JP2014218283A - キャップ付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体2とキャップ1とを備えるキャップ付き容器であって、前記キャップが、キャップ天板11と、このキャップ天板の外周から垂下するキャップ周壁12と、キャップ周壁の内側の位置でキャップ天板の外周から垂下するインナーリング13とを備え、キャップ周壁とインナーリングとの間に容器本体の開口部の周壁を挟むことにより容器本体の開口部を閉塞した容器において、インナーリングと容器本体の開口部周壁との密着性を強くして、しかも、キャップを容易に装着できるキャップ付き容器を提供すること。【解決手段】インナーリングに屈曲部13bを設け、屈曲部の外径を容器本体の開口部周壁の内径より大きく構成し、屈曲部より上方13aではキャップ天板から屈曲部に向かって拡径する形状を有し、屈曲部より下方13cでは屈曲部から下端に向かって縮径して、下端部13dを容器本体の開口部周壁の内径より小さく構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体とキャップとを備えて構成されるキャップ付き容器に関する。このキャップはキャップ天板の外周から垂下するキャップ周壁と、このキャップ周壁の内側の位置でキャップ天板の外周から垂下するインナーリングとを備えており、前記キャップ周壁とインナーリングとの間に容器本体の開口部の周壁を挟むことにより容器本体の開口部を閉塞して密閉するものである。
このようなキャップ付き容器は、例えば特許文献1に記載のように周知である。
特許文献1に記載のキャップ付き容器は、プラスチックボトルを容器本体とし、その開口部の外周にねじ部が設けられており、一方、キャップ周壁の内面にもねじ部が設けられている。そして、キャップを捩じ込むことにより容器本体の開口部の周壁がキャップ周壁とインナーリングとの間に進入し、これらキャップ周壁とインナーリングとがプラスチックボトルの開口部周壁を押圧して密閉する。
しかしながら、このようなキャップ付き容器においては、キャップを捩じ込んで容器本体の開口部周壁を進入させたとき、容器本体の開口部周壁の先端の端部がインナーリングの下端部に突き当たって、その進入を妨害することがある。一方、インナーリングを容器本体の開口部周壁の内径より小さく構成すれば、その開口部周壁がインナーリングの下端部に突き当たることを防ぐことができ、スムーズにキャップを装着することが可能になるが、装着したキャップのインナーリングと開口部周壁との密着性が弱まり、このため、容器の密封性が阻害される。
特開2001−233362号公報
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、インナーリングと容器本体の開口部周壁との密着性を強くして、しかも、キャップを容易に装着できるキャップ付き容器を提供することを目的とするものである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、容器本体とキャップとを備えて構成されるキャップ付き容器であって、前記キャップが、容器本体の開口部を閉塞するキャップ天板と、このキャップ天板の外周から垂下するキャップ周壁と、このキャップ周壁の内側の位置でキャップ天板の外周から垂下するインナーリングとを備えており、前記キャップ周壁とインナーリングとの間に容器本体の開口部の周壁を挟むことにより容器本体の開口部を閉塞した容器において、
前記インナーリングが屈曲部を有しており、この屈曲部の外径が容器本体の開口部周壁の内径より大きく構成されていると共に、この屈曲部より上方においては前記インナーリングがキャップ天板から屈曲部に向かって拡径する形状を有し、屈曲部より下方においては前記インナーリングが屈曲部から下端に向かって縮径して、その下端部が容器本体の開口部周壁の内径より小さく構成されていることを特徴とするキャップ付き容器である。
この発明においては、インナーリングの屈曲部の外径が容器本体の開口部周壁の内径よ
り大きく構成されているから、容器本体にキャップを装着したときには、この屈曲部が開口部周壁を内側から押圧する。このように、キャップを装着した状態では、インナーリングの屈曲部に外向きの応力がかかった状態に維持されるため、両者は強い力で密着する。なお、インナーリングと容器本体の開口部周壁とは前記屈曲部で線接触するから、その全周に渡って均一な力で密着する。そして、この線状の密着部分で、容器は密封されるのである。
次に、インナーリングの下端部は容器本体の開口部周壁の内径より小さく構成されているから、キャップを容器本体に装着するとき、容器本体の開口部周壁がインナーリングの下端部に突き当たることがない。しかも、インナーリングは前記密着部分で屈曲しており、すなわち、インナーリングの外面及び内面のいずれもが、キャップ天板から屈曲部に向かって拡径する形状を有し、また、屈曲部から下端に向かって縮径する形状を有しているため、開口部周壁の進入に伴って屈曲部や上方部でインナーリングが内側に向かって撓むことになる。そして、このため、開口部周壁がインナーリングの下端部とキャップ周壁の間にはさまれた後も、強い抵抗を受けることなく、スムーズに進入することができる。
