JP2007300994A - シークイン縫付装置 - Google Patents

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Keisuke Kasugai
啓介 春日井
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Abstract

【課題】 加工布の浮き上がりを防止し、各種の布送り部材を使用して多様な縫製品にシークインをスムーズに縫い付ける。
【解決手段】 シークイン縫付装置1は、加工布Wを保持して前後左右に送る円筒枠と、シークインを連ねたテープTを加工布Wに供給するテープ供給機構3と、テープTの先頭のシークインSを加工布Wに縫い付けるミシン4とを備えている。テープ供給機構3の下端に布押え21を装着し、布押え21に加工布Wと接触する平面部22と、平面部22の周囲で加工布Wを平面部22の下側へ案内する案内壁23とを設け、案内壁23と平面部22とのコーナに湾曲面24を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シークインを加工布に縫い付けるシークイン縫付装置に関する。
従来、加工布を布送り部材に保持して前後左右に送り、シークインを連ねたテープをテープ供給機構で加工布に供給し、テープの先頭のシークインをミシンによって加工布に縫い付ける装置が知られている。例えば特許文献1には、図7に示すように、加工布に接触する平板状のベース52と、ベース52の上面でテープTを案内する案内部材53と、テープTをシークインSの直径に相当するストロークでミシンの縫付位置に送り出す送り出し部材54とを備えたテープ供給機構51が記載されている。
特開2004−329457号公報
ところで、布送り部材として図4に示すような円筒枠2を使用する場合、縫製窓29の部分で加工布の保持力が不足するため、生地の材質によっては、加工布の一部に浮き上がりが生じやすい。しかし、従来のシークイン縫付装置によると、テープ供給機構51の下端に平板状のベース52が設けられているので、加工布が浮き上がった状態で送られると、縫付済みのシークインや加工布の繋ぎ目部分(重ね縫い部分)等がベース52の周縁に引っ掛かることがあった。このため、円筒枠2の使用が制限され、円筒枠2の使用が適したズボン等(例えばジーンズ等)の筒形縫製品にはシークインSを縫い付けることができないという問題点があった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、加工布の浮き上がりを防止し、各種の布送り部材を使用して多様な縫製品にシークインをスムーズに縫い付けることができる装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のシークイン縫付装置は、加工布を前後左右に送る布送り部材と、加工布上にシークインを連ねたテープを供給するテープ供給機構と、テープの先頭のシークインを加工布に縫い付けるミシンとを備え、テープ供給機構の下端に布押えを設け、この布押えに、布送り部材上に保持された加工布と接触する平面部と、平面部の周囲で加工布を平面部の下側へ案内する案内部とを形成したことを特徴とする。
ここで、布押えに関し、好ましくは、次の構成を採用できる。
(1)布押えの案内部を平面部の周縁より外側へ斜状に起立させること。
(2)案内部と平面部とのコーナに湾曲面を形成すること。
(3)案内部を平面部の周囲においてテープ供給方向に関し後側の縁と左右両側の縁とに形成すること。
(4)布押えを平面四角形の皿形に形成すること。
(5)テープ供給機構の下端に、上面をテープ案内面としたベースを設け、布押えをベースの下面を覆うようにテープ供給機構に装着すること。
(6)布押えをベースに着脱可能に取り付ける部材を設けること。
(7)該部材がベースを挟み付ける板バネであること。
(8)板バネを布押えの内面に設けること。
本発明のシークイン縫付装置によれば、布押えの案内部が布送りに伴って加工布を平面部の下側に案内し、シークインの縫付箇所周辺で加工布を平坦に整形する。このため、布送り部材として加工布に浮き上がりが発生しやすい例えば円筒枠を使用した場合でも、テープ供給機構へのシークインや加工布の引っ掛かりを確実に防止できる。従って、各種の布送り部材を使用して多様な縫製品にシークインをスムーズに縫い付けることができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図6に示すよう、この実施形態のシークイン縫付装置1は、加工布Wを前後左右に送る布送り部材としての円筒枠2と、シークインを連ねたテープTを加工布Wに供給するテープ供給機構3と、テープTの先頭のシークインを加工布Wに縫い付けるミシン(例えば刺繍縫ミシン)4とを備えている。テープ供給機構3の下端には布押え21が装着され、この布押え21に、円筒枠2上に保持された加工布Wと接触する平面部22と、平面部22の周囲で加工布Wを平面部22の下側へ案内する案内部23とが形成され、案内部23と平面部22とのコーナに湾曲面24が設けられている。
