JP2000109105A - 合成樹脂製容器蓋 - Google Patents

合成樹脂製容器蓋

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JP2000109105A
JP2000109105A JP10279715A JP27971598A JP2000109105A JP 2000109105 A JP2000109105 A JP 2000109105A JP 10279715 A JP10279715 A JP 10279715A JP 27971598 A JP27971598 A JP 27971598A JP 2000109105 A JP2000109105 A JP 2000109105A
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container lid
mouth
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piece
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Yoshihiro Kaizuka
善弘 貝塚
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Japan Crown Cork Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天面壁(4)の内面の外周縁部には環状シー
ル片(34)が一体に形成されている容器蓋(2)を改
良して、天面壁(4)にドーム現象が生成されている状
態において天面壁(4)に積重荷重が負荷されても、口
頸部(58)の密封が確実に維持されるようになす。 【解決手段】 天面壁(4)の外周縁部には、環状シー
ル片(34)よりも半径方向内側に位置する環状薄肉領
域(56)が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料用容器、殊に
炭酸飲料用容器に適した合成樹脂製容器蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料用容器として、ポリエチレンテレフ
タレートの如き合成樹脂或いはガラスから形成された容
器が広く使用されている。かかる容器は略円筒形状の口
頸部を含み、口頸部の外周面には雄螺条が形成されてい
る。通常、雄螺条よりも上方に位置する口頸部の上端部
は、実質上水平に延在する環状頂面、実質上鉛直に延在
する円筒状外周面、及び実質上鉛直に延在する円筒状内
周面を有する。環状頂面と円筒状内周面とは実質上直接
的に、或いは断面図において若干の長さに渡って円弧状
に延びる環状境界面を介して、相互に接続されている。
一方、環状頂面と円筒状外周面との間には、断面図にお
いて実質上円弧状に相当な長さに渡って延びる環状境界
面が存在する。
【0003】上述した形態の容器の口頸部を密封するた
めの容器蓋として、近時においては高密度ポリエチレン
又はポリプロピレンの如き合成樹脂から形成された合成
樹脂製容器蓋が実用に供されている。かような合成樹脂
製容器蓋の典型例は、例えば特開昭58−73551号
公報に開示されている如く、円形天面壁及びこの天面壁
の周縁から垂下する円筒状スカート壁を具備する。スカ
ート壁の内周面には雌螺条が形成されている。天面壁の
内面の外周縁部には、下方に向かって半径方向内方に傾
斜して延出する形態でよい環状シール片が形成されてい
る。天面壁の内面の外周縁部には、更に、環状シール片
よりも半径方向内側に位置する環状当接片、及び当接片
よりも半径方向内側にて下方に延出する環状位置付け片
も形成されていることが少なくない。
【0004】容器の口頸部に容器蓋を装着して口頸部を
密封するためには、口頸部に容器蓋を被嵌して閉方向に
回転せしめ、容器蓋の雌螺条を口頸部の雄螺条に螺合せ
しめる。この際には、容器蓋の環状位置付け片が口頸部
の上端部における内周面に沿って下降せしめられ、これ
によって口頸部に対して容器蓋が位置合せされて口頸部
の中心線に容器蓋の中心線が整合せしめられる。口頸部
の雄螺条に容器蓋の雌螺条を所要回転トルクで螺合せし
めると、容器蓋の環状シール片が口頸部の上端部におけ
る外周面に密接され、これによって口頸部が密封され
る。容器蓋の当接片は口頸部の実質上水平に延在する頂
面に当接せしめられ、これによって口頸部に対する容器
蓋の鉛直方向位置が規制される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、上述した形態
