JP2007302044A - オットマン付車両用シート - Google Patents

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Yoshitaka Niwa
良孝 丹羽
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Abstract

【課題】オットマン機構も含めてシートクッションパッド全体をひとつの表皮で一体的に覆った場合にも、表皮をしっかりと固定することができ、特にオットマン機構の動作により曲げられる表皮部分の皺の発生を防止して優れた外観品質を保証することができるオットマン付車両用シートを提供すること。
【解決手段】パッド表面に表皮が被せられたシートクッションがシート前方に延長されてオットマン機構を形成するとともに、このオットマン機構も前記表皮により一体的に覆われているオットマン付車両用シートであって、前記オットマン機構の動作により曲げられる部分の表皮7をシート表皮の幅方向に線状となった吊り具8でパッド側に引き込んだ状態で固定した。
【選択図】図3

Description

本発明は、皺等の発生がなく優れた外観品質を呈することができるオットマン付車両用シートに関するものである。
従来から、シートクッションの前方に脚乗せ用のオットマン機構を昇降動自在に設けたオットマン付車両用シートが知られている。このようなオットマン機構は、シートクッションとは独立したパッド部材で形成したものが普通であるが、パッドの合わせ部においてパッド間の隙間が生じて見栄えが悪いという問題があった。そこで、例えば特許文献1や特許文献2に示されるように、オットマン機構のパッドをシートクッションパッドを延長して一体的に形成し、上記問題の解決を図ったものも提案されている。
しかしながら、オットマン機構も含めてシートクッションパッド全体をひとつの表皮で一体的に覆うと、車両前後方向におけるパッドおよび表皮の長さが長いためにパッドに僅かな捻れ等があると全体に影響を及ぼして大きな弛みや皺等を発生させてしまい、外観不良を生じるという問題点があった。また特に、昇降動自在なオットマン機構の動作により曲げられる部分の表皮は、捻れや弛みが発生しやすく、これが原因でシート全体に大きな皺等を生じやすいという問題点があった。
実開平5−39357号公報 特開2000−37255号公報
本発明は上記のような問題点を解決して、オットマン機構も含めてシートクッションパッド全体をひとつの表皮で一体的に覆った場合にも、表皮をしっかりと固定することができ、特にオットマン機構の動作により曲げられる表皮部分の皺の発生を防止して優れた外観品質を保証することができるオットマン付車両用シートを提供することを目的として完成されたものである。
上記課題を解決するためになされた本発明のオットマン付車両用シートは、パッド表面に表皮が被せられたシートクッションがシート前方に延長され、オットマン機構を覆うようにされたオットマン付車両用シートにおいて、前記オットマン機構の動作により曲げられる部分の表皮をシート表皮の幅方向に線状となった吊り具でパッド側に引き込んだ状態で固定したことを特徴とするものである。
また、表皮の固定箇所を、シートの前後方向に複数列設けることが好ましく、これを請求項2に係る発明とする。なお、線状の吊り具としては、表皮裏面とパッド表面に設けた雌雄一対の面ファスナーからなるものや、表皮裏面に縫い付けられた面布と、パッドに埋設されたワイヤと、これら面布とワイヤを結合するホグリングからなるものとすることができ、これらをそれぞれ請求項3、4に係る発明とする。
本発明では、表皮の周囲は従来技術によりフレームに固定されており、それに加えて曲がり部も吊り具によってパッド側に固定されるため、上記捩じれが表皮に生じても表皮全体に及ぶ大きな弛みが生じることはなくなり、皺が目立つこともなくなる。特に、シートクッション部からオットマン機構部がある部分まで連続する表皮の途中の曲がり部がパッド側に支持されるため縦方向の皺は分断され、大きな皺の発生を抑制できる。また、表皮は吊り具によりパッド側に引き込まれた状態となるため表皮全体に弾力性を付与されることとなり、この点かたも皺の発生を抑制できる。
また、表皮の固定箇所を、シートの前後方向に複数列設けたものとした場合は、表皮をパッド外形状に沿って密着させることができ、より皺の発生を防止できることとなる。
更に、線状の吊り具として、表皮裏面とパッド表面に設けた雌雄一対の面ファスナーからなるものや、表皮裏面に縫い付けられた面布と、パッドに埋設されたワイヤと、これら面布とワイヤを結合するホグリングからなるものとした場合は、表皮とパッドとの結合を簡単に行えることとなる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1〜2は、本発明に係るオットマン付車両用シートを示すもので、図1はオットマン機構が下降した状態を示す斜視図、図2はオットマン機構が上昇した状態を示す斜視図である。
