JP2001315829A - 樹脂パッドを備えた樹脂製キャップ - Google Patents
樹脂パッドを備えた樹脂製キャップInfo
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Abstract
クを隠蔽するように樹脂パッドが施されており、樹脂パ
ッドが懸賞マークが転写された状態で天面部から剥離可
能である懸賞用樹脂パッド付樹脂製キャップを提供する
にある。 【解決手段】 天面部とスカート部とを備えた樹脂製キ
ャップ本体と、天面部内面に樹脂の押圧成形で形成され
た樹脂パッドとを備えた樹脂製キャップにおいて、樹脂
製キャップ本体は天面部内面にこれと一体に形成された
密封部を有するものであり、樹脂パッドはキャップ本体
の天面部内面の密封部よりも内側に形成されており、且
つ天面部内面の密封部より内側には樹脂パッドの厚みよ
りも小さな複数個の微細突起が樹脂パッドの厚み方向に
形成されていることを特徴とする樹脂パッドを備えた樹
脂製キャップ。
Description
パッドを備えた樹脂製キャップに関するもので、より詳
細には樹脂パッドの密封部などへの外部へのはみ出し
や、樹脂パッドの被覆不足などの欠陥を解消し、且つモ
ールド成形性やキャップの品質を改良したパッド付樹脂
製キャップ、特に懸賞用樹脂製キャップに関する。
ャップ本体と、天面部内面に樹脂の押圧成形で形成され
た容器口部密封用の樹脂パッドとを備えた樹脂製キャッ
プは、古くから知られている。
には、上述した押圧成形で形成されたライナーを備えた
樹脂製キャップにおいて、天面部の内面に複数の互いに
離隔された突起を一体的に凸設し、ライナーを突起と係
合させた容器蓋が開示されている。
44699号公報には、同様のライナー付樹脂製キャッ
プの製造に際して、天面部にライナーの厚みよりも大き
い突出高さを有する少なくとも1個の突起を形成させ、
天面部の中央部にライナー素材を供給して該突起をライ
ナー素材に突入せしめ、ライナーの押圧段階で突起の先
端を押し広げることが記載されている。
用キャップに適用することも既に知られており、例えば
実公平7−16629号公報には、天板部とその周縁か
ら垂下するスカート部とから成る合成樹脂製のキャップ
本体の天板部内面に、表示マークの刻印が付されると共
に、この天板部内面の刻印が付された部分に密接し、天
板部周縁部に下方に向け突出形成された係止突起によっ
て係止保持されたライナーが設けられていることを特徴
とする隠し表示マーク付きキャップが形成されている。
る樹脂製キャップは、樹脂製キャップ本体とは別体の樹
脂パッドを容器口部密封用のライナーとして施すもので
あり、その目的はライナーとキャップ本体との係合力を
高めてライナーの脱落を防止するものである。
封構造の改良に伴い、密封部を天面部と一体に成形した
いわゆるワンピース構造の樹脂製キャップでも優れた密
封性能が得られるようになっている。それにもかかわら
ず、樹脂製キャップ本体とは別に樹脂パッドを施す必要
性に迫られる場合があり、このような例として、懸賞用
キャップにおいて天面部内面に施された懸賞マークの隠
し被覆、天面部内面の密封部より内側への酸素吸収性樹
脂組成物の施用などが挙げられる。
によると、キャップ本体の天面部内面の密封部よりも内
側に樹脂パッドを押圧成形で形成した場合、樹脂パッド
の密封部などへの外部へのはみ出しや、樹脂パッドの被
覆不足などの欠陥がしばしば発生し、この欠陥は、懸賞
用樹脂キャップのように、樹脂パッドと天面部内面との
間に剥離性が要求されるキャップでは特に顕著に生じる
ことも判明した。また、このような欠陥が発生すると、
キャップの外観特性や商品価値が低下するのみならず、
キャップの密封性能や、キャップとしての諸性能にも悪
影響をもたらす。
側に溶融樹脂の塊を供給し、これを金型で押圧すること
によりキャップ内で形成される。この樹脂パッドの成形
は、一般にロータリ成形機によってキャップが公転しな
がら行われる。このため、キャップ本体内に供給された
溶融樹脂塊がキャップ内を転がり、溶融樹脂の位置が中
心から大きくずれた位置となり、樹脂が設定位置よりは
み出す傾向があり、このため、前述した欠陥を生じるも
のと認められる。
本体と樹脂パッドとを備えた樹脂製キャップにおいて、
樹脂パッドの密封部などへの外部へのはみ出しや、樹脂
パッドの被覆不足などの欠陥を解消し、キャップの外観
特性や商品価値に優れ、キャップの密封性能や、キャッ
プとしての諸性能にも優れている樹脂パッド付樹脂製キ
ャップを提供するにある。本発明の他の目的は、天面部
内面の密封部よりも内側に、懸賞マークを隠蔽するよう
に樹脂パッドが施されており、樹脂パッドが懸賞マーク
が転写された状態で天面部から剥離可能である懸賞用樹
脂パッド付樹脂製キャップを提供するにある。
とスカート部とを備えた樹脂製キャップ本体と、天面部
内面に樹脂の押圧成形で形成された樹脂パッドとを備え
た樹脂製キャップにおいて、樹脂製キャップ本体は天面
部内面にこれと一体に形成された密封部を有するもので
あり、樹脂パッドはキャップ本体の天面部内面の密封部
よりも内側に形成されており、且つ天面部内面の密封部
より内側には樹脂パッドの厚みよりも小さな複数個の微
細突起が樹脂パッドの厚み方向に形成されていることを
特徴とする樹脂パッドを備えた樹脂製キャップが提供さ
れる。本発明の樹脂製キャップにおいては、 1.前記微細突起が円錐状、角錐状、錐台状、円柱状或
いは角柱状の形態を有すること、 2.前記微細突起が0.1乃至1.0mmの高さと0.
