JP2007298123A - 分割型メカニカルシール - Google Patents

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Abstract

【目的】分割型密封環をその密封端面に歪を生じることなく適正な環状形態に緊縛保持しておくことができる分割型メカニカルシールを提供する。
【構成】第1及び第2密封環5,9は周方向に分割された分割型密封環であり、リテーナリング3,7に締め付け自在に取り付けた緊縛リング4,8によって、円環状に緊縛された状態で固定保持されている。分割型密封環5,9とこれに外嵌させた緊縛リング4,8との対向周面は、緊縛リング4,8のリテーナリング3,7への締め付け方向に漸次拡大する截頭円錐状のテーパ面4a,5b,8a,9bに構成されている。分割型密封環5,9は、緊縛リング4,8をリテーナリング3,7へと締め付けることにより、リテーナリング3,7の軸線方向端面3d,7aに端面側弾性部材17,29を介して押圧保持されると共に緊縛リング4,8の内周面4a,8aに周面側弾性部材18,30を介して嵌合保持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、分割型メカニカルシールであって、特に、シールケース側に設けられた第1密封環及びシールケースを洞貫する回転軸に設けられた第2密封環の少なくとも一方を周方向に分割された分割型密封環となして、この分割型密封環を、シールケース又は回転軸に軸線方向に移動可能な状態又は移動不能な状態で保持されたリテーナリングに、これに軸線方向に締め付け自在に取り付けた緊縛リングによって円環状に緊縛された状態で固定保持させ、第1密封環と第2密封環との対向端面である密封端面の相対回転摺接作用により当該相対回転摺接部分の内周側領域たる被密封流体領域とその外周側領域たる非密封流体領域とを遮蔽シールするように構成された分割型メカニカルシールに関するものである。
シールケース側の第1密封環及び回転軸側の第2密封環の少なくとも一方を周方向に分割された分割型密封環となした分割型メカニカルシールとしては、第1及び第2密封環をシールケース内に配置して、両密封環の対向端面たる密封端面の相対回転摺接作用により当該相対回転摺接部分の外周側領域たる被密封流体領域とその内周側領域たる非密封流体領域とを遮蔽するように構成したインナサイドメカニカルシール(例えば、特許文献1の図2を参照)と、第2密封環をシールケース外の非密封流体領域に配置して、両密封環の対向端面たる密封端面の相対回転摺接作用により当該相対回転摺接部分の内周側領域たる被密封流体領域とその外周側領域たる非密封流体領域とを遮蔽するように構成したアウトサイドメカニカルシール(例えば、特許文献2の図2を参照)とに大別される。このような分割型メカニカルシールは、これが大型のものである場合にもメンテナンス作業を含む分解,組立作業を容易に行うことができ、大型縦軸ポンプ等の軸封手段として好適するものである。
しかし、インナサイドメカニカルシールでは、シールケースを分割型のものとしておく必要があり、しかもシールケースには被密封流体による内圧が作用することから、アウトサイドメカニカルシールに比して、シールケースが複雑化,大型化することになり、シールケースの分解,組立を含むメンテナンス作業に多大な労力を必要としていた。
一方、アウトサイドメカニカルシールでは、シールケースを非分割型のものとできるから、メンテナンス作業も分割型密封環のみの分解,組立で済み、メンテナンス作業に要する労力負担が小さく、分割型メカニカルシールとして実用性に優れる。
すなわち、従来のアウトサイドメカニカルシールにあっては、例えば、特許文献2の図2〜図4に示す如く、シールケース側の第1密封環を周方向に分割して複数の円弧状セグメントに分離構成し、緊縛リングを、第1密封環を内嵌した状態で、シールケースに保持したリテーナリングに軸線方向に締め付け自在に取り付けて、緊縛リングをリテーナリングへと締め付けることにより、第1密封環を円弧状セグメントの端面同士が衝合する円環状形態に緊縛保持させてあり、緊縛リングのリテーナリングへの脱着を行うことにより第1密封環の分解,組立を行うことができる。
