JP2015013537A - バックル保持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートクッションを持ち上げつつ折り畳む形式の車両用シートにおいて、折り畳まれているシートクッションを元の状態に戻す際に、バックルのシートクッションとシートバックの間への潜り込みを防止することができる技術を提供すること。
【解決手段】左のシートクッション22Lの後端部25Lに車幅方向に幅広となる帯状の舌片71が縫いつけられている。さらに舌片71の下端に、中央乗員用のバックル65を挿通して掛け止めするための挿通部72が設けられている。この挿通部72に、中央乗員用のバックル65の根元部分65aが係止されている。中央乗員用のバックルの先端部分は、舌片71の下部に設けられたバンド73によって保持されている。
【選択図】図12

Description

本発明は、車両用シートベルト装置のバックル保持構造に関する。
車両用シートベルト装置では、乗員に掛け渡したシートベルトのタングを、車体に固定したバックルに係合させることにより、乗員をシートに拘束する。例えば、バックルは、車体に一端が固定されたアンカー用ベルトの他端に設けられる。乗員がシートベルトを装着する際、バックルがシートクッション上に直ぐに見つかると、乗員はシートベルトを容易に装着できる。
ところで、車両のシートには、シートクッションを持ち上げつつ折り畳んでチップアップ状態とし、その後にシートクッション及びシートバックをフロアまで下げるダイブダウン状態にする形式のものがある。このようなシートにおいて、シートクッションをチップアップ状態にしても、バックルがフロアに落ちないようにしたバックル保持構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1で知られているバックル保持構造では、アンカー用ベルトのバックル接続部にゴム製のバンドが嵌められ、アンカー用ベルトの端部の剛性が高められている。一方、シートクッションの後端部に、車幅方向に幅広の舌片の一端が縫いつけられ、この舌片の他端にバックルを挿通するU字状バンドが縫いつけられている。U字状バンドにバックルを挿通することにより、バックルの根元を係止する。シートクッションをチップアップ状態にすると、バックルは、U字状バンドによりシートクッションに吊り下げられ、フロアに落ちない。
しかし、チップアップ状態で、バックルの根元部分が係止されているだけであるため、バックルの先端部分が左右に動きやすい。先端部分が横に揺れ動いたバックルは、シートクッションを元の状態に戻す際に、シートクッションとシートバックの間に入り込んでしまうことがある。
特開2010−76558公報
本発明は、シートクッションを持ち上げつつ折り畳む形式の車両用シートにおいて、折り畳まれているシートクッションを元の状態に戻す際に、バックルがシートクッションとシートバックの間へ潜り込むことを防止することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明によれば、シートバックの前面に対してシートクッションを持ち上げつつ折り畳む形式の車両用シートに、シートベルト装置のバックルを保持するバックル保持構造であって、前記バックルは、一端が車体に固定されているベルトの他端に設けられ、前記シートクッションの後端部には、前記バックルを挿通して掛け止めするための挿通部を有する保持部が設けられたバックル保持構造において、前記保持部には、前記挿通部に挿通された前記バックルをさらに挿通して保持するための環状のバンドが設けられ、このバンドは、前記挿通部に対し、前記シートクッションの着座面側に位置していることを特徴とする。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、シートバックの下端部には、バックルを挿通するシートバック側バンドが設けられ、バックルは、シートバック側バンドに挿通されるとともに、保持部及びバンドに挿通されていることを特徴とする。
