい、エミッション特性が悪化してしまう可能性がある。
既述した特許文献1によれば、筒内の燃料付着量が考慮されているものの、筒内に付着したデポジット量、並びに、デポジットによる燃料の吸着量が考慮されていない。このため、筒内の燃料付着量を考慮した燃料噴射量の補正だけでは、空燃比を精度良く制御することができない場合がある。このため、エミッション特性の悪化を十分に防止することができないおそれがある。
そこで、本実施の形態1では、先ず、筒内で生成されるPMの量(以下「筒内PM生成量」という。)を推定する。図2は、軸トルク及びエンジン回転数に対する筒内PM生成量の等高線を示す図である。例えば、軸トルクとエンジン回転数が共に低い場合のように、燃焼状態が悪い場合には、筒内PM生成量が多くなる。かかる図2に示された関係をECU60に取り込むため、図4に示すような二次元のテーブルを予め作成しておく。
図4は、筒内PM生成量を推定するためにECU60が記憶しているマップの一例を示す図である。図4に示すマップでは、エンジン回転数NEと負荷KLにより定められる運転領域毎に、単位時間当たりの筒内PM生成量がそれぞれ定められている。詳細は後述するが、各運転領域の運転時間を求め(図3参照)、求めた運転時間を該マップに定められた単位時間当たりの筒内PM生成量と乗算することで、各運転領域の筒内PM生成量を求めることができる。さらに、各運転領域の筒内PM生成量を加算することで、内燃機関1の連続運転中における筒内PM生成量の合計(以下「筒内PM総生成量」という。)を求めることができる。
そして、上記のように推定された筒内PM総生成量に基づいて、筒内に付着するデポジット量(以下「筒内付着デポジット量」という。)を推定する。図5は、筒内PM総生成量に基づいて筒内付着デポジット量を推定するためにECU60が記憶しているマップの一例を示す図である。図5に示す関係は、実車を用いて予め行われた数多くの耐久試験から車種毎に求めることができる。図5に示すマップによれば、筒内PM総生成量が多いほど、多量の筒内付着デポジット量が推定される。
さらに、上記のように推定された筒内付着デポジット量に基づいて、燃料噴射量を補正する。ここで、筒内付着デポジット量が多いほど、デポジットにより吸着される燃料量が多くなり、燃焼に寄与する燃料量が不足するため、燃料噴射量の増量補正量がより多くされる。
本実施の形態1によれば、運転領域毎に筒内PM生成量がそれぞれ求められ、それらを合計した筒内PM総生成量に基づいて筒内付着デポジット量が推定され、この筒内付着デポジット量を考慮して燃料噴射量が増量補正される。これにより、筒内に付着したデポジットにより吸着される燃料量を考慮して、燃料噴射量が増量補正される。よって、空燃比を目標値に精度良く制御することができるため、エミッション特性の悪化を防止することができる。
[実施の形態1における具体的処理]
図6は、本実施の形態1において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。本ルーチンは、所定の間隔毎に起動されるものである。
図6に示すルーチンによれば、先ず、エンジン回転数NEと負荷KLとを取得する(ステップ100)。次に、上記ステップ100で取得されたエンジン回転数NEと負荷KLに対応する運転領域の運転時間を積算する(ステップ102)。図3は、運転領域毎の運転時間を積算するためにECU60が記憶しているテーブルの一例を示す図である。これらのステップ100,102の処理が連続運転中に所定回数あるいは所定時間実行されることで、図3に示すテーブルにおける各運転領域での運転時間が積算される。
次に、運転領域毎に筒内PM生成量を算出する(ステップ104)。このステップ104では、ECU60により、図4に示すマップから、運転領域毎に単位時間当たりの筒内PM生成量が読み出される。この図4に示すマップの運転領域は、図3に示すマップの運転領域と同じである。従って、上記ステップ102で積算された運転領域毎の運転時間と、図4に示すマップから読み出された単位時間当たりの筒内PM生成量とを乗算することで、各運転領域での筒内PM生成量がそれぞれ算出される。
次に、上記ステップ104で算出された各運転領域での筒内PM生成量を全て加算することで、筒内PM総生成量を推定する(ステップ106)。そして、図5に示すマップを参照して、上記ステップ106で推定された筒内PM総生成量に基づいて、筒内付着デポジット量を推定する(ステップ108)。
その後、上記ステップ108で推定された筒内付着デポジット量に基づいて、燃料噴射量を増量補正する(ステップ110)。このステップ110では、例えば、冷間時の増量補正係数を増加させる補正や、筒内付着燃料量を増量する補正を実行することにより、燃料噴射量を増量補正することができる。
