JP2007302327A - 積層シートおよびそれを用いた包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】波長380nm以下の紫外線光線を実質的に遮断してシリンジ内の薬剤の変質を防止すると共に、シリンジ表記や薬剤を外部から目視できる包装容器に好適に使用できる積層シートおよび包装容器を提供する。
【解決手段】容器外層としての未延伸の熱可塑性樹脂層と、透明な紫外線遮断性樹脂からなる薄膜と、接着層と、容器内層としての未延伸の熱可塑性樹脂層とをこの順で積層した積層シートであって、前記積層シートが、全可視光透過率が80%以上であり、かつ波長380nm以下での紫外線透過率が5%以下である、ことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、積層シートおよびその積層シートを用いた包装容器に関し、より詳細には、プレフィルドシリンジを収納して完全密封した包装容器に好適に使用できる積層シートに関する。
薬剤が予め充填されたプレフィルドシリンジが医療の現場で使用されるようになってきている。プレフィルドシリンジは滅菌された状態で使用する必要があることから、滅菌された包装体の中に密封収納されたプレフィルドシリンジが開発されている。例えば、特開2002−253641号公報(特許文献1)には、滅菌包装体内に収納されたプレフィルドシリンジが開示されている。
プレフィルドシリンジは、通常のシリンジと異なり、予め薬剤が充填されていることから、製造から使用までの間に、シリンジ内の薬剤が変質等しないことが求められる。このため、従来のプレフィルドシリンジの包装体としては、アルミ蒸着されたフィルムや茶褐色ないし黒色のフィルムが使用されていた。例えば、特公平6−29952号公報(特許文献2)には、遮光性トレー台と該遮光性トレー台に剥離自在に設けられてフィルム取出用開口部を閉塞する遮光性の可撓性カバー部材とからなる包装体であって、当該遮光性トレー台を構成する積層体が、遮光性のプロピレンエチレン共重合体樹脂と、カーボンブラックと、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂とを含んでなる遮光性包装体が開示されている。
しかしながら、プレフィルドシリンジには、シリンジ内に充填された医薬品の名称等がシリンジ表面に表示されているため、アルミ蒸着されたフィルムや茶褐色ないし黒色のフィルム等の遮光性フィルムを包装体として使用すると、その表示が外部から認識できず、使い勝手に問題がある。
このため、プレフィルドシリンジを収納した包装体の表面に、シリンジに充填されている薬剤を表記したシール等を貼付したり、包装体表面に直接印刷することが行われている。包装体に貼付ないし印刷された表記とシリンジに表記された内容物とが一致しない場合も生じるため、医薬品の取り違え等による医療事故が発生するおそれもある。
特開2002−253641号公報 特公平6−29952号公報
したがって、本発明の目的は、波長380nm以下の紫外線光線を実質的に遮断してシリンジ内の薬剤の変質を防止すると共に、シリンジ表記や薬剤を外部から目視できる包装容器に好適に使用できる積層シートおよび包装容器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明による積層シートは、容器外層としての未延伸の熱可塑性樹脂層と、透明な紫外線遮断性樹脂からなる薄膜と、接着層と、容器内層としての未延伸の熱可塑性樹脂層とをこの順で積層した積層シートであって、
前記積層シートが、全可視光透過率が80%以上であり、かつ波長380nm以下での紫外線透過率が5%以下であることを特徴とするものである。
本発明の好ましい態様として、前記積層シートが、全可視光透過率が80%以上であり、かつ波長380nm以下での紫外線透過率が5%以下である。
また、本発明の態様としては、前記容器外層としての未延伸の熱可塑性樹脂層および/または容器内層としての未延伸の熱可塑性樹脂層中に紫外線吸収剤が含有されてなることが好ましい。
さらに、本発明の態様においては、前記容器外層としての未延伸の熱可塑性樹脂層と、容器内層としての未延伸の熱可塑性樹脂層との間に、中間層として、バリア層または耐衝撃性層が設けられてなることが好ましい。