の従来の合成樹脂製容器蓋には、次のとおりの解決すべ
き問題が存在する。即ち、容器内に炭酸ガスを含有した
炭酸飲料が収容される場合、周囲温度が例えば40度程
度に上昇すると、容器内には相当大きなガス圧力(例え
ば6kg/cm2 程度のガス圧力)が生成され、かかる
ガス圧力によって容器蓋の天面壁が上方にドーム状に変
形せしめられる所謂ドーム現象が発生する。一方、当業
者には周知の如く、通常、炭酸飲料が充填され容器蓋が
装着された容器はカートン(板紙製箱)内に収容され
る。そして、所要数の容器を収容したカートは積重され
て保管され搬送される。かかる保管及び搬送の際には、
各容器の口頸部に装着された容器蓋の天面壁には相当な
荷重(例えば10kg程度の荷重)が負荷される。本発
明者等の実験によれば、容器蓋の天面壁に上記ドーム現
象が生成されている状態において、容器蓋の天面壁に相
当大きな積重荷重が負荷されると、容器蓋による口頸部
の密封が毀損されてしまって容器内のガス圧力が漏出し
てしまう傾向がある。かような問題を解決するために
は、容器蓋の天面壁の内面に、容器蓋本体とは別個に所
要形状の密封ライナーを周知の型押成形法によって形成
することが意図され得るが、かくすると容器蓋の製造コ
ストが相当増大してしまう。
【0006】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、製造コストを増大せし
めることなく製造することができるにもかからわず、容
器蓋の天面壁にドーム現象が生成されている状態におい
て、容器蓋の天面壁に相当大きな積重荷重が負荷されて
も、容器蓋による口頸部の密封が充分確実に維持され
る、改良された合成樹脂製容器蓋を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意研究
及び実験の結果、環状シール片よりも半径方向内側にお
いて天面壁に環状薄肉領域を形成すると、天面壁の変形
(即ちドーム状に変形され或いは積重負荷によりドーム
状の変形が元の状態に強制される)が主として環状薄肉
領域よりも内側の領域に制限され、環状薄肉領域よりも
半径方向外側における天面壁の変形が充分に抑制され、
従って環状シール片の変形乃至移動が充分に抑制され、
かくして容器蓋の天面壁にドーム現象が生成されている
状態において、容器蓋の天面壁に相当大きな積重荷重が
負荷されても、容器蓋による口頸部の密封が充分確実に
維持されることを見出した。
【0008】即ち、本発明によれば、上記技術的課題を
達成する合成樹脂製容器蓋として、容器の口頸部に適用
される、円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する円
筒状スカート壁を具備する合成樹脂製容器蓋にして、該
天面壁の内面の外周縁部には該口頸部に密接せしめられ
る環状シール片が一体に形成されていると共に、該天面
壁の外周縁部には該環状シール片よりも半径方向内側に
位置する環状薄肉領域が形成されている、ことを特徴と
する合成樹脂製容器蓋が提供される。
【0009】該環状薄肉領域は0.5乃至5.0mmの
幅を有し、0.5乃至1.1mmの厚さを有するのが好
ましい。好適実施形態においては、該口頸部の上端部に
は実質上水平に延在する環状頂面、実質上鉛直に延在す
る円筒状外周面及び該頂面から該外周面まで断面図にお
いて実質上円弧状に延びる環状境界面が形成されてお
り、該環状シール片は下方に向かって半径方向内方に傾
斜して延出し、該口頸部における該外周面に密接せしめ
られることによって半径方向外方に撓まされ、該天面壁
の内面の外周縁部には、該口頸部における該境界面に当
接せしめられる環状当接片も一体に形成されており、該
環状薄肉領域は該環状当接片よりも半径方向内側に位置
する。該環状当接片は、下方に向かって膨出せしめら
れ、該口頸部における該境界面に当接せしめられること
によって圧縮される膨出部から構成されているのが好適
である。該環状当接片は、該環状シール片の基部から上
方に向かって半径方向内方に傾斜して延びる傾斜表面を
有し、該口頸部における該境界面に当接せしめられるこ
とによって圧縮される形態でもよい。或いは下方乃至半
径方向内方に突出し、該口頸部における該境界面に当接
することによって上方に撓まされる突出部から環状シー
ル片を構成することもできる。好適実施形態において
は、該口頸部の上端部には実質上鉛直に延在する円筒状
内周面が形成されており、該天面壁の内面の外周縁部に
は、該環状当接片よりも半径方向内側にて下方に延出す
る環状位置付け片が形成されており、該環状薄肉領域は