以上説明したように、図6に示すルーチンによれば、運転状態(NE,KL)に基づいて筒内PM総生成量が推定され、この筒内PM総生成量に基づいて筒内付着デポジット量が推定される。そして、この筒内付着デポジット量を考慮して燃料噴射量が増量補正される。従って、空燃比を精度良く制御することができるため、エミッション特性の悪化を防止することができる。
ところで、本実施の形態1では、筒内PM総生成量に基づき筒内付着デポジット量を推定しているが、本発明における筒内付着デポジット量推定手段はこのような方法に限定されるものではない。例えば、各運転領域の筒内PM生成量に基づき、各運転領域の筒内付着デポジット量を求めた後、それらを加算することで筒内付着デポジット量を推定するようにしてもよい。
また、本実施の形態1では、図3に示すように運転領域を区分しているが、運転領域の区分が異なっていてもよい。
尚、本実施の形態1においては、インジェクタ20が第1の発明における「筒内インジェクタ」に相当している。また、本実施の形態1においては、ECU60が、ステップ100,102,104及び106の処理を実行することにより第1の発明における「微粒子量推定手段」が、ステップ108の処理を実行することにより第1の発明における「デポジット量推定手段」が、ステップ110の処理を実行することにより第1の発明における「燃料噴射量補正手段」が、それぞれ実現されている。
実施の形態2.
次に、図7から図13を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態2のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU60に、後述する図13に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
[実施の形態2の特徴]
上記実施の形態1で説明したように、筒内で生成されたPM(微粒子)がオイル成分をバインダーとして付着し、揮発せずに焼き固められることで、筒内にデポジットが付着する。よって、筒内でPMが生成しやすい条件や、筒内にPMが付着しやすい条件では、筒内付着デポジット量が多くなると考えられる。
そこで、本実施の形態2では、これらの条件を考慮して、各運転領域の筒内PM生成量をそれぞれ補正する。以下、この補正値を「デポジット化影響量」という。すなわち、このデポジット化影響量は、運転状態に基づいて求められた筒内PM生成量に、筒内におけるPMのデポジット化に対する影響度が考慮されたものである。そして、各運転領域のデポジット化影響量を加算することで、内燃機関1の連続運転中におけるデポジット化影響量の合計(以下「デポジット化総影響量」という。)が求められる。
本実施の形態2では、上記実施の形態1のように筒内PM総生成量に基づいてではなく、上記のように推定されたデポジット化総影響量に基づいて、筒内付着デポジット量を推定する。図12は、デポジット化総影響量に基づいて筒内付着デポジット量を推定するためにECU60が記憶しているマップの一例を示す図である。図12に示すマップによれば、デポジット化総影響量が多いほど、筒内付着デポジット量が多く推定される。
ここで、図12に示すマップの特性と、図5に示すマップの特性とは同じである。また、筒内PM生成量が同じである場合には、筒内PM総生成量に比して、デポジット化に対する影響度が考慮されたデポジット化総影響量の方が多い。その結果、上記実施の形態1よりも筒内付着デポジット量が多く推定されるため、燃料噴射量の補正量も多くされる。
このように、本実施の形態2では、筒内PM生成量に、筒内でPMがデポジット化することに対する影響度合を考慮して求めたデポジット化総影響量に基づいて、筒内付着デポジット量が推定される。このため、上記実施の形態1に比して筒内付着デポジット量をより精度良く推定することができる。よって、燃料噴射量の増量補正を精度良く実行することができ、空燃比の制御性が向上する。
次に、筒内におけるPMのデポジット化に対する影響度について説明する。
先ず、ピストン温度が所定の温度範囲内である場合に、PMがピストン頂面に付着しやすくなり、デポジット化しやすくなる。図7は、軸トルク及びエンジン回転数に対するピストン温度の等高線を示す図である。図7において特に丸印Aで囲まれる部分のピストン温度で、PMがピストン頂面に付着しやすい傾向がある。かかる図7に示された関係をECU60内に取り込むため、図8に示すようなマップを予め作成しておく。
図8は、ピストン温度補正係数Ktを取得するためにECU60が記憶しているマップの一例を示す図である。ピストン温度補正係数Ktは、デポジット化に対するピストン温度の影響度を示す補正係数である。図8に示すマップによれば、通常よりもPMがピストン頂面に付着しやすい運転領域については数値「0.2」が、PMがピストン頂面に最も付着しやすい運転領域については数値「0.4」が、ピストン補正係数Ktとしてそれぞれ取得される。本実施の形態2では、取得された補正係数Ktに相当する分だけ筒内PM生成量が増量補正されるため、筒内付着デポジット量及び燃料噴射量も増量補正される(後述する他の補正係数Ko,Kf,Keについても同様)。