特開平7−198043号公報 特開2004−251376公報
しかし、上記した従来のアウトサイドメカニカルシール(以下「従来シール」という)では、第1密封環を金属製の緊縛リングによって直接的に緊縛しているため、緊縛リングのリテーナリングへの締め付けが過剰である場合には、つまり緊縛リングによる分割型密封環の緊縛力が過剰である場合には、円弧状セグメントに歪が生じて、当該密封環の分割部分(円弧状セグメントの端面衝合部分)から被密封流体が漏洩する虞れがある。逆に、緊縛リングのリテーナリングへの締め付けが不十分で、緊縛リングによる第1密封環の緊縛力が不足する場合には、第1密封環に作用する内圧(第1密封環の内周面に作用する被密封流体の圧力)によって円弧状セグメントの端面衝合部分が開き、被密封流体が漏洩する虞れがある。このような問題は、第2密封環を分割型密封環とした場合においても同様に生じ、特に、分割型密封環を引張荷重に弱い炭化珪素等のセラミックスや軟質のカーボン等で構成した場合や被密封流体の圧力が高い場合には顕著に生じる。
なお、従来からも、過重な緊縛力等により相手密封環との接触面である密封端面に歪が生じた場合、当該メカニカルシールの組立時や分割型密封環の分解,交換を行うメンテナンス時に、当該密封端面を所謂摺り合わせ作業により修正するか、当該密封端面の径方向幅を極端に小さく設定して、正規の運転に先駆けて所謂馴染み運転を行うことが試みられているが、このような摺り合わせ作業や馴染み運転は、高度の熟練を必要とするためユーザサイドでは行い難いものであり、また作業者にも過大な負担を強いることになり、経済的負担も極めて大きい。また、密封端面の径方向幅を極端に小さく設定した分割型メカニカルシールは、ドライ条件下での馴染み運転を行い難いことから、例えば、相当時間の気中運転を行うことがある先行待機運転形ポンプ等の軸封手段として採用することができず、その用途が大幅に制限されることになる。
本発明は、アウトサイドメカニカルシールにおける上記のような問題を解決すべくなされたもので、分割型密封環をその密封端面に歪を生じることなく適正な環状形態に緊縛保持しておくことができる分割型メカニカルシールを提供することを目的とするものである。
本発明は、シールケース側に設けられた第1密封環及びシールケースを洞貫する回転軸に設けられた第2密封環の少なくとも一方を周方向に分割された分割型密封環となして、この分割型密封環を、シールケース又は回転軸に軸線方向に移動可能な状態又は移動不能な状態で保持された保持リングに、これに軸線方向に締め付け自在に取り付けた緊縛リングによって円環状に緊縛された状態で固定保持させ、第1密封環と第2密封環との対向端面である密封端面の相対回転摺接作用により当該相対回転摺接部分の内周側領域たる被密封流体領域とその外周側領域たる非密封流体領域とを遮蔽シールするように構成された分割型メカニカルシール(アウトサイドメカニカルシール)において、上記の目的を達成すべく、特に、分割型密封環とこれに外嵌させた緊縛リングとの対向周面を、緊縛リングのリテーナリングへの締め付け方向に漸次拡大する截頭円錐状のテーパ面に構成すると共に、当該分割型密封環とリテーナリングとの軸線方向における対向端面間及び当該分割型密封環と緊縛リングとの対向周面間に夫々端面側弾性部材及び周面側弾性部材を介装して、緊縛リングをリテーナリングへと締め付けることにより、当該分割型密封環を、リテーナリングの軸線方向端面に端面側弾性部材を介して押圧保持させると共に緊縛リングの内周面に周面側弾性部材を介して嵌合保持させるように構成しておくことを提案するものである。