該環状位置付け片に隣接してその半径方向内側に位置す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
合成樹脂製容器蓋の好適実施形態を図示している添付図
面を参照して、更に詳細に説明する。
【0011】図1を参照して説明すると、本発明に従っ
て構成された全体を番号2で示す容器蓋2は、高密度ポ
リエチレン又はポリプロピレンの如き比較的硬質の合成
樹脂であるのが好ましい合成樹脂から全体が一体に形成
されている。かかる容器蓋2は、円形天面壁4及びこの
天面壁4の周縁から垂下する略円筒状のスカート壁6を
具備している。スカート壁6には周方向に延びる破断可
能ライン8が形成されており、スカート壁6は破断可能
ライン8よりも上方の主部10と破断可能ライン8より
も下方のタンパーエビデント裾部12とに区画されてい
る。スカート壁6の内周面には下方を向いた環状肩面1
4が形成されており、そしてかかる環状肩面14から下
方に延びる突条16が周方向に適宜の間隔をおいて複数
個形成されている。上記破断可能ライン8は、突条16
の軸線方向中間部において、スカート壁6の外周面から
切断刃(図示していない)を作用せしめ、突条16の少
なくとも一部を残留せしめてスカート壁6を切断するこ
とによって形成される。突条16の各々の切断されるこ
となく残留せしめられた部分が所謂橋絡部18を構成
し、タンパーエビデント裾部12は橋絡部18を介して
スカート壁6の主部10に接続されている。
【0012】スカート壁6の主部10の外周面には、そ
の下端部近傍に、下方に向かって外径が漸次増大する円
錐台形状部20が形成されている。タンパーエビデント
裾部12の外周面も、下方に向かって外径が漸次増大す
る円錐台形状にせしめられている。主部10の外周面に
おける円錐台形状部20の上方に位置する部分には、そ
こに掛けられる指の滑りを防止するための凹凸形状22
が形成されている。スカート壁6の主部10の内周面に
は雌螺条24が形成されている。かかる雌螺条24に
は、周方向に適宜の間隔をおいて軸線方向に延びる切欠
26が形成されている。かかる切欠26は容器の口頸部
が開封される際の所謂通気路を構成する。
【0013】タンパーエビデント裾部12の内周面には
係止手段28が形成されている。図示の実施形態におけ
る係止手段28は、周方向に連続して延在している環状
突出片30から構成されている。この環状突出片30
は、タンパーエビデント裾部12の内周面に接続されて
いる基縁から半径方向内方に向かって上方に傾斜して突
出せしめられている。この環状突出片30には、その先
端から基縁近傍まで延びるスリット32が周方向に間隔
をおいて形成されている。所望ならば、環状突出片30
に代えて、例えばフラップ片、弧状突条或いはラチェッ
ト爪(ラチェット爪の場合には、後述する容器の口頸部
における被係止手段は環状あご部ではなくて対応するラ
チェット爪から構成される)等の他の適宜の形態の突出
片、突条或いは突起等から係止手段を構成することもで
きる。
【0014】図1と共に図2を参照して説明を続ける
と、天面壁4の内面の外周縁部には、環状シール片3
4、環状当接片36及び環状位置付け片38が形成され
ている。図示の実施形態における環状シール片34は、
天面壁4の内面から下方に向かって半径方向内方に傾斜
して延出している。更に詳述すると、環状シール片34
は、下方に向かって半径方向内方に略20度程度でよい
傾斜角αをなして延びている外周面40と、外周面40
と実質上平行に延びている上部内周面42と、上部内周
面42に続いて実質上鉛直に下方に延びる中間部内周面
43と、中間部内周面43に続いて下方に向かって半径
方向外方に延びる下部内周面44と、略水平に延びる先
端面46とを有する。環状当接片36は、半径方向に見
て環状シール片34の直ぐ内側に位置せしめられてお
り、天面壁4の内面から下方に向かって凸状に膨出せし
められている膨出部から形成されている。環状位置付け
片38は当接片36から半径方向内方に所要距離離間せ
しめて配置されており、天面壁4の内面から実質上鉛直
に下方に延出せしめられている。この環状位置付け片3
8は実質上鉛直に延びる上部外周縁48と、下方に向か
って半径方向内方に傾斜して延びる下部外周面50と、
実質上水平に延びる先端面52と、実質上鉛直に延びる
内周面54とを有する。
【0015】天面壁4の外周縁部には環状薄肉領域56
が形成されていることが重要である。この環状薄肉領域
56は環状シール片34よりも内側に位置せしめられて
いることが重要であり、図示の実施形態においては環状
