JP2021098522A - 容器及びキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】閉栓機能以外の機能を具備する、付加価値のあるキャップ及び容器を提供する。【解決手段】容器本体6の口部2を閉栓するキャップ200が取り付けられた容器1であって、キャップ200は、口部2の上方を覆う天部36と、天部36に連結されて口部2の側方を覆う筒部38と、を有する。天部36の上面36bは、ベース面90と、ベース面90から上方に突出するスタンプ用凸部100と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、容器及びキャップに関するものである。
飲料、洗剤、石鹸、シャンプー、ソースなど各種の液体が容器に充填され、キャップにより閉栓され、商品として流通している。この種の容器及びキャップは、金属や樹脂により形成されている。
例えば、飲料用PETボトルに使用されるキャップは、ポリエチレンやポリプロピレンなどの樹脂を圧縮成形又は射出成形することにより形成されている(例えば特許文献1参照)。飲料充填装置において、PETボトルとキャップとは別々に搬送され、PETボトルへの飲料充填がなされた後、キャップがPETボトルの口部に巻き締められ、口部を閉栓している。
特開2010−143081号公報
このような既存のキャップは、容器を閉栓するためにもっぱら使用され、使用後にリサイクル又は廃棄されるだけである。
本発明は、閉栓機能以外の機能を具備する、付加価値のあるキャップ及び容器を提供することをその目的としている。
本発明の一態様に係る容器は、容器本体の口部を閉栓するキャップが取り付けられた容器であって、キャップは、口部の上方を覆う天部と、天部に連結され、口部の側方を覆う筒部と、を有し、天部の上面は、ベース面と、ベース面から上方に突出するスタンプ用凸部と、を有する。
この態様によれば、容器本体の口部の上方を覆う天部が有効に利用されて、天部の上面にスタンプ用凸部が形成される。これにより、閉栓機能に加えて、スタンプ機能をキャップに具備させることができる。したがって、例えば容器の使用後にキャップを取り外した消費者は、キャップをリサイクル又は廃棄する前にスタンプとして利用することができる。
ここで、一般にキャップを樹脂で成形した場合、成形収縮によって天部の上面が窪む現象が生じ得る(以下、この現象を「成形収縮現象」という。)。この成形収縮現象は、天部の下面にインナーリングが形成されている場合、主としてインナーリングよりも内側で生じ、天部の中央部で窪みの深さが最も大きくなり得る。
他方、このような窪みが生じたキャップを容器本体の口部への閉栓に供し、口部によってキャップのインナーリングを内側に押すことで、窪みが戻り、天部の上面が、インナーリングがある位置から中央部にかけてドーム状に上方に湾曲変形し得ることが本発明者の知見により得られた(以下、ドーム状に湾曲変形する現象を「ドーミング現象」という。)。また、ドーミング現象が起きると、キャップを開栓しても、所定時間(例えば24時間)は、天部の上面のドーム状が維持されることも本発明者の知見により得られた。
したがって、これらの知見に基づくと、本発明の一態様においては、天部の下面には、下方に延在するインナーリングが形成され、スタンプ用凸部は、インナーリングの最も外側部位よりも内側に位置しているとよい。
こうすることで、ドーミング現象によってドーム状に上方に湾曲し得る部分にスタンプ用凸部を位置させることができるため、スタンプ性が確保しやすくなる。すなわち、仮にスタンプ用凸部の一部がインナーリングの最も外側部位よりも外側に位置していたとすれば、その一部ではインクの転写が欠ける可能性があるが、スタンプ用凸部がインナーリングの最も外側部位よりも内側に位置しているため、インクの転写が欠けなくてすむ。
また、本発明の一態様においては、天部の上面は、インナーリングがある部分から中央部にかけて、ドーム状に上方に湾曲しているとよい。
こうすることで、スタンプ性をより確実に確保することができる。
さらに、キャップは、閉栓された際に口部によってインナーリングが内側に押されることで天部の上面がドーム状に湾曲変形し、かつ、開栓されて所定時間の経過後でもドーム状が維持されるとよい。
こうすることで、容器本体の口部とキャップのインナーリングとを関連づけてドーミング現象を起こすことができ(成形収縮現象で生じた窪みを戻すことができ)、キャップの天部の上面におけるスタンプ性を確保することができる。また、スタンプ性を所定時間維持できるため、スタンプ機能を有するキャップ付き容器としての商品性を高めることができる。