本発明においては、別の態様として、上記の積層シートからなる包装容器本体と、蓋材とからなる包装容器を提供する。
また、本発明においては、上記包装容器の中に医薬品予充填容器を収納して完全密封した医療品を提供する。
本発明の態様としては、前記医薬品予充填容器がプレフィルドシリンジであることが好ましい。
本発明による積層シートは、紫外線を実質的に遮断できるため、積層シートからなる包装容器中にプレフィルドシリンジ等の医薬品予充填容器を収納した場合であっても、シリンジ内の薬剤の変質を防止すると共に、シリンジ表記や薬剤を外部から目視できる。
また、積層シートが、中間層としてバリア層を備えているため、酸素や水蒸気のバリア性に優れ、プレフィルドシリンジに充填された薬物の変質をさらに抑制することができる。
さらに、本発明の包装容器は、耐衝撃性、層間密着性、ヒートシール性、衛生性、および加工適性等に優れるため、より一層安全にプレフィルドシリンジを使用することができる。
またさらに、本発明の医薬品においては、医薬品予充填容器が包装容器中に収納された状態で完全密封されているため、気密性が高く、結果として、プレフィルドシリンジの滅菌処理効果が維持できる。
以下、図面を参照しながら本発明の積層シートについての実施の形態を詳述する。
積層シート
以下、図面を参照しながら本発明の積層シートについての実施の形態を詳述する。
図1は、本発明の積層シートの一例を示した断面図である。積層シート1は、容器の外層である熱可塑性樹脂フィルム層2の片面に紫外線遮断性樹脂からなる薄膜4を形成し、前記の紫外線遮断性樹脂層の形成面側にドライラミネート接着剤層6aを介して容器内層である熱可塑性樹脂フィルム層8を順次積層して構成される。
上記の積層構造を採ることにより、波長380nm以下の紫外光線を実質的に遮断できるため、プレフィルドシリンジ内の薬剤が変質、変色するのを防止でき、保存安定性に優れる医療品を実現できる。
図2は、容器本体に使用される積層シートの他の例を示した断面図である。図2に示されるように、積層シート1は、容器の外層である熱可塑性樹脂フィルム層2に紫外線遮断性樹脂からなる薄膜4を形成し、前記の紫外線遮断性樹脂層の形成面側にアンカーコート層6bを介して押し出し樹脂層6cを形成し、更にその上に容器内層である熱可塑性樹脂フィルム層8を順次積層して構成される。
図3は、本発明の積層シートの他の一例を示す断面図である。
図3に示すように、積層シート1は、容器外層である熱可塑性樹脂フィルム層2の少なくとも一方の面に紫外線吸収性樹脂からなる薄膜4を形成し、前記の紫外線吸収性樹脂層の形成面側にドライラミネート接着層6aを介して容器の内層である熱可塑性樹脂フィルム層8を順次積層した構成を有する。
上記の積層構造を採ることにより、波長380nm以下の紫外光線を実質的に遮断できるため、プレフィルドシリンジ内の薬剤が変質、変色するのを防止でき、保存安定性に優れる医療品を実現できる。
以下、開口容器および蓋材に使用される積層シートを各層ごとに説明する。
(1)熱可塑性樹脂層
容器の外層2と内層8とを構成する熱可塑性樹脂層は、成形性、熱シール性、耐ブロッキング性を有すれば、特に限定されず、具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体樹+脂、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテン樹脂、ポリブテン樹脂、酸変性ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂、低結晶性の飽和ポリエステルまたは非晶性のポリエステル樹脂等を使用することができる。
熱可塑性樹脂層の外層2と内層8とは、上記樹脂のうち、同じ樹脂で構成してもよく、また異なった樹脂を使用してもよい。
また、必要に応じてこれらの熱可塑性樹脂層に例えば、ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等の樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂のコーティングしたものを一種または二種以上の複合材料として使用してもよい。