位置付け片38に隣接せしめてその半径方向内側に位置
せしめられている。環状薄肉領域56の幅Wは0.5乃
至5.0mm、特に1.5内3.0mm、であるのが好
適である。また、環状薄肉猟期56の厚さTは0.5乃
至1.1mm程度でよい。環状薄肉領域56の幅Wが過
剰に小さい或いは厚さTが過剰に大きい場合には、後述
する如く天面壁4が変形を被る際に、環状シール片34
の変形乃至移動を充分に抑制することができない。他
方、環状薄肉領域56の幅Wが過剰に大きい或いは厚さ
Tが過剰に小さい場合には、天面壁4の強度が過小にな
ってしまう。
【0016】図2には、容器蓋2が適用される容器の口
頸部の一部も二点鎖線で図示されている。ポリエチレン
テレフタレートの如き適宜の合成樹脂或いはガラスから
形成することができる容器は略円筒形状の口頸部58を
備えている。この口頸部58の外周面には雄螺条60と
この雄螺条60の下方に位置する環状係止あご部62
(図3)が形成されている。雄螺条60よりも上方に位
置する上端部は、実質上水平に延在する環状頂面64、
実質上鉛直に延在する円筒状外周面66、環状頂面64
から円筒状外周面66まで断面図において実質上円弧状
に延びる環状境界面68、実質上鉛直に延在する円筒状
内周面70、円筒状内周面70と環状頂面64との間を
若干の長さに渡って断面図において円弧状に延びている
環状境界面72によって規定されている。
【0017】図2を参照することによって理解されると
おり、容器蓋2における環状シール片34の最小内径D
1は、容器の口頸部58における上端部の外径D2より
も幾分小さく設定されており、D2−D1=0.30乃
至1.00mm程度であるのが好適である。D2−D1
が過剰に小さいと環状シール片34による口頸部58の
シールが不完全になる傾向があり、D2−D1が過剰に
大きいと口頸部58に容器蓋2を装着する装着操作が困
難になる傾向がある。また、環状位置付け片38の最大
外径D3は、容器の口頸部58における上端部の内径D
4よりも若干小さく設定されており、D4−D3=0.
07乃至0.16mm程度であるのが好ましい。D4−
D3が過剰に小さいと容器の口頸部58に容器蓋2を装
着する際に環状位置付け片38を口頸部58内に位置せ
しめるのが相当困難になる傾向があり、D4−D3が過
剰に大きいと環状位置付け片38による口頸部58と容
器蓋2との整合作用が有効に機能しなくなる傾向があ
る。
【0018】図3は、容器の口頸部58に容器蓋2を所
要とおりに装着した状態を図示している。図1及び図2
と共に図3を参照して説明を続けると、容器の口頸部5
8に容器蓋2を装着して口頸部58を密封する際には、
口頸部58に容器蓋2を被嵌して閉方向、即ち図3にお
いて上方から見て時計方向に回転せしめ、口頸部58の
雄螺条60に容器蓋2の雌螺条24を螺合せしめる。こ
の際には、容器蓋2の環状位置付け片38が口頸部58
の内周面に沿って下降せしめられ、口頸部58に対して
容器蓋2が整合、更に詳しくは口頸部58の中心軸線に
対して容器蓋2の中心軸線が整合せしめられる。所要ト
ルクで容器蓋2を閉方向に回転せしめて図3に図示する
状態まで雄螺条60に雌螺条24を螺合せしめると、容
器蓋2の環状シール片34は口頸部58の上端部の外周
面66に密接せしめられて半径方向外方に幾分撓まさ
れ、これによって口頸部58が密封される。また、容器
蓋2の環状当接片36は、口頸部58の上端部の環状境
界面68に当接せしめられて幾分圧縮される。従来の容
器蓋に形成されている環状当接片は容器の口頸部の環状
頂面に密接せしめられるが、本発明者等の経験によれ
ば、環状当接片36を口頸部58の環状頂面64ではな
くて環状境界面68に密接せしめるように構成すること
によって、後述する如く天面壁4が変形を被る際に、環
状シール片34の変形乃至移動をより一層確実に抑制す
ることができる。容器蓋2のタンパーエビデント裾部1
2に形成されている係止手段28は半径方向外方に弾性
的に変形して口頸部58の環状あご部62を通過し、次
いで弾性的に復元して環状あご部62の下面に係止せし
められる。
【0019】容器の口頸部58に容器蓋2を装着して口
頸部58を密封した状態において、周囲温度が上昇して
容器内に相当大きいガス圧力が生成されると、図3に二
点鎖線で示す如く、容器蓋2の天面壁4にドーム現象が
発生、即ち天面壁4が中央に向かうほど大きく上方に膨
出してドーム状に変形せしめられる。然るに、本発明に
従って構成された容器蓋2においては、天面壁4の外周
縁部に環状薄肉領域56が形成されている故に、天面壁
4の変形は主として環状薄肉領域56よりも半径方向内