本発明のいくつかの態様においては、天部の上面は、当該上面の外周縁に沿って延在する外周縁面をさらに有し、外周縁面は、高さレベルがベース面よりも高くてスタンプ用凸部のスタンプ面と同じ又はこれよりも低く、キャップについて、天部の上面にインクを付着させてスタンプとして使用したときに、スタンプ面及び外周縁面に付着したインクが転写されてもよい。
こうすることで、スタンプ面上のインクのみならず、外周縁面上のインクについても転写させることができる。したがって、スタンプ面による転写部分を囲む枠を転写させることができる。
上記の場合、スタンプ面及び外周縁面には、ベース面よりもインクの付着性を向上するための表面加工(例えばシボ加工)が施されているとよい。
こうすることで、インクを転写させる面(スタンプ面及び外周縁面)の転写性を向上することができる。
本発明のいくつかの態様においては、スタンプ用凸部は、シボ加工されたスタンプ面を有するとよい。
こうすることで、比較的簡単な表面加工により、インクを転写させる面(スタンプ面)の転写性を向上することができる。
本発明のいくつかの態様においては、キャップは、樹脂からなり、当該容器は、飲料を充填したプラスチックボトルであるとよい。
こうすることで、飲料用プラスチックボトルの樹脂製キャップにスタンプ機能を具備させることができる。
本発明のいくつかの態様においては、スタンプ用凸部は、ベース面から0.2mm〜0.3mmだけ上方に突出しているとよい。
こうすることで、スタンプ性を確保しつつ、キャップの全高の増加を抑えることができる。すなわち、仮に、0.2mm未満であると、押印時にベース面上のインクが転写され得るが、0.2mm以上にすると、ベース面上のインクが転写されることなくスタンプ用凸部上のインクを転写することができる。また、0.3mmを超えると、スタンプ用凸部の全高が大きくなってしまい、例えば既存の飲料充填装置におけるキャップ搬送機構に影響を及ぼし得るが、0.3mm以下にすると、そのような影響を回避することができる。
本発明の一態様に係るキャップは、容器本体の口部を閉栓するために当該口部に取り付けられる樹脂製のキャップであって、閉栓された際に口部の上方を覆う天部と、天部に連結され、閉栓された際に口部の側方を覆う筒部と、を有し、天部の上面には、当該上面の窪んだ部分に、ベース面から上方に突出するスタンプ用凸部が形成されており、天部の上面は、当該キャップが閉栓された際に、窪んだ部分が隆起してスタンプ用凸部のスタンプ面が天部の上面の最も高さレベルの高い位置となるように変形する。
この態様によれば、閉栓される前のキャップは、例えば成形収縮現象によって天部の上面に窪んだ部分があり、かかる窪んだ部分にスタンプ用凸部が形成されている。他方、閉栓されると、キャップは、例えばドーミング現象によって窪んだ部分が隆起する。そして、スタンプ用凸部のスタンプ面が天部の上面の最も高さレベルの高い位置となる。すなわち、容器本体の口部に閉栓されることでスタンプ機能を具備するキャップを提供することができる。
本発明の一態様に係るキャップにおいては、天部の上面は、当該上面の外周縁に沿って延在する外周縁面を有し、外周縁面は、天部の上面の最も高さレベルの高い位置にあり、窪んだ部分を囲んでいるとよい。
こうすることで、閉栓前のキャップの取扱い性を向上することができる。具体的には、閉栓前のキャップを上下逆さにして置いておく場合や搬送する場合に、外周縁面を接地面又は搬送面に接触させることができる。これにより、キャップの姿勢が傾かないため、閉栓前のキャップを安定して保管し、搬送させることができる。
この場合、天部の上面は、当該キャップが閉栓された際に、スタンプ面が外周縁面と同じ又はこれより高い位置となるように変形し、当該キャップについて、天部の上面にインクを付着させてスタンプとして使用したときに、スタンプ面及び外周縁面に付着したインクが転写されるとよい。
こうすることで、スタンプ面による転写性を外周縁面で損なわずに済む。また、外周縁面上のインクについても転写させることができるため、スタンプ面による転写部分を囲む枠を転写させることができる。
この場合、スタンプ面及び外周縁面には、ベース面よりもインクの付着性を向上するための表面加工が施されているとよい。
こうすることで、インクを転写させる面(スタンプ面及び外周縁面)の転写性を向上することができる。