なお、本発明においては、上記の熱可塑性樹脂層には、例えば、文字、図形、記号、絵柄、模様等の所望の印刷絵柄を通常のインキ組成物を使用してオフセット印刷あるいはグラビア印刷、フレキソ印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷、その他等の通常の印刷法で必要に応じて熱可塑性樹脂層の表面あるいは裏面に印刷が施されていてもよい。
上記の熱可塑性樹脂層の樹脂中において、紫外線遮断剤を添加してもよく、無機系の紫外線遮断剤としては、例えば、具体的に、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、マイカ、カオリン、セリサイト等の無機系紫外線遮断剤を添加することができる。
上記の無機系の紫外線遮断剤の添加量としては、樹脂に対して0.1〜30重量%含まれるのが好ましい。上記の紫外線遮断剤の添加量が、0.1重量%未満であると、紫外線遮断性の機能を発現できない。一方、30重量%を超えて使用しても紫外線遮断性の大幅な向上がみられず、コストが増加するため好ましくない。
また、上記の熱可塑性樹脂層の樹脂中において、有機系の紫外線遮断性樹脂としては、例えば、具体的に、ベンゾフェノン系、オキシベンゾン、ベンゾイルメタン系、ブチル-メトキシベンゾイルメタン、トリアゾール系等のUVA遮断剤、桂皮酸系、パラメトキシケイ皮酸2エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸系、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル、カンフル系、メチルベンジデリンカンフル等の有機系紫外線遮断剤を使用することができ、その添加量は、樹脂に対して0.1〜60重量%程度含まれるのが好ましい。上記の有機系紫外線遮断剤は、無機系の紫外線遮断剤より透明性に優れるという利点を有する。
蓋材は、後述するように、開口容器の周縁部に設けたフランジと蓋材とが密封貼着されるよう、開口容器の内層の熱可塑性樹脂層と、蓋材のフランジと密封貼着される側の熱可塑性樹脂層とは、同一材料で構成されることが好ましい。例えば、開口容器の外層2をPET等のポリエステルで構成し、内層8をポリエチレンで構成した場合は、蓋材の少なくとも一方の側の熱可塑性樹脂にポリエチレンを使用する。このように、同一樹脂を使用することにより、フランジと蓋材との密着性が向上する。
(2)紫外線吸収樹脂層
紫外線遮断性樹脂層を構成する薄膜4としては、波長380nm以下の紫外線を実質的に遮断するために形成する樹脂であることが必要であり、具体的には、紫外線遮断性樹脂を0.1μm〜8μm程度形成することが好ましく、0.3μm〜5μm程度形成することがより好ましい。具体的には、大日精化工業株式会社製UVカットインキ「商品名:AP−UV」等を使用できる。
上記において、0.1μm未満であると、紫外線を実質的に遮断するという機能を充分に発現できず、プレフィルドシリンジ内の薬剤の変質を確実に防止できない。一方、8μmを超えても、紫外線を実質的に遮断するという機能の大幅な向上は認められず、材料コストが増加する点で好ましくない。
上記の紫外線遮断成分を含む樹脂からなる薄膜4の形成方法としては、特に限定されるものではなく、例えば、グラビアコート法、リバースコート法、キスコート法、ダイコート法、メタリングバーコート法等の形成方法を使用でき、これらの方法によれば高速で薄膜コートすることが可能である。
なお、薄膜を形成するには、薄膜層形成用塗工液を塗布した塗膜を乾燥する必要があるが、乾燥条件は特に限定されるものではく、塗膜乾燥条件は薄膜層や基体フィルムの諸特性に悪影響を及ぼさない範囲で行うことができる。
上記の各種樹脂を製膜するに際しては、例えば、フィルムの加工性、耐熱性、耐候性、機械的性質、寸法安定性、抗酸化性、滑り性、離形性、難燃性、抗カビ性、電気的特性、強度、その他等を改良、改質する目的で、種々のプラスチック配合剤や添加剤等を添加することができる。
その添加量としては、極微量から数十%まで、その目的に応じて、任意に添加することができる。