1乃至5.0mm2 の底面積を有すること、 3.前記微細突起が1cm2当たり4乃至80個の密度
で設けられていること、 4.前記微細突起が周状に分布して設けられているこ
と、 5.樹脂パッドが周縁に他の部分よりも厚みの大きい環
状リムを有していること、6.前記環状リムを含む部分
に天面部が薄肉化された環状溝が形成されていること、
が好ましい。本発明は、懸賞用樹脂製キャップに特に有
利に適用でき、この場合、前記キャップ本体が微細突起
の他に凸部及び/または凹部からなる懸賞マークを有し
ており、樹脂パッドと天面部内面とは前記微細突起を介
して剥離可能に結合されており、且つ前記樹脂パッドは
天面部内面の懸賞マークが転写された状態で剥離される
ことが好ましい。また、前記樹脂パッドにはその中心に
垂直方向に延びる剥離開始用ノブが設けられていること
が好ましい。また、本発明の樹脂製キャップは、酸素吸
収性樹脂キャップに適用することができ、この場合前記
樹脂パッドを酸素吸収剤を含有する樹脂組成物で構成す
ることができる。
ト部とを備えた樹脂製キャップ本体と、天面部内面に樹
脂の押圧成形で形成された樹脂パッドとから成る樹脂製
キャップに関するものであるが、(1)樹脂製キャップ
本体は天面部内面にこれと一体に形成された密封部を有
するものであること、(2)樹脂パッドはキャップ本体
の天面部内面の密封部よりも内側に形成されているこ
と、及び(3)天面部内面の密封部より内側には樹脂パ
ッドの厚みよりも小さな複数個の微細突起が樹脂パッド
の厚み方向に形成されていること、の組合せに特徴を有
するものである。
封部を形成し、この密封部によりボトル口部の密封を行
う。このように、樹脂製キャップ本体と一体に密封部を
形成することにより、別体にライナーを押圧成形する場
合に比して、精度の高い密封部の形成が可能となり、キ
ャップの密封性能を向上させることができる。
密封部が形成されていることに関連して、懸賞マークの
隠蔽被覆或いは酸素吸収性付与のための樹脂パッドを天
面部内面の密封部よりも内側に設ける。このように、樹
脂パッドを密封部の内側に設けることは、キャップの性
能の点でいくつかの利点をもたらす。
ン詰の購入者等が所定枚数のライナー等或いは当りくじ
であることが明らかなライナー等を郵送し或いは販売店
頭に持参した場合に、これと引換に賞品を発送し或いは
手渡するシステムが一般に採用されており、このシステ
ムは樹脂パッドの場合にも同様に適用されるものであ
る。本発明における樹脂パッドを懸賞マークの隠蔽被覆
として用いる場合、キャップが密封された状態におい
て、懸賞マークを外部から見えなくすることが第一の目
的であり、さらに、ビン詰めの購入者がキャップを開栓
した際、この樹脂パッドを剥離して、当たりくじである
か否かなどを容易に確認できるようにすることも第二の
目的である。本発明のキャップでは、樹脂パッドが密封
部よりも内側に設けられているのであり、樹脂パッドを
剥離した後にも樹脂製キャップ本体と一体の密封部が残
っており、開栓後のリシールが確実且つ容易に行われる
という利点が達成される。
密封部よりも内面側に設けられた樹脂パッドがボトル内
のヘッドスペースと接触し、ボトル内の酸素を吸収し、
内容物の酸化劣化を抑制し、香味保持に役立つものであ
る。ところで、酸素吸収性樹脂パッドに含有される還元
鉄粉等の酸素吸収剤は、性質として硬く、クッション性
に欠けているため、通常のライナーのように、これが密
封部に存在すると、密封性能を著しく損なうことになる
のであるが、本発明のキャップでは、樹脂パッドを密封
部よりも内側に設けたので、密封性能を阻害することな
く、酸素吸収性能を発現できるという利点も達成される
ものである。
内面の密封部より内側に、樹脂パッドの厚みよりも小さ
な複数個の微細突起を樹脂パッドの厚み方向に形成した
ことが顕著な特徴であり、樹脂パッドの密封部などへの
外部へのはみ出しや、樹脂パッドの被覆不足などの欠陥
を解消し、キャップの外観特性や商品価値を向上させる
ことができる。
より内側の天面部内面に微細突起を形成しない以外は本
発明と同様な樹脂製キャップ本体に樹脂パッドを成形し
た場合には、樹脂パッドの成形不良率が約3割にも達す
るのに対して、本発明に従い、密封部より内側の天面部
内面に微細突起を形成した場合には、樹脂パッドの成形
不良率をゼロに抑制することが可能となるのである。