本発明のいくつかの態様に係るキャップにおいては、天部の下面には、下方に延在するインナーリングが形成されており、スタンプ用凸部は、インナーリングの最も外側部位よりも内側に位置しているとよい。また、天部の上面は、当該キャップが閉栓された際に、インナーリングがある位置から中央部にかけて、ドーム状に上方に湾曲変形するとよい。さらに、当該キャップは、閉栓された際に口部によってインナーリングが内側に押されることでドーム状の湾曲変形が生じ、かつ、開栓されて所定時間の経過後でもドーム状が維持されるとよい。
こうすることで、上述の成形収縮現象及びドーミング現象を考慮した、スタンプ機能を有するキャップを提供することができる。
本発明の別の態様に係るキャップは、容器本体の口部を閉栓するために当該口部に取り付けられるキャップであって、閉栓された際に口部の上方を覆う天部と、天部に連結され、閉栓された際に口部の側方を覆う筒部と、を有し、天部の上面は、ベース面と、ベース面から上方に突出するスタンプ用凸部と、を有し、スタンプ用凸部は、ベース面よりもインクの付着性を向上するための表面加工が施されたスタンプ面を有する。
この態様によれば、天部が有効に利用されて、天部の上面にスタンプ用凸部が形成される。これにより、閉栓機能に加えて、スタンプ機能をキャップに具備させることができる。加えて、スタンプ面に表面加工を施しているため、インクを転写させるスタンプ面の転写性を向上させることができる。
この場合、天部の上面は、当該上面の外周縁に沿って延在する外周縁面をさらに有し、外周縁面は、天部の上面の最も高さレベルの高い位置にあり、表面加工が施されているとよい。
こうすることで、上述のように、閉栓前のキャップの取扱い性及び外周縁面の転写性を向上することができる。
本発明のいくつかの態様に係るキャップは、コンプレッション成形により形成されているとよい。
こうすることで、例えば射出成形の場合と比べて、スタンプ用凸部によるスタンプデザインの幅に自由度をもたせることができると共に、スタンプ機能の追加のために必要となる既存の成形設備・金型に対する投資が少なくて済む。
実施形態に係る容器の正面図である。 図1の容器の口部を拡大して示す断面図である。 図2の口部を実施形態に係るキャップで閉栓した状態の半断面図である。 図3のキャップの平面図である。 図3のキャップをスタンプとして使用したときに、台紙に転写されるデザインの一例である。 図3のキャップの天部の上面を拡大して示す端面図であり、(a)は閉栓前の状態、(b)は閉栓後の状態を示している。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。
実施形態に係るキャップ付き容器は、飲料、洗剤、石鹸、シャンプー、ソースなど各種の液体を内部に貯留することができる。飲料としては、水、お茶又は果汁等の非炭酸飲料のほか、炭酸飲料も可能である。容器は、アルミニウム又はステンレス等の金属や、樹脂により形成することができる。同様に、キャップは、アルミニウム又はステンレス等の金属や、樹脂により形成することができる。以下では、容器の例として飲料用のプラスチックボトルを、また、キャップの例として樹脂製キャップを説明する。
図1に示すように、プラスチックボトル1(以下「ボトル1」という。)は、上側から順に、口部2、肩部3、胴部4及び底部5を有する。これらの部分(2、3、4、5)は一体に形成され、内部に飲料を貯留するための有底筒状の容器本体6を構成する。容器本体内6に飲料が充填され、口部2がキャップ200により閉栓される(参照:図3)。
ボトル1は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を主材料として、二軸延伸ブロー成形等の延伸成形法により成形される。
ボトル1の製造工程の一例を説明する。まず、金型内に熱可塑性樹脂を射出し、プリフォームを射出成形する。プリフォームは、口部2と同形状の口部と、その下側に連結される有底の筒状部と、で構成される。射出成形後は、プリフォームをブロー成形機にセットして、プリフォームの筒状部を加熱する。そして、延伸ロッドによって筒状部を縦方向に延伸させると共に、圧縮空気を吹き込んで筒状部を横方向に延伸させる。延伸させた筒状部の部位を金型の内面に押し付け、その後固化させる。これにより、肩部3、胴部4及び底部5が成形され、ボトル1の一連の成形が完了する。