上記において、一般的な添加剤としては、例えば、滑剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線遮断剤、光安定剤、充填剤、帯電防止剤、アンチブロッキング剤、染料、顔料等の着色剤、その他等を使用することができ、更には、改質用樹脂等も使用することができる。
(3)接着層
接着層としては、例えば、ポリエステル系、イソシアネート系(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系、ポリブタジエン系、有機チタン系等の接着剤またはアンカーコーティング剤、ポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロース系、その他等のラミネート用のアンカーコート剤、接着剤等を使用することが好ましい。
上記のアンカーコート層としては、具体的には、例えば、有機チタン系アンカーコーティング剤、イソシアネート系アンカーコーティング剤、ポリエチレンイミン系アンカーコーティング剤、ポリブタジェン系アンカーコーティング剤等を使用することができる。
そして、本発明においては、上記のような接着剤を使用して、例えば、グラビアコート、ロールコート等の通常のコーティング法でコーティングして接着層を形成することができる。また、そのコート量としては、0.2g/m〜6g/m程度が好ましい。また、このような形成面側には、接着力を高めるために、予め、コロナ放電処理を施してもよい。
(4)中間層
中間層3を構成する材料として、例えば、透明な酸素バリア性を有するエチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物フィルムないしシートを好適に使用することができる。上記のフィルムないしシートの厚さとしては、任意の厚さとしてよいが、通常は5〜200μm程度であり、10〜100μm程度が好ましい。
(5)積層シートの製造方法
次に、上記のような材料を使用して積層シートを製造する方法について説明する。積層シートを得る方法としては、通常の包装材料をラミネートする方法、例えば、ウエットラミネーション法、ドライラミネーション法、無溶剤型ドライラミネーション法、押し出しラミネーション法、Tダイ押し出し成形法、共押し出しラミネーション法、インフレーション法、共押し出しインフレーション法、その他等で行うことができる。
本発明においては、積層を行う際に、必要に応じて、例えば、コロナ処理、オゾン処理、フレーム処理、その他の前処理をフィルムに施すことができる。
積層シートの製造方法
積層シート1は、一般的な熱成形法により容器形成に必要な厚みを有する積層シートを加熱して成型品を成形する。
上記の成形方法としては、例えば、圧空成形,真空成形又はその併用、プラグアシスト等を用いて、所定の形状、形態に加工することができる。
積層シートは、未延伸物に限定されず、延伸物であってもよい。
また、積層シートの厚さは、30μm〜400μmの範囲が適度の硬さと成形性を有する点で好ましい。
下記に説明するように、容器本体に中に医薬品予充填容器を収納する場合、例えばプレフィルドシリンジが容器本体中に嵌合するように、容器本体に凹部を形成するには、加熱圧空成形、ドラム式真空成形、プラグ型成形、ピン成形、プレヒーター成形、プレヒータープラグアシスト成形等の成形方法によって成型することができる。本発明においては、成形後の容器の肉厚が均一に得られる、プレヒータープラグアシスト成形によって成形するのが好ましい。
容器の形態としては特に限定されるものではなく、例えばブリスターパックの形状に成形できる。
包装容器
本発明の包装容器は、上記の積層シートからなる容器本体を先ず作製し、その容器の中に、後述の医薬品予充填容器を収納し、滅菌処理等を行った後、蓋材を容器本体の開口部に配置し、次いで、容器本体のフランジ周辺端部をシールして密封貼着させることにより作製できる。シール方法としては、ロールシール方式と平板シール方式とを好適に使用できる。