請求項3に記載のごとく、より好ましくは、挿通部の長さは、バックルの長手方向の長さよりも短く、バックルが挿通部に掛け止めされた状態で、バンドはバックルの外周面に当接し、バンドの長さは、バンドが当接するバックルの外周長さと略同一であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、シートバックの前面に対してシートクッションを持ち上げつつ折り畳む形式の車両用シートであって、シートクッションの後端部には、バックルを挿通して掛け止めするための挿通部を有する保持部が設けられている。保持部には、挿通部に挿通されたバックルをさらに挿通して保持するための環状のバンドが設けられ、このバンドは、挿通部に対し、シートクッションの着座面側に位置している。
シートクッションを折り畳み、挿通部にバックルを吊り下げた状態であっても、バンドがバックルの先端部を押さえるので、バックルの左右の揺れ動きを制限することができる。また、バックルの左右の揺れ動きが制限されるので、シートアレンジにて折り畳まれているシートクッションを元の状態に戻す際に、バックルのシートクッションとシートバックの間への潜り込みを防止することができる。
請求項2に係る発明では、シートバックの下端部には、バックルを挿通するシートバック側バンドが設けられる。バックルは、シートバック側バンドに挿通されるとともに、保持部及びバンドに挿通されているので、バックルをシートバックにも保持することができる。このため、より一層バックルの左右の揺れ動きを制限し、シートアレンジにて折り畳まれているシートクッションを元の状態に戻す際に、バックルのシートクッションとシートバックの間への潜り込みを防止することができる。
請求項3に係る発明では、挿通部の長さは、バックルの長手方向の長さよりも短く、バンドの長さは、バンドが当接するバックルの外周長さと略同一である。このため、バックルが挿通部に掛け止めされた状態で、バンドはバックルの外周面に当接し、シートクッションを折り畳んだ際、バックルの胴体部分を押さえて左右の揺れ動きをより制限することができる。また、バンドが当接するバックルの外周長さは、バンドの長さと略同一であるので、シートアレンジにてシートクッションを元の状態に戻す際、バンドは、バックルの胴体部分に引っ掛からず、バックルの根元側に抜けやすい。このため、シートに着座した乗員が、バックルを扱い易い。
本発明に係るバックル保持構造を構成する車両用シートの正面図である。 図1の2矢視図である。 図2の車両用シートの作用図である。 本発明に係るバックル保持構造を構成する車両用シートの斜視図である。 本発明に係る左のシートに配置されたバックルの斜視図である。 本発明に係る左のシートクッションを持ち上げつつ折り畳んだ状態のバックルの斜視図である。 本発明に係る左のシートの第1保持部及び第2保持部の斜視図である。 本発明に係る左乗員用のバックルの取付説明図である。 本発明に係る左のシートバックに取り付けられた左乗員用のバックルの斜視図である。 図3の10−10線断面図である。 本発明に係る中央乗員用のバックル、挿通部及びバンドの説明図である。 本発明に係る挿通部及びバンドに挿通したバックルの正面図である。 本発明に係るバックル保持具の側面図である。 図12の別態様を説明する図である。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。
実施例に係る車両の車室後部について説明する。図1に示されるように、例えば、車両は自動車であり、この車両は、車体10の下部を形成するフロア11と、このフロア11から立ち上げられる左右のクォータピラー12L,12R(Lは左を示す添え字、Rは右を示す添え字、以下同じ。)と、これらの左右のクォータピラー12L,12Rに支持され上部を形成するルーフ13と、このルーフ13の後部に設けられるテールゲート14と、左右のクォータピラー12L,12Rの前方に配置される左右のドア15L,15Rとを有する。
車室16には、テールゲート14の前方において、フロア11に車両用シート21L,21Rが設けられる。シート21L,21Rは、後部の車幅方向に横並びに配置された3人掛けのシートである。
シート21L,21Rは、左右に所定の比率(例えば、6:4)で分割され、幅の広い左のシート21Lと、幅の狭い右のシート21Rとから構成される。左のシート21Lには、左の乗員及び中央の乗員が着座することができる。右のシート21Rには、右の乗員が着座することができる。なお、左右のシートの分割比率は、6:4に限定されず、7:3や、5:5等であっても差し支えない。さらには、分割されず、車幅方向に一体となったシートであっても差し支えない。