図1及び2に示すように、口部2は、上端を開口した円筒状の周壁10を有している。周壁10は、上端面を構成する天面11と、天面11から延びる外周面12と、天面11から延びる内周面14と、を有している。天面11は、例えば平坦な面からなっている。外周面12には、天面11側から順に、ねじ部16、ビードリング18及びサポートリング20が突出形成されている。一方、内周面14は、上下方向に段差なしでストレートに延在している。ねじ部16は、1条ねじ、2条ねじ又は3条ねじで構成することができる。口部2は、ねじ部16にキャップ200が巻き締められることで閉栓される。
図3及び4に示すように、キャップ200は、いわゆるスクリューキャップとして構成され、容器本体6の口部2に取り外し可能に取り付けられている。キャップ200は、タンパーエビデント性(不正開封表示機能)を有しないものでもよいが、ここではタンパーエビデント性を有している。
キャップ200は、キャップ本体30及びタンパーエビデントバンド32を有する。キャップ本体30は、閉栓された際に口部2の上方を覆う天部36と、閉栓された際に口部2の側方を覆う筒部38と、を有する。筒部38は、天部36の周縁に連結されており、天部36からスカート状に垂下している。筒部38の下端には、切り離し可能なブリッジ42を介してタンパーエビデントバンド32が連結されている。タンパーエビデントバンド32の下部内面に上側内向きに形成されたタブ44が、ビードリング18とサポートリング20との間における外周面12に係合している。また、筒部38の内周面には、閉栓された際に口部2のねじ部16に螺合するねじ部50が形成されている。
天部36の下面36aには、下方に延在するアウターリング52及びインナーリング54が形成されている。アウターリング52は、筒部38の内周面とは僅かな間隔をおいて天部36の下面36aから環状に突出している。アウターリング52の断面形状は、任意であるが、ここでは正面視逆台形状に形成されている。インナーリング54は、アウターリング52よりも内径側(キャップ200の中心軸側)に位置し、アウターリング52よりも長く、天部36の下面36aから環状に突出している。インナーリング54の断面形状は、任意であるが、ここでは天部36から外側に僅かに延びてから屈曲箇所54aで内側へと屈曲して延びる形状で形成されている。アウターリング52及びインナーリング54との間には小突起56が形成されており、小突起56は、これらリング52、54よりも突出長さが短く、天部36の下面36aに環状に形成されている。
図3に示すように、キャップ200が口部2に取り付けられて閉栓された状態では、口部2の上端部が径方向においてアウターリング52及びインナーリング54により挟み込まれ、口部2がキャップ200によりシールされる。具体的には、ねじ部50とねじ部16とが螺子締結され、小突起56が天面11に押し付けられるように接触する。また、アウターリング52は、天面11と外周面12とをつなぐコーナー部分の下側から外周面12のストレート面にかけて接触する。一方、インナーリング54は、屈曲箇所54aにおいて内周面14に接触する。このとき、インナーリング54は、屈曲箇所54aが内周面14によって内側に押され、天部36の上面36bを上方に湾曲変形させる(上述のドーミング現象である。)
一方、この閉栓状態からキャップ200を開栓方向に回転操作すると、ブリッジ42が破断して、タンパーエビデントバンド32がキャップ本体30から切り離され、サポートリング20の上面に落下する。落下後のタンパーエビデントバンド32は、サポートリング20とビードリング18とによって上下方向に容易に抜けないように保持される。
キャップ200は、ポリエチレン又はポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を主材料として、成形される。キャップ200を成形する方法として、例えば射出成形やコンプレッション成形(圧縮成形)を用いることができ、その中でも、コンプレッション成形を用いることが好ましい。射出成形の場合、キャップ200の上面36bにゲート痕が残り、上面36bに付与するスタンプデザインが悪くなる可能性があるからである。また、射出成形の場合、キャップ成形用の既存金型にスタンプデザインのための構成を追加するのに多大な費用がかかり、複数のスタンプデザインを採用するのに不向きとなる。これに対し、コンプレッション成形であれば、キャップ200の上面36bにゲート痕ができないため、上面36に付与するスタンプデザインに自由度をもたせることができる。加えて、射出成形に比べて、既存金型への投資をそれほどかけずに、スタンプデザインのための構成を既存金型に追加することができる。