は、ロータリ成形機を用いて、公転している樹脂製キャ
ップ本体の内面側に溶融樹脂の塊を供給し、これを金型
で押圧することによりキャップ内で形成される。この
際、キャップ本体内に供給された溶融樹脂塊がキャップ
内を転がり、溶融樹脂の位置が中心から大きくずれた位
置となり、樹脂が設定位置よりはみ出したり、或いは逆
に被覆不足をきたしたりして、前述した欠陥につながる
ものと認められる。特に、この傾向は、樹脂製キャップ
本体と樹脂パッドとの接着力によっても大きな影響を受
け、懸賞マーク隠蔽被覆に用いる樹脂パッドのように、
天面部内面と樹脂パッドとの間に剥離性が要求される樹
脂パッドでは、溶融樹脂塊の転がりの程度が大きくな
り、はみ出しや被覆不足などの欠陥を発生する傾向がよ
り顕著である。
設けることにより、上記欠陥が解消される理由は、天面
部内面に設けた複数の微細突起の周囲に溶融樹脂が流動
し、溶融樹脂塊と微細突起との係合が生じ、この係合に
よる抵抗力が溶融樹脂塊の転がりによる位置ずれを防止
していると考えられる。
利に適用でき、この場合、前記キャップ本体が微細突起
の他に凸部及び/または凹部からなる懸賞マークを有し
ており、樹脂パッドと天面部内面とは前記微細突起を介
して剥離可能に結合されており、且つ前記樹脂パッドは
天面部内面の懸賞マークが転写された状態で剥離される
ことが好ましい。また、前記樹脂パッドにはその中心に
垂直方向に延びる剥離開始用ノブが設けられていること
が好ましい。
樹脂パッドと樹脂製キャップ本体の天面部内面とは前記
微細突起を介して係合しているため、樹脂パッドの偶発
的脱離を防止できる程度に接合が強化されていると共
に、この係合も微細な突起を介してなされるため、指に
よる剥離を妨げるほどの強固なものとはなっていなく、
剥離が容易に行われるという利点がある。
細突起は円錐状、角錐状、錐台状、円柱状或いは角柱状
の任意の形態を有することができるが、剥離が容易に行
われる点では、円錐状、角錐状、錐台状などの天面に向
けて末広がりの形態を有することが好ましい。
高さ(H)は、樹脂パッドの厚みよりも小さなものであ
るが、一般に0.1乃至1.0mmの高さを有するのが
好ましく、またこの微細突起の底面積は、一般に0.1
乃至5.0mm2の範囲にあるのが好ましい。一方、樹
脂パッドの前記微細突起に対応する部分の厚み(T)
は、一般に0.3乃至1.5mmで、突起の高さとパッ
ドの厚みとの比(H/T)は0.3以上で1.0よりも
小、特に0.4乃至0.7の範囲にあることが好まし
い。この比(H/T)が上記範囲よりも小さいと、樹脂
パッドの成形に際して、溶融樹脂塊の転がりによる成形
不良を防止する効果が上記範囲内にある場合に比して低
下する傾向があり、一方上記範囲よりも大きいと、樹脂
パッドに引き剥がしに要する応力が増大して、指による
剥離性が上記範囲内にある場合に比して低下するように
なる。
2当たりの基準で一般に4乃至80個、特に4乃至60
個の密度で設けられていることが、樹脂パッドの成形不
良を防止する上で好ましい。即ち、この密度が上記範囲
を下回ると、上記範囲にある場合に比して成形不良の発
生頻度が増加する傾向があり、一方上記範囲を超える密
度で設けても格別の利点はなく、かえって剥離抵抗が増
大する点で不利である。
の面に均一に設けられているのが好ましい。後に述べる
ように、天面部内面に懸賞マーク形成用の凹部または凸
部が形成されている場合には、この懸賞マーク形成用の
凹部または凸部を除いた部分に微細突起が均一に形成さ
れているのが望ましい。一般に、微細突起の形成のし易
さ、及び樹脂の転がりによる成形不良を有効に防止する
点では、微細突起を周状に分布して設けることが好まし
く、特に同心円状に多数配置して設けることが最も好ま
しい。
パッドの中心に高さ方向に延びる剥離開始用ノブが設け
られていること、或いは更にこのノブに近接してスリッ
ト或いはスコアで区画された剥離用タブが形成されてい
ることが好ましい。このノブを指で押し倒すことによ
り、ノブの付け根がてこの支点となって樹脂パッドの剥
離が開始され、以後の樹脂パッドの剥離が容易に行われ
る。即ち、樹脂パッドの剥離には、剥離開始時の応力が
最も大きいのであるが、このノブの押し倒しでは比較的
小さい応力で行われるという利点がある。また、このノ
ブに近接して、スリット或いはスコアで区画された剥離
用タブが形成されていると、ノブの押し倒しに続いて、