また、バインダーとしてのオイル成分が筒内に流入する量(以下「筒内流入オイル量」という。)が多い場合には、PMが筒内に付着しやすくなる。図9は、軸トルク及びエンジン回転数に対する筒内流入オイル量の等高線を示す図である。図9において、軸トルクが大きい場合(高負荷運転時)には、圧縮もれによるブローバイガスの量が増えるため、PCVバルブ51の開度が大きくされる。そうすると、吸気通路30を通って筒内に吸入されるブローバイガス量が増加する。このブローバイガスはミスト状のオイルを含んでいる。その結果、軸トルクが大きい場合には筒内流入オイル量が多くなる。
また、エンジン回転数が高く軸トルクが小さい場合(高回転低負荷運転時)には、筒内負圧が大きくなるため、いわゆるオイル下がりが発生する。オイル下がりとは、バルブとバルブステムガイドの隙間から、シリンダヘッド16内のオイルが筒内に流入する現象をいう。よって、エンジン回転数が高く軸トルクが小さい場合には、このオイル下がりにより筒内流入オイル量が多くなる。
かかる図9に示された関係をECU60内に取り込むため、図10に示すようなマップを予め作成しておく。図10は、筒内流入オイル量補正係数Koを取得するためにECU60が記憶しているマップの一例を示す図である。筒内流入オイル量補正係数Koは、デポジット化に対する筒内流入オイル量の影響度を示す補正係数である。図10に示すマップによれば、筒内流入オイル量が多い運転領域については数値「0.15」が筒内流入オイル量補正係数Koとして取得される。
また、近年では多種の燃料(例えば、軽質、重質、アルコール系等)が市場に流通しているが、燃料性状によっては、燃料が筒内に付着しやすく、筒内PM発生量が増加し、デポジット量が増加する場合が考えられる。また、燃料性状によってその特性が出る運転領域が異なるものと考えられる。そこで、燃料性状の特性をECU60内に取り込むため、燃料性状毎にその燃料性状の特性が出る運転領域について燃料性状補正係数Kfを定めたマップを予め作成し、ECU60内に記憶させることができる。燃料性状補正係数Kfは、デポジット化に対する燃料性状の影響度を示す補正係数である。
また、EGR率が高い場合、すなわち、既燃ガスの再循環量の割合が高い場合には、該既燃ガス中に含まれるPMが筒内に多く吸入されるため、デポジット量が増加しやすくなる。図11は、EGR率補正係数Keを取得するためにECU60が記憶しているマップの一例を示す図である。EGR率補正係数Keは、デポジット化に対するEGR率の影響度を示す補正係数である。図11に示すマップによれば、EGR率が高い運転領域については、数値「0.1」がEGR率補正係数Keとして取得される。
そして、運転領域毎に、上述した補正係数Kt,Ko,Kf,Keを加算して合計補正係数Kを求める。続いて、運転領域毎に、合計補正係数Kを考慮して、すなわち、デポジット化に対する影響度を考慮して、筒内PM生成量を補正する。具体的には、筒内PM生成量を(1+K)倍に増量補正する。このように、デポジット化に対する影響度が高い場合には、筒内PM生成量がより多く増量補正されることでデポジット化影響量が求められる。各運転領域のデポジット化影響量が加算されて求められたデポジット化総影響量に基づき、筒内デポジット付着量が推定される。このため、筒内付着デポジット量を精度良く推定することができる。その結果、筒内PM生成量が同じ場合には、上記実施の形態1に比して燃料噴射量の補正量が多くされるため、空燃比の制御性を向上させることができる。
[実施の形態2における具体的処理]
図13は、本実施の形態2において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。本ルーチンは、所定の間隔毎に起動されるものである。
図13に示すルーチンによれば、図6に示すルーチンと同様に、エンジン回転数NEと負荷KLとを取得し(ステップ100)、取得されたエンジン回転数NEと負荷KLに対応する運転領域の運転時間を積算する(ステップ102)。そして、図6に示すルーチンと同様に、運転領域毎に筒内PM生成量を算出する(ステップ104)。
次に、図8に示すマップを参照して、各運転領域のピストン温度補正係数Ktを取得する(ステップ112)。図8に示すマップでは、運転領域毎に、ピストン温度の推定値に応じたピストン温度補正係数Ktが定められている。よって、このステップ112の処理によれば、図8に示すマップを参照することで、運転領域毎に、ピストン温度が推定され、該ピストン温度に応じたピストン温度補正係数Ktが取得される。従って、本ステップ112の処理は、上記第2の発明における「ピストン温度取得手段」を含んでいる。
