JPH11301724A - 表示付き合成樹脂製キャップ - Google Patents

表示付き合成樹脂製キャップ

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Publication number
JPH11301724A
JPH11301724A JP10111100A JP11110098A JPH11301724A JP H11301724 A JPH11301724 A JP H11301724A JP 10111100 A JP10111100 A JP 10111100A JP 11110098 A JP11110098 A JP 11110098A JP H11301724 A JPH11301724 A JP H11301724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
display mark
liner
display
synthetic resin
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10111100A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Takamatsu
浩一 高松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibazaki Seisakusho Ltd
Original Assignee
Shibazaki Seisakusho Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibazaki Seisakusho Ltd filed Critical Shibazaki Seisakusho Ltd
Priority to JP10111100A priority Critical patent/JPH11301724A/ja
Publication of JPH11301724A publication Critical patent/JPH11301724A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/24Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes
    • B65D51/245Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes provided with decoration, information or contents indicating devices, labels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示マークの確認が容易な表示付き合成樹脂
製キャップを提供する。 【解決手段】 天板部2とその周縁から垂下した筒部3
とを備えたキャップ本体4と、キャップ本体4内に設け
られたライナー5を備え、ライナー5に表示マーク5a
が設けられ、表示マーク5aが、ライナー5の下面側に
設けられた凹凸により形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、懸賞付きキャップ
等の表示付き合成樹脂製キャップに関するものであり、
特に表示マークの確認が容易な表示付き合成樹脂製キャ
ップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表示付き合成樹脂製キャ
ップ(以下、単にキャップということがある)として
は、例えば図7および図8に示すような構造のものがあ
る。ここに例示するキャップ31は、円形の天板部32
と、その周縁から垂下した筒部33とを備えたキャップ
本体34と、天板部32の内面側に設けられたパッキン
35と、天板部32の内面とパッキン35との間に介在
した非接着インキ層41を備えて構成されている。キャ
ップ本体34の筒部33は水平スコア36によって水平
スコア36より上部の主部38と、多数の細いブリッジ
37によって主部38の下端に連結されたTEリング部
39とに区画されている。
【0003】天板部32の内面側には、凹凸によって表
示マーク42が形成されている。パッキン35は、キャ
ップ本体34との接着性の良好な樹脂材料からなるもの
とされ、このパッキン35には、中央部35aと、瓶口
のシールを行う外周部35bを仕切る弱化線43が形成
されている。非接着インキ層41は、キャップ本体3
4、パッキン35と接着しにくい樹脂材料からなるもの
とされる。
【0004】上記キャップ31にあっては、天板部32
の内面側に形成された表示マーク42の凹凸がパッキン
35に転写されるようになっており、これによって、パ
ッキン35の中央部35aを弱化線43に沿ってキャッ
プ本体34から剥離すると、剥離した中央部35aにも
表示マーク42が表されるようになっている。
【0005】上記キャップ31の製造に際しては、通
常、天板部32の内面側に表示マーク42を形成したキ
ャップ本体34を、通常のキャップ成形法により作製し
た後、このキャップ本体34の天板部32内面側に非接
着インキ層41、パッキン35を順次形成する方法が採
られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にあっては、パッキン35の中央部35aをキャ
ップ本体34から剥離しないと表示マーク42を確認で
きないように構成されているため、表示マークを確認す
るための操作が面倒であるという問題があった。本発明
は、上記事情に鑑みてなされたもので、表示マークの確