左のシート21Lは、左及び中央の乗員が着座するシートクッション22Lと、左及び中央の乗員の背部を支持するシートバック23Lと、左の乗員の頭部を支持するヘッドレスト24Lと、中央の乗員の頭部を支持するヘッドレスト24C(Cは中央を示す添え字、以下同じ。)とを有する。
同様に、右のシート21Rは、シートクッション22Rと、シートバック23Rと、ヘッドレスト24Rとを有する。
車室16には、シートベルト装置30が備えられている。シートベルト装置30は、左のシートベルト装置40と、中央のシートベルト装置60と、右のシートベルト装置80とからなる。
左のシートベルト装置40は、左のクォータピラー12L内に設けられる左のリトラクタから引き出される左のシートベルト41と、左のクォータピラー12L上部近傍に設けられ左のシートベルト41を移動可能に支持する左のスルーアンカー42と、左のシートベルト41の途中部に移動可能に設けられる左のタング43とを有する。
また、左のシートベルト装置40は、左のシートクッション22Lの後端部25L近傍に配置される左乗員用のバックル44を有する。この左乗員用のバックル44に、左のタング43が接続される。
左のシートベルト41の一端は左のリトラクタに巻き取られ、途中部分は左のスルーアンカー42及び左のタング43に挿通され、他端はフロア11に設けられた左のアウターアンカーに接続される。
中央のシートベルト装置60は、ルーフ13のルーフライニング17後部に設けられる中央乗員用のリトラクタ61と、この中央乗員用のリトラクタ61から引き出される中央のシートベルト62と、この中央のシートベルト62の先端に設けられるエンド側のタング63と、中央のシートベルト62の途中部に移動可能に設けられる中央のタング64とを有する。
また、中央のシートベルト装置60は、左のシートクッション22Lの後端部25L近傍に配置される中央乗員用のバックル65と、右のシートクッション22Rの後端部25R近傍に配置される中央乗員用のエンド側のバックル66とを有する。このエンド側のバックル66に、エンド側のタング63が接続され、中央乗員用のバックル65に、中央のタング64が接続される。
中央のシートベルト62の一端は、中央乗員用のリトラクタ61に巻き取られ、途中部分は中央のタング64に挿通され、他端はエンド側のバックル66に接続される。
右のシートベルト装置80は、右のクォータピラー12R内に設けられる右のリトラクタから引き出される右のシートベルト81と、右のクォータピラー12R上部近傍に設けられ右のシートベルト81を移動可能に支持する右のスルーアンカー82と、右のシートベルト81の途中部に移動可能に設けられる右のタング83とを有する。
また、右のシートベルト装置80は、右のシートクッション22Rの後端部25R近傍に配置される右乗員用のバックル84を有する。この右乗員用のバックル84に、右のタング83が接続される。
右のシートベルト81の一端は右のリトラクタに巻き取られ、途中部分は右のスルーアンカー82及び右のタング83に挿通され、他端はフロア11に設けられた右のアウターアンカーに接続される。
なお、車体10は、フロア11、左右のクォータピラー12L,12R及びルーフ13等から構成されている。
図2に示されるように、フロア11は、前側の低位フロア11aと、この低位フロア11aの後端から立ち上げられる立ち壁部11bと、この立ち壁部11bの上端に接続される高位フロア11cとからなる。左右のシート21L,21Rは、高位フロア11cに配置される。
左右のシートバック23L,23Rは、高位フロア11cに設置されたベース18に回動可能に設けられる。左右のシートクッション22L,22Rは、左右のシートバック23L,23R下部の支軸26に回転アーム27を介して回動可能に設けられる。左右のシートクッション22L,22Rの裏面28L,28Rには、スタンド脚部29L,29Rが回動可能に設けられる。スタンド脚部29L,29Rの下端部は、低位フロア11aに設けられた脚受部材19に支持されている。
図3に示されるように、左右のシートクッション22L,22Rは、シートバック23L,23Rの前面31L,31Rに対して持ち上げつつ折り畳まれており、左右のシート21L,21Rは、いわゆるチップアップ状態である。
左右のシート21L,21Rのチップアップ状態において、左右のシートクッション22L,22Rの後端部25L,25Rからフロア11(高位フロア11c)までの距離は、L1である。すなわち、チップアップ状態では、左右のシートバック23L,23Rの下端よりも、左右のシートクッション22L,22Rの後端部25L,25Rが、略L1だけ高い位置になる。