かかる分割型アウトサイドメカニカルシールにあっては、シール条件等に応じて、第1及び第2密封環の一方又は両方が上記した分割型密封環に構成される。第1密封環が分割型密封環に構成される場合には、第1密封環が緊縛リング(以下「第1緊縛リング」という)により円環状形態に保持され、第1密封環を固定保持するリテーナリング(以下「第1リテーナリング」という)がシールケースに軸線方向移動可能に保持され、当該第1リテーナリングとシールケースとの間に、第1密封環を第2密封環へと押圧附勢するスプリング部材が介装される。また、第2密封環が分割型密封環に構成される場合には、第2密封環が緊縛リング(以下「第2緊縛リング」という)により円環状形態に保持され、第2密封環を固定保持するリテーナリング(以下「第2リテーナリング」という)が回転軸に固定保持される。
好ましい実施の形態にあって、端面側弾性部材(以下、第1密封環について使用されるものを「第1端面側弾性部材」といい、第2密封環について使用されるものを「第2端面側弾性部材」という)としては、分割型密封環(第1密封環又は第2密封環)とリテーナリング(第1リテーナリング又は第2リテーナリング)との軸線方向における対向端面間を二次シールするシール機能をも発揮しうるゴムシート等の弾性材製シートやゴム製Oリング等を使用することが好ましい。また、周面側弾性部材(以下、第1密封環について使用されるものを「第1周面側弾性部材」といい、第2密封環について使用されるものを「第2周面側弾性部材」という)としては、分割型密封環(第1密封環又は第2密封環)と緊縛リング(第1緊縛リング又は第2緊縛リング)との対向周面間にその全周に亘って装填しうるクッション性を有するゴムシート等の弾性材製シートを使用することが好ましい。
本発明の分割型メカニカルシールにあっては、分割型密封環を、緊縛リングにより周面側弾性部材を介在させた状態で緊縛保持すると共に端面側弾性部材を介在させた状態でリテーナリングに固定保持したから、緊縛リングによる緊縛力に過不足がある場合や当該分割型密封環に作用する内圧が高い場合にも、分割面が開いたり密封端面に歪が生じたりすることがなく、分割密封環を適正な円環状形態に保持させておくことができる。したがって、本発明の分割型メカニカルシールによれば、摺り合わせ作業や馴染み運転を必要とせず、当該メカニカルシールの組立や分割型密封環の分解,交換を含むメンテナンス作業を容易且つ効率よく経済的に行うことができる。
図1は本発明に係る分割形メカニカルシールの実施の形態を示す縦断側面図であり、図2はその要部を拡大して示す詳細図であり、図3は分割型密封環の緊縛開始状態を示す図2対応の縦断側面図であり、図4は図1のIV−IV線に沿う要部の縦断背面図であり、図5は図1のV−V線に沿う要部の縦断正面図である。なお、以下の説明において、左右とは図1〜図3における左右を意味するものとする。
この実施の形態における分割型メカニカルシールは、図1に示す如く、回転機器のハウジング(ポンプハウジング等)1に取り付けられたシールケース2と、シールケース2に第1リテーナリング3及び第1緊縛リング4を介して軸線方向(左右方向)に移動自在に且つ相対回転不能に保持された第1密封環5と、当該回転機器の回転軸(インペラ軸等)6に第2リテーナリング7及び第2緊縛リング8を介して固定された第2密封環9と、シールケース2と第1リテーナリング3との間に介装されて、第1密封環5を第2密封環9に押圧接触させるべく軸線方向へと附勢するスプリング部材10とを具備して、両密封環5,9の対向端面たる密封端面5a,9aの相対回転摺接作用により、その相対回転摺接部分5a,9aの内周側領域である被密封流体領域(ハウジング1内に連通する領域)Hとその外周側領域である非密封流体領域(ハウジング1外の大気領域)Lとを遮蔽シールするように構成された端面接触型のアウトサイドメカニカルシールである。
シールケース2は、図1に示す如く、回転軸6より大径の内周部2aを有する断面L字状の金属製の非分割の円環状体であり、回転軸6が同心状に貫通する状態でハウジング1に取り付けられている。
第1密封環5は、図1及び図5に示す如く、先端面(左端面)を軸線に直交する平滑環状面である密封端面5aとし且つ外周面を基端方向(右方向)に漸次拡径する截頭円錐状のテーパ面5bに構成した円環状体であり、周方向に複数(この例では2個)の円弧状セグメント11,12に分割された分割型密封環に構成されている。第1密封環5は、第1緊縛リング4により分割面(円弧状セグメント11,12の周方向端面)11a,12aが衝合された円環状形態に緊縛保持されると共に第1リテーナリング3に固定保持されており、第1リテーナリング3を介してシールケース2に軸線方向移動可能に保持されている。