続いて、天部36の上面36bについて説明する。
上面36bは、平面視、円形状に形成されている。上面36bは、ベース面90と、ベース面90から上方に突出するスタンプ用凸部100と、上面36bの外周縁に沿って延在する外周縁面110と、を有する。ベース面90は、上面36bにおける最も高さレベルの低い面を構成する。
スタンプ用凸部100は、その頂面がスタンプ面102として機能する。スタンプ面102は、ベース面90から0.2mm〜0.3mmだけ上方に突出するのが好ましい。0.2mm未満であると、スタンプする台紙の柔らかさ等によっては、スタンプ時にスタンプ面102上のインクだけでなく、ベース面90上のインクも台紙に転写され得る。0.2mm以上とすることで、ベース面90上のインクを転写させずに済み、スタンプ性を確保することができる。他方、0.3mmを超えると、スタンプ用凸部100の全高が大きくなってしまい、既存の飲料充填装置におけるキャップ搬送機構に影響を及ぼし得る。0.3mm以下にすることで、そのような影響を回避することができる。
スタンプ用凸部100は、一つ又は複数の凸部で構成することができる。また、スタンプ用凸部100は、一つ又は複数の凸部により、キャラクタ、文字、記号、図形など、各種の所望のデザインを表すことができる。例えば、図4に示すスタンプ用凸部100では、動物又は人のようなキャラクタを表す凸部104と、「テクテク」という文字を表す凸部106と、がそれぞれ複数設けられている。もちろん、スタンプ用凸部100は、他のデザインを採用することもできる。
スタンプ用凸部100におけるデザインは、台紙に転写されたときのデザイン108が識別できるように反転している(参照:図4及び6)。スタンプ用凸部100における各凸部の幅は、例えば、成形に使用する金型やキャップ200の素材により最小値が決定される。一例を挙げると、ポリエチレン又はポリプロピレンによりキャップ200を圧縮成形する場合、スタンプ用凸部100における各凸部の幅は、0.05mm以上であることが好ましい。
スタンプ用凸部100は、上面36bの中央部よりに形成されている。インナーリング54との関係では、スタンプ用凸部100は、インナーリング54の最も外側部位よりも内側に(すなわち、キャップ200の中心軸側に)位置している。これは、キャップ200を閉栓した際に生じるドーミング現象によって上方に湾曲変形する上面36bの部分が、主としてインナーリング54よりも内側となることに基づくものである。すなわち、仮にスタンプ用凸部の一部がインナーリング54の最も外側部位よりも外側に位置していたとしても、当該一部ではスタンプとして使用された際にインクの転写が欠ける可能性があることに鑑みたものである。
本実施形態では、スタンプ用凸部100は、インナーリング54の根元外側部54b及び根元内側部54cのうち、根元外側部54bよりも径方向内側に位置している。すなわち、スタンプ用凸部100は、インナーリング54の最も外側部位である屈曲箇所54aよりも内側に位置している。ただし、他の実施態様では、スタンプ用凸部100を根元内側部54cよりも径方向内側に位置させてもよい。また、別の実施態様では、インナーリング54の先端部54dよりも径方向内側にスタンプ用凸部100を位置させてもよい。この先端部54dは、屈曲箇所54aよりも径方向内側に位置すると共に、径方向において根元外側部54bと根元内側部54cとの間に位置する。
なお、別の実施態様では、スタンプ用凸部100は、インナーリング54の最も外側部位よりも内側の範囲のみならず、インナーリング54の最も外側部位よりも外側に位置させることも可能である。例えば、スタンプ用凸部100の全高を比較的高く確保できる場合(例えば0.3mmを超えた高さを確保できる場合)など、スタンプ用凸部100をインナーリング54の最も外側部位よりも外側の範囲に形成してもインクの転写の欠けが生じない場合には、スタンプ用凸部100をインナーリング54の最も外側部位よりも外側の範囲に形成してもよい。
外周縁面110は、円形の上面36bに対応して、円環状に形成されている。外周縁面110は、ベース面90及びスタンプ用凸部100の外側に位置している。換言すると、外周縁面110は、ベース面90及びスタンプ用凸部100を囲んでいる。アウターリング52との関係では、外周縁面110は、アウターリング52よりも外側に(すなわち、アウターリング52よりもキャップ200の外周側に)位置している面を構成している。