チップアップ状態では、右のスタンド脚部29L,29Rは、左右のシートクッション22L,22Rの裏面28L,28Rに格納されており、ロック機構によりこの状態を維持する。
チップアップ状態からベース18を中心にして、左右のシート21L,21Rを前方へ回転させて倒すと、想像線で示されるように左右のシート21L,21Rは低位フロア11aに落とし込まれ、いわゆるダイブダウン状態となる。
このように、左右のシート21L,21Rは、乗員が着座する状態、チップアップ状態及びダイブダウン状態にシートアレンジすることができる。なお、実施例では便宜上、左右のシート21L,21Rをまとめて説明したが、左右のシート21L,21Rは独立しており、それぞれ個別に乗員が着座する状態、チップアップ状態及びダイブダウン状態にシートアレンジすることができる。
図4に示されるように、シートベルト装置30のバックル44,65,66,84は高位フロア11cに設けられる。
左のシートベルト装置40において、高位フロア11cの左側に左のアンカー45が固定され、この左のアンカー45に自立可能なアンカー用のベルト46の一端が固定され、このアンカー用のベルト46の他端に左乗員用のバックル44が設けられる。
中央のシートベルト装置60において、左のアンカー45に可撓性を有するアンカー用のベルト67の一端が固定され、このアンカー用のベルト67の他端に中央乗員用のバックル65が設けられる。
右のシートベルト装置80において、高位フロア11cの右側に右のアンカー85が固定され、この右のアンカー85に自立可能なアンカー用のベルト86の一端が固定され、このアンカー用のベルト86の他端に右乗員用のバックル84が設けられる。
また、中央のシートベルト装置60において、右のアンカー85に可撓性を有するアンカー用のベルト68の一端が固定され、このアンカー用のベルト68の他端にエンド側のバックル66が設けられる。
図5に示されるように、左のシート21Lは、左乗員及び中央乗員が着座できる通常の状態である。左乗員用のバックル44及び中央乗員用のバックル65は、左のシートクッション22Lと左のシートバック23Lとの間から差し入れられている。左乗員用のバックルは、左のシートバック23Lの前面31Lに沿うように自立している。中央乗員用のバックル65は、左のシートクッション22Lの着座面32L上に配置される。
図6に示されるように、左のシート21Lは、左のシートクッション22Lが持ち上げられつつ折り畳まれた、チップアップ状態である。高位フロア11cから左のシートクッション22Lの後端部25Lまでの距離はL1であり、正面視で、左のシートクッション22Lの裏面28L及び左のシートバック23Lの前面31Lが目視できる。
自立可能な硬さを有するゴム製のブーツ47で、アンカー用のベルト46を覆うことにより、アンカー用のベルト46は自立している。ブーツ47は、アンカー用のベルト46と左乗員用のバックル44との接続部分も覆っており、このため、左乗員用のバックル44も自立することができる。
左のシートバック23Lの下端部に、アンカー用のベルト46及び左乗員用のバックル44を保持するための、第1保持バンド51及び第2保持バンド52が設けられている。第2保持バンド52は、第1保持バンドよりもアンカー用のベルト67寄りに位置し、且つ、第1保持バンド51よりも上位に位置する。アンカー用ベルト46は第1保持バンド51に保持され、左乗員用のバックル44の下端部は第2保持バンド52に保持される。結果、アンカー用のベルト46及び左乗員用のバックル44を、より強固に自立させることができる。
左のシートクッション22Lの後端部25Lに車幅方向に幅広となる帯状の保持部71としての舌片71が縫いつけられている。さらに舌片71の下端に、中央乗員用のバックル65を挿通して掛け止めするための保持部72としての挿通部72が設けられている。この挿通部72に、中央乗員用のバックル65の根元部分65aが係止されている。舌片71は伸縮性を有しており、中央乗員用のバックル65は、挿通部72により吊り下げられるとともに、上方に若干引っ張られる状態となる。なお、下部71、挿通部72により保持部71,72が構成される。
中央乗員用のバックルの先端部分は、舌片71の下部に設けられた環状のバンド73によって保持されている(詳細後述)。舌片71、挿通部72及びバンド73により、バックル保持具70が構成される。
