JP6537395B2 - 蓋体付き容器 - Google Patents

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本発明は、蓋体の装着が容易な蓋体付き容器に関する。
ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂製やポリプロピレン(PP)樹脂製の2軸延伸ブロー成形容器が、数多くの優れた特性を発揮することから多方面で使用されている。この種の容器は、有底筒状に射出成形されたプリフォームを、延伸効果を発現させることのできる温度に加熱した状態で、膨張状に延伸変形させて成形されるのが一般的である。
すなわち、延伸効果が発現する温度に加熱されたプリフォームの口筒部を上方に突き出させ、プリフォームの口筒部の外周面下端に一体周設したネックリングをネック支持鍔部に係止させた状態でブロー金型に装着し、ブローノズルの先端部をプリフォームの口筒部に緩く嵌入した状態で、ブローノズルの中央に貫通形成された挿通孔を通して挿通される延伸ロッドにより軸方向に延伸すると共に、挿通孔を通して加圧流体であるブローエアにより径方向に延伸して、壜体への成形を達成する。
また、特許文献2には加圧流体としてブローエアの代わりに液体を使用してプリフォームをブロー成形する方法に係る発明が記載されている。このような成形方法では、液体として、飲料、化粧品、洗剤、薬品等の最終的に製品に充填される内容液を使用すれば、充填工程を省略することができ生産ラインを簡略化することが可能となる。
特開2003−251685号公報 特開2000−43129号公報
しかしながら、従来の液体ブロー成形装置では、容器の上部にブローノズルの他に蓋体をねじ係合させるための回転機構を設けることが難しく、加圧流体である内容物が充填された成形後の容器に対して、容器を金型から離脱させることなく口筒部に蓋体をねじ係合させることが困難であった。従って、内容物が充填された容器に蓋体を装着することなく金型から離脱させて蓋体装着工程に搬送しなければならないため、途中で内容物がこぼれてしまうという問題があった。
また、上記の問題は液体ブロー成形装置に限るものではない。通常の成形容器に内容物を充填する場合においても、容器に内容物を充填するノズルと蓋体をねじ係合させるための回転機構とを容器の上部に同時に設けることが難しいため、容器に内容物を充填した直後に容器を移動させることなく蓋体をねじ係合により装着することが困難であった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、蓋体の装着が容易な蓋体付き容器を提供することにある。
すなわち、本発明の要旨構成は以下のとおりである。
1.口筒部及びネックリングを有する容器と、天壁部及び周壁部を有する蓋体とを備える蓋体付き容器であって、
前記口筒部及び前記周壁部に、互いにねじ係合可能な多条ねじ部が各々設けられ、
前記容器の前記多条ねじ部とネックリングとの間に第1係合部が設けられ、
前記周壁部における前記第1係合部と対向する位置に第2係合部が設けられ、
前記蓋体を下方に押圧することにより前記第1係合部と前記第2係合部とが係合可能であり、
前記第1係合部と前記第2係合部とが係合した後に前記蓋体を回転させることにより、前記口筒部の多条ねじ部と前記周壁部の多条ねじ部とがねじ係合することを特徴とする蓋体付き容器。
2.前記口筒部に設けられた多条ねじ部と前記周壁部に設けられた多条ねじ部のうちの一方の多条ねじ部は、他方の多条ねじ部に対してピッチ方向に間欠的にねじ部が設けられている、前記1に記載の蓋体付き容器。
3.前記第2係合部は、前記口筒部に設けられた多条ねじ部の外径よりも外周方向に配置されている、前記1又は2に記載の蓋体付き容器。
4.前記第1係合部は前記口筒部から外周方向に突出する突部であり、
前記第2係合部は前記周壁部から内周方向に突出する突部である、前記1乃至3のいずれかに記載の蓋体付き容器。
5.前記周壁部の内周側には前記天壁部から内筒部が垂下し、前記第1係合部及び前記第2係合部により前記蓋体を前記容器に押圧することにより係合させると、前記内筒部は前記口筒部の内周面に嵌合して液密にシールする、前記1乃至4のいずれかに記載の蓋体付き容器。
6.前記天壁部の下面には環状突部が設けられ、前記第1係合部及び前記第2係合部により前記蓋体を前記容器に押圧することにより係合させると、前記環状突部は前記口筒部の上端面に当接して液密にシールする、前記1乃至5のいずれかに記載の蓋体付き容器。
本発明によれば、蓋体の装着が容易な蓋体付き容器を提供することができる。