なお、ピストン温度を非接触で検出するピストン温度センサを設け、運転領域毎に、該ピストン温度センサにより検出されたピストン温度を取得してもよい。この場合、ピストン温度との関係でピストン温度補正係数Ktが定められたマップをECU60内に記憶させておくことで、検出されたピストン温度に応じたピストン温度補正係数Ktを取得することができる。
そして、図10に示すマップを参照して、各運転領域の筒内オイル流入量補正係数Koを取得する(ステップ114)。図10に示すマップでは、運転領域毎に、筒内オイル流入量の推定値に応じた筒内オイル流入量補正係数Koが定められている。このステップ114での処理によれば、図10に示すマップを参照することで、運転領域毎に、筒内オイル流入量が推定され、該筒内オイル流入量に応じた筒内オイル流入量補正係数Koが取得される。従って、本ステップ114の処理は、上記第3の発明における「オイル量推定手段」を含んでいる。
続いて、各運転領域の燃料性状補正係数Kfを取得する(ステップ116)。このステップ116では、先ず、燃料性状センサ58により検出された燃料性状が取得される。そして、燃料性状との関係で燃料性状補正係数Kfが定められたマップ(図示せず)を参照することで、運転領域毎に、取得された燃料性状に応じた燃料性状補正係数Kfが取得される。
次に、図11に示すマップを参照して、各運転領域のEGR率補正係数Keを取得する(ステップ118)。図11に示すマップでは、運転領域毎に、EGR率に応じたEGR率補正係数Keが定められている。また、ECU60は、運転領域に応じてEGR率を取得することができる。このステップ118では、図11に示すマップを参照することで、運転領域毎に、EGR率に応じたEGR率補正係数Keが取得される。
次に、運転領域毎に、上記ステップ112,114,116,118で取得された補正係数Kt,Ko,Kf,Keを加算することで、合計補正係数Kを算出する(ステップ120)。そして、運転領域毎に、上記ステップ120で算出された合計補正係数Kに基づいて、上記ステップ104で算出された筒内PM生成量を補正する(ステップ122)。具体的には、各運転領域の筒内PM生成量が(1+K)倍される。これにより、各運転領域のデポジット化影響量が求められる。その後、上記ステップ122で求められた各運転領域のデポジット化影響量を加算することで、デポジット化総影響量を推定する(ステップ124)。
次に、図12に示すマップを参照して、上記ステップ124で推定されたデポジット化総影響量に基づいて、筒内付着デポジット量を推定する(ステップ126)。このステップ126では、デポジット化総影響量が多いほど、筒内付着デポジット量が多く推定される。すなわち、筒内におけるPMのデポジット化に対する影響度が大きいほど、筒内付着デポジット量が多く推定される。
その後、上記ステップ126で推定された筒内付着デポジット量に基づいて、燃料噴射量を増量補正する(ステップ110)。このステップ110では、例えば、冷間時の増量補正係数を増加させる補正や、筒内付着燃料量を増量する補正を実行することにより、燃料噴射量を増量補正することができる。
以上説明したように、図13に示すルーチンによれば、運転領域毎に筒内PM生成量が算出される。そして、この筒内PM生成量がピストン温度補正係数Kt,筒内オイル流入量補正係数Ko,燃料性状補正係数Kf,EGR率補正係数Keの合計値Kに基づき補正され、デポジット化影響量が求められる。続いて、各運転領域のデポジット化影響量の総和であるデポジット化総影響量に基づいて、筒内付着デポジット量が推定される。
従って、筒内PM生成量に、PMのデポジット化に対する影響度を考慮して、筒内付着デポジット量が推定される。よって、上記実施の形態1に比して空燃比の制御性を更に向上させることができ、エミッション特性を向上させることができる。
ところで、本実施の形態2においては、燃料性状センサ58により燃料性状を検出することとしているが、本発明における燃料性状取得手段はこのような方法に限定されるものではない。例えば、内燃機関1の運転状態を検出するセンサの出力等を基礎とした推定により、燃料性状を取得するようにしてもよい(例えば、特開平11−270399号公報参照)。
また、本実施の形態2においては、4つの補正係数Kt,Ko,Kf,Keを加算した後に筒内PM生成量を補正しているが、各補正係数Kt,Ko,Kf,Keを取得する毎に、筒内PM生成量を補正するようにしてもよい。
また、本実施の形態2においては、4つの補正係数Kt,Ko,Kf,Keを取得しているが、これらのうちの少なくとも1つの補正係数を取得することができれば、筒内PM生成量を補正してデポジット化影響量を求めることができる。その結果、デポジット化総影響量に基づいて筒内付着デポジット量を推定することができる。
尚、本実施の形態2においては、燃料性状センサ58が第4の発明における「燃料性状取得手段」に、ECU60が第5の発明における「EGR率取得手段」に、それぞれ相当している。