ロールシール方式は、凹部を成形した開口容器を連続的に下方向に設けられたロールにより搬送しながら熱ロールによって上下から加熱し、圧力を加えて蓋材を貼着する方式である。また、平板シール方式は、凹部を成形した開口容器を間欠的に搬送し、容器本体が停止した際に、平板シール型によって加熱し、圧力を加えて蓋材を貼着する方式である。本発明においては、シール性に優れるとともに、シール後のカールが抑えられるロールシール方式を使用することが好ましい。
医薬品予充填容器
本発明においては、上記の包装容器の中に医薬品予充填容器を収納して完全密封した医薬品も提供される。医薬品予充填容器としては、プレフィルドシリンジが好適に用いられる。
プレフィルドシリンジは、図4に示すように、外筒32と外筒の先端開口を密封する封止キャップ33と、外筒32内に収納され外筒内を液密に摺動することができるガスケット34と、ガスケット34を外筒内で前後に摺動させるためにガスケット34に取り付けられるプランジャー35を備えている。
プレフィルドシリンジ31は、上記の包装容器(図示せず)に収納された状態で滅菌処理される。
プレフィルドシリンジ31の外筒32は、一般の注射器と同様の形状をしており、先端には薬液を吸入、排出するための開口した筒先が形成されている。また、外筒の後端にはプランジャー35を前方に押して移動させる際に指をかけるためのフランジ36が設けられている。外筒を成形する材料としては、透明なガラス、合成高分子樹脂組成物などを用いることができる。合成高分子樹 脂組成物としては、ポリプロピレンまたは環状ポリオレフィンを構成成分とする組成物が好適である。
外筒の先端開口を密封する封止キャップ33は、ゴムやエラストマーのような弾性を有する材料で形成したキャップ状のもので筒先を包み込む様に覆い被せても良く、また前記の合成高分子樹脂組成物でキャップ状の成型物を作製し、外筒の先端開口を塞ぐようにゴムやエラストマーのような弾性材料を配置したキャップ状のものを筒先に覆い被せても良く、また、前記の合成高分子樹脂組成で天面に透孔を設けたキャップ状の成型物を作製し、その透孔を塞ぐようにゴムやエラストマーのような再シール性材料を配置したキャップ状のものを筒先に覆い被せても良い。
筒先に封止キャップ3が確実に固定され抜け落ちたりしないようにするため、筒先の外表面及び封止キャップの内表面にお互いが係合するように凹部凸部、凹条凸条、雄ねじ雌ねじ、あるいはこれらを組み合わせたもの等を設けて固定しても良い。また、アルミリングによる巻き締め、収縮チューブによる押圧、接着、融着等で固定しても良い。また、さらに改竄防止に為に収縮チューブやラベル等を密着させてもよい。
外筒の先端(筒先)に取り付けられた封止キャップは、取り外して、充填してある薬剤を輸液容器や輸液ラインに注入したり、あるいは注射針や留置針等を接続して患者に投与したり、両端に穿刺部を設けた両頭針を接続し、それらの操作により充填してある薬剤を輸液容器に注入したりする。両頭針の接続は両頭針に設けられているガイド(接続部)に封止キャップを挿入し、ガイドの内面と封止キャップの外面を接触させてプレフィルドシリンジ用注射器に両頭針を固定する。
ガイドに封止キャップを挿入しプレフィルドシリンジ用注射器に両頭針を装着した際に、両頭針が脱落しないようにするためガイドの内面に形成されている凹部凸部、凹条凸条等に対応する凸部凹部、凸条凹条等を 封止キャップの外表面に形成しておくことが好適である。なお、本発明のプレフィルドシリンジは上記のような操作が行われるため、封止キャップ33に用いられる再シール性を有する材料に与えられる再シール性はより高度なものであることが好ましい。具体的には、SEBS、SEPS等のエラストマーあるいはこれら エラストマーとポリプロピレンまたはポリエチレンとの組成物、ブチルゴム、イソプレンゴム、ブタジエン系ゴム及びそれらを混合したゴムが挙げられる。
外筒32内に収納され外筒内を液密に摺動することができるガスケット34は、一般のプラスチック製注射器で使用されているものと同様の形状のものが使用できる。ガスケットを成形する材料としては、薬剤と接触した際にガス ケットから薬剤中にガスケットの構成成分が溶出しないものが好適である。例えば、ブチルゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、スチレン系ゴム、およびそれらを混合したゴム等があげられる。