ノブを把持して引き上げることにより、タブが剥離し、
その後の樹脂パッドの剥離が容易に進行するようにな
る。
前に、懸賞マークが外に見えないようにするために、前
記樹脂パッドには天面内面と接する側に懸賞マークが転
写されるようにすることが好ましい。特に密封部より内
側の天面部内面に懸賞マーク形成用の凹部または凸部が
形成しておくと、樹脂パッドの成形に際して、樹脂パッ
ドの対応面には懸賞マークが凸部または凹部として形成
されるので好ましい。
に説明する。添付図面において、図1は本発明に用いる
樹脂製キャップ本体の一例の断面図であり、図2は図1
の樹脂製キャップ本体の底面図であり、図3は図1の樹
脂製キャップ本体に溶融樹脂塊供給した状態を示す断面
図であり、図4は図3の溶融樹脂塊が供給された樹脂製
キャップ本体の底面図であり、図5は本発明の樹脂パッ
ド付樹脂製キャップの一例の断面図であり、図6は図5
の樹脂パッド付樹脂製キャップの底面図であり、図7は
図5の樹脂パッド付樹脂製キャップを容器口部と共に示
す拡大一部断面側面図であり、図8は本発明の樹脂パッ
ド付樹脂製キャップの他の例の断面図であり、図9は図
8の樹脂パッド付樹脂製キャップの底面図であり、図1
0は図8の樹脂パッド付樹脂製キャップを容器口部と共
に示す拡大一部断面側面図であり、図11は樹脂パッド
の成形工程を説明するための工程図であり、図12は本
発明の樹脂パッド付樹脂製キャップの更に他の例の断面
図であり、図13は図12の樹脂パッド付樹脂製キャッ
プの底面図であり、図14は天面部内面に微細突起が設
けられていない樹脂製キャップ本体を用いて製造した樹
脂パッド付樹脂製キャップの断面図であり、図15は図
14の樹脂パッド付樹脂製キャップの底面図である。
のキャップ本体1は、天面部2と、天面部の周縁部から
垂下したスカート部3と、タンパーエビデントバンド
(周状バンド)4とから成る。天面部2の内面にはこれ
と一体に密封部が形成されており、この密封部は、ボト
ル口部内に挿入されるインナーリング21とその外側に
設けられたアウターリング22とボトル口部の頂部と接
触するコンタクトリング23とをその内面側に備えてい
る。この具体例のキャップでは、インナーリング21
は、密封すべきボトル首部6(図7)に対してキャップ
を正しくセンターリングさせるようにガイドすると共に
それ自体ボトル口部内周面64(図7)との間で密封係
合を行うものである。アウターリング22はボトル口部
62(図7)の外周縁を正しく位置決めし、この状態で
コンタクトリング23とボトル口部外周コーナー部とを
密封係合させるものである。このタイプの密封構造で
は、キャップの頂面が上方向或いは下方向にパネリング
変形した場合にも密封位置の変動がないか或いはあると
してもその変動の程度が小さく、密封性に特に優れてい
る。特に、上記コンタクトリング23は積圧による漏れ
防止にも有効である。勿論、密封係合の方式は、上記の
方式に限定されるものではなく、アウターリング23と
ボトル口部外周面との間で密封係合が行われるものであ
ってもよい。
ためのネジ山31が設けられており、ボトル首部のネジ
61(図7)との係合により、キャップがボトル首部6
に締結される。また、スカート部3の外面には、ローレ
ット溝32が形成されていて、キャップ1の把持が容易
に行われるようになっている。
され、周状バンド4の上端面とスカート部3の下端面と
は、周方向に適当な間隔をおいて複数設けられている破
断可能なブリッジ5を介して連結されている。より詳細
には、ブリッジ5の内面はスカ ート部3の内面と面一
となるように下方に延長して形成されており、一方、ブ
リッジ5以外の部分は径外方に凹んで形成されている。
ブリッジ5は閉栓時にはそのまま維持され、開栓時には
切断されてキャップの旋回が可能となるものである。こ
の具体例のキャップでは、周状バンド4とスカート部3
とは、射出成形或いは圧縮成形等の手段で一体に成形さ
れるが、成形後カッターなどで環状の切れ目51を形成
し、ブリッジ5以外の部分を切断することにより、周状
バンド4とスカート部3とに分離される。
けて外径のやや増大する部分、特にテーパー状の部分3
3が形成されており、この下にブリッジ5の形成用スペ
ースが確保されている。同様に、周状バンド4の外面も
下向きに径の増大するテーパ面となっている。
形成されており、この段部下面側からブリッジ5が周状
バンド4側に延びており、型抜き等の成形性を良好にし