図5に示すように、天部36の上面36bのうち、スタンプ面102及び外周縁面110が、スタンプとして使用された際の転写に寄与する。すなわち、キャップ200について、上面36bにインクを付着させてスタンプとして使用したときに、スタンプ面102及び外周縁面110に付着したインクが台紙に転写される。
ここで、既存の一般のキャップでは、天部の上面は鏡面加工されている。これに対し、本実施形態のキャップ200では、天部36の上面36bのうち、スタンプ面102及び外周縁面110には、ベース面90よりもインクの付着性を向上するための表面加工が施されている。そのような表面加工は、例えばシボ加工である。シボ加工の種類は問わないが、例えば梨地加工を用いることができる。シボ加工を施すことで、細かい凹凸が付けられるため、インクをはじく鏡面加工に比べて、スタンプ面102及び外周縁面110におけるインクの密着性が向上し、転写性が向上する。
次に、図6を参照して、キャップ200の閉栓前後における天部36の形状変化について、本実施形態における成形収縮現象及びドーミング現象に言及しつつ説明する。なお、閉栓前とは、キャップ200を容器1の口部2に最初に取り付ける又は巻き締める前の状態をいう。なお、キャップ200が容器1とは別に単体で流通する場合、キャップ200は閉栓前の状態にある。また、閉栓後又は閉栓された際とは、キャップ200を容器1の口部2に最初に取り付けた又は巻き締めた後の状態をいう。
<閉栓前(巻締め前):図6(a)>
図6(a)に示すように、閉栓前では、天部36の上面36bには、窪んだ部分150が形成されている。この窪んだ部分150は、成形収縮現象によるものである。すなわち、窪んだ部分150は、キャップ200の成形収縮によって生じたヒケである。具体的には、キャップ200を樹脂により成形すると、上面36bが窪む又は反るように収縮する。この収縮によって生じたへこみ部分が窪んだ部分150を構成する。窪んだ部分150は、主として、インナーリング54よりも径方向内側にて生じ得る。窪んだ部分150は、天部36の中心部において最も深く、天部36の中心部から径方向外側に向かうにつれて徐々に浅くなる。
窪んだ部分150には、ベース面90及びスタンプ用凸部100が形成されている。換言すると、窪んだ部分150は、外周縁面110によって周囲を囲まれている。外周縁面110は、天部36の上面36bの最も高さレベルの高い位置にある。したがって、スタンプ用凸部100のスタンプ面102は、外周縁面110よりも高さレベルが低い。
このように、閉栓前のキャップ200について、上面36bの最も高さレベルの高い位置に外周縁面110を形成しておくことで、閉栓前のキャップ200の取扱い性を向上することができる。具体的には、閉栓前のキャップ200を上下逆さにして置いておく場合や搬送する場合に、外周縁面110を接地面又は搬送面に接触させることができる。これにより、キャップ200の姿勢が傾かないため、閉栓前のキャップ200を安定して保管し、搬送させることができる。
<閉栓後(巻締め後):図6(b)>
図6(b)に示すように、閉栓後では、天部36の上面36bが上方にドーム状に湾曲し、スタンプ面102の高さレベルが上昇する。これは、ドーミング現象によるものである。すなわち、キャップ200が閉栓された際に、口部2によってインナーリング54が内側に押される。すると、その力が天部36におけるインナーリング54の内側部分に作用する。それにより、上面36bが、インナーリング54がある位置から中央部にかけてドーム状に上方に湾曲変形する。すなわち、窪んだ部分110が隆起して、スタンプ面102が上面36bの最も高さレベルの高い位置となる。スタンプ面102は、天部36の中心部ほど高さレベルが高く、外周縁面110の近くでは高さレベルが外周縁面110と同じ又はこれよりも高くなる。なお、閉栓後では、閉栓前に存在していた窪んだ部分150は消失する。
<開栓後>
いったんドーミング現象が起きると、キャップ200を開栓又は取り外しても、キャップ200は、しばらくの間、閉栓後の形状(上面36bのドーム状)が維持される。例えば、所定の条件で開栓(一例を挙げると、巻締直後の第1開栓トルク49〜245N・cmで開栓)した後、摂氏23度の環境下において24時間の経過後であっても維持される。