ガスケットの薬剤と接する部分には、ガスケットへの薬剤の吸着及びガスケットからガスケットの構成成分が薬剤中へ溶出するのを防止するため、ポリテトラフロロエチレ ン、ポリトリフロロ-クロロエチレン、ポリテトラフロロエチレン−ヘキサフロロプロピレン共重合体等のフッソ系化合物あるいはポリクロロパラキシリレン、 ポリフロロパラキシリレン等のポリパラキシリレン系化合物を主成分とする被覆膜を形成しても良い。
ガスケット34には、ガスケットを外 筒内で前後に摺動させるためのプランジャー35を取り付けるためのプランジャー取り付け部が形成されている。ガスケット34へのプランジャー35の取り付け方法 としては、ガスケットを前後に摺動させた際にガスケットとプランジャーが外れることなく、ガスケットが動かせれば良く、ガスケットに形成されているプラン ジャー取り付け部の内周面とプランジャーの外周面にお互いが係合するように凹部凸部、凹条凸条、雄ねじ雌ねじ、あるいはこれらの組み合わせたもの等を設けて取り付けることによってガスケットの前後の動きが確実に行える。プランジャーはガスケットに取り付けておいてもよく、また病院等の医療施設でプレフィルドシリンジ用注射器を使用する時に取り付けてもよい。即ち、プレフィルドシリンジ用注射器を包装容器に封入する段階で、ガスケットにプランジャーを取り付けておいても良く、またプレフィルドシリンジ用注射器を包装容器に封入する段階では、ガスケットにプランジャーは取り付けずに一緒に包装容器に封入し、プレフィルドシリンジを使用するときに取り付けてプレフィルドシリンジ用注射器を完成させても良い。プランジャーを作成する材料としては、ポリプロピレンやポリスチレン等のある程度の剛性を有する合成高分子樹脂組成物が好適である。
医薬品
図5は、本発明の医療品の一実施形態を示す斜視図である。
図5に示すように、医療品100は、プレフィルドシリンジ31と、そのプレフィルドシリンジ31を収納した容器本体21に蓋材22が密封貼着された包装容器とから構成される。容器本体21は、その周縁部にフランジ23を備え、そのフランジ部分23と蓋材22とが、密封貼着されている。
容器本体は、プレフィルドシリンジが一体嵌合するように成形されたものであることが好ましい。例えば、後述するプレフィルドシリンジのフランジ部分やプランジャー部分の凹凸と対応するように、開口容器にも凹凸を設けることにより、一体嵌合できる開口容器を成形できる。
開口容器を成形方法は、特に限定されるものではなく、従来の成形方法により成形できる。例えば、従来のブリスターパックを製造するように、射出成形やブロー成形等によって、任意の形状に成形することができる。
本発明による医療品は、医療品を構成する包装容器が、可視光線の波長領域において透明性に優れると共に、波長380nm以下の紫外光線の遮断性に優れたものであるため、包装容器内に収納されたプレフィルドシリンジ等の医薬品予充填容器を目視にて確認できる。また、シリンジ内の薬剤が紫外線により変質してしまうのを防止できるため、衛生安全性にも優れる。とりわけ、紫外線により変色や変質し易いビタミン剤、アミノ酸等の薬剤が充填されたプレフィルドシリンジに効果的である。
次に、実施例により本発明の積層シートについてさらに説明するが、本発明がこれら実施例により限定されるものではない。
実施例1
容器外層として、厚さ30μmの未延伸ポリプロピレン樹脂フィルム(東セロ株式会社製「SC」)を使用し、その片面に紫外線遮断性樹脂からなる薄膜として、厚さ3μmのUVカットインキ(大日精化工業株式会社製「AP−UV」)をグラビア印刷法により形成して、次いで、この紫外線遮断性樹脂からなる薄膜上に、厚さ100μmのポリエチレン樹脂フィルム(テクノフィルム(株)製)を2液硬化型のドライラミネート用接着剤(三井武田ケミカル株式会社製「主剤A969/硬化剤A5」)を介してドライラミネートすることにより、積層シートを作製した。
積層シートの層構成は、未延伸ポリプロピレン樹脂フィルム30μm/UVカットインキ層3μm/押し出し樹脂層3μm/ポリエチレン樹脂フィルム100μmとした。