第1リテーナリング3は、図1に示す如く、筒状の保持部3aとその先端部(左端部)に一体形成された環状のフランジ部3bとからなる金属製の非分割の円筒体であり、保持部3aをシールケース2の内周部2aにOリング13を介して軸線方向移動可能に保持されている。第1リテーナリング3は、フランジ部3bの外周側に形成した係合孔3cにシールケース2に突設したドライブピン14を係合させることにより、所定範囲での軸線方向移動を許容された状態でシールケース2に対する相対回転を阻止されている。第1リテーナリング3の先端面における内周側部分(フランジ部3bの先端面における内周側部分)は、第1密封環5の基端面(右端面)5cを軸線方向において受け止め保持する保持面3dに構成されている。なお、保持面3dには、第1密封環5の基端面5cに形成した係合凹部5dに係合しうるドライブピン15が突設されていて、このドライブピン15を係合凹部5dに係合させることにより、第1密封環5の第1リテーナリング3に対する相対回転が阻止されるようになっている。
第1緊縛リング4は、図1及び図5に示す如く、金属製の非分割の円環状体であり、適当数の締付ボルト16により第1リテーナリング3のフランジ部3bに軸線方向に締め付け自在に取り付けられている。第1緊縛リング4の内周面には、第1密封環5の外周面(テーパ面)5bに対応するテーパ面、つまり基端方向(右方向)に漸次拡径する截頭円錐状のテーパ面4aが形成されている。
而して、分割型密封環である第1密封環5は、図1〜図3に示す如く、第1緊縛リング4を第1リテーナリング3に締め付けることにより、第1端面側弾性部材17及び第1周面側弾性部材18を介在させた状態で第1リテーナリング3に固定保持されている。
すなわち、図3に示す如く、第1密封環5と第1リテーナリング3との軸線方向における対向端面間(第1密封環5の基端面5cと第1リテーナリング3の保持面3dとの間)に第1端面側弾性部材17を介在させると共に第1密封環5と第1緊縛リング4との対向周面間(第1密封環5の外周面たるテーパ面5bと第1緊縛リング4の内周面たるテーパ面4aとの間)に第1周面側弾性部材18を介在させた状態で、締付ボルト16により、第1密封環5に外嵌させた第1緊縛リング4を第1リテーナリング3に取り付ける。そして、この状態から、締付ボルト16を順次締め付けていくと、つまり第1緊縛リング4を第1リテーナリング3へと軸線方向移動させていくと、第1緊縛リング4のテーパ面4aにより第1密封環5にはこれを縮径する方向へと第1周面側弾性部材18を介して押圧する緊縛力と当該密封環5を第1リテーナリング3へと第1端面側弾性部材17を介して軸線方向に押圧する押圧力とが作用して、図2及び図4に示す如く、緊縛力により、第1密封環5と緊縛リング4の対向周面4a,5b間に第1周面側弾性部材18が挟圧された状態で、第1密封環5がその分割面11a,12aが衝合する円環状形態に緊縛保持されると共に、押圧力により、第1密封環5と第1リテーナリング3との軸線方向における対向端面3d,5c間に第1端面側弾性部材17が挟圧された状態で、第1密封環5が第1リテーナリング3の保持面3dに固定保持される。ところで、第1端面側弾性部材17としては、第1リテーナリング3の保持面3dへの押付力による第1密封環5の変形(歪発生)を防止しうるクッション機能を発揮する他、両者3,5間を二次シールするシール機能をも発揮しうる弾性材製シートやゴム製Oリング等が使用され、この例では、円環状のゴムシートが使用されている。なお、第1端面側弾性部材(ゴムシート)17には、図1に示す如く、ドライブピン15の通過孔17aが形成されている。また、第1周面側弾性部材18としては、第1緊縛リング4の緊縛力や密封流体の圧力(内圧)による第1密封環5の変形(歪発生)を防止しうるクッション機能を有する弾性材製シート等が使用され、この例では、第1密封環5の外周面5bにその全周に亘って巻装したゴムシートが使用されている。