また、左のシートバック23Lの下端部に、アンカー用のベルト67を挿通して保持するための、シートバック側バンド69が設けられている。シートバック側バンド69は、第2保持バンド52の近傍に設けられている。このシートバック側バンド69に、アンカー用のベルト67を挿通することで、ベルト67の左右への揺れ動きを制限することができる。結果、左のシートクッション22Lをチップアップ状態から乗員が着座する状態に戻す際、バックル65がシートクッション22Lとシートバック23Lの間に潜り込むことを防止できる。
図7〜図9に示されるように、左のシート21Lは、左のシートクッション22Lが持ち上げられつつ折り畳まれた、チップアップ状態である。第1保持バンド51は、左のシートバック23Lの前面31Lの下端部に縫いつけられており、伸縮性を有する幅がW1の帯状のバンドである。第1保持バンド51は、車幅方向に貫通した環状のバンドである。第1保持バンド51は、一定の幅W1を有するので、左のシートバック23Lへの縫いつけを強固にできる。
第2保持バンド52は、第1保持バンド51の上方において、左のシートバック23Lの前面31Lに縫いつけられている。第2保持バンド52は、伸縮性を有する幅がW2の帯状のバンドであり、車両上下方向に貫通した環状のバンドである。第2保持バンド52は一定の幅W2を有するので、左のシートバック23Lへの縫いつけを強固にできる。
シートバック側バンド69は、第2の保持バンド52の車幅方向左方において、左のシートバック23Lの前面31Lに縫いつけられている。シートバック側バンド69は、伸縮性を有する幅がW3の帯状のバンドであり、車両上下方向に貫通した環状のバンドである。シートバック側バンド69は、一定の幅W3を有するので、左のシートバック23Lへの縫いつけを強固にできる。
舌片71は、シートバック側バンド69の上方において、左のシートクッション22Lの後端部25Lに縫いつけられている。舌片71は、伸縮性を有する幅がW4の帯状のバンドである。舌片71は、一定の幅W4を有するので、左のシートクッション22Lへの縫いつけを強固にできる。また、縫いつけであれば、容易に左のシートクッション22Lに取り付けることができる。
先ず、左乗員用のバックル44の保持手順について説明する。左乗員用のバックル44を、第1保持バンド51に挿通する。第1保持バンド51は、一定の幅W1を有するので、面でブーツ47に当接し、ブーツ47を介してアンカー用のベルト46を強固に保持することができる。
左乗員用のバックル44を、第2保持バンド52に挿通する。第2保持バンド52は、一定の幅W2を有するので、面でバックル44の根元部分に当接し、バックル44を強固に保持することができる。バックル44及びアンカー用のベルト46は、第1保持バンド51と第2保持バンド52との2つのバンドに保持されるので、横方向に移動することを低減することができる。結果、シートアレンジにて左のシートクッション22Lを元の状態に戻しても、バックル44が左のシートクッション22Lと左のシートバック23Lの間に潜り込むことを防止できる。
次に、中央乗員用のバックル65の保持手順について説明する。中央乗員用のバックル65を、シートバック側バンド69に挿通する。シートバック側バンド65は、一定の幅W3を有するので、面でアンカー用のベルト67に当接し、ベルト67を強固に保持することができる。
図10〜図13に示されるように、左右のシート21L,21Rは、左右のシートクッション22L,22Rが持ち上げられつつ折り畳まれた、チップアップ状態である。左のシートクッション22Lは、後端部25Lの車幅方向中間部分にバックル保持具70を備えている。
バックル保持具70は、後端部25Lに縫いつけられた舌片71と、この舌片71の端部に縫いつけられた挿通部72と、この挿通部72の基端部且つ舌片71の端部に縫いつけられた環状のバンド73とからなる。バンド73は、車両上下方向に貫通しており、挿通部72に対し、左のシートクッション22Lの着座面32L側に位置している。
舌片71、挿通部72及びバンド73は、柔軟性を有し長手方向に弾性を有する材料で形成され、幅広の帯状を呈している。舌片71の帯の幅はW4であり、挿通部72の帯の幅はW5であり、バンド73の帯の幅はW6である。幅W4は、幅W5の略2倍である。