開栓したキャップ200をスタンプとして供する場合、例えばキャップ200を容器1から取り外して、天部36の上面36bにインクを付着させる。そして、台紙にキャップ200を押印すると、スタンプ面102及び外周縁面110に付着したインクが台紙に転写される(図5参照)。
以上説明した本実施形態によれば、開栓機能以外の機能としてスタンプ機能を具備するキャップ200及び容器1を提供することができる。とりわけ、容器1の口部2に閉栓されることでスタンプ機能を具備することになるキャップ200を提供することができる。そして、キャップ200が取り付けられた容器1に関して、消費者は、その使用後にキャップ200を取り外し、容器1をリサイクルに供する一方で、キャップ200をリサイクル又は廃棄の前にスタンプとして利用することができる。
また、スタンプ用凸部100を形成する領域をインナーリング54の最も外側部位よりも内側にしているため、インクの転写の欠けを抑制した良好なスタンプ性を確保することができる。さらに、外周縁面110上のインクの転写も可能としているため、スタンプ面102が表すデザインスタンプ部分を囲む枠を転写させることができる。また、スタンプ面102及び外周縁面110には所定の表面加工が施されているため、これらの面のインク転写性を向上することができる。なお、スタンプ用凸部100を形成し得る上面36bの領域(スタンプ有効面積)はインナーリング54との関係で決まるが、数値の一例を示すと、かかるスタンプ有効面積は、外周縁面110を除く、上面36bの30%以上とすればよい。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状、サイズ及び個数等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
例えば、キャップ200について、容器1の口部2に閉栓しなくとも、予めスタンプ機能を具備するものとして構成してもよい。例えば、素材や成形方法などとの関係でキャップに成形収縮現象及び/又はドーミング現象が生じない場合、閉栓前のキャップは、窪み部分150を有しなくてもよい。
また、キャップ200は、容器1の口部2から取り外し可能でなくてもよい。例えば、キャップ200を開栓方向に回転操作した際に、ブリッジ42が破断して、タンパーエビデントバンド32の大部分がキャップ本体30から切り離されるものの、タンパーエビデントバンド32の一部がキャップ本体30に連結されたままとなるキャップであってもよい。この場合、キャップ200をスタンプとして使用するときには、キャップ200を閉栓した状態(キャップ200を容器1に取り付けた状態)で使用してもよい。あるいは、キャップ本体30を強く引っ張ることで、キャップ本体30とタンパーエビデントバンド32との連結部分を切り離し、容器1から取り外したキャップ200をスタンプに供してもよい。
1…ボトル、2…口部、3…肩部、4…胴部、5…底部、6…容器本体、10…周壁、11…天面、12…外周面、14…内周面、16…ねじ部、18…ビードリング、20…サポートリング、30…キャップ本体、32…タンパーエビデントバンド、36…天部、36a…下面、36b…上面、38…筒部、42…ブリッジ、44…タブ、50…ねじ部、52…アウターリング、54…インナーリング、54a…屈曲箇所、54b…根元外側部、54c…根元内側部、54d…先端部、56…小突起、90…ベース面、100…スタンプ用凸部、102…スタンプ面、104、106…凸部、108…デザイン、110…外周縁面、150…窪んだ部分、200…キャップ

Claims (20)

  1. 容器本体の口部を閉栓するキャップが取り付けられた容器であって、
    前記キャップは、
    前記口部の上方を覆う天部と、
    前記天部に連結され、前記口部の側方を覆う筒部と、を有し、
    前記天部の上面は、ベース面と、前記ベース面から上方に突出するスタンプ用凸部と、を有する、容器。
  2. 前記天部の下面には、下方に延在するインナーリングが形成されており、
    前記スタンプ用凸部は、前記インナーリングの最も外側部位よりも内側に位置している、請求項1に記載の容器。
  3. 前記天部の上面は、前記インナーリングがある位置から中央部にかけて、ドーム状に上方に湾曲している、請求項2に記載の容器。
  4. 前記キャップは、閉栓された際に前記口部によって前記インナーリングが内側に押されることで前記ドーム状の湾曲変形が生じ、かつ、開栓されて所定時間の経過後でも前記ドーム状が維持される、請求項3に記載の容器。