ている。既に述べたとおり、キャップ本体1と周状バン
ド4とは環状切断面51により分割されているが、ブリ
ッジ5は環状切断面51よりも内側に位置していること
が了解されよう。
に、径内方向且つ斜め上方向に延びる折り曲げ可能なフ
ラップ片41を多数周状に配置して備えている。この具
体例では、4個のフラップ片が周状に配置されており、
各フラップ片41の周方向の中間位置には、フラップ片
の上下への折り曲げを容易にするための切り欠き部42
が設けられている。このフラップ片41は、スカート部
内面から径内方向に突出した厚みの小さい付け根部43
と厚みの相対的に大きい先端部44とを備えており、前
述した切り欠き部42は、厚肉の先端部44から径外方
向に付け根部への途中に至るように形成されている。上
記薄肉の付け根部43を介してフラップ片41を設けた
ので、フラップ片41の上下方向への屈折乃至屈曲が自
由且つ容易となり、閉栓操作が、ブリッジを破損するこ
となく、円滑に進行する。また、その先端部44を厚肉
に設けたので、これが容器の係止用あご部65(図7参
照)の下面に沿うように係合して、フラップ片41の係
止が座屈を生じることなしに安定に行われる。開栓に際
しては、この先端部44と容器係止用あご部65との係
合により、周状バンド4の持ち上がりが阻止され、ブリ
ッジの破断が生じるようになっている。尚、フラップ片
41は、径内方向及び斜め下方向に指向した状態で成形
されるが、図1に示す上方向に反転させた状態で容器口
部へのキャッピングに用いる。
厚肉に形成されていると共に、この下端縁45は閉栓時
には容器口部下方のサポートリング63と近接して、器
具等の挿入による不正開封を防止するようにされてい
る。
部(インナーリング)21よりも内側に全体として10
で示す樹脂パッドを設ける。この実施例の樹脂パッド1
0は懸賞マークの隠蔽被覆用のものである。
リング)21よりも内側には、懸賞マーク25が、例え
ば凹部パターンとして刻印されている。この密封部より
内側の天面部内面には、多数の微細突起26が周状に分
布して配置されている。この実施例に示すキャップで
は、同心円状に4周にわたって分散配置されている。微
細突起26の寸法、形状及び分布の密度などは既に指摘
したとおりのものである。
示すとおり、キャップの倒立状態、即ち天面部2が下側
となった状態で、懸賞マーク25及び多数の微細突起2
6が形成された天面部2の内面に溶融樹脂塊7を供給
し、樹脂製キャップ本体1内で型押し成形することによ
り形成される。この型押し成形手段については、後ほど
詳しく説明する。本発明では、天面部内面に多数の微細
突起26を設けたことにより、溶融樹脂塊7の天面部内
面上での転がりが防止され、図5乃至図7に示すとお
り、樹脂のはみ出しや被覆不足等の欠点なしに、正確に
位置決めされた状態で所定形状の樹脂パッド10を成形
することができる。
プ本体1と共に示す図5乃至図7において、樹脂パッド
10の平板部11の中心には高さ方向に延びる剥離開始
用ノブ12が設けられている。また、このノブ12に近
接してこれを囲むように倒立U字型のスリット或いはス
コア13が形成され、このスリット或いはスコアで区画
された剥離用タブ14が形成されている。この具体例に
おいて、スリット或いはスコア13の一端部は平板部1
1の外周にまで延びているが、スリット或いはスコア1
3の他端部は、平板部の中心部と外周との中間に設けら
れた厚肉リブ15で囲まれていて、その先への切断が進
行しないようになっている。樹脂パッド10の平板部1
1には剥離開始用ノブ12の押し倒し方向を示すマーク
16も形成されている。
4とその他の平板部11とを区画する線が天面部内面に
至るように完全に切込まれた線であることを意味し、一
方スコアとは、この区画線に沿って容易に破断が生じる
ように、弱化された線であることを意味する。一方、ノ
ブ12は、これを指先乃至は爪で、タブ14の引剥し方
向(図6における矢印16の方向)に押込むことによ
り、このノブ12が一種のテコとなって、天面部内面と
樹脂パッドとの界面での剥離が容易に進行するようなも
のである。ノブ12の形状は、円柱状、半円柱状、角柱
状等の任意の形状でもよいが、成形作業性(離型性)の
点では切頭円錐状の形状を有することが望ましい。ま
た、剥離用タブ14は、樹脂パッド中央部分において比
較的短かい巾での剥離が可能であるようなものであれば