本発明の一実施形態である蓋体付き容器に用いられる蓋体の(a)正面半断面図、及び(b)底面図である。 本発明の一実施形態である蓋体付き容器の一部の正面断面図である。 本発明の一実施形態である蓋体付き容器の多条ねじ部1s、2sの拡大図であり、(a)はねじ係合前、(b)はねじ係合後を表す。 本発明の一実施形態である蓋体付き容器の製造方法を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲及び図面において「上」方向、「下」方向は、容器を水平面上に載置した状態での向きを示す。
図1は、本発明の一実施形態である蓋体付き容器に用いられる蓋体を示す図であり、(a)は正面半断面図、(b)は底面図である。本実施形態に係る蓋体付き容器に用いられる蓋体2は、円形状の天壁部2bと、天壁部2bの周囲から下方に垂下する周壁部2aとを備える。周壁部2aの内周面には、後述する容器1の口筒部1aに設けられた多条ねじ部1sに対向してねじ係合可能な多条ねじ部2sが設けられている。この多条ねじ部1s,2sのリード角をθで表す。また、多条ねじ部2sの下方には、口筒部1aのビード1tに設けられた突部1pに対して打栓により係合可能な突部2pが設けられている。また、天壁部2bから下方に向かって内筒部2dが垂下しており、蓋体2が容器1に係合された際に、口筒部1aを内側面から液密にシールする役割を果たす。周壁部2aの外側面にはローレット部2fが形成されており、容器の製造装置又は内容物の充填装置の操作部と係合させることにより、蓋体2を回転させて容器1にねじ係合させることができる。また、利用者が蓋体2を開閉する際には滑り止めの役割を果たす。なお、蓋体2の材質としては、容器1の密封性を確保するために例えばポリプロピレン(PP)樹脂を用いることができる。
図1(b)は、蓋体2の底面図を示す。多条ねじ部2sは、図示のようにねじのピッチ方向に等間隔で設けられている。また、天壁部2bの中心部分には、蓋体2を樹脂成形により形成する際に樹脂材料の流入口となるゲート部2gが設けられている。なお、多条ねじ部2sは、図1(b)のようにピッチ方向に等間隔で設けられる態様の他、後述するようにねじのピッチ方向に間欠的に設けるようにしてもよい。
図2は、蓋体2を容器1の口筒部1aに打栓により係合させた後に、更に回転によりねじ係合させた状態を示す図である。
容器1は、内容物が収容される容器本体1bと、蓋体2が取り付けられる口筒部1aと、ブロー成形前の容器1をブロー金型に取り付けるためのネックリング1dとを備えている。なお後述するように、本発明の蓋体付き容器に用いられる容器1は、必ずしも完成品の容器である必要はなく、ブロー成形前のプリフォーム等であってもよい。
容器1の口筒部1aには、蓋体2にねじ係合させるための多条ねじ部1sが設けられている。また、多条ねじ部1sとネックリング1dとの間には、蓋体2の周壁部2aの内周面に設けられた突部2pに対向する位置に環状の突部1pが設けられている。突部1p、2pは共にR面処理されているため、両者の係合及び解放は比較的容易に行うことができる。本実施形態において、突部1pは円周方向に一様な形態を有する環状の突部であり、その外径は蓋体2に設けられている突部2pの内径よりもやや大きく設定されている。これにより蓋体2を図2の上方から口筒部1aに嵌合させて押下(打栓)すると、蓋体2の突部2pの先端が容器1の突部1pに係合して、蓋体2は容器1の口筒部1aから上方に抜け出ないようになる。
なお、蓋体2の突部2pの内径は、容器1の多条ねじ部1sの外径よりもやや大きくなるように設けられているので、蓋体2を打栓により容器1の口筒部1aに取り付ける際に多条ねじ部1sと突部2pとが干渉することはない。また、多条ねじ部1s、2sは、図1及び図2から理解されるようにねじ山の幅に比べてピッチが十分に大きいため、蓋体2を容器1の口筒部1aに嵌合させる際には、多条ねじ部2sのねじ山が多条ねじ部1sのねじ山の間を蓋体2を僅かに回転させながら進む。このときの状態を図3(a)に示す。蓋体2は、容器1の口筒部1aに嵌合させるために下方に向かって僅かに押圧されているため、蓋体2の多条ねじ部2sのねじ山は口筒部1aの多条ねじ部1sのねじ山に上から当接しながら進む。そして、突部2pが突部1pに当接する位置まで到達したときに、蓋体2を下方へ押圧することにより突部2pが突部1pを乗り越えて両者は係合する。
なお、図1(b)では、蓋体2の多条ねじ部2sは、ピッチ方向に等間隔で設けられており、図1(a)の断面図においても2つの多条ねじ部2sが描かれているが、図2では、蓋体2の多条ねじ部2sはピッチ方向に1つおきに間欠的に設けられており、断面図においても1つのねじ山のみが描かれている。このように多条ねじ部1s、2sのいずれか一方についてピッチ方向に間欠的にねじ山を設けることにより、蓋体2を容器1の口筒部1aに打栓係合させる際に、蓋体2を口筒部1aによりスムーズに嵌合させることができる。