得られた積層シートを用い、真空成形法によって、プレフィルドシリンジ用の所望の数の成形凹部を有し、開口部の周縁に設けられた各成形凹部間を連結するフランジ部とからなる容器本体を成形した。
蓋材は、基材フィルムとして、厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム(東洋紡績株式会社製「T−4100」)を使用し、その片面に紫外線遮断性樹脂からなる薄膜として、厚さ3μmのUVカットインキ(大日精化工業株式会社製「AP−UV」、アクリルポリオール系樹脂)をグラビア印刷法により形成し、次いで、このフィルムの紫外線遮断性樹脂からなる薄膜上に、厚さ30μmのポリエチレン樹脂フィルム(テクノフィルム(株)製「M−16P」)を2液硬化型のドライラミネート用接着剤(三井武田ケミカル株式会社製「主剤A969/硬化剤A5」)を介して、ドライラミネーションして蓋材を作製した。
蓋材の層構成は、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム12μm/UVカットインキ層3μm/ドライラミネート用接着剤層3μm/ポリエチレンフィルム30μmとした。
得られた容器本体および蓋材の紫外線透過率について測定を行った。測定は分光光度計(島津製作所製UV−2200)を用いた。なお、下記の表1において、紫外線透過率の単位は全て%である。
紫外線透過率は、以下の表1に示される通りであった。
上記で得られた容器本体にプレフィルドシリンジを収納し、容器本体と蓋材とをロールシール方式にて密封貼着して医療品1を作製した。
得られた医療品1は、紫外線光線を実質的に遮断し、プレフィルドシリンジを目視して確認することができた。
実施例2
容器外層として、厚み30μmの未延伸ポリプロピレン樹脂フィルムの上に形成したUVカットインキの形成面側に、更に、アンカーコート剤として三井武田ケミカル株式会社製「A3210/A3075」を厚み0.3g/m2を塗布し、そのアンカーコート剤の形成面側と、容器内層として厚み100μmのポリエチレン樹脂フィルムとを厚み15μmのポリエチレン樹脂(日本ユニカー株式会社製「NUC−8007」)を介して、加熱溶融押出し加工により積層することにより積層シートを得た。
積層シートの層構成は、未延伸ポリプロピレン樹脂フィルム30μm/UVカットインキ層3μm/アンカーコート剤層0.3g/m2/ポリエチレン樹脂層15μm/ポリエチレン樹脂フィルム100μmとした。
蓋材は、実施例1と同様のものを使用した。
得られた容器本体の紫外線透過率を、実施例1と同様にして測定した。 結果は、以下の表1に示される通りであった。
上記で得られた容器本体にプレフィルドシリンジを収納し、容器本体と蓋材とをロールシール方式にて密封貼着して医療品2を作製した。
得られた医療品2は、紫外線光線を実質的に遮断し、プレフィルドシリンジを目視して確認することができた。
実施例3
容器本体用の積層シートとして、最内層(ヒートシール層)としてポリエチレン樹脂フィルムを使用する替わりに、無機系紫外線遮断剤として、酸化亜鉛を練り込んだポリエチレン樹脂層を含む多層フィルム(DNPテクノフィルム株式会社製、品名「TEP−UV」)を使用下以外は、実施例2と同様にして、積層シートを作製した。
積層シートの層構成は、未延伸ポリプロピレン樹脂フィルム30μm/UVカットインキ層3μm/アンカーコート剤層0.3g/m2/ポリエチレン樹脂層15μm/無機系紫外線遮断剤を練り込んだポリエチレン樹脂フィルム100μmとした。
蓋材は、実施例1と同様のものを使用した。
得られた容器本体の紫外線透過率を、実施例1と同様にして測定した。 結果は、以下の表1に示される通りであった。
上記で得られた容器本体にプレフィルドシリンジを収納し、容器本体と蓋材とをロールシール方式にて密封貼着して医療品3を作製した。
得られた医療品3は、紫外線光線を実質的に遮断し、プレフィルドシリンジを目視して確認することができた。
実施例4
容器用の積層シートとして、最内層(ヒートシール層)としてポリエチレン樹脂フィルムを使用する替わりに、無機系紫外線遮断剤として、酸化亜鉛を練り込んだポリエチレン樹脂層およびエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(クラレ株式会社製:エバール)を含む樹脂層を設けた多層フィルム(DNPテクノフィルム株式会社製、品名「TEP−UVA」)を使用した以外は実施例2と同様にして、積層シートを作製した。