スプリング部材10は、第1リテーナリング3のフランジ部3bに軸線方向移動可能に保持されたスプリング受体19とシールケース2との間に介装されたコイルスプリングであり、第1緊縛リング4に貫通状に螺合された調整ボルト20によりスプリング受体19の軸線方向位置を変更することにより、スプリング荷重による第1密封環5の第2密封環9への接触圧を任意に調整しうるようになっている。
第2密封環9は、第1密封環5と同様の分割型密封環に構成されたものである。すなわち、第2密封環9は、図1及び図6に示す如く、先端面(右端面)を軸線に直交する平滑環状面である密封端面9aとし且つ外周面を基端方向(右方向)に漸次拡径する截頭円錐状のテーパ面9bに構成した円環状体であり、周方向に複数(この例では2個)の円弧状セグメント21,22に分割されていて、第2緊縛リング8により分割面(円弧状セグメント21,22の周方向端面)21a,22aが衝合された円環状形態に緊縛保持されると共に第2リテーナリング7に固定保持されており、第2リテーナリング7を介して回転軸6に固定されている。なお、第1及び第2密封環5,9は、シール条件等に応じて、共に炭化珪素等の硬質材で構成されるか、一方が炭化珪素等のセラミックスや超硬合金等の硬質材で構成されると共に他方をこれより軟質のカーボン等で構成される。
第2リテーナリング7は、図3に示す如く、金属製の非分割の円筒体であり、固定リング23を介して回転軸6に固定保持されている。固定リング23は周方向に2分割されたもので、締結ボルト24によりリング状に締結することにより回転軸6に嵌合固定されている。第2リテーナリング7は、回転軸6にこれとの間をOリング25により二次シールした状態で嵌挿させると共に連結ボルト26により固定リング23に連結することにより、回転軸6に固定されている。第2リテーナリング7の先端面(右端面)における内周側部分は、第2密封環9の基端面(左端面)9cを軸線方向において受け止め保持する保持面7aに構成されている。なお、保持面7aには、第2密封環9の基端面9cに形成した係合凹部9dに係合しうるドライブピン27が突設されていて、このドライブピン27を係合凹部9dに係合させることにより、第2密封環9の第2リテーナリング7に対する相対回転が阻止されるようになっている。
第2緊縛リング8は、図1及び図6に示す如く、金属製の非分割の円環状体であり、適当数の締付ボルト28により第2リテーナリング7に軸線方向に締め付け自在に取り付けられている。第2緊縛リング8の内周面には、第2密封環9の外周面(テーパ面)9bに対応するテーパ面、つまり基端方向(左方向)に漸次拡径する截頭円錐状のテーパ面8aが形成されている。
而して、分割型密封環である第2密封環9は、図1に示す如く、第2緊縛リング8を第2リテーナリング7に締め付けることにより、第2端面側弾性部材29及び第2周面側弾性部材30を介在させた状態で第2リテーナリング7に固定保持されている。
すなわち、第2密封環9と第2リテーナリング7との軸線方向における対向端面間(第2密封環9の基端面9cと第2リテーナリング7の保持面7aとの間)に第2端面側弾性部材29を介在させると共に第2密封環9と第2緊縛リング8との対向周面間(第2密封環9の外周面たるテーパ面9bと第2緊縛リング8の内周面たるテーパ面8aとの間)に第2周面側弾性部材30を介在させた状態で、締付ボルト28により、第2密封環9に外嵌させた第2緊縛リング8を第2リテーナリング7に取り付ける。そして、この状態から、締付ボルト28を順次締め付けて、第2緊縛リング8を第2リテーナリング7へと軸線方向移動させていくと、第2緊縛リング8のテーパ面8aにより第2密封環9にはこれを縮径する方向へと第2周面側弾性部材30を介して押圧する緊縛力と当該密封環9を第2リテーナリング7へと第2端面側弾性部材29を介して軸線方向に押圧する押圧力とが作用して、図1及び図5に示す如く、緊縛力により、第2密封環9と緊縛リング8の対向周面8a,9b間に第2周面側弾性部材30が挟圧された状態で、第2密封環9がその分割面21a,22aが衝合する円環状形態に緊縛保持されると共に、押圧力により、第2密封環9と第2リテーナリング7との軸線方向における対向端面7a,9c間に第2端面側弾性部材29が挟圧された状態で、第2密封環9が第2リテーナリング7の保持面7aに固定保持される。