認が容易な表示付き合成樹脂製キャップを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、天板部とそ
の周縁から垂下した筒部を備えたキャップ本体と、該キ
ャップ本体内に設けられたライナーを備え、該ライナー
に表示マークが設けられ、この表示マークが、ライナー
の下面側に設けられた凹凸により形成された表示付き合
成樹脂製キャップによって解決することができる。上記
表示マークは、凸部により形成されたものであってもよ
いし、凹部により形成されたものであってもよい。ライ
ナーは、天板部の色に対し異なる色を呈する材料からな
るものとするのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明の表示付
き合成樹脂製キャップの第1の実施形態を示すものであ
る。なお図4においては細部の構成を一部省略して図示
した。ここに示すキャップ1は、円形の天板部2とその
周縁から垂下した筒部3とを備えたキャップ本体4と、
天板部2の内面側に設けられた略円板状のライナー5を
備えて構成されている。キャップ本体4の筒部3は水平
スコア6によって水平スコア6より上部の主部8と、多
数の細いブリッジ7によって主部8の下端に連結された
TEリング部9とに区画されている。主部8の内周壁面
には、容器口部の雄ネジに螺合するネジ部10が形成さ
れている。また、TEリング部9の内壁面には、キャッ
プ本体4を開栓する際に容器に設けられた係合突起に係
止してTEリング部9の移動を阻止する複数の薄板状の
タブ11が設けられている。キャップ本体4は高密度ポ
リエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂材料で形成
されている。
【0009】ライナー5は、ポリプロピレンとゴムをブ
レンドしたもの、ポリエチレン、EVA(エチレン酢酸
ビニル共重合体)などの比較的軟質の合成樹脂材料を略
円板状に成形してなるものとされる。ライナー5は、天
板部2の色に対し異なる色を呈する材料からなるものと
すると、表示マークが目視により確認できやすくなるた
め好ましい。ライナー5の厚さ、すなわち図2に示す厚
さaは、0.1〜1.0mmとするのが好ましい。
【0010】本実施形態のキャップ1において、ライナ
ー5は、下面側に凸部により表示マーク5aが形成され
たものとされている。この表示マーク5aは、所望の文
字、記号などを形どったものとすることができる。表示
マーク5aは、高さ、すなわち図2に示す高さbが0.
1〜0.5mmとなるように形成するのが好ましい。こ
の高さが0.1mm未満であると、表示マーク5aが識
別しにくくなり、0.5mmを越えると、材料コスト高
騰を招くため好ましくない。
【0011】上記構成のキャップ1は、例えば次のよう
にして製造することができる。まず、通常のキャップ成
形法に従ってキャップ本体4を作製し、このキャップ本
体4内に、上記ライナー5の材料樹脂を所定量投入した
後、筒状のライナー形成パンチをキャップ本体4内に進
入させる。上記ライナー形成パンチとしては、その先端
部分に上記表示マーク5aに沿う形状の凹部が設けられ
たものを使用する。このライナー形成パンチの先端で材
料樹脂をキャップ本体4内で押圧成形し、表示マーク5
aが形成されたライナー5を備えた上記キャップ1を得
る。
【0012】上記構成のキャップ1にあっては、表示マ
ーク5aを、ライナー5の下面側に凸部により形成され
たものとしたので、図7および図8に示す従来のキャッ
プ31において表示マーク確認のために必要であったパ
ッキン剥離操作などの操作を不要とし、表示マーク5a
を容易に確認可能なものとすることができる。また、表
示マーク5aを、目視だけでなく触覚によっても確認可
能なものとし、視覚障害者にも容易に確認できるものと
することができる。また、表示マークが、インクなどを
用いることなく形成されたものであるため、このキャッ
プ1を用いて閉止した容器内に不純物が混入するのを未
然に防ぐことができる。
【0013】また、上記キャップ1では、表示マーク5
aを、キャップ製造の最終工程、すなわちライナー形成
工程において形成可能なものとすることができる。この
ため、製造の際に、何らかの原因で表示マーク5aを形
成する工程が一時的に実施できなくなった場合でも、そ
の間に最終工程以前の工程、例えばキャップ本体4の成
形工程を実施することができ、キャップ製造の際の生産
効率が著しく低下するのを未然に防ぐことができる。こ
れに対し、図7および図8に示す従来のキャップのよう
に、表示マークの形成を比較的早い工程、例えばキャッ
プ本体成形工程において行うことが必要となるもので
は、表示マーク形成工程が実施できなくなった場合、こ
れ以降の工程を全て停止せざるを得ず、生産効率の著し
い低下が起こり得る。
【0014】また、表示マーク5aを、キャップ製造の
最終工程において形成可能なものとすることができるた
め、他の工程によって表示マーク5aの形状が変化して
しまうことが起こり得ない。
【0015】また、本実施形態のキャップ1では、表示
マーク5aを凸部により形成したので、触覚による表示
マークの識別がより容易なものとなる。これは、例えば
指をライナー5上で摺動させることにより表示マークの
識別を試みる場合、凸部である表示マーク5aが指に押
接するため、表示マーク5aの全体形状が把握しやすく
なるためである。
【0016】また、ライナー5を、天板部の色に対し異
なる色を呈する材料からなるものとすることによって、
表示マーク5aを目視により確認しやすいものとするこ
とができる。これは、凸部である表示マーク5a部分の
ライナー5が他の部分に比べ厚く形成されているため、
表示マーク5a以外の部分が、表示マーク5aよりも天
板部2の色を帯びた色に見えるためである。例えば、キ