よい。かくして、剥離タブ14を区画する線13は、U
字型の他に、V字型、コの字型、S字型、Z字型等の任
意の形態をとりうる。
トル首部6を示す図7において、このボトル首部6の外
周面には、キャップのネジ31と係合可能なネジ61が
形成されていると共に、キャップで密封される口部62
及び内周面64を備えている。首部6の下部には内容物
の充填及びキャップの閉栓時にボトルを支持するための
サポートリング63も形成されている。更に、ネジ61
とサポートリング63との間には、キャップの周状バン
ド係合のためのあご部65も形成されている。
図5に示す樹脂パッド付キャップ1を閉栓方向に回転さ
せると、周状バンド4とキャップ本体1との一体性を保
持しつつ閉栓方向に回転し、前に説明したフラップ片4
1の作用により、容器口部に周状バンド4及びキャップ
本体1を締結させることが可能となる。図7に示す閉栓
状態では、キャップのインナーリング21が容器口部の
内周面64と密封係合し、またコンタクトリング23が
容器口部の頂部と密封係合して密封保持が行われ、ま
た、周状バンド4のフラップ片先端部44が容器あご部
65の下面に沿った形で位置していて、周状バンド4の
保持が行われる。
回転させると、スカート部3はネジに沿って上昇する
が、フラップ片先端部44と容器あご部65とが係合し
て、周状バンド4の上昇が阻止されるので、ブリッジ5
が切断して、キャップの開栓が行われる。
タブ14の引き剥がし方向に押し倒して、タブ14の引
き剥がしを始め、樹脂パッド10全体を引き剥がすこと
ができる。樹脂パッド10の裏面には、天面部内面に刻
設した懸賞マークが転写されているので、キャップから
剥離した所定枚数の樹脂パッド10或いは当りくじであ
ることが明らかな樹脂パッド10を郵送し或いは販売店
頭に持参して、これと引換に賞品を受け取ることができ
る。
例2のキャップにおいても、基本的な構造は実施例1の
ものとほぼ同様であり、以下に説明する点以外は実施例
1のものと同様であることが理解されるべきである。こ
の実施例のキャップでは、インナーリング21の内面は
ほぼストレートであり、インナーリング21はむしろセ
ンターリングを正しく行うためのガイドとしての機能で
設けられており、アウターリング22とボトル口部外周
面との間及びコンタクトリング23とボトル口部62の
頂部との間で密封係合が行われている。また、この具体
例のキャップでは、ネジ山31の所々に欠落部35が設
けられており、炭酸飲料などの内容物に対して、開栓時
にガス抜きが可能となっていて、開栓時におけるキャッ
プの飛翔を防止しうるようになっている。天面部内面に
は、実施例1と同様に、懸賞マークが刻設され、また多
数の微細突起26が設けられている。
グ21の内側に天面部の外面側に向けて窪んで薄肉とな
った環状溝27が形成されており、樹脂パッド10はこ
の溝の一部からその内方に向けて施されている。また、
樹脂パッドの平板部11の端縁には平板部11よりもや
や高さの大きな環状リム部17が形成されており、この
環状リム部17には、スリット或いはスコアは形成され
ていない。上記環状溝27の部分は、円周状の薄肉部と
なっており、内圧の上昇による天面部2のドーミング現
象によりシール部が変形するのを防止し、或いは外から
の温度変化や衝撃によるキャップの変形を吸収し、シー
ル部の変形を防止して、確実なシールを維持できるとい
う利点をもたらすものである。更に、この環状溝27は
樹脂パッドの外方へのはみ出しを防止するという点でも
優れた作用を行うものである。
す図11において、樹脂パッドの成形装置8は、中心に
位置するセンターパンチ81、外側に位置するスリーブ
82及び両者の中間に位置するブッシング83から成っ
ており、これらは同心に且つ上下方向に独立に摺動自在
に設けられている。スリーブ82は押しスプリングのよ
うな弾性部材(図示せず)により下方に賦勢されてお
り、ブッシング83も弾性部材により下方に賦勢されて
いるが、その押圧力はスリーブ82のものよりは弱いも
のとされている。センターパンチ81には、ノブ形成用
キャビテイ84が中央部に設けられており、下面には平
板部形成面85及びスリット乃至スコア形成用突起86
を備えている。
塊7が供給された樹脂製キャップ本体1は成形装置8の
下方に搬送され、成形装置8が下降し、スリーブ82が
環状溝27の部分に当接する。ついで、第2工程(B)