突部1pと突部2pとが打栓により係合すると、内筒部2dは口筒部1aの内側面に嵌合する。ここで、内筒部2dの外径は口筒部1aの内径よりも僅かに大きく形成されているため、突部1pと突部2pとが係合した時点で内筒部2dにより口筒部1aは液密にシールされている。また、このとき蓋体2の天壁部2bの下面に設けられた環状突部2eが容器1の口筒部1aの上端面に当接するため、環状突部2eによっても口筒部1aは液密にシールされることになる。このため、容器1内の内容物が口筒部1aから外部に漏れ出すことはない。
次に、蓋体2を上方から見て右回りに回転させると、図3(b)に示すように蓋体2の多条ねじ部2sが容器1の多条ねじ部1s側に移動してねじ係合(当接)する。これにより、蓋体2は容器1の口筒部1aに対して回転方向にも固定された状態となるため、蓋体2と口筒部1aとのねじの緩みを防止(巻き締め)することができる。
なお、多条ねじ部1s,2sのリード角θは40〜50度の範囲が望ましく、本実施形態では約45度である。このリード角θが小さい場合には、蓋体2を口筒部1aに打栓する際にねじ山同士が衝突してねじ山を乗り越える場合がある。一方リード角θが大きい場合には、蓋体2と口筒部1aとのねじの緩みが生じ易くなるためである。
上述したように、本実施形態によれば、容器1の口筒部1a及び蓋体2の周壁部2aに互いにねじ係合可能な多条ねじ部1s、2sを各々設けると共に、口筒部1aの多条ねじ部1sとネックリング1dとの間に突部1pを設けて、周壁部2aの対応する位置に設けられた突部2pと係合させるように構成した。これにより、蓋体2は打栓により容器1の口筒部1aに係合可能となるため、回転機構を用いて蓋体2を口筒部1aにねじ係合させることなく内容物をこぼれない状態にすることができる。また、蓋体2を打栓により口筒部1aに係合させた後に両者をねじ係合させることができるので、蓋体2と口筒部1aとのねじの緩みを防止することができる。
また、本実施形態によれば、口筒部1aに設けられた多条ねじ部1sと周壁部2aに設けられた多条ねじ部2sのうちの一方の多条ねじ部が、他方の多条ねじ部に対してピッチ方向に間欠的にねじ部が設けられるように構成した。これにより、蓋体2を容器1の口筒部1aに打栓係合させるために嵌合させる際に、多条ねじ部2sのねじ山が多条ねじ部1sのねじ山の間を抵抗無く進むことができるので、蓋体2を口筒部1aによりスムーズに嵌合させることができる。
また、本実施形態によれば、突部2pを口筒部1aに設けた多条ねじ部1sの外径よりも外周方向に配置したので、蓋体2を容器1の口筒部1aに打栓係合させるために嵌合させる際に突部2pが多条ねじ部1sと干渉することがなく、蓋体2を口筒部1aによりスムーズに嵌合させることができる。
また、本実施形態によれば、R面処理された突部1p、2p同士を係合させるように構成したので、両者の係合及び解放を比較的容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、蓋体2の天壁部2bから内筒部2dを垂下させ、突部1p、2pの係合時に内筒部2dが口筒部1aを液密にシールするように構成したので、打栓による係合のみで容器1内の内容物がこぼれないようにすることができる。
また、本実施形態によれば、天壁部2bの下面に環状突部2eを設け、突部1p、2pの係合時に環状突部2eが口筒部1aを液密にシールするように構成したので、容器1内の内容物をより確実に密封することができる。
次に、本実施形態の蓋体付き容器を用いた、液体ブロー成形による容器の製造方法について説明する。図4は、容器の製造方法の流れを示すフローチャートである。
まず、容器1としての樹脂製のプリフォームを、口筒部1aをキャビティから上方に突出させた起立姿勢でブロー成形用の金型に装着する(ステップS101)。この金型のキャビティはボトルの形状を有しており、金型の上面において上方に向けて開口している。なお、金型は左右に型開きすることが可能であり、金型を開くことによりブロー成形後の容器を取り出すことができる。
次に、プリフォームの口筒部1aに加圧流体(成形後の容器1の内容物)を供給するためのノズルを嵌合させる(ステップS102)。ノズルは、金型の上方に配置され、金型に対して上下方向に相対移動自在に設けられている。また、ノズルは、金型のキャビティと同軸に配置されている。
次に、プリフォームに加圧流体を供給する(ステップS103)。また、上下方向に相対移動可能な延伸ロッドを下方に向けて押し出し、プリフォームをキャビティに沿って縦方向に延伸させる。