ャップ本体4を白色の材料からなるものとし、ライナー
5を青色の材料からなるものとした場合、表示マーク5
a以外の部分は、表示マーク5aよりも若干薄い色に見
えるようになる。
【0017】図5および図6は、本発明の表示付き合成
樹脂製キャップの第2の実施形態を示すものである。な
お図6においては細部の構成を一部省略して図示した。
ここに示すキャップ21は、ライナー15の下面側に設
けられた表示マーク15aが、凹部により形成されてい
る点で上記第1の実施形態のキャップ1と異なる。ライ
ナー15の厚さ、すなわち図5に示す厚さcは、0.2
〜1.5mmとするのが好ましい。表示マーク15a
は、深さ、すなわち図5に示す深さdが0.1mm以上
となるように形成するのが好ましい。この深さbが0.
1mm未満であると、表示マーク5aが識別しにくくな
るため好ましくない。
【0018】上記構成のキャップ21にあっては、上記
第1の実施形態のキャップ1と同様に、表示マーク15
aを視覚または触覚によって容易に確認可能なものとす
ることができる。また、容器内に不純物が混入するのを
未然に防ぐことができる。また製造の際の生産効率の低
下を防ぐことが可能となる。また、キャップ21におい
ても、ライナー15を、天板部の色に対し異なる色を呈
する材料からなるものとすることによって、表示マーク
5aを、他の部分よりも天板部2の色を帯びた色に見え
るようにし、その識別性を高めることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表示付き
合成樹脂製キャップにあっては、表示マークを、ライナ
ーの下面側に設けられた凹凸により形成されたものとし
たので、表示マークを容易に確認可能なものとすること
ができる。また、表示マークを、目視だけでなく触覚に
よっても確認可能なものとし、視覚障害者にも確認でき
るものとすることができる。また、表示マークが、イン
クなどを用いることなく形成されたものであるため、こ
のキャップを取り付けた容器内への不純物混入を未然に
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る合成樹脂製キャップの第1の実
施形態を示す一部断面図である。
【図2】 図1に示す合成樹脂製キャップの要部を示す
断面図である。
【図3】 図1に示す合成樹脂製キャップを示す平面図
である。
【図4】 図1に示す合成樹脂製キャップの概略構成を
示す斜視図である。
【図5】 本発明に係る合成樹脂製キャップの第2の実
施形態の要部を示す断面図である。
【図6】 図5に示す合成樹脂製キャップの概略構成を
示す斜視図である。
【図7】 従来の表示付き合成樹脂製キャップの例を示
す一部断面図である。
【図8】 図7に示す表示付き合成樹脂製キャップを示
す平面図である。
【符号の説明】
1、21・・・キャップ、2・・・天板部、3・・・筒部、4・・・
・・・キャップ本体、5、15・・・ライナー、5a、15a
・・・表示マーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板部とその周縁から垂下した筒部を備
    えたキャップ本体と、該キャップ本体内に設けられたラ
    イナーを備え、該ライナーに表示マークが設けられた表
    示付き合成樹脂製キャップであって、 表示マークが、ライナーの下面側に設けられた凹凸によ
    り形成されたものであることを特徴とする表示付き合成
    樹脂製キャップ。
  2. 【請求項2】 表示マークが、凸部によりライナー下面
    に形成されたものであることを特徴とする請求項1記載
    の表示付き合成樹脂製キャップ。
  3. 【請求項3】 表示マークが、凹部によりライナー下面
    に形成されたものであることを特徴とする請求項1記載
    の表示付き合成樹脂製キャップ。
  4. 【請求項4】 ライナーが、天板部の色に対し異なる色
    を呈する材料からなるものであることを特徴とする請求
    項1〜3のうちいずれか1項記載の表示付き合成樹脂製
    キャップ。
JP10111100A 1998-04-21 1998-04-21 表示付き合成樹脂製キャップ Withdrawn JPH11301724A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10111100A JPH11301724A (ja) 1998-04-21 1998-04-21 表示付き合成樹脂製キャップ

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JP (1) JPH11301724A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009227301A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Universal Seikan Kk キャップ用ライナー及びキャップ並びにキャップ付きボトル
JP2018193082A (ja) * 2017-05-16 2018-12-06 ユニバーサル製缶株式会社 キャップ用ライナーの製造方法

Cited By (2)

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JP2009227301A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Universal Seikan Kk キャップ用ライナー及びキャップ並びにキャップ付きボトル
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705