側の領域に制限され、環状薄肉領域56よりも半径方向
外側における天面壁4の変形が充分に抑制される。それ
故に、容器蓋2の天面壁4にドーム現象が発生した状態
で天面壁4の外面に相当大きな積重荷重が作用しても、
口頸部58の密封は毀損されることなく維持される。
【0020】容器の口頸部58を開封する際には、容器
蓋2を開方向、即ち図3において上方から見て反時計方
向に回転せしめる。かくすると、タンパーエビデント裾
部12は、その内周面に形成されている係止手段28が
口頸部58の外周面に形成さている環状あご部62の下
面に係止せしめられている故に、上昇が阻止されるが、
容器蓋2のその他の部分は回転によって雄螺条60と雌
螺条24との螺合が解除されるのに応じて上昇せしめら
れる。従って、スカート壁6に形成されている破断可能
ライン8、更に詳しくはその橋絡部18に相当な応力が
生成されて橋絡部18が破断され、タンパーエビデント
裾部12がスカート壁6の主部10から分離される。次
いで、容器蓋2の、タンパーエビデント裾部12以外の
部分は回転と共に上方に自由に移動せしめられ、口頸部
58から離脱せしめられる。容器蓋2の、タンパーエビ
デント裾部12以外の部分が所要距離上方に移動せしめ
られると、当接片36が口頸部58の上端部の環状境界
面68から離隔せしめられ、そしてまた環状シール片3
4が口頸部58の上端部の外周面66から離隔せしめら
れ、かくして口頸部58の密封が解除される。
【0021】図示の実施形態においては、容器の口頸部
58を開封する際には、容器蓋2のスカート壁6に形成
されている破断可能ライン8における全ての橋絡部18
が破断され、タンパーエビデント裾部12がスカート壁
6の主部10から完全に分離され、タンパーエビデント
裾部12は口頸部58から離脱されることなく口頸部5
8に残留せしめられる。所望ならば、破断可能ライン8
における橋絡部18のうちの少なくとも1個を破断され
ることなく維持される強橋絡部にせしめると共に、タン
パーエビデント裾部12に軸線方向に延びる破断可能ラ
イン(図示していない)を形成し、口頸部58を開封す
る際には軸線方向方向に延びる破断可能ラインが破断さ
れてタンパーエビデント裾部12が無端環状から有端帯
状に展開され、破断されることなく維持されている強橋
絡部を介してスカート壁6の主部10に接続され続ける
タンパーエビデント裾部12も口頸部58から離脱され
るようになすこともできる。
【0022】図4は、本発明に従って構成された容器蓋
の他の実施形態を図示している。図4に図示する実施形
態においては、環状当接片36の表面は、環状シール片
34の基部から、更に詳しくはその上部内周面42の上
端から、上方に向かって半径方向内方に傾斜して延びる
傾斜面から構成されている。図4に図示する実施形態に
おける環状当接片36の半径方向外側縁は図1乃至図3
に図示する実施形態における環状当接片36の半径方向
外側縁よりも若干下方に位置し、従って図4に図示する
実施形態における環状シール片34の上部内周面の軸線
方向長さは図1乃至図3に図示する環状シール片34の
上部内周面の軸線方向長さより若干小さい。図4に図示
する実施形態における環状当接片36も、図1乃至図3
に図示する実施形態の容器蓋2における環状当接片36
と同様に、容器の口頸部58の上端部の環状境界面68
に当接せしめられて幾分圧縮される。図4に図示する実
施形態の、その他の構成は図1乃至図3に図示する実施
形態と実質上同一である。
【0023】図5は、本発明に従って構成された容器蓋
の更に他の実施形態を図示している。図5に図示する実
施形態においては、環状当接片36は天面壁4の内面の
外周縁部から下方乃至半径方向内方に突出する突出部か
ら構成されており、環状シール片34の外周面40と略
平衡に延びる上部内周面74と、実質上鉛直に延びる下
部内周面76と半径方向内方に向かって水平に対して1
0度程度でよい若干の傾斜角度をなして半径方向内方に
向かって下方に傾斜して延びる下面78とを有する。か
ような環状当接片36は、図5に二点鎖線で示す如く、
口頸部58の上端部の環状境界面68に当接せしめられ
て上方に撓まされる。図5に図示する実施形態の、その
他の構成は図1乃至図3に図示する実施形態と実質上同
一である。
【0024】次に、本発明の容器蓋の実施例を比較例と
共に説明する。
【0025】実施例1 ポリプロピレンを圧縮成形することによって図1乃至図
3に図示するとおりの形態の容器蓋を30個製造した。
容器蓋の主要部寸法は次のとおりであった(図1及び図
2を参照されたい)。 容器蓋の全高さH・・・・・・・・・・・・・・20.