このように、本発明によれば、インナーリングの屈曲部が容器本体の開口部周壁の内径より大きく構成されているから、この屈曲部で十分に密封することができるにも拘わらず、容器本体の開口部周壁がインナーリングの下端部に突き当たることがなく、また、その進入が容易となる。
次に、請求項2に記載の発明は、前記キャップ周壁が内側に向かう突出部を備えており、かつ、この突出部は前記インナーリングの屈曲部より上方に位置していることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器である。
この発明によれば、インナーリングの屈曲部が容器本体の開口部周壁を外側に向けて押圧する一方、その上方位置で、キャップ周壁の突出部が内側に向けて押圧するから、前記屈曲部における密着性が高まり、一層確実に密封することが可能となる。
また、請求項3に記載の発明は、キャップ周壁の前記突出部が容器本体の周方向に複数個設けられていることを特徴とする請求項2に記載のキャップ付き容器である。
この発明によれば、前記突出部が周方向に複数個設けられているから、その周囲にわたって、均一な力で密封することができる。なお、これら複数個の突出部は、容器本体の開口部周壁の周方向に均一に設けられていることが望ましい。例えば、前記開口部周壁を横方向に切断したとき、その横断面の中心角を等分に分ける位置である。
また、請求項4に記載の発明は、前記容器本体とキャップのうちいずれか一方が他方より柔軟な材質から構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のキャップ付き容器である。キャップが柔軟な材質から構成されている場合には、前記屈曲部や上方部でインナーリングが内側に向かって一層柔軟に撓むから、開口部周壁の進入が一層容易になる。また、容器本体が柔軟な材質から構成されている場合には、前記屈曲部や上方部でインナーリングが内側に向かってに撓むと共に、開口部周壁が外側に向かって撓むから、この場合にも、開口部周壁の進入が一層容易になる。すなわち、いずれの場合にも、開口部周壁の進入が一層容易になるのである。
次に、請求項5に記載の発明は、前記容器本体とキャップのいずれもが紫外線遮断性を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のキャップ付き容器である。このキャップ付き容器は、紫外線によって劣化し易い内容物を収容する容器として適している。例えば、紫外線硬化型インキの容器である。
本発明によれば、インナーリングで十分に密封することができ、しかも、キャップの装着にあたって容器本体の開口部周壁がインナーリングの下端部に突き当たることがなく、また、その進入が容易となる。
本発明に係るキャップ付き容器の要部断面図。
本発明の容器は、容器本体とキャップとを必須の構成要素とするものである。図1は、容器本体の開口部周辺を示す要部断面図である。
図1から分かるように、本発明に係るキャップ1は、容器本体2の開口部を閉塞するキャップ天板11を有しており、このキャップ天板1の外周からキャップ周壁12が垂下している。また、キャップ周壁12の内側の位置でキャップ天板11の外周からインナーリング13が垂下している。
容器本体2の開口部は円筒状の周壁22に囲まれている。そして、この開口部周壁22の外周にねじ部22aが設けられており、他方、キャップ周壁12内面にもねじ部12aが設けられている。そして、これら容器本体2のねじ部22aとキャップ周壁12のねじ部12aとを螺合することにより、キャップ1が容器本体2に装着されている。もちろん、キャップ1と容器本体2とは開封と装着(すなわち、脱着)を繰り返すことができる。なお、キャップ1を容器本体2に装着した状態では、キャップ天板11が容器本体2の開口部を閉塞している。
インナーリング13は、キャップ天板11からその下端部13dに向けて、その中央に位置する屈曲部13bと、この屈曲部13bよりキャップ天板11に近い上方部13aと、屈曲部13bより下端部13dに近い下方部13cに分けることができる。屈曲部13bの外径は、上方部13aの外径及び下方部13cの外径より大きく構成されている。すなわち、インナーリング13の各部分のうち、もっとも外径が大きい部分である。そして、この屈曲部13bの外径は容器本体2の開口部周壁22の内径より大きく構成されている。このため、キャップ1を容器本体2に装着した状態で、キャップ1を容器本体2とは、この屈曲部13bで線接触し、この屈曲部13bが開口部周壁22を内側から押圧して密封している。
なお、屈曲部13bは、その内径も上方部13aの内径及び下方部13cの内径より大きく構成されている。このため、屈曲部13bの肉厚は上方部13aの肉厚と同じ肉厚に構成されている。このように、屈曲部13bの肉厚と上方部13aの肉厚とを同じにして、しかも、屈曲部13bの外径を最大とするため、この屈曲部13bより上方の上方部13aにおいては前記インナーリング13の外径と内径が、いずれも、キャップ天板11から屈曲部13bに向かって拡径するように構成されている。