積層シートの層構成は、未延伸ポリプロピレン樹脂フィルム30μm/UVカットインキ層3μm/アンカーコート剤層0.3g/m2/ポリエチレン樹脂層15μm/無機系紫外線遮断剤を練り込んだポリエチレン樹脂フィルム100μmとした。
蓋材は、実施例1と同様のものを使用した。
得られた容器本体の紫外線透過率を、実施例1と同様にして測定した。 結果は、以下の表1に示される通りであった。
上記で得られた容器本体にプレフィルドシリンジを収納し、容器本体と蓋材とをロールシール方式にて密封貼着して医療品4を作製した。
得られた医療品4は、紫外線光線を実質的に遮断し、プレフィルドシリンジを目視して確認することができた。
比較例1
容器外層の裏面にUVカットインキ層を形成しない以外は実施例1と同様にして積層シートを作製した。
積層シートの層構成は、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム12μm/ドライラミネート用接着剤層3μm/ポリエチレン樹脂フィルム30μmとした。
蓋材は、実施例1と同様のものを使用した。
得られた容器本体の紫外線透過率を、実施例1と同様にして測定した。 結果は、以下の表1に示される通りであった。
上記で得られた容器本体にプレフィルドシリンジを収納し、容器本体と蓋材とをロールシール方式にて密封貼着して医療品5を作製した。
Figure 2007302327
結果は、表1に示すように、実施例1〜実施例4の医療品は、いずれも波長380nm以下の紫外線透過率が、1.9%〜4.1%の包装容器から構成されているため、紫外線光線を実質的に遮断すると共に、包装容器の外部から内容物(プレフィルドシリンジ)を目視して確認することが可能である。
これに対し、比較例1の医療品は、紫外線透過率が、82%以上透過するためプレフィルドシリンジ内の薬剤の保存適性に劣るものであった。
本発明の積層シートの一実施態様を示す断面図である。 本発明の積層シートの他の一実施態様を示す断面図である。 本発明の積層シートの他の一実施態様を示す断面図である。 本発明の医療品を構成するプレフィルドシリンジの一例を示す側面図である。 本発明の医薬品の一実施態様を示す斜視図である。
符号の説明
1 積層シート
2 熱可塑性樹脂フィルム層(容器外層)
4 紫外線遮断性樹脂からなる薄膜
6a 接着剤層
6b アンカーコート層
6c 押し出し樹脂層
8 熱可塑性樹脂フィルム層(容器内層)
21 容器本体
22 蓋材
23 フランジ
100 医薬品
31 プレフィルドシリンジ
32 外筒
33 封止キャップ
34 ガスケット
35 プランジャー
36 フランジ

Claims (6)

  1. 容器外層としての未延伸の熱可塑性樹脂層と、透明な紫外線遮断性樹脂からなる薄膜と、接着層と、容器内層としての未延伸の熱可塑性樹脂層とをこの順で積層した積層シートであって、
    前記積層シートが、全可視光透過率が80%以上であり、かつ波長380nm以下での紫外線透過率が5%以下である、ことを特徴とする、積層シート。
  2. 前記容器外層としての未延伸の熱可塑性樹脂層および/または容器内層としての未延伸の熱可塑性樹脂層中に紫外線吸収剤が含有されてなる、請求項1に記載の積層シート。
  3. 前記容器外層としての未延伸の熱可塑性樹脂層と、容器内層としての未延伸の熱可塑性樹脂層との間に、中間層として、バリア層または耐衝撃性層が設けられてなる、請求項1または2に記載の積層シート。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の積層シートからなる包装容器本体と、蓋材とからなる、包装容器。
  5. 請求項4に記載の包装容器の中に医薬品予充填容器を収納して完全密封した医療品。
  6. 前記医薬品予充填容器がプレフィルドシリンジである、請求項5に記載の医薬品。
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