挿通部72は、一枚のバンドを捻らずに長手方向略中央で折り返し、一枚のバンドの長手方向の両端部を同一面上において舌片71の幅方向に並べて配置している。そして、挿通部72は、一枚のバンドの両端部を、舌片71の先端部の裏側に縫い付けている。挿通部72は、一枚のバンドの略中央部に折り返し部74が形成されており、折り返し部74の両側のバンド間に隙間75が形成される。
バンド73は、一枚のバンドの一端を、舌片71下端部の車幅方向の一方の側端に縫い付けている。そして、車幅方向外側に延びている一枚のバンドを、左のシートクッション22Lの着座面32L側に位置するように曲げる。さらに、一枚のバンドの他端を、舌片71下端部の車幅方向の他方の側端に縫い付けている。結果、舌片71下端部の、左のシートクッション22Lの着座面32L側に環状部76が形成される。
バックル保持具70へのバックル65の保持は、シートバック側バンド69に挿通されたバックル65を、矢印aのように隙間75から環状部76に挿通する。結果、バックル65の根元部分65aは、挿通部72に係止され、バックル65の先端部分65bは、バンド73に保持される。
バンド73の環状部76の長さは、バンド73が当接するバックル65の先端部分65bの外周長さと略同一である。このため、バンド73とバックル65との間には隙間がないので、バンド73でバックル65の左右の揺れ動きを制限することができる。また、左のシートクッション22Lをチップアップ状態から、図5に示される乗員が着座する状態に戻した際、バンド73は、バックル65の先端部分65bから根元部分65aに抜け易い。
また、挿通部72の車両上下方向の長さはL2であり、バックル65の長手方向の長さはL3であり、L2<L3である。バンド73の幅はW6であり、W6+L2<L3となるように設定されている。このため、バックル65が挿通部72に掛け止めされた状態で、バンド73はバックル65の外周面65cに当接する。
以上の述べたバックル保持構造の作用を次に述べる。
図3、図12及び図13に示されるように、舌片71及び挿通部72の縫い付け部分は車幅方向に帯が広いため、バックル保持具70は捩れ難い。環状のバンド73は、左のシートクッション22Lの着座面32L側に位置する。このため、左のシートクッション22Lをチップアップ状態から乗員が着座する状態に戻した際、バックル65は左のシートクッション22Lの着座面32L上に移動する。また、左のシート21Lをダイブダウン状態にしても、バックル65は、挿通部72及びバンド73に保持された状態を維持する。
左のシートベルト装置40において、左乗員用のバックル44は、第1保持バンド51及び第2保持バンド52により、左のシートバック23Lに保持されている。このため、左のシート21Lを、乗員が着座する状態、チップアップ状態、ダイブダウン状態のいずれの状態にしても、左乗員用のバックル44は左のシートバック23Lに追従する。
以上に述べたバックル保持構造をまとめて以下に記載する。
図5、図6、図12に示されるように、シートクッション22Lを折り畳み、挿通部72にバックル65を吊り下げた状態であっても、バンド73がバックル65の先端部分65bを押さえるので、バックル65の左右の揺れ動きを制限することができる。また、バックル65の左右の揺れ動きが制限されるので、シートアレンジにて折り畳まれているシートクッション22Lを元の状態に戻す際に、バックル65のシートクッション22Lとシートバック23Lの間への潜り込みを防止することができる。
図6、図9、図12に示されるように、シートバック23Lの下端部には、バックル65を挿通するシートバック側バンド69が設けられる。バックル65は、シートバック側バンド69に挿通されるとともに、保持部72及びバンド73に挿通されているので、バックル65をシートバック23Lにも保持することができる。このため、より一層バックル65の左右の揺れ動きを制限し、シートアレンジにて折り畳まれているシートクッション22Lを元の状態に戻す際に、バックル65のシートクッション22Lとシートバック23Lの間への潜り込みを防止することができる。