また、インナーリング13の下端部13dは、容器本体2の開口部周壁22の内径より小さく構成されている。このため、キャップを容器本体に装着するとき、容器本体2の開口部周壁22がインナーリング13の下端部13dに突き当たることがない。前述のように、屈曲部13bから下端部13dに至る下方部13cの外径は、屈曲部13bの外径より小さく構成されており、また、下方部13cの内径も屈曲部13bの内径より小さく構成されている。このため、下方部13cにおいては前記インナーリング13の外径と内径とが、いずれも、屈曲部13bから下端部13dに向かって縮径してするように構成され
ている。
なお、下端部13dの肉厚は、上方部13aや屈曲部13bの肉厚より薄く構成することが望ましい。このため、下方部13cにおいては、屈曲部13bから下端部13dに向かって、その肉厚が漸減するよう構成されていることが望ましい。
そして、このように、インナーリング13がその途中の屈曲部13bで屈曲しているため、すなわち、インナーリング13の外径と内径が、いずれも、屈曲部13bで最大となるように構成されているため、屈曲部13bが開口部周壁22を内側から押圧して密封しているにも拘らず、キャップ2の装着にあたっては、開口部周壁22の進入に伴ってインナーリング13が撓み、強い抵抗を受けることなくスムーズに装着することが可能となる。
次に、キャップ周壁12の内面には、内側に向かう突出部12bが設けられている。この突出部12bは、ねじ部12aより上方位置に配置されており、また、前記屈曲部13bより上方位置に配置されている。そして、この突出部12bは開口部周壁22を内側に向けて押圧して、開口部周壁22を前記屈曲部13bに押し付け、両者の密着性を向上させる。すなわち、このように複数個の突出部12bにより開口部周壁22を内側に向けて押圧し、前記屈曲部13bで外側に向けて押圧することにより、開口部周壁22には捩れる方向に力が働くことになるから、容器本体2の開口部周壁22は強い力で前記屈曲部13bに密着して密封性を向上させ、かつ、キャップ1が容器本体2に強固に固定される。
そして、このように容器本体2の開口部周壁22を強制的に屈曲部13bに押圧するから、開口部周壁22が柔軟性を有する場合であっても、開口部周壁22を前記屈曲部13bに十分に密着させて、その密封性を向上させることができる。例えば、開口部周壁22の肉厚が1mm以下で、開口部の口径が100mm以上の円筒形を有する容器本体2の場合である。このような肉薄大口径の円筒形状開口部周壁22を有する容器本体2の場合には、その開口部周壁22は、一般に、横方向の力によって潰れて楕円形状に変形し易く、この変形によって不用意に開口し易い。しかしながら、このような肉薄大口径の円筒形状開口部周壁22を有する場合にあっても、前記屈曲部13bと複数個の突出部12bとで内外から開口部周壁22を挟み込み、かつ、捩れる方向に押圧することにより、開口部周壁22の変形を防止して、その開口を防止することが可能である。
なお、このように突出部12bが容器本体2の開口部周壁22を強制的に屈曲部13bに押圧する場合であっても、キャップ1の装着にあたっては、開口部周壁22の進入に伴ってインナーリング13が撓むから、強い抵抗を受けることなくスムーズに装着することが可能となる。
なお、突出部12bが前記屈曲部13bより低い位置にある場合には、キャップ1を容器本体に固定したときに、開口部周壁22に対して捩れる方向の力が働かないこととなり、両者の密封性を向上させることが困難となる。
また、突出部12bが前記屈曲部13bと同じ高さにある場合にはキャップ1と容器本体とは一層強い力で固定されることになるが、キャップ1は容器本体2に装着する際に、開口部周壁22の先端がこの位置に到達した際に、トルクが急激に高くなり、そのスムーズな装着が困難である。
この突出部12bは、容器本体2の周方向に16個設けられている。その位置は、前記開口部周壁22を横方向に切断したとき、その横断面の中心角を16等分する位置である。このため、これら16個の突出部12bは、開口部周壁22をその周囲にわたって均一な力で押圧する。突出部12bの数は16個に限られないが、複数個設けられていることが望ましい。好ましくは4個以上であり、例えば6個、あるいは8個である。なお、開口部周壁22の全周に渡ってこの突出部12bを設けることもできるが、この場合には、キャップ1は容器本体2に装着する際に、開口部周壁22の先端がこの位置に到達した際に、トルクが急激に高くなり、そのスムーズな装着が困難となる。