ところで、第2端面側弾性部材29としては、第2リテーナリング7の保持面7aへの押付力による第2密封環9の変形(歪発生)を防止しうるクッション機能を発揮する他、両者7,9間を二次シールするシール機能をも発揮しうる弾性材製シートやゴム製Oリング等が使用され、この例では、ゴム製のOリングが使用されている。なお、第2端面側弾性部材(Oリング)29は、ドライブピン27に干渉しない位置において保持面7aに形成されたOリング溝に係合保持されており、両者7,9の対向端面7a,9c間を非接触状態で二次シールしている。また、第2周面側弾性部材30としては、第2緊縛リング8の緊縛力や密封流体の圧力(内圧)による第2密封環9の変形(歪発生)を防止しうるクッション機能を有する弾性材製シート等が使用され、この例では、第1周面側弾性部材18と同様に、第2密封環9の外周面9bにその全周に亘って巻装したゴムシートが使用されている。
以上のように構成された分割型メカニカルシールにあっては、緊縛リング4又は8をリテーナリング3又は7に取り付ける締付ボルト16又は28を締め付けると、対向するテーパ面4a,5b又は8a,9bのカム作用(楔作用)により、分割型密封環5又は9が緊縛されると共にリテーナリング4又は7へと押付けられて、当該分割密封環5又は9が、円弧状セグメント11,12又は21,22が相互に衝合する円環状形態に緊縛保持されると共にリテーナリング4又は7に固定保持される。
このとき、分割型密封環5,9は、緊縛リング4,7との間に周面側弾性部材(ゴムシート18,30)を介在した状態で緊縛されているから、緊縛リング4,8のリテーナリング3,7への締付過剰により緊縛リング4,8による緊縛力が過剰となっても、その緊縛力の過剰分を周面側弾性部材18,30のクッション機能(弾性変形)により吸収するため、分割密封環5,9が変形するようなことがない。また、分割型密封環5,9が直接的には周面側弾性部材18,30の弾性力によって緊縛されているから、分割型密封環5,9の内周面に作用する被密封流体の圧力(内圧)が高い場合や緊縛リング4,8のリテーナリング3,7への締付不足により緊縛リング4,8による緊縛力が不足している場合にも、当該内圧が分割密封環5,9に及ぼす影響を周面側弾性部材18,30の弾性力によって吸収緩和して、分割型密封環5,9の歪発生を効果的に防止することができる。
また、分割型密封環5,9は、リテーナリング3,7に端面側弾性部材(ゴムシート17又はOリング29)を介在した状態で押し付けられているから、緊縛リング4,8のリテーナリング3,7への締付過剰により分割型密封環5,9のリテーナリテーナリング3,7への押付力が過剰となっても、その押付力の過剰分を端面側弾性部材17,29のクッション機能(弾性変形)により吸収するため、分割密封環5,9が変形するようなことがない。また、分割型密封環5,9は端面側弾性部材17,29の反発力(弾性力)によって緊縛リング4,8のテーパ面4a,8aへと食い込み勝手となる方向に押圧される(第1密封環5については左方向に押圧され、第2密封環9については右方向に押圧される)ことから、緊縛リング4,8のリテーナリング3,7への締付不足により緊縛リング4,8による緊縛力が不足している場合にも、分割密封環5,9が適正に緊縛保持されることになる。さらに、リテーナリング3,7の保持面3d,7aが分割密封環5,9の基端面5c,9cに比して加工精度が低い場合や歪を生じている場合にも、その影響を端面側弾性部材17,29により吸収して分割密封環5,9に与えることがない。