図12に示されるように、挿通部72の長さは、バックル65の長手方向の長さよりも短く、バンド73の長さは、バンド73が当接するバックル65の外周長さと略同一である。このため、バックル65が挿通部72に掛け止めされた状態で、バンド73はバックル65の外周面65cに当接し、シートクッション22Lを折り畳んだ際、バックル65の胴体部分(先端部分65b)を押さえて左右の揺れ動きをより制限することができる。また、バンド73が当接するバックル65の外周長さは、バンド73の長さと略同一であるので、シートアレンジにて左のシート21Lを元の状態に戻す際、バンド73は、バックル65の胴体部分に引っ掛からず、バックル65の根元側(根元部分65a)に抜けやすい。このため、左のシート21Lに着座した乗員が、バックル65を扱い易い。
次に図11の別態様について説明する。
図14に示されるように、左のシートバック23L(図6参照)に左乗員用のバックル44を保持することに代えて、複数のバックル44,65を左のシートクッション22Lに保持するようにしてもよい。この場合、一つの幅広の舌片71に複数(実施例では2つ)の挿通部72,72を設け、それぞれの挿通部72,72にバックル44,65を保持するように形成した。
また、アンカー用のベルト46,67の長さやシート形状等に応じてバンド73,73の取付高さを変えても差し支えない。この場合、バックル44用のバンド73を舌片71に縫い付け、バックル65用のバンド73を挿通部72に縫い付け、取付高さが異なるようにする。このような形態にすることで、バックル44,65が干渉せず、異音等が発生することを抑制できる。
なお、取付高さを変えるために、舌片71に縫い付ける挿通部72,72の長さを変えて、それぞれの挿通部72,72にバンド73,73を縫い付けても差し支えない。
尚、実施例においては、中央のシートベルト装置の中央乗員用のバックル65のみにバックル保持具70を適用したが、これに限定されず、左のシートベルト装置40の左乗員用のバックル44にバックル保持具70を適用しても差し支えない。また、右のシートベルト装置のバックル84及び中央のシートベルト装置のエンド側のバックル66に適用しても差し支えない。さらには、後部シートのシートベルト装置に限定されず、いわゆる3列シートの2番目のシートに適用しても差し支えない。
本発明のバックル保持構造は、車両のシートベルト装置のバックルの保持に好適である。
10…車体、11…車体(フロア)、12L,12R…車体(左右のクォータピラー)、13…車体(ルーフ)、21L,21R…左右のシート、22L,22R…左右のシートクッション、23L,23R…左右のシートバック、25L,25R…左右のシートクッションの後端部、30…シートベルト装置、31L…左のシートバックの前面、32L,32R…着座面、40…左のシートベルト装置、44…左乗員用のバックル、46…アンカー用のベルト、60…中央のシートベルト装置、65…中央乗員用のバックル、65c…バックルの外周面、67…アンカー用のベルト、69…シートバック側バンド、70…バックル保持具、71…保持部(舌片)、72…保持部(挿通部)、73…バンド。

Claims (3)

  1. シートバックの前面に対してシートクッションを持ち上げつつ折り畳む形式の車両用シートに、シートベルト装置のバックルを保持するバックル保持構造であって、
    前記バックルは、一端が車体に固定されているベルトの他端に設けられ、
    前記シートクッションの後端部には、前記バックルを挿通して掛け止めするための挿通部を有する保持部が設けられたバックル保持構造において、
    前記保持部には、前記挿通部に挿通された前記バックルをさらに挿通して保持するための環状のバンドが設けられ、
    このバンドは、前記挿通部に対し、前記シートクッションの着座面側に位置していることを特徴とするバックル保持構造。
  2. 前記シートバックの下端部には、前記バックルを挿通するシートバック側バンドが設けられ、
    前記バックルは、前記シートバック側バンドに挿通されるとともに、前記保持部及び前記バンドに挿通されていることを特徴とする請求項1記載のバックル保持構造。
  3. 前記挿通部の長さは、前記バックルの長手方向の長さよりも短く、
    前記バックルが前記挿通部に掛け止めされた状態で、前記バンドは前記バックルの外周面に当接し、
    前記バンドの長さは、前記バンドが当接する前記バックルの外周長さと略同一であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のバックル保持構造。
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