このオットマン付車両用シートは、シートクッション1とシートバック2からなり、シートクッション1の前方には図示しないオットマン機構が設けられている。オットマン機構は公知のものであり、シートに着座した乗員の脚先端部を選択的に持上げ支持できるようにするもので、通常は脚支持部3がシートクッション下に格納されているが、必要時は脚支持部3がシートクッション下から前方に移動するよう構成されている。本発明では、シートクッション1のパッド部が前方に延長されており、オットマン機構を覆うようにされている。従って、オットマン機構とシートクッション1との間に隙間が形成されることはなく、一体感のあるデザインを提供している。また、シートクッション1の両側部は下方に延設されて前端部に門型のゲート部4を形成しており、オットマン機構が下降した際に脚支持部3がゲート部4内へピッタリと格納されるよう構成されている。
図3は図2におけるA−A断面図を示すものであり、図において、5はシートクッションパッド、6はオットマンクッションパッド、7は表皮であり、このシートクッションパッド5とオットマンクッションパッド6とは一体的に形成されるとともに、全体をひとつの表皮7で一体的に覆ったたものとなっている。
なお、オットマン機構の機構部は、図3においてオットマンクッションパッド6の下部に設けているが、本発明と直接関係しないため、図示を省略している。
そして本発明では、前記オットマン機構の動作により曲げられる部分の表皮7をシート表皮の幅方向に線状となった吊り具8でパッド側に引き込んだ状態で固定した構造となっており、このような構造によってオットマン機構の動作により曲げられる部分の表皮をしっかりと固定し、該部分における皺や弛み等の発生を防止している。
前記表皮の固定箇所は、一ケ所だけでも十分に作用効果を発揮するが、図4に示されるように、シートの前後方向に複数列(図示のものでは2列)設けることもできる。この場合は、表皮7をパッド外形状に沿って密着・固定させることができ、より皺等の発生を防止できることとなり好ましい。
線状の吊り具8としては、図5に示されるように、表皮裏面とパッド表面に設けた雌雄一対の面ファスナー9a、9bからなるものが使用できる。その他、図6に示されるように、表皮裏面の袋状の縫布10aに通されたワイヤ10dと、パッドに埋設されたワイヤ10bと、これらワイヤ10dとワイヤ10bを結合するホグリング10cから成るものも使用できる。
以上の説明からも明らかなように、本発明はオットマン機構の動作により曲げられる部分の表皮をシート表皮の幅方向に線状となった吊り具でパッド側に引き込んだ状態で固定した構造とすることにより、オットマン機構も含めてシートクッションパッド全体をひとつの表皮で一体的に覆った場合にも、表皮をしっかりと固定することができ、特にオットマン機構の動作により曲げられる表皮部分の皺の発生を防止して優れた外観品質を保証することができることとなる。
よって本発明は従来の問題点を解消した新規なオットマン付車両用シートとして、産業の発展に寄与するところ極めて大である。
オットマン機構が下降した状態を示す斜視図である。 オットマン機構が上昇した状態を示す斜視図である。 図2におけるA−A断面図である。 本発明の実施の形態を示す斜視図である。 線状の吊り具の一例を示す断面図である。 その他の線状の吊り具を示す断面図である。
符号の説明
1 シートクッション
2 シートバック
3 脚支持部
4 ゲート部
5 シートクッションパッド
6 オットマンクッションパッド
7 表皮
8 線状の吊り具
9a 面ファスナー
9b 面ファスナー
10a 縫布
10b ワイヤ
10c ホグリング
10d ワイヤ

Claims (4)

  1. パッド表面に表皮が被せられたシートクッションがシート前方に延長され、オットマン機構を覆うようにされたオットマン付車両用シートにおいて、前記オットマン機構の動作により曲げられる部分の表皮をシート表皮の幅方向に線状となった吊り具でパッド側に引き込んだ状態で固定したことを特徴とするオットマン付車両用シート。
  2. 表皮の固定箇所を、シートの前後方向に複数列設けたことを特徴とする請求項1に記載のオットマン付車両用シート。
  3. 線状の吊り具が、表皮裏面とパッド表面に設けた雌雄一対の面ファスナーからなることを特徴とする請求項1または2に記載のオットマン付車両用シート。
  4. 線状の吊り具が、表皮裏面に縫い付けられた面布と、パッドに埋設されたワイヤと、これら面布とワイヤを結合するホグリングからなることを特徴とする請求項1または2に記載のオットマン付車両用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012130481A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Tokai Kogyo Co Ltd クッション体

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