16mm スカート壁上端部の内径D5・・・・・・・・・27.
80mm 環状シール片の軸線方向長さL1・・・・・・・ 1.
20mm 環状シール片の基部厚さT2・・・・・・・・・ 0.
80mm 環状当接片の水平方向膨出量L2・・・・・・・ 0.
40mm 環状当接片の軸線方向膨出量L3・・・・・・・ 0.
40mm 環状シール片の最小内径D1・・・・・・・・・24.
30mm 環状薄肉領域の幅W・・・・・・・・・・・・・ 3.
00mm 環状薄肉領域の厚さT・・・・・・・・・・・・ 0.
80mm 容器の口頸部の外周面の外径D2・・・・・・・24.
94mm 環状位置付け片の最大外径D3・・・・・・・・21.
70mm 容器の口頸部の内周面の内径D4・・・・・・・21.
74mm かかる容器蓋について、次のとおりの耐積重荷重試験を
遂行した。図2及び図3に図示するとおりの口頸部を有
するポリエチレンテレフタレート製の容器に炭酸水を満
たし、しかる後に容器蓋を口頸部に装着して口頸部を密
封した。次いで、容器を45℃で48時間余熱した。こ
の時点において容器蓋の天面壁を観察したところ、図3
に二点鎖線で図示する如くのドーム現象が生成されてい
た。次いで、45℃の水槽に容器を浸漬せしめ、容器蓋
の天面壁上面全体に、1秒間に2.3kgの速度で積重
荷重を45.5kgまで負荷し、容器内から炭酸ガスが
漏出したか否か、換言すれば密封が毀損されたか否かを
検査した。その結果は下記表1に記載するとおりであっ
た。
【0026】実施例2 容器蓋の形態が図4に図示するとおりであり、 環状当接片の傾斜面の水平方向長さL4・・・・ 0.
15mm 環状当接片の形さ面の軸線方向長さL5・・・・ 0.
80mm であった点を除けば実施例1と同一の容器蓋を30個製
造した。そしてかかる容器蓋について実施例1と同様な
耐積重荷重試験を遂行した。その結果は下記表1に記載
するとおりであった。
【0027】実施例3 容器蓋の形態が図5に図示するとおりであり、 環状当接片の水平方向突出量L6・・・・・・・ 0.
30mm 環状当接片の軸線方向突出量L7・・・・・・・ 0.
50mm であった点を除けば実施例1と同一の容器蓋を30個製
造した。そして、かかる容器蓋について実施例1と同様
な耐積重荷重試験を遂行した。その結果は下記表1に記
載するとおりであった。
【0028】比較例1 容器蓋の天面壁に環状薄肉領域が形成されていない点を
除けば実施例1と同一の容器蓋を30個製造した。そし
て、かかる容器蓋について実施例1と同様な耐積重荷重
試験を遂行した。その結果は下記表1に記載するとおり
であった。比較例2 容器蓋の形態が図6に図示するとおりであり、環状薄肉
領域が形成されていないこと、口頸部の上端部の環状境
界面ではなくて水平に延在する環状頂面に当接せしめら
れる環状当接片の寸法が、 環状当接片の幅L8・・・・・・・・・・・・・ 0.
70mm 環状当接片の突出量L9・・・・・・・・・・・ 0.