このようなキャップ1及び容器本体2は、任意の熱可塑性樹脂を材質として成形することが可能である。例えば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル、ポリアミド、ポリスチレンなどである。また、これらの樹脂に適切な添加剤を混合して成形することも可能である。例えば、着色剤、あるいは、紫外線吸収剤である。キャップ1及び容器本体2の両者を紫外線吸収剤を添加した樹脂で成形すれば、これらキャップ1と容器本体2の両者は紫外線遮断性を有する結果となるから、紫外線によって劣化し易い内容物を収容する容器として適している。また、カーボンブラックを添加した黒色の樹脂で成形することにより、紫外線遮断性を有するキャップ1と容器本体2を製造することもできる。この容器も、紫外線によって劣化し易い内容物を収容する容器として適している。紫外線によって劣化し易い内容物としては、各種食品の他、感光性フィルムや紫外線硬化型インキあるいは紫外線硬化型の塗料などが例示できる。
なお、キャップ1及び容器本体2のうちいずれか一方を他方より柔軟な材質から構成することが望ましい。例えば、一方をポリプロピレンで構成し、ポリプロピレンより柔軟な高密度ポリエチレンで他方を構成する場合である。キャップ1が柔軟な材質から構成されている場合には、インナーリング13が内側に向かって一層柔軟に撓むから、開口部周壁22の進入が一層容易になる。また、容器本体2が柔軟な材質から構成されている場合には、インナーリングが内側に向かってに撓むと共に、開口部周壁22が外側に向かって撓むから、この場合にも、開口部周壁22の進入が一層容易になる。すなわち、いずれの場合にも、開口部周壁22の進入が一層容易になるのである。
なお、キャップ1及び容器本体2のうちいずれか一方を他方より柔軟な材質から構成した場合には、キャップ1の脱着を繰り返しても、螺合を繰り返すことによる削りかすの発生を防止できるという利点を併せ持つ。
本発明に係るキャップ1は射出成形法によって成形することができる。射出成形した後、金型から取り出す際には、いわゆる無理抜きによって型抜きすることができる。すなわち、強い力で金型から引き抜く際、インナーリング13は、屈曲部13b、上方部13a、あるいは下方部13cで撓んで、損傷を受けることなく、容易に引き抜くことができる。
また、容器本体2は任意の成形方法によって成形することができる。例えば、押し出しブロー成形法、射出ブロー成形法などである。これら押し出しブロー成形法や射出ブロー成形法でブローするとき、延伸することも可能である。また、容器本体2を射出成形法によって成形することも可能である。
なお、キャップ1として容器本体2に螺合するものを例として本発明を説明したが、これに限らず、打栓方式で装着するキャップを使用することも可能である。また、キャップ天板11の下面にコンタクトリングを有するキャップを使用することも可能である。コンタクトリングは、キャップ周壁12とインナーリング13との間の位置で、天板11から垂下して設けられるもので、キャップ1を容器本体2に固定したときに、容器本体2の開口部周壁22の先端部に当接して、この位置で密封するものである。この場合には、インナーリング13の屈曲部13bとコンタクトリングの双方で密封するため、その密封性が
一層向上する。
1 キャップ
11 キャップ天板
12 キャップ周壁
12a ねじ部
12b 突出部
13 インナーリング
13a インナーリングの上方部
13b インナーリングの屈曲部
13c インナーリングの下方部
13d インナーリングの下端部
2 容器本体
22 開口部周壁
22a ねじ部

Claims (5)

  1. 容器本体とキャップとを備えて構成されるキャップ付き容器であって、前記キャップが、容器本体の開口部を閉塞するキャップ天板と、このキャップ天板の外周から垂下するキャップ周壁と、このキャップ周壁の内側の位置でキャップ天板の外周から垂下するインナーリングとを備えており、前記キャップ周壁とインナーリングとの間に容器本体の開口部の周壁を挟むことにより容器本体の開口部を閉塞した容器において、
    前記インナーリングが屈曲部を有しており、この屈曲部の外径が容器本体の開口部周壁の内径より大きく構成されていると共に、この屈曲部より上方においては前記インナーリングがキャップ天板から屈曲部に向かって拡径する形状を有し、屈曲部より下方においては前記インナーリングが屈曲部から下端に向かって縮径して、その下端部が容器本体の開口部周壁の内径より小さく構成されていることを特徴とするキャップ付き容器。
  2. 前記キャップ周壁が内側に向かう突出部を備えており、かつ、この突出部は前記インナーリングの屈曲部より上方に位置していることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
  3. キャップ周壁の前記突出部が容器本体の周方向に複数個設けられていることを特徴とする請求項2に記載のキャップ付き容器。
  4. 前記容器本体とキャップのうちいずれか一方が他方より柔軟な材質から構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のキャップ付き容器。
  5. 前記容器本体とキャップのいずれもが紫外線遮断性を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のキャップ付き容器。
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