また、本実施の形態2においては、ECU60が、ステップ112の処理を実行することにより第2の発明における「ピストン温度取得手段」が、ステップ112及び120〜126の処理を実行することにより第2の発明における「デポジット量推定手段」が、それぞれ実現されている。また、本実施の形態2においては、ECU60が、ステップ114の処理を実行することにより第3の発明における「オイル量推定手段」が、ステップ114及び120〜126の処理を実行することにより第3の発明における「デポジット量推定手段」が、それぞれ実現されている。また、本実施の形態2においては、ECU60が、ステップ118〜126の処理を実行することにより第5の発明における「デポジット量推定手段」が、それぞれ実現されている。
本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。 軸トルク及びエンジン回転数に対する筒内PM生成量の等高線を示す図である。 運転領域毎の運転時間を積算するためにECU60が記憶しているテーブルの一例を示す図である。 筒内PM生成量を推定するためにECU60が記憶しているマップの一例を示す図である。 筒内PM総生成量に基づいて筒内付着デポジット量を推定するためにECU60が記憶しているマップの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである 軸トルク及びエンジン回転数に対するピストン温度の等高線を示す図である。 ピストン温度補正係数Ktを取得するためにECU60が記憶しているマップの一例を示す図である。 軸トルク及びエンジン回転数に対する筒内流入オイル量の等高線を示す図である。 筒内流入オイル量補正係数Koを取得するためにECU60が記憶しているマップの一例を示す図である。 EGR率補正係数Keを取得するためにECU60が記憶しているマップの一例を示す図である。 デポジット化総影響量に基づいて筒内付着デポジット量を推定するためにECU60が記憶しているマップの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
2 ピストン
5 ブローバイガス通路
6 クランクケース
10 クランク角センサ
18 燃焼室
20 インジェクタ
26 吸気バルブ
30 吸気通路
32 サージタンク
42 排気バルブ
46 排気通路
51 PCVバルブ
52 PCV通路
56 EGRバルブ
58 燃料性状センサ
60 ECU

Claims (5)

  1. 筒内燃料噴射型の内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
    気筒内に直接燃料を噴射する筒内インジェクタと、
    前記内燃機関の運転状態に基づいて、前記気筒内で生成される微粒子量を推定する微粒子量推定手段と、
    前記微粒子量に基づいて、前記気筒内に付着するデポジット量を推定するデポジット量推定手段と、
    前記デポジット量に基づいて、前記筒内インジェクタから噴射される燃料量を補正する燃料噴射量補正手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、
    ピストン温度を取得するピストン温度取得手段を更に備え、
    前記デポジット量推定手段は、前記微粒子量と前記ピストン温度とに基づいて、前記デポジット量を推定することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、
    前記気筒内に流入するオイル量を推定するオイル量推定手段を更に備え、
    前記デポジット量推定手段は、前記微粒子量と前記オイル量とに基づいて、前記デポジット量を推定することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  4. 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、
    燃料性状を取得する燃料性状取得手段を更に備え、
    前記デポジット量推定手段は、前記微粒子量と前記燃料性状とに基づいて、前記デポジット量を推定することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  5. 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、
    EGR率を取得するEGR率取得手段を更に備え、
    前記デポジット量推定手段は、前記微粒子量と前記EGR率とに基づいて、前記デポジット量を推定することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
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