20mm であった点を除けば実施例1と同一の容器蓋を10個製
造した。そしてかかる容器蓋について実施例1と同様な
耐積重荷重試験を遂行した。その結果は下記表1に記載
するとおりであった。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明の容器蓋においては、密封ライナ
ーを別個に成形する等によって製造コストを増大せしめ
ることなく、容器蓋の天面壁にドーム現象が生成されて
いる状態において、容器蓋の天面壁に相当大きな積重荷
重が負荷されても、容器蓋による口頸部の密封が充分確
実に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された容器蓋の好適実施形
態を、一部を断面図で一部を側面図で示す図。
【図2】図1の容器蓋の一部を拡大して示す拡大部分断
面図。
【図3】図1の容器蓋を容器の口頸部に装着した状態を
示す部分断面図。
【図4】本発明に従って構成された容器蓋の他の好適実
施形態の一部を拡大して示す部分拡大断面図。
【図5】本発明に従って構成された容器蓋の更に他の好
適実施形態の一部を拡大して示す部分拡大断面図。
【図6】比較例2において製造した容器蓋の一部を拡大
して示す部分拡大断面図。
【符号の説明】 2:容器蓋 4:天面壁 6:スカート壁 8:破断可能ライン 10:スカート壁の主部 12:タンパーエビデント裾部 24:雌螺条 28:係止手段 34:環状シール片 36:環状当接片 38:環状位置付け片 56:環状薄肉領域 58:容器の口頸部 60:雄螺条 62:環状係止あご部 64:口頸部の環状頂面 66:口頸部の円筒状外周面 68:口頸部の環状境界面 70:口頸部の円筒状内周面 72:口頸部の環状境界面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AA24 AA32 AB01 BA01 CA01 CB10 CC04 CC05 DA01 DB05 DB12 DC04 DC05 EA04 EC04 EC05 FA09 FB01 GA04 GB04 GB08 HA03 HB02 HD03 KA13 KB01 LA05 LA17 LB02 LB07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の口頸部に適用される、円形天面壁
    及び該天面壁の周縁から垂下する円筒状スカート壁を具
    備する合成樹脂製容器蓋にして、 該天面壁の内面の外周縁部には該口頸部に密接せしめら
    れる環状シール片が一体に形成されていると共に、該天
    面壁の外周縁部には該環状シール片よりも半径方向内側
    に位置する環状薄肉領域が形成されている、ことを特徴
    とする合成樹脂製容器蓋。
  2. 【請求項2】 該環状薄肉領域は0.5乃至5.0mm
    の幅を有する、請求項1記載の合成樹脂製容器蓋。
  3. 【請求項3】 該環状薄肉領域は0.5乃至1.1mm
    の厚さを有する、請求項1又は記載の合成樹脂製容器
    蓋。
  4. 【請求項4】 該口頸部の上端部には実質上水平に延在
    する環状頂面、実質上鉛直に延在する円筒状外周面及び
    該頂面から該外周面まで断面図において実質上円弧状に
    延びる環状境界面が形成されており、 該環状シール片は下方に向かって半径方向内方に傾斜し
    て延出し、該口頸部における該外周面に密接せしめられ
    ることによって半径方向外方に撓まされ、 該天面壁の内面の外周縁部には、該口頸部における該境
    界面に当接せしめられる環状当接片も一体に形成されて
    おり、 該環状薄肉領域は該環状当接片よりも半径方向内側に位
    置する、請求項1から3までのいずれかに記載の合成樹
    脂製容器蓋。
  5. 【請求項5】 該環状当接片は、下方に向かって膨出せ
    しめられ、該口頸部における該境界面に当接せしめられ
    ることによって圧縮される膨出部から構成されている、
    請求項4記載の合成樹脂製容器蓋。
  6. 【請求項6】 該環状当接片は、該環状シール片の基部
    から上方に向かって半径方向内方に傾斜して延びる傾斜
    表面を有し、該口頸部における該境界面に当接せしめら
    れることによって圧縮される、請求項4記載の合成樹脂
    製容器蓋。
  7. 【請求項7】 該環状当接片は、下方乃至半径方向内方
    に突出し、該口頸部における該境界面に当接することに
    よって上方に撓まされる突出部から構成されている、請
    求項4記載の合成樹脂製容器蓋。
  8. 【請求項8】 該口頸部の上端部には実質上鉛直に延在
    する円筒状内周面が形成されており、 該天面壁の内面の外周縁部には、該環状当接片よりも半
    径方向内側にて下方に延出する環状位置付け片が形成さ
    れており、 該環状薄肉領域は該環状位置付け片に隣接してその半径
    方向内側に位置する、請求項1から7までのいずれかに
    記載の合成樹脂製容器蓋。
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