次に、テープ供給機構3の詳細な構成を実施例に基づいて説明する。図1に示すよう、テープ供給機構3はミシン4のヘッド5に取り付けられるフレーム6を備え、フレーム6にカバー7が昇降可能に支持されている。カバー7の上部にはテープTを繰り出すリール8が設けられ、カバー7の下部にブラケット9が取り付けられている。ブラケット9の下端には上面をテープ案内面としたベース10が水平に設けられ、ベース10上にテープTを直進案内する案内部材11が取着されている。
案内部材11の上側には給送部材12が揺動及び前後動可能に設けられ、給送部材12の前端にL字形の送出ピン13が下向きに突設されている。給送部材12はモータ14によりリンク15を介して前後方向に駆動され、給送部材12の前進時に送出ピン13がシークインSの穴(図7参照)に係合してテープTをミシン4の縫付位置(針棒16の下側)に送り出す。そして、ブラケット9の前端にカッタ17が設けられ、針棒16の下降時に針止め18がカッタ17を踏み下げ、カッタ17が先頭シークインSをテープTから切断するようになっている。
図2、図3に示すように、テープ供給機構3の下端には加工布Wを押える布押え21が装着されている。この実施例の布押え21は、薄鋼板により平面四角形の皿形に成形され、円筒枠2(図4参照)上に張り付けられた加工布Wと面接触する平面部22と、平面部22の周囲で加工布Wを平面部22の下側へ案内する案内壁23とを備えている。平面部22はベース10の下面を覆う大きさの四角形に形成され、案内壁23が平面部22の後側縁及び左右両側縁から外側へ斜状に起立するように折り曲げられている。そして、平面部22と案内壁23とのコーナに湾曲面24が設けられている。
布押え21の内側には、この布押え21をテープ供給機構3に取り付けるための板バネ25が設けられている。板バネ25はテープTの供給方向に関し左右どちらか一方に位置する案内壁23の内面に固着される基部26と、ベース10を平面部22との間に挟み付ける先端部27とを備え、テープ供給機構3の掃除等のメンテナンスに際し、該機構3を加工布Wから上昇させた状態で、布押え21をベース10にワンタッチで着脱できるようになっている。
図4に示すように、円筒枠2は本例ではズボン等(例えばジーンズ等)の長尺筒形縫製品を保持できるように前後に長く形成されている。円筒枠2の周壁にはシークインの縫付範囲を決める縫製窓29が広い面積で開口するように透設されている。そして、図5、図6に示すように、縫製窓29に芯地を介して加工布Wを張り付け、加工布Wをベルト30で円筒枠2に保持し、円筒枠2を刺繍機の枠駆動装置で前後方向に駆動するとともに左右方向(円周方向)に回転し、シークイン供給機構3から供給されたシークインをミシン4により加工布W上に縫い付けるようになっている。
なお、図1に示すように、ミシン4のヘッド5には布押えバネ31がブラケット32を介して取着され、針棒16の後側でシークイン縫付済みの加工布Wを押え、針33に追従する加工布Wの浮き上がりを防止できるようになっている。図4、図5において、34は円筒枠2の後端を枠駆動装置の回転部に取り付ける取付部、35は円筒枠2の前端を枠駆動装置の前側部分に支持する軸、36は芯地を円筒枠2に押え付ける芯地押え部材である。図6において、37は円筒枠2の内側に挿入されたシリンダベッドである。
上記構成のシークイン縫付装置1によれば、テープ供給機構3の下端に布押え21を取り付けたので、円筒枠2が布送り動作する期間中、布押え21の案内部23と湾曲面24とが加工布Wを平面部22の下側に案内し、シークインの縫付箇所周辺の加工布Wを平坦に整形する。このため、大きな面積の縫製窓29を備えた円筒枠2を使用する場合でも、縫付済みのシークインや加工布Wの繋ぎ目部分等の引っ掛かりを確実に防止することができる。従って、円筒枠2を支障なく使用でき、円筒枠2の使用が適したズボン等(例えばジーンズ等)の長尺筒形縫製品の広い範囲にシークインをスムーズに縫い付けて、斬新なデザインを加工することができる。
本発明の一実施例1をシークイン縫付装置の側面図である。 テープ供給機構を示す図1のII−II線矢視図である。 テープ供給機構の布押えを示す平面図である。 円筒枠を示す斜視図である。 シークインの縫付動作を示す側面図である。 シークインの縫付動作を示す正面図である。 従来のテープ供給機構を示す斜視図である。
符号の説明
1 シークイン縫付装置
2 円筒枠
3 テープ供給機構
4 ミシン
10 ベース
21 布押え
22 平面部
23 案内壁
24 湾曲面
25 板バネ

Claims (1)

  1. 加工布を前後左右に送る布送り部材と、シークインを連ねたテープを加工布に供給するテープ供給機構と、テープの先頭のシークインを加工布に縫い付けるミシンとを備え、テープ供給機構の下端に布押えを設け、該布押えに、布送り部材上に保持した加工布と接触する平面部と、平面部の周囲で加工布を平面部の下側へ案内する案内部とを形成したことを特徴とするシークイン縫付装置。
JP2006130043A 2006-05-09 2006-05-09 シークイン縫付装置 Pending JP2007300994A (ja)

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