  5. 前記天部の上面は、当該上面の外周縁に沿って延在する外周縁面をさらに有し、
    前記外周縁面は、高さレベルが前記ベース面よりも高くて前記スタンプ用凸部のスタンプ面と同じ又はこれよりも低く、
    前記キャップについて、前記天部の上面にインクを付着させてスタンプとして使用したときに、前記スタンプ面及び前記外周縁面に付着したインクが転写される、請求項1から4のいずれか一項に記載の容器。
  6. 前記スタンプ面及び前記外周縁面には、前記ベース面よりもインクの付着性を向上するための表面加工が施されている、請求項5に記載の容器。
  7. 前記スタンプ用凸部は、シボ加工されたスタンプ面を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の容器。
  8. 前記キャップは、樹脂からなり、
    当該容器は、飲料を充填したプラスチックボトルである、請求項1から7のいずれか一項に記載の容器。
  9. 前記スタンプ用凸部は、前記ベース面から0.2mm〜0.3mmだけ上方に突出している、請求項1から8のいずれか一項に記載の容器。
  10. 容器本体の口部を閉栓するために当該口部に取り付けられる樹脂製のキャップであって、
    閉栓された際に前記口部の上方を覆う天部と、
    前記天部に連結され、閉栓された際に前記口部の側方を覆う筒部と、を有し、
    前記天部の上面には、当該上面の窪んだ部分に、ベース面から上方に突出するスタンプ用凸部が形成されており、
    前記天部の上面は、当該キャップが閉栓された際に、前記窪んだ部分が隆起して前記スタンプ用凸部のスタンプ面が前記天部の上面の最も高さレベルの高い位置となるように変形する、キャップ。
  11. 前記天部の上面は、当該上面の外周縁に沿って延在する外周縁面を有し、
    前記外周縁面は、前記天部の上面の最も高さレベルの高い位置にあり、前記窪んだ部分を囲んでいる、請求項10に記載のキャップ。
  12. 前記天部の上面は、当該キャップが閉栓された際に、前記スタンプ面が前記外周縁面と同じ又はこれより高い位置となるように変形し、
    当該キャップについて、前記天部の上面にインクを付着させてスタンプとして使用したときに、前記スタンプ面及び前記外周縁面に付着したインクが転写される、請求項11に記載のキャップ。
  13. 前記スタンプ面及び前記外周縁面には、前記ベース面よりもインクの付着性を向上するための表面加工が施されている、請求項12に記載のキャップ。
  14. 前記天部の下面には、下方に延在するインナーリングが形成されており、
    前記スタンプ用凸部は、前記インナーリングの最も外側部位よりも内側に位置している、請求項10から13のいずれか一項に記載のキャップ。
  15. 前記天部の上面は、当該キャップが閉栓された際に、前記インナーリングがある位置から中央部にかけて、ドーム状に上方に湾曲変形する、請求項14に記載のキャップ。
  16. 当該キャップは、閉栓された際に前記口部によって前記インナーリングが内側に押されることで前記ドーム状の湾曲変形が生じ、かつ、開栓されて所定時間の経過後でも前記ドーム状が維持される、請求項15に記載のキャップ。
  17. 容器本体の口部を閉栓するために当該口部に取り付けられるキャップであって、
    閉栓された際に前記口部の上方を覆う天部と、
    前記天部に連結され、閉栓された際に前記口部の側方を覆う筒部と、を有し、
    前記天部の上面は、ベース面と、前記ベース面から上方に突出するスタンプ用凸部と、を有し、
    前記スタンプ用凸部は、前記ベース面よりもインクの付着性を向上するための表面加工が施されたスタンプ面を有する、キャップ。
  18. 前記天部の上面は、当該上面の外周縁に沿って延在する外周縁面をさらに有し、
    前記外周縁面は、前記天部の上面の最も高さレベルの高い位置にあり、前記表面加工が施されている、請求項17に記載のキャップ。
  19. 当該キャップは、コンプレッション成形により形成されている、請求項11から18のいずれか一項に記載のキャップ。
  20. 前記スタンプ用凸部は、前記ベース面から0.2m〜0.3mmだけ上方に突出している、請求項10から19のいずれか一項に記載のキャップ。
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