このように、緊縛リング4,8による緊縛力に過不足がある場合や分割密封環5,9に作用する内圧が高い場合にも、分割密封環5,9が適正な円環状形態に保持されることになり、円弧状セグメント11,12,21,22が変形して密封端面5a,9aに歪を生じる等、冒頭で述べた従来シールにおける如き問題は生じない。したがって、分割密封環5,9の構成材やシール条件に拘わらず、密封端面5a,9a等に歪を生じることなく、良好なシール機能を発揮することができ、冒頭で述べた如き摺り合わせ作業や馴染み運転を行う必要もない。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の基本原理を逸脱しない範囲において、適宜に改良,変更することができる。例えば、本発明は、第1及び第2密封環5,9の何れか一方のみを分割型密封環とするアウトサイドメカニカルシールにも適用することができる。
本発明に係る分割型メカニカルシールの一例を示す縦断側面図である。 図1の要部を拡大して示す詳細図である 緊縛リングによる緊縛工程の開始状態を示す図2対応の縦断側面図である。 図1のIV−IV線に沿う要部の縦断背面図である。 図1のV−V線に沿う要部の縦断正面図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 シールケース
3 第1リテーナリング
3d 第1リテーナリングの保持面
4 第1緊縛リング
4a 第1緊縛リングのテーパ面
5 第1密封環
5a 第1密封環の密封端面
5b 第1密封環のテーパ面
5c 第1密封環の基端面
6 回転軸
7 第2リテーナリング
7a 第2リテーナリングの保持面
8 第2緊縛リング
8a 第2緊縛リングのテーパ面
9 第2密封環
9a 第2密封環の密封端面
9b 第2密封環のテーパ面
9c 第2密封環の基端面
10 スプリング部材
11 円弧状セグメント
11a 分割面
12 円弧状セグメント
12a 分割面
16 締付ボルト
17 第1端面側弾性部材
18 第1周面側弾性部材
28 締付ボルト
29 第2端面側弾性部材
30 第2周面側弾性部材
L 非密封流体領域
H 被密封流体領域

Claims (3)

  1. シールケース側に設けられた第1密封環及びシールケースを洞貫する回転軸に設けられた第2密封環の少なくとも一方を周方向に分割された分割型密封環となして、この分割型密封環を、シールケース又は回転軸に軸線方向に移動可能な状態又は移動不能な状態で保持されたリテーナリングに、これに軸線方向に締め付け自在に取り付けた緊縛リングによって円環状に緊縛された状態で固定保持させ、第1密封環と第2密封環との対向端面である密封端面の相対回転摺接作用により当該相対回転摺接部分の内周側領域たる被密封流体領域とその外周側領域たる非密封流体領域とを遮蔽シールするように構成された分割型メカニカルシールにおいて、
    分割型密封環とこれに外嵌させた緊縛リングとの対向周面を、緊縛リングのリテーナリングへの締め付け方向に漸次拡大する截頭円錐状のテーパ面に構成すると共に、当該分割型密封環とリテーナリングとの軸線方向における対向端面間に端面側弾性部材を介装すると共に当該分割型密封環と緊縛リングとの対向周面間に周面側弾性部材を介装して、緊縛リングをリテーナリングへと締め付けることにより、当該分割型密封環を、リテーナリングの軸線方向端面に端面側弾性部材を介して押圧保持させると共に緊縛リングの内周面に周面側弾性部材を介して嵌合保持させるように構成したことを特徴とする分割型メカニカルシール。
  2. 第1密封環が分割型密封環に構成されており、第1密封環を固定保持するリテーナリングがシールケースに軸線方向移動可能に保持されると共に、当該リテーナリングとシールケースとの間に、第1密封環を第2密封環へと押圧附勢するスプリング部材が介装されていることを特徴とする、請求項1に記載する分割型メカニカルシール。
  3. 第2密封環が分割型密封環に構成されており、第2密封環を固定保持するリテーナリングが回転軸に固定保持されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載する分割型メカニカルシール。
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