において、センターパンチ81が下降して、溶融樹脂塊
7を樹脂パッドの形に成形し始める。最終工程(C)に
おいて、樹脂パッド10の成形は終了するが、溶融樹脂
塊の樹脂の内過剰量の部分はブッシング83を押し上げ
てその下に流入し、環状リム部17となる。
は、図11に示すスリーピース構造の成形装置の代わり
に、センターパンチ81とスリーブ82とから成るツー
ピース構造の成形装置を用いることにより製造すること
ができる。
は、例えば図11に示す成形装置を用いることにより、
樹脂パッド10の周縁部に相対的に厚肉の環状リム17
を形成させることが特に好ましい。既に指摘したとお
り、樹脂パッド10の外方へのはみ出しや、被覆不足
は、天面部内面に施された溶融樹脂塊の転がりによるも
のであり、この転がり防止に天面部内面の微細突起26
が役立つものであるが、樹脂パッド10の外方へのはみ
出しや、被覆不足は、通常のライナーの場合に比して溶
融樹脂塊の量が少なく、またその変動量(過不足の量)
も多いことにも関連している。即ち、樹脂量が過剰にな
ると外方へのはみ出し発生の原因となり、一方樹脂量が
不足すると被覆不足の原因となるわけである。
用の過剰の樹脂を環状リム17の厚みとして吸収できる
ので、樹脂パッドの成形不良を解消し、キャップの密封
性能や外観特性を向上させ、更に歩留まりを向上させる
ことにより、生産性を高めることが可能となるものであ
る。
は、各種プラスチック、例えば、低−、中−又は高−密
度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピ
レン、熱可塑性ポリエステル、ポリアミド、スチレン系
樹脂、ABS樹脂等が挙げられるが、これらの内でも高
密度ポリエチレン(HDPE)やポリプロピレン(P
P)が特に適している。
脂を用い、通常、圧縮成形、射出成形等によりリシール
用上蓋部及び周状バンドが一体化した状態で製造され
る。ブリッジは上記の成形工程で形成することもできる
し、また成形工程の後に公知のカッティング加工を施す
ことによっても形成することができる。
プ本体の樹脂や目的により適宜選択使用される。即ち、
樹脂パッド10を、実施例1及び2のように、懸賞マー
クの隠蔽被覆として用いる場合には、キャップ本体との
間に剥離性接着を生じるようなものが使用される。例え
ば、樹脂製キャップ本体が高密度ポリエチレンで形成さ
れている場合には、ポリエチレンとスチレン系エラスト
マーとのブレンド物が剥離性接着という目的に適ってい
る。ポリエチレン(A)とスチレン系エラストマー
(B)との割合は A:B=9:1乃至3:7 の範囲にあるのが好ましい。一方、樹脂製キャップ本体
がポリプロピレンで形成されている場合には、低密度ポ
リエチレン(LDPE)、特に線状低密度ポリエチレン
(LLDPE)を用いるのが好ましい。これらの低密度
ポリエチレンには各種エラストマーをブレンドして樹脂
パッドの成形に用いることができる。樹脂パッド形成用
の樹脂には、懸賞マークを隠蔽できるように、各種顔料
を樹脂100重量部当たり0.001乃至3重量部の量
で配合して用いるのがよい。
から成る場合には、剥離性接着などを考慮することな
く、各種樹脂を用いることができ、例えば各種オレフィ
ン系エラストマーを用いることができる。樹脂中に配合
する酸素吸収剤としては、還元鉄粉などのそれ自体公知
の酸素吸収剤を用いることができ、これらは樹脂100
重量部当たり1乃至40重量部の量で用いることができ
る。
例3には、実施例1の変形が示されている。この具体例
では、懸賞マーク隠蔽被覆用の樹脂パッド10は平板部
11と中央の剥離開始用ノブ12とから形成されてお
り、スリットやスコアは特に設けられていないが、この
場合にも樹脂パッドの剥離は十分に行うことができる。
例1は、実施例1で用いた樹脂製キャップ本体1の代わ
りに、天面部内面に微細突起を形成していない樹脂製キ
ャップ本体1’を用いて、樹脂パッド10の成形を行っ
たものである。この樹脂パッド10では、インナーリン
グ21にかかるはみ出し部18が形成されており、外観
特性の点でも、密封性能の点でも不満足のものであっ
た。実施例1のキャップでは不良品発生率がゼロである
のに対して、比較例1のものでは約3割に達した。
を備えた樹脂製キャップ本体と、天面部内面に樹脂の押
圧成形で形成された樹脂パッドとを備えた樹脂製キャッ