加圧流体(成形後の容器1の内容物)による液体ブロー成形が終了したら、延伸ロッド、ノズル等を上方に遠ざけると共に、口筒部1a付近に蓋体2を配置する。そして、上方からノズル等によって蓋体2を下方に押圧し、蓋体2を口筒部1aに打栓により係合させる(ステップS104)。この時点で、蓋体2の内筒部2dが口筒部1aを液密にシールするため、その後の工程において内容物が成形後の容器1からこぼれることがない。
次に、金型を左右に開いて内容物が充填された成形後の容器1を取り出し(ステップS105)、成形後の容器1を次の工程へと搬送する。次の工程では、打栓により口筒部1aに係合させた蓋体2を回転機構により把持し、上方から見て右回りに蓋体2を回転させることにより、蓋体2を口筒部1aにねじ係合させる(ステップS106)。このねじ係合により蓋体2と口筒部1aとのねじの緩みを防止することができる。
上述したように、本実施形態によれば、容器1のブロー成形直後に蓋体2を容器1の口筒部1aに打栓し、次の工程で蓋体2をねじ係合するように構成したので、加圧流体(内容物)供給用のノズルと、蓋体2を口筒部1aにねじ係合させるための回転機構を併設することが難しい場合でも、蓋体2をねじ係合させる前に内容物がこぼれてしまうことがない。また、本実施形態を内容物の充填装置に適用することによって、充填用のノズルと蓋体をねじ係合させるための回転機構とを併設することが難しい場合にも、蓋体をねじ係合させる前に内容物がこぼれてしまうことを防止することが可能である。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、本実施形態において、第1係合部1p及び第2係合部2pを共にR面処理された突部として構成したが、この態様には限定されない。例えば、第1係合部1pを突部として構成する一方、第2係合部を凹部として構成し、両者がアンダーカット係合するようにしてもよい。
また、本実施形態において、多条ねじ部2sが多条ねじ部1sに対してピッチ方向に1つおきに間欠的に設けられるように構成したが、この態様には限定されない。例えば、多条ねじ部1sの方が多条ねじ部2sに対してピッチ方向に1つおきに間欠的に設けられるように構成してもよく、またねじ山を1つおきに設ける箇所と2つおきに設ける箇所とを混在させる等してもよい。そのような形態もまた本発明の範囲内であると理解すべきである。
1 容器
1a 口筒部
1b 容器本体
1d ネックリング
1p 突部(第1係合部)
1s 多条ねじ部
1t ビード
2 蓋体
2a 周壁部
2b 天壁部
2d 内筒部
2e 環状突部
2f ローレット部
2g ゲート部
2p 突部(第2係合部)
2s 多条ねじ部

Claims (6)

  1. 口筒部及びネックリングを有する容器と、天壁部及び周壁部を有する蓋体とを備える蓋体付き容器であって、
    前記口筒部及び前記周壁部に、互いにねじ係合可能な多条ねじ部が各々設けられ、
    前記容器の前記多条ねじ部とネックリングとの間に第1係合部が設けられ、
    前記周壁部における前記第1係合部と対向する位置に第2係合部が設けられ、
    前記蓋体を下方に押圧することにより前記第1係合部と前記第2係合部とが係合可能であり、
    前記第1係合部と前記第2係合部とが係合した後に前記蓋体を回転させることにより、前記口筒部の多条ねじ部と前記周壁部の多条ねじ部とがねじ係合することを特徴とする蓋体付き容器。
  2. 前記口筒部に設けられた多条ねじ部と前記周壁部に設けられた多条ねじ部のうちの一方の多条ねじ部は、他方の多条ねじ部に対してピッチ方向に間欠的にねじ部が設けられている、請求項1に記載の蓋体付き容器。
  3. 前記第2係合部は、前記口筒部に設けられた多条ねじ部の外径よりも外周方向に配置されている、請求項1又は2に記載の蓋体付き容器。
  4. 前記第1係合部は前記口筒部から外周方向に突出する突部であり、
    前記第2係合部は前記周壁部から内周方向に突出する突部である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の蓋体付き容器。
  5. 前記周壁部の内周側には前記天壁部から内筒部が垂下し、前記第1係合部及び前記第2係合部により前記蓋体を前記容器に押圧することにより係合させると、前記内筒部は前記口筒部の内周面に嵌合して液密にシールする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の蓋体付き容器。
  6. 前記天壁部の下面には環状突部が設けられ、前記第1係合部及び前記第2係合部により前記蓋体を前記容器に押圧することにより係合させると、前記環状突部は前記口筒部の上端面に当接して液密にシールする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の蓋体付き容器。
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