プにおいて、樹脂製キャップ本体を天面部内面にこれと
一体に形成された密封部を有するものとし、樹脂パッド
をキャップ本体の天面部内面の密封部よりも内側に形成
し、且つ天面部内面の密封部より内側には樹脂パッドの
厚みよりも小さな複数個の微細突起を樹脂パッドの厚み
方向に形成したことにより、樹脂パッド成形時の樹脂の
転がりを防止して、樹脂パッドの密封部などへの外部へ
のはみ出しや、樹脂パッドの被覆不足などの欠陥を解消
し、キャップの外観特性や商品価値に優れ、キャップの
密封性能や、キャップとしての諸性能にも優れている樹
脂パッド付樹脂製キャップを提供することができる。ま
た、本発明によれば、天面部内面の密封部よりも内側
に、懸賞マークを隠蔽するように樹脂パッドが施されて
おり、樹脂パッドが懸賞マークが転写された状態で天面
部から剥離可能である懸賞用樹脂パッド付樹脂製キャッ
プを提供することができる。
断面図である。
した状態を示す断面図である。
プ本体の底面図である。
の断面図である。
である。
部と共に示す拡大一部断面側面図である。
例の断面図である。
である。
口部と共に示す拡大一部断面側面図である。
程図である。
に他の例の断面図である。
面図である。
樹脂製キャップ本体を用いて製造した樹脂パッド付樹脂
製キャップの断面図である。
面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 天面部とスカート部とを備えた樹脂製キ
ャップ本体と、天面部内面に樹脂の押圧成形で形成され
た樹脂パッドとを備えた樹脂製キャップにおいて、樹脂
製キャップ本体は天面部内面にこれと一体に形成された
密封部を有するものであり、樹脂パッドはキャップ本体
の天面部内面の密封部よりも内側に形成されており、且
つ天面部内面の密封部より内側には樹脂パッドの厚みよ
りも小さな複数個の微細突起が樹脂パッドの厚み方向に
形成されていることを特徴とする樹脂パッドを備えた樹
脂製キャップ。 - 【請求項2】 前記微細突起が円錐状、角錐状、錐台
状、円柱状或いは角柱状の形態を有することを特徴とす
る請求項1に記載の樹脂製キャップ。 - 【請求項3】 前記微細突起が0.1乃至1.0mmの
高さと0.1乃至5.0mm2の底面積を有することを
特徴とする請求項1または2に記載の樹脂製キャップ。 - 【請求項4】 前記微細突起が1cm2当たり4乃至8
0個の密度で設けられていることを特徴とする請求項1
乃至3の何れかに記載の樹脂製キャップ。 - 【請求項5】 前記微細突起が周状に分布して設けられ
ていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載
の樹脂製キャップ。 - 【請求項6】 樹脂パッドが周縁に他の部分よりも厚み
の大きい環状リムを有していることを特徴とする請求項
1乃至5の何れかに記載の樹脂製キャップ。 - 【請求項7】 前記環状リムを含む部分に天面部が薄肉
化された環状溝が形成されていることを特徴とする請求
項6に記載の樹脂製キャップ。 - 【請求項8】 前記キャップ本体が微細突起の他に凸部
及び/または凹部からなる懸賞マークを有しており、樹
脂パッドと天面部内面とは前記微細突起を介して剥離可
能に結合されており、且つ前記樹脂パッドは天面部内面
の懸賞マークが転写された状態で剥離されることを特徴
とする請求項1乃至7の何れかに記載の樹脂製キャッ
プ。 - 【請求項9】 前記樹脂パッドにはその中心に垂直方向
に延びる剥離開始用ノブが設けられていることを特徴と
する請求項8に記載の樹脂製キャップ。 - 【請求項10】 前記樹脂パッドは酸素吸収剤を含有す
る樹脂組成物から成ることを特徴とする請求項1乃至7
の何れかに記載の樹脂製キャップ。
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JP2001315829A5 JP2001315829A5 (ja) | 2007-03-29 |
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2000
- 2000-05-02 JP JP2000133695A patent/JP4685210B2/ja not_active Expired - Fee Related
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